JP2004097525A - 遊技機の基板ボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】基板ボックスの封鎖部を極めて簡単な操作で、かつ、必要なときだけ確実にロックすることを可能にする。
【解決手段】基板ボックス10は、保持ケース12と蓋体13との間に基板14が収納される。保持ケース12および蓋体13の封鎖部10Aを突き合わせてロックすることで基板ボックス10に基板14を封鎖する。保持ケース12および蓋体13の端部には、互いに向き合う一対の封鎖片12A、13Aが設けられる。封鎖片12A、13Aの間には、連結部材20が脱着可能に設けられる。連結部材20は、保持ケース12に蓋体13を閉じるときの加圧力によって封鎖片12A、13Aに嵌合し、封鎖片12A、13A同士を分離不能に連結する。
【選択図】   図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機の基板ボックスに関するもので、例えば、パチンコ機、スロットマシン等の制御基板ボックスに適用されるものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、パチンコ機等の遊技機には、遊技機を制御するための制御基板が設けられる。制御基板は、通常、不正にROMが書き換えられたり、交換されたりするのを防止するために基板ボックスに収納し封鎖される。
例えば図13に示すように、従来の基板ボックス1は、保持ケース2と蓋体3との間に制御基板4が収納される。保持ケース2および蓋体3の外周端には、互いに向き合う位置に封鎖部2A、3Aが設けられる。これらの封鎖部2Aと3Aとを突き合わせ、所定のネジ孔にワンウェイネジ5を締め付ける。ワンウェイネジ5を一旦締め付けると、緩み方向にネジが戻らないため、封鎖部2A、3Aがロックされ、基板ボックス1内に制御基板4が封鎖されることになる。
【0003】
このような封鎖構造をもつ基板ボックスとしては、例えば、緩み方向に回転不能な構造のワンウェイビスを用いるもの(特許文献1参照)、ベース体と蓋体とを取り外し不能に封鎖するネジを用いるもの(特許文献2参照)等が開示されている。
【0004】
しかしながら、このような従来の遊技機の基板ボックスによると、封鎖部2A、3Aをロックする場合、ネジの締め付けが面倒で作業時間が長くなりやすい。また、作業者の締め付けの程度(ねじ込み回数)にバラツキが生じると、封鎖部のロックが外れる場合が生じうる。
これに対し、ワンウェイネジに代えて、リベットにより封鎖部をロックするものも知られるが(特許文献3参照)、リベットをかしめるのにリベッタ等の特殊な道具が必要で、作業の準備が煩雑になる。
また、保持ケースに蓋体を閉めると同時に係着ピン等によって封鎖部をロックするものもあるが(特許文献4参照)、このタイプの基板ボックスでは、蓋体の閉鎖時には常に封鎖部がロックされるため、ロックの必要がないときにも封鎖部がロックされる場合があり、基板ボックスの保管や運搬等の取り扱いが不便になる。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−76560号公報
【特許文献2】
特開2001−204941号公報
【特許文献3】
特開2000−61114号公報
【特許文献4】
特開2000−61115号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような現状に鑑みなされたもので、基板ボックスの封鎖部を極めて簡単な操作で、かつ、必要なときだけ確実にロックすることを可能にした遊技機の基板ボックスを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明(第1発明)の遊技機の基板ボックスは、次のような構成を備えることとした。すなわち、
保持ケースと蓋体との間に基板を収納するとともに、前記保持ケースおよび前記蓋体の封鎖部を突き合わせてロックすることで前記基板を封鎖する基板ボックスにおいて、
前記封鎖部は、
前記保持ケースおよび前記蓋体の端部に設けられ、互いに向き合う一対の封鎖片と、
前記封鎖片の間に脱着可能に設けられ、前記保持ケースに前記蓋体を閉じるときの加圧力によって前記封鎖片に嵌合し、前記封鎖片同士を分離不能に連結する連結部材とを備える構成とした。
【0008】
本発明(第1発明)によると、封鎖部をロックする場合、まず、保持ケースと蓋体の封鎖片のうち、いずれか一方に連結部材の一端を嵌合する。次いで、保持ケースに蓋体を閉じると、蓋体の加圧力によって他方の封鎖片が連結部材の他端に嵌合する。これにより、保持ケースおよび蓋体の封鎖片同士が連結部材を介して分離不能に連結され、基板ボックスの封鎖部がロックされることになる。
【0009】
このように本発明(第1発明)の遊技機の基板ボックスによれば、保持ケースに蓋体を閉じる際に、各封鎖片の間に連結部材を介入させることで、特殊な工具を要することなく、簡単な操作で封鎖部をロックすることができる。
また、本発明(第1発明)では、保持ケースに蓋体を閉じるときに連結部材を外しておけば、封鎖片が連結されず、封鎖部がロックされない。つまり、ロックの必要なときだけ連結部材を用いて封鎖部をロックすればよく、基板ボックスの保管、収納、運搬等の取り扱いが容易になる。
【0010】
本発明(第2発明)の基板ボックスは、前記封鎖片の少なくとも一方に、前記連結部材を非連結状態で保持する保持手段を設けたことを特徴としている。
基板ボックスの封鎖部をロックしないときには、保持ケースと蓋体の封鎖片が連結されないように、連結部材を外しておくことが必要になる。この場合、連結部材の保管場所が基板ボックスから離れていると、連結部材を使用するときに連結部材を探すのが面倒である。
本発明(第2発明)によると、封鎖片の少なくとも一方に連結部材が非連結状態で保持されるため、必要な時に連結部材を直ぐに使用することができ、封鎖部のロックを迅速に行える。
【0011】
前記連結部材の保持手段としては、例えば、封鎖片に連結部材を掛け留める突起を設けるとよい。連結部材を筒形状にすることにより、前記突起に連結部材の筒孔を引っ掛けて保持することができる。連結部材を連結するための封鎖片の雄部材を前記突起として利用することもできる。封鎖部をロックするときには、封鎖片の雄部材に連結部材の雌孔を嵌合し、封鎖部をロックしないときには、連結部材の向きを変えて雄部材に筒孔を嵌合させることにより封鎖片を非連結状態に保つことができる。
その他の連結部材の保持手段としては、封鎖片に連結部材を収納するための脱落防止板を設けてもよい。また、封鎖片に溝やフック等を設けて連結部材を非連結状態で留めるようにしてもよい。これらの保持手段は、単独で採用する他、それぞれ組み合わせて設けることもできる。
【0012】
本発明(第3発明)は、前記連結部材に、前記封鎖片のうち少なくとも一方の連結雌孔に嵌合し、かつ前記封鎖片に貫通する雄部材を設けたことを特徴としている。
制御基板のROM等を検査する場合には、封鎖部のロックを解除し、基板ボックスを開封することが必要になる。この場合、封鎖片を保持ケースおよび蓋体の根元部で切断し、封鎖部のロックを解除する方法が考えられる。
しかしながら、このように封鎖片を根元部で切断する場合、作業が煩雑になりやすく、また、基板ボックスに変形や割れ等が生じやすくなる。
【0013】
本発明(第3発明)によれば、封鎖部をロックすると、封鎖片に連結部材の雄部材が貫通し、雄部材の係止部が封鎖片の外側に突出する。
基板ボックスを開封する場合には、ニッパーやカッター等で雄部材の係止部を切断することで、封鎖片の連結雌孔から雄部材が抜け、封鎖部のロックを簡単かつ確実に解除することが可能になる。
【0014】
本発明(第4発明)は、前記封鎖片に、前記雄部材の係止部を覆い隠す目隠し板を設けることを特徴としている。
本発明(第3発明)において、封鎖部がロックされているか否かをチェックするためには、通常は、封鎖片の外側から連結部材の雄部材の状態を見ることで足りる。すなわち、雄部材の係止部が切断されているか否かの状態を確認することにより、封鎖部のロックが解除されているか否かを知ることができる。
しかしながら、雄部材の係止部が小さいためにロック状態を瞬時に判別できないことも想定される。特に、不正に基板ボックスが開封されたかどうかをチェックするためには、封鎖部のロック状態を迅速に知ることが重要である。
【0015】
本発明(第4発明)によれば、封鎖部のロックを解除するときには、常に目隠し板を取り外すことが必要になる。すなわち、目隠し板を外さなければ、雄部材の係止部を切断することができない。これにより、目隠し板が外されているか否かを見ることで封鎖部のロック状態を一瞥して確認することができ、不正行為により基板ボックスが開放されたかどうかを簡単に知ることが可能になる。
また、本発明(第4発明)の目隠し板によれば、雄部材の係止部に細工等を施されて不正に封鎖部のロックが解除されるのを防止する役割も果たす。
【0016】
本発明による基板ボックスの製法としては、例えば、プラスチック材料でボックス本体と封鎖部とを一体成形することが望ましい。このような製法によれば、ボックス本体と封鎖部とが同種のプラスチック材料を用いることができ、遊技機の解体後に基板ボックスを容易にリサイクルすることができるためである。また、封鎖部の切断片についても、ネジやリベットの金属材料を含まないため、プラスチック廃材として回収しやすく、リサイクルが容易になる。
なお、本発明による基板ボックスの他の製法としては、ボックス本体と封鎖部とを別に製造して後で合体させる方法でもよい。
【0017】
基板ボックスを製造するためのプラスチック材料としては、例えばポリカーボネートを使用することができる。
プラスチック材料の色彩は、特に限定されないが、望ましくは透明または半透明の材料を用いるのが望ましい。基板ボックスの外側から内部を視認しやすく、ROM等の異常を発見しやすいためである。
【0018】
また、本発明による遊技機は、前記本発明(第1〜5発明)の基板ボックスを備えることを特徴としている。
本発明の遊技機によれば、保持ケースおよび蓋体の封鎖片に連結部材を連結することで、基板ボックスの封鎖部を簡単にロックすることができる。このため、工場等で遊技機に基板ボックスをセットする作業が簡単になる。また、封鎖片に非連結状態で連結部材を保管することができるので、封鎖部をロックしないときの基板ボックスの取り扱いも便利である。さらに、ホール設置後にROM等の検査があっても、基板ボックスの開封および封鎖の作業を簡単かつ迅速に行うことができる。
なお、遊技機の種類は特に限定されず、パチンコ機、スロットマシン、アレンジボール機、雀球機等の各種遊技機に本発明を適用することが可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図2は、本発明を適用したパチンコ機を背後から見た斜視図である。図2に示すように、パチンコ機100は、外枠101内に脱着可能な遊技盤ユニット106を収納して構成される。遊技盤ユニット106の正面側には遊技盤が配置される。遊技盤には、玉案内レール、各種入賞装置、役物装置、図柄表示装置、アタッカー装置、ゲート口、風車器、誘導釘等が設けられている。外枠101の前面には、扉102がヒンジ102aによって回動可能に取り付けられている。遊技者は、発射ハンドル装置103を操作することにより、遊技盤の中央に設けられた遊技領域に玉を発射する。
パチンコ機100の背面側には、玉タンク105、電源装置107、玉払出装置108等が設けられている。そして、遊技盤ユニット106の背面にパチンコ機100の遊技状態を制御する制御基板が取り付けられる。
【0020】
制御基板は、遊技機全体を制御する主基板と、副基板(表示制御基板、音制御基板、ランプ制御基板、払出制御基板、発射制御基板等)とからなり、これらの基板の一部は個別に基板ボックスに収納されている。本実施形態では、これらの基板ボックスのうち、主基板用の基板ボックス10に本発明を適用した例について説明する。なお、必要に応じて副基板の基板ボックスにも本発明を適用することができることはもちろんである。
【0021】
図1に示すように、基板ボックス10は、保持ケース12と蓋体13とからなる。基板ボックス10の下端部にヒンジ部15が設けられ、このヒンジ部15により保持ケース12の開口部に蓋体13が開閉可能に取り付けられる。図1の状態から図1矢印方向に蓋体13を回動すると、保持ケース12内に制御基板14が現れる。
【0022】
基板ボックス10の図1左右両端部には一対の封鎖部10A、10Aが形成されている。基板ボックス10に主基板14を格納した後、これらの封鎖部10A、10Aを所定の操作によってロックすることで、基板ボックス10に制御基板14が封鎖状態に保たれる。なお、封鎖部10A、10Aは、後述するように、基板ボックス10の開放および封鎖を繰り返して行えるように、複数(4個)のロック機構を備えている。
【0023】
次に、封鎖部10Aの構成について説明する。
図3には、封鎖部10Aを分解した状態を示した。図3(A)は保持ケース12の封鎖片12Aの断面図、図3(B)は蓋体13の封鎖片13Aの断面図である。封鎖片12Aと13Aとの間に図4に示す連結部材20が連結可能になっている。
【0024】
図3(A)に示すように、保持ケース12の側面に封鎖片12Aが形成される。封鎖片12Aは、縦板15と横板16とからなる。縦板15が保持ケース12の側面に対しほぼ垂直に延び、さらにその先端に横板16が保持ケース12の側面に対しほぼ平行に延びている。
【0025】
封鎖片12Aには、縦板15の内側にほぼ垂直に延びる雄部材17が形成される。雄部材17の先端部には、連結部材20の連結雌孔H3(図5参照)に嵌合可能な係止部18が設けられる。係止部18の先端は、楔形の傾斜面18aになっている。
【0026】
一方、図3(B)に示すように、蓋体13の側面には、封鎖片13Aが形成される。封鎖片13Aは、封鎖片12Aよりもサイズの小さい縦板21と横板22を有している。保持ケース12に蓋体13を閉じると、封鎖片12Aの内側に封鎖片13Aが嵌合し、蓋体13の先端部13aが封鎖片12Aの横板15に当たって止まる(図6参照)。
【0027】
封鎖片13Aには、縦板21に貫通する連結雌孔H1が設けられる。連結雌孔H1には、後述する連結部材20の雄部材32が嵌合可能になっている。連結雌孔H1は、図1に示すように、矩形の目隠し板26で覆われる。これにより、封鎖片13Aの外側からは、連結雌孔H1を直接覗くことができないようになっている。
【0028】
目隠し板26は、支持板26aによって縦板21の壁面に固定される。目隠し板26と連結雌孔H1との間に空隙S1が形成される。この空隙S1に連結部材20の雄部材32の係止部33が突出することになる(図6参照)。
支持板26aをカッター等で切断すると、目隠し板26が封鎖片13Aから分離し、空隙Sが開放される。
【0029】
封鎖片13Aの縦板21の端部には、ガイド孔H2が開口している。ガイド孔H2には、後述する連結部材20のストッパ35が嵌合する(図6参照)。
【0030】
図4に示すように、連結部材20は、角筒形の筒体31を備えている。筒体31の図4頂面ほぼ中央に雄部材32が形成される。筒体31の底面にはスリット状の連結雌孔H3が形成されている。雄部材32および連結雌孔H3は、連結部材20の中心軸上に配置されている。
【0031】
雄部材32は、左右対称の形状を有する右部材32aと左部材32bからなる。右部材32aおよび左部材32bの先端に封鎖片13Aの連結雌孔H1に嵌合可能な係止部33が形成される。右部材32aおよび左部材32bが互いに近づく方向に撓むことで、雄部材32が連結雌孔H1に嵌りやすくなっている。また、係止部33に形成される傾斜面33aも雄部材32の連結雌孔H1への嵌合操作を容易にする。
【0032】
連結雌孔H3の両側には、補助スリットS2、S3が形成される。連結雌孔H3と補助スリットS2およびS3との間は、直線状の長板部31a、31bになっている。連結雌孔H3に封鎖片12Aの雄部材17を嵌合する場合、これらの長板部31a、31bが連結雌孔H3を拡げるように外側に撓み、雄部材17の嵌合操作を容易にする。
【0033】
筒体31の図4頂面の側端部にはストッパ35が立ち上げられる。ストッパ35は、封鎖片13Aの連結雌孔H1に雄部材32を嵌合するとき、ガイド孔H2(図3(B)参照)に嵌合し、連結雌孔H1を位置決めする。
一方、筒体31の図4後方側の筒端部にはストッパ36が延びている。ストッパ36は、封鎖部に連結部材20を非連結状態で保持するときに、封鎖片12Aまたは13Aの壁面に当たって連結部材20のガタ付きを押さえる役割を果たす(図10参照)。
【0034】
次に、封鎖部10Aのロック方法について説明する。
図5に示すように、まず、封鎖片12Aと連結部材20とを連結する。雄部材17の係止部18に連結部材20の連結雌孔H3を押し込むと、係止部18が傾斜面18aにより連結雌孔H3を押し拡げ、連結部材20に係止される。
このような状態で保持ケース12に蓋体13を閉じると(図5矢印参照)、図6に示すように、封鎖片12Aに封鎖片13Aが嵌合し、連結部材20の雄部材32が封鎖片13Aの連結雌孔H1に弾性嵌合する。そして、雄部材32の係止部33が空隙S1に突出し、封鎖片13Aに係止される。
この結果、封鎖片12Aと13Aとが連結部材20を介して分離不能に連結されることになり、封鎖部10Aがロックされることになる。
【0035】
このように第1実施形態によれば、基板ボックスの封鎖部10Aを簡単な作業工程で確実にロックすることができる。これにより、パチンコ機100への基板ボックス10の組み付けが簡単になり、作業者の負担を軽減することができる。また、封鎖片12Aおよび13Aに連結部材20を一旦連結すると、雄部材17および32の返しによって連結部材20が外れることはなく、封鎖の信頼性も十分に確保することができる。
なお、封鎖片12Aおよび13Aに連結部材20を連結する順序については、前述の説明には限られない。最初に封鎖片13Aに連結部材20を連結し、後で封鎖片12Aに連結部材20を連結してもよい。封鎖片12Aと13Aとの間に連結部材20を挟んで加圧することで両者を同時に連結することもできる。
【0036】
封鎖部10Aのロックを解除する場合は、目隠し板26をカッターやニッパー等で切断して除去する。すると、図7に示すように、封鎖片13Aの外側に連結部材20の雄部材32が現れる。ここで、雄部材32の係止部33を切断すると、封鎖片12Aと13Aとの連結が解かれて封鎖部10Aのロックが解除される。
このように第1実施形態の基板ボックス10によれば、封鎖片12A、13Aをその根元から切断することなく、簡単な操作で封鎖部10Aのロックを外すことができる。
【0037】
なお、目隠し板26は、封鎖部10Aのロックを解除するとき以外は常に封鎖片13Aに保持しておく。すなわち、封鎖部10Aを一旦ロックした後に解除するときだけ目隠し板26を外し、それ以外の場合は目隠し板26を封鎖片13Aに付けたままにしておく。これにより、目隠し板26を見るだけで封鎖部10Aのロックが解除されているか否かを瞬時に把握することが可能になる。
【0038】
ここで、図1に示すように、本実施形態では、基板ボックス10の左右両側のの封鎖部10Aに連結部材20を複数(4個)並設する構成とした。これにともない雄部材17、連結雌孔H1および目隠し板26も対応する数だけ形成している。つまり、封鎖片12Aおよび13Aには、図1で上下方向に第1〜第4のロック機構が設けられている。
そして、パチンコ機100の工場出荷時に第1のロック機構により基板ボックス10を封鎖する。このとき、第2〜4番目のロック機構はロックしない。遊技機がホールに設置された後にROMの検査等のため基板ボックス10を開ける場合には、第1番目のロック機構を解除する。再度、基板ボックス10を閉じる場合には、第2番目のロック機構により基板ボックス10を封鎖する。同様に、再度、基板ボックス10を開ける場合には第3、第4番目のロック機構を用いて基板ボックス10を封鎖する。
【0039】
本実施形態では、このようにホール内でROM検査を受けた後の再封鎖時に、第2〜4番目のロック機構を直ぐに使えるよう同じ基板ボックス10の封鎖部10Aに各ロック機構の連結部材20が保管されている。
【0040】
次に、連結部材20の保管方法を図8〜10に基づいて説明する。封鎖部10Aに連結部材20を保管する場合には、封鎖片12Aと13Aとの間に連結部材20を非連結状態で収納する。図8は連結部材20の収納状態を示す斜視図であり、図9および図10は、図8に示す連結部材20を封鎖片12Aと13Aとの間に収納する前後の状態を示す断面図である。なお、図9および図10において、連結部材20は、紙面に対して垂直方向上側に雄部材32を向けて保持されている。
【0041】
図8および図9に示すように、まず、連結部材20の筒孔に雄部材17を入れ、封鎖片12Aの上に連結部材20を載せる。このとき、連結部材20の雄部材32および連結雌孔H3の連結軸がロック時の状態から90゜回転し、封鎖片12Aとほぼ平行に保たれる。
次いで、図10に示すように、封鎖片12Aに封鎖片13Aを嵌合すると、連結部材20の外側に封鎖片13Aが嵌り、封鎖片12Aと13Aとの間に連結部材20が収納される。
【0042】
このように封鎖片12Aと13Aとの間に連結部材20を収納すると、連結部材20がその筒孔により雄部材17に引っ掛かるため、封鎖片12Aと13Aとの間から脱落することはない。
また、封鎖片12Aおよび13Aのいずれにも連結部材20が連結されないため、封鎖部10Aがロックされることはなく、保持ケース12から蓋体13を自由に開くことが可能になる。
また、図10に示すように、連結部材20の収納時には、封鎖片12Aおよび13Aと連結部材20とが接触し合って両者の間にはほとんど隙間が形成されない。このため、封鎖部10Aに連結部材20がガタ付きのない状態で保持される。
さらに、封鎖部10Aをロックする場合には、連結部材20の向きを変えるだけで直ぐに封鎖片12Aおよび13Aを連結することができる。
なお、雄部材17に連結部材20を保持する方法については、連結部材20の筒孔を利用する他、雄部材32の右部材32aと左部材32bを利用してもよい。すなわち、右部材32aと左部材32bとの間に雄部材17を押し込んで挟持することにより、雄部材17に連結部材20を保持することも可能である。
【0043】
このように第1実施形態によれば、基板ボックス10の封鎖部10Aに連結部材20を保管することができるため、ロック時に連結部材20を探す手間が省ける。また、ロックが必要なとき以外は、封鎖片12Aおよび13Aと連結部材20とを非連結状態に保つことができるので、基板ボックス10の保管や運搬等の取り扱いが便利になる。
【0044】
また、第1実施形態の基板ボックス10によれば、解体後のリサイクルにも適する。すなわち、従来例による基板ボックスの封鎖部の構成では、ネジやリベットに既製の金属製品を使用することが多くなる。このため、プラスチック製の基板ボックスをリサイクルのため回収する際に金属製のネジやリベットを分別することが困難であった。これに対し、基板ボックス10の構成では、封鎖片12A、13A、連結部材20等の封鎖部の各部をプラスチック材料により比較的簡単に製造することができる。これにより、基板ボックス10のプラスチック材料のリサイクルを簡単に行うことができるという効果がある。
【0045】
次に、本発明の他の実施形態について説明する。なお、以下に述べる他の実施形態において、前記第1実施形態と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
【0046】
本発明の第2実施形態を図11に示す。
図11に示すように、第2実施形態の基板ボックスは、連結部材20に単体の雄部材41を設けたものである。雄部材41の係止部42には、先端に向かって互いに近づく傾斜面42a、42aが形成されている。
封鎖部をロックする場合、封鎖片13Aの連結雌孔H1に雄部材41を押し込むと、係止部42が傾斜面42a、42aにより連結雌孔H1を押し拡げ、封鎖片13Aの外側に係止される。これにより、連結部材20と封鎖片13Aとが連結される。
封鎖部のロックを解除する場合には、係止部42の根元をカッターやニッパ等で切断すると、連結雌孔H1から雄部材41が外れるため、連結部材20と封鎖片13Aとの連結が解かれる。
【0047】
第2実施形態によれば、連結雌孔H1に雄部材41を連結すると、係止部42を切除するまで、ロックを解除することができない。このため、係止部24が切断されているか否かを見るだけで、封鎖部のロック状態を知ることができる。 また、封鎖片13Aの目隠し板を省略することができ、封鎖部をよりシンプルな構成にすることができる。
【0048】
本発明の第3実施形態を図12に示す。
第3実施形態の基板ボックスは、連結部材20に二組の雄部材32、51を設けたものである。連結部材20の雄部材32の反対側(図12左側端部)に前記第1実施形態と同様な構成の雄部材51が設けられる。連結部材20の側端部には、ストッパ52が形成されており、封鎖片12Aにはストッパ52に嵌合するガイド孔H5が設けられている。
封鎖片12Aには、雄部材51に嵌合可能な連結雌孔H4が設けられる。連結雌孔H4の外側には、目隠し板53が支持板53aにより封鎖片12Aに固定されている。
【0049】
第3実施形態によれば、封鎖部をロックする場合、連結部材20が左右対称の構造であるため、雄部材32または51の向きを気にする必要がない。また、封鎖部のロックを解除する場合には、雄部材32または51のいずれか一方を選択的に封鎖片12Aおよび13Aから外せばよいことから作業性が良好になる。
なお、封鎖部に連結部材20を保持する場合、雄部材32または51を図12の状態から紙面に対して垂直に向けると、封鎖片12Aと13Aとの間に連結部材20を非連結状態で収納することができる。このとき、封鎖片12Aおよび13Aの横板16および22が脱落防止板として作用する。
【0050】
本発明の第1〜3実施形態を説明したが、本発明の実施の形態はこれらに限られることなく、種々の変更が可能である。連結部材の形状は、必要に応じて変更してもよい。また、封鎖部の位置や数についても、前記第1実施形態の構成に限られることなく、例えば、基板ボックスの四隅部に封鎖部を設けたり、ヒンジ部と反対側に1カ所のみ封鎖部を設けてもよい。さらに、目隠し板については、必要に応じて省略することもできる。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の遊技機の基板ボックスによれば、次のような優れた効果を奏する。
(a) 基板ボックスの封鎖部を必要なときだけ簡単な操作で、迅速かつ確実ににロックすることができる。
(b) 基板ボックスの封鎖部にネジやリベット等を使用しないため、解体後の材料分別を行いやすい。
(c) プラスチック材料を再利用しやすく、資源の有効利用に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による基板ボックスを示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態によるパチンコ機の後方斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態による基板ボックスの封鎖部を示すもので、(A)は保持ケース側の封鎖片を示す断面図、(B)は蓋体側の封鎖片を示す断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態による連結部材を示す斜視図である。
【図5】本発明の第1実施形態による封鎖部の連結前の状態を示す断面図である。
【図6】本発明の第1実施形態による封鎖部の連結後の状態を示す断面図である。
【図7】本発明の第1実施形態による封鎖部のロック解除時の状態を示す断面図である。
【図8】本発明の第1実施形態による連結部材の収納状態を示す一部切欠斜視図である。
【図9】本発明の第1実施形態による連結部材の収納前の状態を示す断面図である。
【図10】本発明の第1実施形態による連結部材の収納後の状態を示す断面図である。
【図11】本発明の第2実施形態による基板ボックスの封鎖部を示す断面図である。
【図12】本発明の第3実施形態による基板ボックスの封鎖部を示す断面図である。
【図13】従来例による基板ボックスを示す斜視図である。
【符号の説明】
10  基板ボックス
10A 封鎖部
12  保持ケース
13  蓋体
12A、13A  封鎖片
15  縦板
16  横板(保持手段)
17  雄部材(保持手段)
18  係止部
20  連結部材
21  縦板
22  横板(保持手段)
26  目隠し板
26a 支持板
32  雄部材、
32a 右部材
32b 左部材
35、36 ストッパ
H1、H3 連結雌孔
H2  ガイド孔

Claims (1)

  1. 保持ケースと蓋体との間に基板を収納するとともに、前記保持ケースおよび前記蓋体の封鎖部を突き合わせてロックすることで前記基板を封鎖する基板ボックスにおいて、
    前記封鎖部は、
    前記保持ケースおよび前記蓋体の端部に設けられ、互いに向き合う一対の封鎖片と、
    前記封鎖片の間に脱着可能に設けられ、前記保持ケースに前記蓋体を閉じるときの加圧力によって前記封鎖片に嵌合し、前記封鎖片同士を分離不能に連結する連結部材とを備えたことを特徴とする遊技機の基板ボックス。
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