JPH06268930A - Ccd固体撮像装置のパルス発生器 - Google Patents

Ccd固体撮像装置のパルス発生器

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JPH06268930A
JPH06268930A JP5055599A JP5559993A JPH06268930A JP H06268930 A JPH06268930 A JP H06268930A JP 5055599 A JP5055599 A JP 5055599A JP 5559993 A JP5559993 A JP 5559993A JP H06268930 A JPH06268930 A JP H06268930A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カウンタ回路のカウントノイズがオプティカ
ルブラッククランプ部に影響しないCCD固体撮像装置
のパルス発生器を提供する。 【構成】 1/2分周回路1からのサブクロックC1と
水平走査基準パルスとを受けて、遅延回路2は水平走査
基準パルスを遅延して、遅延水平走査基準パルスH1,
H2を出力する。この遅延水平走査基準パルスH1,H
2を受けて、ゲート回路3はオプティカルブラッククラ
ンプパルスを出力する。上記サブクロックC1と遅延水
平走査基準パルスD2とを受けて、オプティカルブラッ
ククランプパルスを出力の停止後に、カウンタ動作パル
ス形成回路4はカウンタ動作パルスを出力する。このカ
ウンタ動作パルスの出力により、カウンタ回路5はサブ
クロックC1のカウントを開始する。そして、ラッチ回
路6はこのカウントしたデータに基づいて、デコーダ回
路6を介して垂直CCD駆動パルスを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビデオカメラ等に用
いられるCCD(チャージカップルドデバイス)固体撮
像装置のパルス発生器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CCD固体撮像装置のパルス発生
器としては、図4に示すように、クロックを受けて、こ
のクロックを1/2分周してサブクロックC1を出力す
る1/2分周回路101と、上記1/2分周回路101
からのサブクロックC1と水平走査基準パルスとを受け
て、カウンタ動作パルスを形成するカウンタ動作パルス
形成回路102と、上記カウンタ動作パルス形成回路1
02からのカウンタ動作パルスと上記1/2分周回路1
01からのサブクロックC1とを受けて、このサブクロ
ックC1をカウントして、カウントデータ信号を出力す
るカウンタ回路103と、上記カウンタ回路103から
のカウントデータ信号を受けて、このカウントデータ信
号をデコードして、デコードデータ信号を出力するデコ
ーダ回路104と、上記デコーダ回路104からのデコ
ードデータ信号を受けて、このデコードデータをラッチ
して、オプティカルブラッククランプパルスと垂直CC
D駆動パルスと休止パルスと最終パルスとを出力するラ
ッチ回路105とを備えたものがある。また、上記ラッ
チ回路105からの休止パルスと上記クロックとを受け
て、上記停止パルスが出力されている期間外で、上記ク
ロックを1/2分周して形成した水平CCD駆動パルス
を出力する1/2分周回路106と、上記ラッチ回路1
05からの休止パルスを受けて、リセットパルスを出力
するリセット回路107と、上記リセット回路107か
らのリセットパルスと上記クロックとを受けて、上記ク
ロックを1/2分周して、水平CCD駆動パルスに同期
したサブクロックC2を出力する1/2分周回路108
と、上記1/2分周回路108からのサブクロックC2
を受けて、水平CCD駆動パルスに同期したCDS(相
関2重サンプリング)パルスと電荷リセットパルスとを
出力するゲート回路109とを備えている。そして、上
記ラッチ回路105からの最終パルスは、上記カウンタ
動作パルス形成回路102に入力している。
【0003】上記CCD固体撮像装置のパルス発生器
は、図示しない同期信号発生器からの水平走査基準パル
スと水平ブランキングパルスに同期して、図5のタイミ
ング図に示すように動作する。図5の下側に時間軸を拡
大して示すように、上記電荷リセットパルスとCDSパ
ルスとは互いに位相のずれた連続パルスであり、上記水
平CCD駆動パルスも、有効画素信号期間とオプティカ
ルブラック信号期間とを含む斜線部Yの期間において、
切り替わらない連続信号である。そして、上記水平走査
基準パルスがHレベルになると、上記カウンタ動作パル
ス形成回路102は、上記サブクロックC1に同期し
て、カウンタ動作パルスをHレベルにする。このHレベ
ルのカウンタ動作パルスにより、カウンタ回路103は
サブクロックC1のカウントを開始する。そして、上記
カウンタ回路103のカウントデータ信号をデコーダ回
路104でデコードして作成したデコードデータ信号に
基づいて、上記ラッチ回路105は上記カウンタ動作パ
ルスがHレベルになってから所定の期間後に、オプティ
カルブラッククランプパルスを所定の期間(図5に示す
オプティカルブラック信号期間の内の一部の期間)Hレ
ベルにする。そして、上記オプティカルブラッククラン
プパルスが上記所定の期間後にLレベルとなると、上記
ラッチ回路105は夫々位相のずれた垂直CCD駆動パ
ルス(図5に示すA,B,C,D)を出力すると共に、
上記休止パルスを所定の期間Hレベルにする。上記休止
パルスがHレベルの間、上記1/2分周回路106は動
作を停止して、水平CCD駆動パルスの出力は停止す
る。そして、上記ラッチ回路105は、休止パルスを所
定の期間後にLレベルにすると同時に、最終パルスを出
力し、この最終パルスにより、上記カウンタ動作パルス
形成回路102はカウンタ動作パルスをLレベルにし
て、カウンタ回路103はカウントを停止する。また、
上記休止パルスがLレベルになるから、上記1/2分周
回路106は水平CCD駆動パルスを出力する。このよ
うに、このパルス発生器は上記一連の動作を行って、一つ
の水平ブランキング期間が終了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
CCD固体撮像装置は、上記オプティカルブラッククラ
ンプパルスがHレベルのときに、水平CCD駆動パルス
と電荷リセットパルスとCDSパルスとに基づいて、黒
レベルの基準となるオプティカルブラックの基準レベル
をクランプする。そして、この基準レベルを用いて、図
示しない出力検出回路は転送されてきた信号電荷を検出
する。
【0005】一方、上記カウンタ回路103は、通常バ
イナリーカウンタが用いられ、図6に示すように、上記
カウンタ回路103の出力Q1,Q2,Q3,Q4〜Q
n(図ではQ1〜Q4のみを示す。)の夫々の変化はサ
ブクロックC1の各変化時点に一様に行われるわけでは
ない。すなわち、上記カウンタ回路103はリセットさ
れた状態(出力Q1〜Q4が全て0)から、上記サブク
ロックC1のカウントを開始して、最初のサブクロック
C1の立上りで、まずQ1のみが0→1となる。そし
て、次ぎのサブクロックC1の立上りで、Q1は1→
0、Q2は0→1と変化する。このように、順次カウン
トは進み、各出力Q1〜Qnの変化状態はサブクロック
C1の各エッジの時点において異なった状態となり、同
時に変化する出力の数も多くなったり少なくなったりす
る。このカウンタ回路103の動作状態の変化がカウン
トノイズを発生させる。
【0006】したがって、図7に示すように、上記オプ
ティカルブラッククランプパルスがHレベルの期間も含
めて、動作しているカウンタ回路103からのカウント
ノイズは、上記1/2分周回路106から出力する水平
CCD駆動パルスに重畳し、図5に示すゲート回路10
9から出力する電荷リセットパルスとCDSパルスにも
重畳する。したがって、上記オプティカルブラッククラ
ンプパルスがHレベルのときに動作する図示しないオプ
ティカルブラッククランプ部は、上記水平CCD駆動パ
ルスとリセットパルスとCDSパルスとに重畳したカウ
ントノイズのために、オプティカルブラックの基準レベ
ルを正しくクランプすることができず、信号電荷の検出
に悪影響を及ぼして、画質が劣化するという問題があ
る。
【0007】そこで、この発明の目的は、垂直駆動パル
スを形成するカウンタ回路をオプティカルブラッククラ
ンプパルスが出力されている間は動作させないようにし
て、つまり、CCD固体撮像装置の画素信号が無い期間
のみに動作させることによって、カウントノイズがオプ
ティカルブラッククランプ部に影響しないCCD固体撮
像装置のパルス発生器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のCCD固体撮像装置のパルス発生器は、
水平走査基準パルスに基づいて、オプティカルブラック
クランプパルスを形成して出力するオプティカルブラッ
ククランプパルス出力回路と、クロックをカウントし
て、垂直駆動パルスを形成するカウンタ回路と、上記オ
プティカルブラッククランプパルスが出力されている期
間を含む所定の期間において、上記クロックに基づい
て、水平駆動パルスを形成して出力する水平駆動パルス
出力回路とを有するCCD固体撮像装置のパルス発生器
において、上記オプティカルブラッククランプパルス出
力回路は、上記水平走査基準パルスを遅延させて作成し
た遅延信号を出力する遅延回路と、この遅延回路から出
力された遅延信号を受けて、上記オプティカルブラック
クランプパルスを形成する論理回路とからなり、さら
に、上記遅延回路からの遅延信号に基づいて、上記オプ
ティカルブラッククランプパルスの出力が停止した後
に、上記カウンタ回路を動作させるカウンタ動作パルス
を形成して、上記カウンタ回路に出力するカウンタ動作
パルス形成回路を備えたことを特徴とするCCD固体撮
像装置のパルス発生器。
【0009】
【作用】上記構成のCCD固体撮像装置のパルス発生器
は、上記水平走査基準パルスが入力されると、上記遅延
回路は水平走査基準パルスを遅延させて作成した遅延信
号を出力する。この遅延回路から出力された遅延信号を
受けて、論理回路はオプティカルブラッククランプパル
スを形成する。一方、上記遅延回路からの遅延信号に基
づいて、上記オプティカルブラッククランプパルスの出
力が停止した後に、上記カウンタ動作パルス形成回路は
カウンタ回路を動作させるカウンタ動作パルスを出力す
る。上記カウンタ動作パルスを受けて、上記カウンタ回
路はクロックをカウントして、垂直駆動パルスを形成す
る。また、上記オプティカルブラッククランプパルスが
出力されている期間を含めて、上記水平駆動パルス出力
回路はクロックに基づいて、水平駆動パルスを形成して
出力する。
【0010】このように、上記オプティカルブラックク
ランプパルスが出力される期間において、上記カウンタ
回路はカウントしないから、オプティカルブラッククラ
ンプパルスの出力期間中に同時に出力される水平CCD
駆動パルスは、上記カウント回路からのカウントノイズ
の影響を受けることがない。したがって、オプティカル
ブラックの基準レベルを正しくクランプすることがで
き、画質の劣化を防止できる。
【0011】
【実施例】以下、この発明のCCD固体撮像装置のパル
ス発生器を一実施例により詳細に説明する。
【0012】図1はこの発明の一実施例のCCD固体撮
像装置のパルス発生器のブロック図を示しており、1は
クロックを1/2分周して、サブクロックC1を出力す
る1/2分周回路、2は上記1/2分周回路1からのサ
ブクロックC1と図示しない同期信号発生器からの水平
走査基準パルスとを受けて、この水平走査基準パルスを
遅延して、遅延量の異なる二つの遅延水平走査基準パル
スH1,H2を出力するシフトレジスタからなる遅延回
路、3は上記遅延回路2からの遅延水平走査基準パルス
H1,H2を受けて、論理積をとり、オプティカルブラ
ッククランプパルスを出力する論理回路の一例としての
ゲート回路、4は上記1/2分周回路1からのサブクロ
ックC1と上記遅延回路2からの遅延水平走査基準パル
スH2とを受けて、カウンタ動作パルスを出力するカウ
ンタ動作パルス形成回路、5は上記カウンタ動作パルス
形成回路4からのカウンタ動作パルスと上記1/2分周
回路1からのサブクロックC1とを受けて、このサブク
ロックC1をカウントするカウンタ回路、6は上記カウ
ンタ回路5からのカウントデータ信号を受けて、このカ
ウントデータ信号をデコードするデコーダ回路、7は上
記デコーダ回路6からのデコードデータ信号を受けて、
このデコードデータをラッチして、垂直CCD駆動パル
スと休止パルスと最終パルスとを出力するラッチ回路で
ある。また、8は上記ラッチ回路7からの休止パルスと
上記クロックとを受けて、このクロックを1/2分周し
て、水平CCD駆動パルスを出力する1/2分周回路、
9は上記ラッチ回路7からの休止パルスを受けて、リセ
ットパルスを出力するリセット回路、10は上記リセッ
ト回路9からのリセットパルスと上記クロックとを受け
て、上記クロックを1/2分周して、上記水平CCD駆
動パルスに同期したサブクロックC2を出力する1/2
分周回路、11は上記1/2分周回路10からの水平C
CD駆動パルスに同期したサブクロックC2を受けて、
信号電荷をリセットする電荷リセットパルスと、検出信
号の低域ノイズを減少させるCDS(相関2重サンプリ
ング)パルスとを出力するゲート回路11である。上記
ラッチ回路7からの最終パルスは、上記カウンタ動作パ
ルス形成回路4に入力する。
【0013】上記構成のCCD固体撮像装置のパルス発
生器は、図示しない同期信号発生器から水平走査毎に周
期的に出力される水平走査基準パルスと水平ブランキン
グパルスとに同期して、図2のタイミング図に示すよう
に動作する。
【0014】すなわち、上記1/2分周回路8の水平C
CD駆動パルスは、図2に示す斜線部Xの期間で切り替
わらない連続信号であり、上記ゲート回路11から出力
される電荷リセットパルスとCDSパルスも連続信号で
ある。そして、上記水平走査基準パルスは所定の期間H
レベルになると同時に、水平ブランキングパルスは水平
ブランキング期間中Hレベルとなる。上記水平走査基準
パルスがHレベルになると、シフトレジスタからなる遅
延回路2は、水平走査基準パルスを上記1/2分周回路
1からのサブクロックC1に同期して遅延し、遅延水平
基準パルスH1と、この遅延水平基準パルスH1よりも
遅延時間が長く、論理が反転した遅延水平基準パルスH
2とを出力する。上記遅延回路2からの遅延水平基準パ
ルスH1,H2を受けて、ゲート回路3は遅延水平基準
パルスH1,H2の論理積をとり、遅延水平基準パルス
H1,H2の両方がHレベルの期間、オプティカルブラ
ッククランプパルスをHレベルにする。すなわち、上記
オプティカルブラッククランプパルスのリーディングエ
ッジは、遅延水平基準パルスH1のリーディングエッジ
で定義し、オプティカルブラッククランプパルスのトレ
イリングエッジは、遅延水平基準パルスH2のトレイリ
ングエッジで定義している。上記オプティカルブラック
クランプパルスは、図示しないオプティカルブラックク
ランプ部に入力されて、黒レベルの基準となるオプティ
カルブラックの基準レベルをクランプする。さらに、上
記遅延水平基準パルスH2がHレベルからLレベルに変
化すると、上記カウンタ動作パルス形成回路4のカウン
タ動作パルスはHレベルになり、上記カウンタ回路5は
1/2分周回路1からのサブクロックC1のカウントを
開始する。上記カウンタ動作パルスのリーディングエッ
ジは、遅延水平基準パルスH2のリーディングエッジで
定義している。そして、上記カウンタ回路5のカウント
データ信号をデコーダ回路6によりデコードし、このデ
コードデータをラッチ回路7はラッチして、位相が互い
にずれた垂直CCD駆動パルス(図2のA,B,C,
D)を出力する。また、上記遅延水平基準パルスH2が
HレベルからLレベルに変化した後所定の時間が経過す
ると、上記ラッチ回路7は休止パルスを所定の期間(水
平ブランキングパルスの出力期間の内の一部の期間)H
レベルにする。上記休止パルスがHレベルになると、上
記分周回路8は分周を停止して、水平CCD駆動パルス
をHレベルにする。また、上記ラッチ回路7の休止パル
スがLレベルからHレベルになると、上記リセット回路
9はリセットパルスを出力する。なお、上記リセット回
路9は上記ラッチ回路7の休止パルスがHレベルからL
レベルになったときにリセットパルスを出力してもよ
い。このリセットパルスにより、上記1/2分周回路1
0をリセットして、この1/2分周回路10が出力する
電荷リセットパルスとCDSパルスとを上記水平CCD
駆動パルスと同期させる。そして、上記ラッチ回路7は
垂直CCD駆動パルスの出力を停止して、所定の期間後
に休止パルスをLレベルとした後、最終パルスを出力す
る。この最終パルスにより、上記カウンタ動作パルス形
成回路4はカウンタ動作パルスをLレベルにする。上記
カウンタ動作パルスがLレベルになると、上記カウンタ
回路5はカウントを停止する。また、上記休止パルスの
Lレベルにより、上記1/2分周回路8はクロックの分
周を開始して、上記水平CCD駆動パルスを出力する。
そして、水平ブランキング期間が終了すると、水平ブラ
ンキングパルスはLレベルとなる。その後、一つの水平
走査が終わると、再び水平ブランキング期間となり、上
記一連の動作を繰り返し行う。
【0015】このように、従来、カウンタ回路を用いて
オプティカルブラッククランプパルスを形成していたも
のを、図3に示すように、上記シフトレジスタからなる
遅延回路2により、上記水平走査基準パルスからサブク
ロックC1の1クロック分ずつ順次位相がずれた遅延パ
ルスD1〜Dnを形成して、例えば、遅延パルスD1と
遅延パルスD2とを用いて、上記ゲート回路でオプティ
カルブラッククランプパルスを形成するようにしてい
る。この場合、上記遅延パルスD1〜Dnはサブクロッ
クC1のリーディングエッジ毎に一様に一つだけが変化
するから、カウンタ回路と異なり、カウントノイズが発
生することがない。したがって、上記オプティカルブラ
ッククランプパルスが出力される期間において、上記カ
ウンタ回路5はサブクロックC1をカウントしないか
ら、オプティカルブラッククランプパルスの出力期間中
に同時に出力される水平CCD駆動パルスと電荷リセッ
トパルスとCDSパルスとは、上記カウンタ回路5から
のカウントノイズの影響を受けることがなく、また、遅
延回路2からのノイズの影響もない。したがって、この
CCD固体撮像装置の図示しないオプティカルブラック
クランプ部は、ノイズの影響を受けることなく、オプテ
ィカルブラックの基準レベルを正しくクランプすること
ができ、画質の劣化を防止することができる。
【0016】上記実施例では、上記遅延回路2は1/2
分周回路1からのサブクロックC1を用いて、シフトレ
ジスタにより水平走査基準パルスを遅延したが、遅延さ
せる方法はこれに限らず、遅延回路に内蔵されたクロッ
クやタイマー等を用いてもよい。
【0017】また、上記実施例では、上記遅延回路2か
らの遅延水平基準パルスH1,H2を受けて、ゲート回
路3は遅延水平基準パルスH1,H2の論理積をとっ
て、オプティカルブラッククランプパルスを形成した
が、遅延水平基準パルスの組み合わせや論理条件はこれ
に限らない。
【0018】また、上記実施例では、上記クロックを1
/2分周したサブクロックC1,C2を用いたが、1/
3分周,1/4分周,1/5分周等の適宜な分周比にし
てよい。
【0019】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明のC
CD固体撮像装置のパルス発生器は、水平走査基準パル
スが入力されると、遅延回路は水平走査基準パルスを遅
延させて作成した遅延信号を出力し、この遅延回路から
の遅延信号を受けて、論理回路はオプティカルブラック
クランプパルスを形成し、また、上記遅延回路からの遅
延信号に基づいて、カウンタ動作パルス形成回路は、上
記オプティカルブラッククランプパルスの出力が停止し
た後に、カウンタ回路を動作させるカウンタ動作パルス
を出力し、上記カウンタ回路は上記カウンタ動作パルス
を受けて、クロックをカウントして、垂直駆動パルスを
形成すると共に、水平駆動パルス出力回路は、上記オプ
ティカルブラッククランプパルスが出力されている期間
を含む所定の期間において、クロックに基づいて、水平
駆動パルスを形成して出力するものである。
【0020】したがって、この発明のCCD固体撮像装
置のパルス発生器によれば、オプティカルブラッククラ
ンプパルスが出力される期間において、カウンタ回路は
クロックをカウントしないから、オプティカルブラック
クランプパルスの出力期間中に同時に出力される水平駆
動パルスまたは他の信号は、上記カウント回路からのカ
ウントノイズの影響を受けることがない。したがって、
オプティカルブラックの基準レベルを正しくクランプす
ることができ、従来に比して画質の安定したCCD固体
撮像装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の一実施例のCCD固体撮像
装置のパルス発生器のブロック図である。
【図2】 図2は上記CCD固体撮像装置のパルス発生
器のタイミング図である。
【図3】 図3は上記CCD固体撮像装置のパルス発生
器の遅延回路のタイミング図である。
【図4】 図4は従来のCCD固体撮像装置のパルス発
生器のブロック図である。
【図5】 図5は上記従来のCCD固体撮像装置のパル
ス発生器のタイミング図である。
【図6】 図6は上記従来のCCD固体撮像装置のパル
ス発生器のカウンタのタイミング図である。
【図7】 図7は上記従来のCCD固体撮像装置のパル
ス発生器のカウンタのタイミングを含むタイミング図で
ある。
【符号の説明】
1,8,10…1/2分周回路、2…遅延回路、3,1
1…ゲート回路、4…カウンタ動作パルス形成回路、5
…カウンタ回路 6…デコーダ回路、7…ラッチ回路、9…リセット回
路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平走査基準パルスに基づいて、オプテ
    ィカルブラッククランプパルスを形成して出力するオプ
    ティカルブラッククランプパルス出力回路と、クロック
    をカウントして、垂直駆動パルスを形成するカウンタ回
    路と、上記オプティカルブラッククランプパルスが出力
    されている期間を含む所定の期間において、上記クロッ
    クに基づいて、水平駆動パルスを形成して出力する水平
    駆動パルス出力回路とを有するCCD固体撮像装置のパ
    ルス発生器において、 上記オプティカルブラッククランプパルス出力回路は、
    上記水平走査基準パルスを遅延させて作成した遅延信号
    を出力する遅延回路と、この遅延回路から出力された遅
    延信号を受けて、上記オプティカルブラッククランプパ
    ルスを形成する論理回路とからなり、 さらに、上記遅延回路からの遅延信号に基づいて、上記
    オプティカルブラッククランプパルスの出力が停止した
    後に、上記カウンタ回路を動作させるカウンタ動作パル
    スを形成して、上記カウンタ回路に出力するカウンタ動
    作パルス形成回路を備えたことを特徴とするCCD固体
    撮像装置のパルス発生器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2901829B2 (ja) 1999-06-07

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