JP5513454B2 - 基板ケース封止構造、およびそれを備えた遊技機 - Google Patents
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Description
この基板ケースは、閉じ状態で現状復帰不能に封止する。具体的には、たとえば基板ケースの破壊部を破壊しなければ基板ケースを開封することができないようになっている。基板ケースの開封に伴って開封の痕跡が基板ケースに残るので、開封の痕跡を残さない限り、基板ケースに収容された制御基板を取り出すことはできない。このような基板ケースとして、たとえば特許文献1および2に示すものがある。
そこで、この発明は、封止のための操作手順が簡単で、封止の信頼性を高く保つことができ、かつ少なくとも1回の再密封を可能にした遊技機用の基板ケースの封止構造、およびそれを備えた遊技機を提供することを目的とする。
この構成によれば、基板ケースを最初に封止(密封)する際には、スペーサを装着位置から離脱させた状態で、第2位置にある第2ケース体を第1位置に向けて、第1ケース体に対して相対的にスライド変位させる。これにより、第1ロック係合片が第1係合凹所にロック係合し、第1および第2ケース体がロック結合する。これにより、遊技機用の基板ケースが封止状態になり、その封止状態が維持される。このとき、第2ロック係合片は、第2および第4係合部の他方に係合しない。
基板ケースを再度封止(再密封)する際には、スペーサを装着位置に装着させた状態で、第2位置にある第2ケース体を第1位置に向けて、第1ケース体に対して相対的にスライド変位させる。これにより、第2ロック係合片が第2係合凹所にロック係合し、第1および第2ケース体がロック結合する。これにより、遊技機用の基板ケースが再度封止状態になり、その封止状態が維持される。
以上のように、少なくとも1回の再密封を可能にしつつ、基板ケースの封止を簡単な操作手順で実現することができる。
また、基板ケースの2回の封止の双方において、第1および第2ケース体をロック結合させることができる。これにより、封止の信頼性を高く保つことができる。
この構成によれば、第1および第2ケース体の少なくとも一方にスペーサ収納部が設けられており、このスペーサ収納部に、装着位置から離脱させられているスペーサを収納しておくことができる。そのため、装着位置からスペーサを離脱させる必要のあるときに、そのスペーサを基板ケースとは別に保管しておく必要がない。
第1および第2ケース体がそれぞれ透明であることが望ましい。このとき、基板ケース外からスペーサを容易に視認することができ、基板ケースを取り外すことなく、スペーサが装着位置にあるか否かを把握することができる。
この構成によれば、請求項1〜4に記載した作用効果と同等の作用効果を奏する。
図1は、本発明の一実施形態に係る基板ケース封止構造が適用された主基板ケース1(図4参照)が組み込まれた遊技機80の概略構成を示す斜視図である。この実施形態では、図1に示す遊技機80はパチンコ機である。
遊技機80は、遊技店内に配列された遊技島への取付け(設置)のための略四角枠状の外枠2と、この外枠2に対し片開き(横開き)可能に取り付けられた内枠(遊技機本体)3とを備えている。外枠2の左右一方、たとえば左側のヒンジ4によって、内枠3はヒンジ4の回動軸まわりに回動可能に保持されている。
主基板ケース1は、ベース体(第1ケース体)30とカバー体(第2ケース体)100とを備え、その全体形状が長手を有する扁平な略矩形状をなしている。ベース体30およびカバー体100は、これらを重ね合わせて互いに結合することが可能に設けられており、ベース体30とカバー体100との間に、主基板21(基板。図4参照)が収容されるようになっている。主基板21を収容し、かつベース体30とカバー体100とが結合された状態で、ベース体30とカバー体100とに跨って封印シール(図示しない。たとえばICタグを一体的に備えたICシール)が貼着される。主基板ケース1は、ベース体30およびカバー体100における封印シールが貼着された領域を覆うためのシールカバー(取付部材)200を備えている。ベース体30、カバー体100およびシールカバー200はそれぞれ透明に形成されており、そのため、主基板ケース1全体が透明に形成されている。
以下の説明および図4以降の各図面では、主基板ケース1の封止操作時に上方になる方向(封止時上方)を「上方」とし、主基板ケース1の封止操作時に下方になる方向(封止時下方)を「下方」とする。
主基板21は長手を有する矩形状をなしている。以下、主基板ケース1に取り付けられた主基板21の長手方向の一方をX1方向とし、他方をX2方向とする。また、主基板21の幅方向の一方をY1方向とし、他方をY2方向とする。主基板21をベース体30に取り付けた状態では、主基板21の主面がベース体30の次に述べるベース板(第1平板部)31と平行をなしている。
図5Aおよび図5Bに示すように、ベース体30は、長手を有する略矩形の略平板状をなすベース板31と、ベース板31の長手方向の一端辺(X1方向側の端辺。図5Aに示す左奥側端辺)から垂直に立ち上がるベース体側壁(第1壁)32と、ベース板31の周端縁における当該一端辺を除く部分に設けられたコ字状の枠体33とを有している。これらベース板31、ベース体側壁32および枠体33は、透明樹脂材料(たとえばポリカーボネート(Polycarbonate)やABS樹脂など )を用いて一体的に形成されている。
図6に示すように、第1離脱用側壁40の上端一端縁(Y1方向側の端縁)は、第1破壊連結部(第1破壊部)46を介して第1結合側壁37の上端他端縁(Y2方向側の端縁)に連結されている。第1離脱用側壁40の上端他端縁は、第2破壊連結部(第1破壊部)47を介して第2結合側壁38の上端一端縁に連結されている。第1離脱用側壁40の下端一端縁は第3破壊連結部(第1破壊部)48を介して、また第1離脱用側壁40の下端他端縁は第4破壊連結部(第1破壊部)49を介して、それぞれ第4結合側壁17に連結されている。これら第1〜第4破壊連結部46〜49は、ニッパ等の切断工具により切断(破壊)可能な形状およびサイズに形成されており、たとえば小幅の直線状をなしている。また、これら第1〜第4破壊連結部46〜49は、図4、図5Aおよび図5Bに示すように、第1および第2離脱用側壁40,41の外端縁や、第1、第2、第3および第4結合側壁37,38,39,17の外端縁よりも外方すなわちX1方向側に突出している(図4、図5Aおよび図5Bでは、第1および第2破壊連結部46,47のみを図示。)。第1〜第4破壊連結部46〜49は、主基板ケース1の封止状態において主基板ケース1の外部に露出しており、そのため、第1〜第4破壊連結部46〜49を、主基板ケース1の外方から切断工具により容易に破壊することができる。
ベース他側辺部36の一端縁(X1方向側の端縁)には、ベース体側壁32の上端面と連なる上端面を有し、ベース他側辺部36の上端面よりも上方に張り出す略矩形状の張出片69が形成されている。張出片69には、カバー体100を、当該カバー体100がX1およびX2方向に沿ってスライド移動可能に案内するための第4案内用凹所(案内手段)70が設けられている。第4案内用凹所70は、張出片69の他辺(X2方向側の辺)からX1方向に向けて、X1およびX2方向に沿う方向に延びる直線状の切込みである。第4案内用凹所70は、カバー体100の後述する第4係合突条158(図7B参照)との嵌合により、カバー体100がX1およびX2方向に沿ってスライド移動するように当該カバー体100の動きを規制する。
図7A、図7Bおよび図8はカバー体100の斜視図である。図7Aおよび図7Bは、後述するスペーサ170をスペーサ装着部(装着位置)126に取り付けた(装着した)状態を示し、図8はスペーサ170をスペーサ収納部127に取り付けた(収納した)状態を示している。図9は図8に示す矢視IXから見た図である。図7A〜図9を参照しつつカバー体100について説明する。
カバー体側壁107における、カバー体100とベース体30との相対位置が嵌合位置である状態で一対の第1ロック係合片50,50(図5Aおよび図5B等参照)に対向する部分に、第1係合凹所124が形成されている。第1係合凹所124の上下幅は各第1ロック係合爪52(図5Aおよび図5B等参照)の上下幅よりもやや大きく設定されているとともに、第1係合凹所124の横幅(Y1およびY2方向に沿う方向の幅)が一対の第1ロック係合爪52の外端縁同士の幅(Y1およびY2方向に沿う方向の幅)よりもやや狭く設定されている。そのため、第1係合凹所124の各側辺に、対応する第1ロック係合片50の第1ロック係合爪52が噛み込み、これにより、一対の第1ロック係合片50が第1係合凹所124にロック係合するようになっている。
スペーサ170は、矩形板状をなす主板部171と、主板部171の上端に固定され、当該主板部171と直交するように(X1およびX2方向に沿って)延びる下板部172を備えている。下板部172のY1およびY2方向に沿う方向の各端部は主板部171のY1およびY2方向に沿う方向の端部と揃っている。スペーサ170は、下板部172の一端部(X1方向側の端部)から、主板部171と平行に立ち上がる立上部173を備えている。主板部171、下板部172および立上部173は、透明樹脂材料(たとえばポリカーボネート(Polycarbonate)やABS樹脂など )を用いて一体的に形成されている。
図7Aおよび図7Bに示すように、スペーサ170をスペーサ装着部126に取り付けるときには、 立上部173を第1スペーサ係合凹所134に差し込みつつ、主板部171の上端部を第1スペーサ収容部132に挿入する。スペーサ170の立上部173と第1スペーサ係合凹所134との係合により、スペーサ170の下端部のX1およびX2方向に沿う方向への移動、ならびにY1およびY2方向に沿う方向への移動の双方が規制される。また、第1スペーサ収容部132に収容されたスペーサ170の上端部は、X1およびX2方向に沿う方向への移動、ならびにY1およびY2方向に沿う方向への移動の双方が規制される。したがって、スペーサ装着部126に対するスペーサ170の装着状態においてスペーサ170ががたつかず、これにより、第2係合凹所174と第2ロック係合片60との位置関係を良好に保つことができ、両者を確実に係合させることができる。
シールカバー200は、略直方体状をなす箱体から、他側方の側面(Y2 方向側の側面)および下面を取り除いた形状をなしている。このシールカバー200は、X1,X2方向に沿って長手を有する略矩形状の上面壁201と、上面壁201の一側辺(Y1方向側の側辺)から垂直に垂れ下がる略矩形状の側面壁202と、カバー装着部105の一方向(X1方向)側の端面を閉塞する略正方形状の第1端面壁203と、カバー装着部105の他方向(X2方向)側の端面を閉塞する略矩形状の第2端面壁204と、シールカバー200を、ベース体30およびカバー体100に対し分離不能に結合するためにカバー装着部105の第3および第4係合凹所121,123とそれぞれ係合するための第3および第4ロック係合片205,215とを備えている。
図12に示すように、上面壁201におけるX1およびX2方向に沿う方向の両端部(X1方向側の端部、およびX2方向側の端部)には、それぞれ第1および第2孔208,218が形成されている。第1および第2孔208,218は、X1およびX2方向に沿う側辺、ならびにY1およびY2方向に沿う側辺をそれぞれ有する矩形孔である。
図15に示すように、第4ロック係合片(カバー係合用ロック係合片)215は、上面壁201における他端部(X2方向の端部)から鉛直下方に向けて(第2端面壁204に沿って)垂れ下がる第4突出片216と、第4突出片216の先端部(下端部)に形成され、X1方向に向けて突出する第4ロック係合爪217とを備えている。第4突出片216の上端は、第2孔218の略中央部に位置している。第4突出片216は、長手を有する幅狭の板状部材である。第4突出片216におけるY1およびY2方向に沿う方向の寸法は、一対の第2位置決め突起122,122(図17、図18および図20(a)参照)の間隔と同等に設定されている。第4突出片216は第2端面壁204よりもX1方向側に、当該第2端面壁204の内面と間隔を隔てて設けられている。
まず、カバー体100を、図8に示す状態から反対向きにひっくり返し、カバー体100およびベース体30の次に述べる相対位置が嵌合位置になるように作業者が目視で位置合わせしながらカバー体100およびベース体30を上下に重ね合わせる。ベース体30およびカバー体100の相対位置が嵌合位置であると、ベース体30とカバー体100とが嵌合可能であり、両者が嵌合される。「嵌合位置」とは、ベース体30とカバー体100とがY1およびY2方向に沿う方向に関して揃っており、かつベース体30とカバー体100とがX1およびX2方向に沿う方向に関して所定量だけずれているようなベース体30とカバー体100との相対位置を言う。
ベース体30とカバー体100との結合状態では、カバー装着部105の側面部117(図17等参照)を覆うベース体30の干渉片68(図17および図18等参照)とカバー装着部105の上面部116とに跨って封印シール(図示しない)が貼着される。その後、カバー装着部105に(上面部116および干渉片68に)シールカバー200が装着される。カバー装着部105に対するシールカバー200の装着は、カバー装着部105に(上面部116および干渉片68に)対して上方からシールカバー200を嵌め入れることにより行われる。
また、ベース体30およびカバー体100が嵌合状態でないと、干渉片68が邪魔になって、シールカバー200をカバー装着部105に対して装着させることができない。そのため、ベース体30およびカバー体100にシールカバー200が装着されていれば、ベース体30およびカバー体100が結合状態にあり、両者がロック結合されているということになる。したがって、主基板ケース1の封止の信頼性を、より一層高く保つことができる。
これにより、ベース体30およびカバー体100のロック結合が解除される。このとき、主基板ケース1は開封可能な状態になる。そして、カバー体100が相対的に嵌合位置に向かうようにベース体30およびカバー体100に力を加えると、カバー装着部105とベース体30の干渉片68とに跨って貼着された封印シール(図示しない)が破れるとともに、カバー体100が嵌合位置にスライド移動する。その後、カバー体100をベース体30に対して上方に移動させることにより、ベース体30とカバー体100とを分離させることができる。この状態では、第1ロック係合片50,50は第1離脱用側壁40ごと、カバー体100のカバー体側壁107についたままの状態である。
主基板ケース1を再密封する際(第2回目の封止の際)には、図7Aおよび図7Bに示すようにスペーサ170をスペーサ収納部127から取り出し、スペーサ装着部126に取り付けておく。図22は、スペーサ170をスペーサ装着部126に取り付けた状態のカバー体100を、図8に示す矢視IXから見た図である。
主基板ケース1を再開封する際には、第5〜第8破壊連結部53〜56(図6参照)を破壊し、第2係合凹所174とロック係合している第2ロック係合片60を第2離脱用側壁41ごとベース体側壁32から除去する(離脱させる)。これにより、ベース体30およびカバー体100のロック結合が解除され、主基板ケース1は開封可能な状態になる。そして、カバー体100を嵌合位置に向けてスライド移動させた後、カバー体100をベース体30に対して上方に移動させることにより両者を分離させることができる。この状態では、第2ロック係合片60,60は第2離脱用側壁41ごと、カバー体100のカバー体側壁107についたままの状態である。
また、主基板ケース1の2回の封止の双方において、ベース体30およびカバー体100をロック結合させることができる。これにより、封止の信頼性を高く保つことができる。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は他の形態で実施することもできる。
しかしながら、まず主基板21をカバー体100にセットし、主基板21のセット後のカバー体100にベース体30を嵌め合わせて、両者を結合させるようにすることもできる。この場合、図4に示す状態は存在しないことになる。この場合における主基板21の封止について具体的に説明する。
カバー体100を主基板21にねじ止めする際には、前述の主基板21を先にベース体30に取り付ける場合とは、封止作業時の上下方向が異なる。すなわち、カバー体100を、図7A、図7Bおよび図8に示す上方を封止時の上方とし、図7A、図7Bおよび図8に状態にあるカバー体100に対し、各図の上方から主基板21を取り付ける。これにより、ねじ止め時の作業性を高めることができる。
たとえば、第1ロック係合片50,50が一対のロック係合片ではなく、一のロック係合片であってもよい。同様に、第2ロック係合片60,60も一対のロック係合片ではなく、一のロック係合片であってもよい。
また、シールカバー200を、ベース体30およびカバー体100にロック結合可能な構成にしなくてもよい。すなわち、シールカバー200を、互いに結合位置にあるベース体30およびカバー体100に対して取付け可能な構成に過ぎないものであってもよい。さらに、シールカバー200を設けない構成とすることもできる。
また、スペーサ収納部127は、カバー体100ではなくベース体30に設けることもできる。さらに、スペーサ収納部127をベース体30およびカバー体100のいずれにも設けないようにしてもよい。
また、主基板ケース1の封止状態(前述の結合状態を含む)において、ベース体30とカバー体100とが面一になる面一部分を設け、この部分に、ベース体30とカバー体100とに跨る刻印が、たとえばレーザーマーキングによって形成されていてもよい。たとえば、前述のように、ベース体30およびカバー体100の結合状態では、突片81の上面82と、本体部102の底壁106の底面と面一をなしている。この上面82と底壁106の底面とに跨る部分を刻印箇所とし、当該箇所に刻印を施すことができる。
さらに、前述の説明では、ベース体30を下方に置き、その上方からカバー体100を重ねる場合を例にとって説明した。しかしながら、ベース体30に対するカバー体100の取付けの態様は様々考慮することができる。すなわち、上方に置いたベース体30にカバー体100を重ねる構成であってもよいし、縦向き(ベース板31が上下に沿うように)配置されたベース体30にカバー体100を重ねる構成であってもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
3 内枠(遊技機本体)
5 遊技盤(遊技機本体)
21 主基板(基板)
24 第1係合凹所
30 ベース体(第1ケース体)
31 ベース板(第1平板部)
32 ベース体側壁(第1壁)
42 第1立板(案内手段)
43 第2立板(案内手段)
44 第3立板(案内手段)
46 第1破壊連結部(第1破壊部)
47 第2破壊連結部(第1破壊部)
48 第3破壊連結部(第1破壊部)
49 第4破壊連結部(第1破壊部)
50 第1ロック係合片
53 第5破壊連結部(第2破壊部)
54 第6破壊連結部(第2破壊部)
55 第7破壊連結部(第2破壊部)
56 第8破壊連結部(第2破壊部)
57 L字嵌合板(案内手段)
60 第2ロック係合片
63 第1位置決め用凹所(位置決め手段)
64 第1案内用凹所(案内手段)
65 第2位置決め用凹所(位置決め手段)
66 第2案内用凹所(案内手段)
67 第3案内用凹所(案内手段)
68 干渉片(取付阻止手段)
70 第4案内用凹所(案内手段)
71 第1ガイドレール(案内手段)
72 第2ガイドレール(案内手段)
80 遊技機
100 カバー体(第2ケース体)
105 カバー装着部(取付阻止手段)
106 底壁(第2平板部)
107 カバー体側壁(第2壁)
109 一側壁(案内手段)
110 他側壁(案内手段)
121 第3係合凹所(カバー係合用係合凹所)
123 第4係合凹所(カバー係合用係合凹所)
125 通過用凹所(通過用凹所)
126 スペーサ装着部(装着位置)
127 スペーサ収納部
145 第1上下ガイド溝(案内手段)
146 第2上下ガイド溝(案内手段)
147 第3上下ガイド溝(案内手段)
148 L字嵌合溝(案内手段)
153 カバー一側辺部(案内手段)
154 カバー他側辺部(案内手段)
155 第1係合突条(案内手段、位置決め手段)
156 第2係合突条(案内手段、位置決め手段)
157 第3係合突条(案内手段)
158 第4係合突条(案内手段)
170 スペーサ
200 シールカバー(取付部材)
205 第3ロック係合片(カバー係合用ロック係合片)
209 第9破壊連結部(カバー用破壊部)
210 第10破壊連結部(カバー用破壊部)
211 第11破壊連結部(カバー用破壊部)
215 第4ロック係合片(カバー係合用ロック係合片)
219 第12破壊連結部(カバー用破壊部)
220 第13破壊連結部(カバー用破壊部)
221 第14破壊連結部(カバー用破壊部)
Claims (5)
- 第1ケース体と第2ケース体とを有し、遊技機の制御のための基板を収容する遊技機用の基板ケースを封止する封止構造であって、
前記第1ケース体側に設けられた第1および第2係合部と、
前記第2ケース体側に設けられ、前記第1および第2係合部とそれぞれ係合可能な第3および第4係合部とを含み、
前記第1および 第3係合部の一方は、第1ロック係合片を含み、
前記第1および第3係合部の他方は、前記第1ロック係合片とロック係合するための第1係合凹所を含み、
前記第2および第4係合部の一方は、第2ロック係合片を含み、
前記第2および第4係合部の他方は、前記第2ロック係合片と係合するための第2係合凹所を含み、
前記第1および第3係合部の少なくとも一方は、所定の第1破壊部を介して前記第1および第2ケース体に結合されており、前記第1破壊部の破壊により、前記第1および第3係合部の前記一方を、当該第1および第2ケース体から除去可能であり、
前記第2および第4係合部の前記他方には、通過用凹所が形成されており、
前記基板ケース封止構造は、前記第2係合凹所を有し、前記第2および第4係合部の前記他方に関連する所定の装着位置に着脱可能なスペーサをさらに含み、
前記第1ロック係合片および前記第1係合凹所は、前記第1および第2ケース体を、前記基板ケースが封止状態にあるときの前記第1および第2ケース体の相対位置である第1位置に向けて、前記第1位置よりも前記第2ケース体が所定の一方向側に位置するときの前記第1および第2ケース体の相対位置である第2位置から所定のスライド方向に沿って相対スライド変位させることにより、前記第1ロック係合片が前記第1係合凹所にロック係合するように設けられており、
前記第2ロック係合片、前記第2係合凹所および前記通過用凹所は、前記装着位置から前記スペーサを離脱させた状態で、前記第1および第2ケース体の相対位置が前記第2位置から前記第1位置に変位するように、前記第1および第2ケース体を相対スライド変位させるときに、前記第2ロック係合片が前記通過用凹所と係合せずに当該通過用凹所を通過し、かつ前記スペーサを前記装着位置に装着させた状態で、前記第1および第2ケース体の相対位置が前記第2位置から前記第1位置に変位するように、前記第1および第2ケース体を前記スライド方向に沿って相対スライド変位させることにより、前記第2ロック係合片が前記第2係合凹所にロック係合するように設けられている、基板ケース封止構造。 - 前記第1ロック係合片は、前記第1または第2ケース体の側壁から前記スライド方向に沿って突出する第1突出片、および当該第1突出片の先端部に形成された第1係合爪を有し、
前記第1係合凹所は、前記第1ロック係合片の前記第1ロック爪とロック係合し、
前記第2ロック係合片は、前記第1または第2ケース体の側壁から前記スライド方向に沿って突出する第2突出片、および当該第2突出片の先端部に形成された第2係合爪を有し、
前記第2係合凹所は、前記第2ロック係合片の前記第2ロック爪とロック係合する、請求項1に記載の基板ケースの封止構造。 - 前記第1または第2ケース体には、前記装着位置から離脱させられている前記スペーサを収納するためのスペーサ収納部が設けられている、請求項1または2に記載の基板ケース封止構造。
- 前記スペーサは、前記第1および第2ケース体とは異なる色に着色されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の基板ケース封止構造。
- 遊技機本体と、
前記遊技機本体の裏面側に取り付けられた遊技機用の基板ケースと、
請求項1〜4のいずれか一項に記載の基板ケース封止構造とを備えた遊技機。
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