JP5015827B2 - 吸気経路ガス導入構造及び吸気マニホールド - Google Patents

吸気経路ガス導入構造及び吸気マニホールド Download PDF

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Description

本発明は、内燃機関の吸気経路内の吸気流に対してガス導入路からガスを導入する吸気経路ガス導入構造及びこの吸気経路ガス導入構造を適用した吸気マニホールドに関する。
排気再循環装置では排気をサージタンクや吸気枝管に供給することで吸気に排気を混合させている(例えば特許文献1〜3参照)。特許文献1ではサージタンクに開口する円形と長円形の2つの開口部から排気を吸気中に導入することで各気筒に排気を均一に分配している。特許文献2ではスワールコントロールバルブより上流に導いている排気再循環通路を円弧状の長円形にすることにより吸気ポートを昇温させて燃料の気化を促進している。特許文献3ではスロットルバルブの直下にて流れ方向に長い長円形の排気導入口を形成することにより吸気と排気との均一混合とデポジット付着防止とを実現している。
特開平7−259656号公報(第3頁、図2,3) 特開平7−247917号公報(第3頁、図5) 特開平11−210560号公報(第5頁、図11)
排気中に含まれる水蒸気が排気循環中に冷却されて凝結水が生じる場合がある。この凝結水が吸気中への排気導入路に蓄積されると排気導入路が閉塞して導入される排気の流れが偏ったり間欠的な導入となったりして吸気中への均一な排気拡散や気筒間の均一な排気分配が困難となり、円滑に排気再循環ができなくなる。このため凝結水が排気導入路に蓄積しないように排気導入路壁面を伝わせて排気導入路から円滑に流出させる必要がある。
特許文献1〜3では、排気を吸気に導入するまでに生じる凝結水については考慮していず、凝結水による排気導入による問題点の対策については不十分である。
又、排気導入路から気筒間で偏らせずにかつ吸気中に均一に排気を拡散させるためには、特許文献1〜3のようにスロットルバルブ近傍の吸気流路壁面で開口する構成ではなく、吸気が気筒毎に分岐した後の吸気流中にて、しかも或程度吸気流中に突出した位置に開口することが考えられる。しかしこのように開口させると吸気脈動の影響を受けやすくなって逆に吸気中への排気の均一拡散が阻害されると共に気筒毎の均一な排気分配も困難となるおそれがある。
このことは他のガス、例えばブローバイガスやキャニスタからの燃料蒸気についても同じことである。
本発明は凝結した液体の排出を容易とさせることにより吸気中への円滑なガス導入が可能な吸気経路ガス導入構造、ガスの気筒間の均一分配と吸気中への均一拡散とを達成させることで吸気中への円滑なガス導入が可能な吸気経路ガス導入構造及びこのための吸気マニホールドの提供を目的とするものである。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の吸気経路ガス導入構造は、内燃機関の吸気経路内の吸気流に対してガス導入路からガスを導入する吸気経路ガス導入構造であって、ガス導入路の内周面は、軸直交断面において下方側に略水平な直線として現れる底面と上方側に前記直線の両端を角度を有して接続する凸状湾曲線として現れる湾曲壁面とからなることを特徴とする。
ガス導入路は、上記形状の底面の両側に湾曲壁面との間には角度を有する。このことによりガス導入路はガスの流れの方向に沿ってコーナーが形成されていることになる。ガス導入路内を流れるガスに含まれている蒸気がガス導入路内にて凝結する場合は、特にこのコーナーにて凝結が生じやすく、又、コーナーに集まりやすい。したがって、まず水などの凝結液はこのコーナーに生じあるいはコーナーに集中してから、コーナーを伝ってガス導入路を流れることになる。コーナーでの凝結液移動量よりも急速に多量の凝結液が生じた場合は、コーナーに隣接する底面側に凝結液は流れ出し、この底面に集まって高い流動性を生じる。このためガス導入路を流れるガス流との摩擦により、あるいはガス導入路の傾斜により、容易に移動してガス導入路から排出されることになる。
このようにして凝結水などがガス導入路に蓄積しないようにガス導入路のコーナーや底面を伝わせて円滑に流出させることができ、凝結水などがガス導入路に蓄積されることがなく、吸気中への均一な排気拡散や気筒間の均一な排気分配を阻害しない。このようにして円滑なガス導入が可能となる。
請求項2に記載の吸気経路ガス導入構造では、請求項1において、前記直線と前記凸状湾曲線とは略直交していることを特徴とする。
直線と凸状湾曲線とが略直交するように底面と湾曲壁面とを形成することにより、コーナーにおける凝結と凝結液の集中を促進すると共に、凝結液が急速に多量に生じた場合にはコーナーから底面への移動及び底面での流動を容易とすることができる。このことにより凝結水などがガス導入路に蓄積されることがなく、円滑なガス導入が可能となる。
請求項3に記載の吸気経路ガス導入構造では、請求項1又は2において、ガス導入路はガスの流動方向を下方とする傾斜状態で配置されるものであることを特徴とする。
このような状態でガス導入路が傾斜していることにより、ガス流動方向への凝結液の流れをより促進して吸気中への凝結水などの排出をより効果的なものとできる。
請求項4に記載の吸気経路ガス導入構造では、請求項1〜3のいずれか一項において、ガス導入路は略直線状に形成されていることを特徴とする。
このように略直線状のガス導入路とすることにより、凝結液全体のより円滑な排出が可能となる。
請求項5に記載の吸気経路ガス導入構造では、請求項1〜4のいずれか一項において、ガス導入路は共通ガス室から各気筒の吸気ポートへガスを導入すると共に、前記共通ガス室の底面はガス導入路の前記底面と同一平面上で連続する面であることを特徴とする。
このようにガス導入路の底面を共通ガス室の底面と同一平面上で連続させることにより、共通ガス室とガス導入路との間に凝結水などを蓄積させることなく、いずれかに円滑に排出させることができる。
請求項6に記載の吸気経路ガス導入構造では、請求項1〜5のいずれか一項において、ガス導入路は吸気経路に対して下方側から導入され、吸気経路に開口するガス導入路の先端は、前記湾曲壁面側が吸気経路内に突出していることを特徴とする。
このようにガス導入路は湾曲壁面側が吸気経路内に突出した状態にて開口していることにより、ガスを吸気に対して均一に拡散させることができる。更に吸気経路内に突出しているのは湾曲壁面側であることから、ガス導入路の先端が吸気流中に露出していても、角が形成されていない部分が吸気流中に突出していることから、吸気流の抵抗になりにくい。したがって内燃機関のポンピング損失を抑制できる。
請求項7に記載の吸気経路ガス導入構造では、請求項6において、吸気経路は、吸気マニホールドの吸気枝管と内燃機関のシリンダヘッドに形成された吸気ポートとが接続端面同士にて接続されることで形成され、ガス導入路は前記吸気枝管に形成されていると共に、ガス導入路の先端面は前記接続端面とは略同一面上に形成されていることを特徴とする。
吸気マニホールドの吸気枝管に形成されたガス導入路の先端は、その先端面が吸気枝管の接続端面とは略同一面上まで吸気流中に突出させている。このことで吸気枝管から吸気ポートにかけて各気筒への吸気中にガスを均一に分配しかつ均一に拡散させるガス導入路を容易に形成することができる。
請求項8に記載の吸気経路ガス導入構造では、請求項6において、吸気経路は、吸気マニホールドの吸気枝管と内燃機関のシリンダヘッドに形成された吸気ポートとが接続端面同士にて接続されることで形成され、ガス導入路は前記吸気枝管に形成されていると共に、ガス導入路の先端面は前記接続端面よりも吸気流方向とは逆方向に前記湾曲壁面側を傾斜させて形成されていることを特徴とする。
このようにガス導入路の先端面を接続端面よりも吸気流方向とは逆方向に湾曲壁面側を傾斜させた構成とすることにより、各気筒への吸気中にガスを均一に分配しかつ均一に拡散させることができると共に、より吸気流の抵抗となりにくくすることができる。
更にアトキンソンサイクルエンジンなどのように燃焼室側から吸気経路側に吹き返しを生じる内燃機関の場合には、吸気流方向とは逆方向に湾曲壁面側を傾斜させた分、吹き返しに対する曝され方が弱まり、あるいは吹き返しをガス導入路内に導きにくくなり、デポジット付着防止効果を生じる。
請求項9に記載の吸気経路ガス導入構造では、請求項6において、吸気経路は、吸気マニホールドの吸気枝管と内燃機関のシリンダヘッドに形成された吸気ポートとが接続端面同士にて接続されることで形成され、ガス導入路は前記吸気枝管に形成されていると共に、ガス導入路の先端面は吸気経路の軸に対する直交状態位置よりも吸気流方向とは逆方向に前記湾曲壁面側を傾斜させて形成されていることを特徴とする。
このようにガス導入路の先端面を、吸気経路の軸に対する直交状態位置よりも吸気流方向とは逆方向に湾曲壁面側を傾斜させた構成とすることにより、各気筒への吸気中にガスを均一に分配しかつ均一に拡散させることができると共に、より吸気流の抵抗となりにくくすることができる。
更に前述した吹き返しに対するデポジット付着防止効果を生じる。
請求項10に記載の吸気経路ガス導入構造では、請求項9において、ガス導入路の先端面は、ガス導入路自身における略軸直交状態位置に形成されていることを特徴とする。
ガス導入路の先端面はガス導入路自身における略軸直交状態位置まで吸気流中に突出させることで、各気筒への吸気中にガスを均一に分配しかつ均一に拡散させるガス導入路を容易に形成することができる。
ガス導入路の先端面は、吸気流方向とは逆方向に湾曲壁面側が傾けられることになるので、前述した吹き返しに対するデポジット付着防止効果を生じる。
請求項11に記載の吸気経路ガス導入構造では、請求項9において、ガス導入路の先端面は、ガス導入路自身における軸直交状態位置よりも吸気流方向とは逆方向に前記湾曲壁面側を傾斜させて形成されていることを特徴とする。
このようにガス導入路の先端面を、ガス導入路自身における軸直交状態位置よりも吸気流方向とは逆方向に湾曲壁面側を倒した構成とすることにより、各気筒への吸気中にガスを均一に分配しかつ均一に拡散させることができると共に、より吸気流の抵抗となりにくくすることができる。
更にガス導入路の先端面は吸気流方向とは逆方向に湾曲壁面側を大きく倒せるので、前述した吹き返しに対するデポジット付着防止効果を高めることができる。
請求項12に記載の吸気経路ガス導入構造では、請求項11において、ガス導入路の先端面は、ガス導入路自身における軸直交状態位置よりも吸気流方向とは逆方向に前記湾曲壁面側を45〜55°傾斜させて形成されていることを特徴とする。
より具体的にはこのようにガス導入路の先端面を吸気流方向とは逆方向に湾曲壁面側を45〜55°傾斜させた状態とすることにより、各気筒への吸気中にガスを均一に分配しかつ均一に拡散させると共に、吸気流の抵抗となりにくくすることができる。前述した吹き返しに対するデポジット付着防止効果についても十分に高めることができる。
請求項13に記載の吸気経路ガス導入構造では、請求項1〜12のいずれか一項において、樹脂製の接続部にて金属製のガス供給管に接続されることでガスを供給されていると共に、前記接続部は前記ガス供給管よりも大径に形成されていることを特徴とする。
接続部がガス供給管よりも大径であることにより、ガス供給管から高温のガスが供給されたとしても樹脂製の接続部を直撃することはなく、接続部での強度低下を防止することができる。
請求項14に記載の吸気経路ガス導入構造では、請求項13において、前記接続部は、前記ガス供給管との当接部分では、内周縁部が面取りされていることを特徴とする。
更に接続部において、ガス供給管との当接部分では内周縁部を面取りした構成としている。このことによりガス供給管との接続が軸直交方向に少々ずれたとしても、高温ガスが接続部の先端縁部を直撃することを防止でき、接続部での強度低下を確実に防止することができる。
請求項15に記載の吸気経路ガス導入構造では、請求項1〜14のいずれか一項において、前記ガスは、内燃機関の排気、内燃機関のブローバイガス及び燃料タンクからの燃料蒸発に由来する燃料蒸気のいずれか1つ又は複数であることを特徴とする。
このようにガス導入路から吸気流中に導入されるガスとしては、内燃機関の排気、ブローバイガス及び燃料蒸気を挙げることができ、このようなガスを吸気中へ円滑に導入することができる。
請求項16に記載の吸気マニホールドでは、請求項1〜15のいずれか一項の構成が適用されたことを特徴とする。
このような吸気マニホールドとすることにより前述したごとくの効果を生じさせることができる。
[実施の形態1]
図1〜3は、内燃機関において上述した発明が適用された吸気マニホールド2の要部構成を表す。図1の(A)は正面図、(B)は背面図、図2の(A)は左側面図、(B)は右側面図、図3は斜視図である。図1の(A)におけるX−X断面図を図4に示す。
吸気マニホールド2はサージタンクの役割を果たす共通吸気経路4を備え、この共通吸気経路4を介してスロットルバルブから吸気を導入している。そして共通吸気経路4の下流側には吸気枝管集合部6を備えている。これら共通吸気経路4と吸気枝管集合部6とは樹脂にて一体成形されている。尚、図においては吸気マニホールド2の全体形状を分かりやすくするためにリブ等を設けていない状態にて示しているが、補強ための各種リブ、吸気温センサ等を設置する貫通孔、吸気マニホールド2自身を支持するための各種係合部などを外周面に設けることができる。
ここで内燃機関は4気筒であり、吸気枝管集合部6は4本の吸気枝管6a,6b,6c,6dを備えている。尚、内燃機関は他の気筒数でも良く、この場合には吸気マニホールド2は対応する気筒数分の吸気枝管を備えることになる。又、V型エンジンなどの複数バンクの内燃機関である場合には、バンク毎に吸気マニホールド2が設けられて、各吸気マニホールド2には同一バンクにおける気筒数分の吸気枝管が設けられることになる。
図4に示すごとく吸気枝管集合部6の下側は、樹脂製のカバー8aが溶着や嵌合などにより接合されることで覆われ、このことにより吸気枝管集合部6の下部にはEGRチャンバー(共通ガス室に相当)8が形成されている。このEGRチャンバー8には、排気再循環実行時に吸気枝管集合部6の一方側に形成された排気供給部8bからEGR装置に備えられたEGR弁を介して排気が供給される。EGRチャンバー8からは、各吸気枝管6a〜6dに対する排気導入路(ガス導入路に相当)10,12,14,16がそれぞれ直線状に伸び出している。
これら排気導入路10〜16における軸直交方向での縦断面図を図5の(A)に示す。排気導入路10〜16の内周面は底面10a,12a,14a,16aと湾曲壁面10b,12b,14b,16bとからなる。底面10a,12a,14a,16aは、軸直交断面にて下方側に略水平な直線として現れる形状をなしている。湾曲壁面10b,12b,14b,16bは、軸直交断面にて上方側に、前記直線(底面10a,12a,14a,16a)の両端を角度(ここでは略直交)を有して接続する凸状湾曲線として現れる形状をなしている。
吸気マニホールド2は、内燃機関に対する配置により、これら排気導入路10〜16は排気の流動方向を下方とする傾斜状態となる。このことにより平面状の底面10a〜16aについても各吸気枝管6a〜6d側へ向かって下向きに傾斜した状態とされる。又、吸気枝管集合部6を下側から覆うことによりEGRチャンバー8を構成しているカバー8aは底板としての役割を果たしているが、このカバー8aにおける平面状の上面、すなわちEGRチャンバー8の底面8cは、排気導入路10〜16の底面10a〜16aとは同一平面上で連続する面とされている。したがってEGRチャンバー8の底面8cについても各吸気枝管6a〜6d側へ向かって下向きに傾斜した状態とされる。
排気導入路10〜16の先端面10c,12c,14c,16cは吸気枝管6a〜6dの内周面18と同一面でなく湾曲壁面10b〜16b側(吸気経路中央側)が吸気枝管6a〜6d内の吸気経路内に突出している。ただし吸気枝管6a〜6dの接続端面20よりも湾曲壁面10b〜16b側を吸気流方向とは逆方向に傾斜させた状態(接続端面20から角度θ1だけ倒した状態)とされている。
尚、本実施の形態では、吸気枝管6a〜6dの接続端面20は、吸気流直交状態位置(吸気枝管の軸方向直交状態位置と同じ)よりも、上側が吸気流方向へ傾いて(例えばθ0=10°前後)形成されている。排気導入路10〜16の先端面10c〜16cは、その湾曲壁面10b〜16b側を、吸気流直交状態位置よりも吸気流方向とは逆方向に傾斜させた状態としている。ここでは先端面10c〜16cは、排気導入路10〜16自身における軸直交状態位置よりも吸気流方向とは逆方向に湾曲壁面10b〜16b側を傾斜させた状態(ここではθ2=45〜55°CA)に形成されている。
この吸気マニホールド2が内燃機関の金属製のシリンダヘッドに形成された吸気ポート22取り付けられて実際にEGR装置が機能すると、EGRチャンバー8内へは、排気供給部8bから図示矢線のごとく排気が導入される。そして各排気導入路10〜16に分流されて各吸気枝管6a〜6dに分配される。このことにより各気筒に対する吸気経路内の吸気中に排気が導入され、吸気に混合されて各気筒に供給されることになる。
以上説明した本実施の形態1によれば、以下の効果が得られる。
(イ).各排気導入路10〜16の底面10a〜16aは、その両側にて湾曲壁面10b〜16bとの間に角度を有して接続している。ここでは底面10a〜16aと湾曲壁面10b〜16bとは略直交して接続している。このことにより各排気導入路10〜16は排気の流れ方向に沿って図5の(A)に示したごとくコーナーCが形成されている。各排気導入路10〜16内を流れる排気に含まれている水蒸気が、各排気導入路10〜16内にて凝結する場合、特にこのようなコーナーCにて凝結が生じやすく、又、コーナーCに集まりやすい。
したがって図5の(B)に示すごとく各排気導入路10〜16内に生じた凝結水Wは、まずこのコーナーCに生じ、あるいはこのコーナーCに集中する。そしてコーナーCを伝って凝結水は各排気導入路10〜16を流れることになる。
コーナーCでの凝結水移動量よりも急速に多量の凝結水が生じた場合は、図5の(C)に示すごとくコーナーCに隣接する底面10a〜16a側に凝結水は流れ出し、この底面10a〜16aに集まって高い流動性を生じる。このため排気導入路10〜16を流れる排気流との摩擦により、あるいは排気導入路10〜16の傾斜により、容易に移動して排気導入路10〜16から排出されることになる。
このようにして凝結水が排気導入路10〜16に蓄積しないように排気導入路10〜16のコーナーCや底面10a〜16aを伝わせて円滑に流出させることができ、凝結水が排気導入路10〜16に蓄積されることがなく、吸気中への均一な排気拡散や気筒間の均一な排気分配を阻害しない。このようにしてEGR装置による円滑な排気導入が可能となる。
(ロ).ここで特に各排気導入路10〜16は直線状に形成されて、排気の流動方向を下方とする傾斜状態で配置されていることから、排気流動方向への凝結水の流れをより促進し、吸気中への凝結水の排出をより効果的なものとできる。
しかも各排気導入路10〜16の底面10a〜16aを、EGRチャンバー8の底面8cと同一平面上で連続させている。このことにより、EGRチャンバー8と各排気導入路10〜16との間に凝結水を蓄積させることなく、円滑に各吸気枝管6a〜6d側へ排出させることができる。
(ハ).各排気導入路10〜16は各吸気枝管6a〜6dに対して下方側から導入され、各吸気枝管6a〜6dに開口する各排気導入路10〜16の先端は、湾曲壁面10b〜16b側が各吸気枝管6a〜6d内に突出して開口している。このことにより排気を吸気に対して均一に拡散させることができると共に、各吸気枝管6a〜6d内に突出しているのは湾曲壁面10b〜16b側であることから、各排気導入路10〜16の先端が吸気流中に露出していても角が形成されていない部分が吸気流中に突出していることから吸気流の抵抗になりにくい。したがって内燃機関のポンピング損失を抑制できる。
特に排気導入路10〜16の先端面10c〜16cは、各吸気枝管6a〜6dの接続端面20よりも吸気流方向とは逆方向に湾曲壁面10b〜16b側を傾斜させた状態に形成されている。実際には吸気枝管6a〜6dの軸に対する直交状態位置よりも吸気流方向とは逆方向に湾曲壁面10b〜16b側を傾斜させた状態であり、更に排気導入路10〜16自身における軸直交状態位置よりも吸気流方向とは逆方向に湾曲壁面10b〜16b側を傾斜させた状態(45〜55°)でもある。したがってこのことにより各気筒への吸気中に排気を均一に分配できかつ均一に拡散させることができると共に、より吸気流の抵抗となりにくくすることができる。
(ニ).ここで吸気マニホールド2を適用する内燃機関としてアトキンソンサイクルエンジンを用いた場合には、燃焼室側から一旦吸い込んだ吸気が吸気経路側に吹き返えされる。このため燃焼室内のデポジットが吹き返しに乗って排気導入路10〜16の先端面10c〜16cに衝突してデポジット付着を生じやすくなる。
しかし本実施の形態では、排気導入路10〜16の先端面10c〜16cを、吸気流方向とは逆方向に湾曲壁面10b〜16b側を傾斜させた分、吹き返しによる先端面10c〜16cの曝され方が弱まり、あるいは吹き返しを排気導入路10〜16内に導きにくくなる。したがってデポジット付着防止が十分になされる。
参考例
参考例における排気導入路の軸直交方向での縦断面を図6に示す。尚、他の構成は前記実施の形態1と同じである。
図6の(A)に示す排気導入路110の内周面は、前記実施の形態1のような湾曲壁面と底面との関係は存在せず、天井面110a、側面110b,110c、底面110dとからなる断面矩形をなしている。尚、天井面110aが底面110dよりも幅が狭い台形でも良く、逆に底面110dが天井面110aよりも幅が狭い台形でも良い。又、側面110b,110cの高さは同一である必要はない。
図6の(B)に示す排気導入路120の内周面は断面略矩形であるが、角120aは角アールが設けられている。これ以外は図6の(A)と同じである。
図6の(C)に示す排気導入路130の内周面130aは断面円形である。尚、図6の(D)に示す排気導入路140のごとく横長の楕円形の内周面140aでも良く、あるいは縦長の楕円形でも良い。
参考例では上述した排気導入路110,120,130,140及びその変形例のいずれか1つの構成を排気導入路に適用するものとする。
図7に示すごとく、このような形状の排気導入路110〜140における先端面111aは、金属製の吸気ポート122に接続する吸気枝管112の接続端面112a位置よりも吸気経路中央側Pを吸気流方向とは逆方向に傾斜させた状態としている。図7の例では吸気流直交状態位置と接続端面112a位置との間となるように先端面111aが接続端面112aの位置から吸気流方向とは逆方向に傾斜されている。この傾斜は、接続端面112aとの相対的な関係を示しており、実際には先端面111aは吸気流直交状態位置に近づいているので吸気流方向から見て接続端面112aよりも起こされていることになる。
図7に例示した先端面111aの傾斜位置以外に、図8の(A)に示すごとく吸気流直交状態位置と略同一位置(同一位置も含む)としても良い。更に吸気流方向とは逆方向に傾斜することで図8の(B)に示すごとく先端面111aを吸気流直交状態位置と排気導入路110〜140の軸直交状態位置との間としても良い。
更に吸気流方向とは逆方向に傾斜することで図9の(A)に示すごとく先端面111aを排気導入路110〜140の軸直交状態位置と略同一位置としても良い。更に吸気流方向とは逆方向に傾斜することで図9の(B)に示すごとく先端面111aを排気導入路110〜140の軸直交状態位置と前記実施の形態1の図4に示した先端面(12c)の位置との間としても良い。そして更に吸気流方向とは逆方向に傾斜させて前記実施の形態1の図4に示した先端面(12c)の位置としても良い。
以上説明した本参考例によれば、以下の効果が得られる。
(イ).吸気枝管112を樹脂の射出成形にて一体成形する場合には型抜き上から排気導入路は直線状となると共に、この先端面は接続端面112aと同一位置に形成することが一般的である。しかしこれでは排気導入路の先端面が吸気枝管112内に大きく立ち上がり吸気流の流動抵抗が大きくなる。又、アトキンソンサイクルエンジンを用いた場合には前述した吹き返しによりデポジットの付着が大きくなりやすい。
しかし本実施の形態の図7に示したごとく少しでも先端面111aを吸気流とは逆方向に傾斜して形成することにより、吸気枝管112内での排気導入路110〜140の先端面111aの立ち上がりが小さくなる。図8,9に示したごとく更に吸気流と逆方向へ傾斜する程度が大きくなれば、それだけ吸気枝管112内での先端面111aの立ち上がりが小さくなる。このことにより各気筒への吸気中に排気を均一に分配できかつ均一に拡散させることができると共に、より吸気流の抵抗となりにくくすることができる。更に吹き返しが生じたとしてもデポジット付着を抑制できる。
そして先端面111aを完全に吸気流と平行な位置とするのではなく、少しでも吸気枝管112内に突出していることにより、吸気中への排気供給の偏りが抑制されて吸気との混合を均一化させることができる。
(ロ).排気導入路110〜140は直線状に形成されて、かつ排気の流動方向を下方とする傾斜状態で配置されていることから、排気流動方向への凝結水の流れを促進し、吸気中への凝結水の排出を良好なものとできる。
しかも図7に示したごとく排気導入路110,120の底面111cを、EGRチャンバー124の底面124aと同一平面上で連続させている。このことによりEGRチャンバー124と各排気導入路110,120との間に凝結水を蓄積させることなく、円滑に吸気枝管112側へ排出させることができる。
又、排気導入路130,140についても内周面130a,140aの最下部を、EGRチャンバー124の底面124aと同一平面上で連続させている。このことにより排気導入路130,140についても凝結水を蓄積させることなく円滑に吸気枝管112側へ排出させることができる。
[実施の形態
本実施の形態では、前記図2,4に示した排気供給部8b(接続部に相当)と排気供給管(ガス供給管に相当)との接続部分の構造例を示す。他の構成は前記実施の形態1又は前記参考例の構成と同じである。
図10に示すごとく、内燃機関に組み込まれた吸気マニホールドは、EGR装置の排気供給管200のフランジ部200aに対して、排気供給部8bのフランジ部8dにてボルト締結されて接続される。
ただし排気供給管200の内径D1は排気供給部8b側の内径D2よりも小さい。又、フランジ部8dの内周縁部8eが面取りされている。
以上説明した本実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
(イ).排気供給管200の内径D1よりも排気供給部8bの内径D2が大径であることにより、排気供給管200から万一冷却が十分でない高温の排気が供給されたとしても樹脂製の排気供給部8bを直撃することはない。このように高温の排気に直接曝されることがないので、排気供給部8bにおける強度低下を防止することができる。
(ロ).排気供給部8bにおいては、排気供給管200側と接続するフランジ部8dの当接部分では内周縁部8eを面取りしている。このことにより排気供給管200のフランジ部200aとの間で接続位置が軸直交方向に少々ずれたとしても、高温の排気が排気供給部8bの先端縁部を直撃することが防止でき、排気供給部8bにおける特にフランジ部8dでの強度低下を確実に防止することができる。
(ハ).他の効果については、前記実施の形態1又は前記参考例にて述べたごとくである。
[その他の実施の形態]
(a).前記各実施の形態において、ガス導入路は排気を吸気中に導入するものであったが、排気以外に内燃機関のブローバイガス、あるいは燃料タンクからの燃料蒸発に由来する燃料蒸気(キャニスタなどからのパージガス)を吸気中に導入するものであっても良い。又は、排気、ブローバイガス及び燃料蒸気のいずれか複数の組み合わせを吸気中に導入するものであっても良い。このようなガスであっても、凝結水やその他の凝結液が生じてもこれを円滑に排出でき、更に各気筒への吸気中にガスを均一に分配できかつ均一に拡散させることができると共に、ガス導入路を吸気流の抵抗となりにくくすることができる。したがってガスの吸気中への円滑な導入が可能となる。
(b).前記参考例の先端面111aの傾斜状態(図7〜9)は前記実施の形態1の先端面12c(図4)の傾斜状態に適用することができ、前記参考例にて説明したごとくの効果を生じさせることができる。
(c).前記参考例では排気導入路110〜140は吸気枝管112の下側から吸気枝管112に導入されていたが、排気導入路110〜140の形成スペースが存在すれば、各吸気枝管112の上からでも横からでも良い。前述したごとく吸気経路中央側Pを吸気流方向とは逆方向に傾斜させることにより、前記参考例にて説明した効果を生じさせることができる。
実施の形態1の吸気マニホールドの正面と背面とを示す要部構成図。 上記吸気マニホールドの左側面と右側面とを示す要部構成図。 上記吸気マニホールドの要部斜視図。 図1におけるX−X線断面図。 上記吸気マニホールドにおける排気導入路の縦断面図。 参考例の吸気マニホールドにおける排気導入路の縦断面図。 参考例における前記図4に相当するける断面図。 参考例の排気導入路における先端面の傾斜位置を示す断面図。 参考例の排気導入路における先端面の傾斜位置を示す断面図。 実施の形態の排気供給部における排気供給管との接続状態を示す断面図。
符号の説明
2…吸気マニホールド、4…共通吸気経路、6…吸気枝管集合部、6a,6b,6c,6d…吸気枝管、8…EGRチャンバー、8a…カバー、8b…排気供給部、8c…底面、8d…フランジ部、8e…内周縁部、10,12,14,16…排気導入路、10a,12a,14a,16a…底面、10b,12b,14b,16b…湾曲壁面、10c,12c,14c,16c…先端面、18…内周面、20…接続端面、22…吸気ポート、110,120,130,140…排気導入路、110a…天井面、110b,110c…側面、110d…底面、111a…先端面、111c…底面、112…吸気枝管、112a…接続端面、120…排気導入路、120a…角、122…吸気ポート、124…EGRチャンバー、124a…底面、130…排気導入路、130a…内周面、140…排気導入路、140a…内周面、200…排気供給管、200a…フランジ部、C…コーナー、P…吸気経路中央側、W…凝結水。

Claims (16)

  1. 内燃機関の吸気経路内の吸気流に対してガス導入路からガスを導入する吸気経路ガス導入構造であって、
    ガス導入路の内周面は、軸直交断面において下方側に略水平な直線として現れる底面と上方側に前記直線の両端を角度を有して接続する凸状湾曲線として現れる湾曲壁面とからなることを特徴とする吸気経路ガス導入構造。
  2. 請求項1において、前記直線と前記凸状湾曲線とは略直交していることを特徴とする吸気経路ガス導入構造。
  3. 請求項1又は2において、ガス導入路はガスの流動方向を下方とする傾斜状態で配置されるものであることを特徴とする吸気経路ガス導入構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、ガス導入路は略直線状に形成されていることを特徴とする吸気経路ガス導入構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、ガス導入路は共通ガス室から各気筒の吸気ポートへガスを導入すると共に、前記共通ガス室の底面はガス導入路の前記底面と同一平面上で連続する面であることを特徴とする吸気経路ガス導入構造。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項において、ガス導入路は吸気経路に対して下方側から導入され、吸気経路に開口するガス導入路の先端は、前記湾曲壁面側が吸気経路内に突出していることを特徴とする吸気経路ガス導入構造。
  7. 請求項6において、吸気経路は、吸気マニホールドの吸気枝管と内燃機関のシリンダヘッドに形成された吸気ポートとが接続端面同士にて接続されることで形成され、ガス導入路は前記吸気枝管に形成されていると共に、ガス導入路の先端面は前記接続端面とは略同一面上に形成されていることを特徴とする吸気経路ガス導入構造。
  8. 請求項6において、吸気経路は、吸気マニホールドの吸気枝管と内燃機関のシリンダヘッドに形成された吸気ポートとが接続端面同士にて接続されることで形成され、ガス導入路は前記吸気枝管に形成されていると共に、ガス導入路の先端面は前記接続端面よりも吸気流方向とは逆方向に前記湾曲壁面側を傾斜させて形成されていることを特徴とする吸気経路ガス導入構造。
  9. 請求項6において、吸気経路は、吸気マニホールドの吸気枝管と内燃機関のシリンダヘッドに形成された吸気ポートとが接続端面同士にて接続されることで形成され、ガス導入路は前記吸気枝管に形成されていると共に、ガス導入路の先端面は吸気経路の軸に対する直交状態位置よりも吸気流方向とは逆方向に前記湾曲壁面側を傾斜させて形成されていることを特徴とする吸気経路ガス導入構造。
  10. 請求項9において、ガス導入路の先端面は、ガス導入路自身における略軸直交状態位置に形成されていることを特徴とする吸気経路ガス導入構造。
  11. 請求項9において、ガス導入路の先端面は、ガス導入路自身における軸直交状態位置よりも吸気流方向とは逆方向に前記湾曲壁面側を傾斜させて形成されていることを特徴とする吸気経路ガス導入構造。
  12. 請求項11において、ガス導入路の先端面は、ガス導入路自身における軸直交状態位置よりも吸気流方向とは逆方向に前記湾曲壁面側を45〜55°傾斜させて形成されていることを特徴とする吸気経路ガス導入構造。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項において、樹脂製の接続部にて金属製のガス供給管に接続されることでガスを供給されていると共に、前記接続部は前記ガス供給管よりも大径に形成されていることを特徴とする吸気経路ガス導入構造。
  14. 請求項13において、前記接続部は、前記ガス供給管との当接部分では、内周縁部が面取りされていることを特徴とする吸気経路ガス導入構造。
  15. 請求項1〜14のいずれか一項において、前記ガスは、内燃機関の排気、内燃機関のブローバイガス及び燃料タンクからの燃料蒸発に由来する燃料蒸気のいずれか1つ又は複数であることを特徴とする吸気経路ガス導入構造。
  16. 請求項1〜15のいずれか一項の構成が適用されたことを特徴とする吸気マニホールド。
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