JP2005116366A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
分割ハウジングが半挿入状態のままでスライダが嵌合方向へ操作されるのを防止する。
【課題】
【解決手段】 分割ハウジング12が不正な組付け状態のときには、ランス15が弾性撓みしてスライダ20の移動経路中へ進出することにより、スライダ20の待機位置から嵌合位置への移動が規制される。分割ハウジング12が正規に組付けられた状態では、ランス15がスライダ20の移動経路外へ退避するので、スライダ20は待機位置から嵌合位置へ移動することができる。
【選択図】 図5
【課題】
【解決手段】 分割ハウジング12が不正な組付け状態のときには、ランス15が弾性撓みしてスライダ20の移動経路中へ進出することにより、スライダ20の待機位置から嵌合位置への移動が規制される。分割ハウジング12が正規に組付けられた状態では、ランス15がスライダ20の移動経路外へ退避するので、スライダ20は待機位置から嵌合位置へ移動することができる。
【選択図】 図5
Description
本発明は、スライダの操作によって嵌合を行うコネクタに関する。
嵌合・離脱の際の操作性向上を図ったコネクタとして、特許文献1に開示されているものがある。これは、第1コネクタに、嵌合・離脱方向と交差する方向に移動可能にスライダを設け、このスライダに嵌合・離脱方向及びスライダの移動方向の双方に対して傾斜したカム溝を形成し、このカム溝に第2コネクタのカムフォロアを係合させた状態でスライダを移動させることにより、カム溝とカムフォロアの係合によるカム作用によって両コネクタを嵌合又は離脱させるようになっている。
また、スライダを用いないタイプのコネクタにおいて、1つのハウジング本体に複数の分割ハウジングを組み付けるもの(例えば、特許文献2を参照)が知られているが、必要に応じて、この分割タイプの構造をスライダタイプのコネクタにも適用することができる。
この分割タイプの構造を第1コネクタに適用した場合、スライダが取り付けられているハウジング本体に対し分割ハウジングを組み付けることになり、その分割ハウジングをハウジング本体に保持する手段として、ハウジング本体に弾性撓み可能なランスを形成し、そのランスを分割ハウジングに係止する構造が考えられる。
特開2001−52810公報
特開平9−135518号公報
スライダを用いた分割タイプのコネクタの場合、分割ハウジングが正しく組み付けられていない状態のままでスライダが操作されてしまうと、分割ハウジングの端子と第2コネクタの端子とが正しく接続されなくなる虞がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、分割ハウジングが半挿入状態のままでスライダが嵌合方向へ操作されるのを防止することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、ハウジング本体に複数の分割ハウジングを組み付けるとともに前記ハウジング本体にスライダを移動可能に取り付けた形態の第1コネクタと、カムフォロアを有する第2コネクタとを備えてなり、前記スライダを待機位置から嵌合位置へ移動させるのに伴い、前記カムフォロアと前記スライダのカム溝との係合によるカム作用によって前記第1コネクタと前記第2コネクタとが嵌合されるようにしたコネクタにおいて、前記分割ハウジングが不正な組付け状態のときには前記スライダの移動経路中へ進出することで前記スライダの前記待機位置から前記嵌合位置への移動を規制し、且つ前記分割ハウジングが正規に組付けられた状態のときには前記スライダの移動経路外へ退避して前記スライダの前記待機位置から前記嵌合位置への移動を許容する規制手段が設けられているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記分割ハウジングが前記ハウジング本体に組み付けられる過程ではランスが弾性撓みし、前記分割ハウジングが前記ハウジング本体に組み付けられた状態では前記ランスが弾性復帰することで前記分割ハウジングが抜止めされるようになっているものにおいて、前記ランスが前記規制手段を兼ねているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記スライダが前記嵌合位置へ移動して前記第1コネクタと前記第2コネクタとが正規嵌合された状態では、前記スライダが前記ランスに当接することでそのランスの弾性撓みが規制される構成としたところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
分割ハウジングが正しく組み付けられていない状態では、規制手段がスライダに係止するので、スライダの待機位置から嵌合位置への移動、即ち両コネクタの嵌合動作が規制される。
分割ハウジングが正しく組み付けられていない状態では、規制手段がスライダに係止するので、スライダの待機位置から嵌合位置への移動、即ち両コネクタの嵌合動作が規制される。
<請求項2の発明>
ランスが規制手段を兼ねているので、専用の規制手段を設ける場合に比べて構造と形状の簡素化が可能となる。
ランスが規制手段を兼ねているので、専用の規制手段を設ける場合に比べて構造と形状の簡素化が可能となる。
<請求項3の発明>
両コネクタが正規嵌合した状態では、ランスの弾性撓みが規制されるので、分割ハウジングが確実に抜止めされる。
両コネクタが正規嵌合した状態では、ランスの弾性撓みが規制されるので、分割ハウジングが確実に抜止めされる。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図11を参照して説明する。尚、以下の説明において、前後方向については、図1の左方を前側ということにする。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図11を参照して説明する。尚、以下の説明において、前後方向については、図1の左方を前側ということにする。
本実施形態のコネクタは、第1コネクタ10と第2コネクタ30とからなり、両コネクタ10,30は、スライダ20の操作によって嵌合又は離脱されるようになっている。
第1コネクタ10は、合成樹脂製のハウジング本体11に複数(本実施形態では前後2つ)の分割ハウジング12を組み付けたものであり、ハウジング本体11には、両コネクタ10,30を嵌合・離脱するためのスライダ20が移動可能に取り付けられている。ハウジング本体11は、前面壁13F、後面壁13R及び左右両側面壁13Sを有し、ハウジング本体11内には前後2つのキャビティ14が形成され、各キャビティ14は、夫々、ハウジング本体11の上下両面に形成された開口によりハウジング本体11外へ開放されている。つまり、各キャビティ14は上下に貫通された形態となっている。
各キャビティ14の左右両内壁面における後端部には、夫々、内壁面に沿って上方へ片持ち状に延出する形態のランス15(本発明の構成要件である規制手段)が一対ずつ形成されている。このランス15は、いずれも左右方向へ弾性撓みし得るようになっており、その上端には、内向きの係止突起15aが形成されている。また、各キャビティ14の前後左右の各内壁面には全周に亘って連続する段差部が形成され、この段差部の上面が受け面16となっている。
第1コネクタ10は、合成樹脂製のハウジング本体11に複数(本実施形態では前後2つ)の分割ハウジング12を組み付けたものであり、ハウジング本体11には、両コネクタ10,30を嵌合・離脱するためのスライダ20が移動可能に取り付けられている。ハウジング本体11は、前面壁13F、後面壁13R及び左右両側面壁13Sを有し、ハウジング本体11内には前後2つのキャビティ14が形成され、各キャビティ14は、夫々、ハウジング本体11の上下両面に形成された開口によりハウジング本体11外へ開放されている。つまり、各キャビティ14は上下に貫通された形態となっている。
各キャビティ14の左右両内壁面における後端部には、夫々、内壁面に沿って上方へ片持ち状に延出する形態のランス15(本発明の構成要件である規制手段)が一対ずつ形成されている。このランス15は、いずれも左右方向へ弾性撓みし得るようになっており、その上端には、内向きの係止突起15aが形成されている。また、各キャビティ14の前後左右の各内壁面には全周に亘って連続する段差部が形成され、この段差部の上面が受け面16となっている。
また、ハウジング本体11には、その左右両側面壁13Sを前後に貫通する形態であって縦長スリット状断面をなす一対のガイド孔17が形成されている。ガイド孔17のうちランス15と対応する領域においては、ランス15の外面がガイド孔17内に臨んでおり、これにより、ランス15がガイド孔17内(スライダ20の移動経路内)へ進出するように外側へ弾性撓みし得るようになっている。また、ハウジング本体11の左右両側面壁13Sには、夫々、ガイド孔17の底面からハウジング本体11の下面に貫通する前後一対ずつの誘導孔18が形成されている。
スライダ20は、ハウジング本体11の前面壁13Fと平行な連結板21と、ハウジング本体11の左右両側面壁と平行であって連結板21の左右両側縁から後方へ片持ち状に延出する左右一対の摺動板22とからなる。かかるスライダ20は、摺動板22をガイド孔17内に上下左右へのガタ付きなく且つ前後方向への移動を可能に嵌合させることにより、待機位置(図1,3,6,8を参照)とこの待機位置よりも後方の嵌合位置(図2,7を参照)との間で前後に平行移動し得るようにハウジング本体11に支持されている。両摺動板22には、夫々、スライダ20の移動方向(即ち、前後方向)と両コネクタ10,30の嵌合・離脱方向(即ち、上下方向)の双方向に対して傾斜しているとともに、下端の入口を摺動板22の下端縁に開放させた形態の前後一対ずつのカム溝23が形成されている。
かかる左右両摺動板22には、夫々、前後方向における略中央位置の内側面を縦長の長方形状に切欠した形態の左右一対の凹部24が形成されている。この凹部24の高さ方向における形成領域はランス15と対応する領域とされ、凹部24の幅寸法(前後方向の寸法)はランス15の幅(前後方向の寸法)よりも僅かに大きい寸法とされている。また、凹部24の深さ(左右方向の寸法)は、ランス15の内面からの係止突起15aの突出寸法と同じかそれよりも僅かに大きい寸法とされている。また、凹部24の前後両内面は、摺動板22の移動方向(前後方向)に対して直角な平坦面となっている。
かかるスライダ20は、その摺動板22に形成した弾性係止片25をガイド孔17の内面に形成した係止部(図示せず)に係止させることにより、待機位置と嵌合位置のいずれかにガタ付きなく保持されるようになっているが、この弾性係止片25による保持は、スライダ20に所定以上の外力を付与することによって解除され、スライダ20が移動できるようになっている。スライダ20が待機位置に保持されている状態では、摺動板22の凹部24が前側のランス15と対応し、摺動板22の後端は後側のランス15よりも前方に位置し、カム溝23の下端の入口がハウジング本体11の誘導孔18と対応する。また、スライダ20が嵌合位置に保持された状態では、前後双方のランス15の外面に対して摺動板22の内面が当接又は殆ど隙間を空けずに対向し、ランス15の外側(ガイド孔17側)即ち摺動板22側への弾性撓みが規制される。
分割ハウジング12は、内部に複数の端子収容部26が形成されたものであって、各端子収容部26内には図示しない端子金具が収容されるようになっている。分割ハウジング12の外周には、ハウジング本体11の受け面16に対して上から当接可能なスカート部27が全周に亘って形成されている。分割ハウジング12は、ハウジング本体11のキャビティ14に対して上から嵌合され、スカート部27の外面をキャビティ14の内面に当接させることで前後左右へのガタ付きが規制されている。また、分割ハウジング12を嵌合する過程では、図5に示すように、ランス15がスカート部27と干渉することによって外側へ弾性撓みする。そして、分割ハウジング12が正規嵌合されると、スカート部27の下端がハウジング本体11の受け面16に上から当接するとともに、内側へ弾性復帰したランス15の係止突起15aがスカート部27の上面に対して上から係止し、これにより、分割ハウジング12がハウジング本体11に対して上下方向へのガタ付きを規制される。
第2コネクタ30は、例えば電気機器の上面に形成されたものであって、上向きに突出することによりスカート部27内への嵌合を可能とされた略角形をなす前後2つの筒部31を有する。各筒部31内には、分割ハウジング12内の端子金具(図示せず)に接続されるタブ端子32が上向きに収容されている。各筒部31の左右両外側面には、夫々、軸線を左右方向に向けた円形のカムフォロア33が突出形成されている。
両コネクタ10,30を嵌合する際には、スライダ20を待機位置に保持した状態で第1コネクタ10を第2コネクタ30に被せるようにし、分割ハウジング12のスカート部27を第2コネクタ30の筒部31に浅く外嵌させる。すると、カムフォロア33が誘導孔18からカム溝23の入口に進入する。この状態から、スライダ20を押して後方へ移動させると、その移動に伴ない、カム溝23とカムフォロア33との係合によるカム作用により、第1コネクタ10が第2コネクタ30側へ引き寄せられて下降する。そして、スライダ20が嵌合位置に達すると、両コネクタ10,30が正規の嵌合状態となる。
次に、本実施形態の作用を説明する。
図4に示すように、分割ハウジング12がハウジング本体11に対して正しく組み付けられている場合には、ランス15が弾性復帰してガイド孔17よりも内側に位置する。即ち、ランス15がスライダ20の摺動板22の移動経路から内側へ外れた位置にある。したがって、この状態で待機位置にあるスライダ20を嵌合位置側(後方)へ押せば、摺動板22はランス15と干渉することなくガイド孔17内で円滑に移動する。
図4に示すように、分割ハウジング12がハウジング本体11に対して正しく組み付けられている場合には、ランス15が弾性復帰してガイド孔17よりも内側に位置する。即ち、ランス15がスライダ20の摺動板22の移動経路から内側へ外れた位置にある。したがって、この状態で待機位置にあるスライダ20を嵌合位置側(後方)へ押せば、摺動板22はランス15と干渉することなくガイド孔17内で円滑に移動する。
これに対し、図5に示すように、分割ハウジング12がハウジング本体11に対して正しく組み付けられていない場合は、ランス15がスカート部27との干渉により弾性撓みして摺動板22の凹部24内に入り込んだ状態、即ち、ランス15が摺動板22の移動経路内に進出した状態となる。したがって、この状態のままで待機位置のスライダ20を嵌合位置側へ移動させようとしても、凹部24の前側の内面がランス15に対して前方から当接する。そして、この当接(干渉)によって摺動板22の嵌合位置側への移動が規制されるのである。
上述のように本実施形態においては、分割ハウジング12が正しく組み付けられていない状態では、ランス15がスライダ20に係止するので、スライダ20の待機位置から嵌合位置への移動、即ち両コネクタ10,30の嵌合動作を規制することができる。また、スライダ20が移動規制されることにより、分割ハウジング12が正しく組み付けられていないことを検知することができる。
また、ランス15は、分割ハウジング12が不正な組付け状態のときにスライダ20の待機位置から嵌合位置への移動を規制するための規制手段を兼ねているので、ランス15とは別に専用の規制手段を設ける場合に比べて構造と形状の簡素化が図られている。
また、スライダ20が嵌合位置へ移動して第1コネクタ10と第2コネクタ30が正規嵌合された状態では、図2に示すように、スライダ20の摺動板22の内面がランス15の外面に当接することでそのランス15の外側(即ち、分割ハウジング12のスカート部27から解離する方向)への弾性撓みが規制されるようにしたので、ハウジング本体11に対して分割ハウジング12を確実に抜止め(保持)することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態ではランスが規制手段を兼ねるようにしたが、本発明によれば、ランスとは別に専用の規制手段を設けてもよい。
(2)上記実施形態ではランスをハウジング本体に形成したが、本発明によれば、ランスを分割ハウジングに形成してもよい。
(3)上記実施形態ではスライダにおける規制手段(ランス)との係止手段を凹部としたが、本発明によれば、スライダにおける規制手段との係止手段は、突起状又は段差状としてもよい。
10…第1コネクタ
11…ハウジング本体
12…分割ハウジング
15…ランス(規制手段)
20…スライダ
23…カム溝
30…第2コネクタ
33…カムフォロア
11…ハウジング本体
12…分割ハウジング
15…ランス(規制手段)
20…スライダ
23…カム溝
30…第2コネクタ
33…カムフォロア
Claims (3)
- ハウジング本体に複数の分割ハウジングを組み付けるとともに前記ハウジング本体にスライダを移動可能に取り付けた形態の第1コネクタと、カムフォロアを有する第2コネクタとを備えてなり、
前記スライダを待機位置から嵌合位置へ移動させるのに伴い、前記カムフォロアと前記スライダのカム溝との係合によるカム作用によって前記第1コネクタと前記第2コネクタとが嵌合されるようにしたコネクタにおいて、
前記分割ハウジングが不正な組付け状態のときには前記スライダの移動経路中へ進出することで前記スライダの前記待機位置から前記嵌合位置への移動を規制し、且つ前記分割ハウジングが正規に組付けられた状態のときには前記スライダの移動経路外へ退避して前記スライダの前記待機位置から前記嵌合位置への移動を許容する規制手段が設けられていることを特徴とするコネクタ。 - 前記分割ハウジングが前記ハウジング本体に組み付けられる過程ではランスが弾性撓みし、前記分割ハウジングが前記ハウジング本体に組み付けられた状態では前記ランスが弾性復帰することで前記分割ハウジングが抜止めされるようになっているものにおいて、
前記ランスが前記規制手段を兼ねていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。 - 前記スライダが前記嵌合位置へ移動して前記第1コネクタと前記第2コネクタとが正規嵌合された状態では、前記スライダが前記ランスに当接することでそのランスの弾性撓みが規制される構成としたことを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
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