JP5016908B2 - インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 - Google Patents

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本発明は、インクジェット記録ヘッドを用いて、顔料インクなどの着色インク、および透明インクを記録媒体に付与することによって、画像を記録するインクジェット記録装置および記録方法に関するものである。透明インクは、例えば、記録媒体の表面を被覆する皮膜形成用の表面コート液などである。
近年、インクジェット記録方式による記録画像の高精彩化に伴い、インクジェット記録装置は、写真、ポスター、およびグラフィックプリントなど大衆展示用途、さらに商標印刷用途などとして幅広く用いられている。さらに、記録画像の強度や長期保存性などの画像堅牢性の要求も高まってきている。
近年における顔料インクの製造技術の進歩により、顔料本来の長期保存性能と、染料インクに匹敵する高発色性の両立が可能になってきている。そのため、印字物の長期保存要求の高い写真やポスターなどの商標印刷用途を中心として、顔料インクを用いたインクジェットプリンター(インクジェット記録装置)の普及が進んでいる。
顔料インクは、空気中の活性ガスや紫外線により退色しづらいために耐環境保存性において優れている。しかし、顔料インクを使用したインクジェット記録方式においては、光沢紙に記録した画像が傷付きやすく、また記録比率やインクの種類によっては、記録画像の光沢に差が生じやすい。一般的な光沢紙系の記録媒体においては、その記録媒体におけるインク受容層の隙間が顔料インクの粒子径よりも小さいため、顔料インクの着色顔料粒子からなる画像層(顔料インク層)は、インク受容層の表面に形成されることになる。このように、画像層がインク受容層の表面に形成されるため、その画像層は、直接的に外力が加わることによって傷つきやすく、場合によっては剥れてしまうおそれがある。このように、特に、顔料インクを用いて光沢紙に画像を記録した場合には、画像の耐擦過性が損なわれるおそれがある。
これらの問題の解決策としては、記録画像の表面に透明樹脂液を付与して、画像層(顔料インク層)とインク受容層とを接着させるための後処理を施す方式などが提案されている(特許文献1,2)。
また、使用するインクの種類や記録媒体上の記録比率の差によっては、記録媒体に記録された画像がざらついたり、凹凸感を与えたり、過度の光沢感を与えたりすることがある。このような記録画像のざらつき、凹凸感、過度の光沢感を抑制するために、透明なインクを用いて画像を記録するインクジェット記録装置も提案されている(特許文献3,4,5)。
特開2003−170650号公報 特開2005−1161697号公報 特開2001−310454号公報 特開2003−191601号公報 特開2005−199602号公報
しかし、透明なインクを用いて画像を記録した場合には、画像中の或る部分では光沢感が高く、別の部分では光沢感が低くなることがあり、画像全体の光沢感が不均一となるおそれがある。また、このような透明インクは、顔料インクによる高濃度記録部にはほとんど付与されないため、特に、その高濃度記録部においては顔料インクの耐擦過性を向上させることができず、擦過による記録画像の影響を抑制することが難しい。
また、記録領域の全域に透明インクを付与することによって、光沢性の均一化、および耐擦過性の向上は可能ではあるものの、その場合には、透明インクの使用量が多くなって、記録コストが高くなってしまう。
本発明の目的は、透明インクの付与量を最適に制御することにより、高品位な画像を記録することができるインクジェット記録装置およびインクジェット記録方法を提供することにある。
本発明のインクジェット記録装置は、有色の顔料インクと前記顔料インクをコートするために使用可能な透明樹脂材料とを吐出可能な記録ヘッドを用い、前記顔料インクおよび前記透明樹脂材料を記録媒体上に付与することにより、前記記録媒体上に画像を記録するインクジェット記録装置において、前記画像の記録面の耐擦過性を高めるために、前記記録媒体の単位面積当たりの前記顔料インクの付与量に応じて、前記記録媒体の単位面積当たりの前記透明樹脂材料の付与量を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、前記顔料インクを前記記録媒体上に付与しないときに前記記録媒体上に前記透明樹脂材料を所定量付与し、前記顔料インクの付与量が第1の特定付与量より少ない第1の範囲の付与量であるときには、前記顔料インクの付与量の増加に伴って前記透明樹脂材料の付与量を減少させ、前記顔料インクの付与量が前記第1の特定付与量より多い第2の範囲の付与量であるときには、前記顔料インクの付与量の増加に伴って前記透明樹脂材料の付与量を増加させ、前記第1の特定付与量は、前記顔料インクの付与量が前記第1の範囲の付与量であるときに前記透明樹脂材料を付与した場合の前記記録面の光沢度と、前記顔料インクの付与量が前記第2の範囲の付与量であるときに前記透明樹脂材料を付与した場合の前記記録面の光沢度と、の差を小さくするように、前記透明樹脂材料の付与量を最小とするときの前記顔料インクの付与量であることを特徴とする。
本発明のインクジェット記録方法は、有色の顔料インクと前記顔料インクをコートするために使用可能な透明樹脂材料とを吐出可能な記録ヘッドを用い、前記顔料インクおよび前記透明樹脂材料を記録媒体上に付与することにより、前記記録媒体上に画像を記録するインクジェット記録方法において、前記画像の記録面の耐擦過性を高めるために、前記記録媒体の単位面積当たりの前記顔料インクの付与量に応じて、前記記録媒体の単位面積当たりの前記透明樹脂材料の付与量を制御し、前記顔料インクを前記記録媒体上に付与しないときに前記記録媒体上に前記透明樹脂材料を所定量付与し、前記顔料インクの付与量が第1の特定付与量より少ない第1の範囲の付与量であるときには、前記顔料インクの付与量の増加に伴って前記透明樹脂材料の付与量を減少させ、前記顔料インクの付与量が前記第1の特定付与量より多い第2の範囲の付与量であるときには、前記顔料インクの付与量の増加に伴って前記透明樹脂材料の付与量を増加させ、前記第1の特定付与量は、前記顔料インクの付与量が前記第1の範囲の付与量であるときに前記透明樹脂材料を付与した場合の前記記録面の光沢度と、前記顔料インクの付与量が前記第2の範囲の付与量であるときに前記透明樹脂材料を付与した場合の前記記録面の光沢度と、の差を小さくするように、前記透明樹脂材料の付与量を最小とするときの前記顔料インクの付与量であることを特徴とする。
本発明によれば、着色インクの付与量の増加に伴って透明インクの付与量を減少させる制御領域と、着色インクの付与量の増加に伴って透明インクの付与量を減少させる制御領域と、を組み合わせることにより、透明インクの付与量を最適に設定することができる。この結果、透明インクの機能を発揮させつつ、画像全体の光沢を均一化して高品位の画像を記録することができる。透明インクとしては、例えば、記録媒体上に形成される顔料インク層の耐擦過性などを向上させるために、記録媒体の表面を被覆する皮膜形成用の表面コート液などを用いることができる。
これらの結果、印字物の高画像堅牢性を必要とする写真やポスター、グラフィックプリントなどの大衆展示用途、および商標印刷用途などとして、インクジェット方式による記録画像の利用範囲を大きく広げることができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明を適用可能なインクジェット記録装置の概観斜視図である。
この記録装置は、キャリッジモータ12によって矢印Xの主走査方向に往復移動されるキャリッジ11を備える。そのキャリッジ11には、インクジェット記録ヘッド(以下、単に「記録ヘッド」ともいう)と、インクを貯留するインクタンクと、が一体となったヘッドカートリッジが着脱可能に搭載される。キャリッジモータ12の駆動力は、ベルト4によってキャリッジ11に伝達され、キャリッジ11の主走査方向に移動は、ガイドシャフト6によってガイドされる。13は、後述する制御部からの電気信号を記録ヘッドに転送するためのフレキシブルケーブルである。キャップ141,142およびワイパブレード143は、記録ヘッドのインクの吐出状態を良好に維持するための回復処理を行う回復処理機構を構成する。このような回復処理機構は、記録ヘッドのホームポジションに備えられている。15は、記録媒体(例えば、記録紙)を積層状態で蓄えるカセットであり、16は、キャリッジ11の移動位置を光学的に読み取るためのエンコーダセンサである。
図2は、このような記録装置のキャリッジ近傍の構成をより詳細に示す斜視図である。
ヘッドカートリッジは、記録ヘッド22,32とインクタンク21,31とによって構成される。本例の記録ヘッド22は、ブラック(K)、淡シアン(LC)、濃シアン(C)、淡マゼンタ(LM)、濃マゼンタ(M)、及びイエロー(Y)6色のインクを吐出する記録ヘッド22K、22LC、22C、22LM、22M、22Yを含む。また記録ヘッド32は、後述する透明インクを吐出するための記録ヘッド32S−1,32S−2を含む。このような記録ヘッド22,32を用いることにより、写真調の高画質なカラー画像の記録が可能となっている。
インクタンク21は、記録ヘッド22K、22LC、22C、22LM、22M、22Yの夫々に供給するためのインクを貯蔵するインクタンク21K、21LC、21C、21LM、21M、21Yを含む。インクタンク31は、記録ヘッド32S−1,32S−2に供給するための透明インクを貯蔵するインクタンク31S−1,31S−2を含む。キャップ141は、6つの記録ヘッド22K、22LC、22C、22LM、22M、22Yの夫々のインク吐出面(インク吐出口の形成面)をキャップするために、6つのキャップ141K、141LC、141C、141LM、141M、141Y、を含む。キャップ142は、記録ヘッド32S−1,32S−2の夫々のインク吐出面(インク吐出口の形成面)をキャップするために、2つのキャップ142S−1,142S−2を含む。
以下において、これらの記録ヘッドやインクタンクを個別的に言及する場合には、夫々に付された番号を用いる。それらを包括的に言及する場合には、着色インク吐出用の記録ヘッドは“22”の総称番号、透明インク吐出用の記録ヘッドは”32”の総称番号をそれぞれ用いる。また、着色インク用のインクタンクは“21”の総称番号、透明インク吐出用のインクタンクは“31”の総称番号をそれぞれ用いる。記録ヘッドとインクタンクによって構成されるヘッドカートリッジは、記録ヘッドとインクタンクが一体的に構成されるものでも良いし、夫々が分離可能な構成のものでも良い。
キャリッジ11には、プーリ5a,5bの間に掛け渡されたベルト4を介して、キャリッジモータ12に連結されている。したがって、キャリッジモータ12の駆動力により、キャリッジ11がガイドシャフト6に沿って主走査方向に往復移動する。
図3は、記録ヘッド22,32を吐出口側から見た図である。
本例の記録ヘッド22,32のそれぞれには、主走査方向と交差する方向(本例では、主走査方向と直交する方向)に、1200dpiの密度で1280個並んだ吐出口23の列(吐出口列)が形成されている。これら8つの記録ヘッドは、主走査方向に配置されている。各吐出口23から吐出される着色インクおよび透明インクの吐出量は、約4ngである。夫々の記録ヘッドから吐出される着色インクおよび透明インクの吐出量を極力抑えて、高画質の画像を記録するために、各吐出口23の開口面積が調節されている。
記録ヘッド22,32は、電気熱変換体(ヒータ)やピエゾ素子などの吐出エネルギー発生手段を用いて、吐出口23からインク(着色インクおよび透明インク)を吐出する。電気熱変換体を用いた場合には、その発熱によってインクを発泡させ、その発泡エネルギーを利用して吐出口23からインクを吐出することができる。
次に、このように構成された記録装置の記録動作について説明する。
まず、カセット15に複数枚積層された記録紙(記録媒体)1は、給紙ローラ(不図示)によって一枚ずつ記録装置内に供給される。記録紙1に画像記録するための動作領域(記録動作領域)において、記録紙1は、記録ヘッド22,32とプラテン(不図示)との間を主走査方向と交差する副走査方向(本例では、主走査方向と特攻する方向)Yに搬送される。本例の場合、記録紙1は、拍車やコロ等の補助搬送ローラ(不図示)と搬送ローラ対3によって、副走査方向に高精度に搬送される。
インクタンク21,31からインクが供給される記録ヘッド22,32は、図2の矢印X1方向(往路走査方向)に移動しながら、画像信号に応じて吐出口23からインク滴を吐出する。そのインク滴が記録紙1に着弾することにより、吐出口列の長さに対応した幅の記録が行われる。すなわち、記録ヘッド22は、画像信号に基づいて、エンコーダ16の読み取りタイミングにしたがって駆動されることにより、記録紙1上に着色インクの液滴を吐出する。また記録ヘッド32S−1が後述するように制御されて、記録紙1上に透明インクの液滴を吐出する。このように、着色インクおよび透明インクが記録紙1上に付着することにより、画像が記録される。インクの吐出順序は、ブラック、淡シアン、シアン、淡マゼンタ、マゼンタ、イエロー、透明インクの順となる。したがって透明インクは、着色インクが着弾し終わった記録領域の上を覆うように、その記録領域に吐出される。
往復記録方式を採用した場合には、このように矢印X1方向(往路走査方向)の1走査分の記録が終了した後、記録ヘッド22,32がホームポジションに向かって矢印X2方向(復路走査方向)に移動しながら着色インクおよび透明インクを吐出する。その際、透明インクは記録ヘッド32S−2から吐出され、インクの吐出順序は、イエロー、マゼンタ、淡マゼンタ、シアン、淡シアン、ブラック、透明インクの順となる。したがって透明インクは、着色インクが着弾し終わった記録領域の上を覆うように、その記録領域に吐出される。
矢印X1,またはX2方向の1回の記録動作(記録走査)が終了してから、次回の記録動作を開始するまでの間に、搬送ローラ対3が記録紙1を矢印Yの副走査方向に所定量搬送する。このように、1走査分の記録動作と、記録紙1の所定量の搬送と、を繰り返すことによって、記録紙1に順次画像を記録する。
記録ヘッド22,32は、必要に応じてホームポジションに戻り、回復処理機構により吐出口23の目詰まり等が解消される。キャップ141,142は、回復処理時に吐出口23から画像の記録に寄与しないインクを吸引排出(インク吸引動作)させるとき、あるいは、記録装置の放置時に吐出口23の乾燥を防止するときに、吐出口23を塞ぐ。ワイパブレード143は、図2中の矢印C方向に移動しながら、記録ヘッド22,32の吐出口23の形成面をワイピングすることにより、その形成面に付着したインクを除去する。
図4は、このような記録装置の制御系を説明するためのブロック構成図である。
1700は、マイクロコンピュータ形態などのホスト装置から記録信号を入力するインタフェース、1701は、記録装置の各部の制御を司るCPUである。1702は、CPU1701が実行する制御プログラムやエラー処理プログラムなどを格納するためのROMである。1703は、各種データ(記録信号や記録ヘッド22,32に供給される記録データ等)を一時保存しておくためのRAMである。1704は、記録ヘッド22,32に対する記録データの供給制御を行うゲートアレイ(G.A.)であり、インタフェース1700、CPU1701、およびRAM1703の相互間のデータ転送の制御も行う。記録ヘッド32に対しては、記録データとして、後述するように透明インクを吐出するためのデータが供給される。12は、記録ヘッド22,32を移動させるための前述したキャリッジモータ、1709は、記録紙1を搬送するための搬送モータである。1705は、記録ヘッド22,32を駆動するためのヘッドドライバ、1706および1707は、搬送モータ1709およびキャリッジモータ12を駆動するためのモータドライバである。
インタフェース1700を通して入力される記録信号は、ゲートアレイ1704とCPU1701によって記録データに変換される。そして、モータドライバ1706、1707が駆動されると共に、ヘッドドライバ1705に送られた記録データに基づいて記録ヘッド22が駆動されることにより、記録動作が行なわれる。
また、記録ヘッド22,32の温度制御は、記録装置が設置された環境の検出温度に基づいて行なわれる。本例の記録ヘッド22,32は、吐出エネルギー発生手段として吐出ヒータ(電気熱変換体)が備えられ、また吐出口列の近傍に、インクの温度を制御するための保温ヒータ1710(電気熱変換体)が備えられている。サーミスタ1708によって検出される環境温度に応じて、CPU1701が保温ヒータ1710をON/OFF制御することにより、記録ヘッド22が最適な温度に制御される。また、記録ヘッド22,32内に設けられた温度センサ1711から出力される記録ヘッド内部の温度を監視することによって、記録ヘッド22,32の温度を制御することもできる。
(顔料インクによる記録画像の耐擦過性と光沢性についての知見)
本発明は、以下のような知見に基づいてなされたものである。
顔料インクによって記録された画像は、例えば、記録物を丸めたり壁に貼ったりする過程などにおいて、作業者の爪などの外的要因によって傷が生じやすい。
図5は、記録画像の耐擦過試験の一例を説明するための図である。
本例の耐擦過試験には、新東科学株式会社製の表面性試験機HEIDON(型番)TYPE14DRを用いた。稼動ステージ1a上には、画像の記録面を上方に向けたサンプル1bが載置される。そして、上方から荷重を付加したPMMAボール1cを稼動ステージ1a上のサンプル1bの画像面に垂直に接触させ、稼動ステージ1aを所定のスピードで矢印方向に移動させることにより、サンプル1bの記録面に引掻き傷を生じさせる。摩擦物としてのボール1cを固定するための金具(固定金具)の重量は、天秤機構1eにより除去される。画像の記録面の耐引掻き性は、その記録面に付与される垂直荷重(分銅1d)によって評価する。また、ステージ1aを移動させた際に、ボール1c(摩擦物)に働く水平方向の力は、固定金具に備えたロードセル1fによって計測可能である。ステージ1aの移動時における水平方向の力と垂直荷重の力との比に基づいて、ボール1c(摩擦物)に対する記録面の動摩擦係数を測定することができる。耐擦過性の試験装置としては、新東科学株式会社製の表面性試験機HEIDONの他、種々の装置を用いることができる。
このような記録面の耐擦過性を向上させるために、着色インクとしの顔料インクによって記録された記録画像の表面に、透明インクとしての透明樹脂液を付与する。その透明樹脂材料は、顔料インクの着色顔料粒子が位置する記録媒体上の画像層の表面に付与された際に、表面コート層を形成する材料であればいかなる材料系も使用可能である。
図6は、記録面の耐擦過性を向上させるための透明インク(透明樹脂液)の付与量(B)と、着色インクの付与量(A)と、の関係の説明図である。着色インクの単位面積当たりの付与量(A)が閾値A1以下のときは、透明インクの単位面積当たりの付与量(B)が最小付与量(Bmin)でもよい。また、着色インクの付与量(A)が閾値A1以上のときには、記録面の耐擦過性を維持するために、その付与量(A)が増すにつれて透明インクの付与量(B)を多くする必要がある。
図7は、着色インクの付与量(A)と、記録画像の光沢度と、の関係の説明図である。
図中の曲線xは、透明インクを付与せずに、着色インクによって画像を記録したときの特性曲線であり、着色インクの付与量が増すと光沢も増す。図中の曲線yは、図6のような透明インクの付与を伴って、着色インクによって画像を記録したときの特性曲線である。曲線x、yとの比較から、耐擦過性を向上させるべく透明インクを付加することによって、光沢度の変動の程度も小さく抑えられる。しかし光沢度の変動は、透明インクを付加した場合にも若干ながら発生する。
このような光沢度の変動をより小さく抑えるためには、図6中のz1のように、透明インクの付与量(B)を変化させることが有効であることが分かった。つまり、着色インクの付与量(A)が0〜A1の間では、図6中のz1のように、透明インクの付与量(B)を最小付与量(Bmin)よりも多くし、かつ着色インクの付与量(A)が増すにつれて透明インクの付与量(B)を減少させる。この結果、着色インクの付与量(A)が0〜A1の間の曲線yの部分は、図7中のz2のように変化して、光沢度の変動がより小さく抑えられることになる。
着色インクの付与量(A)がA1を越えるときは耐擦過効果を優先して、そのインク付与量(A)が増すにつれて、透明インクの付与量(B)も増す。これにより、記録面の耐擦過性を向上させつつ、着色インクの付与量(A)が変化したときの光沢度の変動を抑え、さらに透明インクの使用量も抑えることができる。
(具体的な制御例)
図8は、以上のような知見に基づいて、透明インクの付与量を制御する具体例の説明図である。
本例においては、図8のように、単位面積当たりの着色インクの付与量(A)と、単位面積当たりの透明インクの付与量(B)と、が関係付けられており、このような関係は図4中のROM1702に記憶されている。図4の制御系は、このような関係に基づいて、着色インクの付与量(A)に応じて透明インクの付与量(B)を制御する。
図8において、横軸は、単位面積当たりの着色インクの付与量(A)を表し、縦軸は、単位面積当たりの透明インクの付与量(B)を表している。また、図8のグラフの原点、着色インクの付与量(A)はゼロであり、透明インクの付与量(B)は最小Bminである点とした。着色インクの付与量(A)が閾値A1以下では、その付与量(A)が増加するにつれて透明インクの付与量(B)が減少する。一方、着色インクの付与量(A)が閾値A1以上のときには、その付与量(A)が増加するにつれて透明インクの付与量(B)が増加する。図8における付与量(A),(B)(下式においては、A,B)の関係を式で表すと以下のようになる。
B=α1・A+β1 (0A≦A1)
B=α2・A+β2 (A1≦A≦Amax)
但し、α1<0、β1>0、α2>0、β2<0、α1・A1+β1=α2・A1+β2=Bminであり、α1、β1、α2及びβ2は定数である。
図8において、閾値A1に対応する透明インクの付与量(B)は、特異値(B1)とする(B1=Bmin)。閾値A1以下において、付与量(B)は、付与量(A)が増加するにつれて減少する関係となっていればよく、その付与量(B)は付与量(A)の一次関数でなくても良い。また、閾値A1以上の範囲において、付与量(B)は、付与量(A)が増加するにつれて増加する関係となっていればよく、その付与量(B)は付与量(A)の一次関数でなくても良い。
なお、単位面積当たりのインクの付与量とは、1回の吐出によって付与されるインクの量ではなく、単位面積当たりに吐出されるインクの総量である。仮に、1回の吐出によって付与されるインクの量が一定の場合には、その量と、単位面積当たりにインクが吐出された回数と、を乗じた量が単位面積当たりのインクの付与量となる。
本例のように、透明インクの付与量(B)を制御することにより、記録面の耐擦過性を向上させつつ、着色インクの付与量(A)が変化したときの光沢度の変動を抑え、さらに透明インクの使用量も抑えることができる。つまり、光沢性の均一化、および耐擦過性の向上の両立した上、透明インクの使用量も抑えることができる。
(第2の実施形態)
図9から図11は、本発明の第2の実施形態を説明するための図である。本例の場合、図4の制御系は、光沢度計1712により測定された記録媒体自体の光沢度に応じて、記録動作モードとして、前述した図8の関係に基づく第1モードと、後述する図9の関係に基づく第2モードと、を選択的に実行する。つまり、本実施形態においては、記録媒体自体の光沢度に応じて記録モードを選択するための選択手段が備えられている。
第1モードが選択された場合には、図4中のROM1702から、図8のように付与量(A),(B)を関係付ける情報を読み出す。記録装置は、ホスト装置などから入力された画像データに基づいて、着色インク用の記録ヘッド22から吐出して記録媒体上の単位面積当たりに付与する付与量(A)を決定する。さらに、その付与量(A)に基づいて、図8の関係から、透明インク用の記録ヘッド32から吐出して記録媒体上の単位面積当たりに付与する付与量(B)を決定する。そして、それらの決定された付与量(A),(B)に基づいて、記録ヘッド22,32から着色インクおよび透明インクを吐出して、画像を記録する。
一方、第2モードが選択された場合には、図4中のROM1702から、後述する図9のように付与量(A),(B)を関係付ける情報を読み出す。記録装置は、ホスト装置などの外部から入力された画像データに基づいて、着色インク用の記録ヘッド22から吐出して記録媒体上の単位面積当たりに付与する付与量(A)を決定する。さらに、その付与量(A)に基づいて、図9の関係から、透明インク用の記録ヘッド32から吐出して記録媒体上の単位面積当たりに付与する付与量(B)を決定する。そして、それらの決定された付与量(A),(B)に基づいて、記録ヘッド22,32から着色インクおよび透明インクを吐出して、画像を記録する。
図10は、前述した図7中の曲線x、yと、記録媒体自体の光沢度(G1,G2)と、の関係の表す。横軸は着色インクの付与量(A)、縦軸は、着色インクの付与量に応じて変化する着色インクの光沢度(記録画像の光沢度)、および記録媒体の光沢度である。Tは、着色インクの付与量を最大にした場合の最大光沢度、G1は比較的低い記録媒体の光沢度、G2は比較的高い記録媒体の光沢度である。
記録媒体の光沢がG1のように着色インクの光沢よりも小さい場合には、前述した第1の実施形態と同様に、図8の関係に基づき第1モードによって画像を記録する。
一方、記録媒体の光沢がG2以上となって、その光沢が着色インクの光沢よりも勝る場合には、記録画像のハイライト部に光沢の逆転現象が発生するため、図9の関係に基づき第2モードによって画像を記録する。つまり、着色インクの付与量(A)が図10中のA0を越えるまでは、記録媒体の光沢が着色インクの光沢よりも勝るために、図9のように、着色インクの付与量(A)の増加に応じて透明インクの付与量(B)を増加させる。そして、着色インクの付与量(A)がA0を越えてからは、図8と同様に透明インクの付与量(B)を制御する。すなわち、着色インクの付与量(A)がA0からA1まで増加するときは透明インクの付与量(B)を減少させ、着色インクの付与量(A)がA1以上に増加するときには透明インクの付与量(B)を増加させる。A0の値は、記録媒体の光沢度に応じて設定することができる。
これらの結果、記録媒体の光沢度が高い場合にも、図10中のz2のように、記録画像の光沢度の変動を小さく抑えることができる。
本例のように、記録媒体の光沢と着色インクの光沢との関係に応じて、複数の記録モードを選択することにより、記録画像の光沢性を安定させることできる。また本例では、記録装置に備わる光沢度計(光沢センサ)1712によって記録媒体の光沢を検知して、自動的に記録モードを選択する。しかし、このような記録モードの選択はユーザーによって行なわれるようにしてもよく、この場合にも同様の効果あることはいうまでもない。
図11は、異なる着色インクの光沢変化α,β,γの説明図である。このように光沢が異なる着色インクを用いる場合には、その光沢に応じて、A0およびA1の値を設定することができる。
(他の実施形態)
図8のように、付与量A1(第1の特定付与量)を設定する場合には、透明インクの付与量を次のように制御できればよい。すなわち、着色インクの付与量が付与量A1を越える前の制御領域(第1の制御領域)内において、着色インクの付与量の増加に伴って透明インクの付与量を減少させる。一方、着色インクの付与量が付与量A1を越えた後の制御領域(第2の制御領域)内において、着色インクの付与量の増加に伴って透明インクの付与量を増加させる。これら第1および第2の制御領域は、必ずしても付与量A1を境として規定される必要はなく、それらの間に他の制御領域があってもよい。その付与量A1は、着色インクと透明インクによって記録される画像の光沢度に基づいて設定することができる。
図9のように、付与量A1よりも少ない付与量A0(第2の特定付与量)を設定する場合には、第1の制御領域が第3および第4の制御領域に分けられることになる。すなわち、第1の制御領域は、着色インクの付与量が付与量A0を越える前の第3の制御領域と、着色インクの付与量が付与量A0を越えた後の第4の制御領域と、に分けられる。第3の制御領域内においては、着色インクの付与量の増加に伴って透明インクの付与量を増加させ、第4の制御領域内においては、着色インクの付与量の増加に伴って透明インクの付与量を減少させることになる。これら第3および第4の制御領域は、必ずしても付与量A0を境として規定される必要はなく、それらの間に他の制御領域があってもよい。その付与量A0は、着色インクと透明インクによって記録される画像の光沢度と、記録媒体の光沢度と、の関係に基づいて設定することができる。記録媒体の光沢度が特定の光沢度を越えることを条件として、その付与量A0を設定することにより、第1の制御領域を第3および第4の制御領域に分けることができる。
着色インク吐出用の記録ヘッドが異なる複数の着色インクを吐出する場合には、それらの着色インクの付与量の総量に応じて、透明インクの付与量を制御することができる。
透明インクとしては、種々の機能をもつ液体を用いることができ、半透明であってもよい。
また本発明は、種々のインクジェット記録方式において適用可能であり、例えば、記録媒体の幅方向に延在する長尺の記録ヘッドを用いる、いわゆるフルラインタイプの記録方式にも適用することができる。
本発明の第1の実施形態におけるインクジェット記録装置の外観斜視図である。 図1のインクジェット記録装置におけるキャリッジ近傍の概略斜視図である。 図2における記録ヘッドを吐出口側から見た図である。 図1のインクジェット記録装置の制御系のブロック構成図である。 耐擦過試験方法の一例の説明図である。 着色インクの付与量と透明インクの付与量との関係の補正前と補正後の説明図である。 着色インクの付与量と光沢度との関係の補正前と補正後の説明図である。 本発明の第1の実施形態における着色インクの付与量と透明インクの付与量との関係の説明図である。 本発明の第2の実施形態における着色インクの付与量と透明インクの付与量との関係の説明図である。 着色インクの光沢度と記録媒体の光沢度との関係の説明図である。 異なる着色インクの付与量と光沢度との関係の説明図である。
符号の説明
11 キャリッジ
22 記録ヘッド(着色インク用記録ヘッド)
32 記録ヘッド(透明インク用記録ヘッド)
1701 CPU
1702 ROM
1703 RAM
1704 ゲートアレイ(G.A.)
1705 ヘッドドライバ
1712 光沢度計

Claims (5)

  1. 有色の顔料インクと前記顔料インクをコートするために使用可能な透明樹脂材料とを吐出可能な記録ヘッドを用い、前記顔料インクおよび前記透明樹脂材料を記録媒体上に付与することにより、前記記録媒体上に画像を記録するインクジェット記録装置において、
    前記画像の記録面の耐擦過性を高めるために、前記記録媒体の単位面積当たりの前記顔料インクの付与量に応じて、前記記録媒体の単位面積当たりの前記透明樹脂材料の付与量を制御する制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記顔料インクを前記記録媒体上に付与しないときに前記記録媒体上に前記透明樹脂材料を所定量付与し、前記顔料インクの付与量が第1の特定付与量より少ない第1の範囲の付与量であるときには、前記顔料インクの付与量の増加に伴って前記透明樹脂材料の付与量を減少させ、前記顔料インクの付与量が前記第1の特定付与量より多い第2の範囲の付与量であるときには、前記顔料インクの付与量の増加に伴って前記透明樹脂材料の付与量を増加させ
    前記第1の特定付与量は、前記顔料インクの付与量が前記第1の範囲の付与量であるときに前記透明樹脂材料を付与した場合の前記記録面の光沢度と、前記顔料インクの付与量が前記第2の範囲の付与量であるときに前記透明樹脂材料を付与した場合の前記記録面の光沢度と、の差を小さくするように、前記透明樹脂材料の付与量を最小とするときの前記顔料インクの付与量である
    ことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記記録媒体の光沢度を検出するための光沢度計を備え、検出された前記光沢度に基づいて前記制御手段が前記顔料インクの付与量に対する前記透明樹脂材料の付与量を設定することを特徴とする請求項に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記記録ヘッドは、異なる複数の顔料インクを吐出可能であり、
    前記制御手段は、前記複数の顔料インクの付与量の総量に応じて前記透明樹脂材料の付与量を制御することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記透明樹脂材料は、前記顔料インクが付与された前記記録媒体の表面を覆うことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  5. 有色の顔料インクと前記顔料インクをコートするために使用可能な透明樹脂材料とを吐出可能な記録ヘッドを用い、前記顔料インクおよび前記透明樹脂材料を記録媒体上に付与することにより、前記記録媒体上に画像を記録するインクジェット記録方法において、
    前記画像の記録面の耐擦過性を高めるために、前記記録媒体の単位面積当たりの前記顔料インクの付与量に応じて、前記記録媒体の単位面積当たりの前記透明樹脂材料の付与量を制御し、
    前記顔料インクを前記記録媒体上に付与しないときに前記記録媒体上に前記透明樹脂材料を所定量付与し、
    前記顔料インクの付与量が第1の特定付与量より少ない第1の範囲の付与量であるときには、前記顔料インクの付与量の増加に伴って前記透明樹脂材料の付与量を減少させ、前記顔料インクの付与量が前記第1の特定付与量より多い第2の範囲の付与量であるときには、前記顔料インクの付与量の増加に伴って前記透明樹脂材料の付与量を増加させ
    前記第1の特定付与量は、前記顔料インクの付与量が前記第1の範囲の付与量であるときに前記透明樹脂材料を付与した場合の前記記録面の光沢度と、前記顔料インクの付与量が前記第2の範囲の付与量であるときに前記透明樹脂材料を付与した場合の前記記録面の光沢度と、の差を小さくするように、前記透明樹脂材料の付与量を最小とするときの前記顔料インクの付与量である
    ことを特徴とするインクジェット記録方法。
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