JP5014842B2 - リレー - Google Patents

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Description

本発明は、電磁駆動装置を有する、強制案内されるリレーに関する。
強制案内されるリレーは、多数の実施形態が知られている。回路を小型化する方向に常に開発される結果、リレーの開発者は、できるだけ小さい寸法を有するリレーを開発するよう、圧力を受けている。機器制御のための安全回路の17.5mm規格ハウジング内へ組み込むために、たとえばリレーの高さは最大で12mmでなければならない。その上、場合によってはリレーと、リレーを差し込むプリント基板との間に、SMD構成部品を収容することができなければならない。この小型化は、リレーの内部の許容誤差領域が減少する結果となる。それによって特に、リレーの内部で電流を流す部品の間の間隔が小さくなり、従ってこれらの部品の間の沿面距離と火花間隔を中間組込み物によって延長しなければならず、接点ばねの寸法と接触ヘッドの引火強さが減少して、接点ばねの調整がますます問題となる。回路経路のための許容誤差が小さいだけでなく、接点ばねと駆動の間の力条件ももはや大きな許容誤差マージンを設けておくことはできない。
従って本発明の課題は、極めて小さい寸法を有するリレーを提案することである。
この課題は、本発明によれば、請求項1の対象によって解決される。
本発明の他の課題は、3、4、6および場合によっては8の接点ペアを有するリレーを搭載したリレー列を形成することができるようにするための基礎を準備することであって、それらの接点ペアはそれぞれ少なくとも6、好ましくは8または特に10アンペアの負荷をかけることができ、その高さは接続ピンを越えて最大12mm突出し、最大35mm幅で56mm長さであって、かつ強制案内されるリレーのためのユーロ規格EN50205を満足させる。この列のリレーにおいて、できるだけ多くの構成部品、特に接点ペアが、同一に形成することができなければならない。他の目的は、リレーができるだけ簡単に調整されることである。
本発明に基づく、強制案内されるリレーは、外側寸法を定めるハウジングを有し、そのハウジングの高さはその幅よりも小さく、かつその幅はその長さよりも小さい。
リレーは、リレーの長さまたは幅に収まる、クラッパー形アーマチュアを備えた電磁駆動装置を有しており、そのクラッパー形アーマチュアがコアの方向に延びる駆動アームを有している。駆動アームは、その自由端部において駆動カムと協働する。リレーは、さらに、それぞれ接点ばねと固定またはばね形状の相手側接点とによって形成される、複数の接点ペアを有している。接点ばねは、コアの方向に延びており、かつその駆動端部において駆動カムと強制案内されて係合する。
このリレーにおいて、アーマチュアのすぐ隣りに配置された接点ペアは、常閉接点であって、その接点ばねがアーマチュアの各位置においてクラッパー形アーマチュアの駆動アームに対して少なくともほぼ平行に延びている。クラッパー形アーマチュアの駆動アームの、能動化され、コイルから離れるように広げられた位置において、クラッパー形アーマチュアと常閉接点との間に存在する分離壁が、少なくとも常閉接点の接触ヘッドと駆動カムの間の領域内で、駆動アームに対してほぼ平行に延びている。
駆動装置は、好ましくは、磁性軟鉄からなる細長いコアを備えたコイルと、コアの回りに存在する巻線を有している。巻線は、ハウジングの高さを実質的に満たす直径を有している。
接点ばねは、好ましくは足と自由な駆動端部および足と駆動端部の間の接触ヘッドを有している。接点ばねは、それぞれ足によってハウジング内のハウジングの、コアの方向に対して垂直に位置する側に沿って互いに隔てられた位置に係止されている。接点ばねは、コアの方向に延び、駆動端部において駆動カムに強制案内されて係合されている。
接点ペアのためと、駆動装置のための接触ピンが、ハウジングの、幅と長さによって定められる表面に対して垂直にハウジングから突出する。
この種の強制案内されるリレーは、一つの実施態様において、リレーの長さに対応する電磁駆動装置を有し、かつ6つの接点ペアを備えると共にその6つの接点ペアと駆動装置のために必要な接触ピンを有している。6つの接点ペアは、それぞれ接点ばねと固定の相手側接点によって形成されている。接点ばねは、足によって、ハウジング内のハウジングの幅に沿って互いに隔てられた位置に係止されている。一方の列に配置されている3つの接点ペアの接点ばねの駆動端部は、第2の列内に配置されている3つの接点ペアの接点ばねの駆動端部とは逆に向けられている。
他の実施態様は、リレーの幅に対応する電磁駆動装置を有し、3つまたは4つの接点ペアおよびその接点ペアと駆動装置のために必要な接触ピンを有している。この実施態様において、接点ペアは、1列だけに配置されている。
この種のリレーによって、極めて小さい寸法を達成でき、EN50205、そして接点ペア当たり6から10Aの容量、特に8Aの容量を達成できる。リレーの高さは、効果的には最大12mm、好ましくは最大11mmである。さらに下で図を用いて説明する実施態様は、10.5mmである。コイルの直径は、8から10mm、好ましくは8.5から9.5mmである。この実施態様において、コイル直径は約9mmである。
2列のリレーの長さは、効果的には最大56mm、好ましくは最大54.5mmであり、コイルの長さは少なくとも40で最大46mm、好ましくは少なくとも42で最大44mmである。2列の実施形態において、ハウジング長さは53.8mmで、コイル長さは42.7mmである。
1列の接点ペアのみを有するリレーにおいては、コイルは実際には半分の長さである。コイルとコアの方向における外側寸法およびコイル長さは、2列の接点ペアを有するリレーの場合よりも24.2mmだけ小さい。
リレーの高さをできるだけ小さくするために、コイルはできるだけ長く形成される。上述した寸法を有するコイルは、6から10Aの(実施形態においては8A)の接点の最大電流において、約0.5から0.8ワット(実施形態においては0.75ワット)の比較的小さい出力消費を有することが、明らかにされている。この出力によって6つの接点ばね(4常開接点と2常閉接点)を操作することができる。もっと小さいリレーにおいては、それに応じて減少された数の接点ペアのために、同様に減少された寸法で十分であって、その場合に出力消費は少しだけ減少させることができる。
駆動装置が適切な特性値を有するようにするために、コアは、約40A/Mの小さい保磁電界強さを有する高価値の材料から形成されている。巻線空間が最大に利用される。ハウジングとコア材料は、液晶ポリマーからなり、少なくとも駆動装置の領域において最大0.7mmの壁厚を有している。特にリレーの寸法にとって重要な、ハウジング内部の壁は、最大0.5mmの壁厚を有している。リレー底は、接点の領域において0.7mmの厚さである。コア材料は、0.4mmの材厚を有している。
6接点リレーの幅または3接点リレーの長さは、好ましくは最大35mmであり、特に好ましくは最大34mmである。これによって、接点ばねの足または足に形成された、接点ばねのピンをハウジングの幅の方向に互いに対して最小のグリッド間隔で配置することができる。この間隔は、それぞれ7.3と7.7mmの間、好ましくは7.4と7.6mmの間であり、ある実施態様においては7.5mmである。この間隔が、プリント基板内の、ピンが半田付けされ、あるいは差し込まれる接続箇所の間に、さらに定められた5.5mmの間隔を維持できることを、保証する。4接点のリレーは、3接点のリレーよりもこの種のグリッド間隔だけ長い。
好ましくは接点ペアのためのピンは、矩形グリッド内に配置されている。接点ばねの足におけるピンは、ハウジング端縁に配置されている。固定の相手側接点のピンは、6接点リレーにおいては、ハウジングの幅の方向に延びる中心線に対して対称に配置されている。このピンは、ハウジングの長さの方向に、互いに対して少なくとも12で最大18mmのグリッド間隔を有している。固定の相手側接点のピンの間の間隔が、相手側接点および接点の接点ばねのピンの間の間隔と等しい大きさであることが、効果的であって、かつ達成される。
1列のリレーにおいては、固定の相手側接点のピンは接点ばねのピンに対して、2列のリレーの場合と同じ間隔で配置されている。従ってハウジングの端縁から約10mmないし約19mm離れている。
好ましくは、駆動装置に最も近い1つまたは2つの接点ペアは、常閉接点である。常閉接点は、駆動装置から離れるように開放する。他の2から4の接点ペアは、常開接点であって、駆動装置から離れるようにして閉鎖する。常閉接点の固定の相手側接点は、ハウジングに対して直交する方位に対してやや回動して方位づけすることができ、従ってそれと協働する、常閉接点の緊張した接点ばねの接触ヘッドはほぼ平行に載置される。この配置は、特に、以下の利点を有している。この回動された固定の相手側接点が駆動装置に隣接して配置されることによって、固定の相手側接点のこの回動が、駆動装置と第1の接点ペアとの間の間隔を減少させることができる。というのは、クラッパー形アーマチュアの駆動アームによって必要とされる空間やこの空間と常閉接点の間の分離壁が、常閉接点の相手側接点とほぼ等しい傾斜で延びているからである。この減少は、それぞれ固定の相手側接点が接点ばねの足に対してより近くへずらされるほど、それだけ大きくなる。分離壁は、その駆動カム側の端部から相手側接点の接触ヘッドを越えて所望の方向へ延びることができる。これが、ハウジングの、コアの方向に対して垂直に向けられた寸法(2列のリレーにおいては幅、1列のリレーにおいては長さ)を短縮させるために用いられる。
ピンの間隔を最小にすることができるようにするために、駆動装置に最も近い2つの常閉接点ペアの接点ばねとそれに隣接する常開接点ペアの接点ばねは、その足からその頭部へ向かって収斂するように延びている。内部において、隣接する接点ペアの間の点火距離と沿面距離は、底部分と蓋部分の分離壁や駆動カムに設けられる他の障壁によって、必要な長さに延ばすことができる。
2列のリレーにおいては、駆動装置に最も近い接点ばねは、好ましくは対称に配置されている。アーマチュアの側に配置されている接点ばねは、クラッパー形アーマチュアの駆動アームに対して少なくともほぼ平行あるいは特に足から接触ヘッド端部へ向かって発散するように、延びている。これが、ハウジングの幅の短縮に用いられる。これは少なくとも、クラッパー形アーマチュアと接点との間の分離壁もクラッパー形アーマチュアの最大に開かれた駆動アームに対してほぼ平行に向けられている場合に、言えることである。その場合に駆動アームは、クラッパー形アーマチュアが磁石に引き付けられている場合に、最大に開かれる。
通常、この種のリレーにおいて、延ばされた接点ばねの少なくとも1つは、ハウジングに対して直交するように向けられていない。弛緩した接点ばねの、ハウジング高さを有するハウジング外側面に対して直交する方位からの偏差は、ハウジングに形成された、接点ばねの足のための足収容部の方位によって予め定められる。足収容部の調整、すなわち、屈曲されない、伸張された接点ばねとの関連において、ハウジング内に形成されたブロック内のスロットの方向の調整は、ハウジングにおける接点ペアの極めて安価な一般的な調整を、特にリレーの組立て前に、可能にする。調整は、ハウジングの成形型において行われる。
リレーの作業力、常開接点の圧接力と追従距離の長さを最適化することができるようにするために、接点ばねは自由な駆動端部の領域において、足と接触ヘッドとの間よりも小さい横断面を有しており、接触ヘッドを越えて突出する、細くなったこの駆動端部は、4から7mmの長さを有している。この長さと細くなった横断面によって、接触点を超えてこの駆動端部が弾性移動することができる。駆動端部は、好ましくは5から6mmの長さを有している。それによって可能な撓みばね距離は、たとえば0.3から0.7mmである。
従って本発明は、各リレーの各接点ばねは組立て後に調整される必要がある、という考え方を克服しており、組立て後のこの種の調整を省くことができる解決を提案する。従って本発明は、接点ばね、接触ヘッド間の距離、接点ばねの付勢、追従距離、駆動装置と接点ばねパケットの間の力の均衡などの許容誤差領域を減少させて、最適化し、それによってリレーの大きさを最小限に抑えることができる。
この種のリレーは、既知のように、ハウジングとその中に少なくとも1つの調整された接点ペアを有している。接点ペアは、好ましくは少なくとも1つの接点ばねを有しており、その接点ばねの足が、ハウジング内に係止されるようにハウジングのブロック内に形成されたスロット内に差し込まれる。接点ばねは、接触ヘッドを有しており、それが相手側接点の接触ヘッドと協働する。
このリレーは、好ましくは、調整された接点ペアの接点ばねが弛緩した状態で延びているように形成されることを特徴としている。延ばして形成された接点ばねというのは、この文書においては、接触ヘッド端部から接点ばねの足端部へ至る直線が、接点ばねの内側に配置できることを意味している。好ましい接点ばねは、足端部のばね材料を折り畳むことにより足の厚みを二倍にすることを除いて、何ら屈曲または湾曲のない、平面的な部品である。他の例外は、接点ばねの駆動端部にフックが形成されることであって、それが、破断した接点ばねの駆動カムからの抜け落ちを阻止する。その係止部から接触ヘッドまで、あるいは特に接触ヘッドを越えて伸張して形成されたこの種の接点ばねは、極めてわずかな許容誤差で形成することができる。
このリレーは、好ましくはさらに、スロットの方向が次のように、すなわち、接点ばねが常開接点の一部である場合に、リレーの非作動状態において接点ばねの接触ヘッドが相手側接点の接触ヘッドに対して選択された間隔領域内に配置されているように、予め定められていることを特徴としている。リレーは、常開接点および/または常閉接点を有し、かつ好ましくは両方を有している。従ってリレーにおいて代替的に、あるいは付加的に、常閉接点においてスロットの方向によって、緊張された接点ばねの接触ヘッドの、リレーの非作動状態において相手側接点の接触ヘッドに対して圧接される圧接力が、選択された圧力領域内にあるように、予め定められている。その場合に発明的に重要なことは、接点ばねの調整が折曲または湾曲によって行われるのではなく、調整された接点ペアの接点ばねが弛緩された状態において延ばされているが、その足が係止されるスロットの方向が調整されていることである。この種の調整は、ハウジングにおいて、ないしはハウジングの成形型において行うことができる。射出成形部品と伸張された接点ばねは極めて狭い許容誤差で形成することができるので、リレーの組立て後に接点ばねの調整は、もはや必要とされない。従ってこの種のリレーを形成するために、リレーが製造される前に、射出成形型においてスロットの方向が調整される。その代わりに、個々の接点ばねを後から調整する作業は、ほとんど省かれる。しかしそれに対して、調整をコントロールすることが有意義で必要となる場合があり、場合によっては個々の接点ばねを後から調整することができる。接点ばねのどれも後から調整する必要がないようにしようとする場合でも、本発明に基づくリレーは、本発明に従って調整された、少なくとも1つの唯一の接点ばねを有している。好ましくはすべての接点ばねがこのように調整されている。
好ましくは相手側接点は、固定の接点であって、かつ接点ばねではない。固定の相手側接点は、極めて小さい許容誤差でハウジング内へ挿入することができる。しかし、相手側接点をばねとして形成することも、排除されない。相手側接点のこの種の接点ばねも、弛緩した状態において延ばして形成されている。この接点ばねが、ハウジング内に形成されたブロックのスロット内に係止される。それに対して、この接点ばねは、第1の接点ばねとは異なり、ハウジングに形成されたストッパに当接する。スロットは、ストッパに対して、ストッパに当接する接点ばねの圧接力が選択された圧力領域内にあるように、方位付けされている。
リレーの利用者によって、接点ペアのピンが直交したグリッド内に配置されていることが望まれる。これは美的な視点だけではなく、プリント上で沿面および火花距離の維持も容易にする。
ピン配置の直交した方位付けと、スロットの方向の適合を介した接点ペアの調整が同時に達成できるようにするために、場合によってはスロットは、ハウジングに対して直交した方位付けからずらして方位付けされなければならない。
その場合に、ピンの平面が直交して方位付けされず、単にピンの軸のみが直交したグリッド内に配置されることが、甘受される。ピンの平面は、好ましくは伸張された接点ばねの平面に対して平行である。これは、接点ばねのピンが好ましくは接点ばねと一体的に形成されているためである。接点ばねとピンを高伝導性のばね材料の一片から一体的に形成することが、リレーを組立てる場合の手間を減少させ、接点ばねにおける許容誤差を減少させ、かつピンから接点ばねへの移行部における一級の伝導性を保証する。ピンは、好ましくは接点ばねの足に形成されている。
直交した方位からのこのずれは、場合によっては、接点ばねがスロットの方向の適合によって調整されたことのしるしとすることができる。従って、直交した方位からずれたこのスロット方向は、接点ばねがその組込み後に屈曲によって調整されたか否かに関係なく、自立した発明と考えることができる。
接点ばねのばね領域と接点ばねの足との間の移行部は、屈曲する際に発生する、個々の接点ばね間の偏差を回避するために、好ましくは延ばして形成されている。
リレーのハウジング内のスロット内に足によって係止された、接点ペアの接点ばねの方位を調整する方法によって、接点ペアの接触ヘッドの間の間隔が選択された間隔領域内にあり、あるいは接点ペアの接触ヘッド間の圧接力が選択された圧力領域内にあることを、達成しようとしている。この種の方法において、本発明によれば、スロットの方向が正確に調整され、伸張して形成された接点ばねが調整されたスロット内に差し込まれる。スロットを調整するために、スロットが形成されているブロックは、ハウジングに対して回動可能に形成することができる。この場合において、スロットの方向の調整は、調整された方向におけるブロックの回動とハウジングに対するブロックの固定を含んでいる。しかし、この調整が一回だけ実施されれば済むようにするために、好ましくは、スロットの方向を定める射出成形型が適合される。射出成形型において、スロットまたはスロットを有するブロックを含む、部分型を設けることができる。従ってこの部分型のみを適合させれば済む。接点ばねの後からの供給が、たとえば前の供給とは異なるパラメータを有する場合に、この部分型を、接点ばねの新しい供給のために調整された部分型に代えることができる。
その場合にスロットは、大体においてハウジングおよび/または直交するピングリッドに関する直交する方位付けから外れる。しかし、1つのスロットをハウジングないしピングリッドに対して直交するように方位付けすることができる。従ってこのスロットは、通常、ハウジングに対して、0、90、180、270度とは異なる角度で方位付けされる。
スロットの方向を用いて接点ペアの調整を行うことができるようにするために、好ましくはスロットへ差し込む前に接点ばねの精度が検査されなければならない。それによって、調整が差し込むべき接点ばねに合っているか、あるいは適合されなければならないか、が検査される。
少なくとも1つの供給内の接点ばねが極めて狭い許容誤差内で同一であるようにするために、接点ばねの足が、好ましくはばね材料を折り畳むことによって形成される。折畳み、すなわち180度屈曲することは、極めて一定の成果をもって実施可能であり、それに対して鈍角または鋭角の、より小さい角度だけ屈曲することは、より大きいばらつきをもたらす。折り畳む場合に、接点ばねの伸張された形成は、手を付けられない。接点ばねの足とばね領域の間の移行部も、延ばして形成され、それによって接点ばねを高い精度で形成することができる。
図1、2、8に示すリレー11は、6つの接点ペア13を有している。リレー11内の接点ペア13の数は接点ペア13の調節にとって重要ではないが、リレー11の大きさと使用可能性にとっては非常に重要である。
リレー11は、さらに、コイル17、ヨーク19、クラッパー形アーマチュア21、破線で示すコア23を備えた電磁的な駆動装置15を有している。リレーは、さらにクラッパー形アーマチュア21の駆動アーム25と協働する駆動カム27を有している。
コイル17は、できるだけ空間を満たすように巻かれる。しかし、コイルは、様々な巻き数を有することができる。それぞれ所望のコイル電圧に応じて、巻き数とワイヤ直径およびそれに伴ってコイル抵抗が適合させられる。しかしその場合に、実際には、コイル力に相当する、AW数(アンペア*巻き)は変らない。このAW数は、この実施形態においては、少なくとも310AWである。それぞれワイヤ太さに応じてAW数がこの310AWを上回ることもできる。コイルが満たされるからである。1対4.6〜5、特に1対4.7〜4.8のコイル比において、かつ3.5〜3.7対1、特に3.6対1のアーマチュア変換比において、この6つの接点ペア13を操作するために、コイルの十分な力が生じる。次のリストは、可能なコイル設計の小さい選択を示している:
Figure 0005014842
各接点ペア13は、接点ばね29と相手側接点31を有している。接点ばね29は、足33によってハウジング35内に係止されており、このハウジング35内には駆動装置15も収容されている。足33を係止するために、ハウジング35内に各足のためのブロック37が形成され、かつそのブロック37内にそれぞれスロット39が形成されている。
相手側接点31と接点ばね29は、それぞれピン41を有している(図6と7参照)。接点ばね29も相手側接点31も、このピン41によってハウジング35の底43を貫通している。図2に示すリレー11の下面図において、ピン41の直交する配置が示されている。楕円で特徴づけられるピン41が接点ばね29の足ピンである。矩形で特徴づけられるピンが固定の相手側接点のピンである。三角形で特徴づけられるピンは駆動装置の接続ピンである。接点ばね29の足ピンと駆動装置15の接続ピンが、底43の互いに対向する2つの幅狭側に沿って列に並べられている。相手側接点の6本のピンは、それぞれ3本が底の幅狭側に対する平行線上にあって、それぞれ2つが接点ばねの互いに対向する2つの足ピンを通る直線上にある。
接点ペア13のピン間のグリッド間隔は、ハウジングの幅の方向にそれぞれ7.5mmであり、ハウジング35の長さの方向にそれぞれ15.8mmである。駆動装置の接続ピンは、ハウジング底43の、接点ばねの足ピンが設けられていない2つの角部内にあって、接点ペア13の次のピンから15.5mmの距離にある。
接点ばね29は、図5と6に示すように、足33を有しており、その足は接点ばねの薄板を折り畳むことによって形成されている。ピン41が、足33と一体的に形成されており、従ってそのピンは同様に接点ばねの2倍の厚みである。接点ばね29は、足33に続いてばね領域45を有しており、そのばね領域が接触ヘッド47まで延びている。ばね領域45は、高伝導性のばね材料からなる最小化された横断面を有している。横断面と材料は、熱伝導性と電気的伝導性に関して、最適化されている。接触ヘッド47の領域内で、接点ばねはやや拡幅されている。接触ヘッドの上方において、接点ばねはだんだん細くなる横断面を有する延長部の形式の駆動端部49を有している。駆動端部49は、ばね領域45のほとんど半分の大きさの横断面をもつ。駆動端部49は、さらにフックとして屈曲されており、従って接点ばね29はばねが破断した場合にも駆動カム27から抜け落ちることがない。
相手側接点31は固定の接点部分であって、ハウジング35内の正確に定められた位置に固定されている。相手側接点31は、比較的厚い薄板から打ち抜かれた部品であって、それに一体的にピン41が形成されており(図7)、かつ接触ヘッド47を有している。接触ヘッドは、すべての接点において、リベットヘッドである。接触ヘッドを固定するために、各接点ばねと相手側接点31の薄板部分にそれぞれ穴が打ち抜かれており、その穴へリベットヘッドが挿通される。挿通された端部がその後、接触ヘッドを形状嵌めあいと力嵌めあいでリベット止めするために、打ち叩かれる。
図8に示すリレーは、蓋なしで示されている。従ってこのリレー上に蓋が取り付けられて取付けが終了し、その蓋は、駆動装置と接点ペアが配置されている底部分とロックされて、ハウジングを閉ざす。蓋に、リレー名称とリレースペシフィケーションを書き付けることができる。
従って図8には、以下の部品が示されている:
底43、壁によって形成される、接点ペアと駆動装置のためのチャンバの仕切りと接点ペア13の接点29、31を係止するためのブロック37、53を有する底部分51;
底部分51内へ挿入された駆動装置15(そのうちのコイル17、ヨーク19、クラッパー形アーマチュア21が見られる);
それぞれ弛緩され、伸張された接点ばね29と固定の相手側接点31を有する4つの常開接点ペア13;
それぞれ緊張された接点ばね29と固定の相手側接点31を有する2つの常閉接点ペア13;
駆動カム27(クラッパー形アーマチュア21の駆動アーム25と当接し、かつその中に接点ばね29の駆動端部が収容されている)。各接点ばねのために、駆動カム内に専用のチャンバが形成されている。
駆動カム27は、さらに、ウィング28を有している。これらのウィング28が、隣接する接点ペア13の間の沿面距離と特に火花距離を延長している。
図8に示すリレー11は、蓋なしで52.4×32.3×9.9mmである。さらに、図9に示すように、スタンド足53と蓋が高さに加わる。底部分51の下側に、0.5mm突出するスタンド足53が形成されている。付加的に、リレーは脚柱55を有している。脚柱55は、底部分51の下側のやや円錐状の円錐台または円形円筒状のピンで、1.2mmだけ突出している。このようにスタンド足53と脚柱55を形成することは、リレーを基板57に対して2つの異なる間隔で配置することができる、という利点を有している。リレー底の下にさらにSMD構成部品を配置することができるようにしようとする場合には、リレーを脚柱55でセットする(基板57は破線で示されている)。しかしながら組立て高さをできるだけ小さくしようとする場合には、リレー11はスタンド足53で設置する(基板57は実線で示されている)。リレーをスタンド足で設置することができるようにするために、脚柱は折り取ることができる。しかしながら、より簡単に、基板57にピン接続のための穴に加えて、脚柱55のための穴59も設けられる。
図9に示唆される蓋59は、リレー11の底部分51をぐるっと包囲している。成形材料によってリレー11をシールするために、蓋59と底部分51の間に形成通路61が一周して形成されている。
本発明に基づくリレーは、図1、2、8におけるように互いに対して対称に形成された2列の接点ペアを有することができるが、1列の接点ペアだけでもよい。図10と11には、この種の4接点と3接点のリレーが斜視図で示されている。これらにおいて、コイルの長さとコイルの長さ方向におけるハウジングは、実際には図8に示すリレーに比較して半分にされている。さらに、図10に示すリレーの長さは、1接点ペアの分だけ延長されている。それによって4接点リレーの長さは、6接点リレーの幅よりも7.5mmだけ長い。
Figure 0005014842
コイルのコアに対して垂直の寸法は、1列のそれぞれ2つの接点ペアの間の7.5mmと、駆動装置、ハウジングおよび駆動装置と常閉接点との間の間隔のための18.5mmから構成される。リレーの、駆動装置に沿って延びる外側から、第1のピン(常閉接点の)まで、16.9mm必要とされる。最後のピンから対向する外側まで、さらに1.6mm必要とされる。
他の方向において、接点ペアのピンは、15.8mmの間隔を有し、接点ばねのピンはリレーの近い端縁まで3.1mmの間隔を有している。固定の接点のピンは、対向する端縁まで10.5mmの間隔を有している。2列のリレーにおいては、2つの列の固定の接点のピンは、互いに対して15.8mmの間隔を有している。
これらの寸法は、蓋を含んでおり、蓋は、その蓋が覆う5つの側にそれぞれ0.6mmの嵩を有している。
1列のリレーの場合には、例としてのコイルデータは、次のように示すことができる。コイルの他の設計も、もちろん可能である。コイルは、18.5mm長さで、9mmの直径を有し、4接点ペアの場合には200またはそれより多いAW数が得られるよう努力される。
Figure 0005014842
事実例寸法
Figure 0005014842
3つと3つの互いに対向して配置された接点ペアとハウジングの長手方向に配置された駆動装置とを有する開放されたリレーを図式的に示す上面図である。 図1に基づくリレーの直交したピン配置を図式的に示している。 2つの常開スイッチを開放した非作動位置で図式的に示している。 常開スイッチと常閉スイッチを非作動位置で示している。 内蔵された足とピンを有する接点ばねを示している。 図5に示す接点ばねの側面図である。 固定の接触ヘッドを示している。 蓋を除去された、本発明に基づくリレーを示す斜視図である。 プリント基板上に足と脚柱を有するリレーの一部を示している。 4つの接点ペアを有する、本発明に基づくリレーを示している。 3つの接点ペアを有する、本発明に基づくリレーを示している。
符号の説明
11 リレー、13 接点ペア、14 常閉接点ペア、15 駆動装置、17 コイル、19 ヨーク、21 揺動アーマチュア、23 コア、25 揺動アーマチュア21の駆動アーム、27 駆動カム、28 駆動カム27のウィング、29 接点ばね、31 固定の相手側接点、33 接点ばね29の足、35 ハウジング、37 ブロック、39 足のためのブロック37のスロット、41 接触ピン、43 ハウジング35の底、45 接点ばね29のばね部分、47 接触ヘッド、49 接点ばね29の駆動端部、51 ハウジング35の底部分、53 スタンド足、55 脚柱、57 プリント基板、59 ハウジング35の蓋部分

Claims (16)

  1. ハウジング(35)を有し、前記ハウジングの高さがその幅よりも小さく、かつその幅がその長さよりも小さい、強制案内されるリレーにおいて、
    電磁駆動装置(15)と、複数の接点ペア(13)と、複数の接点ばね(29)と、そして複数の接点ピン(41)と有し、
    前記電磁駆動装置(15)は、前記リレー(11)の長さまたは幅に対応し、
    磁気軟鉄からなる細長いコア(23)と前記コア(23)の回りに存在する巻線とを有するコイル(17)と、そして
    クラッパー形アーマチュア(21)であって、前記ハウジング(35)の高さを実際に満たす直径を有する前記コイル(17)と、そしてコアの方向へ延びる駆動アーム(25)とを有し、前記駆動アーム(25)の自由端部が駆動カム(27)と協働する、前記クラッパー形アーマチュア(21)と
    を備え、
    前記複数の接点ペア(13)のそれぞれは、接点ばね(29)と固定またはばね形状の相手側接点(31)とによって形成され、
    前記複数の接点ばね(29)のそれぞれは、足(33)と、自由な駆動端部(49)と、そして前記足(33)と前記駆動端部(49)の間に接触ヘッド(47)を有し、
    前記足(33)によって、前記ハウジング(35)内でハウジングの、コアの方向に直角となっている側に沿って、互いに隔たった箇所に係止されており、前記コア(23)の方向に延び、そして前記駆動端部(49)によって前記駆動カム(27)に、強制案内されるように係合し、
    前記複数の接点ピン(41)は、前記複数の接点ペア(13)のためおよび前記電磁駆動装置(15)のため前記ハウジング(35)からハウジングの、幅と長さによって定められる表面に対して直角に突出し、
    前記リレーにおいて、
    前記クラッパー形アーマチュア(21)のすぐ隣りに常閉接点が配置されており、前記接点ばね(29)が前記クラッパー形アーマチュア(21)の前記駆動アーム(25)に対してほぼ平行に延びており、
    前記クラッパー形アーマチュア(21)と前記常閉接点(14)との間の分離壁(63)が、少なくとも前記常閉接点の接触ヘッドと前記駆動カム(27)の間の領域内で、前記コイル(17)から最も離れた位置にあるときの前記クラッパー形アーマチュア(21)の前記駆動アーム(25)に対してほぼ平行に延びている、
    ことを特徴とするリレー
  2. 前記ピン(41)が、前記リレーの長さと幅に対して直交するグリッド内に配置されており、前記接点ばね(29)の前記ピン(41)が前記リレーの1つの端縁に対して小さい間隔で配置され、相手側接点(31)のピン(41)がこの端縁に対してより大きい間隔で配置されており、かつ
    隣接する接点ペア(13、14)のピン(41)が、コアの方向に対して直角にそれぞれ7.3から7.7、7.4から7.6、特に7.5mmの等しい間隔を有していることを特徴とする請求項1に記載のリレー。
  3. 前記電磁駆動装置(15)に隣接する常閉接点(14)の相手側接点(31)が、前記コイル(17)から最も離れた位置にあるときの前記クラッパー形アーマチュア(21)の前記駆動アーム(25)に対してほぼ平行になっていることを特徴とする請求項1または2に記載のリレー。
  4. リレーの、コイル(17)に沿って延びる外側と、前記電磁駆動装置(15)に隣接する常閉接点(14)の接点ばね(29)のピン(41)との間の、前記電磁駆動装置のために必要とされる、コア(23)の方向に対して直角の寸法が、最大で17.8、最大で17.3、特に最大で17.0mmであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のリレー。
  5. 前記リレーの高さが最大で12mm、最大で11mmであり、コイル(17)の直径が8から10mm、8.5から9.5mmであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のリレー。
  6. 常閉接点(14)の接点ばね(29)とこれに隣接する常開接点(13)の接点ばね(29)の間において駆動カム(27)に、これら接点ばねの間の火花距離と沿面距離を延長させるウィング(28)が形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のリレー。
  7. ハウジング(35)とコア材料が、液晶ポリマーからなり、かつハウジング(35)が少なくとも駆動装置(15)の領域において最大で0.7mmの材厚を有し、特にハウジング(35)の内部のリレーの寸法にとって重要な壁について、最大で0.6mmの材厚を有していることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のリレー。
  8. 常閉接点(14)の接点ばね(29)とそれに隣接する常開接点ペア(13)の接点ばね(29)が、足(33)からそのヘッド(47)へ収斂するように延びていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のリレー。
  9. 接点ばね(29)が自由な駆動端部(49)の領域内で、足(33)と接触ヘッド(47)の間よりも小さい横断面を有し、かつ接触ヘッド(47)を越えて突出し、この細くなった駆動端部(49)が、たとえば0.3から0.7mmの撓みばね距離を保証するために、4から7mm、5から6mmの長さを有していることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のリレー。
  10. − 2列の接点ペア(13)が存在しており、
    − 一方の列の接点ペア(13)の接点ばね(29)の駆動端部(49)が、他方の列の接点ばね(29)の駆動端部(49)と逆に向けられており、かつ共通の駆動カム(27)内へ嵌入し、
    − コイル(17)がハウジングの長さに対応し、
    − クラッパー形アーマチュア(21)の駆動アーム(25)が、コイル(17)の長さのほぼ半分の長さであって、その端部が駆動カム(27)を操作することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載のリレー。
  11. 各列が、1つの常閉接点(14)と2つの他の接点ペア(13)を有しており、かつ
    リレーの長さが最大で56mm、最大で54.5mmであり、コイルの長さが少なくとも40mmで最大で46mm、少なくとも42mmで最大で44mmであることを特徴とする請求項10に記載のリレー。
  12. リレーの幅が最大で35mm、最大で34mmであり、接点ばね(29)の足(33)とピン(41)もハウジング(35)の幅の方向に、互いに対して、それぞれ7.3と7.7mmの間、7.4と7.6mmの間にある最小の間隔を有していることを特徴とする請求項10または11のいずれか1項に記載のリレー。
  13. 接点ペアのためのピン(41)が、矩形グリッド内に配置されており、接点ばね(29)の足(33)におけるピン(41)がハウジング端縁に配置されており、かつ固定の相手側接点(31)のためのピン(41)が、ハウジング(35)の幅の方向に延びる中心軸に対して対称に配置されており、かつハウジング(35)の長さの方向に互いに対して少なくとも12で最大18mmのグリッド間隔を有しており、各列の接点ペア(13)の接点ばね(29)と相手側接点(31)のピン(41)の間と等しい、2つの列の固定の相手側接点(31)のピン(41)の間の間隔を有していることを特徴とする請求項10から12のいずれか1項に記載のリレー。
  14. 260と340の間、300と320の間のAW数および0.45から0.85、0.5から0.8ワットの出力を特徴とする請求項10から13のいずれか1項に記載のリレー。
  15. その底部分(51)の下側に基板(57)からリレー(11)を隔てるためのスタンド足(53)を有するハウジングであって、前記底部分(51)の下側に前記スタンド足(53)よりも多く突出する脚柱(55)を有するハウジング(35)を備えることを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載のリレー。
  16. 脚柱(55)が1から1.5mm突出し、従ってスタンド足(53)を0.5から1mm越えて突出することを特徴とする請求項15に記載のリレー。
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