JP2006120536A - レバー式コネクタ - Google Patents

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Abstract


【課題】 形状の簡素化を図る
【解決手段】 レバー40が待受位置から組付位置へ戻るのを規制する戻り規制手段(可撓ロック片20と戻り規制部52)と、レバー40を嵌合位置にロックするロック手段(可撓ロック片20とロックアーム47)とを備えている。第1ハウジング10(一方の部材)の可撓ロック片20(戻り規制手段、ロック手段)が、レバー40(他方の部材)のロックアーム47(ロック手段)に係止することにより、レバー40が嵌合位置にロックされる。第1ハウジング10には可撓ロック片20とは別に専用のロック手段を設ける必要がないので、第1ハウジング10の形状を簡素化することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、レバー式コネクタに関する。
従来、レバー式コネクタとして、第1ハウジングにレバーを組み付け、この組付位置からレバーを変位させて待受位置に仮保持し、待受位置において、第2ハウジングのカムフォロアをレバーのカム溝に進入させ、この状態からレバーを嵌合位置まで変位させる過程で、両ハウジングを嵌合状態に至らしめるようにしたものがある。
この種のレバーコネクタでは、レバーを待受位置に仮保持する手段として、レバーが待受位置から組付位置へ戻るのを規制する戻り規制手段と、レバーを嵌合位置にロックするためのロック手段が設けられる。
尚、レバー式コネクタとしては、特許文献1に開示されているものがある。
特開平8−78091号公報
従来のレバーコネクタでは、レバーが待受位置から組付位置へ戻るのを規制する手段と、レバーを嵌合位置にロックするためのロック手段が、互いに独立して別個に設けられていた。そのため、ハウジングやレバーの形状が複雑になるという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、形状の簡素化を図ることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、第1ハウジングにレバーを組み付け、前記レバーを組付位置から待受位置へ変位させた状態で第2ハウジングのカムフォロアを前記レバーのカム溝に進入させ、前記レバーを待受位置から嵌合位置へ変位させることにより前記第1ハウジングと前記第2ハウジングを嵌合させるようになっており、前記レバーが待受位置から組付位置へ戻るのを規制する戻り規制手段と、前記レバーを嵌合位置に保持するロック手段とを備えているレバー式コネクタにおいて、前記第1ハウジングと前記レバーのうち一方の部材に設けた前記戻り規制手段が、前記第1ハウジングと前記レバーのうち他方の部材に設けた前記ロック手段に対して係止可能とされており、前記一方の部材の戻り規制手段と前記他方の部材のロック手段との係止により、前記レバーが嵌合位置に保持される構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記一方の部材の戻り規制手段が、前記他方の部材のロック手段から解離する状態へ弾性撓み可能な可撓ロック片とされており、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングが嵌合した状態では、前記第2ハウジングが、前記可撓ロック片に対して当接可能な位置に進入し、前記第2ハウジングの当接により、前記可撓ロック片が、前記他方の部材のロック手段から解離する方向への変位を規制される構成としたところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記レバーの待受位置から嵌合位置への変位を規制可能であり、弾性撓み可能な撓み係止片を備えた嵌合規制手段が設けられており、前記第2ハウジングには、前記カムフォロアを前記カム溝に進入させる過程で、前記撓み係止片を弾性撓みさせることで前記撓み係止片による前記レバーの変位規制を解除する規制解除部が設けられているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
第1ハウジングとレバーのうち一方の部材に設けた戻り規制手段が、第1ハウジングとレバーのうち他方の部材に設けたロック手段に係止することにより、レバーが嵌合位置にロックされるようにしたので、一方の部材には戻り規制手段とは別に専用のロック手段を設ける必要がない。したがって、一方の部材に専用の戻り規制手段と専用のロック手段の両方を設けるものに比べて、一方の部材の形状を簡素化することができる。
<請求項2の発明>
第1ハウジングと第2ハウジングが嵌合した状態では、第2ハウジングが可撓ロック片に当接することにより、可撓ロック片が、他方の部材のロック手段から解離する方向への変位を規制される。したがって、可撓ロック片と他方の部材のロック手段との係合によるロック機能の信頼性が高い。
<請求項3の発明>
カムフォロアをカム溝に進入させる過程では、第2ハウジングの規制解除部が嵌合規制手段の撓み係止片を弾性撓みさせることにより、レバーの嵌合位置への変位が許容された状態となる。したがって、嵌合規制手段による規制状態を解除するための作業が不能であり、作業性がよい。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図25を参照して説明する。本実施形態のレバー式コネクタは、第1ハウジング10と第2ハウジング60をレバー40を用いて嵌合・離脱させるようにしたものである。
第1ハウジング10は、合成樹脂製であり、全体として扁平な(前後左右方向に対して高さ寸法が小さい)方形のブロック状をなし、端子収容部11とシールタワー部25とからなる。
端子収容部11は、横長方形をなす本体部12とこの本体部12を包囲する筒状嵌合部13とからなり、本体部12と筒状嵌合部13との間には、周方向に連続するとともに前方(第2ハウジング60に対する嵌合方向と同じ方向)に開口された嵌合凹部14が構成されている。本体部12の内部には横一列に配された3室(本実施形態では3室であるが、2室または4室以上でもよい)のキャビティ15が形成されている。
筒状嵌合部13の上面壁13Wには、前端縁中央部から後方へ略方形に切欠した形態の切欠部16が形成されている。切欠部16における後端右隅部には、略方形をなすとともに、切欠部16の右側面に対して四半円弧状に連なる受け部18(本発明の構成要件である嵌合規制手段)が突出形成されている。また、切欠部16の後方、即ちシールタワー部25の上面前端部には、筒状嵌合部13の上面壁13Wに対して同じ高さで面一状に連なる中央台座部17Cが形成されている。同じくシールタワー部25の上面前端部には、中央台座部17Cの左右両側に左台座部17Lと右台座部17Rが、筒状嵌合部13の上面壁13Wに対して同じ高さで面一状に連なるように形成されている。前後方向において中央台座部17Cの後端と左台座部17Lの後端は同じ位置で並び、右台座部17Rの後端は、中央台座部17C及び左台座部17Lの後端よりも後方、即ちシールタワー部25の後端と同じ位置(面一状)となっている。
中央台座部17Cの上面には、軸心を上下方向に向けた円柱形の支持軸19が突出形成されている。支持軸19の上端部には、径方向(左右方向)へ突出する一対の抜止め突起19aが形成されている。中央台座部17Cと左台座部17Lとの間には、筒状嵌合部13の上面壁13Wの後端縁における支持軸19よりも左方の位置から後方へ片持ち状に延出する形態の可撓ロック片20(本発明の構成要件である戻り規制手段、ロック手段)が形成されている。可撓ロック片20は、後述する収容空間26に臨む延出端部(後端部)の上面にロック突起20aを有し、基端部(前端部)を支点として上下方向へ傾動しつつ弾性撓みするようになっている。一方、中央台座部17Cと右台座部17Rとの間には、筒状嵌合部13の上面壁13Wにおける支持軸19よりも右方の位置ににおいて、筒状嵌合部13の上面壁13Wの上面を凹ませて、さらに嵌合凹部14に連通する形態とされた逃がし凹部21が形成されている。この逃がし凹部21も、可撓ロック片20と同様、収容空間26に連通している。逃がし凹部21と支持軸19と可撓ロック片20は、左右方向(両ハウジング10,60の嵌合方向と略直角な方向)に並ぶように配置されている。
筒状嵌合部13の上面壁13Wの上方には、左右一対の板状の押え部22R,22Lが設けられている。この押え部22R,22Lは、筒状嵌合部13の上面壁13Wに対して平行に且つ後述するレバー40の張出部51L,51Rの厚さとほぼ同じ間隔を空けて配置されている。
右側の押え部22Rは、全体として前後方向に細長く、切欠部16の右側縁から筒状嵌合部13の右側縁に至る領域に配されており、前端縁及び右側縁において筒状嵌合部13の上面壁13Wに連なっている(支持されている)。右側の押え部22Rは筒状嵌合部13の前端から右台座部17Rの後端よりも少し前方の領域に亘り、その左側縁部には、支持軸19と同心の円弧状をなす弧状縁部22Raと、この弧状縁部22Raに対して滑らかに連なるとともに後端まで前後方向に直線状に延びる直線縁部22Rbとが形成されている。
一方、左側の押え部22Lは、全体として右側の押え部22Rよりも少し幅広で前後方向に細長く、切欠部16の左側縁から筒状嵌合部13の左側縁に至る領域に配されており、前端縁及び左側縁において筒状嵌合部13の上面壁13Wに連なっている(支持されている)。左側の押え部22Lは筒状嵌合部13の前端から左台座部17Lの後端に亘り、その右側縁部には、支持軸19と同心の円弧状をなす弧状縁部22Laと、この弧状縁部22Laに対して滑らかに連なるとともに後端まで前後方向に直線状に短く延びる直線縁部22Lbとが形成されている。そして、弧状縁部22Laには、後述するレバー40のガイド突起55との干渉を回避するための2つの凹み部23が形成されている。
上記した右側の押え部22Rと筒状嵌合部13の上面壁13Wとの間には、支持軸19側に向かって左側方へ開口するとともに後方へも開口された形態の右ガイド溝24Rが形成されている。一方、左側の押え部22Lと筒状嵌合部13の上面壁13Wとの間には、支持軸19側に向かって右側方へ開口するとともに後方へも開口された形態の左ガイド溝24Lが形成されている。
シールタワー部25は、端子収容部11の後端部から後方へ延長するように形成され、シールタワー部25の高さ寸法は、端子収容部11(筒状嵌合部13)の高さ寸法よりも小さく設定されている。シールタワー部25はキャビティ15と対応するように同じ高さで横並びに配された3つの円筒部25aから構成される。各円筒部25aの軸心(高さ方向中央位置)の高さは、端子収容部11(筒状嵌合部13)の高さ方向中央位置よりも低い位置に設定されている。このようにシールタワー部25を端子収容部11に対して下方へ偏心させたことにより、シールタワー部25の下端が端子収容部11の下面とほぼ同じ高さとされる一方、シールタワー部25の上端の高さが端子収容部11(筒状嵌合部13)の上面よりも低くなっており、この両者11,25の上面の高さの差(段差)により、シールタワー部25の上方には、上方、左右方向及び方向へ開放された収容空間26が構成されている。
雌端子金具30は、全体として前後方向に細長く、略前半部分が角筒部31となっており、略後半部分がオープンバレル状の電線接続部32となっている。電線接続部32には、電線33が圧着により接続されているとともに、電線33に液密状に外嵌した筒状のゴム栓34の前端部が電線33と一緒に固着されている。雌端子金具30は後方からキャビティ15内に挿入されてランス15aにより抜止めされている。ゴム栓34における電線接続部32よりも後方の部分は外径が大きくなっており、この大径部34aがシールタワー部25の内周面に対して液密状に密着されている。また、第1ハウジング10の本体部12には前方からリテーナ35が組み付けられているとともに、本体部12の外周後端部にはフード部62との嵌合部分をシールするためのゴム製のシールリング36が装着され、シールリング36はリテーナ35により前方への離脱を規制されている。
次に、レバー40について説明する。
レバー40は、合成樹脂製であり、全体として概ね板状をなしており、レバー本体41と張出部51L,51Rと操作部44を備えている。尚、レバー40の説明における前後左右の向きについては、レバー40が第1ハウジング10に対して嵌合位置(両ハウジング10,60を嵌合させる位置)にある状態を基準とする。
レバー本体41の平面視形状は、概ね円形をなすが、詳しくは、円の周縁部のうちの後端部領域を櫛形に切欠した形状をなす。レバー本体41の中心には円形の軸受孔42が上下に貫通して形成されており、軸受孔42の内周縁には、左右一対の円弧状をなす抜止め縁部42aが内側へ張り出すように形成されている。また、レバー本体41における軸受孔42の前方には、軸受孔42を中心とする周方向及び径方向の双方に対して斜めをなすカム溝43が形成されている。カム溝43の入口43aはレバー本体41の外周縁における前端よりも少し右方の位置に開口されている。
レバー本体41の後端部における略左半分の領域は、操作部44となっている。操作部44は、レバー本体41の後端縁部を下方へ膨出させた支承部45と、この支承部45の左右両端部からレバー本体41よりも上方へ立ち上がる左右一対の指掛け部46L,46Rと、ロックアーム47(本発明の構成要件であるロック手段)とを備えて構成されている。
ロックアーム47は、全体としてレバー本体41とほぼ同じ厚さであってレバー本体41とほぼ同じ高さに配された板状をなしており、平面視形状が前後方向に長い概ね方形をなす。ロックアーム47は、その後端部よりも少し前方の位置において脚部48により支承部45の上面に支持されており、脚部48を略支点として前傾姿勢又は後傾姿勢を取るようにシーソー状に弾性変位し得るようになっている。ロックアーム47の前端部には略方形をなして上下に貫通した形態のロック孔49が形成され、ロックアーム47の後端部は指当て部50となっている。かかるロックアーム47は、支承部45の上方であって、左右両指掛け部46L,46Rの間に配置されている。
張出部51L,51Rは、レバー本体41における後端縁を除いた領域から、径方向外方へレバー本体41と同心円弧状に張り出して左右一対形成されている。張出部51L,51Rの厚さは、レバー本体41のほぼ半分の寸法とされ、張出部51L,51Rの下面はレバー本体41の下面に対して面一状に連なっている。したがって、張出部51L,51Rの上面はレバー本体41の上面に対して段差状に低くなっている。左側の張出部51Lは、左側の指掛け部46Lからレバー本体41の前端に至る領域に亘って形成され、この左側の張出部51Lの前端縁は、レバー本体41の外周に対して外接するように左右方向に直線状に延びた形態となっている。一方、右側の張出部51Rは、レバー本体41の後端から軸受孔42よりも少し前方の位置(レバー本体41の前端よりも後方の位置)に亘って形成され、この右側の張出部51Lの前後方向の寸法は、第1ハウジング10の切欠部16の幅寸法とほぼ同じ寸法とされている。また、レバー本体41の外周縁における右側の張出部51Lよりも前方の位置には、カム溝43の入口43aの両側から径方向外側へ突出した形態の一対のガイド突起55が形成されている。このガイド突起55は、張出部51L,51Rと同じ厚さであり、張出部51L,51Rと同様にレバー本体41の下面に対して面一状に連なっている。
レバー本体41におけるロックアーム47よりも前方の位置には、戻り規制部52(本発明の構成要件である戻り規制手段)が形成されている。戻り規制部52は、レバー本体41を上下に貫通する形態であって、軸受孔42を中心とする径方向に沿って細長い形状とされている。この戻り規制部52の軸受孔42からの距離は、支持軸19からのロック孔49までの距離と同じ寸法とされている。また、レバー本体41の下面には、戻り規制部52からロックアーム47に向かって円弧状に延びる逃がし溝53が形成されている。
さらに、レバー本体41における軸受孔42よりも右方の位置には、撓み係止片54(本発明の構成要件である嵌合規制手段)が形成されている。撓み係止片54は、前後方向に細長い板状をなし、その前端においてレバー本体41に対して後方へ片持ち状に延出する形態となっている。撓み係止片54の略後半領域(縁出端側の領域)は、レバー本体41よりも下方へ突出されている。かかる撓み係止片54は、その基端(前端)支点として傾動しつつ上下方向へ弾性変位し得るようになっている。
次に、第2ハウジング60について説明する。
第2ハウジング60は、合成樹脂製であり、横長のブロック状をなすハウジング本体61と、ハウジング本体61から前方へ突出する概ね角筒状のフード部62とを一体形成してなる。ハウジング本体61内には、後方から雄端子金具63が挿入されてランスにより抜止めされており、雄端子金具63の前端のタブ63aがフード部62内において前方へ突出されている。フード部62における上面板の上面には、その幅方向中央位置であって、フード部62の前端に近い位置にカムフォロア64が形成されている。カムフォロア64は、円形をなすとともに、軸線を上下方向に向けて上方へ突出する形態とされている。同じくフード部62における上面板の上面には、カムフォロア64の左右両側において前後方向(第1ハウジング10に対する嵌合方向と平行な方向)へ直線状に延びる左右一対の規制解除部65が形成されている。この規制解除部65は、上面板から上方へリブ状に突出する形態とされている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
第1ハウジング10にレバー40を組み付ける際には、まず、レバー40を右側の張出部51Rが前端に位置する向きとし、その状態で、第1ハウジング10に対して上から接近させる。すると、図1に示すように、レバー本体41が左右両押え部22R,22Lの間の空間に嵌め込まれるとともに、右側の張出部51Rが切欠部16に嵌め込まれ、一対のガイド突起55が凹み部23に嵌め込まれ、支持軸19の抜止め突起19aが軸受孔42の一対の抜止め縁部42aの間の隙間を通過しつつ軸受孔42が支持軸19に嵌合される。これが、レバー40の組付位置となる。この状態では、可撓ロック片20がレバー本体41の下面に押されて下方へ弾性撓みされられており、また、操作部44の概ね右半分が収容空間26に収容されるとともに、操作部44の概ね左半分が第1ハウジング10の後端面よりも後方へ突出されている。さらに、レバー本体41は、筒状嵌合部13の上面壁13W、左台座部17L、中央台座部17Cの上面に載置されるが、右台座部17Rからは外れている。
この状態から、操作部44の左側の指掛け部46Lを指で左方へ押すことにより、レバー40を支持軸19を中心として時計回り方向へ約45°回転させて待受位置へ変位させる。回転させる過程では、レバー本体41が、筒状嵌合部13の上面壁13W、左台座部17L、中央台座部17Cの上面だけでなく、右台座部17Rの上面に重なりつつ、その外周面を左右両弧状縁部22La,22Raに沿わせて移動するとともに、図19(a)に示すように、可撓ロック片20が下方へ弾性撓みしたままでレバー本体41の下面に摺接する。そして、レバー40が待受位置に達すると、図2及び図19(b)に示すように、レバー40の戻り規制部52が、弾性復帰した可撓ロック片20のロック突起20aに対して反時計回り方向に係止し、この係止作用により、待受位置にあるレバー40は、第1ハウジング10に対して組付位置側(反時計回り方向)へ戻り回転することを規制される。また、待受位置では、図2及び図18(a)に示すように、撓み係止片54の延出端が第1ハウジング10の受け部18に対して時計回り方向に突き当たるように係止し、この係止作用により、待受位置にあるレバー40は、第1ハウジング10に対して嵌合位置側(時計回り方向)へ回転することを規制される。これにより、レバー40は待受位置において正逆いずれの回転も規制された状態に保持される。
同じくレバー40が待受位置にある状態では、図2に示すように、操作部44の概ね前右半分が収容空間26に収容されるとともに、操作部44の概ね後左半分が第1ハウジング10の後端面よりも後方へ突出されている。また、軸受孔42の抜止め縁部42aが支持軸19の抜止め突起19aに対して下から係止するとともに、右側の張出部51Rと左側の張出部51Lが、夫々、右ガイド溝24Rと左ガイド溝24Lに嵌入されて、押え部22R,22Lが張出部51L,51Rの上面に係止し、これらの係止作用により、レバー40は第1ハウジング10に対して上方への相対変位、即ち第1ハウジング10からの離脱を規制される。また、カム溝43の入口43aが切欠部16の対応するように位置して前方に開口された状態、即ち前方からカムフォロア64がカム溝43内に進入することを許容する状態となる。
この状態から第1ハウジング10に対して前方から第2ハウジング60を嵌合する。嵌合の際には、フード部62を嵌合凹部14内に浅く嵌入させる。すると、図4に示すように、カムフォロア64が、ガイド突起55の間を通過してカム溝43の入口43aに進入するとともに、図18(b)に示すように、切欠部16内に進入した規制解除部65が撓み係止片54の下面に当接して撓み係止片54を上方へ弾性変位させる。この撓み係止片54の弾性変位により、撓み係止片54と受け部18との係止状態、即ちレバー40の待受位置から嵌合位置側への回転を規制する状態が解除される。
この後、操作部44の左側の指掛け部46Lを指で斜め左前方へ押すことにより、操作部44を支持軸19を中心として時計回り方向へ約45°回転させて嵌合位置へ変位させる。レバー40が回転するのに伴い、カム溝43とカムフォロア64との係合によるカム作用(倍力作用)により、第2ハウジング60が第1ハウジング10側へ引き込まれる。そして、レバー40が嵌合位置に達すると、両ハウジング10,60が正規の嵌合状態に至るとともに、タブ63aが角筒部31内に進入することによって雄端子金具63と雌端子金具30が導通可能に接続される。
レバー40が回転する過程では、撓み係止片54が上方へ弾性変位したままで規制解除部65と受け部18の上面に摺接しつつ斜め右後方へ変位する。そして、レバー40が嵌合位置に達すると、図20に示すように、撓み係止片54が弾性復帰して逃がし凹部21内に落ち込む。また、右側の張出部51Rが右ガイド溝24R内に嵌合した状態を保つとともに、右側のガイド突起55が右ガイド溝24R内に嵌合され、左側の張出部51Lも左ガイド溝24L内に嵌合した状態を保つ。これにより、レバー40の周縁部の浮き上がり(第1ハウジング10に対する上方への離間)が規制され、これにより、レバー40の回動動作が安定して行われる。
同じくレバー40が嵌合位置へ回転する過程では、可撓ロック片20は弾性変位せずに、ロック突起20aが逃がし溝53内をロックアーム47に向かって相対的に移動する。レバー40が嵌合位置に達する直前には、ロック突起20aとロックアーム47の前端部とが干渉するのであるが、このとき、可撓ロック片20に対し、嵌合凹部14内に嵌入されたフード部62の上面板の前端部が下から当接するので、可撓ロック片20の下方への弾性変位は規制されている。したがって、ロックアーム47が上方へ弾性変位しつつ、ロックアーム47の前端部がロック突起20aを乗り越えることになる。
そして、レバー40が嵌合位置に達すると、図3及び図21に示すように、可撓ロック片20とロックアーム47が弾性復帰してロック突起20aがロック孔49に係止される。このとき、ロック孔49の口縁がロック突起20aに対して反時計回り方向に突き当たるように係止し、この係止作用により、嵌合位置にあるレバー40は、第1ハウジング10に対して待受位置側(反時計回り方向)へ戻り回転することを規制される。このとき、可撓ロック片20はフード部62の下からの当接によって下方(ロック孔49から解離する方向)への弾性変位を規制されているので、ロック突起20aロック孔49の係止が用意に解除されることはない。また、左側の指掛け部46Lと支承部45の左端部が、左台座部17Lの後端面に対して時計回り方向に突き当たるように係止する。これにより、レバー40は嵌合位置において正逆いずれの回転も規制された状態にロックされる。同じくレバー40が嵌合位置にある状態では、操作部44の全体が収容空間26内に収まり、操作部44(支承部45及び左右両指掛け部46L,46R)の後端面が、第1ハウジング10のシールタワー部25の後端面に対して面一状となる。
嵌合された両ハウジング10,60を離脱する際には、ロックアーム47の指当て部50を上から指で押し下げることにより、図21に想像線で示すように、ロックアーム47を上方へ弾性変位させてロック孔49をロック突起20aから解離させる。これにより、レバー40は待受位置への変位を許容された状態となるので、このままレバー40を待受位置側へ回転させる。回転させる過程では、カムフォロア64とカム溝43の係合によるカム作用により、第2ハウジング60が第1ハウジング10に対して前方へ押し出され、もって、両ハウジング10,60が離脱される。
上述のように、本実施形態においては、第1ハウジング10に設けた可撓ロック片20が、レバー40に設けたロックアーム47に係止することにより、レバー40が嵌合位置にロックされるようにしたので、第1ハウジング10には可撓ロック片20とは別に専用のロック手段を設ける必要がない。したがって、第1ハウジングに専用の戻り規制手段と専用のロック手段の両方を設けるものに比べて、本実施形態では第1ハウジング10の形状を簡素化することができる。
また、第1ハウジング10と第2ハウジング60が嵌合した状態では、第2ハウジング60が可撓ロック片20に当接することにより、可撓ロック片20が、ロックアーム47から解離する方向への変位を規制される。したがって、可撓ロック片20とロックアーム47との係合によるロック機能の信頼性が高い。
また、レバー40を組付位置から待受位置へ変位させる過程では、可撓ロック片20が弾性変形しつつ戻り規制部52を通過し、レバー40が待受位置に達すると可撓ロック片20が弾性復帰して戻り規制部52に係止し、レバー40の待受位置から組付位置への戻りが規制される。これにより、レバー40が待受位置に変位する過程では、第1ハウジング10とレバー40が離間するように相対変位せずに済むようになったので、第1ハウジング10とレバー40の離間方向の相対変位に起因してハウジングとレバー40との嵌合部分にこじりが生じることが防止される。
また、レバーがハウジングを挟むような略「コ」字形をなしていて軸支構造によりハウジングに支持されている場合は、レバーを弾性的に拡開変形させつつハウジングに組み付けることになるため、組付けの作業性が良くない。これに対し、本実施形態では、レバー40が第1ハウジング10の1つの外面のみに沿うように概ね板状をなしているので、組付けに際してレバー40を弾性変形させる必要がなく、組付けの作業性がよい。
また、カムフォロア64をカム溝43に進入させる過程では、第2ハウジング60の規制解除部65が嵌合規制手段の撓み係止片54を弾性撓みさせることにより、レバー40の嵌合位置への変位が許容された状態となる。したがって、嵌合規制手段による規制状態を解除する作業が不能であり、作業性がよい。
また、レバー40を変位させる過程では、張出部51L,51Rがガイド溝24L,24Rに嵌合されることにより、レバー40が第1ハウジング10に対して離間方向に変位することが規制されるので、レバー40の変位動作が安定する。
また、ロックアーム47と可撓ロック片20が左側の張出部51Lと左ガイド溝24Lとの嵌合部分の近傍に配されているので、ロックアーム47と可撓ロック片20の近傍においては、この張出部51Lと左ガイド溝24Lとの係合によってレバー40と第1ハウジング10との離間方向の相対変位が確実に規制されている。これにより、ロックアーム47と可撓ロック片20との係合状態が安定し、レバー40は確実に嵌合位置にロックされる。
また、ハウジングが、端子収容部11と端子収容部11よりも高さ寸法の小さいシールタワー部25とを有することに着目し、本実施形態では、シールタワー部25を端子収容部11よりも下方(レバー40が配置される側と反対側)へ偏心させることで、シールタワー部25の上方に収容空間26を確保し、この収容空間26内に肉厚の操作部44を収容するようにした。この構成によれば、シールタワー部が端子収容部と同じ高さで配置されているものに比べると、収容空間26の高さ寸法を大きく確保することができ、その分、操作部44の上面の高さを低い位置に納めて、レバー式コネクタ全体の高さ寸法を小さく抑えることができる。
また、シールタワー部25のうち収容空間26に臨む上端部領域の肉厚が、他の領域よりも薄くされているので、その分、操作部44の位置を低くして、さらなる低背化が実現されている。
また、レバー40が嵌合位置にある状態では、操作部44が収容空間26内に収容され、且つ操作部44の外面(後端面)が第1ハウジング10の外面(後端面)に対して面一状に位置するようにしたので、操作部44に対して下方から異物が干渉する虞がなく、操作部44に対する異物の干渉に起因してレバー40が第1ハウジング10から外れることが防止される。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)本実施形態ではレバーを概ね板状としてハウジングの片面に沿って回動するものについて説明したが、本発明は、レバーを略「コ」字形としてはの両面に沿って回動するものにも適用できる。
(2)本実施形態ではレバーが回動しつつ両ハウジングが嵌合されるようにしたが、本発明は、レバーが直線的に移動しつつ両ハウジングが嵌合するコネクタにも適用できる。
(3)上記実施形態ではレバーが待機位置から組付位置へ変位するのを規制する手段としての可撓ロック片をハウジングに設けたが、本発明によれば、可撓ロック片はレバーに設けてもよい。
(4)上記実施形態ではレバーが待機位置から嵌合位置へ変位するのを規制する手段としての撓み係止片をレバーに設けたが、本発明によれば、撓み係止片をハウジングに設けてもよい。
(5)上記実施形態ではレバーが待機位置から嵌合位置へ変位するのを規制する手段としての撓み係止片の係止状態が、雄側ハウジングが初期嵌合されるのに伴って解除されるようにしたが、本発明によれば、雄側ハウジングの初期嵌合動作とは別に撓み係止片を解除させるようにしてもよい。
(6)上記実施形態では両ハウジングが嵌合した状態では、雄側ハウジングのフード部により撓みロック片のロックアームから解離する方向への変位が規制されるようにしたが、本発明によれば、両ハウジングが嵌合した状態において撓みロック片のロックアームから解離する方向への変位が許容されるようにしてもよい。
(7)上記実施形態ではレバーに設けた張出部をハウジングに設けた押え部で抑えることで、レバーのハウジングから離間する方向への変位を規制するようにしたが、本発明によれば、レバーの張出部を設けない構成としてもよい。
(8)上記実施形態ではシールタワー部の軸芯をハウジングの厚さ方向中央位置から偏心させたが、本発明によれば、シールタワー部の軸芯をハウジングの厚さ方向と同じ位置としてもよい。
(9)上記実施形態ではレバーが待機位置から組付位置へ変位するのを規制する手段を撓み変形可能な形態としたが、本発明によれば、レバーが待機位置から組付位置へ変位するのを規制する手段を、撓み変形せずに、ハウジングまたはレバーから突出する形態の突起状としてもよい。
(10)上記実施形態ではレバーが嵌合位置から待機位置へ変位するのを規制する手段を撓み変形可能な形態としたが、本発明によれば、レバーが待機位置から組付位置へ変位するのを規制する手段を、撓み変形せずに、ハウジングまたはレバーから突出する形態の突起状としてもよい。
(11)上記実施形態ではレバーが待機位置から嵌合位置へ変位するのを規制する手段を撓み変形可能な形態としたが、本発明によれば、レバーが待機位置から嵌合位置へ変位するのを規制する手段を、撓み変形せずに、ハウジングまたはレバーから突出する形態の突起状としてもよい。
(12)上記実施形態ではシールタワー部を構成する壁部のうちレバーが配置される側の壁部の厚さを、レバーとは反対側の壁部の厚さよりも薄くしたが、本発明によれば、シールタワー部を構成する壁部のうちレバーが配置される側の壁部の厚さを、レバーとは反対側の壁部の厚さと同じ、若しくはそれよりも厚くしてもよい。
(13)上記実施形態では両ハウジングが嵌合した状態においてレバーの操作部の後端面がハウジングの後端面と面一状となるようにしたが、本発明によれば、両ハウジングが嵌合した状態において操作部の後端面がハウジングの後端面よりも前方(内側)、ハウジングの後端面よりも後方(外側)に位置するようにしてもよい。
(14)上記実施形態ではレバーの待受位置から組付位置への戻りを規制する手段として、弾性変形可能な可撓ロック片と弾性変形しない戻り規制部とによって構成したが、戻り規制部を可撓ロック片と同様に弾性変形可能な形態としてもよい。
(15)上記実施形態では第1ハウジングの戻り規制手段(可撓ロック片)をレバーのロック手段(ロックアーム)に係止させるようにしたが、本発明によれば、レバーの戻り規制手段を第1ハウジングのロック手段に係止させることで、レバーの形状の簡素化を図るようにしてもよい。
(16)上記実施形態では第1ハウジングのロック手段を弾性撓み可能なロックアームとしたが、本発明によれば、レバーのロック手段を弾性撓み可能な形態としてもよい。
実施形態1においてレバーが組付位置にある状態をあらわす第1ハウジングの平面図 レバーが待受位置にある状態をあらわす第1ハウジングの平面図 レバーが嵌合位置にある状態をあらわす第1ハウジングの平面図 カムフォロアをカム溝に進入させた状態をあらわす平面図 両ハウジングが嵌合した状態をあらわす平面図 レバーが組付位置にある状態をあらわす第1ハウジングの背面図 レバーが待受位置にある状態をあらわす第1ハウジングの背面図 レバーが嵌合位置にある状態をあらわす第1ハウジングの背面図 第1ハウジングの平面図 第1ハウジングの正面図 第1ハウジングの背面図 図9のA−A断面図 図9のB−B断面図 レバーの平面図 レバーの正面図 レバーの背面図 レバーの底面図 (a)図2のC−C断面図 (b)図4のD−D断面図 (a)レバーが組付位置から待受位置へ変位する過程において可撓ロック片が弾性撓みしている様子をあらわす断面図 (b)図2のE−E断面図 図5のF−F断面図 図5のG−G断面図 図3のH−H断面図 第2ハウジングの平面図 第2ハウジングの正面図 図23のI−I断面図
符号の説明
10…第1ハウジング(一方の部材)
18…受け部(嵌合規制手段)
20…可撓ロック片(戻り規制手段、ロック手段)
40…レバー(他方の部材)
43…カム溝
47…ロックアーム(ロック手段)
52…戻り規制部(戻り規制手段)
54…撓み係止片(嵌合規制手段)
60…第2ハウジング
64…カムフォロア
65…規制解除部

Claims (3)

  1. 第1ハウジングにレバーを組み付け、前記レバーを組付位置から待受位置へ変位させた状態で第2ハウジングのカムフォロアを前記レバーのカム溝に進入させ、前記レバーを待受位置から嵌合位置へ変位させることにより前記第1ハウジングと前記第2ハウジングを嵌合させるようになっており、
    前記レバーが待受位置から組付位置へ戻るのを規制する戻り規制手段と、前記レバーを嵌合位置に保持するロック手段とを備えているレバー式コネクタにおいて、
    前記第1ハウジングと前記レバーのうち一方の部材に設けた前記戻り規制手段が、前記第1ハウジングと前記レバーのうち他方の部材に設けた前記ロック手段に対して係止可能とされており、
    前記一方の部材の戻り規制手段と前記他方の部材のロック手段との係止により、前記レバーが嵌合位置に保持される構成としたことを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 前記一方の部材の戻り規制手段が、前記他方の部材のロック手段から解離する状態へ弾性撓み可能な可撓ロック片とされており、
    前記第1ハウジングと前記第2ハウジングが嵌合した状態では、前記第2ハウジングが、前記可撓ロック片に対して当接可能な位置に進入し、
    前記第2ハウジングの当接により、前記可撓ロック片が、前記他方の部材のロック手段から解離する方向への変位を規制される構成としたことを特徴とする請求項1記載のレバー式コネクタ。
  3. 前記レバーの待受位置から嵌合位置への変位を規制可能であり、弾性撓み可能な撓み係止片を備えた嵌合規制手段が設けられており、
    前記第2ハウジングには、前記カムフォロアを前記カム溝に進入させる過程で、前記撓み係止片を弾性撓みさせることで前記撓み係止片による前記レバーの変位規制を解除する規制解除部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のレバー式コネクタ。
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