JP4971470B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、閉状態で封止可能な基板ケースを備えたパチンコ機、スロットマシン等の遊技機に関するものである。
パチンコ機等の遊技機では、各種制御基板等が基板ケースに格納された状態で本体裏側等に装着されている。一般的な基板ケースは、第1ケース体と第2ケース体とを開閉可能に嵌め合わせることにより略箱形となるように構成されており、更に不正防止のため、第1ケース体と第2ケース体とを閉状態で封止でき、開封した場合にはその痕跡が残るようになったものも存在する。
この種の基板ケースの中には、特許文献1に記載されているように、第1ケース体と第2ケース体とを基板の両面側から互いに嵌め合わせたアンロック状態から、更に基板に沿う方向に相対的にスライドさせることにより、互いに係合して閉状態で保持されるロック状態となるように構成されると共に、ロック状態からアンロック状態側へのスライドを阻止することにより閉状態で封止する封止手段を備えたものが存在する。
この特許文献1に記載された発明では、第2ケース体側に設けられた封止部材を基板ケースの外側から内向きに押圧することにより、その封止部材が第2ケース体から切り離されて第1ケース体側の被結合部に結合し、この封止部材によってロック状態からアンロック状態側へのスライドが阻止されるようになっている。
特開2009−153585号公報
この特許文献1に記載されたような基板ケースでは、封止を行う際に基板ケースの外側から封止部材を直接押圧操作するようになっているため、封止部材は封止後も引き続き基板ケースの外部に晒されると共に、封止部材と基板ケースとの間に比較的大きな隙間が残るため、その隙間からゴト具を挿入することにより、被結合部への封止部材の結合を解除して、痕跡を残すことなく基板ケースを開封する不正行為が行われる可能性を否定できない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、第1ケース体と第2ケース体とを相対的にスライドさせることによりロックし封止するように構成された基板ケースの不正開封を効果的に防止できる遊技機を提供することにある。
本発明は、第1,第2ケース体41,42により構成され且つそれら第1,第2ケース体41,42の間に基板23を収容可能な基板ケース24と、この基板ケース24を閉じた状態で前記第1,第2ケース体41,42を互いに封止可能な封止手段43とを備え、前記基板ケース24は、前記第1ケース体41と前記第2ケース体42とを互いに嵌め合わせた状態で所定の開閉スライド方向に相対的にスライドさせることにより、それら第1ケース体41と第2ケース体42とが互いに係合して閉状態で保持されるロック状態と、互いの係合が解除されて開放可能なアンロック状態とに切り換え可能に構成され、前記封止手段43は、前記ロック状態から前記アンロック状態側へのスライドを阻止することにより、前記第1ケース体41と前記第2ケース体42とを閉状態で封止するように構成された遊技機において、前記封止手段43は、外部から容易に損壊可能な第2低強度部114を介して前記第2ケース体42の内面側に一体に設けられた第2被係合部96と、前記第2ケース体42上に設けられ且つ所定の封止操作方向に沿って前記基板ケース24の内外に貫通する略筒状の封止案内枠91と、該封止案内枠91により操作前位置とそれよりも内側の操作後位置との間で移動可能に支持された封止操作部材92と、前記開閉スライド方向と前記封止操作方向との両方に略直交する封止実行方向に沿って封止前位置と封止後位置との間で移動可能な状態で前記第1ケース体41の内側に装着された封止係合部材93とを備え、前記ロック状態で前記基板ケース24の外側から前記封止操作部材92が押圧されて前記操作前位置から前記操作後位置まで移動することにより、その封止操作部材92に押されて前記封止係合部材93が前記封止前位置から前記封止後位置に移動し、その封止係合部材93上の係合部104が前記第2被係合部96に係合して前記アンロック状態側へのスライドを阻止するように構成されているものである。
本発明によれば、封止係合部材93は基板ケース24の外側には晒されないため、封止係合部材の第1被係合部96への係合を解除して痕跡を残すことなく基板ケースを開封する不正行為を効果的に防止できる。
本発明の一実施形態を示すパチンコ機の全体正面図である。 遊技盤の背面図である。 集球ケース及び主基板ケースの分解斜視図である。 第1ケース体及び第2ケース体の背面図である。 封止係合部材の背面図及び側面図である。 第2ケース体、第1ケース体、封止操作部材及び封止係合部材の要部拡大斜視図である。 主基板ケースの結合手順を示す説明図である。 主基板ケースの封止前後における側面断面図である。 主基板ケースの封止後における背面断面図である。 主基板ケースの封止後における要部破断斜視図である。 主基板ケースの開封手順を示す側面断面図である。 主基板ケースの開封手順を示す背面断面図である。 主基板ケースの変更例を示す平面断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図12は本発明をパチンコ機に採用した一実施形態を例示している。なお、以下の説明における上下左右の方向については、特に基準を示さない限り遊技機本体を前側から見た場合の上下左右をいうものとする。
図1において、1は遊技機本体で、矩形状の外枠2と、この外枠2の前側に開閉自在に枢着された前枠3とを備えている。前枠3は左端側の上下一対のヒンジ4を介して外枠2に着脱及び開閉自在に装着されている。前枠3の上部側には遊技盤5が例えば前側から着脱自在に装着されると共に、遊技盤5の前側にガラス扉6が、ガラス扉6の下側に隣接して前面開閉板7が夫々配置されている。ガラス扉6、前面開閉板7はヒンジ4と同一側のヒンジにより前枠3に開閉自在に枢支されている。前面開閉板7には、その前側に、発射手段8に供給するための遊技球を貯留する貯留皿9、発射手段8を作動させるための発射ハンドル10等が設けられている。
遊技盤5の前側には、発射手段8により発射された遊技球を案内するガイドレール11が環状に装着されると共に、そのガイドレール11内の遊技領域12には、画像表示手段13を備えたセンターケース14の他、通過ゲート15、開閉式入賞手段16、大入賞手段17、普通入賞手段18等の各種遊技部品が装着されている。
また、遊技盤5の裏側には、図2に示すように、センターケース14等の遊技部品を後側から覆う裏カバー21と集球ケース22とが上下に配置され、例えば集球ケース22の背面側に主制御基板23が格納された主基板ケース24が、裏カバー21の背面側に演出制御基板25が格納された演出基板ケース26、液晶制御基板27が格納された液晶基板ケース28が夫々着脱自在に装着されている。集球ケース22は、開閉式入賞手段16、大入賞手段17、普通入賞手段18等に入賞して遊技盤5の裏側に案内された遊技球を集めて排出口29から回収通路(図示省略)側へと案内するためのもので、図3に示すように上面側と前面側とが開放した略箱形に形成されており、裏カバー21の下側に近接して配置され、遊技盤5の裏側に着脱自在に固定されている。
集球ケース22の背面側には、例えばその略中央に主基板ケース24を着脱自在に装着可能な主基板ケース装着部31が設けられ、また例えばその主基板ケース装着部31の一側には、遊技盤5を前枠3側に装着したときに前枠3側のコネクタ(図示省略)に直接結合される遊技盤側コネクタ32が複数配置されている。主基板ケース装着部31は、集球ケース22の背面側に設けられた装着開口部33と、その装着開口部33の上下両縁側に沿って配置される装着レール34と、主基板ケース24の一端側、例えば左端側を保持する第1保持手段35と、この第1保持手段35により一端側が保持された主基板ケース24の他端側を解除可能に保持する締結つまみ等よりなる第2保持手段36とを備えている。
この主基板ケース装着部31に装着される主基板ケース24は、全体として扁平な略矩形状であって、図3に示すように、互いに嵌め合わせ可能な第1ケース体41と第2ケース体42とを備えると共に、その外周側の一辺、例えば左端側に沿って封止手段43(図2)が設けられている。そして、主基板ケース24内の空間は、図4等に示すように、封止手段43に対応する封止領域24bと、それ以外の基板格納領域24aとに区分されており、その基板格納領域24a内に主制御基板23が格納されている。
主制御基板23は矩形状であって、その一面側には、中央寄りの部分にCPU,ROM,RAM等の電子部品46が配置され、また外縁部近傍には複数のコネクタ47が配置されると共に位置決め孔48及び固定孔49(図3)が形成されている。
第2ケース体42は、例えば透明な合成樹脂製で、図3,図4,図6等に示すように、主制御基板23の電子部品装着面23a側に対向する上壁51と、その上壁51の三辺、例えば上下辺及び右辺に沿って主制御基板23の裏面23b側に向けて延設された周壁52〜54とを一体に備え、主制御基板23の裏面23b側に対応する面、及び外周側の残りの一方側、即ち左側の面はその略全面が開放されて開口55,56を形成している。
そして、上壁51の内面側には、例えば左側の開口56から所定距離内側(右周壁54側)の位置に仕切り壁57が右周壁54と略平行に配置されている。この仕切り壁57は、主基板ケース24内の空間を封止領域24bと基板格納領域24aとに仕切るもので、周壁52〜54と仕切り壁57とで取り囲まれた領域が基板格納領域24a、仕切り壁57よりも開口56側の領域が封止領域24bとなっている。
上壁51のうち、基板格納領域24aに対応する基板側上壁51aには、その内部に配置される主制御基板23との間に電子部品46の収容空間を確保できるように外向きに膨出する膨出部61が形成されると共に、例えば周壁52,53,54に沿って膨出部61よりも低い段部62が1又は複数形成されている。段部62には、主制御基板23側のコネクタ47が内側から嵌合するコネクタ嵌合孔63が夫々1又は複数設けられている。主制御基板23は、電子部品装着面23aを上壁51側に向けた状態で第2ケース体42の基板格納領域24a内に嵌め込まれ、ねじ止め等により固定されている。
上壁51のうち、封止領域24bに対応する封止側上壁51bは、例えば基板側上壁51a側の膨出部61と段部62との間の高さに設けられており、その外周に沿って囲いリブ64が外向きに所定高さで突設されている。封止側上壁51bの周壁52,53側の両端部における開口55側には、開口56側に向けて封止側上壁51bと略平行に突出する一対の係合突部65が一体に設けられている。また、上下の周壁52,53には、その外面側に突出する係合爪66が、開口55側の縁部に沿って間欠的に複数設けられている。
第1ケース体41は、例えば透明な合成樹脂製で、図3,図4,図6等に示すように、第2ケース体42の開口55に対応する底壁71と、第2ケース体42の開口56に対応して底壁71の一辺、即ち左辺から第2ケース体42側に立設された側壁72と、底壁71の他の三辺、即ち上辺,下辺及び右辺に沿って第2ケース体42側に立設された嵌合壁73〜75とを一体に備えており、第2ケース体42に向かい合わせに嵌め合わせたとき、底壁71,側壁72が夫々第2ケース体42側の開口55,56を夫々略閉鎖すると共に、嵌合壁73〜75が夫々第2ケース体42側の周壁52〜54の外面側に嵌合するようになっている。
また、底壁71には、第2ケース体42側の上下の周壁52,53の内面側に沿う一対の案内壁76,77が、側壁72の内面側から嵌合壁75側に向けて上下の嵌合壁73,74の内側に平行に配置されている。これら案内壁76,77と嵌合壁73,74との間は、第2ケース体42側の周壁52,53が摺動自在に嵌合する案内溝78,79となっている。
また、上下の嵌合壁73,74には、第2ケース体42の係合爪66が夫々係脱自在に係合可能な被係合部80が設けられている。この被係合部80は、第2ケース体42側の係合爪66が夫々嵌脱自在に嵌合する複数の切り欠き部81と、案内溝78,79に沿ってこれら切り欠き部81に対して例えば封止領域24bとは反対側(右側)に隣接して設けられ且つ係合爪66が夫々係合する係止部82とで構成されており、係合爪66を夫々切り欠き部81に嵌合させるように第2ケース体42を第1ケース体41に嵌め合わせ (アンロック状態)、第2ケース体42を第1ケース体41に対して封止領域24bとは反対側(右側)に向けて相対的にスライドさせたとき(以下、この方向を「開閉スライド方向」という)、係合爪66が係止部82に夫々係合して、第1ケース体41と第2ケース体42とが互いに結合状態でロックされる(ロック状態)ようになっている。
側壁72には、第2ケース体42側の係合突部65に対応する一対の被係合穴83(図7,図9,図10等)が形成されており、第1ケース体41と第2ケース体42とをアンロック状態に嵌め合わせる前に、図7に示すように、第2ケース体42側の係合突部65をこの被係合穴83に差し込むことにより、係合突部65が被係合穴83に係合して第1,第2ケース体41,42の開方向への移動を阻止するようになっている。更に、第1ケース体41の外周部には、主基板ケース装着部31の第2保持手段36が係脱自在に係合する被係合部84が外向きに一体形成されている。
封止手段43は、主基板ケース24の封止領域24bに対応して、第2ケース体42の開口56及び第1ケース体41の側壁72に沿って例えば一列状に複数組(ここでは2組)配置されている。各封止手段43は、第2ケース体42の封止側上壁51b上に一体に設けられ且つ主基板ケース24の内外に貫通する筒状の封止案内枠91と、第1,第2ケース体41,42とは別体に形成され且つ封止案内枠91内に装着される封止操作部材92と、第1,第2ケース体41,42及び封止操作部材92とは別体に形成されて第1ケース体41の内側に装着される封止係合部材93と、第1ケース体41の内面側に一体に設けられた第1被係合部94及び第1規制部95と、第2ケース体42の内面側に一体に設けられた第2被係合部96及び第2規制部97とを備えている。
封止案内枠91は、主制御基板23に垂直な方向(以下、この方向を「封止操作方向」という)に配置され、第2ケース体42の封止側上壁51bを内外に貫通するように一体に設けられており、図6,図8等に示すように、例えば開閉スライド方向に対向する一対の側枠板91a,91bと、開閉スライド方向に直交する方向に対向する前枠板91c及び後枠板91dとで例えば略正方形の角筒状に形成されている。なお本実施形態では、2組の封止手段43を構成する各1個の封止案内枠91が、後枠板91dを背中合わせにした状態で第2ケース体42の開口56に沿って所定間隔で配置されている。
また、封止案内枠91の内面側には、軸方向、即ち封止操作方向のガイド溝98が、例えば側枠板91a,91bに沿って設けられている。このガイド溝98は、少なくともその内端部側が封止案内枠91の端部(内端部)に達しておらず、それらガイド溝98の内端部と封止案内枠91の内端部との間には一定の溝欠落部98aが形成されている。更に、封止案内枠91の内端部には、例えばガイド溝98に対応する位置に、軸方向に凹入する切欠部99が形成されている。即ち、ガイド溝98と切欠部99とは、一定長さの溝欠落部98aを挟んで封止操作方向の同一直線上に配置されている。
封止操作部材92は、主基板ケース24を封止する際の外部操作を受けてその力を封止係合部材93側に伝達するもので、図5,図6,図8等に示すように、例えば封止案内枠91の後枠板91d側が開放した略箱形に形成されており、一対の側壁面92a,92bを側枠板91a,91bの内面に、前壁面92cを前枠板91cの内面に夫々沿わせ、外端面92dで封止案内枠91を軸方向に略閉鎖した状態で、封止案内枠91内に軸方向摺動自在に装着されている。また、封止操作部材92の内端面92eと前壁面92cとの間には、それらを斜めに接続する押圧傾斜面92fが設けられている。この押圧傾斜面92fは、封止操作方向の内向きに対して、所定の封止実行方向側に傾斜するように設けられている。ここで、封止実行方向は、開閉スライド方向と封止操作方向との両方に直交する方向で、本実施形態では2つの封止案内枠91の並び方向(図4における上下方向)が封止実行方向となっている。
また、封止操作部材92の外面側には、封止案内枠91側のガイド溝98の内外両端部に対応して例えば小さな略半球状に形成された第1,第2突起101,102と、切欠部99に対応して設けられ且つ第1,第2突起101,102よりも大きく突出する係合突起103とが例えば側壁面92a,92b上に一体に設けられている。封止操作部材92は、封止案内枠91内にその内端部側から挿入されるが、封止案内枠91内の所定の「操作前位置」にきたとき(図8(a)の状態)、係合突起103が封止案内枠91側の切欠部99に係合してその軸方向外向きの移動が阻止され、主基板ケース24の外側に抜き取ることはできないようになっている。この係合突起103が、操作前位置よりも外側への移動を阻止する抜け止め手段の一例である。
また封止操作部材92は、封止案内枠91に挿入される際に、第1,第2突起101,102が例えば側壁面92a,92bと共に弾性変形しつつ溝欠落部98aを順次乗り越えてガイド溝98内に嵌合し、封止操作部材92が操作前位置に達したとき、内端側の第1突起101がガイド溝98の内端側に係脱可能に係合するようになっている。これにより、封止操作部材92は軸方向外側だけでなく軸方向内側への移動も規制され、操作前位置(図8(a))に保持される。この第1突起101が、封止操作部材92を操作前位置で保持する操作前位置保持手段の一例である。なお、封止操作部材92は、操作前位置ではその外端面92dが封止案内枠91の外端部と略一致するようになっている。
このように、第1突起101がガイド溝98の内端側に係合することによって操作前位置で保持される封止操作部材92は、封止案内枠91の外端側から内向きに押圧されることにより、第1突起101のガイド溝98への係合が容易に解除され、封止案内枠91内を軸方向内向きに摺動する。その際、第1突起101に続いて外端側の第2突起102も溝欠落部98aを乗り越え、例えば内端面92eが第1ケース体41の底壁71に当接して封止操作部材92の内側への移動が阻止されたとき(図8(b)の上側の封止操作部材92参照)(以下、この位置を「操作後位置」という)、第2突起102が封止案内枠91の切欠部99に係脱可能に係合するようになっている。これにより、封止操作部材92は軸方向内側だけでなく軸方向外側への移動も規制され、操作後位置に保持される。この第2突起102が、封止操作部材92を操作後位置で保持する操作後位置保持手段の一例である。
封止係合部材93は、封止操作部材92を経て入力された封止操作に基づいて第1ケース体41と第2ケース体42とを閉状態で封止するもので、図5,図6,図8,図9等に示すように、第1ケース体41の底壁71に沿う案内面93aと、封止操作部材92側の押圧傾斜面92fに対応する被押圧傾斜面93bと、封止実行方向に沿って被押圧傾斜面93bとは反対向きに突出する係合ピン104とを一体に備えている。
案内面93aは、第1ケース体41の底壁71の内面側に摺接し、当該封止係合部材93をその底壁71に沿って案内するようになっている。なお、第1ケース体41の底壁71には、その内面側に僅かに突出する突条105が封止実行方向に沿って設けられており、案内面93aはこの突条105上に摺接するようになっている。
被押圧傾斜面93bは、案内面93aの操作実行方向一端側から斜めに立ち上がっており、封止案内枠91内に装着された封止操作部材92の押圧傾斜面92fに対して摺動自在に対向するように同一方向反対向きに設けられており、封止操作部材92が操作前位置から操作後位置まで移動する際にその押圧傾斜面92fに摺接してその押圧傾斜面92fからの力を受けるようになっている。なお、封止係合部材93は案内面93aが第1ケース体41の底壁71に摺接しているため、被押圧傾斜面93bが押圧傾斜面92fからの力を受けることにより封止係合部材93は底壁71に沿って封止実行方向に移動する(図8(a)→(b))。
なお、押圧傾斜面92fと被押圧傾斜面93bとは、封止実行方向よりも封止操作方向寄りの傾斜角度となるように設けられている。即ち図5に示すように、封止操作方向と、押圧傾斜面92f及び被押圧傾斜面93bとのなす角をα、押圧傾斜面92f及び被押圧傾斜面93bと封止実行方向とのなす角をβとすると、α<β(但し、α+β=90°)となっている。これにより、封止操作部材92を操作前位置から操作後位置に向けて押圧操作することにより封止係合部材93を移動させる際にはそれほど大きな力は要しないが、逆に封止係合部材93を操作することにより封止操作部材92を操作後位置から操作前位置に向けて移動させようとすると非常に大きな力が必要となる。
係合ピン(係合部)104は、例えば案内面93aの操作実行方向他端側から垂直に起立する前端面93cから操作実行方向に向けて一体に突設されており、例えば断面矩形状の軸部106と、この軸部106の先端側に設けられた圧入先端部107とを備えている。圧入先端部107は、その後端側が軸部106よりも幅広で、先端側が軸部106よりも幅狭の例えば略台形状に形成されている。
なお本実施形態では、2組の封止手段43を構成する各1個の封止係合部材93が1つの連結部材108により一体に連結されている。即ち、2つの封止係合部材93は、図5等に示すように係合ピン104が互いに反対向きとなるように背中合わせで配置され、それらの間に配置された連結部材108に対して低強度連結部109を介して一体に連結されている。低強度連結部109は、軸方向の引張力を加えることにより容易に破断可能な程度に断面が小さく絞られている。連結部材108には、第1ケース体41の底壁71から内向きに突設されたカシメピン110に対応する挿通孔111が形成されており、カシメピン110の熱カシメにより第1ケース体41に対して取り外し不能に固定されている。即ち、各封止係合部材93は、この連結部材108を介して第1ケース体41の底壁71の内面側に固定されている。
封止係合部材93は、連結部材108により第1ケース体41に固定されている状態では、封止案内枠91内の操作前位置にある封止操作部材92の内側で押圧傾斜面92fと被押圧傾斜面93bとの端部同士が互いに当接又は近接する位置(以下、「封止前位置」という)にある(図8(a))。そして、その状態から封止操作部材92が内向きに押圧されると、封止係合部材93は封止実行方向に押されるが、その引張力によって低強度連結部109が破断し、封止係合部材93は連結部材108から切り離される。そして、封止操作部材92が操作後位置に達したときに封止係合部材93は所定の「封止後位置」に到達する(図8(b))。
第1被係合部94は、封止係合部材93が封止前位置から封止後位置まで移動したときに係合ピン104に係合するもので、図6,図8,図9等に示すように、第1ケース体41の底壁71の内面側に、外部から容易に損壊可能な第1低強度部112を介して一体に立設されている。第1被係合部94には、封止実行方向に貫通する第1係合孔113が係合ピン104に対応して設けられており、封止係合部材93が封止前位置から封止後位置まで移動したとき、係合ピン104が第1係合孔113に貫通するようになっている。なお、第1被係合部94は、係合ピン104が貫通したとき、主制御基板23と平行な面内(開閉スライド方向と封止実行方向とで形成される平面内)での封止係合部材93の揺動を規制するようになっている。なお、第1低強度部112は、例えば第1被係合部94の立設位置に対応して底壁71に設けられた薄肉部により構成されている。
第1規制部95は、封止係合部材93が封止前位置から封止後位置まで移動したときに封止係合部材93に対して第1被係合部94とは異なる位置に係合するもので、図6,図8,図9等に示すように、第1ケース体41の底壁71の内面側で且つ第1被係合部94とは封止実行方向にずれた位置に一体に立設されており、封止後位置にある封止係合部材93の例えば係合ピン104の圧入先端部107に対して開閉スライド方向のアンロック側(開口56側)に係合するようになっている。
第2被係合部96は、封止係合部材93が封止前位置から封止後位置まで移動したときに係合ピン104に係合するもので、図6,図8,図9等に示すように、第2ケース体42の封止側上壁51bの内面側に、外部から容易に損壊可能な第2低強度部114を介して一体に立設されている。第2被係合部96には、封止実行方向に貫通する第2係合孔115が係合ピン104に対応して設けられており、封止係合部材93が封止前位置から封止後位置まで移動したとき、係合ピン104が第2係合孔115に貫通するようになっている。なお、第2被係合部96は、係合ピン104が貫通したとき、主制御基板23と平行な面内(開閉スライド方向と封止実行方向とで形成される平面内)での封止係合部材93の揺動を規制するようになっている。第2低強度部114は、例えば第2被係合部96の立設位置に対応して封止側上壁51bに設けられた薄肉部により構成されている。
第2規制部97は、封止係合部材93が封止前位置から封止後位置まで移動したときに封止係合部材93に対して第2被係合部96とは異なる位置に係合するもので、図6,図8,図9等に示すように、第2ケース体42の封止側上壁51bの内面側で且つ第2被係合部96とは封止実行方向にずれた位置に一体に立設されており、封止後位置にある封止係合部材93に対して開閉スライド方向のロック側(仕切り壁57側)に係合するようになっている。
主基板ケース24を組み立てる際には、まず第2ケース体42の内側に主制御基板23を装着、固定すると共に、封止操作部材92を第2ケース体42側の封止案内枠91に内側から装着して操作前位置に保持させ、また2つの封止係合部材93が連結された連結部材108の挿通孔111をカシメピン110に挿通させた状態でカシメピン110の先端側を熱カシメ具により押し潰し、これによって2つの封止係合部材93を第1ケース体41側の封止前位置に固定しておく。なお、封止前位置に保持されている封止係合部材93は、その圧入先端部107の先端側のごく一部のみが第1被係合部94の第1係合孔113に掛かった状態となっている。
そして、第2ケース体42の一対の係合突部65を第1ケース体41の被係合穴83に差し込んだ後(図7(a))、第2ケース体42の係合爪66を第1ケース体41の切り欠き部81に嵌合させてアンロック状態に嵌め合わせ(図7(b))、更に第2ケース体42と第1ケース体41とを互いに相対的にスライドさせて、第2ケース体42側の係合爪66を第1ケース体41側の係止部82に係合させ、第1ケース体41と第2ケース体42とを結合状態でロックする(図7(c))。これにより、第1ケース体41側の第1被係合部94と第2ケース体42側の第2被係合部96とが封止実行方向に重なり、第1係合孔113と第2係合孔115とが封止実行方向に連通した状態となる(図8(a))。
続いて、複数(2組)の封止手段43のうちの1つを用いて主基板ケース24をこのロック状態で封止する。即ち、ドライバー等の工具を用いて2つの封止操作部材92の一方を一番奥の操作後位置まで押し込む(図8(a)→(b))。このとき、封止操作部材92の押圧傾斜面92fが封止係合部材93の被押圧傾斜面93bに摺接してこれを押圧するため、その引張力によって低強度連結部109が破断し、封止係合部材93は第1ケース体41から切り離された状態で封止実行方向に押し動かされる。
なお、上述したように封止係合部材93は封止前位置において圧入先端部107の先端側の一部が第1被係合部94の第1係合孔113に掛かった状態となっているため(図8(a))、連結部材108から切り離されてもその第1被係合部94に案内されて封止実行方向から外れることはない。
そして封止係合部材93は、封止実行方向に移動するに従って係合ピン104が第1被係合部94の第1係合孔113、第2被係合部96の第2係合孔115の順に貫通し、封止後位置に達したとき、第1規制部95が封止係合部材93の係合ピン104の圧入先端部107に対して開閉スライド方向のアンロック側(開口56側)に係合し、また第2規制部97が封止係合部材93に対して開閉スライド方向のロック側(仕切り壁57側)に係合する(図9,図10)。
このように、第1ケース体41側の第1被係合部94と第2ケース体42側の第2被係合部96との両方に対して封止係合部材93の係合ピン104が封止実行方向に貫通するため、第1ケース体41と第2ケース体42とは開閉スライド方向のアンロック側への相対的な移動が阻止され、そのままでは主基板ケース24を開封することはできない。
また、例えば第1ケース体41と第2ケース体42との境界部分をこじ開けるなどして強引に隙間を作り、封止係合部材93を封止前状態側にスライドさせようとしても、押圧傾斜面92fと被押圧傾斜面93bとは封止実行方向よりも封止操作方向寄りの傾斜角度となるように設けられており、しかも封止操作部材92は第2突起102が封止案内枠91の切欠部99に係合することにより操作後位置で保持されているため、封止操作時のような軽い力では封止操作部材92を操作前位置側に移動させることができず、そのような不正行為は実質的に困難である。
主基板ケース24を開封するには、第1低強度部112と第2低強度部114とを共に損壊して第1被係合部94と第2被係合部96とを夫々第1ケース体41、第2ケース体42から切り離せばよい(図11,図12)。これにより、封止係合部材93は第1ケース体41と第2ケース体42との何れからも完全に切り離された状態となるため、第1ケース体41と第2ケース体42とをアンロック側に相対的にスライドさせることができ、主基板ケース24を開封することができる。
なお、第1低強度部112と第2低強度部114とのうちの一方のみを損壊しただけでは主基板ケース24を開封することはできない。即ち、例えば第1低強度部112のみを損壊した場合、第1被係合部94が第1ケース体41から切り離されるが、依然として封止係合部材93は第2被係合部96により揺動不能に保持され、しかも第1規制部95が封止係合部材93の係合ピン104の圧入先端部107に対して開閉スライド方向のアンロック側(開口56側)に係合しているため、第1ケース体41と第2ケース体42との開閉スライド方向のアンロック側への相対的な移動が阻止された状態は解消されない。
また、第2低強度部114のみを損壊した場合についても、第2被係合部96は第2ケース体42から切り離されるが、依然として封止係合部材93は第1被係合部94により揺動不能に保持され、しかも第2規制部97が封止係合部材93に対して開閉スライド方向のロック側(仕切り壁57側)に係合しているため、同じく第1ケース体41と第2ケース体42との開閉スライド方向のアンロック側への相対的な移動が阻止された状態は解消されない。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、実施形態では、第1ケース体41の内面側に第1被係合部94及び第1規制部95を、第2ケース体42の内面側に第2被係合部96及び第2規制部97を夫々一体に設けたが、これらのうち、必須の構成は第2被係合部96のみであり、他の第1被係合部94、第1規制部95、第2規制部97については省略することも可能である。
即ち、実施形態では封止係合部材93を封止後位置において第1ケース体41側に保持する手段は第1被係合部94のみであったが、例えば図13に示すような案内レール121を設けることにより封止係合部材93を第1ケース体41に対して封止実行方向にのみスライド可能とすれば、その封止係合部材93が第2被係合部96に係合することにより第1ケース体41と第2ケース体42とは閉状態で封止される。但し、図13に示すような案内レール121を設ける場合、第2被係合部96を損壊することにより主基板ケース24を開封することができるようにするためには第2規制部96は省略する必要がある。なお、図13の案内レール121は、封止係合部材93の両側に一体に張り出した鍔部122を封止実行方向へのスライド可能に保持している。
また、第1規制部95,第2規制部97については、それらを設けることにより第1被係合部94と第2被係合部96との両方を損壊しなければ主基板ケース24を開封できないようにすることができたが、例えば第1被係合部94と第2被係合部96との何れか一方の損壊によって主基板ケース24を開封可能とすることを許容するのであれば第1規制部95,第2規制部97は省略することができる。
封止実行方向、開閉スライド方向及び封止操作方向については、封止実行方向が開閉スライド方向と封止操作方向との両方に略直交する関係にあればよく、例えば実施形態における封止操作方向と封止実行方向とが逆になるように構成してもよい。
第1低強度部112,第2低強度部114は、主基板ケース24の外部から容易に損壊可能な構成であればよく、例えば第1被係合部94,第2被係合部96と第1ケース体41,第2ケース体42との間にミシン目状のスリットを形成してもよい。
複数の封止係合部材93を個別に第1ケース体41に装着してもよい。また、例えば各封止操作部材92についても実施形態の封止係合部材93と同様に低強度連結部を介して互いに一体に連結し、操作前位置から操作後位置に向けて押し込まれる際に切り離されるように構成してもよい。
第1,第2ケース体41,42を透明(無色又は有色)とし、封止操作部材92と封止係合部材93との少なくとも一方を不透明な任意色、又は第1,第2ケース体41,42とは異なる色の有色透明に形成してもよい。これにより、封止操作部材92が操作前位置/操作後位置の何れにあるか、又は封止係合部材93が封止前位置/封止後位置の何れにあるかを基板ケースの外側から容易に確認できる。なお、封止操作部材92と封止係合部材93とで色を異ならせてもよい。
また、実施形態では本発明をパチンコ機に適用した例を示したが、アレンジボール機、スロットマシン等の各種遊技機において同様に実施可能であることは言うまでもない。
23 主制御基板(基板)
24 主基板ケース(基板ケース)
41 第1ケース体
42 第2ケース体
43 封止手段
91 封止案内枠
92 封止操作部材
92f 押圧傾斜面(押圧面)
93 封止係合部材
93b 被押圧傾斜面(被押圧面)
94 第1被係合部
95 第1規制部
96 第2被係合部
97 第2規制部
101 第1突起(操作前位置保持手段)
102 第2突起(操作後位置保持手段)
103 係合突起(抜け止め手段)
104 係合ピン(係合部)
108 連結部材
109 低強度連結部
112 第1低強度部
114 第2低強度部

Claims (11)

  1. 第1,第2ケース体(41,42)により構成され且つそれら第1,第2ケース体(41,42)の間に基板(23)を収容可能な基板ケース(24)と、この基板ケース(24)を閉じた状態で前記第1,第2ケース体(41,42)を互いに封止可能な封止手段(43)とを備え、前記基板ケース(24)は、前記第1ケース体(41)と前記第2ケース体(42)とを互いに嵌め合わせた状態で所定の開閉スライド方向に相対的にスライドさせることにより、それら第1ケース体(41)と第2ケース体(42)とが互いに係合して閉状態で保持されるロック状態と、互いの係合が解除されて開放可能なアンロック状態とに切り換え可能に構成され、前記封止手段(43)は、前記ロック状態から前記アンロック状態側へのスライドを阻止することにより、前記第1ケース体(41)と前記第2ケース体(42)とを閉状態で封止するように構成された遊技機において、前記封止手段(43)は、外部から容易に損壊可能な第2低強度部(114)を介して前記第2ケース体(42)の内面側に一体に設けられた第2被係合部(96)と、前記第2ケース体(42)上に設けられ且つ所定の封止操作方向に沿って前記基板ケース(24)の内外に貫通する略筒状の封止案内枠(91)と、該封止案内枠(91)により操作前位置とそれよりも内側の操作後位置との間で移動可能に支持された封止操作部材(92)と、前記開閉スライド方向と前記封止操作方向との両方に略直交する封止実行方向に沿って封止前位置と封止後位置との間で移動可能な状態で前記第1ケース体(41)の内側に装着された封止係合部材(93)とを備え、前記ロック状態で前記基板ケース(24)の外側から前記封止操作部材(92)が押圧されて前記操作前位置から前記操作後位置まで移動することにより、その封止操作部材(92)に押されて前記封止係合部材(93)が前記封止前位置から前記封止後位置に移動し、その封止係合部材(93)上の係合部(104)が前記第2被係合部(96)に係合して前記アンロック状態側へのスライドを阻止するように構成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記封止操作部材(92)上の押圧面(92f)と前記封止係合部材(93)上の被押圧面(93b)とが、互いに摺動自在に対向し且つ前記封止操作方向と前記封止実行方向との両方に対して斜めに形成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記押圧面(92f)と前記被押圧面(93b)とは、前記封止実行方向よりも前記封止操作方向寄りの傾斜角度に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記封止操作部材(92)は前記封止案内枠(91)内に略隙間のない状態で装着されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
  5. 前記封止操作部材(92)は、前記封止案内枠(91)に対して前記基板ケース(24)の内側から装着可能に構成されると共に前記操作前位置よりも外側への移動を阻止する抜け止め手段(103)を備えたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の遊技機。
  6. 前記封止操作部材(92)を前記操作前位置で保持する操作前位置保持手段(101)と、前記封止操作部材(92)を前記操作後位置で保持する操作後位置保持手段(102)とを備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の遊技機。
  7. 前記封止手段(43)は、外部から容易に損壊可能な第1低強度部(112)を介して前記第1ケース体(41)の内面側に一体に設けられた第1被係合部(94)を備え、前記封止係合部材(93)が前記封止前位置から前記封止後位置に移動したとき、前記係合部(104)が前記第1被係合部(94)と前記第2被係合部(96)とに係合して前記アンロック状態側へのスライドを阻止するように構成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の遊技機。
  8. 前記第1被係合部(94)及び前記第2被係合部(96)は、前記係合部(104)が係合したとき、前記開閉スライド方向と前記封止実行方向とで形成される平面内での前記封止係合部材(93)の揺動を夫々阻止するように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の遊技機。
  9. 前記封止手段(43)は、前記第1被係合部(94)とは別に前記第1ケース体(41)の内面側に一体に設けられた第1規制部(95)と、前記第2被係合部(96)とは別に前記第2ケース体(42)の内面側に一体に設けられた第2規制部(97)とを備え、それら第1規制部(95)と第2規制部(97)とは、前記封止後位置にある前記封止係合部材(93)に係合して前記アンロック状態側へのスライドを阻止するように構成されていることを特徴とする請求項8に記載の遊技機。
  10. 前記封止手段(43)を複数組備え、それら各封止手段(43)の前記封止係合部材(93)は、容易に破断可能な低強度連結部(109)を介して連結部材(108)に一体に連結され、前記封止係合部材(93)は、前記封止操作部材(92)に押されて前記封止前位置から前記封止後位置に移動する際に前記低強度連結部(109)が破断して前記連結部材(108)から切り離されるように構成されていることを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の遊技機。
  11. 前記連結部材(108)を第1ケース体(41)に固定したことを特徴とする請求項10に記載の遊技機。
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