JP2006319744A - プルダウン映像検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 2−2プルダウン方式から他の方式へ映像の種類が切り替わったときにプルダウン判定から離脱しやすいプルダウン検出装置を提供する。
【解決手段】 プルダウン映像検出装置100は、隣接フィールド相関判定部1から出力される2フィールド分の相関判定信号から相関パターン生成部2で生成される相関パターンを判定用パターンと比較してプルダウンパターン検出部3が判定保留信号を出力してプルダウン映像検出部4が2−2−プルダウン映像検出信号の出力保持状態になっているときに、チャプターチェンジ検出部5からチャプターチェンジ検出信号が出力されると、離脱感度調整部6がプルダウン映像検出部4の2−2−プルダウン映像検出信号の出力保持状態からの離脱感度を高める。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プルダウン映像検出装置に関し、特に2−2プルダウン方式で生成された映像を検出するプルダウン映像検出装置に関する。
テレビジョン放送信号やビデオディスク再生信号には、映画フィルムの映像やコンピュータグラフィックス(CG)で作成された映像をテレシネ変換と呼ばれる処理でテレビジョン信号に変換した映像信号が多々含まれていることがある。このテレシネ変換の1つに2−2プルダウン方式があり、毎秒30フレームのCG映像を毎秒60フィールドの飛び越し走査のNTSC標準テレビジョン信号に変換する方式として用いられている。
この2−2プルダウン方式では、1つのフレーム(コマ)のCG映像を飛び越し走査映像の連続する2フィールドの画像へ変換することが行われる。すなわち、Aというコマの映像に対してA1、A2という連続する2フィールドの画像が生成されるとすると、A、B、C、Dというコマの並びに対してA1、A2、B1、B2、C1、C2、D1、D2という並びのフィールド画像が生成される。
一方、近年、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイの普及に伴い、ビデオ信号処理では、飛び越し走査信号を順次走査信号に変換する順次走査線変換処理が必要とされている。
この順次走査線変換処理では、フレーム間の動き検出結果にしたがって、現フィールドが「動画」の場合は現フィールドの画像から補間走査線画像を生成し、「静止画」の場合は前フィールドの画像を補間走査線画像とすることが行われる。
このような順次走査線変換処理は、各フィールドの映像のサンプリング時刻が異なることを前提とする処理のため、2-2プルダウン方式で生成された映像のように同一サンプリング時刻の1コマが別々のフィールドとして異なる時刻に分けられて伝送される映像が入力された場合、順次走査線変換処理で生成された画像に劣化が生じることがある。
そこで、このような問題の発生を避けるため、2−2プルダウン方式で生成された映像に対しては通常のテレビジョン信号とは異なる順次走査線変換処理を行うこととし、そのために、入力された映像が2−2プルダウン方式で生成された映像であるかどうかを検出する2−2プルダウン検出装置を設けることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
このプルダウン検出装置では、フィールド間の画素値の差分値を検出して画素間の相関を判定し、相関「あり」、「なし」発生の規則性(相関パターン)の判定に基づいて2−2プルダウン方式で生成された映像であるかどうかを検出している。
しかし、このようなプルダウン検出装置で2−2プルダウンを検出できるかどうかは絵柄に依存するため、常に2−2プルダウンを検出できるわけではない。そこで、間歇的に検出したプルダウン情報で位相情報が書き込まれ、明らかなプルダウン外れの情報がない限り自走する位相カウンタを設け、安定した2−2プルダウン判定が行われるようにされている。
このようなプルダウン検出装置のプルダウン検出感度には、引き込み感度と離脱感度とがあり、従来、多数の絵柄で両感度のトレードオフを図るように設定されていた。そのため、離脱感度が低く設定されている場合、2−2プルダウン映像から通常の映像に変わっても、プルダウン判定からの離脱が遅いため、その後の順次走査線変換画像に画質劣化が生じるという問題があった。
例えば、ビデオディスクの映像などで、2−2プルダウン方式の映像のチャプターが静かにフェードアウトして黒画面がしばらく続いた後に、通常のビデオ映像でかつ静止画である次のチャプターへの場面転換があった場合、明らかなパターン外れが検出できないので2−2プルダウン判定が継続してしまう。そのため、通常のビデオ映像に対して、2−2プルダウン方式映像用の順次走査線変換処理が続行されるという問題が生じる。
また、2−2プルダウン判定状態の後にシーンチェンジにて、2−2プルダウン映像であっても編集によりシーケンスがずれた静止画シーンに変わったとすると、変化したプルダウンシーケンスに自走状態の位相カウンタが追従せず、位相の誤りによって斜め線がギザギザに見える現象(ジャギー)が発生し、画質の劣化が生じる。
上述したように、従来の2−2プルダウン映像検出用プルダウン検出装置では、チャプターチェンジなどで明らかに映像の種類が変わっても直前のプルダウン判定が保持されたままであるために、後続の映像の順次走査線変換後の画像に画質の劣化が生じるなどの問題が発生していた。
特開2004−242196号公報 (第7−8ページ、図2)
そこで、本発明の目的は、2−2プルダウン方式で生成された映像から他の方式の映像に映像の種類が切り替わったときにプルダウン判定からの離脱を早くすることのできるプルダウン検出装置を提供することにある。
本発明の一態様によれば、入力映像信号の現フィールドと1フィールド前の画像データの差分値に基づいて隣接フィールド間の相関をフィールドごとに判定して相関判定信号を出力する隣接フィールド相関判定手段と、連続する少なくとも2フィールド分の前記相関判定信号を一時記憶して1組の相関パターンとして出力する相関パターン生成手段と、前記相関パターンを予め用意されたプルダウン判定用パターンと比較してプルダウンパターン検出信号または非プルダウンパターン検出信号、もしくは判定保留信号のいずれかを出力するプルダウンパターン検出手段と、前記プルダウンパターン検出信号が所定回数以上連続して出力されるとプルダウン映像検出信号の出力を開始し、その後に前記判定保留信号が出力されても予め設定された離脱条件が満たされるまでは前記プルダウン映像検出信号の出力を保持するプルダウン映像検出手段と、前記入力映像信号の非連続性を検出して非連続映像検出信号を出力する非連続映像検出手段と、前記プルダウンパターン検出手段が前記判定保留信号を出力しているときに前記非連続映像検出手段が前記非連続映像検出信号を出力したときは、前記プルダウン映像検出信号の出力を保持する状態から離脱しやすくするように前記プルダウン映像検出手段の離脱感度を高める離脱感度調整手段とを具備することを特徴とするプルダウン映像検出装置が提供される。
本発明によれば、2−2プルダウン方式で生成された映像から他の方式の映像に映像の種類が切り替わったときにプルダウン判定からの離脱を早くすることができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るプルダウン映像検出装置の構成の例を示すブロック図である。
本実施例のプルダウン映像検出装置100は、入力された映像信号の隣接フィールド間の相関をフィールドごとに判定して相関判定信号を出力する隣接フィールド相関判定部1と、連続する2フィールド分の相関判定信号をシフトレジスタ21、22に一時記憶して2ビットの相関パターンとして出力する相関パターン生成部2と、比較部31に入力された相関パターンを判定用パターン格納部32に格納された判定用パターンと比較してプルダウンパターン検出信号または非プルダウンパターン検出信号、もしくは判定保留信号のいずれかを出力するプルダウンパターン検出部3と、プルダウンパターン検出信号が予め設定された回数以上連続して入力されると2−2プルダウン映像検出信号の出力を開始するプルダウン映像検出部4と、入力された映像信号の非連続性を検出して非連続検出信号を出力する、例えば、入力された映像信号が示す非連続性の1つとしてチャプターの切り替わりを検出するとチャプターチェンジ検出信号を出力するチャプターチェンジ検出部5と、判定保留信号とチャプターチェンジ検出信号が入力されてプルダウン映像検出部4の離脱感度を調整する離脱感度調整部6とを有する。
隣接フィールド相関判定部1は、入力された飛び越し走査の映像信号を約1フィールド期間遅延させるフィールド遅延部11と、現フィールドの映像信号の不要な垂直高域成分を除去する垂直LPF12と、フィールド遅延部11で遅延された1フィールド前の映像信号の不要な垂直高域成分を除去する垂直LPF13と、不要な垂直高域成分を除去された現フィールドの画像データおよび1フィールド前の画像データの間の画素値の差を同一水平位置の画素ごとに取って差分値を出力する差分器14と、差分器14から出力された差分値の絶対値を取得し絶対差分値を出力する絶対値取得部15と、画素ごとの絶対差分値を差分基準値と比較して画素ごとに比較結果を出力する比較部16と、差分基準値以上の絶対差分値を有する画素の1フィールド期間中の総数を計数して非相関画素数として出力する累積加算部17と、非相関画素数を相関判定基準値と比較して相関判定信号を出力する比較部18とを有する。
比較部18からは、非相関画素数が相関判定基準値より少なければ相関判定信号として“0”が出力され、非相関画素数が相関判定基準値以上あれば相関判定信号として“1”が出力される。
すなわち、隣接フィールド相関判定部1は、入力された飛び越し走査の映像信号の現フィールドと1フィールド前の画像データが殆ど同じであれば相関判定信号“0”を出力し、現フィールドと1フィールド前の画像データに違いがあれば相関判定信号“1”を出力する。
相関パターン生成部2は、隣接フィールド相関判定部1から入力された相関判定信号を2ビットのシフトレジスタSR21、SR22に一時記憶し、シフトレジスタSR21、SR22からパラレルに2ビットの相関パターンを出力する。したがって、相関パターン生成部2は、“01”、“10”、“11”、“00”の4通りの相関パターンの中のいずれかの相関パターンを出力する。
プルダウンパターン検出部3は、比較部31が相関パターン生成部2から入力された相関判定信号を判定用パターン格納部32に格納された“01”、“10”、“11”、“00”の4通りの判定用パターンと比較し、相関パターンが判定用パターン“01”または“10”と一致したときはプルダウンパターン検出信号を出力し、相関パターンが判定用パターン“11”と一致したときは非プルダウンパターン検出信号を出力し、相関パターンが判定用パターン“00”と一致したときは判定保留信号を出力する。
プルダウン映像検出部4は、プルダウンパターン検出部3から入力されたプルダウンパターン検出信号、非プルダウンパターン検出信号および判定保留信号に基づいて、2−2プルダウン映像検出信号の出力を制御する。
このプルダウン映像検出部4は、導入回数しきい値と保持回数しきい値を有している。これは、偶発的な原因でプルダウンパターン検出部3の出力に単発的な変化があっても、直ちに2−2プルダウン映像検出信号が変化することがないようにするためのものである。
すなわち、プルダウンパターン検出信号が導入回数しきい値以上の回数連続して入力されたときに初めて、プルダウン映像検出部4は2−2プルダウン映像検出信号の出力を開始する。また、一旦2−2プルダウン映像検出信号の出力を開始すると、その後プルダウンパターン検出信号が入力されずに判定保留信号が入力される場合は、判定保留信号の入力回数が保持回数しきい値よりも少ない間は、2−2プルダウン映像検出信号の出力状態を保持する。そして、判定保留信号の入力回数が保持回数しきい値以上になったときに2−2プルダウン映像検出信号の出力保持状態から離脱する。
また、プルダウンパターン検出部3から非プルダウンパターン検出信号が入力されたときは、2−2プルダウン映像検出信号は出力されない。
チャプターチェンジ検出部5は、映像信号の有効領域1画面中の黒レベルの画素の個数を計数する黒画素カウンタ51と、映像信号の有効領域1画面中の白レベルの画素の個数を計数する白画素カウンタ52と、黒画素カウンタ51の計数値が1画面の画素総数と等しいかどうかを比較する比較部53と、白画素カウンタ52の計数値が1画面の画素総数と等しいかどうかを比較する比較部54と、比較部53または比較部54からの一致出力が数秒間続いて入力されたらチャプターチェンジ検出信号を出力する判定部55とを有する。
離脱感度調整部6は、プルダウンパターン検出部3から判定保留信号が出力されているときに、チャプターチェンジ検出部5からチャプターチェンジ検出信号が出力された場合、このプルダウン映像検出部4の保持回数しきい値を下げるように保持回数しきい値の設定を変更する。これにより、プルダウン映像検出部4が2−2プルダウン映像検出信号の出力状態であるときに、それまでより少ない判定保留信号の入力で2−2プルダウン映像検出信号の出力留状態から離脱する。すなわち、この場合、離脱感度調整部6の調整により、プルダウン映像検出部4の離脱感度が高められたことになる。
次に、本実施例のプルダウン映像検出装置100の動作について説明する。
図2は、2−2プルダウン映像と、この2−2プルダウン映像が入力されたときに隣接フィールド相関判定部1から出力される相関判定信号および相関パターン生成部2から出力される相関パターンとの関係を示す図である。
図2では、毎秒30フレームのCG映像の各フレームをA、B、C、Dとして、2−2プルダウン方式で各フレームから生成された毎秒60フィールドの飛び越し走査の映像(2−2プルダウン映像)を順次A1、A2、B1、B2、C1、C2、D1、D2とする。また、CG映像のフレームAとBは動画とし、フレームCとDは連続する静止画とする。
このような2−2プルダウン映像が隣接フィールド相関判定部1に入力されると、隣接フィールド相関判定部1は、隣接するフィールド間、すなわちフィールドA1とA2、A2とB1、B1とB2、B2とC1、C1とC2、C2とD1、D1とD2との間の相関判定をそれぞれ行う。
このとき、フィールドA1とA2は同じフレームAの画像から生成されているためフィールド間の画像データの相関が極めて高く、このフィールド間では相関判定信号“0”が出力される。
一方、フィールドA2とB1は異なるフレームAとBからのフィールド画像であり、かつフィールドA2とB1が動画であるため、フィールドA2とB1との間では画像データの違いが大きく、このフィールド間では相関判定信号“1”が出力される。
続くフィールドB1とB2の相関判定では、フィールドB1とB2が同じフレームBの画像から生成されているため、相関判定信号“0”が出力される。
このように連続する動画のフレームから生成された2−2プルダウン映像の場合、隣接フィールド相関判定部1からは相関判定信号“0”、“1”が交互に出力される。
したがって、この場合、相関パターン生成部2からは相関パターン“01”、“10”が交互に出力される。
ところが、フレームC、Dのように静止画が連続する場合、CG映像のフレームが異なっても画像が同じであるため、フレームCから生成したフィールドC2の画像データとフレームDから生成したフィールドD1の画像データの相関が極めて高くなり、フィールドC2とD1の間の相関判定では相関判定信号“0”が出力される。
そのため、フィールドC1とC2、C2とD1、D1とD2の間の相関判定で出力される相関判定信号は、“0”、“0”、“0”となる。すなわち、2−2プルダウン映像が連続する静止画のフレームから生成された場合、隣接フィールド相関判定部1からは相関判定信号“0”が連続して出力される。
したがって、この場合、相関パターン生成部2からは相関パターン“00”が連続して出力される。
これに対して、図3に、通常の飛び越し走査映像と、この飛び越し走査映像が入力されたときに隣接フィールド相関判定部1から出力される相関判定信号および相関パターン生成部2から出力される相関パターンとの関係を示す。
図3では、毎秒60フィールドの飛び越し走査の映像のフィールドを順次E1、E2、F1、F2、G1、G2、H1、H2とし、フィールドE1とE2、フィールドF1とF2、フィールドG1とG2、フィールドH1とH2で構成されるフレームをそれぞれフレームE、F、G、Hとする。また、フレームEとFは動画とし、フレームGとHは連続する静止画とする。
このような通常の飛び越し走査の映像が隣接フィールド相関判定部1に入力されると、隣接フィールド相関判定部1は、隣接するフィールド間、すなわちフィールドE1とE2、E2とF1、F1とF2、F2とG1、G1とG2、G2とH1、H1とH2との間の相関判定をそれぞれ行う。
このとき、フレームEおよびFは動画であるため、同じフレームの中であってもフィールドE1とE2の間、およびフィールドF1とF2の間には画像の動きがあり、それぞれの相関判定信号は“1”となる。
そのため、通常の飛び越し走査の映像の連続する動画フレームを構成するフィールド間に対しては、隣接フィールド相関判定部1からは相関判定信号“1”が連続して出力される。
したがって、この場合、相関パターン生成部2からは相関パターン“11”が連続して出力される。
一方、フレームG、Hのように同じ画像の静止画フレームが連続する場合、フレームが異なっても画像が同じであるため、フレームGを構成するフィールドG1、G2およびフレームHを構成するフィールドH1、H2の画像データは極めて相関が高く、フィールドG1とG2、G2とH1、H1とH2との間の相関判定では相関判定信号“0”がそれぞれ出力される。すなわち、通常の飛び越し走査映像の場合も、連続する静止画のフレームを構成するフィールドに対しては、隣接フィールド相関判定部1からは相関判定信号“0”が連続して出力される。
したがって、この場合も連続する静止画のフレームから生成された2−2プルダウン映像の場合と同様、相関パターン生成部2からは相関パターン“00”が連続して出力される。
そこで、プルダウンパターン検出部3の判定用パターン格納部32に判定用パターンとして“01”、“10”、“11”、“00”の4通りのパターンを格納しておく。
プルダウンパターン検出部3の比較部31は、この判定用パターンと相関パターン生成部2から出力された相関パターンとを比較し、その比較結果に基づいて、相関パターン生成部2から出力された相関パターンが「2−2プルダウン映像」から生成されたものかどうかを判定する。
図4は、判定用パターン格納部32に格納された判定用パターンと、各判定用パターンと相関パターン生成部2から出力された相関パターンが一致したときに比較部31で下される判定との関係を示した図である。
すなわち、判定用パターン“01”または“10”と一致したとき、相関パターンは「2−2プルダウン映像」から生成されたものと判定する。このとき、パターン検出部3はプルダウンパターン検出信号を出力する。
また、判定用パターン“11”と一致したときは、相関パターンは「非2−2プルダウン映像」から生成されたものと判定する。このとき、パターン検出部3は非プルダウンパターン検出信号を出力する。
一方、判定用パターン“00”と一致したときは、相関パターン“00”が「2−2プルダウン映像」、「非2−2プルダウン映像」のいずれからも生成され得るので、比較部31は判定を「保留」する。このとき、パターン検出部3は判定保留信号を出力する。
このようにして、2−2プルダウン方式の映像が入力されて、その映像が動画であるときはパターン検出部3からのプルダウンパターン検出信号の出力があり、その出力回数がプルダウン映像検出部4に設定された導入回数しきい値以上になると、プルダウン映像検出部4は2−2プルダウン映像検出信号の出力を開始する。その後、映像が2−2プルダウン方式での静止画に変わっても、プルダウン映像検出部4は2−2プルダウン映像検出信号の出力を保持する。これは、またすぐに2−2プルダウン方式の動画に戻る可能性が高いからである。
しかし、いわゆる「making編」付きのDVDソースなどの場合、そのチャプターによって、入力される映像がCG素材の2−2プルダウン方式の映像であったり、通常のビデオ映像であったりし、2−2プルダウン方式の映像の静止画の後に、チャプターチェンジにより通常のビデオ映像が入力されることがある。この場合、パターン検出部3から判定保留信号が出力されていても2−2プルダウン映像検出信号の出力保持状態から離脱しやすくしておいたほうがいい。
このようなチャプターチェンジは、画面全体を一度黒レベルにするブラックアウト、または画面全体を一度白レベルにするホワイトアウトを間に挟んで実行されることが多い。
そこで、本実施例のプルダウン映像検出装置100は、チャプターチェンジ検出部5により有効領域1画面中の黒または白レベルの画素の個数が有効領域1画面中の総画数と等しくなるかどうかをチェックし、数秒間続いて等しいときはブラックアウトまたはホワイトアウトを検出したものとして、チャプターチェンジ検出信号を出力するようにしている。
離脱感度調整部6は、プルダウンパターン検出部3から判定保留信号が出力されているときに、チャプターチェンジ検出部5からチャプターチェンジ検出信号が出力された場合、プルダウン映像検出部4の保持回数しきい値を下げるように保持回数しきい値の設定を変更する。これにより、チャプターチェンジによって2−2プルダウン方式の映像の静止画の後に通常のビデオ映像が入力されるような場合、プルダウン映像検出部4は2−2プルダウン映像検出信号の出力保持状態から離脱しやすくなる。
このような本実施例のプルダウン映像検出装置によれば、チャプターチェンジを検出したときに2−2プルダウン映像検出信号の出力保持状態からの離脱感度を高めることができ、2−2プルダウン方式の映像のチャプターから他の種類の映像のチャプターにチャプターが切り替わったときに、2−2プルダウン映像検出保持状態からの離脱が遅れることを防止することができる。
図5は、本発明の実施例2に係るプルダウン映像検出装置の構成の例を示すブロック図である。
本実施例のプルダウン映像検出装置200は、図1に示した実施例1のプルダウン映像検出装置100のチャプターチェンジ検出部をシーンチェンジ検出部7に置き換えたものである。そこで、図5において図1に示したブロックと同じ機能を有するブロックには図1と同一の符号を付し、ここでは、その詳細な説明を省略する。
映像シーンの切り替え手法として、ディゾルブやワイプが用いられることがある。ディゾルブは、前の画面が次第に消えて行くにつれて次の画面が次第に溶け込むようにして入れ替わる手法であり、ワイプは、前の画面に次の画面が割り込む形で入れ替わる手法である。2−2プルダウン方式の静止画映像から通常のビデオの静止画映像に切り替わるときに、このようなディゾルブやワイプが用いられることがある。そのとき画像の切り替わりが緩やかである場合、隣接フィールド間では画像データの変化量が少なく、同じ静止画が連続しているものと判定されることがある。
そこで、本実施例のプルダウン映像検出装置200は、入力された映像信号の非連続性を検出して非連続検出信号を出力する、例えば、ディゾルブやワイプなどによる画像データの変化を捕らえてシーンチェンジ検出信号を出力するシーンチェンジ検出部7を設け、このシーンチェンジ検出信号により離脱感度調整部6がプルダウン映像検出部の保持回数しきい値の設定を変更してその値を下げるようにしている。
シーンチェンジ検出部7は、隣接フィールド相関判定部1のフィールド遅延部11で1フィールド期間遅延された飛び越し走査の映像信号をさらに1フィールド期間遅延させるフィールド遅延部71と、フィールド遅延部71で遅延された2フィールド前の映像信号の不要な垂直高域成分を除去する垂直LPF73と、隣接フィールド相関判定部1の垂直LPF12で不要な垂直高域成分が除去された現フィールドの画像データと垂直LPF73で不要な垂直高域成分が除去された2フィールド前の画像データとの間の画素値の差を同一水平位置の画素ごとに取って差分値を出力する差分器74と、差分器74から出力された差分値の絶対値を取得し絶対差分値を出力する絶対値取得部75と、画素ごとの絶対差分値を差分基準値と比較して画素ごとに比較結果を出力する比較部76と、差分基準値以上の絶対差分値を有する画素の1フィールド期間中の総数を計数して動画画素数として出力する累積加算部17と、動画画素数を動画判定基準値と比較してシーンチェンジ検出信号を出力する比較部78とを有する。
このシーンチェンジ検出部7では、飛び越し走査の映像信号の現フィールドの画像データと2フィールド前の画像データの差が検出される。これにより、1フィールド前の画像からの変化が少なくて隣接フィールド相関判定部1では静止画と判定されるディゾルブやワイプによる画像データの変化であっても、2フィールド前の画像からの変化が動画とみなされる程度に大きければ、シーンチェンジ検出部7によりディゾルブやワイプによる画像の切り替わりを検出できる。
離脱感度調整部6は、プルダウンパターン検出部3から判定保留信号が出力されているときに、シーンチェンジ検出部7からシーンチェンジ検出信号が出力された場合、プルダウン映像検出部4の保持回数しきい値を下げるように保持回数しきい値の設定を変更する。これにより、ディゾルブやワイプによって2−2プルダウン方式の映像の静止画から通常のビデオ映像への切り替えが行われるような場合、プルダウン映像検出部4は2−2プルダウン映像検出信号の出力保持状態から離脱しやすくなる。
このような本実施例のプルダウン映像検出装置によれば、ディゾルブやワイプによる映像シーンの切り替えを検出したときに2−2プルダウン映像検出信号の出力保持状態からの離脱感度を高めることができ、2−2プルダウン方式の映像シーンから他の種類の映像へ映像シーンが切り替わったときに、2−2プルダウン映像検出保持状態からの離脱が遅れることを防止することができる。
図6は、本発明の実施例3に係るプルダウン映像検出装置の構成の例を示すブロック図である。
本実施例のプルダウン映像検出装置300は、図1に示した実施例1のプルダウン映像検出装置100の隣接フィールド相関判定部1を隣接フィールド相関判定部1Aに置き換えたものである。そこで、図6において図1に示したブロックと同じ機能を有するブロックには図1と同一の符号を付し、ここでは、その詳細な説明を省略する。
本実施例の隣接フィールド相関判定部1Aには、実施例1の隣接フィールド相関判定部1に増幅部190が追加されている。
増幅部190は、累積加算部17と比較部18の間に挿入され、プルダウンパターンパターン検出部3から判定保留信号が出力されているときにチャプターチェンジ検出部5からチャプター検出信号が出力されたら、累積加算部17の出力値を増幅して比較部18へ入力する動作を行う。チャプター検出信号が出力されないときは増幅動作を行わず、累積加算部17の出力値をそのまま比較部18へ入力する。
この増幅部190の追加により隣接フィールド間のわずかな差分を検出する能力が強化され、チャプターチェンジ後の映像がわずかな動きしかない動画であっても、隣接フィールド相関判定部1Aから相関判定信号“1”が出力される可能性が高まる。
隣接フィールド相関判定部1Aから相関判定信号“1”が出力されると、相関パターン生成部2から相関パターン“00”が出力されなくなり、プルダウンパターンパターン検出部3から判定保留信号が出力されなくなる。
これにより、2−2プルダウン方式の映像の静止画状態から2−2プルダウン方式でない映像にチャプターチェンジで切り替わったときに、プルダウンパターンパターン検出部3から非プルダウンパターン検出信号が出力される可能性が高まり、プルダウン映像検出部4は2−2プルダウン映像検出保持状態から離脱しやすくなる。
このような本実施例のプルダウン映像検出装置によれば、チャプターチェンジが検出されたときのみ隣接フィールド間の差分検出能力が高くなるのでチャプターチェンジ後の映像の動画が検出されやすくなり、2−2プルダウン方式の映像のチャプターから他の種類の映像のチャプターにチャプターが切り替わったときに、2−2プルダウン映像検出保持状態から離脱しやすくなる。
図7は、本発明の実施例4に係るプルダウン映像検出装置の構成の例を示すブロック図である。
本実施例のプルダウン映像検出装置400は、図6に示した実施例3のプルダウン映像検出装置300のチャプターチェンジ検出部5をシーンチェンジ検出部7に置き換えたものである。このシーンチェンジ検出部7は、図5に示した実施例2のプルダウン映像検出装置200で用いたものと同じである。そこで、図7において図6あるいは図5に示したブロックと同じ機能を有するブロックには図6あるいは図5と同一の符号を付し、ここでは、その詳細な説明を省略する。
本実施例のプルダウン映像検出装置400では、隣接フィールド相関判定部1Aの増幅部190へ、プルダウンパターンパターン検出部3からの判定保留信号とシーンチェンジ検出部7からのシーン検出信号が接続されている。
本実施例における増幅部190は、プルダウンパターンパターン検出部3から判定保留信号が出力されているときにシーンチェンジ検出部7からシーン検出信号が出力されたら、累積加算部17の出力値を増幅して比較部18へ入力する動作を行う。シーン検出信号が出力されないときは増幅動作を行わず、累積加算部17の出力値をそのまま比較部18へ入力する。
これにより、本実施例のプルダウン映像検出装置400では、シーンチェンジ後の映像がわずかな動きしかない動画であっても、これを動画として捕らえ、隣接フィールド相関判定部1Aから相関判定信号“1”が出力される可能性が高まる。
このような本実施例のプルダウン映像検出装置によれば、シーンチェンジが検出されたときのみ隣接フィールド間の差分検出能力が高くなるのでシーンチェンジ後の映像の動画が検出されやすくなり、2−2プルダウン方式の映像のシーンから他の種類の映像のシーンにシーンが切り替わったときに、2−2プルダウン映像検出保持状態から離脱しやすくなる。
図8は、本発明の実施例5に係るプルダウン映像検出装置の構成の例を示すブロック図である。
本実施例のプルダウン映像検出装置500は、図1に示した実施例1のプルダウン映像検出装置100の隣接フィールド相関判定部1を隣接フィールド相関判定部1Bに置き換えたものである。そこで、図8において図1に示したブロックと同じ機能を有するブロックには図1と同一の符号を付し、ここでは、その詳細な説明を省略する。
本実施例の隣接フィールド相関判定部1Bには、実施例1の隣接フィールド相関判定部1に相関判定基準値調整部195が追加されている。
相関判定基準値調整部195は、比較部18に与える相関判定基準値の設定を変更する機能を有し、プルダウンパターンパターン検出部3から判定保留信号が出力されているときにチャプターチェンジ検出部5からチャプター検出信号が出力されたら、比較部18に与える相関判定基準値を通常値より下げる動作を行う。チャプター検出信号が出力されないときは相関判定基準値を通常値のままとする。
この相関判定基準値調整部195が相関判定基準値を下げることにより隣接フィールド間のわずかな差分を検出する感度が高まり、シーンチェンジ後の映像がわずかな動きしかない動画であっても、隣接フィールド相関判定部1Bから相関判定信号“1”が出力される可能性が高まる。
隣接フィールド相関判定部1Bから相関判定信号“1”が出力されると、相関パターン生成部2から相関パターン“00”が出力されなくなり、プルダウンパターンパターン検出部3から判定保留信号が出力されなくなる。
これにより、2−2プルダウン方式の映像の静止画状態から2−2プルダウン方式でない映像にチャプターチェンジで切り替わったときに、プルダウンパターンパターン検出部3から非プルダウンパターン検出信号が出力される可能性が高まり、プルダウン映像検出部4は2−2プルダウン映像検出保持状態から離脱しやすくなる。
このような本実施例のプルダウン映像検出装置によれば、チャプターチェンジが検出されたときのみ隣接フィールド間の差分検出感度が高くなるのでチャプターチェンジ後の映像の動画が検出されやすくなり、2−2プルダウン方式の映像のチャプターから他の種類の映像のチャプターにチャプターが切り替わったときに、2−2プルダウン映像検出保持状態から離脱しやすくなる。
図9は、本発明の実施例6に係るプルダウン映像検出装置の構成の例を示すブロック図である。
本実施例のプルダウン映像検出装置600は、図8に示した実施例5のプルダウン映像検出装置500のチャプターチェンジ検出部5をシーンチェンジ検出部7に置き換えたものである。このシーンチェンジ検出部7は、図5に示した実施例2のプルダウン映像検出装置200で用いたものと同じである。そこで、図9において図8あるいは図5に示したブロックと同じ機能を有するブロックには図8あるいは図5と同一の符号を付し、ここでは、その詳細な説明を省略する。
本実施例のプルダウン映像検出装置500では、隣接フィールド相関判定部1Bの相関判定基準値調整部195へ、プルダウンパターンパターン検出部3からの判定保留信号とシーンチェンジ検出部7からのシーン検出信号が接続されている。
本実施例における相関判定基準値調整部195は、プルダウンパターンパターン検出部3から判定保留信号が出力されているときにシーンチェンジ検出部7からシーン検出信号が出力されたら、比較部18に与える相関判定基準値を通常値より下げる動作を行う。チャプター検出信号が出力されないときは相関判定基準値を通常値のままとする。
これにより、本実施例のプルダウン映像検出装置600では、シーンチェンジ後の映像がわずかな動きしかない動画であっても、これを動画として捕らえ、隣接フィールド相関判定部1Bから相関判定信号“1”が出力される可能性が高まる。
このような本実施例のプルダウン映像検出装置によれば、シーンチェンジが検出されたときのみ隣接フィールド間の差分検出感度が高くなるのでシーンチェンジ後の映像の動画が検出されやすくなり、2−2プルダウン方式の映像のシーンから他の種類の映像のシーンにシーンが切り替わったときに、2−2プルダウン映像検出保持状態から離脱しやすくなる。
本発明の実施例1に係るプルダウン映像検出装置の構成の例を示すブロック図。 2−2プルダウン映像と本発明の各実施例に係るプルダウン映像検出装置で生成される相関パターンとの関係を説明するための図。 通常の飛び越し走査映像と本発明の各実施例に係るプルダウン映像検出装置で生成される相関パターンとの関係を説明するための図。 本発明の各実施例に係るプルダウン映像検出装置で用いる判定用パターンを説明するための図。 本発明の実施例2に係るプルダウン映像検出装置の構成の例を示すブロック図。 本発明の実施例3に係るプルダウン映像検出装置の構成の例を示すブロック図。 本発明の実施例4に係るプルダウン映像検出装置の構成の例を示すブロック図。 本発明の実施例5に係るプルダウン映像検出装置の構成の例を示すブロック図。 本発明の実施例6に係るプルダウン映像検出装置の構成の例を示すブロック図。
符号の説明
1、1A、1B 隣接フィールド間相関判定部
2 相関パターン生成部
3 プルダウンパターン検出部
4 プルダウン映像検出部
5 チャプターチェンジ検出部
6 離脱感度調整部
7 シーンチェンジ検出部
11、71 フィールド遅延部
12、13、73 垂直LPF
14、74 差分器
15、75 絶対値取得部
16、18、31、53、54、76、78 比較部
17、77 累積加算部
190 増幅部
195 相関判定基準値調整部
21、22 シフトレジスタ
32 判定用パターン格納部
51 黒画素カウンタ
52 白画素カウンタ
55 判定部
100、200、300、400、500、600 プルダウン映像検出装置

Claims (5)

  1. 入力映像信号の現フィールドと1フィールド前の画像データの差分値に基づいて隣接フィールド間の相関をフィールドごとに判定して相関判定信号を出力する隣接フィールド相関判定手段と、
    連続する少なくとも2フィールド分の前記相関判定信号を一時記憶して1組の相関パターンとして出力する相関パターン生成手段と、
    前記相関パターンを予め用意されたプルダウン判定用パターンと比較してプルダウンパターン検出信号または非プルダウンパターン検出信号、もしくは判定保留信号のいずれかを出力するプルダウンパターン検出手段と、
    前記プルダウンパターン検出信号が所定回数以上連続して出力されるとプルダウン映像検出信号の出力を開始し、その後に前記判定保留信号が出力されても予め設定された離脱条件が満たされるまでは前記プルダウン映像検出信号の出力を保持するプルダウン映像検出手段と、
    前記入力映像信号の非連続性を検出して非連続映像検出信号を出力する非連続映像検出手段と、
    前記プルダウンパターン検出手段が前記判定保留信号を出力しているときに前記非連続映像検出手段が前記非連続映像検出信号を出力したときは、前記プルダウン映像検出信号の出力を保持する状態から離脱しやすくするように前記プルダウン映像検出手段の離脱感度を高める離脱感度調整手段と
    を具備することを特徴とするプルダウン映像検出装置。
  2. 前記非連続映像検出手段が、チャプターチェンジのときに発生するブラックアウトあるいはホワイトアウトを検出して前記非連続映像検出信号を出力することを特徴とする請求項1に記載のプルダウン映像検出装置。
  3. 前記非連続映像検出手段が、ディゾルブやワイプなどの画像編集処理によるシーンチェンジを検出して前記非連続映像検出信号を出力することを特徴とする請求項1に記載のプルダウン映像検出装置。
  4. 前記相関判定手段が、前記隣接フィールド間の非相関検出感度を高める非相関検出感度増幅手段を有し、前記プルダウンパターン検出手段が前記判定保留信号を出力しているときは前記非相関検出感度を高めることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプルダウン映像検出装置。
  5. 前記相関判定手段が、前記差分値と比較する相関判定基準値を調整する相関判定基準値調整手段を有し、前記プルダウンパターン検出手段が前記判定保留信号を出力しているときは前記相関判定基準値を下げることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプルダウン映像検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016021655A (ja) * 2014-07-14 2016-02-04 キヤノン株式会社 画像判断装置、画像判断方法、及び、プログラム

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