JP3322992B2 - フィールド判別回路 - Google Patents

フィールド判別回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インターレースされた
テレビ映像信号のフィールド判別に用いて好適なフィー
ルド判別回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、液晶小型テレビの外観図であ
る。この液晶小型テレビ1は、5インチ前後の液晶表示
部1aと外枠1b、また液晶表示部1aを駆動する回路
が装着されたプリント配線板1cによって構成されてい
る。このプリント配線板1cは、液晶表示部1aの裏側
にこの液晶表示部1aと対向して設けられている。図示
するように液晶表示部1aが非常に小型なため、上記プ
リント配線板1cの外形サイズおよび高さ方向の寸法は
厳しく制限される。また、プリント配線板1cには、チ
ューナー回路、音声回路、映像信号を構成する輝度信号
処理回路および色信号処理回路、液晶表示回路等、多数
の回路が実装される。
【0003】ところで、上記液晶小型テレビに表示する
画像は、テレビ映像信号によって構成されている。周知
のように、NTSC(National Television System Com
mittee)方式あるいはPAL(Phase Alternation by L
ine)方式等のテレビ映像信号は、画像の撮像時に飛び
越し走査を行っているため、第1フィールドと第2フィ
ールドによって1枚の画像を構成する。そして、この第
1フィールドと第2フィールドを判別する回路にフィー
ルド判別回路があり、液晶小型テレビにおいては、上述
する事情からフィールド判別回路についても可能な限り
構成部品を小型化して、プリント配線板1c上の実装面
積をせまく抑える必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来、このフ
ィールド判別回路は、ディスクリート部品を多用したア
ナログ積分回路と市販されているフィールド判別専用I
Cを組み合わせて構成されていた。このため、フィール
ド判別回路の実装面積を抑えることに限界があり、かつ
アナログ積分回路を使用しているため回路の特性が温度
の影響を受け易いという問題があった。
【0005】本発明は上述する問題点に鑑みてなされた
もので、フィールド判別回路の実装面積を抑えることが
可能で、かつ温度変化に対して安定な動作をするフィー
ルド判別回路の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のフィール
ド判別回路は、NTSC方式に準拠した負極性の複合同
期信号を入力とし、当該複合同期信号内の水平同期信号
の立ち下がり時刻に対して0.75H後に立ち上がる水
平同期パルスを形成して出力すると共に、該水平同期パ
ルスに同期し、かつ、該水平同期パルスの2倍の周波数
のパルス信号を出力するパルス発生回路と、前記複合同
期信号に含まれる垂直同期信号の発生タイミング以後最
初に前記水平同期パルスが立ち上がる時点を検出する検
出手段と、該検出手段が検出信号を出力した時点以降前
記パルス信号を計数し、その計数値がに達した時点で
信号を出力する計数手段と、該計数手段から信号が出力
された時点で前記複合同期信号が”L”レベルであると
きは垂直同期信号期間であると判断し、”H”レベルで
あるときには等化パルス期間であると判断してフィール
ド判別信号を出力するフィールド判別手段とを具備して
なることを特徴とする。
【0007】請求項2記載のフィールド判別回路は、請
求項1記載のフィールド判別回路において、前記検出手
段が、負極性の複合同期信号を反転させるインバータ
と、該インバータの出力信号と前記水平同期パルスとの
論理積信号を出力するアンドゲートと、該論理積信号を
入力として前記複合同期信号に含まれる垂直同期信号の
発生タイミング以後最初に前記水平同期パルスが発生す
る時点を検出するラッチ回路とを具備してなることを特
徴とする。
【0008】
【0009】
【作用】テレビ映像信号に含まれる垂直同期信号と水平
同期信号は、第1フィールドと第2フィールドで位相が
異なっている。請求項1あるいは2記載のフィールド判
別回路は、この位相差を利用してフィールド検出を行
う。すなわち、上記検出手段は、垂直同期信号の発生タ
イミング以後、最初に水平同期パルスが発生する時点を
検出する。上述した位相差があるため、この検出手段に
よる検出結果が第1、第2フィールドで異なってくる。
この結果、上記検出手段から検出信号が出力された後、
一定時間経過して上記計数手段から信号が出力される時
点における複合同期信号のレベルが第1、第2フィール
ドで異なったレベルとなり、フィールド検出が可能とな
る。
【0010】
【実施例】図1から図3を参照して、本発明によるフィ
ールド判別回路をNTSC方式に準拠したテレビ映像信
号について応用した場合について説明する。なお、図1
は本実施例によるフィールド判別回路の回路図、図2は
第1フィールドの検出動作を示すタイミングチャート、
図3は第2フィールドの検出動作を示すタイミングチャ
ートである。
【0011】図1において、符号aはテレビ映像信号か
ら分離された負極性の複合同期信号Aが印加される端子
である。図2に示す複合同期信号Aは、第1フィールド
の垂直ブランキング期間の近傍の波形を表しており、図
3に示す複合同期信号Aは、第2フィールドの垂直ブラ
ンキング期間の近傍の波形を表している。これらの図に
示すように、複合同期信号Aは、1水平期間(以下、1
Hと略記する)毎に並ぶ水平同期信号A1と3Hに相当
するパルス幅の垂直同期信号A2によって構成されてい
る。垂直同期信号A2には、0.5H間隔にセレーショ
ンA3が挿入されており、垂直同期信号A2の前後には、
0.5H間隔で等価パルスA4が挿入されている。
【0012】パルス発生器10は、端子aに入力された
複合同期信号Aから水平同期信号成分のみを検出し、複
合同期信号Aの水平同期信号A1の立ち下がり時刻t6に
対して0.75H後に立ち上がる1H間隔の水平同期パ
ルスBと、この水平同期パルスBに同期し、かつ周期が
0.5HのクロックパルスCを出力する。
【0013】ここで、第1フィールドにおける水平同期
パルスBの立ち上がりに対する垂直同期信号A2の立ち
下がりからの遅れ時間T1は0.75Hとなり、一方、
第2フィールドにおける水平同期パルスBの立ち上がり
に対する垂直同期信号A2の立ち下がりからの遅れ時間
T2は0.25Hとなる。
【0014】インバータ11は、複合同期信号Aを反転
して正極性の複合同期信号Dを出力する。アンドゲート
12は、この正極性の複合同期信号Dと水平同期パルス
Bのアンドをとることによってパルス信号E(図2、図
3参照)を形成し、出力する。ラッチ回路13は、パル
ス信号Eの立ち上がり時点で端子Dの信号”H”を読み
込み、信号F(図2、図3参照)として出力する。そし
て、次に説明するカウンタ14の出力するリセットパル
ス(図示略)により時刻t5においてリセットされる。
【0015】カウンタ14は、この信号Fとクロックパ
ルスCを入力とし、信号Fが時刻t1で立ち上がるとク
ロックパルスCのカウントを開始する。そして、クロッ
クパルスCを5つカウントすると、クロックパルスCの
半周期分に相当するパルス幅のパルス信号Gを出力し、
次いでリセットされる。D−FF(ディレイ・フリップ
フロップ)15は、上記パルス信号Gの立ち上がりタイ
ミングにおいて端子Dの複合同期信号Aを読み込み、フ
ィールド検出信号FD(図2、図3参照)として出力す
る。
【0016】以上の構成において、第1フィールドで
は、図2に示すように、垂直同期信号A2の立ち下がり
時刻t0より時間T1(0.75H)遅れて信号Fが立ち
上がり、一方、第2フィールドでは、図3に示すよう
に、垂直同期信号A2の立ち下がり時刻t0より時間T2
(0.25H)遅れて信号Fが立ち上がる。この結果、
第1フィールドでは、パルス信号Gが立ち上がった時点
で複合同期信号Aが”H”レベルにあり、第2フィール
ドでは、パルス信号Gが立ち上がった時点で複合同期信
号Aが”L”レベルにある。したがって、フィールド検
出信号FDは、第1フィールドにおいて”H”、第2フ
ィールドにおいて”L”となり、フィールド検出が可能
となる。
【0017】上記構成のフィールド判別回路によれば、
抵抗あるいはコンデンサ等のディスクリート部品を使用
せずにデジタル回路のみでフィールド判別回路を構成す
ることができる。このことによって、以下のような効果
が得られる。 (1)1つのASIC(特定用途向け集積回路)として
回路を構成することができるので部品点数を減らし、プ
リント配線板上の実装面積を抑えることが可能であると
共に、低消費電力化が可能である。 (2)周囲温度の変化に対して回路動作が安定になる。 (3)回路動作が電源電圧の影響を受けにくい。
【0018】なお、上記フィールド判別回路の構成で
は、クロックパルスの周期を0.5Hとしたが、このク
ロックパルスの周期は、0.5H以下であれば他の周期
でも良い。ただし、この場合、クロックパルスの周期の
変更によりパルス信号Gを出力する計数値を変更する必
要がある。
【0019】また、本発明によるフィールド判別回路
は、PAL方式のテレビ映像信号に応用することも可能
である。ただし、この場合、カウンタ14の計数値の変
更が必要となる。
【0020】
【発明の効果】本発明に係わるフィールド判別回路は、
ディスクリート部品を多用したアナログ積分回路を使用
しないので、プリント配線板上の実装面積を抑え、これ
によって液晶小型テレビの小型化を実現することができ
る。また、低消費電力化が可能であると共に周囲温度あ
るいは電源電圧の変動に対して安定な動作が得られるた
め、液晶小型テレビの動作性能を向上することが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフィールド判別回路の回路図であ
る。
【図2】本発明によるフィールド判別回路の第1フィー
ルドの検出動作を説明するタイミングチャートである。
【図3】本発明によるフィールド判別回路の第フィー
ルドの検出動作を説明するタイミングチャートである。
【図4】液晶小型テレビの外観の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 パルス発生器 11 インバータ 12 アンドゲート 13 ラッチ回路 14 カウンタ 15 D−FF
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−77280(JP,A) 特開 平2−25171(JP,A) 特開 昭63−124684(JP,A) 特開 平2−158278(JP,A) 特開 平3−127557(JP,A) 特開 平4−241578(JP,A) 特開 平4−369175(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/04 - 5/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 NTSC方式に準拠した負極性の複合同
    期信号を入力とし、当該複合同期信号の水平同期信号の
    立ち下がり時刻に対して0.75H後に立ち上がる水平
    同期パルスを形成して出力すると共に、該水平同期パル
    スに同期し、かつ、該水平同期パルスの2倍の周波数に
    設定されたパルス信号を出力するパルス発生回路と、 前記複合同期信号に含まれる垂直同期信号の発生タイミ
    ング以後最初に前記水平同期パルスが立ち上がる時点を
    検出する検出手段と、 該検出手段が検出信号を出力した時点以降、前記パルス
    信号を計数し、その計数値がに達した時点で信号を出
    力する計数手段と、 該計数手段から信号が出力された時点で前記複合同期信
    号が”L”レベルであるときは垂直同期信号期間である
    と判断し、”H”レベルであるときには等化パルス期間
    であると判断してフィールド判別信号を出力するフィー
    ルド判別手段と、 を具備してなるフィールド判別回路。
  2. 【請求項2】 前記検出手段が、負極性の複合同期信号
    を反転させるインバータと、該インバータの出力信号と
    前記水平同期パルスとの論理積信号を出力するアンドゲ
    ートと、該論理積信号を入力として前記複合同期信号に
    含まれる垂直同期信号の発生タイミング以後最初に前記
    水平同期パルスが発生する時点を検出するラッチ回路
    と、 を具備してなることを特徴とする請求項記載のフィー
    ルド判別回路。
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