JP5020654B2 - 車両のシートベルト装置 - Google Patents

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Description

この発明は、車両のシートに着座した乗員をウェビングによって拘束するシートベルト装置に関するものである。
車両に装備されるシートベルト装置は乗員拘束用のウェビングがリトラクタ内のベルトリールに巻回され、装着時にリトラクタから引き出されるようになっている。近年、この種のシートベルト装置として、ウェビングが巻回されるベルトリールを、クラッチを介してモータに接続し、緊急時におけるウェビングの張力付与をモータによって行うものが案出されている。
このようなシートベルト装置においては、緊急時の作動に備えて通常の使用時にモータ等の各部の故障診断を行うことが望まれている。
このような要望から、従来、モータに発電検出手段を設け、ベルトの引き出し時にベルトリールを介してモータが回転させられたときに、ベルトの引き出しに応じた電気量が発電検出手段によって検出されるようにしたものが案出されている。このシートベルト装置では、例えば、モータに断線や固着がある場合に規定の発電量が得られなくなるため、その結果からモータの故障を診断することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−297731号公報
しかし、この従来のシートベルト装置においては、シートベルトを装着するウェビングの引き出し時に発電検出手段による検出発電量に基づいてモータの断線や固着を診断するようになっているため、モータの故障診断が可能な条件が限られており、より多様な条件下での故障診断の実現が望まれている。
そこでこの発明は、多様な条件下で故障診断を行うことのできる車両のシートベルト装置を提供しようとするものである。
上記の課題を解決する請求項1に記載の発明は、シートに着座した乗員を拘束するウェビング(例えば、後述の実施形態におけるウェビング5)が巻回されるベルトリール(例えば、後述の実施形態におけるベルトリール12)と、このベルトリールに動力伝達機構(例えば、後述の実施形態における動力伝達機構13)を介して接続され、このベルトリールを回転駆動するモータ(例えば、後述の実施形態におけるモータ10)と、前記ベルトリールの回転状態を検出するリール回転状態検出手段(例えば、後述の実施形態における回転センサ14,パルス検出手段23)と、前記モータに流れる電気の状態を検出するモータ電気状態検出手段(例えば、後述の実施形態における電流検出手段22)と、前記リール回転状態検出手段によって検出されるベルトリールの回転状態と、前記モータ電気状態検出手段によって検出されるモータの電気状態とに基づいて、前記リール回転状態検出手段とモータの少なくともいずれか一方の故障を診断する故障診断手段(例えば、後述の実施形態におけるセンサ異常判定手段34)と、を備え、前記故障診断手段は、前記モータ電気状態検出手段によって検出される前記モータの電気状態量に基づいて対応するベルトリールの回転状態量の閾値範囲を予測し、前記リール回転状態検出手段によって検出される前記ベルトリールの回転状態量が前記予測した閾値範囲から外れるときに、前記リール回転状態検出手段に故障があるものと診断することを特徴とする。
これにより、モータとベルトリールが連動する条件下において、故障診断手段によってリール回転状態検出手段故障が診断されるようになる。
請求項2に記載の発明は、シートに着座した乗員を拘束するウェビングが巻回されるベルトリールと、このベルトリールに動力伝達機構を介して接続され、このベルトリールを回転駆動するモータと、前記ベルトリールの回転状態を検出するリール回転状態検出手段と、前記モータに流れる電気の状態を検出するモータ電気状態検出手段と、前記リール回転状態検出手段によって検出されるベルトリールの回転状態と、前記モータ電気状態検出手段によって検出されるモータの電気状態とに基づいて、前記モータの故障を診断する故障診断手段(例えば、後述の実施形態におけるモータ異常判定手段58)と、を備え、前記故障診断手段は、前記リール回転状態検出手段によって検出されるベルトリールの回転状態量に基づいて対応する前記モータの電気状態量の閾値範囲を予測し、前記ベルトリールとモータの間の動力伝達が有効である条件下で、前記モータ電気状態検出手段によって検出される前記モータの電気状態量が前記予測した閾値範囲から外れるときに、前記モータに異常があるものと診断することを特徴とする。
これにより、モータとベルトリールが連動する条件下において、故障診断手段によってモータの故障が診断されるようになる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の車両のシートベルト装置において、前記故障診断手段は、前記モータとベルトリールの間の動力伝達機構が無効であるときに、前記リール回転状態検出手段から正常ではあり得ない信号が出力されたか否かによって前記リール回転状態検出手段の故障診断を単独で実行する回転検出故障単独診断手段(例えば、後述の実施形態におけるセンサ故障単独診断手段59)を備えていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両のシートベルト装置において、前記リール回転状態検出手段またはモータの故障を通知可能な通知手段(例えば、後述の実施形態における異常表示インジケータ25)を備えていることを特徴とする。
これにより、リール回転状態検出手段やモータの故障が検出されたときに通知手段による通知が行われ、例えば、故障表示インジケータを点灯させてユーザーに知らせたり、車内ネットワークを通して信号が共用される他の装置に故障信号を送ることが可能になる。
請求項1に記載の発明によれば、故障診断手段が、モータ電気状態検出手段によって検出されるモータの電気状態量に基づいて対応するベルトリールの回転状態量の閾値範囲を予測し、リール回転状態検出手段によって検出される前記ベルトリールの回転状態量が前記予測した閾値範囲から外れるときに、リール回転状態検出手段に故障があるものと診断するため、モータとベルトリールが連動する条件下であればウェビングの引き出し時だけでなくウェビングの引き込み時等にも、リール回転状態検出手段の故障を診断することができ、しかも、モータの電気状態とリール回転状態検出手段の出力との対応状態を比較するため、リール回転状態検出手段の断線やショート以外の出力の狂いについても詳細に診断することができる。
請求項2に記載の発明によれば、故障診断手段が、リール回転状態検出手段によって検出されるベルトリールの回転状態量に基づいて対応するモータの電気状態量の閾値範囲を予測し、ベルトリールとモータの間の動力伝達が有効である条件下で、モータ電気状態検出手段によって検出されるモータの電気状態量が予測した閾値範囲から外れるときに、モータに異常があるものと診断するため、モータとベルトリールが連動する条件下であればウェビングの引き出し時だけでなくウェビングの引き込み時等にも、モータの故障を診断することができ、しかも、リール回転状態検出手段の出力とモータの電気状態との対応状態を比較するため、モータの断線やショートだけでなく、リール回転状態検出手段の出力とモータの電気状態の対応異常、例えば、モータの出力低下(規定通電電流に対する回転量低下)や過負荷状態(規定回転量に対して通電電流が過大となる状態)等についても詳細に診断することができる。
請求項3に記載の発明によれば、動力伝達機構が無効でモータとベルトリールが連動しないときに、モータ電気量の不要な診断を行わないため、省電力化を図ることができる。また、モータとベルトリールが連動しない条件下で、回転検出故障単独診断手段によってリール回転状態検出手段の診断を行うため、リール回転状態検出手段の予備的な故障診断を効率良く行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、回転状態検出手段やモータの故障をユーザーや他の装置に速やかに通知することができるため、故障に対する迅速な対処を行うことができる。
以下、この発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。
最初に、図1〜図4に示す参考例について説明する。
図1は、この参考例にかかるシートベルト装置1の全体概略構成を示すものであり、同図中2は、乗員3の着座するシートである。この参考例のシートベルト装置1は、所謂三点式のシートベルト装置であり、図示しないセンタピラーに取付けられたリトラクタ4からウェビング5が上方に引き出され、そのウェビング5がセンタピラーの上部側に支持されたスルーアンカ6に挿通されるとともに、ウェビング5の先端がシート2の車室外側寄りのアウタアンカ7を介して車体フロアに固定されている。そして、ウェビング5のスルーアンカ6とアウタアンカ7の間にはタングプレート8が挿通されており、そのタングプレート8は、シート2の車体内側寄りの車体フロアに固定されたバックル9に対して脱着可能となっている。
ウェビング5は、初期状態ではリトラクタ4に巻き取られており、乗員3が手で引き出してタングプレート8をバックル9に固定することにより、乗員3の主に胸部と腹部をシート2に対して拘束する。このシートベルト装置1の場合、衝突時におけるウェビング5の引き込みが電動式のモータ10によって行われ、このモータ10がプリテンション機構を構成するようになっている。
リトラクタ4は、図2に示すようにケーシング(図示せず)に回転可能に支持されたベルトリール12にウェビング5が巻回されるとともに、ケーシングの一端側にベルトリール12の軸12aが突出している。このベルトリール12の軸12aは、動力断接操作用のクラッチ(図示せず)を含む動力伝達機構13を介してモータ10の回転軸10aに連動可能に接続されている。また、リトラクタ4内には、ベルトリール12を巻取り方向に付勢する図示しない巻取りばねが収容され、ベルトリール12とモータ10がクラッチのオフ作動によって切り離された状態において、巻取りばねによる張力がウェビング5に作用するようになっている。
また、ベルトリール12の軸12aには、その軸12aの回転を検出する回転センサ14(リール回転状態検出手段)が設けられている。この回転センサ14は、例えば、円周方向に沿って異磁極が交互に着磁された磁性円板15と、この磁性円板15の外周縁部に近接配置された一対のホール素子16a,16bと、ホール素子16a,16bの検出信号を処理するセンサ回路17とから成り、センサ回路17で処理されたパルス信号がコントローラ18に出力されるようになっている。
ベルトリール12の回転に応じてセンサ回路17からコントローラ18に入力されるパルス信号は、コントローラ18において、基本的にはモータ10を駆動するためのフィードバック信号として用いられる。つまり、コントローラ18においては、パルス信号をカウントすることによってベルトリール12の回転量(ウェビング5の引き出し量)を検出し、さらにパルス信号の変化速度(周波数)を演算することによってベルトリール12の回転速度(ウェビング5の引き出し速度)を求め、また、両パルス信号の波形の立ち上がりの比較によってベルトリール12の回転方向を検出する。
ところで、モータ10は駆動回路19を通してコントローラ18によって制御されるが、コントローラ18には、車両前方の物体を検出するレーダや車両の減速度(加速度)を検出する加速度センサ等の衝突前兆検知装置20が接続され、この衝突前兆検知装置20から入力される信号を受けてモータ10の駆動を適宜制御するようになっている。また、コントローラ18には、バックル9の接続状態を検出するバックルスイッチ21が接続されている。
また、コントローラ18は、モータ10に流れる電流(モータ10の回転に伴う発電電流またはモータ10の通電電流)を検出する電流検出手段22(モータ電気状態検出手段)と、一方のホール素子16aに対応するA相と他方のホール素子16bに対応するB相のパルス入力を検出するパルス検出手段23(リール回転状態検出手段)と、電流検出手段22がモータ電流を検出した後に、一定時間の間にパルス検出手段23によるパルスの検出があるかどうかをA相、B層について夫々判定し、「パルス入力有り」の判定がないときに「異常有り」の信号を出力するセンサ異常判定手段24(故障診断手段)と、を備えている。なお、図3の(a),(b)は、モータ10(三相モータ)の発電や通電に伴う電流波形とセンサ回路17で全波整流したときの電流波形を夫々示し、(c)は、電流検出手段22からの検出信号を示し、(d)は、回転センサ17のA相,B相の各パルスを示している。そして、コントローラ18には、センサ異常判定手段24から「異常有り」の信号を受けて点灯する運転席の異常表示インジケータ25(通知手段)が接続されている。
以下、このシートベルト装置1による故障診断の処理を、図4に示すフローチャートに沿って説明する。
まず、ステップS100においては、現在、モータ10に電流が流れているかどうかを判定し、モータ10に電流が流れている場合には、ステップS101に進み、モータ10に電流が流れていない場合にはリターンする。なお、ウェビング5の巻取り時にはモータ10には通電電流が流れ、ウェビング5の引き出し時にはモータ10の回転に伴う発電電流が流れる。
そして、ステップS101に進んだ場合には、電流検出直後から一定時間内に回転センサ14の回転に伴うA相,B相のパルス入力が検出されたかどうかを判定する。一定時間内にパルス入力が検出された場合には、ステップS102に進んで回転センサ14に異常がないものと判定し、一定時間内にパルス入力が検出されない場合には、ステップS103に進んで回転センサ14に異常があるものと判定する。そして、このフローチャートでは省略されているが、ステップS103に進んだ場合には運転席の異常表示インジケータ25を点灯させる。
なお、異常表示インジケータ25は、A相とB相で共通のものを一つ設けるようにしても、各相毎に各一つずつ設けるようにしても良い。各相毎に異常表示インジケータ25を設けるようにした場合には、いずれの相のセンサ部に異常があるかをユーザーに知らせることができる。
以上のように、このシートベルト装置1においては、「モータ電流有り」と判定されたときに、一定時間内に回転センサ14のA相,B相のパルス入力があるかどうかを判定し、その結果を用いて回転センサ14の異常を診断するようになっているため、ベルトリール12とモータ10が接続されている状況では、ウェビング5の引き出し時だけでなく、モータ10によるウェビング5の巻取り時や衝突前兆検知に伴う緊急引き込み時等においても、回転センサ14の故障診断を行うことができる。
したがって、このシートベルト装置1においては多様な条件下において回転センサ14の故障診断を行うことができるため、故障を早期に発見することができる。
また、このシートベルト装置1の場合、コントローラ18のセンサ異常判定手段24で故障と診断されたときに、運転席の異常表示インジケータ25が点灯するようになっているため、回転センサ14の異常をユーザーに早期に知らせ、ユーザーによる早期の故障修理を促すことができる。さらに、回転センサ14のA相,B相の各相毎に異常表示インジケータ25を設置するようにした場合には、故障個所や故障原因の特定がさらに容易になる。
なお、この参考例においては、センサ異常判定手段24が「異常有り」と判定したときに異常表示インジケータ25を点灯させるようにしているが、センサ異常判定手段24が「異常有り」と判定したとき、車内ネットワークを通して信号を共用する他の装置にその判定信号を出力するようにしても良い。
また、この参考例においては、コントローラ18に電流検出手段22を設け、電流検出手段22がモータ10の電流を検出したときに、一定時間の間にパルス検出手段23によるパルス検出があるかどうかをセンサ異常判定手段24で判定するようにしているが、電流検出手段22に代えてモータ10の電圧を検出する電圧検出手段を設け、電圧検出手段による電圧の検出があったときにパルス入力の有無の判定を行うようにしても良い。
次に、図5〜図7に示すこの発明の第1の実施形態について説明する。なお、この第1の実施形態も含め以下で説明する各実施形態はシートベルト装置の機械的な構造は上記の参考例とほぼ同様であるため、機械的構造についての図示と重複する説明を省略するものとし、必要に応じて適宜図1,図2を参照するものとする。
第1の実施形態のシートベルト装置1Aで用いられるコントローラ18Aは、図5に示すようにモータ10に一定時間Tの間、所定値I以上の電流が流れたかどうか(例えば、図6に示すように一定時間Tの間、全波整流後の電流値が所定値I以上であるかどうか)を判定する安定電流判定手段30(モータ電気状態検出手段)と、モータ10が所定値I以上の電流状態(所定値I以上の発電を行う状態、または、所定値I以上の通電が為される状態)で回転するときの、回転センサ14のパルス速度(周波数)範囲を演算またはマップを参照して求めるパルス速度予測手段31と、回転センサ14(図2参照)の一方のホール素子16aに対応するA相と他方のホール素子16bに対応するB相のパルス入力を夫々カウントするパルスカウント手段32(リール回転状態検出手段)と、パルスカウント手段32のA相,B相の各カウント結果を受けて実際の回転センサ14の各相のパルス速度(パルス周波数)を演算するパルス速度演算手段33(リール回転状態検出手段)と、パルス速度演算手段33で求めた各相の実際のパルス速度がパルス速度予測手段31で予測したパルス速度範囲内にあるかどうかを判定し、各相の実際のパルス速度が予測したパルス速度範囲内にない場合に「異常有り」の信号を出力するセンサ異常判定手段34(故障診断手段)と、を備えている。また、コントローラ18Aには、センサ異常判定手段34から「異常有り」の信号を受けて点灯する異常表示インジケータ25(通知手段)が接続されている。
以下、このシートベルト装置1Aによる故障診断の処理を、図7に示すフローチャートに沿って説明する。
まず、ステップS200においては、一定時間Tの間、モータ10に所定値I以上の電流が流れたかどうかを判定し、一定時間Tの間、所定値I以上の電流が流れた場合には、ステップS201に進み、流れない場合にはリターンする。
ステップS201においては、モータ10に流れる電流が所定値I以上のときの回転センサ14のA相,B相の各パルス速度の範囲を予測し、つづくステップS202において、時間当たりの実際のパルスカウント値を演算して回転センサ14のA相,B相の各パルス速度を求める。次のステップS203においては、A相,B相の実際の各パルス速度が予測パルス速度範囲内にあるかどうかを判定する。実際のパルス速度が予測パルス速度範囲内にある場合には、ステップS204に進んで回転センサ14に異常がないものと判定し、実際のパルス速度が予測パルス速度範囲内にない場合には、ステップS205に進んで回転センサ14に異常があるものと判定する。なお、図7のフローチャートでは省略されているが、ステップS205に進んだ場合には異常表示インジケータ25を点灯させる。
このシートベルト装置1Aにおいては、モータ10に一定時間Tの間、所定値I以上の安定した電流が流れたときに、回転センサ14の各相の実際のパルス速度が予測した規定のパルス速度範囲内にあるかどうかを判定し、その結果を用いて回転センサ14の異常を判定するようになっているため、ベルトリール12とモータ10が接続されている状況では、ウェビング5の引き出し時だけでなく、モータ10によるウェビング5の巻取り時や衝突前兆検知に伴う緊急引き込み時等においても、回転センサ14の故障診断を行うことができる。したがって、このシートベルト装置1Aの場合も、多様な条件下において回転センサ14の故障診断を行い、故障を早期に発見することができる。
そして、このシートベルト装置1Aにおいては、モータ10に流れる電流量と回転センサ14の出力との対応状態を比較するため、回転センサ14の断線やショートを正確に診断することができるのは勿論のこと、それ以外の回転センサ14の出力の狂いについても正確に診断することができる。即ち、モータ10に流れる電流量が所定値以上で回転センサ14のパルス速度が規定のパルス速度範囲から外れるときには、回転センサ14に断線やショートが生じていない場合であっても、モータ駆動時に適切なウェビング張力の付与ができなくなる可能性が高くなるが、このシートベルト装置1Aにおいては、このような状況を的確に診断することができる。
また、このシートベルト装置1Aの場合、モータ10に電流が安定的に流れ、モータ10とベルトリール12が連動作動する状況でのみ回転センサ14の故障診断を行うため、回転センサ14に対する診断タイミングの適切化と省電力化を図ることができる。
なお、以上では、コントローラ18Aに安定電流判定手段30を設け、モータ10に一定時間Tの間に、所定値I以上の電流が流れたかどうかを安定電流判定手段30で判定するようにしているが、安定電流判定手段30に代えて安定電圧判定手段を設け、モータ10に一定時間Tの間に、所定値V以上の電圧が発生したたかどうかを判定するようにしても良い。また、上記の実施形態においては、回転センサ14の実際のパルス速度と比較するパルス速度範囲を一種(一段)のみ設定しているが、比較するパルス速度範囲を二種(二段)以上設定して、より詳細な故障診断を行えるようにしても良い。
図8〜図10は、この発明の第2の実施形態を示すものである。
この第2の実施形態のシートベルト装置1Bで用いられるコントローラ18Bは、モータ10に流れる電流を検出する電流検出手段22(モータ電気状態検出手段)と、一定時間内にモータ10に供給される電力量またはモータ10で発電される電力量を演算する(図9参照)電力量演算手段40(モータ電気状態検出手段)と、この電力量演算手段40の演算結果を基にして一定時間内に回転センサ14から出力されるパルスの積算値範囲を予測するパルス積算値予測手段41と、回転センサ14(図2参照)の一方のホール素子16aに対応するA相と他方のホール素子16bに対応するB相のパルス入力を夫々カウントするパルスカウント手段32(リール回転状態検出手段)と、パルスカウント手段32のA相,B相の各カウント結果(パルス積算値)がパルス積算値予測手段41で予測した積算値範囲内にあるかどうかを判定し、各相の実際のパルス積算値が予測した積算値範囲内にない場合に「異常有り」の信号を出力するセンサ異常判定手段42(故障判定手段)と、を備えている。
以下、このシートベルト装置1Bによる故障診断の処理を、図10に示すフローチャートに沿って説明する。
まず、ステップS300においては、現在、モータ10に電流が流れているかどうかを判断し、モータ10に電流が流れている場合には、ステップS301に進み、モータ10に電流が流れていない場合にはリターンする。
ステップS301においては、一定時間内にモータ10に供給される電力量またはモータ10で発電される電力量を演算し、さらにその演算結果から一定時間内に回転センサ14から発されるパルスの積算値(カウント値)を予測する。そして、つづくステップS302においては、実際に回転センサ14から出力される各相のパルスを一定時間の間カウントする。
ステップS303においては、一定時間の間のA相,B相の実際の各パルスのカウント値が予測したパルスの積算値範囲内にあるかどうかを判定する。実際のパルスのカウント値が予測積算値範囲内にある場合には、ステップS304に進んで回転センサ14に異常がないものと判定し、実際のパルスのカウント値が予測積算値範囲内にない場合には、ステップS305に進んで回転センサ14に異常があるものと判定する。なお、この実施形態の場合も、ステップS305に進んだ場合には異常表示インジケータ25を点灯させる。
このシートベルト装置1Bにおいては、モータ10に電流が流れるときに、一定時間の間の回転センサ14の各相の実際のパルスカウント値が予測した規定のパルス積算値範囲内にあるかどうかを判定し、その結果を用いて回転センサ14の異常を判定するようになっているため、やはり、ベルトリール12とモータ10が接続されている状況では、ウェビング5の引き出し時に限らず、モータ10によるウェビング5の巻取り時や衝突前兆検知に伴う緊急引き込み時等においても、回転センサ14の故障診断を行うことができる。
また、このシートベルト装置1Bにおいては、モータに流れる電流の積算量(電力量)と回転センサ14の出力との対応状態を比較するため、回転センサ14の断線やショートだけでなく、それ以外の回転センサ14の狂いについても正確に診断することができる。
なお、上記の実施形態においては、回転センサ14の実際のパルスカウント値と比較するパルス積算値範囲を一種(一段)のみ設定しているが、比較するパルス積算値範囲を二種(二段)以上設定してより詳細な故障診断を行えるようにしても良い。
図11〜図14は、この発明の第3の実施形態を示すものである。
この第3の実施形態のシートベルト装置1Cで用いられるコントローラ18Cは、回転センサ14(図2参照)のパルス入力をカウントするパルスカウント手段50(リール回転状態検出手段)と、パルスカウント手段50のカウント値を基にパルス速度(パルス周波数)を演算するパルス速度演算手段51と、このパルス速度演算手段51の演算結果を受けてパルス速度が所定値以上であるかどうかを判定するパルス速度判定手段52と、クラッチスイッチ53から信号を受けて動力伝達装置13(図2参照)のクラッチのオン・オフ状態を判定するクラッチON判定手段54と、パルス速度演算手段51の演算結果を基にしてモータ10に流れる電流値の範囲を予測する電流予測手段56と、モータ10に流れる電流を検出する電流検出手段57(モータ電気状態検出手段)と、電流検出手段57で検出した電流値が電流予測手段56で予測した電流値の範囲内であるかどうかを判定し、検出した電流値が予測した電流値範囲内にない場合に「異常有り」の信号を出力するモータ異常判定手段58(故障診断手段)と、モータ10とベルトリール12が安定的に連動作動しない条件下で、回転センサの検出信号のみを用いて回転センサ14の故障を診断するセンサ故障単独診断手段59(回転検出故障単独診断手段)と、を備えている。
以下、このシートベルト装置1Cによる故障診断の処理を、図12,図13に示すフローチャートに沿って説明する。
まず、図12に示すステップS400においては、回転センサ14から出力されるパルスの速度が所定値以上であるかどうかを判定し、パルス速度が所定値に満たない場合には、回転センサ単独故障診断処理410に進み、パルス速度が所定値以上の場合には、ステップS401に進む。
ステップS401においては、クラッチがオンであるかオフであるかを判定し、オフの場合には、回転センサ単独故障診断処理410に進み、オンの場合には、ステップS402に進む。
ステップS402では、実際にモータ10に流れている電流が予測値の範囲内であるかどうかを判定し、実際にモータ10に流れている電流が予測値の範囲内にある場合には、ステップS403に進んでモータ10に異常がないものと判定し、予測値の範囲内にない場合には、ステップS404に進んでモータ10に異常があるものと判定する。そして、ステップS404に進んだ場合には異常表示インジケータ25を点灯させる。
また、回転センサ単独故障診断処理410は、回転センサ14のA相,B相のパルスの時系列変化を判別し、通常では発生し得ない両相のパルス変化のパターンが出たときに回転センサ14に異常があるものと判定するものである。
以下に、回転センサ単独故障診断処理410の具体例について説明する。
図14は、回転センサ14のA相,B相のパルスの変化の様子の一例を上2段で示し、パルスのHi値とLow値に夫々0と1を対応させたときの各相の対応値の変化を中2段で示し、A相とB層の対応値が2進数で、かつA相の対応値がB相の対応値の1桁上の数であるとしたときに、両相の対応値を加算して10進数に変換したもの(以下、単に「A相とB相の加算値」と呼ぶ)を最下段で示している。
今、図14のA相,B相のパルス波形は、回転センサ14が正転(一方向に回転)するときのものであるとすると、A相とB相の加算値は…3→2→0→1…と変化し、回転センサが逆転する場合には、A相とB相の加算値は…3→1→0→2…と変化する。したがって、A相とB相の加算値の変化を調べ、上記の2パターン以外の変化があった場合に異常があるものと判定すれば良い。
また、A相とB相の加算値が…3→2→0→1…と変化する場合には、加算値の1変化(前回値−今回値)を+1とし、A相とB相の加算値が…3→1→0→2…と変化する場合には、加算値の1変化(前回値−今回値)を−1とすれば、ベルトリールが回転する間、A相とB相の加算値変化をカウントすることにより、以下の表1のようにウェビング5の引き出し量に応じたパルスの総カウント値を求めることができる。
Figure 0005020654
また、A相,B相の加算値の変化(前回値−今回値)とカウント値の対応は以下の表2のようになる。なお、以下の表2において、0は加算値に変化がないことを示し、×は、正転、逆転のいずれでもあり得ないこと(故障)を示している。
Figure 0005020654
以上の前提において、回転センサ単独故障診断処理410では、図13に示すステップS500において、A相とB相の加算値の変化(前回値−今回値)が正常の値であるかどうか、つまり、表2の×に対応するものでないかどうかを判定し、正常な値でない場合には、ステップS501に進んで回転センサ14に異常があるものと判定し、正常な値である場合には、ステップS502に進んで正転方向の加算値の変化であるかどうかを判定する。ここで、正転方向の加算値の変化であると判定した場合には、ステップS503に進んでカウント値に+1を加え、一方、正転方向の加算値の変化でないと判定した場合には、ステップS504に進んでさらに逆転方向の加算値の変化であるかどうかを判定する。このとき、逆転方向の加算値の変化であると判定した場合には、ステップS505に進んでカウント値に−1を加え、逆転方向の加算値の変化でないと判定した場合には、ステップS506に進んでカウント値に0を加算する。
このシートベルト装置1Cにおいては、回転センサ14が所定値以上のパルス速度で安定的に回転し、かつクラッチがオン状態となっているときに、モータ10を流れる実際の電流が予測した規定の電流値の範囲にあるかどうかを判定し、その結果を用いてモータ10の異常を判定するようになっているため、ウェビング5の引き出し時だけでなく、モータ10によるウェビング5の巻取り時や衝突前兆検知に伴う緊急引き込み時等においても、モータ10の故障診断を行うことができる。したがって、このシートベルト装置1Cにおいては、多様な条件下においてモータ10の故障診断を行い、故障を早期に発見することができる。
また、このシートベルト装置1Cにおいては、回転センサ14の出力とモータ10に流れる電流量との対応状態を比較するため、モータ10の断線やショートだけでなく、例えば、モータ10の出力低下(規定通電電流に対する回転量の低下)や過負荷状態(規定回転量に対して通電電流が過大となる状態)等についても正確に診断することができる。
さらに、このシートベルト装置1Cにおいては、回転センサ14が安定的に回転し、かつクラッチがオンになる(モータ10とベルトリール12が連動する)状況でのみモータの故障診断を行うため、モータ10に対する診断タイミングの適切化と省電力を図ることができる。
なお、さらにバックル9(図1参照)の接続状態を検出するバックルスイッチを設け、バックルスイッチがオンの場合にだけ図12のフローチャートのステップS402以後の処理に進み、バックルスイッチがオフのときにリターンするようにしても良い。この場合には、不要な診断の実行を抑えてさらなる省電力化を図ることができる。
また、このシートベルト装置1Cの場合、クラッチのオフ等によってベルトリール12とモータ10が安定的に連動しない状況においては、センサ故障単独診断手段59により、回転センサ14のA相,B相の信号のみを用いて回転センサ14の信号故障を診断するようになっているため、回転センサ14の故障診断を効率良く行うことができる。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、回転センサ14が安定的に回転する条件下でモータ10の電流を診断する第3の実施形態に、モータ10が安定的に回転する条件下で回転センサ14の出力を診断する第1,第2の実施形態を組み込むようにしても良い。このようにした場合には、回転センサ14の出力を基準とするモータ10の診断と、逆にモータ電流を基準とする回転センサ14の診断を両方行うことができるため、故障対象や原因をより容易に特定することが可能になる。
参考例のシートベルト装置を示す全体概略構成図。 同参考例のシートベルト装置のコントローラを中心とした概略構成図。 同参考例のモータの電圧/電流の波形図(a)、電圧/電流の全波整流波形図(b)、電流確認信号の波形図(c)、回転センサの電圧/電流のパルス波形図(d)を併せて記載した図。 同参考例のシートベルト装置の故障診断処理を示すフローチャート。 この発明の第1の実施形態のシートベルト装置のコントローラを中心とした概略構成図。 同実施形態のモータの電圧/電流の全波整流波形図。 同実施形態のシートベルト装置の故障診断処理を示すフローチャート。 この発明の第2の実施形態のシートベルト装置のコントローラを中心とした概略構成図。 同実施形態のモータの電圧/電流の全波整流波形図(a)と、モータの電力量を示すグラフ(b)を併せて記載した図。 同実施形態のシートベルト装置の故障診断処理を示すフローチャート。 この発明の第3の実施形態のシートベルト装置のコントローラを中心とした概略構成図。 同実施形態のシートベルト装置の故障診断処理を示すフローチャート。 同実施形態のシートベルト装置の故障診断処理を示すフローチャート。 同実施形態の回転センサのA相、B相のパルス信号波形と、各相の信号レベルを数値化したものと、それを加算した数値を併せて示す図。
符号の説明
A,1B,1C…シートベルト装置
5…ウェビング
10…モータ
12…ベルトリール
13…動力伝達機構
14…回転センサ(リール回転状態検出手段)
22…電流検出手段(モータ電気状態検出手段)
23…パルス入力検出手段(リール回転状態検出手段)
34,42…センサ異常判定手段(故障診断手段)
25…異常表示インジケータ(通知手段)
30…安定電流判定手段(モータ電気状態検出手段)
32…パルスカウント手段(リール回転状態検出手段)
33…パルス速度演算手段(リール回転状態検出手段)
40…電力量演算手段(モータ電気状態検出手段)
50…パルスカウント手段(リール回転状態検出手段)
57…電流検出手段(モータ電気状態検出手段)
58…モータ異常判定手段(故障診断手段)
59…センサ故障単独診断手段(回転検出故障単独診断手段)

Claims (4)

  1. シートに着座した乗員を拘束するウェビングが巻回されるベルトリールと、
    このベルトリールに動力伝達機構を介して接続され、このベルトリールを回転駆動するモータと、
    前記ベルトリールの回転状態を検出するリール回転状態検出手段と、
    前記モータに流れる電気の状態を検出するモータ電気状態検出手段と、
    前記リール回転状態検出手段によって検出されるベルトリールの回転状態と、前記モータ電気状態検出手段によって検出されるモータの電気状態とに基づいて、前記リール回転状態検出手段の故障を診断する故障診断手段と、
    を備え、
    前記故障診断手段は、前記モータ電気状態検出手段によって検出される前記モータの電気状態量に基づいて対応するベルトリールの回転状態量の閾値範囲を予測し、前記リール回転状態検出手段によって検出される前記ベルトリールの回転状態量が前記予測した閾値範囲から外れるときに、前記リール回転状態検出手段に故障があるものと診断することを特徴とする車両のシートベルト装置。
  2. シートに着座した乗員を拘束するウェビングが巻回されるベルトリールと、
    このベルトリールに動力伝達機構を介して接続され、このベルトリールを回転駆動するモータと、
    前記ベルトリールの回転状態を検出するリール回転状態検出手段と、
    前記モータに流れる電気の状態を検出するモータ電気状態検出手段と、
    前記リール回転状態検出手段によって検出されるベルトリールの回転状態と、前記モータ電気状態検出手段によって検出されるモータの電気状態とに基づいて、前記モータの故障を診断する故障診断手段と、
    を備え、
    前記故障診断手段は、前記リール回転状態検出手段によって検出されるベルトリールの回転状態量に基づいて対応する前記モータの電気状態量の閾値範囲を予測し、前記ベルトリールとモータの間の動力伝達が有効である条件下で、前記モータ電気状態検出手段によって検出される前記モータの電気状態量が予測した閾値範囲から外れるときに、前記モータに異常があるものと診断することを特徴とする車両のシートベルト装置。
  3. 前記故障診断手段は、前記モータとベルトリールの間の動力伝達機構が無効であるときに、前記リール回転状態検出手段から正常ではあり得ない信号が出力されたか否かによって前記リール回転状態検出手段の故障診断を単独で実行する回転検出故障単独診断手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載の車両のシートベルト装置。
  4. 前記リール回転状態検出手段またはモータの故障を通知可能な通知手段を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両のシートベルト装置。
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