JP4646963B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機、スロットマシン等の遊技機に係り、詳しくは、ケース本体とケース蓋体とで開閉可能に構成され且つ内部に基板を格納可能な基板ケースと、遊技機本体に設けられ且つ基板ケースを装着可能な基板ケース装着部とを備えた遊技機に関するものである。
パチンコ機等の遊技機では、各種制御基板等が基板ケースに格納された状態で本体裏側等に装着されている。一般的な基板ケースは、ケース本体とケース蓋体とを開閉可能に組み合わせることにより略箱形となるように構成されており、遊技機本体に対しては着脱容易な状態で装着されている。
また、遊技機の基板ケースには、制御基板に対する不正防止のための封止手段を備えたものがある。この封止手段は、ケース本体とケース蓋体とを閉鎖状態で現状復帰不能に封止するもので、一旦制御基板を格納したまま封止してしまうと、所定の損壊部を損壊して開封の痕跡を残さない限り、基板ケースを開いて内部の制御基板を取り出すことができないようになっている(例えば特許文献1)。
ところで、この種の遊技機の制御基板に対するゴト行為として、基板ケースの損壊部を損壊して基板ケースを開放し、内部のROMを不正ROMに交換する、或いは制御基板を基板ケースごと交換するといった行為が問題となっている。
特開2003−38805号公報
上記のようなゴト行為は、遊技ホール内で他人の目を盗んで短時間で行う必要がある。その点、特許文献1に記載のような従来の遊技機では、基板ケースを遊技機本体に装着したままで損壊部を損壊して基板ケースを短時間で開放することが可能であり、また基板ケース自体の取り外しは更に短時間で行うことが可能であるため、上記のようなゴト行為を行うには好都合であったと考えられる。
以上のことから、上記のようなゴト行為を防止する方策としては、基板ケースの取り外し、及び基板ケースの開封に従来よりも時間と手間がかかるようにすることが有効であると考えられる。但し、ゴト行為対策を強化しても、それによる遊技機の組み立て作業等への悪影響は最小限に抑える必要がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、基板ケースの開封に従来よりも時間と手間がかかるようにすることでゴト行為を効果的に防止できると共に、遊技機組み立て時等における封止作業を容易に行うことが可能な遊技機を提供することにある。
本発明は、ケース本体41とケース蓋体42とで開閉可能に構成され且つ内部に基板23を格納可能な基板ケース24と、遊技機本体1に設けられ且つ前記基板ケース24を装着可能な基板ケース装着部30とを備えた遊技機において、前記ケース本体41と前記ケース蓋体42とを閉鎖状態で封止可能で且つ所定の閉鎖封止損壊部33aを損壊することなくその封止を解除不可能な閉鎖封止部33と、前記基板ケース24と前記基板ケース装着部30とを装着状態で封止可能で且つ所定の装着封止損壊部34aを損壊することなくその封止を解除不可能な装着封止部34とを一体に備えた封止部材31を有し、前記基板ケース24側又は前記基板ケース装着部30側に前記封止部材31を保持する保持部76を設け、前記封止部材31を前記保持部76に装着した状態で前記基板ケース24を前記基板ケース装着部30に装着したとき、前記閉鎖封止部33と前記装着封止部34とが共に封止状態となると共に、前記基板ケース装着部30側の損壊部カバー83が前記閉鎖封止損壊部33aを覆うように構成されているものである。
本発明によれば、封止部材31を保持部76に装着した状態で基板ケース24を基板ケース装着部30に装着するだけで基板ケース24の封止と基板ケース24の基板ケース装着部30への封止とを完了することができ、また装着封止部34を損壊して基板ケース24と基板ケース装着部30との封止状態を解除した後でなければ閉鎖封止部33を損壊して基板ケース24を開封することができない。このように、基板ケース24の開封に従来よりも時間と手間がかかるようにすることでゴト行為を効果的に防止できると共に、遊技機組み立て時等における封止作業を極めて容易に行うことが可能である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図20は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示している。なお、以下の説明における上下左右の方向については、特に基準を示さない限り遊技機本体を前側から見た場合の上下左右をいうものとする。
図1において、1は遊技機本体で、矩形状の外枠2と、この外枠2の前側に開閉自在に枢着された前枠3とを備えている。前枠3は左端側の上下一対のヒンジ4を介して外枠2に着脱及び開閉自在に装着されている。
前枠3の上部側には遊技盤5が例えば前側から着脱自在に装着されると共に、遊技盤5の前側にガラス扉6が、ガラス扉6の下側に隣接して前面開閉板7が夫々配置されている。ガラス扉6、前面開閉板7はヒンジ4と同一側のヒンジ(図示省略)により前枠3に開閉自在に枢支されている。前面開閉板7には、その前側に、発射手段8に供給するための遊技球を貯留する貯留皿9、発射手段8を作動させるための発射ハンドル10等が設けられている。
遊技盤5の前側には、発射手段8により発射された遊技球を案内するガイドレール11が環状に装着されると共に、そのガイドレール11内の遊技領域12には、画像表示手段13を備えたセンターケース14の他、通過ゲート15、開閉式入賞手段16、大入賞手段17、普通入賞手段18等の各種遊技部品が装着されている。
また、遊技盤5の裏側には、図2に示すように、センターケース14等の遊技部品を後側から覆う裏カバー21と集球ケース22とが上下に配置され、例えば集球ケース22の背面側に主制御基板23が格納された主基板ケース24が、裏カバー21の背面側に演出制御基板25が格納された演出基板ケース26、液晶制御基板27が格納された液晶基板ケース28が夫々着脱自在に装着されている。
集球ケース22は、開閉式入賞手段16、大入賞手段17、普通入賞手段18等に入賞して遊技盤5の裏側に案内された遊技球を集めて排出口29から回収通路(図示省略)側へと案内するためのもので、図3、図4等に示すように上面側と前面側とが開放した略箱形に形成されており、裏カバー21の下側に近接して配置され、遊技盤5の裏側に着脱自在に固定されている。集球ケース22の背面22a側には、例えばその略中央に主基板ケース24を着脱自在に装着可能な主基板ケース装着部30が設けられており、主基板ケース24と主基板ケース装着部30とは装着状態で封止部材31により封止されるようになっている。
封止部材31は、基板ケース24と主基板ケース装着部30とを装着状態で封止すると同時に基板ケース24を閉鎖状態で封止するもので、図5〜図7に示すように、封止本体部32と、この封止本体部32の前後両端側に夫々一体に設けられた閉鎖封止ピン(閉鎖封止部)33及び装着封止ピン(装着封止部)34とを備えている。
封止本体部32は、矩形状の底壁部35と、この底壁部35の外縁側から一面側に突設される四つの周壁部36a〜36dとで底壁部35の対向面側が開放した矩形箱形に形成されており、四つの周壁部36a〜36dのうち、互いに対向する一対の前周壁部36a,後周壁部36bに夫々閉鎖封止ピン33,装着封止ピン34が設けられている。
閉鎖封止ピン33と装着封止ピン34とは、例えば前周壁部36a,後周壁部36bの夫々の中心を通る直線上に配置され、互いに反対向きとなるように各周壁部36a,36bから外向きに突設されており、断面矩形状の軸部33a,34aと、その軸部33a,34aの先端側に設けられた略台形状の係合頭部33b,34bとを一体に備えている。なお、本実施形態では、閉鎖封止ピン33側の軸部33aの方が装着封止ピン34側の軸部34aよりも長くなっている。
また、封止本体部32には、四つの周壁部36a〜36dのうち、互いに対向する一対の側壁部36c,36d上の例えば底壁部35側端部近傍に、内外に貫通する係合孔37が夫々設けられている。また、側壁部36c,36dの内面側には、底壁部35に対向する開口部38側から係合孔37にかけて案内レール39が設けられている。この案内レール39は、係合孔37を挟んで前周壁部36a側と後周壁部36b側とに配置された一対の突条部39a,39aで構成されており、開口部38側端部には案内傾斜部39bが形成されている。
主基板ケース装着部30に装着される主基板ケース24は、例えば前後方向に扁平で且つ左右方向に長い略矩形状の箱形で、図4に示すように、互いに係脱可能なケース本体41とケース蓋体42とで構成されており、例えばその全体が透明な合成樹脂により成型されている。それらケース本体41とケース蓋体42とは、例えば左右方向一端側(ここでは右端側)においてヒンジ手段43により係脱及び開閉自在に連結され、左右方向他端側(ここでは左端側)において封止部材31により閉鎖状態で封止されるようになっている。
ケース本体41は、略矩形板状の底板44と、この底板44の外縁側からケース蓋体42側に向けて突設される上下左右の外枠板45a〜45dと、左右一端側、例えば左端側の左外枠板45cの内側所定距離の位置にその左外枠板45cと平行に配置される仕切板46とを一体に備え、外枠板45a〜45dにより取り囲まれた領域のうち、仕切板46よりも左外枠板45c側の狭い領域が損壊用スペース24a、右外枠板45d側の広い領域が基板収容部24bとなっている。
また、ケース蓋体42は、ケース本体41側の底板44に対向する天板51と、その天板51の外縁側からケース本体41側に向けて突設される上下左右の内枠板52a〜52dとを一体に備え、主制御基板23がその電子部品装着面23aを天板51側に向けた状態で例えば天板51の内面側に着脱自在に固定されている。そして、ケース蓋体42は、内枠板52a〜52dが夫々ケース本体41側の上外枠板45a,下外枠板45b,仕切板46,右外枠板45dの内側に嵌合して、基板収容部24bを後側から略閉鎖するようにケース本体41側に装着されるようになっている。
このように、主基板ケース24の損壊用スペース24aと基板収容部24bのうち、主制御基板23が収容される基板収容部24bのみがケース本体41とケース蓋体42とで略閉鎖されており、ケース本体41側の損壊用スペース24aは損壊用開口部47を介して主基板ケース24の外側と連通している。
天板51は、主制御基板23の電子部品装着面23a側に設けられたCPU,ROM,RAM等の電子部品53に対応する中央部分が膨出部51a、その周辺部が膨出部51aよりも低い凹部51bとなっており、この凹部51bに、主制御基板23側のコネクタ54が内側から嵌合するコネクタ嵌合孔55が形成されている。
ヒンジ手段43は、例えばケース蓋体42の一端側、例えば右端側に一体に形成された上下一対のヒンジピン43aと、このヒンジピン43aに対応してケース本体41の一端側、例えば右端側に一体に形成され且つヒンジピン43aに係脱、回動自在に係合する上下一対の係合片43bとで構成されている。ヒンジピン43aは、右内枠板52dから外向きに突設された一対のヒンジ支持板56によりその両端側で一体に支持されている。
係合片43bは、ケース本体41の右外枠板45dから外向きに突設されており、ケース蓋体42側の右内枠板52dとヒンジピン43aとの間からヒンジピン43aの後側に係脱自在に係合するようになっている。なお、ケース本体41の右外枠板45dには、係合片43bの両側にスリット57が形成されており、係合片43bがヒンジピン43aに係合してケース本体41とケース蓋体42とが結合したとき、ケース蓋体42側のヒンジ支持板56がスリット57に嵌合するようになっている。
また、図8〜図14に示すように、主基板ケース24には、ヒンジ手段43に対応してその反対の端部側(ここでは左端側)に、封止部材31の閉鎖封止ピン33による封止を受ける一又は複数組、例えば四組の閉鎖封止受け手段61と、それら閉鎖封止受け手段61に対応して夫々封止部材31を保持する封止部材保持手段62と、未使用の封止部材31を着脱自在に保持するストック手段63とが設けられている。
閉鎖封止受け手段61は、ケース本体41側の左外枠板45cに設けられる第1挿通部64と、ケース本体41側の仕切板46に設けられる第2挿通部65と、ケース蓋体42側の左内枠板52cに設けられる閉鎖係止部66とで構成されている。
第1挿通部64は、例えば左外枠板45cの長手方向に直交する方向(前後方向)に形成された挿通スリット67と、この挿通スリット67の両側に配置される一対の弾性変形部68とを備えている。挿通スリット67には、その長手方向中央部に、閉鎖封止ピン33の軸部33aと略同じ幅に拡幅された封止ピン挿通部67aが形成されている。なお、各挿通スリット67の両側には逃げ用スリット70が形成されており、その隣り合うスリット67,70間が弾性変形部68となっている。
第2挿通部65は、閉鎖封止ピン33の係合頭部33bが通過可能な例えば矩形状の貫通孔で、各封止ピン挿通部67aの封止方向、即ち左外枠板45cに垂直な方向に対応して仕切板46上に設けられている。
閉鎖係止部66は、第1挿通部64及び第2挿通部65の封止方向に対応してケース蓋体42側の左内枠板52cに設けられており、例えば左内枠板52cの長手方向に直交する方向(前後方向)に形成された挿通スリット71と、この挿通スリット71の両側に配置される一対の弾性係合部72とを備えている。挿通スリット71には、その長手方向中央部に、閉鎖封止ピン33の軸部33aと略同じ幅に拡幅された封止ピン挿通部71aが形成されている。なお、各挿通スリット71の両側には逃げ用スリット74が形成されており、その隣り合うスリット71,74間が弾性係合部72となっている。
封止部材保持手段62は、封止部材31を封止方向にスライド可能に保持するもので、閉鎖封止受け手段61に対応して例えばケース本体41の左外枠板45cの外面側に一体に設けられており、図4等に示すように、第1挿通部64を取り囲む矩形枠状に形成され且つ左外枠板45cから外向きに突設される外周壁75と、この外周壁75内を各第1挿通部64に対応する複数の保持筒部(保持部)76に区分する区分壁77とで構成されている。
保持筒部76は、封止方向の矩形筒状に形成されており、閉鎖封止ピン33及び装着封止ピン34を封止方向に向けた状態で封止部材31の封止本体部32を摺動自在に保持可能となっている。
ストック手段63は、複数組(ここでは四組)の閉鎖封止受け手段61に対応して複数個(四個)用意される封止部材31のうち、使用済み又は使用中以外の未使用の封止部材31をストックしておくためのもので、当初用意される封止部材31の個数よりも一個少ない例えば三個設けられ、図4等に示すように、例えばケース本体41の左外枠板45cの外面側に封止部材保持手段62に隣接して配置されている。
各ストック手段63は、図8,図13,図14に示すように、例えば左外枠板45cから外向きに突設された一対の保持爪78により構成されている。この保持爪78は、封止部材31側の案内レール39に対応して配置されており、その先端側には、封止部材31側の係合孔37に内側から係脱自在に係合する略三角形状の係合部78aが設けられている。
未使用の封止部材31は、図13,図14に示すように、例えば装着封止ピン34を主基板ケース装着部30側、閉鎖封止ピン33をケース蓋体42側に夫々向けた状態で、封止本体部32の係合孔37に保持爪78の係合部78aを内側から係合させることによりストック手段63により保持される。なお、封止部材31をストック手段63に装着する際には、保持爪78の係合部78aが封止本体部32の開口部38側から係合孔37まで案内レール39に沿って案内される。封止部材31をストック手段63から取り外す際には、係合孔37に内側から係合している係合部78aを係合孔37の外側から内向きに押圧してその係合を解除しつつ封止本体部32を保持爪78から引き抜けばよい。
主基板ケース装着部30は、例えば集球ケース22の背面22a側に一体に設けられており、図4等に示すように、その背面22aから主基板ケース24側の上下の外枠板45a,45bに沿って立設される一対の案内壁81と、これら上下の案内壁81,81の左右方向一端側を互いに連結するように、集球ケース22の背面22aから主基板ケース24の閉鎖封止受け手段61側端部に沿って立設される封止壁82と、例えば封止壁82と一体に設けられた損壊部カバー83と、例えば集球ケース22の背面22aに一体に設けられた基板ケース係止手段84とを備えている。
案内壁81は、主基板ケース装着部30に装着された主基板ケース24をその上下方向に保持すると共に、主基板ケース24の着脱時には主基板ケース24をその着脱方向(左右方向)に案内するもので、例えば封止壁82とは反対側の端部に、主基板ケース24の一端側(ここでは右端側)を前後方向に保持するための係合部85が、着脱方向の切り込み状に形成されている。なお、主基板ケース24側には、主基板ケース装着部30への装着時に係合部85に係合する係合片86が、例えばケース本体41の上下の外枠板45a,45bに外向き突出状に一体形成されている。
封止壁82は、主基板ケース24を主基板ケース装着部30に装着したときに封止部材保持手段62の端部が当接又は近接するようになっており、主基板ケース24側の閉鎖封止受け手段61に対応して装着係止部87が設けられている。
装着係止部87は、封止部材保持手段62を挟んで主基板ケース24側の閉鎖封止受け手段61と反対側に配置されており、例えば封止壁82の長手方向に直交する方向(前後方向)に形成された挿通スリット91と、この挿通スリット91の両側に配置される一対の弾性係合部92とを備えている。挿通スリット91には、その長手方向中央部に、装着封止ピン34の軸部34aと略同じ幅に拡幅された封止ピン挿通部91aが形成されている。なお、各挿通スリット91の両側には逃げ用スリット94が形成されており、その隣り合うスリット91,94間が弾性係合部92となっている。
損壊部カバー83は、主基板ケース24側の損壊用開口部47を覆うと共に主基板ケース24の一端側(ここでは左端側)を前後方向に保持するもので、例えば封止壁82の後縁側から集球ケース22の背面22aと略平行に主基板ケース24側に突設されている。なお、損壊部カバー83は、損壊用開口部47のうち、閉鎖封止ピン33に対応する部分のみを覆うように、封止部材保持手段62に対応する幅で突設されており、その両側はストック手段63に装着された封止部材31が嵌合する切り欠き部95となっている。
基板ケース係止手段84は、主基板ケース装着部30に装着された主基板ケース24の離脱方向への移動を規制するもので、例えば集球ケース22の背面22aに略コの字状のスリットが形成されてその内側の弾性変形可能な部分がこの基板ケース係止手段84となっており、その先端側に、主基板ケース装着部30に装着された主基板ケース24の左右方向一端側(ここでは右端側)に係脱自在に係合する略三角形状の係合部84aが一体に設けられている。
主基板ケース24を主基板ケース装着部30に装着するに先立って、主制御基板23を主基板ケース24に収容する際には、まず主制御基板23をケース蓋体42側にねじ止め等により固定する。そして、図15に示すように、ケース蓋体42側のヒンジピン43aにケース本体41側の係合片43bを内側から引っ掛け、それを中心に両者を互いに近づける方向に相対的に回転させて、ケース蓋体42をケース本体41側の基板収容部24bの内側に嵌合させて閉鎖状態とする。これにより、図16に示すように、主制御基板23は基板収容部24b内に収容され、またケース蓋体42側の左内枠板52cがケース本体41側の仕切板46の内側に重なり、左内枠板52c上の閉鎖係止部66、仕切板46上の第2挿通部65、左外枠板45c上の第1挿通部64及び封止部材保持手段62の保持筒部76が封止方向に一列状に整列した状態となる。
閉鎖した主基板ケース24を主基板ケース装着部30に装着する際には、閉鎖封止受け手段61と同数(ここでは四個)用意された封止部材31のうち、ストック手段63に装着されていない一個を、四個の保持筒部76のうちの一つに対して閉鎖封止ピン33側から挿入し、例えば閉鎖封止ピン33の係合頭部33bを第1挿通部64に挿通させて仮止め状態とする(図16→図17)。このとき、係合頭部33bが左右の弾性変形部68を外向きに押し広げながら挿通スリット67内に進入し、挿通スリット67を通過すると、係合頭部33bが弾性変形部68に係合して離脱不能となる。ここで、封止部材31を保持筒部76に挿入する際の封止部材31側の表裏の向きはどちらでもよいが、本実施形態では開口部38が後側、即ちケース蓋体42側に向くようにしている。
なお、この時点ではまだ閉鎖封止ピン33を第1挿通部64に挿通させなくてもよいが、閉鎖封止ピン33を第1挿通部64に挿通させれば、封止部材31が第1挿通部64に対して離脱不能となるため、主基板ケース24を主基板ケース装着部30に装着する際に封止部材31が誤って落下することがなく、作業を確実に進めることができる。
そして、図17に示すように、封止部材31を仮止めした状態の主基板ケース24を、ケース本体41側の底板44を集球ケース22の背面22aに沿わせるように主基板ケース装着部30に後側から嵌め込み、上下の案内壁81,81に沿って封止壁82側にスライドさせる。これにより、封止部材31は主基板ケース24側の閉鎖封止受け手段61と主基板ケース装着部30側の装着係止部87とに挟まれ、しかもそれらの間隔が徐々に狭まるため、閉鎖封止ピン33はケース本体41側の第2挿通部65を通過してケース蓋体42側の閉鎖係止部66に、装着封止ピン34は主基板ケース装着部30側の装着係止部87に、夫々圧入される。
そして、主基板ケース24が主基板ケース装着部30上の所定位置に到達して、基板ケース係止手段84の係合部84aが主基板ケース24に係合したとき、閉鎖封止ピン33の係合頭部33bが挿通スリット71を通過して弾性係合部72に離脱不能に係合し、同時に装着封止ピン34の係合頭部34bが挿通スリット91を通過して弾性係合部92に離脱不能に係合する。これにより、図18に示すように主基板ケース24のケース本体41とケース蓋体42とが閉鎖封止ピン33により閉鎖状態で封止され、また主基板ケース24と主基板ケース装着部30とが装着封止ピン34により装着状態で封止される。
またこのとき、損壊用スペース24aの損壊用開口部47は、閉鎖封止ピン33の軸部33aに対応する部分が損壊部カバー83により閉鎖されているため、主基板ケース24を主基板ケース装着部30に封止した状態のままで閉鎖封止ピン33を損壊することはできない。
主基板ケース24を開封する際には、まず装着係止部87に係合している装着封止ピン34の軸部(装着封止損壊部)34aを封止壁82の外側から切断して係合頭部34bを除去することにより封止を解除し、更に主基板ケース24に係合している基板ケース係止手段84の主基板ケース24に対する係合を解除した状態で、図19に示すように主基板ケース24を離脱方向にスライドさせ、主基板ケース24を主基板ケース装着部30から取り外す。
これにより、損壊部カバー83により閉鎖されていた損壊用開口部47が開放されるため、この損壊用開口部47からニッパー等により閉鎖封止ピン33の軸部(閉鎖封止損壊部)33aを切断して封止を解除することにより、図20に示すようにケース蓋体42をケース本体41から取り外して主基板ケース24を開放することができる。
以上説明したように、本実施形態のパチンコ機では、ケース本体41とケース蓋体42とを閉鎖状態で封止可能で且つ軸部33aを損壊することなくその封止を解除不可能な閉鎖封止ピン33と、基板ケース24と主基板ケース装着部30とを装着状態で封止可能で且つ軸部34aを損壊することなくその封止を解除不可能な装着封止ピン34とを一体に備えた封止部材31を有し、主基板ケース24側に封止部材31を保持する保持筒部76を設け、封止部材31を保持筒部76に装着した状態で主基板ケース24を主基板ケース装着部30に装着したとき、閉鎖封止ピン33と装着封止ピン34とが共に封止状態となると共に、主基板ケース装着部30側の損壊部カバー83が閉鎖封止ピン33の軸部33aを覆うように構成されているため、封止部材31を保持筒部76に装着した状態で主基板ケース24を主基板ケース装着部30に装着するだけで主基板ケース24の封止と主基板ケース24の主基板ケース装着部30への封止とを完了することができ、また装着封止ピン34を切断して基板ケース24と主基板ケース装着部30との封止状態を解除した後でなければ閉鎖封止ピン33を切断して基板ケース24を開封することができない。このように、主基板ケース24の開封に従来よりも時間と手間がかかるようにすることでゴト行為を効果的に防止できると共に、遊技機組み立て時等における封止作業を極めて容易に行うことが可能である。
また、主基板ケース24は主基板ケース装着部30に対して所定の着脱方向(左右方向)にスライドさせることにより着脱され、封止部材31には、閉鎖封止ピン33と装着封止ピン34とが所定の封止方向(左右方向)に沿って互いに反対向きとなるように設けられ、保持筒部76は、封止方向と装着方向とが略一致し且つその方向に移動可能となるように封止部材31を保持するように構成され、主基板ケース24を着脱方向の装着側にスライドさせつつ主基板ケース装着部30上の所定位置に装着したとき、閉鎖封止ピン33が基板ケース24側の閉鎖係止部66に、装着封止ピン34が主基板ケース装着部30側の装着係止部87に夫々離脱不能に係合するように構成されているため、基板ケース24を主基板ケース装着部30に対してスライドさせるだけのワンアクションで、主基板ケース24の封止と主基板ケース24の主基板ケース装着部30への封止とを容易且つ確実に行うことができる。
装着封止ピン34の軸部34aは、装着封止ピン34が装着係止部87に係合した状態で外側から損壊可能に構成され、閉鎖封止ピン33は、ケース本体41側の第1,第2挿通部64,65及び損壊用スペース24aを介してケース蓋体42側の閉鎖係止部66に離脱不能に係合するように構成され、損壊用スペース24aは損壊用開口部47を介して主基板ケース24の外側と連通しており、損壊部カバー83は、損壊用開口部47の少なくとも閉鎖封止ピン33に対応する部分を覆うように構成されているため、主基板ケース24を主基板ケース装着部30に封止した状態での閉鎖封止ピン33の損壊を確実に防止することができ、また主基板ケース24を主基板ケース装着部30から取り外した状態では閉鎖封止ピン33を容易に損壊することが可能である。
封止部材31とそれに対応する保持筒部76とを複数組備え、未使用の封止部材31を着脱自在に保持するストック手段63を主基板ケース24側に設けているため、未使用の封止部材31の紛失等を防止でき、また未使用の封止部材31が主基板ケース24上にストックされていることで開封後の再封止作業を容易に行える利点がある。
図21は本発明の第2の実施形態を例示し、封止本体部32の保持筒部76からの離脱を解除不能に阻止する離脱阻止手段96を設けた例を示している。
離脱阻止手段96は、封止部材31の封止本体部32と保持筒部76との互いの摺接面に形成された係合爪97と係合穴98とで構成されており、図21に示すように、例えば係合爪97は封止本体部32の底壁部35上に外向き突出状に設けられ、係合穴98はその係合爪97に対応して保持筒部76の内面側に凹入状に設けられている。なお、封止本体部32の底壁部35には、例えば略コの字状のスリットが形成されてその内側の弾性変形可能な部分が係合爪97となっている。
保持筒部76は、封止本体部32が略隙間無く嵌合可能な凹入状に形成されているため、封止部材31による封止が完了した状態では、封止本体部32が保持筒部76内に嵌合して係合爪97が係合穴98に係合し、外からはその係合爪97の係合を解除することができないため、装着封止ピン34と閉鎖封止ピン33とを切断して封止が解除された後も、封止本体部32は保持筒部76内に残ったままとなる。従って、保持筒部76内に残る封止本体部32の数を見れば過去に何回開封が行われたかを知ることができ、開封の履歴を確実に残すことが可能である。
図22は本発明の第3の実施形態を例示し、封止部材31を保持筒部76に対して誤った向きに装着できないように構成した例を示している。
本実施形態では、図22(A)に示すように、封止部材31側に突起部99を、保持筒部76側に突起部99に対応する係合凹部100を夫々設けている。突起部99は、封止本体部32上の保持筒部76への装着方向後端側、即ち後周壁部36b側に装着方向に直交する方向に突設されており、係合凹部100は、保持筒部76の挿入側端部に切欠状に形成されている。
これにより、封止部材31を保持筒部76に対して正しい向き、即ち閉鎖封止ピン33側から挿入した場合には、図22(B)に示すように、封止部材31が保持筒部76の奥まで到達したときに、封止部材31側の突起部99が保持筒部76側の係合凹部100に係合すると共に係合頭部33bが閉鎖係止部66に係合し、逆に封止部材31を保持筒部76に対して誤った向き、即ち装着封止ピン34側から挿入しようとした場合には、図22(C)に示すように、封止本体部32が保持筒部76内に入る前に突起部99が係合凹部100に係合してそれ以上挿入することができない。
以上のような構成とすることにより、封止部材31の装着間違いを防止して常に正しく封止操作を行うことが可能となる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、実施形態では、ケース本体41に対するケース蓋体42の開閉方向と封止部材31による封止方向とが異なっていたが、ケース本体41とケース蓋体42とを封止部材31による封止方向と略一致する方向に相対的にスライドさせて開閉するように構成してもよい。このように構成することにより、閉鎖封止部33が封止状態になれば、その閉鎖封止部33によってケース蓋体42のケース本体41に対する開方向へのスライドを阻止することができ、主基板ケース装着部30への主基板ケース24の装着状態をより安定させることができる。
保持部76はケース蓋体42側に設けてもよいし、主基板ケース装着部30側に設けてもよい。また、保持部76は、封止部材31を封止方向に移動可能に保持できるものであればよく、必ずしも筒状でなくてもよい。
封止部材31を保持部76に対して誤った向きに装着できない構成としては、第3の実施形態のように、封止部材31を逆向きに挿入しようとする場合に保持部76側の所定部位に干渉してそれを妨害する突起部、鍔部等を封止部材31側に設けるものの他、例えば保持筒部76と封止部材31側の封止本体部32とを互いに対応するテーパー状に形成してもよいし、係合頭部33bと係合頭部34bの形状、大きさ、向きなどを異ならせてもよいし、それらを組み合わせてもよい。
ストック手段63は、ケース蓋体42側に設けてもよいし、主基板ケース装着部30側に設けてもよい。また、ストック手段63は封止部材31を着脱可能に保持できるものであればよく、保持爪78以外の任意の構成を採用可能である。
第2の実施形態で示した離脱阻止手段96を構成する係合爪97及び係合穴98は、外部からの操作では取り外すことができないように互いに係合するものであればよく、例えば係合爪97を保持部76側に、係合穴98を封止本体部32側に設けてもよい。
実施形態では、損壊用開口部47を主基板ケース24上における主基板ケース装着部30とは反対側に設け、その損壊用開口部47を略覆う損壊部カバー83を主基板ケース装着部30に一体に設けたが、例えば損壊用開口部47を主基板ケース24上における主基板ケース装着部30側に設ければ、主基板ケース装着部30が設けられている集球ケース22の背面22aが損壊部カバー83として機能するため、損壊部カバー83を別途設ける必要がない。またこの場合も、基板ケース24と主基板ケース装着部30との封止状態を解除して主基板ケース24を主基板ケース装着部30から取り外した後でなければ主基板ケース24を開封することができず、実施形態と同様にゴト行為を効果的に防止できる。このように、損壊部カバー83は、主基板ケース24を基板ケース装着部30側に封止した状態で閉鎖封止損壊部33aを覆うものであれば基板ケース装着部30側にどのように設けてもよい。
実施形態では、主制御基板23を格納した主基板ケース24について例示したが、演出基板ケース等の他の基板ケースについても同様に適用可能である。また、実施形態では本発明をパチンコ機に適用した例を示したが、アレンジボール機、スロットマシン等の各種遊技機において同様に実施可能であることは言うまでもない。
本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の全体正面図である。 遊技盤の背面図である。 集球ケース及び主基板ケースの斜視図である。 集球ケース及び主基板ケースの分解斜視図である。 封止部材の底面図である。 図5におけるA−A断面図である。 図5におけるB−B断面図である。 ケース本体の側面図である。 ケース本体の側面断面図である。 ケース蓋体の側面図である。 主基板ケース装着部の側面図である。 主基板ケース装着部及び主基板ケースの底面断面図である。 主基板ケース装着部及び主基板ケースの側面断面図である。 主基板ケース装着部及び主基板ケースの背面断面図である。 主基板ケースの閉鎖・封止手順を示す第1ステップの説明図である。 主基板ケースの閉鎖・封止手順を示す第2ステップの説明図である。 主基板ケースの閉鎖・封止手順を示す第3ステップの説明図である。 主基板ケースの閉鎖・封止が完了した状態を示す説明図である。 主基板ケースの開封手順を示す第1ステップの説明図である。 主基板ケースの開封手順を示す第2ステップの説明図である。 本発明の第2の実施形態を示す主基板ケース装着部及び主基板ケースの要部底面断面図である。 本発明の第3の実施形態を示す説明図である。
符号の説明
1 遊技機本体
23 主制御基板(基板)
24 主基板ケース(基板ケース)
24a 損壊用スペース
30 主基板ケース装着部(基板ケース装着部)
31 封止部材
32 封止本体部
33 閉鎖封止ピン(閉鎖封止部)
33a 軸部(閉鎖封止損壊部)
34 装着封止ピン(装着封止部)
34a 軸部(装着封止損壊部)
41 ケース本体
42 ケース蓋体
47 損壊用開口部
63 ストック手段
64 第1挿通部
65 第2挿通部
66 閉鎖係止部
76 保持筒部(保持部)
83 損壊部カバー
87 装着係止部
96 離脱阻止手段
97 係合爪
98 係合穴

Claims (6)

  1. ケース本体(41)とケース蓋体(42)とで開閉可能に構成され且つ内部に基板(23)を格納可能な基板ケース(24)と、遊技機本体(1)に設けられ且つ前記基板ケース(24)を装着可能な基板ケース装着部(30)とを備えた遊技機において、前記ケース本体(41)と前記ケース蓋体(42)とを閉鎖状態で封止可能で且つ所定の閉鎖封止損壊部(33a)を損壊することなくその封止を解除不可能な閉鎖封止部(33)と、前記基板ケース(24)と前記基板ケース装着部(30)とを装着状態で封止可能で且つ所定の装着封止損壊部(34a)を損壊することなくその封止を解除不可能な装着封止部(34)とを一体に備えた封止部材(31)を有し、前記基板ケース(24)側又は前記基板ケース装着部(30)側に前記封止部材(31)を保持する保持部(76)を設け、前記封止部材(31)を前記保持部(76)に装着した状態で前記基板ケース(24)を前記基板ケース装着部(30)に装着したとき、前記閉鎖封止部(33)と前記装着封止部(34)とが共に封止状態となると共に、前記基板ケース装着部(30)側の損壊部カバー(83)が前記閉鎖封止損壊部(33a)を覆うように構成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記基板ケース(24)は前記基板ケース装着部(30)に対して所定の着脱方向にスライドさせることにより着脱され、前記封止部材(31)には、前記閉鎖封止部(33)と前記装着封止部(34)とが所定の封止方向に沿って互いに反対向きとなるように設けられ、前記保持部(76)は、前記封止方向と前記着脱方向とが略一致し且つその方向に移動可能となるように前記封止部材(31)を保持するように構成され、前記基板ケース(24)を前記着脱方向の装着側にスライドさせつつ前記基板ケース装着部(30)上の所定位置に装着したとき、前記閉鎖封止部(33)が前記基板ケース(24)側の閉鎖係止部(66)に、前記装着封止部(34)が前記基板ケース装着部(30)側の装着係止部(87)に夫々離脱不能に係合するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記装着封止損壊部(34a)は、前記装着封止部(34)が前記装着係止部(87)に係合した状態で外側から損壊可能に構成され、前記閉鎖封止部(33)は、前記ケース本体(41)側又は前記ケース蓋体(42)側の挿通部(64,65)及び所定の損壊用スペース(24a)を介して前記ケース蓋体(42)側又は前記ケース本体(41)側の前記閉鎖係止部(66)に離脱不能に係合するように構成され、前記損壊用スペース(24a)は損壊用開口部(47)を介して前記基板ケース(24)の外側と連通しており、前記損壊部カバー(83)は、前記損壊用開口部(47)の少なくとも前記閉鎖封止部(33)に対応する部分を覆うように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記封止部材(31)とそれに対応する前記保持部(76)とを複数組備え、未使用の前記封止部材(31)を着脱自在に保持するストック手段(63)を前記基板ケース(24)側又は前記基板ケース装着部(30)側に設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
  5. 前記封止部材(31)は、前記閉鎖封止部(33)と前記装着封止部(34)とを両端側に一体に備えた封止本体部(32)を有し、該封止本体部(32)の前記保持部(76)からの離脱を解除不能に阻止する離脱阻止手段(96)を設けたことを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
  6. 前記保持部(76)は、前記封止本体部(32)が略隙間無く嵌合可能な凹入状に形成されており、前記離脱阻止手段(96)は、前記封止本体部(32)と前記保持部(76)との互いの摺接面に形成された係合爪(97)と係合穴(98)とで構成され、前記封止本体部(32)が前記保持部(76)に嵌合したとき、前記係合爪(97)と前記係合穴(98)とが外部からの解除操作不能に係合するように構成されていることを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
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