JP5017199B2 - 遅延回路 - Google Patents
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Description
遅延回路の一例としては、特許文献1に示す構成を有するものがある。以下、図5を参照して、色櫛形フィルタに含まれる、PAL方式の色差信号を1H遅延させる遅延回路100について説明する。
サンプルホールド回路101は、複数のメモリ単位111−1〜111−m、及びオペアンプ112からなるアナログメモリ回路110と、フリップフロップ(FF1〜FFm)を有するシフトレジスタからなる制御回路120とから構成される。かかる構成のサンプルホールド回路101は、スイッチドキャパシタと呼ばれている。
トランジスタTiaのゲートがハイレベルになると、トランジスタTiaのドレイン−ソース間を介してキャパシタCの一端へ色差信号の電圧値が入力される。また、トランジスタToaのゲートがハイレベルになると、トランジスタToaのドレイン−ソース間を介してオペアンプ112の出力端子と、キャパシタCの一端が接続される。
この場合、例えば、遅延回路に供給されるクロック信号の周波数(サンプリング周波数)の変更をすることが考えられる。しかしながら、かかるクロック信号の周波数の変更は、セットアップタイムやホールドタイム等のクロック制約に基づき限界設計されている等の理由で、全ての面で最適なクロック信号の周波数を試行錯誤で検出する必要がある等、現実的には困難な場合が多い。
また、例えば、制御回路のシフトレジスタの段数及び、メモリ単位の個数を変更することが考えられる。しかしながら、かかる変更によって、遅延回路全体の設計変更が必要となり、特に、遅延回路が複数層の集積回路で構成されている場合には全層変更となる恐れがある。
上記のとおり、遅延回路自体の遅延時間の微調整を試みた場合、大規模な修正を要し、非効率的な試行錯誤の調整が必要となり、遅延回路ひいては当該遅延回路を用いた映像信号処理システムのコストアップを引き起こす恐れがある。
本発明の他の特徴については、添付図面及び本明細書の記載により明らかとなる。
本実施形態に係る遅延回路300は、テレビ受信システムにおける既存の水平偏向回路18に含まれる構成を流用して構成されている。尚、遅延回路300は、PAL方式の色復調回路の色櫛形フィルタに適用され、色差信号を遅延させる用途に用いられる。
以下、図4のタイミングチャートを基に、本実施形態に係る遅延回路の動作例について説明する。
テレビ受信システムの映像検波回路(不図示)より出力されたコンポジット映像信号から、同期分離回路によって分離された水平同期信号は、クロック信号出力回路310に入力される。クロック信号出力回路310から、水平同期信号に同期した、例えば、4MHzの周波数を有する第1のクロック信号CLK1が出力される。
300 遅延回路
310 クロック信号出力回路
311 VCO
312 LPF
313 位相比較器
320 タイミングパルス発生回路
321 分周器
322 カウンタ部
330 クロック信号調整回路
101 サンプルホールド回路
110 アナログメモリ回路
120 制御回路
Claims (6)
- 映像信号の1走査期間あたり第1パルス数を有する第1のクロック信号を出力するクロック信号出力回路と、
前記第1のクロック信号が入力され、前記映像信号の帰線消去期間内における所定周期の間に前記第1のクロック信号を停止し、前記1走査期間あたり前記第1パルス数より少ない第2パルス数を有した第2のクロック信号を出力するクロック信号調整回路と、
前記第2のクロック信号によってサンプリングされた前記映像信号を、当該サンプリング開始から前記第2のクロック信号が前記第1パルス数分入力されるまでの間、遅延させて出力するサンプルホールド回路と、
を有することを特徴とする遅延回路。 - 前記第1のクロック信号の前記所定周期の長さに応じたパルス幅を有したタイミングパルスを、前記帰線消去期間内に出力するタイミングパルス発生回路を備え、
前記クロック信号調整回路は、
前記タイミングパルスが入力され、前記第1のクロック信号を前記タイミングパルスの前記パルス幅の間パルス停止することで、前記第2のクロック信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の遅延回路。 - 前記第1クロック信号は、前記映像信号にあって前記1走査期間の開始を示す同期パルスと同期し、
前記タイミングパルスは、前記第1のクロック信号に同期し、且つ前記第1のクロック信号の1周期中の第1のパルス幅を自然数倍した第2のパルス幅を有し、
前記クロック信号調整回路は、
前記第1のクロック信号を前記タイミングパルスの前記第2のパルス幅の期間停止することで、前記第2のクロック信号を出力すること、
を特徴とする請求項2に記載の遅延回路。 - 前記タイミングパルス発生回路及び前記クロック信号出力回路は、前記同期パルスに具備された水平同期信号と同期して水平走査を行うための水平駆動信号を出力する水平偏向回路を用いて構成され、
前記水平偏向回路は、
前記第1のクロック信号を分周して1水平走査期間を1周期とするリセット信号を出力する分周器と、
水平帰線消去期間内に出力される前記第1のクロック信号のパルス数をカウントしていき前記水平駆動信号を出力するとともに、カウント値が所定の閾値となるとき前記タイミングパルスを発生し、前記リセット信号によって当該カウント値がリセットされるカウンタと、
前記リセット信号と前記水平同期信号との間の位相差をなくするように、前記第1のクロック信号を発振出力する発振回路と、
を備えることを請求項3に記載の遅延回路。 - 前記クロック信号調整回路は、前記第1のクロック信号と前記タイミングパルスとの否定論理積を前記第2のクロック信号として出力するNANDゲートから成ること、
を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の遅延回路。 - 前記サンプルホールド回路は、
キャパシタと、当該キャパシタにサンプリング値を保持させる第1のスイッチング素子と、当該キャパシタに保持されたサンプリング値を出力する第2のスイッチング素子と、を具備した複数のメモリ単位と、
前記複数のメモリ単位の中から、サンプリング値を保持させるメモリ単位と、サンプリング値を出力させるメモリ単位と、を予め定められた順に選択する制御回路と、
を備えること、を特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の遅延回路。
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