JP2007141730A - カード用コネクタ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】強固な組み付け構造を有するハウジングを実現できて軽量・薄型化にも好適なカード用コネクタ装置を提供する。
【解決手段】カード収納部3を有するハウジング4を板金加工された上ケース8と下ケース9を組み合わせることによって構成し、これら両ケース8,9のうち、上ケース8の天板部8aに折り曲げられた側板部8bに係止爪8cを形成すると共に、下ケース9の底板部9aに折り曲げられた側板部9bに係止爪8cが係合する係止孔9cを形成し、かつ、下ケース9の底板部9aに係止爪8cの係止孔9cからの外れを阻止する規制部9dを形成した。
【選択図】図4
【解決手段】カード収納部3を有するハウジング4を板金加工された上ケース8と下ケース9を組み合わせることによって構成し、これら両ケース8,9のうち、上ケース8の天板部8aに折り曲げられた側板部8bに係止爪8cを形成すると共に、下ケース9の底板部9aに折り曲げられた側板部9bに係止爪8cが係合する係止孔9cを形成し、かつ、下ケース9の底板部9aに係止爪8cの係止孔9cからの外れを阻止する規制部9dを形成した。
【選択図】図4
Description
本発明は、情報記憶機能を持つカードが接続されるカード用コネクタ装置に係り、特に、上ケースと下ケースとを組み合わせることによってカード収納部を有するハウジングが構成されるカード用コネクタ装置に関するものである。
従来より、この種のカード用コネクタ装置として、モールド成形された樹脂製の下ケースと板金加工された金属製の上ケースとを組み合わせることにより、箱形形状のハウジングを構成するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。ここで、樹脂製の下ケースには一対の側壁部とそれらを橋絡する底板部等が一体成形されており、両側壁部の外表面には複数の係止爪が突出形成されている。一方、金属製の上ケースには平板状の天板部と該天板部から垂下する2つの側板部が折曲形成されており、これら側板部には下ケースの各係止爪に対応する複数の係止孔が穿設されている。そして、製造段階でこれら上ケースと下ケースとを組み合わせ、下ケースの両側壁部に突出形成された各係止爪を上ケースの両側板部に穿設された各係止孔に係合することにより、カード収納部を有するハウジングが構成されるようになっている。
特開2003−331975号公報(第2−3頁、図6)
昨今、この種のカード用コネクタ装置は軽量・薄型化される傾向にあり、それに伴って樹脂製の下ケースを上ケースと同様に板金加工された金属製とすると共に、これら上下両ケースを板厚の薄い金属板を用いて形成するという試みがなされている。この場合、下ケースの金属板に平板状の底板部と該底板部から起立する2つの側板部を折曲加工すると共に、これら側板部に上ケースの側板部に穿設された係止孔に係合される係止爪を形成すれば良いが、このような形状の下ケースを板厚の薄い金属板によって形成すると、係止爪が形成される側板部の機械的強度が低下するため、上下両ケースの組み付け後に係止爪が係止孔から外れ易くなるという問題が発生する。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、強固な組み付け構造を有するハウジングを実現できて軽量・薄型化にも好適なカード用コネクタ装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、上ケースと下ケースを組み合わせて構成されるハウジングを備え、このハウジングがカード挿入口とカード収納部を有するカード用コネクタ装置において、前記上ケースは金属板を折曲加工することによって少なくとも天板部と該天板部から垂下する2つの側板部を有し、前記下ケースは金属板を折曲加工することによって少なくとも底板部と該底板部から起立する2つの側板部を有し、これら上ケースの側板部と下ケースの側板部のいずれか一方に係止爪を形成すると共に、いずれか他方に前記係止爪が係合する係止孔を形成し、かつ、前記係止爪の前記係止孔からの外れを阻止する規制部を前記上ケースと前記下ケースのいずれか一方に形成することとした。
このように構成されたカード用コネクタ装置では、板金加工された上ケースと下ケースを組み合わせることでカード収納部を有するハウジングが構成されるため、ケース材料として板厚の薄い金属板を使用することで軽量・薄型化を図ることができるのみならず、係止爪を有する側板部の変形が規制部によって規制されるため、上下両ケースの組み付け後に係止爪が係止孔から外れることを阻止でき、強固な組み付け構造を有するハウジングを実現できる。
上記の構成において、係止孔を有する側板部に対して係止爪を有する側板部が内外いずれから組み込まれても良いが、係止爪を係止孔の内側から係合させると共に、該係止爪が形成された側板部の内側に規制部を当接させると、係止爪を有する側板部が内方へ変形することを規制部によって阻止できるため、より強固な組み付け構造を実現できて好ましい。この場合において、規制部を上ケースの天板部と下ケースの底板部のいずれか一方に形成すると共に、この規制部を係止孔内に臨ませると、係止孔をプレス抜きした際に生じる時の抜き片を利用して規制部を簡単に形成できて好ましい。
また、上記の構成において、上ケースの天板部にカード挿入口から挿入されたカードをカード収納部内に斜めに案内するガイド部を一体形成すると共に、該天板部にカードの上面を下ケースの底板部に向けて押圧付勢する弾性片を切り起こし形成し、この弾性片をガイド部に案内されるカードの移動方向に沿って斜めに延出させると、カード挿入口の開口幅に対して幅寸法の短いカードが挿入された時に、該カードがガイド部に案内されて斜めに移動しても弾性片に無理な力は作用しにくくなるため、弾性片の変形を防止してカードを円滑に押さえることができて好ましい。この場合において、下ケースの底板部にカードの下面を上ケースの天板部に向けて押圧付勢する押圧片を切り起こし形成し、この押圧片の自由端側に曲面状の突出部を形成すると、下ケースの底板部においても斜めに移動するカードを円滑に押さえることができて好ましい。
また、上記の構成において、カード収納部に対して情報記憶機能を持たないダミーカードが挿脱可能であると共に、カード挿入口の左右両縁部にダミーカードを保持する保持片を設けると、カード用コネクタ装置の搬送時等にカード挿入口をダミーカードによって閉塞できるため、カード収納部内にゴミ等の異物が侵入することを防止できて好ましい。この場合において、保持片を上ケースの側板部と下ケースの側板部のいずれか一方に形成すると共に、この保持片を内側へ突出させてダミーカードの側面に形成された突起部と係脱可能とすると、カード用コネクタ装置の搬送時等にダミーカードを確実に保持することができて好ましい。
本発明のカード用コネクタ装置は、カード収納部を有するハウジングを板金加工された上ケースと下ケースを組み合わせることによって構成し、これら上ケースの側板部と下ケースの側板部のいずれか一方に係止爪を形成すると共に、いずれか他方に係止爪が係合する係止孔を形成し、かつ、係止爪の係止孔からの外れを阻止する規制部を上ケースと下ケースのいずれか一方に形成したので、ケース材料として板厚の薄い金属板を使用することで軽量・薄型化を図ることができるのみならず、係止爪を有する側板部の変形が規制部によって規制されるため、上下両ケースの組み付け後に係止爪が係止孔から外れることを阻止でき、強固な組み付け構造を有するハウジングを実現できる。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1は本発明の実施形態例に係るカード用コネクタ装置の平面図、図2は該カード用コネクタ装置の正面図、図3は該カード用コネクタ装置に備えられる上ケースと下ケースを示す分解斜視図、図4は上ケースと下ケースの組み付け工程を示す要部断面図、図5は上ケースと下ケースの組み付け工程を示す要部斜視図、図6は該カード用コネクタ装置に使用される第1カードの説明図、図7は該カード用コネクタ装置に使用される第2カードの説明図、図8は該カード用コネクタ装置に使用されるダミーカードの説明図、図9は該カード用コネクタ装置にダミーカードを装着した状態を示す平面図である。
まず、後述するカード用コネクタ装置に使用されるカードについて説明すると、図6に示す第1カード1はICカード等からなり、全体形状を平面視長方形に形成してある。この第1カード1の幅寸法はL1に設定されており、その上面に段付状の突部1aが形成されている。この第1カード1をカード用コネクタ装置のカード収納部に装着させた際に、装置奥側に位置する前端部側には開口部が形成され、この開口部に電気接続に活用される複数の接触部1bを臨ませてある。なお、図6(a)は平面図、図6(b)は側面図、図6(c)は背面図である。
図7に示す第2カード2もICカード等からなるが、第1カード1に比べて大きな情報記憶容量を確保できるようになっている。この第2カード2は、全体形状が前述した第1カード1の寸法形状と同等の基体部2cと、この基体部2cから横方向に張り出し形成された張出し部2dとを含む形状に形成されている。第2カード2の上面にも段付状の突部2aが形成されているが、張出し部2dの角部を含む三角形状領域に突部2aは形成されておらず、当該領域に対向する突部2aには傾斜部2eが形成されている。この第2カード2の厚さ寸法は第1カード1と同等に設定してあり、幅寸法に関しては、第2カード2をカード用コネクタ装置のカード収納部に装着させた際に、装置奥側に位置する基体部2cの部分が第1カード1の幅寸法と同等の幅寸法L1であり、装置の挿入口側に位置する部分が基体部2cと張出し部2dとの幅寸法を加えた寸法である幅寸法L2となっている。また、この第2カード2の前端部、すなわち基体部2eの前端部側には開口部が形成されており、この開口部に電気接続に活用される複数の接触部2bを臨ませてある。なお、図7(a)は平面図、図7(b)は側面図、図7(c)は背面図である。
図8に示すダミーカード10はカード用コネクタ装置の搬送時等に使用されるものであり、前述した両カード1,2のように情報記憶機能を持っておらず、合成樹脂によって成形された板状部材からなる。このダミーカード10の全体形状は第2カード2とほぼ同じであるが、第2カード2の接触部2bに対応する部分に切欠部10aが形成されている点や、複数の貫通孔10bを有する点が若干相違する。また、このダミーカード10をカード用コネクタ装置のカード収納部に装着させた際に、装置の挿入口側に位置するダミーカード10の両側面には半球状の突起部10cが形成されている。
図1と図2に示すように、本実施形態例に係るカード用コネクタ装置は、内部にカード収納部3を有する箱形形状のハウジング4と、ハウジング4の装置奥側位置に配設された接続部5と、ハウジング4の装置側方位置に配設されたカード排出機構6とを備えている。カード収納部3は前述した第1カード1と第2カード2のいずれかを選択的に収納可能な形状寸法に設定されており、このカード収納部3の装置手前側は両カード1,2を挿入/排出するためのカード挿入口7となっている。カード挿入口7の幅寸法は第2カード2の全体の幅寸法L2と略同等に設定されており、第1カード1の幅寸法L1はカード挿入口7の幅寸法よりもかなり短く設定されている。接続部5は複数の接続端子5aを有しており、これら接続端子5aに第1カード1の接触部1bと第2カード2の接触部2bがそれぞれ接続されるようになっている。カード排出機構6は接続部5に接続された両カード1,2をカード収納部3から排出させるもので、カード収納部3内に装着された第1カード1と第2カード2を排出させる排出部材6aと、この排出部材6aを操作する操作ロッド6bとを備えている。
前述したハウジング4は上ケース8と下ケース9を組み合わせることによって構成されており、これら上ケース8と下ケース9は板厚の薄い金属板、例えば0.2mm厚のステンレス鋼板を所望形状に板金加工することによって形成されている。図3に示すように、上ケース8には、全体形状を平面視長方形にした天板部8aと、この天板部8aの左右両側に直角に折り曲げられて垂下する2つの側板部8bとが形成されており、両側板部8bにはそれぞれ複数の係止爪8cが形成されている。これら係止爪8cは側板部8bの一部を切り欠いて外側へ折り曲げた折曲片であり、各係止爪8cは下端部を固定端として側板部8bの上方へ斜めに延びている。一方、下ケース9には、平板状の底板部9aと、この底板部9aの左右両側に直角に折り曲げられて起立する2つの側板部9bとが形成されており、これら両側板部9bには上ケース8の各係止爪8cに対応して複数の係止孔9cが形成されている。また、底板部9aの左右両側部には複数の規制部9dが形成されており、これら規制部9dは山形状に折り曲げられている。規制部9dは係止爪8cをプレス抜きした際に生じる時の抜き片を利用して形成されたものであり、各規制部9dの先端はそれぞれ対応する係止孔9cの下部に臨ませてある。
このような上ケース8と下ケース9を用いてハウジング4を組み立てる工程について説明すると、まず、図4(a)と図5(a)に示すように、上ケース8の両側板部8bを下ケース9の両側板部9b間に挿入して両者を互いに近接する方向へ押圧する。これにより上ケース8の各係止爪8cが下ケース9の側板部9bの内面を摺動しながら対応する係止孔9cへと向かい、所定量摺動した時点で係止爪8cが係止孔9cに対してその内側から係合するため、図4(b)と図5(b)に示すように、これら係止爪8cと係止孔9cの係合部分を介して上ケース8と下ケース9が一体化される。その際、上ケース8の側板部8bの下端部内面に下ケース9の規制部9dの先端が当接し、この規制部9dによって側板部8bが内方(矢印A方向)へ変形しないように規制されているため、係止爪8cの係止孔9cからの外れが阻止されている。すなわち、係止爪8cを有する側板部8bの内方への変形が規制部9dによって抑制されるため、ケース材料として板厚の薄い金属板を用いて軽量・薄型化を図っても係止爪8cは係止孔9cから外れにくくなり、上ケース8と下ケース9を強固な組み付けることができる。特に、下ケース9の底板部9aに形成された規制部9dは底板部9aの面内方向、つまり矢印A方向の力に対して大きな機械的強度を有するため、組み付け強度の極めて高いハウジング4を実現できる。
また、上ケース8の天板部8aには両カード1,2の上面に当接可能な弾性片8dが切り起こし形成されており、図1に示すように、この弾性片8dは両カード1,2の挿入方向に対して略45度傾斜する方向へ延出している。この天板部8aには両カード1,2の挿入方向に対して略45度傾斜する方向に延びるガイド部8eが折曲形成されており、このガイド部8eは前述した接続部5に対して左側へシフトした位置に形成されている。これにより、幅寸法L1の短い第1カード1がカード挿入口7の中心に対して左寄りに挿入された時、第1カード1の上面に形成された突部1aの挿入方向前端側がガイド部8eに当接するため、この第1カード1をカード収納部3内の斜め右方向へ案内して接続部5に向かわせることができると共に、この第1カード1を弾性片8dの延出方向に沿って斜め右方向へ案内することにより、弾性片8dに無理な力が作用するのを防止できるようになっている。ただし、幅寸法L2の長い第2カード2がカード収納部3内に挿入された場合は、張出し部2dの角部がガイド部8eの下方を通過することにより、ガイド部8eは第2カード2の上面に形成された突部2aの傾斜部2eと対向することになる。
さらに、上ケース8の両側板部8bの長手方向一端部には保持片8fが形成されており、図1に示すように、これら保持片8fはカード挿入口7の左右両縁部から内側へ突出するように折り曲げられている。保持片8fは前述したダミーカード10をカード収納部3に保持させるものであって、両カード1,2の保持に関与するものではない。すなわち、図9に示すように、ダミーカード10をカード収納部3内に挿入すると、このダミーカード10の両側面に形成された突起部10cが保持片8fに係合するため、接続部5との接触部を備えていないダミーカード10をカード収納部3内に確実に保持することができる。したがって、ダミーカード10を装着した状態でカード用コネクタ装置を出荷すれば、カード挿入口7がダミーカード10によって閉塞されるため、カード用コネクタ装置の搬送時等にカード収納部3の内部にゴミ等の異物が侵入することを防止できると共に、搬送中の外部振動等によってダミーカード10が不用意に脱落することを防止できる。
一方、下ケース9の底板部9aには両カード1,2の下面に当接可能な押圧片9eが切り起こし形成されており、各押圧片9eの自由端(先端)側には半球状の突出部9fが形成されている。これら押圧片9eは両カード1,2を上ケース8の天板部8aに向けて押圧付勢するもので、前述した上ケース8側の弾性片8dと協働してカード収納部3内を斜めに移動する第1カード1を円滑に押さえることができる。
上述したように、本実施形態例に係るカード用コネクタ装置では、カード収納部3を有するハウジング4を板金加工された上ケース8と下ケース9を組み合わせることによって構成し、これら両ケース8,9のうち、上ケース8の側板部8bに係止爪8cを形成すると共に、下ケース9の側板部9bに係止爪8cが係合する係止孔9cを形成し、かつ、下ケース9の底板部9aに係止爪8cの係止孔9cからの外れを阻止する規制部9dを形成したので、ケース材料として板厚の薄い金属板を使用することで軽量・薄型化を図ることができるのみならず、係止爪8cを有する側板部8bの変形が規制部9dによって規制されるため、上下両ケース8,9の組み付け後に係止爪8cが係止孔9cから外れることを阻止でき、強固な組み付け構造を有するハウジング4を実現することができる。
なお、上記実施形態例では、上ケース8の側板部8bに係止爪8cを形成すると共に、下ケース9の側板部9bに係止爪8cが係合する係止孔9cを形成した場合について説明したが、これら係止爪8cと係止孔9cが形成されるケースの関係を逆にしても良いことはいうまでもない。
1 第1カード
2 第2カード
3 カード収納部
4 ハウジング
5 接続部
6 カード排出機構
7 カード挿入口
8 上ケース
8a 天板部
8b 側板部
8c 係止爪
8d 弾性片
8e ガイド部
8f 保持片
9 下ケース
9a 底板部
9b 側板部
9c 係止孔
9d 規制部
9e 押圧片
9f 突出部
10 ダミーカード
10c 突起部
2 第2カード
3 カード収納部
4 ハウジング
5 接続部
6 カード排出機構
7 カード挿入口
8 上ケース
8a 天板部
8b 側板部
8c 係止爪
8d 弾性片
8e ガイド部
8f 保持片
9 下ケース
9a 底板部
9b 側板部
9c 係止孔
9d 規制部
9e 押圧片
9f 突出部
10 ダミーカード
10c 突起部
Claims (7)
- 上ケースと下ケースを組み合わせて構成されるハウジングを備え、このハウジングがカード挿入口とカード収納部を有するカード用コネクタ装置であって、
前記上ケースは金属板を折曲加工することによって少なくとも天板部と該天板部から垂下する2つの側板部を有し、前記下ケースは金属板を折曲加工することによって少なくとも底板部と該底板部から起立する2つの側板部を有し、これら上ケースの側板部と下ケースの側板部のいずれか一方に係止爪を形成すると共に、いずれか他方に前記係止爪が係合する係止孔を形成し、かつ、前記係止爪の前記係止孔からの外れを阻止する規制部を前記上ケースと前記下ケースのいずれか一方に形成したことを特徴とするカード用コネクタ装置。 - 請求項1の記載において、前記係止爪を前記係止孔の内側から係合させると共に、該係止爪が形成された側板部の内側に前記規制部を当接させたことを特徴とするカード用コネクタ装置。
- 請求項2の記載において、前記規制部を前記上ケースの前記天板部と前記下ケースの前記底板部のいずれか一方に形成すると共に、この規制部を前記係止孔内に臨ませたことを特徴とするカード用コネクタ装置。
- 請求項1〜3のいずれか1項の記載において、前記上ケースの前記天板部に前記カード挿入口から挿入されたカードを前記カード収納部内に斜めに案内するガイド部を一体形成すると共に、該天板部に前記カードの上面を前記下ケースの前記底板部に向けて押圧付勢する弾性片を切り起こし形成し、この弾性片を前記ガイド部に案内される前記カードの移動方向に沿って斜めに延出させたことを特徴とするカード用コネクタ装置。
- 請求項4の記載において、前記下ケースの前記底板部に前記カードの下面を前記上ケースの前記天板部に向けて押圧付勢する押圧片を切り起こし形成し、この押圧片の自由端側に曲面状の突出部を形成したことを特徴とするカード用コネクタ装置。
- 請求項1〜3のいずれか1項の記載において、前記カード収納部に対して情報記憶機能を持たないダミーカードが挿脱可能であると共に、前記カード挿入口の左右両縁部に前記ダミーカードを保持する保持片を設けたことを特徴とするカード用コネクタ装置。
- 請求項6の記載において、前記保持片を前記上ケースの側板部と前記下ケースの側板部のいずれか一方に形成すると共に、この保持片を内側へ突出させて前記ダミーカードの側面に形成された突起部と係脱可能としたことを特徴とするカード用コネクタ装置。
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Publication Number | Publication Date |
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JP2007141730A true JP2007141730A (ja) | 2007-06-07 |
Family
ID=38204341
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-
2005
- 2005-11-21 JP JP2005336028A patent/JP2007141730A/ja not_active Withdrawn
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