JP5019565B2 - 真空包装シール体の切断方法 - Google Patents
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セット工程A: 真空包装シール体を、前記2個以上の部分肉間の平坦部分がインパルス・シールされるように、下部ヒータ台上の所定位置にセットする工程;
予備加熱工程B: 前記2個以上の部分肉間の平坦部分を、上部及び下部ヒータ台間に挟んで押圧する工程;
シール工程C: インパルス・ヒータ線に通電する工程;
冷却工程D: インパルス・ヒータ線により加熱されたシール部位を、真空個別包装体を取出せる温度まで冷却する工程;
切断工程E: 2本以上のインパルス・シール部位間を、フィルム切断装置で切断する工程;及び
取出工程F: 上下のヒータ台を上下に離間させ、真空個別包装体を取出す工程。
工程a: 繰出した下フィルム上に、2個以上の部分肉を、フィルムの進行方向と略同一方向に互いに離して並べる、フィルムの進行方向に対してほぼ直角の方向に互いに離して並べる、又は、フィルムの進行方向と略同一方向に互いに離して並べ且つフィルムの進行方向に対してほぼ直角の方向に互いに離して並べる工程;
工程b: 繰出した上フィルムを、前記部分肉に被せる工程;
工程c: 部分肉の存在する個所よりもフィルムの進行方向後方の部分肉の存在しない個所において、上下フィルムを、フィルムの進行方向に対してほぼ直角の方向でヒート・シール及び切断を行い、2個以上の部分肉を被覆してなる筒状体を得る工程;
工程d: 前記筒状体の両開口部からの吸引及び脱気を行う工程;及び
工程e: 脱気された筒状体の両開口部をヒート・シールして真空包装シール体を得る工程。
工程a: 繰出した下フィルム上に、2個以上の部分肉を、フィルムの進行方向と略同一方向及び/又はフィルムの進行方向に対してほぼ直角の方向に互いに離して並べる工程、
工程b: 繰出した上フィルムを、前記部分肉に被せる工程、
工程c: 部分肉の存在する個所よりもフィルムの進行方向後方の部分肉の存在しない個所において、上下フィルムを、フィルムの進行方向に対してほぼ直角の方向でヒート・シール及び切断を行い、2個以上の部分肉を被覆してなる筒状体を得る工程、
工程d: 前記筒状体の両開口部からの吸引及び脱気を行う工程、及び
工程e: 脱気された筒状体の両開口部をヒート・シールして真空包装シール体を得る工程。
セット工程A: 四方シール体13を、2個の部分肉10,10間の平坦部分12がインパルス・シールされるように、下部ヒータ台4a,4b上の所定位置にセットする工程;
予備加熱工程B: 部分肉10,10間の平坦部分12を、上部ヒータ台2a,2bと下部ヒータ台4a,4bとの間に挟んで押圧する工程;
シール工程C: インパルス・ヒータ線3a,3bに通電する工程;
冷却工程D: インパルス・ヒータ線3a,3bにより加熱されたシール部位を、真空個別包装体18,18を取出せる温度まで冷却する工程;
切断工程E: 2本のインパルス・シール部19a,19b間を、切断刃8で切断する工程;及び
取出工程F: 上部ヒータ台2a,2bと下部ヒータ台4a,4bとを上下に離間させ、真空個別包装体18,18を取出す工程。
豚1頭を30個に分断した部分肉を、幅850mmの上下のフィルムで包装し、真空包装シール体を製造した。使用したフィルムは、2軸延伸ポリアミド層、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)層及び線状低密度ポリエチレン(LLDPE)層が積層された、厚さ約45μmの多層複合フィルム(ベストパック株式会社製BPVAC45)であり、そのLLDPE層同士を向かい合わせて使用した。
(A)インパルス・シール装置の構成
図5に示すインパルス・シール装置においては、取付けガイド1に上部ヒータ台2a,2bが組みつけられており、取付けガイド1は図示しないエア・シリンダによって昇降する。上部ヒータ台2a,2bの下面には、それぞれインパルス・ヒータ線3a,3bが取り付けられている。インパルス・ヒータ線3a,3bの周囲は、冷却水(図示せず)によって冷却されている。
次のようにして行った。
これらの真空個別包装体18,18において、インパルス・シール装置で切断した個所、即ち、インパルス・シール部19aと19bとの間は、引き伸ばされていなかった。また、インパルス・シール装置によるシール個所は、しっかりとシールされており、且つ、シール切れはなかった。
2a,2b 上部ヒータ台
3a,3b インパルス・ヒータ線
4a,4b 下部ヒータ台
5 円筒電気ヒータ
6a,6b 耐熱クッション材(シリコーン・ゴム層)
7x,7y 剥離テープ
8 切断刃
9 温度センサ
10 部分肉
11a,11b,11c,11d ヒート・シール部
12 平坦部分
13,13a 四方シール体
14 バー・コンベア
15 下フィルム
16 上フィルム
17,17a,17b 筒状体
18,18a,18b 真空個別包装体
19a,19b,19c,19d インパルス・シール部
Claims (8)
- 相互に所定の間隔を保って配置された2個以上の部分肉が、ガス・バリア性で少なくともその一方の面がヒート・シール性且つセルフ・ウェルド性のフィルムで一体に真空包装されてなる真空包装シール体を、部分肉毎の個別包装とするためにインパルス・シール装置を用いて切断する方法であって、前記インパルス・シール装置は、フィルム切断装置と、上部ヒータ台及び下部ヒータ台とを備え、上部ヒータ台と下部ヒータ台の中のいずれか一方は当該装置のフィルム・シールに使用される面を加熱するためのヒータ(以下、「面加熱ヒータ」という)を且つ他方は2本以上のインパルス・ヒータ線を備えており、前記面加熱ヒータを有するヒータ台のフィルム・シールに使用される面は、前記方法を実施する間常時加熱されており、前記方法は下記工程A乃至Fを含み、工程A乃至D及びFはこの順で行われ、工程Eは、工程B乃至Dのいずれかと同時又は工程Dの後に行われることを特徴とする真空包装シール体の切断方法:
セット工程A: 真空包装シール体を、前記2個以上の部分肉間の平坦部分がインパルス・シールされるように、下部ヒータ台上の所定位置にセットする工程;
予備加熱工程B: 前記2個以上の部分肉間の平坦部分を、上部及び下部ヒータ台間に挟んで押圧する工程;
シール工程C: インパルス・ヒータ線に通電する工程;
冷却工程D: インパルス・ヒータ線により加熱されたシール部位を、真空個別包装体を取出せる温度まで冷却する工程;
切断工程E: 2本以上のインパルス・シール部位間を、フィルム切断装置で切断する工程;及び
取出工程F: 上下のヒータ台を上下に離間させ、真空個別包装体を取出す工程。 - 上部ヒータ台がインパルス・ヒータ線を具備し、下部ヒータ台が面加熱ヒータを具備する、請求項1に記載の切断方法。
- 面加熱ヒータの加熱温度が60乃至95℃であり、且つ、インパルス・ヒータ線の加熱温度が100乃至180℃である、請求項1又は2に記載の切断方法。
- 真空包装シール体が、平坦部分において上下のフィルムがセルフ・ウェルドされてなる、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の切断方法。
- 部分肉がガス・バリア性で少なくともその一方の面がヒート・シール性且つセルフ・ウェルド性のフィルムで真空包装されてなる部分肉の個別包装体の製造方法であって、下記工程a乃至eと、工程eの後に行われる請求項1乃至4のいずれか一項に記載の真空包装シール体の切断方法とを含むことを特徴とする部分肉の個別包装体の製造方法:
工程a: 繰出した下フィルム上に、2個以上の部分肉を、フィルムの進行方向と略同一方向に互いに離して並べる、フィルムの進行方向に対してほぼ直角の方向に互いに離して並べる、又は、フィルムの進行方向と略同一方向に互いに離して並べ且つフィルムの進行方向に対してほぼ直角の方向に互いに離して並べる工程;
工程b: 繰出した上フィルムを、前記部分肉に被せる工程;
工程c: 部分肉の存在する個所よりもフィルムの進行方向後方の部分肉の存在しない個所において、上下フィルムを、フィルムの進行方向に対してほぼ直角の方向でヒート・シール及び切断を行い、2個以上の部分肉を被覆してなる筒状体を得る工程;
工程d: 前記筒状体の両開口部からの吸引及び脱気を行う工程;及び
工程e: 脱気された筒状体の両開口部をヒート・シールして真空包装シール体を得る工程。 - 工程eと前記真空包装シール体の切断方法との間に行われる真空包装シール体を熱風に曝す工程fを更に含む、請求項5に記載の部分肉の個別包装体の製造方法。
- 上部ヒータ台、下部ヒータ台及びフィルム切断装置を備えるインパルス・シール装置であって、前記上部ヒータ台と前記下部ヒータ台とは相対しており、前記上部ヒータ台と前記下部ヒータ台のいずれか一方又は両者が昇降することができる駆動機構を具備し、前記上部ヒータ台と前記下部ヒータ台の中のいずれか一方は、その内部に、フィルム・シールに使用される面を加熱するためのヒータと当該ヒータ用温度センサとを具備し且つそのフィルム・シールに使用される面は耐熱性弾性体を具備しており、前記上部ヒータ台と前記下部ヒータ台の中の他方は、そのフィルム・シールに使用される面に2本以上のフィルム剥離性材料で表面が被覆されたインパルス・ヒータ線を具備し、前記上部ヒータ台と前記下部ヒータ台には、前記インパルス・ヒータ線同士の間(間が二つ以上ある場合にはそれらの間の中のいずれか)を通る空間であって、当該上部ヒータ台及び当該下部ヒータ台を連続して貫き、その中を前記フィルム切断装置が上下動できる空間が設けられており、当該フィルム切断装置は、不使用時には前記上部ヒータ台内の空間又は前記下部ヒータ台内の空間に存在することを特徴とするインパルス・シール装置。
- 前記耐熱性弾性体は、その表面がフィルム剥離性材料で被覆されている、請求項7に記載のインパルス・シール装置。
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