JP4641543B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機、スロットマシン等の遊技機に係り、詳しくは、基板を挟んでその基板に垂直な開閉方向に嵌め合わせ可能な第1,第2ケース体により構成された基板ケースと、それら第1,第2ケース体を互いに封止可能な封止手段とを備えた遊技機に関するものである。
パチンコ機等の遊技機では、各種制御基板等が基板ケースに格納された状態で本体裏側等に装着されている。一般的な基板ケースは、第1ケース体と第2ケース体とを開閉可能に組み合わせることにより略箱形となるように構成されている。
また、遊技機の基板ケースには、制御基板に対する不正防止のための封止手段を備えたものがある。この封止手段は、第1ケース体と第2ケース体とを閉鎖状態で現状復帰不能に封止するもので、一旦制御基板を格納したまま封止してしまうと、損壊部を損壊して開封の痕跡を残さない限り、基板ケースを開いて内部の制御基板を取り出すことはできないようになっている。
この種の基板ケース及びその封止手段としては、例えば特許文献1,2に記載されているものが一般的である。これら各特許文献に記載された遊技機は、何れも、第2ケース体側の保持部材により保持された封止部材を、その第2ケース体側の保持部材に保持された状態のままで第1ケース体側の被結合部に結合させることにより、即ち封止部材により第2ケース体側の保持部材と第1ケース体側の被結合部とを結合することにより基板ケースを封止するように構成されている。
また、封止された基板ケースを開封する場合には、特許文献1に記載された遊技機では保持部材と第2ケース体との接続部分に設けられた損壊部を損壊して保持部材を第2ケース体から切り離すことにより、特許文献2に記載された遊技機では封止部材の略中間部分に設けられた損壊部を損壊して封止部材を第1ケース体側と第2ケース体側とに分離することにより、夫々第1ケース体と第2ケース体との封止を解除するように構成されている。
特開2000−126420号公報 特開2005−137497号公報
上記のような従来の基板ケース及びその封止手段は、いずれも封止部材が第2ケース体側の保持部材に保持された状態のままでその封止部材を第1ケース体側の被結合部に結合させるように構成されているため、封止部材と保持部材とを共に第2ケース体側に一体成型することが不可能乃至極めて困難であり、従って例えば封止部材を第2ケース体とは別の部材とする必要があった。これにより従来の遊技機では部品点数が増加し、また組み立て工程が複雑化することによりコスト高になる等の問題があった。
もちろん、部品点数を削減してコストを抑えることができたとしても、それによって封止の信頼性が低下したのでは意味がない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、封止手段を構成する封止部材等を基板ケースと一体に形成可能とすることにより部品点数を最小限に抑えると共に、封止の信頼性を高く維持できる遊技機を提供することにある。
本発明は、基板23を挟んでその基板23に垂直な開閉方向に嵌め合わせ可能な第1,第2ケース体41,42により構成された基板ケース24と、前記第1,第2ケース体41,42を互いに封止可能な封止手段43とを備えた遊技機において、前記第1ケース体41側の第1被係合部80と前記第2ケース体42側の第1係合部70とで構成される主ロック手段86と、前記第1ケース体41側の第2被係合部87と前記第2ケース体42側の第2係合部58とで構成される補助ロック手段88とを備え、前記第1ケース体41と前記第2ケース体42とを前記基板23に沿う方向に相対的にスライドさせることにより、前記第1係合部70と前記第1被係合部80とが互いに係合して前記基板ケース24が閉状態で保持されるロック状態と前記第1係合部70と前記第1被係合部80とが係合しないアンロック状態とに切り換え可能に構成され、前記封止手段43は、所定の損壊部121,122を介して前記第2ケース体42側に一体に形成され且つ前記損壊部121,122を損壊することにより前記第2ケース体42から除去可能な開封障害部93と、所定の保持部115を介して前記第2ケース体42側に一体に形成され且つ前記ロック状態のときに前記保持部115が損壊されて前記スライド方向に略直交する方向に押し込まれることにより前記第2ケース体42から独立して前記第1ケース体41側に離脱不能に結合する封止部材92とを備え、該封止部材92が前記第1ケース体41側に結合したとき、その封止部材92が前記第1ケース体41に対する前記開封障害部93の前記アンロック状態側へのスライド移動を規制して前記基板ケース24の開封を阻止するように構成されており、前記補助ロック手段88は、前記スライド方向における前記封止手段43に対応する位置又はその近傍に設けられ且つ前記第2係合部58と前記第2被係合部87とは前記主ロック手段86が前記ロック状態とアンロック状態との何れの場合にも互いに係合して前記第1,第2ケース体41,42の前記開方向への相対移動を規制するように構成されているものである。
本発明によれば、封止手段43を構成する封止部材92を第2ケース体42に一体で形成することができ、これにより部品点数を最小限に抑え、コストの削減が可能となる。また、例えば第1ケース体41と第2ケース体42とを変形させるなどして主ロック手段86を強引にアンロック状態にすることができたとしても、補助ロック手段88は係合状態が維持されて第1,第2ケース体41,42の開方向への移動を規制するため、封止手段43に痕跡を残すことなく主基板ケース24を開封することは不可能であり、封止の信頼性を高く維持できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図18は本発明をパチンコ機に採用した一実施形態を例示している。なお、以下の説明における上下左右の方向については、特に基準を示さない限り遊技機本体を前側から見た場合の上下左右をいうものとする。
図1において、1は遊技機本体で、矩形状の外枠2と、この外枠2の前側に開閉自在に枢着された前枠3とを備えている。前枠3は左端側の上下一対のヒンジ4を介して外枠2に着脱及び開閉自在に装着されている。
前枠3の上部側には遊技盤5が例えば前側から着脱自在に装着されると共に、遊技盤5の前側にガラス扉6が、ガラス扉6の下側に隣接して前面開閉板7が夫々配置されている。ガラス扉6、前面開閉板7はヒンジ4と同一側のヒンジ(図示省略)により前枠3に開閉自在に枢支されている。前面開閉板7には、その前側に、発射手段8に供給するための遊技球を貯留する貯留皿9、発射手段8を作動させるための発射ハンドル10等が設けられている。
遊技盤5の前側には、発射手段8により発射された遊技球を案内するガイドレール11が環状に装着されると共に、そのガイドレール11内の遊技領域12には、画像表示手段13を備えたセンターケース14の他、通過ゲート15、開閉式入賞手段16、大入賞手段17、普通入賞手段18等の各種遊技部品が装着されている。
また、遊技盤5の裏側には、図2に示すように、センターケース14等の遊技部品を後側から覆う裏カバー21と集球ケース22とが上下に配置され、例えば集球ケース22の背面側に主制御基板23が格納された主基板ケース24が、裏カバー21の背面側に演出制御基板25が格納された演出基板ケース26、液晶制御基板27が格納された液晶基板ケース28が夫々着脱自在に装着されている。
集球ケース22は、開閉式入賞手段16、大入賞手段17、普通入賞手段18等に入賞して遊技盤5の裏側に案内された遊技球を集めて排出口29から回収通路(図示省略)側へと案内するためのもので、図3に示すように上面側と前面側とが開放した略箱形に形成されており、裏カバー21の下側に近接して配置され、遊技盤5の裏側に着脱自在に固定されている。
集球ケース22の背面側には、例えばその略中央に主基板ケース24を着脱自在に装着可能な主基板ケース装着部31が設けられ、また例えばその主基板ケース装着部31の一側には、遊技盤5を前枠3側に装着したときに前枠3側のコネクタ(図示省略)に直接結合される遊技盤側コネクタ32が複数配置されている。
主基板ケース装着部31に装着される主基板ケース24は、全体として扁平な略矩形状であって、図3に示すように、互いに係脱自在の第1ケース体41と第2ケース体42とを備えると共に、その外周側の一辺、例えば左端側に沿って封止手段43が設けられ、これら第1ケース体41、第2ケース体42、封止手段43を含む全体が透明な合成樹脂により成形されている。
そして、主基板ケース24内の空間は、図4〜図6等に示すように、封止手段43に対応する封止領域24bと、それ以外の基板格納領域24aとに区分されており、その基板格納領域24a内に主制御基板23が格納されている。
主制御基板23は矩形状であって、その一面側には、中央寄りの部分にCPU,ROM,RAM等の電子部品44が配置され、また外縁部近傍には、コネクタ45が装着されると共に位置決め孔46及び固定孔47が形成されている。
第2ケース体42は、図3〜図7,図9等に示すように、主制御基板23の電子部品装着面23a側に対向する上壁51と、その上壁51の三辺、例えば上下辺及び右辺に沿って主制御基板23の裏面23b側に向けて延設された周壁52〜54とを一体に備え、主制御基板23の裏面23b側に対応する面、及び外周側の残りの一方側、即ち左側の面はその略全面が開放されて開口55,56を形成している。
そして、上壁51の内面側には、例えば左側の開口56から所定距離内側(右周壁54側)の位置に仕切り壁57が右周壁54と略平行に配置されている。この仕切り壁57は、主基板ケース24内の空間を封止領域24bと基板格納領域24aとに仕切るもので、周壁52〜54と仕切り壁57とで取り囲まれた領域が基板格納領域24a、仕切り壁57よりも開口56側の領域が封止領域24bとなっている。なお、仕切り壁57の両端部と周壁52,53との間には夫々隙間57aが形成されている(図12,図13)。
上壁51のうち、基板格納領域24aに対応する基板側上壁51aには、その内部に配置される主制御基板23との間に電子部品44の収容空間を確保できるように外向きに膨出する膨出部61が形成されると共に、例えば周壁52,53,54に沿って膨出部61よりも低い段部62が形成されている。
段部62には、主制御基板23側のコネクタ45が内側から嵌合するコネクタ嵌合孔63が1又は複数設けられており、またそのコネクタ嵌合孔63を避けて、主制御基板23側の位置決め孔46に対応する1又は複数の位置決め突起64が内向きに、主制御基板23側の固定孔47に対応するねじ止め用の固定基部65が外向きに、夫々突設されている。
主制御基板23は、電子部品装着面23aを上壁51側に向けた状態で、位置決め孔46に位置決め突起64を嵌合させるように第2ケース体42の基板格納領域24a内に嵌め込まれ、固定孔47を介して固定基部65にねじ止めすることにより固定される。
上壁51のうち、封止領域24bに対応する封止側上壁51bは、例えば基板側上壁51aとの境界部に沿って基板側上壁51a側の段部62と同じ高さに配置される低壁66と、この低壁66の開口56側に突出状に設けられ且つ低壁66よりも一段高い高壁67とを備え、それら低壁66と高壁67との間はそれら低壁66及び高壁67に略垂直な起立壁68により連結されている。高壁67の外縁部には、外向きに突出する外周枠69が例えばその全周にわたって一体に設けられている。
また、上下の周壁52,53には、封止領域24b側端部、即ち左端部に高壁67と略平行に突出する一対の係合突部58が設けられ、また基板格納領域24aに対応する外面側には外向き突出状の係合爪70が、開口55側の縁部に沿って間欠的に複数設けられている。
第1ケース体41は、図3〜図6,図8,図9等に示すように、第2ケース体42側の開口55に対応する底壁71と、第2ケース体42側の開口56に対応して底壁71の一辺、即ち左辺から第2ケース体42側に立設される側壁72と、底壁71の他の三辺、即ち上辺,下辺及び右辺に沿って第2ケース体42側に立設される嵌合壁73,74,75とを一体に備えており、第2ケース体42と向かい合わせに嵌め合わせたとき、底壁71,側壁72が夫々第2ケース体42側の開口55,56を略閉鎖すると共に、嵌合壁73〜75が夫々第2ケース体42側の周壁52〜54の外面側に嵌合するようになっている。
また、底壁71には、第2ケース体42側の上下の周壁52,53の内面側に沿う一対の案内壁76,77が、側壁72の内面側から嵌合壁75側に向けて上下の嵌合壁73,74の内側に平行に配置されている。これら案内壁76,77と嵌合壁73,74との間は、第2ケース体42側の周壁52,53が摺動自在に嵌合する案内溝78,79となっている。
また、上下の嵌合壁73,74には、第2ケース体42側の係合爪70が夫々係脱自在に係合可能な被係合部80が設けられている。この被係合部80は、第2ケース体42側の係合爪70が嵌脱自在に嵌合する複数の切り欠き部81と、案内溝78,79に沿ってこれら切り欠き部81に対して例えば封止領域24bとは反対側(右側)に隣接して設けられ且つ係合爪70が夫々係合する係止部82とで構成されており、係合爪70を夫々切り欠き部81に嵌合させるように第2ケース体42を第1ケース体41に嵌め合わせ(アンロック状態)、第2ケース体42を第1ケース体41に対して封止領域24bとは反対側(右側)に向けて相対的にスライドさせたとき(以下、この方向をスライド方向という)、係合爪70が係止部82に夫々係合して、第1ケース体41と第2ケース体42とが互いに結合状態でロックされる(ロック状態)ようになっている。
なお、これら第1ケース体41側の被係合部(第1被係合部)80と第2ケース体42側の係合爪(第1係合部)70とが、それら第1ケース体41と第2ケース体42とを閉状態でロックするための主ロック手段86を構成している。
側壁72には、案内溝78,79に対応して一対の被係合穴87が形成されており、第1ケース体41と第2ケース体42とをアンロック状態に嵌め合わせる前に、第2ケース体42側の係合突部58を案内溝78,79に沿って被係合穴87に差し込むことにより、係合突部58が被係合穴87に係合して第1,第2ケース体41,42の開方向への移動を規制するようになっている。また、係合突部58と被係合穴87とは主ロック手段86がアンロック状態のときだけでなくロック状態となったときにも係合状態が維持されるようになっている。これら第1ケース体41側の被係合穴(第2被係合部)87と第2ケース体42側の係合突部(第2係合部)58とが、それら第1ケース体41と第2ケース体42とを閉状態で補助的にロックするための補助ロック手段88を構成している。
なお、第1ケース体41と第2ケース体42とを互いに嵌め合わせたとき、第1ケース体41側の案内壁76,77は第2ケース体42側の仕切り壁57と周壁52,53との間の隙間57aに嵌合する(図12,図13)。
更に、第1ケース体41の外周部、例えば左右両端側には、主基板ケース装着部31に固定するための突設部84,85が外向きに一体形成されている。
封止手段43は、主基板ケース24の封止領域24bに対応して、第2ケース体42側の開口56及び第1ケース体41側の側壁72に沿って例えば一列状に複数(ここでは4組)配置されている。
各封止手段43は、図7,図8,図10〜図14等に示すように、第1ケース体41側の被結合部91と、第2ケース体42側の封止部材92及び開封障害部93とで構成されている。被結合部91は、第1ケース体41側の側壁72の内面側に突設された嵌合支持部94上に設けられている。嵌合支持部94は、底壁71に平行な板状で、底壁71との間に所定距離をおいて側壁72から内側、即ち封止領域24b側に張り出すように一体に形成されており、側壁72に沿って複数(ここでは4つ)の被結合部91が設けられている。
各被結合部91は、例えばスライド方向に平行に設けられた1つの挿通スリット95と、この挿通スリット95の両側に平行に配置された一対の逃げ用スリット96と、それら挿通スリット95と逃げ用スリット96との間に形成された一対の弾性係合部97とを備えている。挿通スリット95には、封止部材92側の結合部113に対応してその略中央に拡幅部95aが形成されている。
また、嵌合支持部94の第2ケース体42側の面(以下、表面94aとする)には、各被結合部91に対してその配列方向の両側、即ち逃げ用スリット96の外側に互いに平行な一対の案内板98,98が第2ケース体42の高壁67側に向けて立設されている。また、案内板98,98の対向面側には、封止部材92の側壁72側に沿って規制部99が突設されている。なお、嵌合支持部94と底壁71との間には、被結合部91を避けた位置に複数の補強リブ100が設けられている(図12)。
封止部材92及び開封障害部93は、封止領域24bに対応して第2ケース体42側に形成された封止用開口部101内に配置されている。封止用開口部101は、第1ケース体41側の被結合部91に対応して複数(ここでは4つ)設けられており、夫々高壁67から起立壁68、低壁66にわたる開口状に形成されている。
封止部材92は、断面矩形状の軸部111と、この軸部111の一端側に設けられた鍔部112と、軸部111の他端側に設けられた台形状の結合部113と、鍔部112から上側に突出する被操作部114とを備え、封止用開口部101のうち、高壁67に形成された高壁開口部101a内に配置され、損壊容易な1又は複数の保持部115を介して第2ケース体42に一体成形されており、主基板ケース24を封止する際には保持部115が損壊されて第2ケース体42から切り離され、第1ケース体41側に押し込まれて被結合部91に離脱不能に結合するようになっている。
鍔部112は、例えば略矩形状に形成されており、高壁開口部101aを略塞ぐように高壁開口部101a内に配置され、スライド方向に対する左右の両縁部112a,112bと、それらに対向する高壁開口部101a側の縁部との間が、損壊容易な1又は複数の保持部115により連結されている。
鍔部112には、スライド方向に対する左右の両縁部112a,112bと、スライド方向のロック状態側(基板格納領域24a側)の縁部112cとに沿って側壁116a,116bと前壁116cとが被結合部91側に向けて突設されている。
側壁116a,116bは、その外面側が被結合部91側の案内板98に、側壁72側の縁部が被結合部91側の規制部99に夫々沿うように形成されており、保持部115を切断して封止部材92を被結合部91側に押し込んだとき、側壁116a,116bが案内板98と規制部99に沿って摺動することにより被結合部91側に案内されるようになっている。なお規制部99は、鍔部112が保持部115により連結されている状態ではその端部が側壁116a,116bに到達しない長さに設けられており(図16等)、第1ケース体41に対して第2ケース体42をスライドさせる際に側壁116a,116bが規制部99に干渉しないようになっている。
軸部111は、鍔部112の中心部から被結合部91側に向けて突設され、例えばスライド方向に対する左右方向に偏平な断面矩形状に形成されており、その幅は被結合部91側の拡幅部95aの内幅と略同じか若干小さく形成されている。
結合部113は、鍔部112が保持部115により連結されている状態ではその先端側が被結合部91に到達せず(図16等)、保持部115が切断されて封止部材92が被結合部91側に押し込まれ、鍔部112側が嵌合支持部94の表面94aに当接したとき、被結合部91の挿通スリット95を貫通してその裏側に離脱不能に係合するようになっている(図17等)。
被操作部114は、封止部材92を被結合部91側に向けて押圧する際の操作を容易にするためのもので、鍔部112の中心部から外向きに突出して設けられ、その中央に凹部114aが形成されている。封止部材92を被結合部91側に向けて押圧する際には、この凹部114aにドライバー等の先端部を押し当てることにより容易に操作可能である。
開封障害部93は、封止用開口部101のうち、起立壁68に形成された起立壁開口部101bから低壁66に形成された低壁開口部101cにかけてその内側に配置され、損壊容易な第1,第2損壊部121,122を介して第2ケース体42に一体成形されており、封止部材92が第1ケース体41側に結合したとき、その封止部材92のスライド方向ロック側に当接又は略当接するようになっている。
開封障害部93は、図11,図13,図14等に示すように、例えば封止部材92に対するスライド方向ロック側に立設された支持板123と、この支持板123から封止部材92側に突設された当接部124とを備えている。支持板123は、起立壁開口部101bを略塞ぐように起立壁68と同一平面上に配置され、内側端部が嵌合支持部94の表面94aに当接又は近接しており、その内側端部近傍に当接部124が設けられている。当接部124は、封止部材92が保持部115により第2ケース体42側に連結されている状態では封止部材92から離間しており(図16)、封止部材92が第2ケース体42から切り離されて第1ケース体41側に結合したとき(図17)、その封止部材92の前壁116cの外面側に当接又は近接するようになっている。
第1損壊部121は、図13等に示すように、支持板123の外側端部におけるスライド方向左右両側と封止用開口部101の縁部又はその近傍、例えば高壁67側の外周枠69との間を夫々連結するように設けられ、主基板ケース24の外側からニッパー等により容易に損壊可能となっている。
また、第2損壊部122は、図10,図11,図14等に示すように、支持板123の内側端部と、低壁開口部101cの縁部又はその近傍、例えば低壁66及び仕切り壁57との間を、低壁開口部101c内をスライド方向に横切って連結するように設けられ、例えばその外側縁部が低壁66と略面一で、内側縁部が嵌合支持部94の表面94aに当接又は近接する内外方向幅広状に形成されており、主基板ケース24の外側からニッパー等により損壊可能となっている。
なお、この第2損壊部122は、低壁66とその両側に立設された起立壁68及び膨出部61の側壁61aとで構成される内向きの凹入部125内に配置されており、しかも内外方向幅広状に形成されているため、第1損壊部121に比べると損壊操作が若干困難となっている。
以上のように、封止手段43を構成する被結合部91、封止部材92、開封障害部93は全て主基板ケース24の第1ケース体41又は第2ケース体42に一体成形されており、別部品は存在しない。即ち、主基板ケース24の構成部品は第1ケース体41と第2ケース体42の二つだけであるため、例えば封止部材92が別部品となっていた従来の基板ケースに比べて部品点数及び組み立て工数を少なくすることができ、コスト削減が可能である。
主制御基板23が装着された第2ケース体42を第1ケース体41に装着して封止する際には、まず第2ケース体42側の一対の係合突部58を第1ケース体41側の案内溝78,79に沿って被係合穴87に内側から差し込んだ後、第2ケース体42側の係合爪70を第1ケース体41側の切り欠き部81に嵌合させてアンロック状態に嵌め合わせる (図14→図15)。このとき、第2ケース体42側の右周壁54と第1ケース体41側の右嵌合壁75とは離間しており、第2ケース体42側の封止部材92は、第1ケース体41側の側壁72の内面側に当接又は近接した状態となる。
そして、第2ケース体42と第1ケース体41とを、それらの右周壁54と右嵌合壁75とを近づける方向に相対的にスライドさせて、第2ケース体42側の係合爪70を第1ケース体41側の係止部82に係合させ、第1ケース体41と第2ケース体42とを結合状態でロックする(図15→図16)。これにより、第2ケース体42側の封止部材92は、第1ケース体41側の側壁72から離間して、第1ケース体41側の被結合部91と内外方向に合致した状態となる。
また、このように主ロック手段86がロック状態となっても、補助ロック手段88については、係合突部58が被係合穴87に係合した状態が維持されている。
続いて、複数(4組)の封止手段43のうちの1つを用いて主基板ケース24を封止する。即ち、まずニッパー等の切断工具を用いて、封止に用いる封止部材92に連結されている全ての保持部115を切断してその封止部材92を第2ケース体42から切り離し、ドライバー等の工具の先端をその封止部材92の被操作部114の凹部114aに当てて、内側、即ち第1ケース体41側に押圧する。
これにより、封止部材92はその先端側の結合部113が弾性係合部97を両側に押し広げながら挿通スリット95内に嵌合する。このとき、封止部材92は、その周囲に設けられた案内板98,98、規制部99及び当接部124に沿って摺動することにより押圧方向に真っ直ぐに案内される。そして、封止部材92の鍔部112が嵌合支持部94の表面94aに当接したとき、結合部113が挿通スリット95を貫通して弾性係合部97の裏側に係合し、その封止部材92は第2ケース体42から完全に独立した状態で第1ケース体41側に離脱不能に結合した状態となる(図17)。
このとき、その封止部材92に対応する開封障害部93の当接部124が、その封止部材92のスライド方向ロック側の面、即ち前壁116cの外面側に当接又は近接した状態となる。従って、その状態で、第2ケース体42と第1ケース体41とを開方向、即ちそれらの右周壁54と右嵌合壁75とを離間させる方向に相対的にスライドさせようとしても、第1ケース体41側に結合している封止部材92が、当接部124を介して第2ケース体42の開方向への相対移動を規制するため、そのままでは主基板ケース24を開封することはできない。
なおこのように、本実施形態では、封止部材92が第1ケース体41側に結合する際に第2ケース体42に保持された状態を維持する必要がなく、封止部材92を第2ケース体42から完全に独立させることができるため、封止部材92を保持部115を介して第2ケース体42に一体成形することが可能となったものである。
検査等のために主基板ケース24を開封する場合には、封止状態となっている封止手段43の第1,第2損壊部121,122をニッパー等の切断工具を用いて切断し、図18(a)に示すように、開封障害部93を第2ケース体42から切り離して除去する。これにより、起立壁開口部101b及び低壁開口部101cが開放され、第2ケース体42を第1ケース体41に対してアンロック方向にスライドさせる際に封止部材92に規制される部分がなくなるため(図18(b))、主基板ケース24を開封することができる。
なお、主基板ケース24の封止手段43は、第2ケース体42の第1ケース体41に対するアンロック側へのスライド移動を阻止するものであって、この封止手段43によって第2ケース体42と第1ケース体41とが直接結合されているものではない。従って、例えば主ロック手段86のみで第1ケース体41と第2ケース体42とが閉状態でロックされる場合には、例えば第1ケース体41と第2ケース体42とを変形させるなどして係合爪70の被係合部80への係合を強引に解除することができたとすれば、封止手段43に痕跡を残すことなく主基板ケース24を開封することが可能である。しかしながら、本実施形態の主基板ケース24は、主ロック手段86の他に補助ロック手段88を備えており、この補助ロック手段88は、スライド方向に対して封止手段43の両側に設けられ且つ主ロック手段86がアンロック状態となった場合でも係合状態が維持されるため、仮に主ロック手段86を強引にアンロック状態にすることができたとしても、主基板ケース24を開封することは不可能である。
以上説明した主基板ケース24が装着される主基板ケース装着部31は、図3〜図6に示すように、集球ケース22の背面側に設けられた装着開口部131と、その装着開口部131の上下両縁側に沿って配置される装着レール132と、主基板ケース24の一端側を支持する第1支持手段133と、主基板ケース24の他端側を支持する第2支持手段134と、主基板ケース24の外側から第1,第2損壊部121,122の少なくとも一部を覆う封止カバー135とを備えている。
装着開口部131は、主基板ケース24に対応する略矩形状に形成され、その上下両縁側に沿って装着レール132が内向き突出状に延設されている。
第1支持手段133は、主基板ケース24の一端側、例えば左端側を支持するもので、主基板ケース24側の突設部84が係合可能な凹部により構成されており、突設部84に対応して装着開口部131の左端側に設けられている。
第2支持手段134は、主基板ケース24の他端側、例えば右端側を解除可能に支持するもので、主基板ケース24側の突設部85に係合する係合位置と係合しない解除位置とに切り換え可能な締結つまみにより構成されており、突設部85に対応して装着開口部131の右端側に設けられている。
主基板ケース24を主基板ケース装着部31に装着する際には、主基板ケース24の前面側(第1ケース体41の外面側)を装着レール132に沿わせつつ、まず左端側の突設部84を第1支持手段133に嵌合させ、続いて第2支持手段134を解除位置から係合位置に切り換えて突設部85を係止すればよい。
封止カバー135は、主基板ケース装着部31に装着された主基板ケース24の封止領域24b側端部を覆うように主基板ケース装着部31の後側に一体に設けられており、主基板ケース24の封止側上壁51bに沿って主基板ケース装着部31と略平行に配置されるカバー板部141と、主基板ケース24側の上下の周壁52,53及び左端側の側壁72に沿ってカバー板部141の縁部と主基板ケース装着部31とを連結する連結板部142とで主基板ケース24の着脱側、即ち右側が開放する箱形に形成されている。
カバー板部141は、第1,第2損壊部121,122を含む封止手段43の略全体を覆う大きさの矩形板状に形成されている。なお、封止手段43による封止/開封状態が外側から視認可能なように、封止カバー135は少なくともカバー板部141を透明とすることが望ましい。
このように、主基板ケース24を主基板ケース装着部31に装着した状態では第1,第2損壊部121,122が封止カバー135で覆われるため、そのままでは主基板ケース24を開封することはできない。第1,第2損壊部121,122を損壊して主基板ケース24を開封するためには、まず第2支持手段134を解除して主基板ケース24を主基板ケース装着部31から取り外す必要があるため、その分だけ時間を要し、ROMの交換等によるゴト行為を効果的に防止できる。
以上説明したように、本実施形態のパチンコ機では、第1ケース体41側の被係合部80と第2ケース体42側の係合爪70とで構成される主ロック手段86と、第1ケース体41側の被係合穴87と第2ケース体42側の係合突部58とで構成される補助ロック手段88とを備え、第1ケース体41と第2ケース体42とを主制御基板23に沿う方向に相対的にスライドさせることにより、係合爪70と被係合部80とが互いに係合して主基板ケース24が閉状態で保持されるロック状態と係合爪70と被係合部80とが係合しないアンロック状態とに切り換え可能に構成され、封止手段43は、所定の損壊部121,122を介して第2ケース体42側に一体に形成され且つ損壊部121,122を損壊することにより第2ケース体42から除去可能な開封障害部93と、保持部115を介して第2ケース体42側に一体に形成され且つロック状態のときに保持部115が損壊されてスライド方向に略直交する方向に押し込まれることにより第2ケース体42から独立して第1ケース体41側に離脱不能に結合する封止部材92とを備え、この封止部材92が第1ケース体41側に結合したとき、その封止部材92が第1ケース体41に対する開封障害部93のアンロック状態側へのスライド移動を規制して主基板ケース24の開封を阻止するように構成されており、補助ロック手段88は、スライド方向における封止手段43に対応する位置又はその近傍に設けられ且つ係合突部58と被係合穴87とは主ロック手段86がロック状態とアンロック状態との何れの場合にも互いに係合して第1,第2ケース体41,42の開方向への相対移動を規制するように構成されているため、封止手段43を構成する封止部材92を第2ケース体42に一体で形成することができ、これにより部品点数を最小限に抑え、コストの削減が可能となる。
また、例えば第1ケース体41と第2ケース体42とを変形させるなどして主ロック手段86を強引にアンロック状態にすることができたとしても、補助ロック手段88は係合状態が維持されて第1,第2ケース体41,42の開方向への移動を規制するため、封止手段43に痕跡を残すことなく主基板ケース24を開封することは不可能であり、封止の信頼性を高く維持できる。
第1,第2ケース体41,42は、補助ロック手段88の係合突部58と被係合穴87とを互いに係合させつつ閉方向に嵌め合わせて主ロック手段86をアンロック状態とし、更にスライド方向に相対的にスライドさせることによりロック状態とするように構成されているため、主ロック手段86がロック状態とアンロック状態との何れの場合にも係合状態が維持される補助ロック手段88を備えているにも拘わらず主基板ケース24の開閉を容易に行うことができる。
また、補助ロック手段88の係合突部58と被係合穴87とはスライド方向に係脱自在であり、第1ケース体41と第2ケース体42とを嵌め合わせる際にまず係合突部58を被係合穴87に対してスライド方向のアンロック側に向けて差し込むことにより互いに係合させるように構成されているため、主ロック手段86がロック状態からアンロック状態に変化するに伴って補助ロック手段88の係合状態は逆に強固となり、封止の信頼性はより高くなる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば
封止手段43は、2×2個等、縦横に複数個ずつ配置してもよい。封止部材92等は角形に構成する他、丸形に構成することも可能である。複数の封止手段43を一組の封止ユニットとして、1つの基板ケース24に複数組の封止ユニットを設けてもよい。また主基板ケース24以外の払い出し基板ケース等についても同様の構成を採用可能である。
主制御基板23は、ねじ止め以外の方法で第2ケース体42側に装着してもよいが、主制御基板23を取り外す際にある程度時間を要する方法を用いることが望ましい。
開封障害部93と第2ケース体42とを接続する損壊部の数は任意であり、1つでもよいし例えば4つ以上設けてもよい。封止カバー135は、損壊部の一部のみを覆うように設けてもよいし、損壊部の全てを覆うように設けてもよい。
また、実施形態では本発明をパチンコ機に適用した例を示したが、アレンジボール機、スロットマシン等の各種遊技機において同様に実施可能であることは言うまでもない。
本発明の一実施形態を示すパチンコ機の全体正面図である。 本発明の一実施形態を示す遊技盤の背面図である。 本発明の一実施形態を示す集球ケース及び主基板ケースの分解斜視図である。 本発明の一実施形態を示す集球ケース及び主基板ケースの一部破断背面図である。 本発明の一実施形態を示す集球ケース及び主基板ケースの平面断面図である。 本発明の一実施形態を示す集球ケース及び主基板ケースの側面断面図である。 本発明の一実施形態を示す第2ケース体の背面図である。 本発明の一実施形態を示す第1ケース体の背面図である。 本発明の一実施形態を示す主基板ケースの分解平面図である。 本発明の一実施形態を示す第2ケース体及び第1ケース体の要部拡大背面図である。 本発明の一実施形態を示す第2ケース体及び第1ケース体の要部拡大斜視図である。 本発明の一実施形態を示す主基板ケースの封止部材の中心位置における側面断面図である。 本発明の一実施形態を示す主基板ケースの封止部材と開封障害部との間における側面断面図である。 本発明の一実施形態を示す主基板ケースの結合・封止手順を示す第1ステップの説明図である。 本発明の一実施形態を示す主基板ケースの結合・封止手順を示す第2ステップの説明図である。 本発明の一実施形態を示す主基板ケースの結合・封止手順を示す第3ステップの説明図である。 本発明の一実施形態を示す主基板ケースの結合・封止手順を示す第4ステップの説明図である。 本発明の一実施形態を示す主基板ケースの開封手順を示す説明図である。
符号の説明
23 主制御基板(基板)
24 主基板ケース(基板ケース)
41 第1ケース体
42 第2ケース体
43 封止手段
58 第2係合部
70 第1係合部
80 第1被係合部
86 主ロック手段
87 第2被係合部
88 補助ロック手段
92 封止部材
93 開封障害部
115 保持部
121 第1損壊部(損壊部)
122 第2損壊部(損壊部)

Claims (4)

  1. 基板(23)を挟んでその基板(23)に垂直な開閉方向に嵌め合わせ可能な第1,第2ケース体(41,42)により構成された基板ケース(24)と、前記第1,第2ケース体(41,42)を互いに封止可能な封止手段(43)とを備えた遊技機において、前記第1ケース体(41)側の第1被係合部(80)と前記第2ケース体(42)側の第1係合部(70)とで構成される主ロック手段(86)と、前記第1ケース体(41)側の第2被係合部(87)と前記第2ケース体(42)側の第2係合部(58)とで構成される補助ロック手段(88)とを備え、前記第1ケース体(41)と前記第2ケース体(42)とを前記基板(23)に沿う方向に相対的にスライドさせることにより、前記第1係合部(70)と前記第1被係合部(80)とが互いに係合して前記基板ケース(24)が閉状態で保持されるロック状態と前記第1係合部(70)と前記第1被係合部(80)とが係合しないアンロック状態とに切り換え可能に構成され、前記封止手段(43)は、所定の損壊部(121,122)を介して前記第2ケース体(42)側に一体に形成され且つ前記損壊部(121,122)を損壊することにより前記第2ケース体(42)から除去可能な開封障害部(93)と、所定の保持部(115)を介して前記第2ケース体(42)側に一体に形成され且つ前記ロック状態のときに前記保持部(115)が損壊されて前記スライド方向に略直交する方向に押し込まれることにより前記第2ケース体(42)から独立して前記第1ケース体(41)側に離脱不能に結合する封止部材(92)とを備え、該封止部材(92)が前記第1ケース体(41)側に結合したとき、その封止部材(92)が前記第1ケース体(41)に対する前記開封障害部(93)の前記アンロック状態側へのスライド移動を規制して前記基板ケース(24)の開封を阻止するように構成されており、前記補助ロック手段(88)は、前記スライド方向における前記封止手段(43)に対応する位置又はその近傍に設けられ且つ前記第2係合部(58)と前記第2被係合部(87)とは前記主ロック手段(86)が前記ロック状態とアンロック状態との何れの場合にも互いに係合して前記第1,第2ケース体(41,42)の前記開方向への相対移動を規制するように構成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記第1,第2ケース体(41,42)は、前記補助ロック手段(88)の前記第2係合部(58)と前記第2被係合部(87)とを互いに係合させつつ閉方向に嵌め合わせて前記主ロック手段(86)を前記アンロック状態とし、更に前記スライド方向に相対的にスライドさせることにより前記ロック状態とするように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記補助ロック手段(88)の前記第2係合部(58)と前記第2被係合部(87)とは前記スライド方向に係脱自在であり、前記第1ケース体(41)と前記第2ケース体(42)とを嵌め合わせる際にまず前記第2係合部(58)を前記第2被係合部(87)に対して前記スライド方向の前記アンロック状態側に向けて差し込むことにより互いに係合させるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記補助ロック手段(88)を前記スライド方向に対して前記封止手段(43)の両側に設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
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