JP3026502B2 - パルス発生回路 - Google Patents

パルス発生回路

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JP3026502B2 JP02023979A JP2397990A JP3026502B2 JP 3026502 B2 JP3026502 B2 JP 3026502B2 JP 02023979 A JP02023979 A JP 02023979A JP 2397990 A JP2397990 A JP 2397990A JP 3026502 B2 JP3026502 B2 JP 3026502B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えばVTR等のビデオ信号処理において複
合同期信号から各種のパルスを発生するパルス発生回路
に関し、特に複合同期信号のノイズ除去に適したパルス
発生回路に関する。
(従来の技術) 近年、表示画面上(親画面)上に別の画面(子画面)
を挿入可能にした2画面テレビジョン受像機が普及して
きている。親画面に子画面を挿入表示する小画面回路
は、ビデオ信号を圧縮し、親画面と子画面との同期をと
って再生を行っている。この小画面の水平同期及び垂直
同期には、複合同期信号からAFCの基準となるパルスを
作成し使用することがある。さらに、複合同期信号から
バーストゲート(BG)パルスを作成し使用することがあ
る。
また、映像信号以外の画像を表示画面上に表示する場
合には、オンスクリーン表示回路が採用され、このオン
スクリーン表示回路においても、複合同期信号からAFC
の基準となるパルスとBGパルスを作成し使用することが
ある。
このようなパルス発生回路はまず複合同期信号から等
価パルスの除去を行う。次にこの前縁を基準として、こ
れにより所定時間を持つBGパルスやAFCの基準となるパ
ルスを出力する。このパルス発生回路は最近デジタル化
されており、その一例を第5図に示して説明する。
第5図において、従来のパルス発生回路はリセット
(R)入力付きDフリップフロップ1とRSフリップフロ
ップ2を直列接続して構成される。Dフリップフロップ
1は、クロック端子CKに複合同期信号を供給し、出力端
子Qを遅延回路3を介して同Dフリップフロップ1のリ
セット端子Rに接続するとともにRSフリップフロップ2
のセット端子Sに接続する。一方カウンター4は、クロ
ック端子CKに約5MHzのクロック信号を供給し、リセット
端子Rは上記Dフリップフロップ1の出力端子Qに接続
し、クロック信号をカウントして第1の出力端子4aから
BGパルスを出力する。等価パルス除去用のマスクパルス
を出力する第2の出力端子4cはDフリップフロップ1の
D端子に接続され、AFC基準パルスのパルス幅決定用の
リセット出力を出力する第3の出力端子4bはRSフリップ
フロップ2のリセット端子Rに接続する。これにより、
RSフリップフロップ2の出力端子QからAFC基準パルス
を出力する。
第6図は第5図のパルス発生回路の動作を示すタイミ
ングチャートを示し、(a)は複合同期信号a(この場
合等価パルスを含んだ水平同期信号を示している)、
(b)はDフリップフロップ1の出力端子Qからのリセ
ットパルスb、(c)はカウンター4の第2の出力端子
4cからのマスクパルスc、(d)は第1の出力端子4aか
らのBGパルスd、(e)はRSフリップフロップ2の出力
端子QからのAFC基準パルスeである。
Dフリップフロップ1のD端子に入力するマスクパル
スcが、第6図(c)に示すように、“H"になっている
とする。ここで複合同期信号aが、第6図(a)に示す
ように、立上がると、リセットパルスbは遅延回路3を
介してDフリップフロップ1自身をリセットするため、
この出力bは、第6図(b)に示すように、細いパルス
となり、カウンター4のリセットを行う。このときRSフ
リップフロップ2はセットされる。この時点では、カウ
ンター4のマスクパルスcは“L"(第6図(c)参
照),BGパルスdは“L"(第6図(d)参照),RSフリッ
プフロップ2用のリセットパルスも“L"である。これよ
りクロックをカウントしていき、複合同期信号aの立上
がりよりもTB遅れて出力信号4aがBGパルスを出力し(第
6図(d)参照)、約1/2H(1Hは水平走査期間)でRSフ
リップフロップ2用のリセットパルスが出力され、これ
により、第6図(e)に示すように、AFC基準パルスe
は、複合同期信号aの立上りから1/2H期間“H"となる。
さらに、第6図(c)に示すように、約3/4H後にマスク
パルスが“H"になる。この約3/4H間は複合同期信号aが
立上ってもD入力が“L"であるからDフリップフロップ
1から出力されるリセットパルスbは、“L"の状態に保
たれ、1/2Hに位置する等価パルス(第6図(a)参照)
の影響を受けない。
次に1H後に複合同期信号aが立上ると再びカウンター
4はリセットされ、同様に、1H周期の各パルスが出力さ
れる。
カウンター4の出力はクロックに同期しているため、
BGパルスはクロック分のジッタを持つ。一方、AFC基準
パルスは、その立上りを使用するが、これはシンク前縁
に同期したものでクロックによるジッタを含んでいな
い。
しかし、マスク期間後に、第6図(a)に示すよう
に、ノイズが入力されるとこれによってカウンター4が
リセットされてしまい、それと共に破線に示すようにBG
パルス及びAFC基準パルスが発生し、これらのパルスが
乱されてしまう。これは例えばVTRの特殊再生時等には
よく生じる現象である。
(発明が解決しようとする課題) 前記した従来のパルス発生回路では、複合同期信号の
ノイズによって、各種出力パルスの前縁が乱されてしま
う。
そこで本発明は、前記の問題点を除去し、複合同期信
号のノイズに影響されることなく、安定な各種パルスを
出力することができるパルス発生回路の提供を目的とす
る。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、複合同期信号を入力し、その複合同期信号
のパルス前縁でクロック信号をアップカウントし、所定
時間カウントすると出力信号がハイレベルになり、また
複合同期信号のパルス後縁でクロック信号をダウンカウ
ントし、所定期間カウントすると出力信号がローレベル
になり、前縁,後縁がカウント期間だけ遅延したパルス
を出力する第1のカウンターと、この第1のカウンター
からのパルスが入力され、該パルスにおけるシンク部分
以外のパルスをマスクし、シンク部分の前縁に同期した
パルスを出力する第1のパルス発生回路と、この第1の
パルス発生回路からのパルスによってリセットされ、前
記クロック信号を所定の第1の期間及び第2の期間カウ
ントしたときそれぞれハイレベルになるリセット用パル
ス及び前記第1のパルス発生回路のマスク期間を決定す
るためのマスク用パルスを発生する第2のカウンター
と、前記第1のパルス発生回路からの出力パルスの前縁
に同期してハイレベルになり、前記第2のカウンターか
らのリセット用パルスの前縁に同期してローレベルにな
るパルスを発生する第2のパルス発生回路と、前記第1
のカウンターからの出力信号を反転した信号と入力され
る前記複合同期信号との論理積を取るアンド回路と、前
記第2のパルス発生回路の出力信号と前記アンド回路の
出力信号との論理和を取るオア回路とを具備したことを
特徴とする。
(作用) この様な構成によれば、第1のカウンターは、正常な
複合同期信号(等価パルスを含む)のパルスが入力され
ると、前縁,後縁がそれぞれ所定のカウント期間だけ遅
延したパルスを出力する。これにより、第1のパルス発
生回路は、第1のカウンターからのパルスのシンク部分
の前縁に同期したパルスを出力する。上記第1のパルス
発生回路は、第1のカウンターからのパルスにおけるシ
ンク部分以外のパルスをマスクするので、等価パルスに
よる影響が除かれたパルスを発生する。この第1のパル
ス発生回路からのパルスの入力によって、第2のパルス
発生回路は、上記第1のパルス発生回路からのパルスの
前縁に同期してハイレベルになり、第2のカウンター
は、カウントを開始し、リセット用パルスと、マスク用
パルスを発生する。結果として、第2のパルス発生回路
は、上記第1のパルス発生回路からのパルス前縁に同期
してハイレベルになり、上記第2のカウンターからのリ
セット用パルスの前縁に同期してローレベルになるパル
スを発生する。これにより、アンド回路からは前縁が複
合同期信号のパルスに同期し、後縁が第1のパルス発生
回路からのパルスの前縁に同期したパルスを出力する。
そして、オア回路から、上記複合同期信号の立上りに同
期してハイレベルになる目的のパルス(即ち、AFC基準
パルス)を出力する。
一方、上記複合同期信号にノイズが混入した場合は、
第1のカウンターは、ノイズの立上りでアップカウント
するが、ノイズのパルス幅は狭く直ぐ立下がるので、ア
ップカウントは途中で停止し、ノイズパルスを出力する
ことはない。即ち、第1のカウンターからは同期入力信
号の前縁,後縁をそれぞれ所定期間遅延したパルスが出
力されると共に、その出力パルスからノイズパルスが除
かれている。従って、第1のカウンターの出力パルスに
基づいて生成される各種パルス(例えばリセット用パル
ス)はノイズの影響を受けることなく、従来のようにパ
ルスのタイミングが乱れることがなくなり、オア回路か
ら出力される目的のパルス(AFC基準パルス)タイミン
グが乱されるような影響を受けることがなくなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係るパルス発生回路の一実施例を示
す回路図である。第5図の従来例と同様の構成要素には
同一の符号を付して説明する。
第1図において、パルス発生回路がS,R入力付きDフ
リップフロップ1とRSフリップフロップ2を直列接続し
て構成されることは、第5図と同様である。本発明で
は、第5図の回路にアップダウンカウンター11,アンド
回路15,オア回路16を設け、カウンター4の代りに、各
出力パルスの出力を早くするように設定したカウンター
14を設けている。アップダウンカウンター11は、U/D端
子に複合同期信号を供給し、クロック端子CKに約5MHzの
クロック信号を供給し、出力端子11aにDフリップフロ
ップ1のクロック端子CKを接続する。このDフリップフ
ロップ1は、出力端子Qを遅延回路3を介して同Dフリ
ップフロップ1のリセット端子Rに接続するとともにRS
フリップフロップ2のセット端子Sに接続する。一方カ
ウンター14は、クロック端子CKに約5MHzのクロック信号
を供給し、リセット端子Rは上記Dフリップフロップ1
の出力端子Qに接続している。このカウンター14は、第
5図のカウンター4と同形式であるが、リセット端子R
から入力するリセットパルスの立上がりから出力端子14
a,14b,14cからの出力される各種パルスの立上がりまで
の期間をTSだけ早くしてある。カウンター14は、クロッ
ク信号をカウントして第1の出力端子14aからBGパルス
を出力する。また、カウンター14のマスクパルスを出力
する第2の出力端子14cは、Dフリップフロップ1のD
端子に接続され、リセット出力を出力する第3の出力端
子14bはRSフリップフロップ2のリセット端子Rに接続
する。
一方、複合同期信号と、アップダウンカウンター11の
出力端子11aからの信号をインバータで反転した信号と
をアンド回路15に入力する。アンド回路15の出力はオア
回路16の一方の入力端に入力する。さらにRSフリップフ
ロップ2の出力端子Qからの出力をオア回路16の他方の
入力端に入力する。これによって、オア回路16はAFC基
準パルスを出力する。
第2図は第1図のパルス発生回路の動作を示すタイミ
ングチャートであり、(a1)は複合同期信号(等価パル
スを含む水平同期信号)a1、(a2)はアップダウンカウ
ンター11の出力a2、(b)はDフリップフロップ1の出
力端子Qからのリセットパルスb、(c)はカウンター
14の出力端子4cからのマスクパルスc、(d)はカウン
ター14のし出力端子14aからのBGパルスd、(f)はア
ンド回路15からのシンク前縁信号f、(e1)はRSフリッ
プフロップの出力e1、(e2)はAFC基準パルスe2であ
る。
第2図において、第2図(a1)に示す複合同期信号a1
はアップダウンカウンター11に入力され、これが“H"の
間アップカウントされてTS後に出力a2を“H"とし、入力
a1が“L"になるとダウンカウントされるが、出力a2は一
回目のダウンカウントと同時に“L"になる。このカウン
ター11の出力a2が従来の複合同期信号の代わりとなる。
これにより、カウンター11の出力端子11aの出力は、第
2図(a2)に示すように、シンク前縁よりTS後に立上
る。これにより、Dフリップフロップ1の出力端子Qか
らは、シンク前縁よりTS後に細いパルス(第2図(b)
参照)が出力される。従って、シンク前縁よりTS後にカ
ウンター14がリセットされる。ここで、カウンター14が
リセットされてからBGパルスが立上がるまでの期間をT
B1とすると、TB1+TS=TBとなるように設定しておけ
ば、出力端子14aから従来の正常な場合と同様のBGパル
スが出力される。一方、カウンター14の出力端子14cか
らのマスクパルスcは、第2図(C)に示すように、シ
ンク前縁よりTS後に立下がり、この立下がりから3/4Hの
期間“L"となる。RSフリップフロップ2の出力端子Qか
らの出力e1は、第2図(e1)に示すように、シンク前縁
よりTS後に立上り、シンク前縁より約1/2H後に立下が
る。そして、複合同期信号a1とカウンター11の反転出力
の論理積fは、第2図(f)に示すように、シンク前縁
部のみ“H"出力となり、これとRSフリップフロップ2の
出力e1との論理和e2が、第2図(e2)に示すように、従
来の正常な場合と同様のAFC基準パルスとなる。
次に、同期入力a1にノイズが混入されたとする。ノイ
ズパルスの幅は狭くTS以下であればカウンター11からの
出力が“H"になる前にアップカウントからダウンカウン
トに移るので、このノイズは無視されることになる。こ
のため、このノイズはBGパルスd、RSフリップフロップ
の出力e1に影響を与えないので、AFC基準パルスe2に影
響を与えることがなく、従来のようにパルスのタイミン
グが乱れることがない。
なお、ノイズ除去性を高めるためにはアップカウント
に比べてダウンカウントを速く進めればよい。また、カ
ウンター11の出力a2には、等価パルスにより形成された
パルスを出力するが、マスクパルスcのマスク期間に入
るため、Dフリップフロップ1の出力(リセットパルス
b)に影響を与えない。
ここで、複合同期信号a1に等価パルスが入っている場
合、アンド回路15からこの等価パルスの前縁信号が出力
される(第2図(f)参照)。AFC基準パルス後縁は、
等価パルスの無い場合に対して遅れた位置(第2図
(e2)参照)に現われるが、AFC基準パルスは立上り位
置のみが重要であり、立下りが少し遅れても問題はな
い。
また、ノイズが複合同期信号a1に入っている場合、そ
のままノイズがオア回路16の出力(第2図e2参照)に現
われるが、AFC基準パルスe2は後段の検波器にて速度検
波に用いられるときに平滑化されるため、もともとパル
ス幅が短いノイズは問題にならない。
第3図はアップカウントに対してダウンカウントの速
さを2倍にした第2図のアップダウンカウンター11の回
路図である。
第3図において、アップダウンカウンター11は、Dフ
リップフロップ21,22,23を所定のアンド回路とオア回路
を介して接続して構成される。さらに詳しく説明する
と、アンド回路31には複合同期信号a1、Dフリップフロ
ップ21の反転出力及び後述するアンド回路41からの出力
を反転した信号を入力する。アンド回路31の出力はDフ
リップフロップ21のD端子に入力する。Dフリップフロ
ップ21のクロック端子CKには複合同期信号a1を供給し、
出力端子Qから第1のパルス信号gを出力する。アンド
回路32には複合同期信号a1とDフリップフロップ21の出
力パルス信号gとを入力する。アンド回路32の出力はオ
ア回路51の一方の入力端に入力する。アンド回路33には
複合同期信号a1を反転した信号と後述するアンド回路40
の出力を反転して入力する。アンド回路33の出力はオア
回路51の他方の入力端に入力する。オア回路51の出力は
アンド回路34の一方の入力端に入力すると共に反転され
てアンド回路35の一方の入力端に入力する。アンド回路
34には他方の入力端にDフリップフロップ22の反転出力
を入力する。アンド回路34の出力はオア回路52の一方の
入力端に入力する。アンド回路35には他方の入力端にD
フリップフロップ22の反転出力を反転して入力する。ア
ンド回路35の出力はオア回路52の他方の入力端に入力す
る。オア回路52の出力はDフリップフロップ22のD端子
に入力する。Dフリップフロップ22のクロック端子CKに
は、クロック信号を入力し、出力端子Qから第2のパル
ス信号hを出力する。アンド回路36には複合同期信号a1
とDフリップフロップ21の出力パルス信号gとDフリッ
プフロップ22の出力パルス信号hとを入力する。アンド
回路36の出力はオア回路53の一方の入力端に入力する。
アンド回路37には複合同期信号a1を反転した信号と後述
するアンド回路40の出力を反転した信号とDフリップフ
ロップ22の反転出力を入力する。アンド回路37の出力は
オア回路53の他方の入力端に入力する。オア回路53の出
力はアンド回路38の一方の入力端に入力すると共に反転
されてアンド回路39の一方の入力端に入力する。アンド
回路38の他方の入力端にはDフリップフロップ23の反転
出力を入力する。アンド回路38の出力はオア回路54の一
方の入力端に入力する。アンド回路39の他方の入力端に
はDフリップフロップ23の反転出力を反転して入力す
る。アンド回路39の出力はオア回路54の他方の入力端に
入力する。オア回路54の出力はDフリップフロップ23の
D端子に入力する。Dフリップフロップ23のクロック端
子CKにはクロック信号を入力する。アンド回路40にはD
フリップフロップ21の出力パルス信号gとDフリップフ
ロップ23の出力パルス信号iとをともに反転して入力す
る。アンド回路41にはDフリップフロップ21の出力パル
ス信号gとDフリップフロップ23の出力パルス信号iと
を入力する。アンド回路41からの出力が、カウンター11
の出力端子11aの出力となっている。
第4図は第3図に示したアップダウンカウンター11の
動作を示すタイミングチャートであり、(a1)は入力さ
れる複合同期信号a1、(g)はDフリップフロップ21の
出力端子Qからの出力g、(h)はDフリップフロップ
22の出力端子Qからの出力h、(i)はDフリップフロ
ップ23の出力端子Qからの出力i、(a2)はアップダウ
ンカウンター11の出力a2を示している。
第4図に示されるように、複合同期信号a1が4クロッ
ク以上“L"のときDフリップフロップ21,22,23の出力g,
h,iは“L"の状態である。複合同期信号a1が“H"になる
と。Dフリップフロップ21,22,23からなる3ビットのカ
ウンターは(0,0,0)よりアップカウントを始め、クロ
ックが6コで(0,1,1)に達したとき、カウンター11の
出力a2が“H"になると共にDフリップフロップ21の出力
gは“L"のままでカウントを停止する。そして、次のク
ロックで出力g,h,i,a2をホールドしている。次に同期信
号a1が“L"になるとDフリップフロップ21は出力“L"の
ままでDフリップフロップ22,23からなる2ビットのカ
ウンターが(1,1)からダウンカウントを始める。これ
はクロックが3コで(0,0)に達すると再びカウントを
停止する。そして、次のクロックで出力g,h,i,a2をホー
ルドしている。また、カウンター11の出力a2はダウンカ
ウントを始めた直後のクロックで“L"になる。このよう
に、ダウンカウントの方がアップカウントより2倍速い
ため複数のノイズによりカウントが進む確率が非常に小
さくなる。従って、従来のシンク信号のときのみにカウ
ンター11よりパルスが出力されるようになる。
もちろん、このアップダウンカウンター11は多くのバ
リエーションが考えられる。また入力信号として、すで
に等価パルスを除去された同期信号でも良い。
[発明の効果] 以上述べた様にこの発明によれば、複合同期信号にノ
イズがある場合にもパルス発生回路のパルスタイミング
が乱されることなく安定な各種パルスを出力することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るパルス発生回路の一実施例を示す
回路図、第2図は第1図のパルス発生回路の動作を示す
タイミングチャート、第3図は第2図のアップダウンカ
ウンターの回路図、第4図は第3図のカウンター回路の
カウント動作を示すタイミングチャート、第5図は従来
のパルス発生回路を示す回路図、第6図は第1図のパル
ス発生回路の動作を示すタイミングチャートである。 1……Dフリップフロップ, 2……RSフリップフロップ, 11……アップダウンカウンター,14……カウンター, 15……アンド回路,16……オア回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複合同期信号を入力し、その複合同期信号
    のパルス前縁でクロック信号をアップカウントし、所定
    時間カウントすると出力信号がハイレベルになり、また
    複合同期信号のパルス後縁でクロック信号をダウンカウ
    ントし、所定期間カウントすると出力信号がローレベル
    になり、前縁,後縁がカウント期間だけ遅延したパルス
    を出力する第1のカウンターと、 この第1のカウンターからのパルスが入力され、該パル
    スにおけるシンク部分以外のパルスをマスクし、シンク
    部分の前縁に同期したパルスを出力する第1のパルス発
    生回路と、 この第1のパルス発生回路からのパルスによってリセッ
    トされ、前記クロック信号を所定の第1の期間及び第2
    の期間カウントしたときそれぞれハイレベルになるリセ
    ット用パルス及び前記第1のパルス発生回路のマスク期
    間を決定するためのマスク用パルスを発生する第2のカ
    ウンターと、 前記第1のパルス発生回路からの出力パルスの前縁に同
    期してハイレベルになり、前記第2のカウンターからの
    リセット用パルスの前縁に同期してローレベルになるパ
    ルスを発生する第2のパルス発生回路と、 前記第1のカウンターからの出力信号を反転した信号と
    入力される前記複合同期信号との論理積を取るアンド回
    路と、 前記第2のパルス発生回路の出力信号と前記アンド回路
    の出力信号との論理和を取るオア回路とを具備したこと
    を特徴とするパルス発生回路。
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