JP3189283U - カードコネクタ - Google Patents

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諭高 大越
淳也 辻
正章 岩▲崎▼
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Tyco Electronics Japan GK
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Abstract

【課題】大型化を抑えつつ保持力を高めたカードコネクタを提供する。
【解決手段】ハウジング10と、受容空間1bに受容されたトレイ30の係止凹部33に入り込んでトレイ30を係止する係止部121を有するフックバネ12と、挿入方向にスライド自在に配置されたスライダ14と、受容空間1bの奥側に配置され幅方向に延びて途中に回動軸151を有し、挿入方向奥側にスライドしたスライダ14に第1端152が押されて回動しトレイ30を第2端153で押し出すイジェクトレバー15とを備える。フックバネ12は、板材のせん断加工により形成され、フックバネ12の係止部121が、トレイ30の側面にせん断面を向けて係止凹部33に入り込んでトレイ30を係止する。
【選択図】図3

Description

本考案は、メモリカードやSIM(加入者識別モジュール)カード等のカードが挿入されるカードコネクタに関する。
カードコネクタの場合、カードが挿入された状態で多少の衝撃が加わってもカードが正規の挿入位置から抜け出ないように保持しておく必要がある。
特許文献1には、挿入されたカードの保持部材として作用するイジェクトプレートをハウジングのガイド壁に沿わせることによって保持力を向上させたカードコネクタが開示されている。
特開2003−217738号公報
上掲の特許文献1の技術では、イジェクトプレートをハウジングのガイド壁に沿わせてはいるが、衝撃が加わったときそのイジェクトプレートの係合部が潰れる方向に変形し、保持力のさらなる向上は望めない。保持力をさらに高めようとすると、大型の保持部材を必要とするなど、カードコネクタの大型化を招くおそれがある。
本考案は、大型化を抑えつつ保持力を高めたカードコネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本考案のカードコネクタは、挿入方向に挿入されてきた、挿入方向に交わる幅方向側面に係止凹部が形成された挿入体を受容する受容空間が形成されたカードコネクタであって、
ハウジングと、
受容空間に受容された挿入体の係止凹部に入り込んで挿入体を係止する係止部を有するフックバネと、
挿入方向にスライド自在に配置されたスライダと、
受容空間奥側に配置され幅方向に延びて途中に回動軸を有し、挿入方向奥側にスライドしたスライダに第1端が押されて回動し挿入体を第2端で押し出すイジェクトレバーとを備え、
上記フックバネが、板材のせん断加工により形成され、この板材の厚み寸法よりも幅広な上記幅方向の寸法を有するものであることを特徴とする。
本考案のカードコネクタは、挿入体の保持を担うフックバネを備え、そのフックバネが、せん断加工の材料とした板材の厚みよりも幅広な、上記幅方向の寸法を有するものであるため、このカードコネクタに衝撃が加わってもフックバネの係止部が潰れることはなく、所期の強固な保持力が保たれる。
ここで、本考案のカードコネクタにおいて、上記フックバネが、スライダと一体にせん断加工され、スライダとともにスライドするものであることが好ましい。
フックバネをスライダと一体にせん断加工することで、部品点数が削減され、また、フックバネをスライダとは別体に形成したときのハウジングのフックバネの保持部も不要となり、小型化、低コスト化に寄与する。
さらに、本考案において、上記挿入体は、カード自体であって、そのカード自体に係止凹部が形成されていてもよい。あるいは、上記挿入体は、カードが搭載されてカードとともに受容空間に挿入されるカードトレイを有し、そのカードトレイに係止凹部が形成されていてもよい。カードトレイに係止凹部を形成し、そのカードトレイにカードを搭載して受容空間に挿入するタイプのカードコネクタの場合、カード自体にはこの係止構造に関する考慮は不要である。したがって、本考案は、カードトレイを備えたタイプのカードコネクタにより向いている。
以上の本考案のカードコネクタによれば、大型化を招くことなく、挿し込まれた状態の挿入体の不用意な抜けが防止される。
本考案の第1実施形態としてのカードコネクタの、トレイを抜き出した状態の平面図である。 図1に示すカードコネクタから金属シェルを取り除いた状態の、カードコネクタの平面図である。 トレイが受容空間に受容された状態のカードコネクタの平面図である。 受容空間に受容されたトレイが押し出される途中の状態を示した、カードコネクタの平面図である。 受容空間に受容されたトレイが押し出された後の状態を示した、カードコネクタの平面図である。 本実施形態のスライダの斜視図である。
以下、本考案の実施形態について説明する。
図1は、本考案の第1実施形態としてのカードコネクタの、トレイを抜き出した状態の平面図である。
また、図2は、図1に示すカードコネクタから金属シェルを取り除いた状態の、カードコネクタの平面図である。尚、ここでは、金属シェルの有無にかかわらずカードコネクタと称することがある。
また、図3は、トレイが受容空間に受容された状態のカードコネクタの平面図である。
さらに、図4,図5は、それぞれ受容空間に受容されたトレイが押し出される途中の状態および押し出された後の状態を示した、カードコネクタの平面図である。
これら図3〜図5では、金属シェル20は、取り外されている。また、これら図3〜図5では、ハウジング組立体10とトレイ30の位置関係が分かるように、双方が重ね描きされている。
このカードコネクタ1には、ハウジング組立体10(図2参照)と、金属シェル20(図1参照)と、トレイ30が備えられている。トレイ30には、中央に大きな開口31が形成され、その開口の縁に支持台32が設けられている。このトレイ30には、SIMカード(図示せず)が、そのSIMカード底面の周縁を支持台32に載せ、そのSIMカード底面の中央の広い領域を開口31から下方に露出させた状態に支持される。
ハウジング組立体10と金属シェル20との間には、トレイ30が差し込まれる差込口1aが形成されている。また、その差込口1aの奥には、トレイ30に載置された状態のSIMカードを受け入れる受容空間1b(例えば図2参照)が形成されている。トレイ30は、ハウジング組立体10に対し、矢印Aで示す挿入方向に挿入される。本実施形態では、トレイ30単体か、あるいは、トレイ30と、このトレイ30に載置されるSIMカードとを合わせたものが、本考案にいう挿入体の一例に相当する。
また、トレイ30には、挿入方向(矢印A方向)に交わる幅方向側面に係止凹部33が形成されている。一方、ハウジング組立体10には、フックバネ12が備えられている。このフックバネ12には、係止部121が設けられており、トレイ30が受容空間1bに受容されると、フックバネ12の係止部121がトレイ30の係止凹部33に入り込んでトレイ30を係止する。この係止により、トレイ30の不用意な抜け防止が図られている。本実施形態におけるフックバネ12は、後述するスライダ14と一体の部品として構成されている。
また、ハウジング組立体10には、樹脂製のハウジング11と一体に成形された金属製の複数のコンタクト13が備えられている。各コンタクト13は、回路基板(図示せず)の表面に半田接続される基板接続部131を有する。トレイ30に載置されたSIMカードの下面には、電気的な接続を担うパッドが形成されている。これらのコンタクト13は、トレイ30に載置されて受容空間1bに受容されたSIMカードの下面のパッドに接触し、SIMカードと回路基板とを電気的に相互接続する役割を担っている。
また、このハウジング組立体10にはさらに、スライダ14とイジェクトレバー15が備えられている。
スライダ14は、本実施形態ではフックバネ12と一体に形成された金属部材であり、挿入方向(矢印A方向)に延びてハウジング11に対し挿入方向(矢印A方向)にスライド自在に、そのハウジング11に支持されている。
図6は、本実施形態のスライダの斜視図である。
このスライダ14は、フックバネ12と一体に、金属板材のせん断加工および折り曲げ加工により形成されていて、フックバネ12の係止部121は、そのせん断面を横に向けた形状となっている。
本実施形態のカードコネクタ1の説明に戻る。
トレイ30には、スライダ14を押し込むための外部のピン40(図4,図5参照)が差し込まれる貫通孔34が形成されており、また、ハウジング11にもそのピン40を受け入れる開口112が形成されている。
また、イジェクトレバー15は、受容空間1bの奥側に配置されて挿入方向(矢印A方向)に交わる幅方向に延びる金属部材であり、その途中がハウジング11に回動自在に支持されて回動軸151が形成されている。このイジェクトレバー15は、挿入方向(矢印A方向)奥側にスライドしたスライダ14に第1端152が押されて反時計回り(図4,図5に示す矢印Dの向き)に回動し、トレイ30を第2端153で押し出す役割を担っている。
図1,図2に示すように取り出されている状態のトレイ30を挿入方向(矢印A方向)に挿入口1aから挿入し、受容空間1bに受容させる。すると図3に示すように、イジェクトレバー15の第2端153がトレイ30で押されて時計回り(矢印Cの向き)に回動し、スライダ14を挿入方向手前側(図4に示す矢印B方向)にスライドさせる。スライダ14のこの動きにより、フックバネ12の係止部121がトレイ30の係止凹部33に入り込んでトレイ30の不用意な抜けを防止する。
ここで、このフックバネ12は、せん断加工によりこのフックバネ12を形成する基になった板材の厚み寸法よりも幅広な、挿入方向(矢印A方向)に交わる幅方向の寸法を有している。具体的には、このフックバネ12は、基になった板材の面を上下方向に向け、せん断加工により形成されたせん断面をトレイ30の側面に向けている。そしてそのフックバネ12の係止部121は、トレイ30側に突き出た形状を有し、そのトレイ30の係止凹部30に入り込んでいる。このため、この係止部121は剛体として作用する。したがって、トレイ30が抜ける向きに衝撃が加わっても係止部121が潰れるような変形が防止されて所期の保持力が維持され、トレイ30の強固な抜け止めが図られる。
図4に示すように、トレイ30の貫通孔34からピン40を差し込んでピン40でスライダ14を挿入方向(矢印A方向)奥側に押し込むと、そのスライダ14でイジェクトレバー15の第1端152が押される。すると、イジェクトレバー15が反時計回り(矢印Dの向き)に回動しその第2端153でトレイを挿入方向手前側(矢印B方向)に押す。そして、トレイ30が挿入方向手前側(矢印B方向)に移動し、フックバネ12が図4に示すように弾性変形してその係止部121がトレイ30の係止凹部33から外れ、この図4に示す状態を経てトレイ30が図5に示す状態にまで押し出される。図5に示す状態にまで押し出された後は、指の爪などをトレイ30に掛けてトレイ30が引き出される。
尚、上記の本実施形態のカードコネクタ1ではSIMカードは図示を省略したが、カードコネクタ1には、SIMカードを載せた状態のトレイ30が挿入される。ただし、本考案は、SIMカード以外のメモリカードをトレイに載せて挿入するカードコネクタにも適用可能である。
なお、本実施形態では、フックバネ12の係止部121はせん断面をトレイ30の側面に向けてトレイ30の係止凹部33に入り込んでいるが、フックバネ12の係止部121のせん断面は、必ずしもトレイ30の係止凹部33を向いている必要はない。例えば、係止部121の縁が曲げ加工されてせん断面が下方等の別の方向を向いていてもよい。あるいは、せん断面にスエージ加工等を施すことによって係止部121を形成してもよい。
また、本実施形態では、フックバネ12は、スライダ14と一体に加工されているが、このフックバネ12は、スライダ14とは別体に形成されてハウジング11等に支持されたものであってもよい。ただし、一体であるか別体であるかを問わず、本発明のフックバネは、板材のせん断加工により形成されてその板材の厚み寸法よりも幅広な幅方向の寸法を有する形状に構成される。
また、本実施形態のカードコネクタ1は、SIMカードをトレイ30に載せて挿入するタイプのカードコネクタであるが、本考案は、メモリカード等のカードをトレイなしに挿入するタイプのカードコネクタにも適用することができる。ただし、その場合は、そのカード自体に係止凹部が設けられている必要がある。
1 カードコネクタ
1a 挿入口
1b 受容空間
10 ハウジング組立体
11 ハウジング
12 フックバネ
13 コンタクト
14 スライダ
15 イジェクトレバー
20 金属シェル
30 トレイ
31 開口
32 支持台
33 係止凹部
34 貫通孔
40 ピン
112 開口
121 係止部
151 回動軸
152 第1端
153 第2端

Claims (3)

  1. 挿入方向に挿入されてきた、該挿入方向に交わる幅方向側面に係止凹部が形成された挿入体を受容する受容空間が形成されたカードコネクタであって、
    ハウジングと、
    前記受容空間に受容された前記挿入体の前記係止凹部に入り込んで該挿入体を係止する係止部を有するフックバネと、
    前記挿入方向にスライド自在に配置されたスライダと、
    前記受容空間奥側に配置され前記幅方向に延びて途中に回動軸を有し、挿入方向奥側にスライドしたスライダに第1端が押されて回動し前記挿入体を第2端で押し出すイジェクトレバーとを備え、
    前記フックバネが、板材のせん断加工により形成され、該板材の厚み寸法よりも幅広な前記幅方向の寸法を有するものであることを特徴とするカードコネクタ。
  2. 前記フックバネが、前記スライダと一体にせん断加工され、該スライダとともにスライドするものであることを特徴とする請求項1記載のカードコネクタ。
  3. 前記挿入体が、カードが搭載されて該カードとともに前記受容空間に挿入されるカードトレイを有し、該カードトレイに前記係止凹部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のカードコネクタ。
JP2013007139U 2013-12-17 2013-12-17 カードコネクタ Expired - Lifetime JP3189283U (ja)

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