JP2008307170A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機の動作にかかわる電気的制御を実行するための電子部品を実装した遊技制御基板を収納する基板ボックスを備える遊技機において、基板ボックスの放熱を効率よく確実に行うとともに、不正行為を確実に防止する。
【解決手段】放熱部70に、内側にスリット状の内側開口部76,76,…を形成する内側遮蔽部75,75,…と、外側にスリット状の外側開口部74,74,…を形成する外側遮蔽部73,73,…と、内側遮蔽部75,75,…及び外側遮蔽部73,73,…と直交する連接部77,77,…と、を備える。また、内側遮蔽部75,75,…が外側開口部74,74,…の内側に完全に重なるとともに、外側遮蔽部73,73,…が内側開口部76,76,…の外側に完全に重なり、かつ、内側遮蔽部75,75,…と外側遮蔽部73,73,…とが壁面の厚さ方向に離間するようにする。
【選択図】図5

Description

本発明は、遊技機の動作にかかわる電気的制御を実行するための電子部品を実装した遊技制御基板を収納する基板ボックスを備える遊技機に関する。
従来、基板収納ケースを二つに分割し、両分割部材の突き合わせ端面部に屈曲した放熱孔を一体成形し、放熱性は損なわずに、針金等を利用した不正を未然に防止する遊技機がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−154389号公報
近年では、遊技の複雑化によりCPUなどの電子部品にかかる負担が大きくなり、発熱量も大きくなっている。しかし、従来の基板収納ケースでは、両分割部材の突き合わせ端面部にしか放熱部を設けることができず、放熱能力を上げられないという問題がある。また、ファンを設けたり、複数の部材から放熱部を形成したりすることも考えられるが組み付け部品が増えコストがかかってしまう。
本発明の目的は、遊技機の動作にかかわる電気的制御を実行するための電子部品を実装した遊技制御基板を収納する基板ボックスを備える遊技機において、基板ボックスの放熱を効率よく確実に行うとともに、不正行為を確実に防止することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、遊技機の動作にかかわる電気的制御を実行するための電子部品を実装した遊技制御基板を収納する基板ボックスを備える遊技機において、
前記基板ボックスの壁面には、内側から外側へ連通する連通孔が形成された放熱部を備え、
前記放熱部は、
該放熱部における前記基板ボックスの内側に形成され、前記連通孔の内側部分をなす複数のスリット状の内側開口部を形成するように所定間隔をおいて並ぶ複数条の内側遮蔽部と、
該放熱部における前記基板ボックスの外側に形成され、前記連通孔の外側部分をなす複数のスリット状の外側開口部を形成するように所定間隔をおいて並ぶ複数条の外側遮蔽部と、
前記内側遮蔽部及び前記外側遮蔽部と直交するように接続し、所定間隔をおいて並ぶように複数条形成された連接部と、を備え、
前記内側遮蔽部を前記外側開口部の内側に完全に重なるように形成するとともに、前記外側遮蔽部を前記内側開口部の外側に完全に重なるように形成し、かつ、前記内側遮蔽部と前記外側遮蔽部とが前記壁面の厚さ方向に離間していることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、放熱部は、内側にスリット状の内側開口部を形成する内側遮蔽部と、外側にスリット状の外側開口部を形成する外側遮蔽部と、内側遮蔽部及び外側遮蔽部と直交する連接部と、を備え、内側遮蔽部が外側開口部の内側に完全に重なるとともに、外側遮蔽部が内側開口部の外側に完全に重なり、かつ、内側遮蔽部と外側遮蔽部とが壁面の厚さ方向に離間しているので、基板ボックスの放熱を効率よく確実に行えるとともに、不正行為を確実に防止できる。すなわち、内側開口部の側部と隣接する外側開口部の側部とが連通して、連通孔が基板ボックスの内側から外側へクランク状に連通するので、内側から外側へ向かって直線状に開口する部分がなく、不正部材の挿入を防止できる。また、連接部により内側遮蔽部と外側遮蔽部とが接続されるので、連通孔が升目状となり、強度が高くなる。また、一体成形(食いきり)が可能であり、製造のコストが増加することがない。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機であって、前記内側遮蔽部に、内側へ延出する内側侵入防止壁を形成するとともに、前記外側遮蔽部に、外側へ延出する外側侵入防止壁を形成したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、内側遮蔽部に、内側へ延出する内側侵入防止壁を形成するとともに、外側遮蔽部に、外側へ延出する外側侵入防止壁を形成したので、ピアノ線などの線材を斜めに侵入させる行為を防止できる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の遊技機であって、前記放熱部の両端に位置する前記内側侵入防止壁のうち、少なくとも一方が遊技制御基板の近傍まで延出していることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、放熱部の両端に位置する内側侵入防止壁のうち、少なくとも一方が遊技制御基板の近傍まで延出しているので、螺旋状に曲げた線材などを不正に侵入させる行為を防止できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3の何れか一項に記載の遊技機であって、前記遊技制御基板は、前記放熱部と対向する部分が開口とされていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、遊技制御基板は、放熱部と対向する部分が開口とされているので、放熱部から線材を挿入されても遊技制御基板に影響が及ぶことがなく、不正に操作されることがない。また、通気性が高まり、効率よく放熱することができる。
本発明によれば、放熱部は、内側にスリット状の内側開口部を形成する内側遮蔽部と、外側にスリット状の外側開口部を形成する外側遮蔽部と、内側遮蔽部及び外側遮蔽部と直交する連接部と、を備え、内側遮蔽部が外側開口部の内側に完全に重なるとともに、外側遮蔽部が内側開口部の外側に完全に重なり、かつ、内側開口部の側部と隣接する外側開口部の側部とが連通して、連通孔が基板ボックスの内側から外側へクランク状に連通するので、内側から外側へ向かって直線状に開口する部分がなく、不正部材の挿入を防止できる。また、一体成形(食いきり)が可能であり、製造のコストが増加することがない。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。
ここでは、本発明にかかる遊技機の適例としてのパチンコ遊技機について図1から図6を用いて説明を行う。
図1に示すように、本実施形態の遊技機100は、矩形枠状に構成された機枠110を備え、この機枠110の前方には、該機枠110に対し回動可能に矩形枠状の前面枠120が軸支されている。なお、図1は機枠110を有する遊技機100全体の背面側を示している。
また、前面枠120は、当該前面枠120に備えられる各種部材等の取付用のベースとなる前面枠本体130と、当該前面枠本体130に対して、その前面側に回動可能に軸支されたクリア部材保持枠(図示略)と、クリア部材保持枠の下側に取り付けられた発射操作を行うための発射操作ユニット(図示略)とを有する。
前面枠本体130は、矩形枠状の機枠110の前面側をちょうど覆うような概略矩形板状に構成されるとともに、その中央から上端部にわたる部分に後述する遊技盤1を嵌め込んで収容するための方形状の開口部が形成されている。そして、前面枠本体130に収容された遊技盤1の前面が前面枠本体130の開口部から前側に臨むようになっている。すなわち遊技盤1は、前面枠本体130に嵌め込まれることで前面枠120に取り付けられている。
この前面枠本体130の遊技盤1が嵌め込まれた開口部、すなわち、前面枠本体130の中央より少し下側から上端部にわたる部分には、前面枠本体130の前側を覆うように図示しないクリア部材保持枠が配置されている。そして、遊技盤1の前面とクリア部材保持枠に嵌め込まれたクリア部材としてのガラス板との間であって、遊技盤1の前面に設けられたガイドレール(図示略)に囲まれた部分が、遊技球が発射されて流下する遊技領域(図示略)とされ、この遊技領域内に遊技球(打球;遊技媒体)を発射して遊技を行うようになっている。
また、前面枠本体130の前面側のクリア部材保持枠の下側に取り付けられた発射操作ユニットは、排出された遊技球を貯留するとともに、遊技球を発射する発射装置に遊技球を送る上皿と、上皿に収容しきれない遊技球を収容する下皿及び灰皿と、遊技領域に向けての遊技球の発射操作を行うとともに、発射勢を調節するための操作ハンドルなどが設けられている。
また、前面枠本体130の裏面側には、遊技機100としての諸機能を実現するための機構として、例えば、島設備より供給される遊技球を貯留する貯留タンク101や、球貸要求に応じた球排出や賞球排出を行う排出装置102や、遊技盤1に設けられた各種入賞口へ入賞して回収された遊技球や何れの入賞口にも入賞せずにアウト口から回収された遊技球を機外の回収球搬送路へ導く遊技球回収機構などが設けられている。また、遊技盤1に設けた遊技装置の動作制御などを行うことで遊技の進行を統括的に制御する遊技制御装置10、球排出や打球の発射制御を行う排出・発射制御装置103、各部へ所定の電源を供給する電源装置104等が設けられている。なお、本実施形態における遊技制御装置10は、遊技盤1の裏面下方部に装着される遊技盤裏面構成部材105に着脱可能に取り付けられている。
次に、遊技制御装置10の詳細な構造について、図2から図6を参照して説明する。遊技制御装置10は、遊技機100の制御を行う遊技制御基板11を基板ボックス12に収納したものであって、遊技盤1の裏面側に取り付けられている。なお、遊技制御装置10は遊技盤1の裏面に取り付けられ、該遊技盤1が前面枠本体130に取り付けられることで、遊技機100の裏面側から視認可能に配されるようになっている。よって、以下の説明では、図1に示すように、遊技機100の裏面側に配された遊技制御装置10を遊技機100の裏面側から見た状態を基準として、遊技機100の裏面側から視認可能な面を前面(正面)、遊技盤1に取り付けられた側を後面とし、上下左右も遊技機100の裏面側から見た状態での上下左右とする。
図4に示すように、遊技制御基板11は矩形板状の基板であって、一側面には他の装置と接続するための複数のコネクタ13,13,…が設けられているとともに、ワンチップマイコン14などの電子部品(一部を図示)が配されている。この遊技制御基板11においては、例えば、大当たりの抽選や、遊技に関する種々の処理がなされるようになっており、このような制御を行う遊技制御基板11に対する不正行為を防止するために、遊技制御基板11は基板ボックス12に収納されている。
遊技制御基板11を収納する基板ボックス12は、遊技制御装置10の前面側を構成する第1ボックス形成部材20と、後面側を構成する第2ボックス形成部材40とからなり、第1ボックス形成部材20と第2ボックス形成部材40とを組み合わせることで形成される収納部に遊技制御基板11を収納するようになっている。また、この第1ボックス形成部材20と第2ボックス形成部材40は固着手段60によって固着可能であって、これにより、遊技制御基板11が基板ボックス12に完全に内包された状態となり、遊技制御基板11に対する不正行為を防止するようになっている。さらに、この基板ボックス12を構成する第1ボックス形成部材20、第2ボックス形成部材40は、透光性の合成樹脂で形成されており、内部に収納した遊技制御基板11を視認可能となっている。
遊技制御装置10の前面側を形成する第1ボックス形成部材20は、遊技制御装置10の前面をなす略矩形状の前面壁21と、該前面壁21の周囲を囲むように一側面側に垂直に突出し、遊技制御装置10の前側の側面をなす前部周囲壁22とを備えており、これら前面壁21と前部周囲壁22とから遊技制御基板11を収納可能な凹室状の前方収納部を備えた略矩形箱状に形成されている。
この第1ボックス形成部材20における遊技制御基板11と対向する前面壁21には、ここに収納される遊技制御基板11のコネクタ13,13,…が設けられた部分に合わせて、開口側へ膨出する段部24,24,…が形成され、該段部24,24,…にはコネクタ挿通開口部25,25,…が設けられている。このコネクタ挿通開口部25,25,…には、基板ボックス12に収納された遊技制御基板11のコネクタ13,13,…が挿入されて遊技制御装置10の前面側に露出するようになっており、これによって遊技制御基板11への配線が可能となっている。
また、コネクタ13,13,…がコネクタ挿通開口部25,25,…に挿入されることで、遊技制御基板11は上下左右方向への移動が規制されるようになり、さらには、段部24,24,…に遊技制御基板11の前面が当接し、遊技制御基板11の前方への移動が規制される。すなわち、この段部24,24,…およびコネクタ挿通開口部25,25,…は、第1ボックス形成部材20に対する遊技制御基板11の位置決めを行う機能も有する。なお、遊技制御基板11に設けるコネクタ13,13,…は一部分に集中させないで、複数箇所に分散して設けられており、遊技制御基板11が適切な位置に確実に保持されるようにされている。また、基板ボックス12の壁面をなす前面壁21には、基板ボックス12の内部に籠る熱を外部に放出するための放熱部70,70が形成されている。なお放熱部70,70は、ワンチップマイコン14の近傍には形成しないようにされている。この放熱部70,70の詳細については後述する。
また、矩形箱状の第1ボックス形成部材20における前部周囲壁22のうち、上下の前部周囲壁22における外側の面には、前部周囲壁22に対して垂直に外側に突出する直方体状のスライド係合部26,26,…が複数形成されている。このスライド係合部26,26,…は、後述する第2ボックス形成部材40に形成されたスライド係合受部46,46,…に係合可能であり、これにより第1ボックス形成部材20と第2ボックス形成部材40とが接合されるようになっている。また、矩形箱状の第1ボックス形成部材20における前部周囲壁22のうち、左側の前部周囲壁22における外側の面には、前部周囲壁22に対して垂直に外側に突出する直方体状の挿入係合部29(図3に図示)が形成されている。この挿入係合部29は、後述する第2ボックス形成部材40に形成された挿入係合受部47,47に挿入されることで係合し、これによっても第1ボックス形成部材20と第2ボックス形成部材40とが接合されるようになっている。
また、上側の前部周囲壁22における外側の面には、第2ボックス形成部材40に形成された係止片48と係合可能な係止部27aを備える係止部材27が設けられており、これによって第1ボックス形成部材20と第2ボックス形成部材40を接合した状態で保持できるようになっている。
また、図2,4に示すように、第1ボックス形成部材20の右側の前部周囲壁22には、外側に向かって膨出するかしめ部配設部28が形成され、このかしめ部配設部28の右側の側面に、複数(例えば4つ)のかしめ部30,30,…がそれぞれ第1ボックス形成部材20から延設された連結部を介して設けられている。このかしめ部30,30,…には、ねじを挿通する挿通孔が前後に貫通するように形成されており、後述するように取り外し不可能な方法で第1ボックス形成部材20と第2ボックス形成部材40とを固着する固着手段60を構成するものである。なお、このかしめ部配設部28は、右側の前部周囲壁22の略全面を右側に膨出するように形成されており、このかしめ部配設部28の右側の側面が第1ボックス形成部材20の右側の側面を形成している。
図3に示すように、遊技制御装置10の後面側を形成する第2ボックス形成部材40は、遊技制御装置10の後面をなす略矩形状の後面壁41と、該後面壁41の周囲を囲むように一側面側に垂直に突出し、遊技制御装置10の後ろ側の側面をなす後部周囲壁42とを備えており、これら後面壁41と後部周囲壁42とから遊技制御基板11を収納可能な凹室状の後方収納部43を備えた略矩形箱状に形成されている。
この後方収納部43は、前方収納部23の後端部分を収容可能な大きさであって、これによって凹室状の前方収納部23が閉鎖されて収納部が形成されるようになっている。より詳細には、後方収納部43の内部空間の上下幅は前方収納部23における上側の前部周囲壁22の外周面から下側の前部周囲壁22の外周面までの幅に略等しく、左右幅は前方収納部23における右側の前部周囲壁22の外周面から左側の前部周囲壁22の外周面までの幅に、かしめ部配設部28の左右幅を加えた幅に略等しい。すなわち、第2ボックス形成部材40は、第1ボックス形成部材20よりも後部周囲壁42の厚みの分だけ一回り大きく形成されている。
また、後方収納部43の底面をなす後面壁41の前面には、上側の後部周囲壁42と平行なリブ状の上部案内壁44が形成され、上側の前部周囲壁22が左右方向にスライド可能に嵌合するスライド溝が形成されている。また同様に、下側の後部周囲壁42と平行なリブ状の下部案内壁45が形成され、下側の前部周囲壁22が左右方向にスライド可能に嵌合するスライド溝が形成されている。また、基板ボックス12の壁面をなす後面壁41には、基板ボックス12の内部に籠る熱を外部に放出するための放熱部70,70,…が形成されている。この方熱部70,70,…の詳細については後述する。
また、上下の後部周囲壁42における外側の面には、第1ボックス形成部材20に形成されたスライド係合部26,26,…と対応する位置に、該スライド係合部26,26,…を受け入れるスライド係合受部46,46,…が形成されている。このスライド係合受部46,46,…は、上下の後部周囲壁42に形成されたL字状のスリット46aと、該スリット46aが形成された部分の外側を覆うカバー部46bとからなる。L字状のスリット46aは、後部周囲壁42の前端に一端部が位置しており、ここから前後方向に沿って後方へ延在し、さらに直角に左方へ屈折して左右方向に沿って延在するように形成されている。そして、後部周囲壁42の前端に位置する一端部が、スライド係合部26を受け入れる受入部とされ、スリット46aの外側を覆うカバー部46bにも、この部分に切欠状の開口が形成されている。
また、左側の後部周囲壁42には、第1ボックス形成部材20に形成された挿入係合部29と対応する位置に、該挿入係合部29を受け入れる挿入係合受部47,47が形成されている。この挿入係合受部47,47は、左側の後部周囲壁42に挿入係合部を挿通可能な貫通孔47aを備えており、後述するように、第1ボックス形成部材20と第2ボックス形成部材40とを組み合わせた状態で第1ボックス形成部材20を左方向へスライドすることにより、貫通孔47aに挿入係合部が挿入されるようになっている。
また、上側の後部周囲壁42における外側の面には、第1ボックス形成部材20に設けられた係止部27aと対応する位置に、係止片48が形成されている。この係止片48は、外側へ向かって突出する突条であって、右側面が左側へ向かって後部周囲壁42からの突出量が増加する斜面とされ、左側面は後部周囲壁42に対して垂直な面とされている。この係止片48と係止部27aによって、後述するように、第1ボックス形成部材20と第2ボックス形成部材40とが接合した状態が保持される。
また、第2ボックス形成部材40における右側の後部周囲壁42の外周面には、第1ボックス形成部材20に設けられたかしめ部30,30,…に対応するように複数(例えば4つ)のかしめ受部50,50,…が、それぞれ第2ボックス形成部材40から延設された連結部49,49,…を介して設けられている。また、隣設するかしめ受部50,50,…の間にも連結部49,49,…が設けられ、隣設するかしめ受部50,50,…どうしも連結部49,49,…で連結されている。このかしめ受部50,50,…には、ねじ止め部が形成されており、後述するように取り外し不可能な方法で第1ボックス形成部材20と第2ボックス形成部材40とを固着する固着手段60を構成するものである。
以上のような構成を有する基板ボックス12は、図3に示すように、第1ボックス形成部材20の前方収納部23の開口と、第2ボックス形成部材40の後方収納部43の開口とが対向する向きで、間に遊技制御基板11を挟んだ状態で接合される。この接合の際にはまず、第1ボックス形成部材20のスライド係合部26,26,…を、第2ボックス形成部材40のスライド係合受部46,46,…に嵌め込むようにする。これにより、前方収納部23の後端部分が後方収納部43に収容されるとともに、上下の前部周囲壁22がスライド溝に嵌合する。
そしてこの状態で、第1ボックス形成部材20を図示しない挿入係合部が形成された左方向へスライドさせることで、スライド係合部26,26,…とスライド係合受部46,46,…が係合するとともに、挿入係合部が挿入係合受部47,47に挿入されて係合した状態となる。これにより、第1ボックス形成部材20と第2ボックス形成部材40とが接合した状態となり、遊技制御基板11は第1ボックス形成部材20の前方収納部23と第2ボックス形成部材40の後方収納部43から構成される収納部に収納された状態となる。
また、第1ボックス形成部材20に設けられた係止部27aは、上述のように第1ボックス形成部材20を左方向にスライドさせる過程で係止片48の右側面の斜面に当接し、さらに左方向にスライドすることで、係止部材27が弾性変形して係止部27aが係止片48の斜面に沿って案内される。そして、係止部27aが係止片48を乗り越えると、弾性変形していた係止部材27が元の状態に復帰し、係止片48の垂直な左端面に係止部27aが係止される。このように係止部27aが係止片48を乗り越えた状態となるのは、ちょうど第1ボックス形成部材20が第2ボックス形成部材40と接合された状態となったときであって、この位置で係止部27aが係止されることで、第1ボックス形成部材20と第2ボックス形成部材40とが接合された状態で保持されることとなる。
なお、固着手段60による固着を行う前であれば、係止部材27を弾性変形させて係止片48による係止部27aの係止状態を解除し、第1ボックス形成部材20を右方向へスライドさせることで、第1ボックス形成部材20と第2ボックス形成部材40の接合状態を解除することができる。
このように第1ボックス形成部材20と第2ボックス形成部材40とが接合した状態では、固着手段60をなすかしめ部30,30,…とかしめ受部50,50,…とが対向するように配され、固着可能な状態となる。この状態で、かしめ部30,30,…の挿通孔に挿通したかしめねじを対向するかしめ受部50,50,…のねじ止め部に螺合する。かしめねじは一方向(螺合方向)にしか廻せないワンウェイねじであり、一旦螺合すると取り外すことができないものであって、これにより、第1ボックス形成部材20に設けられたかしめ部30と、第2ボックス形成部材40に設けられたかしめ受部50が固着され、第1ボックス形成部材20と第2ボックス形成部材40が固着されるようになっている。
また、以上のように固着された第1ボックス形成部材20と第2ボックス形成部材40の固着を解除する場合は、第2ボックス形成部材40および隣設するかしめ受部50から固着に使用したかしめ受部50を切り離すように連結部49を切断する。すなわち、一度固着されたかしめ部30とかしめ受部50の固着を解除することができないので、基板ボックス12を開封する際には、このように固着手段60を不可逆的に破壊して開封する必要がある。これにより、基板ボックス12が容易に開封できなくなるとともに開封された履歴が残るようになり、不正行為を防止できる。また、このように開封した後に再び固着する場合は、未使用のかしめ部30とかしめ受部50を用いて上述した固着作業を行う。
第1ボックス形成部材20の壁面である前面壁21および第2ボックス形成部材40の壁面である後面壁41に形成された放熱部70は、基板ボックス12の内側から外側へ連通する連通孔71,71,…が複数形成された矩形状の領域で、基板ボックス12の内部に籠る熱を外部に放出するためのものである。なお、各放熱部70は同じ構成を有しており、図5,6には第1ボックス形成部材20の前面壁21に形成された放熱部70を示した。この放熱部70には、基板ボックス12の外側に設けられた外側遮蔽部73,73,…、基板ボックス12の内側に設けられた内側遮蔽部75,75,…、内側遮蔽部75,75,…と外側遮蔽部73,73,…とを接続する連接部77,77,…が形成されている。
図5(a)に示すように、外側遮蔽部73,73,…は、基板ボックス12の上下方向に沿って延在する棒状の部分で、放熱部70に所定間隔をおいて平行に並ぶように複数条形成されている。そして、この平行に並ぶ複数条の外側遮蔽部73,73,…の間隙が、連通孔71の外側部分をなすスリット状の外側開口部74となる。また、各外側遮蔽部73の外側部分は、図6(b)、(d)に示すように、基板ボックス12の壁面である前面壁21から壁面の厚さ方向に沿って外側へ延出するように形成されており、異物の侵入を防止する外側侵入防止壁78をなしている。
また、図5(b)に示すように、内側遮蔽部75,75,…は、外側遮蔽部73,73,…と同様に基板ボックス12の上下方向に沿って延在する棒状の部分で、放熱部70に所定間隔をおいて平行に並ぶように複数条形成されている。そして、この平行に並ぶ複数条の内側遮蔽部75,75,…の間隙が、連通孔71の内側部分をなす内側開口部76となる。また、各内側遮蔽部75の内側部分は、図6(b)、(d)に示すように、基板ボックス12の壁面である前面壁21から壁面の厚さ方向に沿って内側へ延出するように形成されており、異物の侵入を防止する内側侵入防止壁79をなしている。
このように、内側遮蔽部75,75,…に、内側へ延出する内側侵入防止壁79,79,…を形成するとともに、外側遮蔽部73,73,…に、外側へ延出する外側侵入防止壁78,78,…を形成することで、ピアノ線などの線材を斜めに侵入させる不正行為を防止するようになっている。なお、基板ボックス12の壁面から遊技制御基板11までの距離が十分ある場合は、図7(a)に示すように、内側侵入防止壁79,79,…の延出幅を大きくすることで、より確実に不正行為を防止できる。
また、図6(c)、(f)に示すように、連接部77,77,…は、上下方向に沿って延在する内側遮蔽部75,75,…および外側遮蔽部73,73,…に対して直交するように形成された棒状の部分で、外側遮蔽部73の内側の内側開口部76内に所定間隔をおいて平行に並ぶように複数条形成されている。よって、図5(b)に示すように、内側開口部76,76,…は内側遮蔽部75,75,…と連接部77,77,…とで升目状になっている。このように連接部77,77,…により内側遮蔽部75,75,…と外側遮蔽部73,73,…とが接続されることで、連通孔71,71,の強度が高くなり、不正行為を防止できる。
図6(d)、(h)に示すように、内側遮蔽部75,75,…と外側遮蔽部73,73,…は、壁面の厚さ方向に重ならないように互い違いに配されており、各内側遮蔽部75が各外側開口部74の内側に完全に重なり、各外側遮蔽部73が各内側開口部76の外側に完全に重なるようになっている。すなわち、内側開口部76,76,…、外側開口部74,74,…はどちらも壁面である前面壁21を貫通していない。また、内側遮蔽部75,75,…と外側遮蔽部73,73,…は、壁面の厚さ方向に離間しており、図6(d)、(h)、(g)、(i)に示すように、各内側開口部76の外側の端部における側部と、各外側開口部74の内側の端部における側部とが連通するようになっている。すなわち、内側開口部76,76,…と外側開口部74,74,…とが側部どうしで連通することで、連通孔71,71,…が基板ボックス12の内側から外側へクランク状に連通することとなる。これにより、内側から外側へ向かって直線状に開口する部分がなく、通気性を損なうことなく不正部材の挿入を防止できる。また、放熱部70がこのような構造であることで、基板ボックス12の成形時に一体成形(食いきり)が可能であり、製造のコストが増加することがない。
以上のことから、遊技機100の動作にかかわる電気的制御を実行するための電子部品(ワンチップマイコン14)を実装した遊技制御基板11を収納する基板ボックス12を備える遊技機100において、基板ボックス12の壁面(前面壁21、後面壁41)には、内側から外側へ連通する連通孔71,71,…が形成された放熱部70を備え、放熱部70は、該放熱部70における基板ボックス12の内側に形成され、連通孔71,71,…の内側部分をなす複数のスリット状の内側開口部76,76,…を形成するように所定間隔をおいて並ぶ複数条の内側遮蔽部75,75,…と、該放熱部70における基板ボックス12の外側に形成され、連通孔71,71,…の外側部分をなす複数のスリット状の外側開口部74,74,…を形成するように所定間隔をおいて並ぶ複数条の外側遮蔽部73,73,…と、内側遮蔽部75,75,…及び外側遮蔽部73,73,…と直交するように接続し、所定間隔をおいて並ぶように複数条形成された連接部77,77,…と、を備え、内側遮蔽部75,75,…を外側開口部74,74,…の内側に完全に重なるように形成するとともに、外側遮蔽部73,73,…を内側開口部76,76,…の外側に完全に重なるように形成し、かつ、内側遮蔽部75,75,…と外側遮蔽部73,73,…とが壁面の厚さ方向に離間したこととなる。
また、内側遮蔽部75,75,…に、内側へ延出する内側侵入防止壁79,79,…を形成するとともに、外側遮蔽部73,73,…に、外側へ延出する外側侵入防止壁78,78,…を形成したこととなる。
次に、上述した実施形態の遊技機の変形例である、放熱部の変形例について図7(b)を参照して説明する。なお、基本的には、上述の実施形態の遊技機と同様の構成を有しており、以下、主に異なる部分について説明する。本変形例の遊技機の放熱部80は、放熱部80の両端に位置する内側侵入防止壁79,79,…が、遊技制御基板11の近傍まで延出している。また、遊技制御基板11の放熱部80と対向する部分が開口15とされている。
遊技制御基板11上にはワンチップマイコン14など多数の電子部品が配されているため、遊技制御基板11と基板ボックス12の壁面である前面壁21や後面壁41は、所定の間隔をおいて配されている。本変形例の放熱部80では、壁面と遊技制御基板11との間隔に合わせて、基板ボックス12の壁面から内側へ延出する内側侵入防止壁79,79,…のうち、放熱部80の両端に位置する内側侵入防止壁を、壁面からの延出幅が壁面から遊技制御基板11までの間隔と略等しくなるように形成している。また、連通孔71,71,…は遊技制御基板11の近傍まで延出する放熱部80の両端に位置する内側侵入防止壁79,79より外側には形成されていない。
これにより、放熱部80の両端に位置する内側侵入防止壁79,79における延出方向の端部が、遊技制御基板11の近傍に配されて壁面である前面壁21と遊技制御基板11との間隙を閉鎖し、連通孔71,71,…から不正部材が挿入されても、遊技制御基板11の電子部品を操作できないようにすることができる。すなわち、内側侵入防止壁79,79,…のうち、放熱部80の両端に位置する内側侵入防止壁79,79が、不正部材の挿入による遊技制御基板11への不正行為を防止する内部壁をなす。
また、遊技制御基板11は、放熱部80と対向する部分が開口15とされており、放熱部80から線材を挿入されても遊技制御基板11に影響が及ぶことがなく、より確実に不正行為を防止できる。また、開口15となっていることで通気性が高まり、基板ボックス12内の熱を効率よく放出することができる。
なお、放熱部80の両端に位置する内側侵入防止壁を遊技制御基板の近傍まで延出するとしたが、不正行為の対象となる電子部品が配されている側のみを延出するようにしても良い。
また、遊技制御基板11は放熱部80と対向する部分が開口15とされているとしたが、放熱部80と対向する部分に不正行為の対象となる電子部品を配さないか、あるいは全く電子部品を配さないようにして不正行為を防止するようにしても良い。
以上のことから、放熱部80の両端に位置する内側侵入防止壁79,79,…のうち、少なくとも一方が遊技制御基板11の近傍まで延出したこととなる。
また、遊技制御基板11は、放熱部80と対向する部分が開口15とされていることとなる。
以上のような遊技機100は、遊技機100の動作にかかわる電気的制御を実行するための電子部品(ワンチップマイコン14)を実装した遊技制御基板11を収納する基板ボックス12を備える遊技機100であって、基板ボックス12の壁面(前面壁21、後面壁41)には、内側から外側へ連通する連通孔71,71,…が形成された放熱部70を備え、放熱部70は、該放熱部70における基板ボックス12の内側に形成され、連通孔71,71,…の内側部分をなす複数のスリット状の内側開口部76,76,…を形成するように所定間隔をおいて並ぶ複数条の内側遮蔽部75,75,…と、該放熱部70における基板ボックス12の外側に形成され、連通孔71,71,…の外側部分をなす複数のスリット状の外側開口部74,74,…を形成するように所定間隔をおいて並ぶ複数条の外側遮蔽部73,73,…と、内側遮蔽部75,75,…及び外側遮蔽部73,73,…と直交するように接続し、所定間隔をおいて並ぶように複数条形成された連接部77,77,…と、を備え、内側遮蔽部75,75,…を外側開口部74,74,…の内側に完全に重なるように形成するとともに、外側遮蔽部73,73,…を内側開口部76,76,…の外側に完全に重なるように形成し、かつ、内側遮蔽部75,75,…と外側遮蔽部73,73,…とが壁面の厚さ方向に離間している。
したがって、放熱部70は、内側にスリット状の内側開口部76,76,…を形成する内側遮蔽部75,75,…と、外側にスリット状の外側開口部74,74,…を形成する外側遮蔽部73,73,…と、内側遮蔽部75,75,…及び外側遮蔽部73,73,…と直交する連接部77,77,…と、を備え、内側遮蔽部75,75,…が外側開口部74,74,…の内側に完全に重なるとともに、外側遮蔽部73,73,…が内側開口部76,76,…の外側に完全に重なり、かつ、内側遮蔽部75,75,…と外側遮蔽部73,73,…とが壁面の厚さ方向に離間しているので、基板ボックス12の放熱を効率よく確実に行えるとともに、不正行為を確実に防止できる。すなわち、内側開口部76,76,…の側部と隣接する外側開口部74,74,…の側部とが連通して、連通孔71,71,…が基板ボックス12の内側から外側へクランク状に連通するので、内側から外側へ向かって直線状に開口する部分がなく、不正部材の挿入を防止できる。また、連接部77,77,…により内側遮蔽部75,75,…と外側遮蔽部73,73,…とが接続されるので、連通孔71,71,…が升目状となり、強度が高くなる。また、一体成形(食いきり)が可能であり、製造のコストが増加することがない。
また、内側遮蔽部75,75,…に、内側へ延出する内側侵入防止壁79,79,…を形成するとともに、外側遮蔽部73,73,…に、外側へ延出する外側侵入防止壁78,78,…を形成している。
したがって、内側遮蔽部75,75,…に、内側へ延出する内側侵入防止壁79,79,…を形成するとともに、外側遮蔽部73,73,…に、外側へ延出する外側侵入防止壁78,78,…を形成したので、ピアノ線などの線材を斜めに侵入させる行為を防止できる。
また、放熱部80の両端に位置する内側侵入防止壁79,79,…のうち、少なくとも一方が遊技制御基板11の近傍まで延出している。
したがって、放熱部80の両端に位置する内側侵入防止壁79,79,…のうち、少なくとも一方が遊技制御基板11の近傍まで延出しているので、螺旋状に曲げた線材などを不正に侵入させる行為を防止できる。
また、遊技制御基板11は、放熱部80と対向する部分が開口15とされている。
したがって、遊技制御基板11は、放熱部80と対向する部分が開口15とされているので、放熱部80から線材を挿入されても遊技制御基板11に影響が及ぶことがなく、不正に操作されることがない。また、通気性が高まり、効率よく放熱することができる。
なお、本発明の遊技機100は、遊技機100として、前記実施の形態に示されるようなパチンコ遊技機に限られるものではなく、例えば、その他のパチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機などの遊技球を使用する全ての遊技機に適用可能である。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明を適用した一実施の形態の構成を示す遊技機の裏面図である。 遊技制御装置の前面側から見た斜視図である。 遊技制御装置の裏面側から見た斜視図である。 遊技制御装置の前面側から見た分解斜視図である。 放熱部を示す図であって、(a)前面側(外側)から見た斜視図、(b)裏面側(内側)から見た斜視図である。 (a)放熱部の正面図、(b)放熱部の上面図、(c)(a)に示すc−c断面図、(d)(a)に示すd−d断面図、(e)放熱部の側面図、(f)(a)に示すf−f断面図、(g)(a)に示すg−g断面図、(h)(d)の部分拡大図、(i)(g)の部分拡大図である。 (a)放熱部の上部断面図であって、内側侵入防止壁の延出幅を大きくした例を示す図である。(b)変形例にかかる遊技機の遊技制御装置における放熱部が設けられた部分の上部断面図である。
符号の説明
11 遊技制御基板
12 基板ボックス
15 開口
21 前面壁(壁面)
41 後面壁(壁面)
70 放熱部
71 連通孔
73 外側遮蔽部
74 外側開口部
75 内側遮蔽部
76 内側開口部
77 連接部
78 外側侵入防止壁
79 内側侵入防止壁
80 放熱部
100 遊技機

Claims (4)

  1. 遊技機の動作にかかわる電気的制御を実行するための電子部品を実装した遊技制御基板を収納する基板ボックスを備える遊技機において、
    前記基板ボックスの壁面には、内側から外側へ連通する連通孔が形成された放熱部を備え、
    前記放熱部は、
    該放熱部における前記基板ボックスの内側に形成され、前記連通孔の内側部分をなす複数の内側開口部を形成するように所定間隔をおいて並ぶ複数条の内側遮蔽部と、
    該放熱部における前記基板ボックスの外側に形成され、前記連通孔の外側部分をなす複数の外側開口部を形成するように所定間隔をおいて並ぶ複数条の外側遮蔽部と、
    前記内側遮蔽部及び前記外側遮蔽部と直交するように接続し、所定間隔をおいて並ぶように複数条形成された連接部と、を備え、
    前記内側遮蔽部を前記外側開口部の内側に完全に重なるように形成するとともに、前記外側遮蔽部を前記内側開口部の外側に完全に重なるように形成し、かつ、前記内側遮蔽部と前記外側遮蔽部とが前記壁面の厚さ方向に離間していることを特徴とする遊技機。
  2. 前記内側遮蔽部に、内側へ延出する内側侵入防止壁を形成するとともに、前記外側遮蔽部に、外側へ延出する外側侵入防止壁を形成したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記放熱部の両端に位置する前記内側侵入防止壁のうち、少なくとも一方が遊技制御基板の近傍まで延出していることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記遊技制御基板は、前記放熱部と対向する部分が開口とされていることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の遊技機。
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