JP7322643B2 - リレー - Google Patents

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Description

本発明は、リレーに関する。
プランジャ型のリレーは、1対の固定端子と、接点ブロックと、コイルブロックとを備えている(例えば特許文献1参照)。固定端子には、固定接点が接続される。接点ブロックは、可動接触片と、1対の可動接点と、移動部材とを含む。1対の可動接点は、可動接触片に接続されている。移動部材は、可動接触片を支持している。コイルブロックは、コイルと可動鉄心とを含む。可動鉄心は、移動部材に接続されている。可動鉄心がコイルから生じる磁力によって移動することで、移動部材が移動する。それにより、可動接触片が移動することで、可動接点と固定接点とが開閉される。
特開2002-042626号公報
上述したリレーでは、接点ブロックとコイルブロックとは、ハウジングに収容されている。リレーの組立時には、接点ブロックとコイルブロックとは、移動部材の移動方向にハウジングに組付けられる。そのため、接点ブロックとコイルブロックとの組付精度が、リレーの動作に影響を与える可能性がある。例えば、組付精度によって、可動接点と固定接点との間のギャップの距離が異なることで、リレーの動作に影響を与える可能性がある。本発明の目的は、組付精度によるリレーの動作への影響を低減することにある。
本発明の一態様に係るリレーは、第1固定端子と、第1固定接点と、第2固定端子と、第2固定接点と、接点ブロックと、コイルブロックと、ベースとを備える。第1固定接点は、第1固定端子に接続される。第2固定接点は、第2固定端子に接続される。接点ブロックは、可動接触片と、第1可動接点と、第2可動接点と、移動部材とを含む。第1可動接点は、可動接触片に接続される。第2可動接点は、可動接触片に接続される。移動部材は、第1可動接点と第2可動接点との間の位置において、可動接触片を保持する。移動部材は、閉位置と開位置とに移動可能である。移動部材が閉位置において、第1可動接点が第1固定接点に接触し、第2可動接点が第2固定接点に接触する。移動部材が開位置において、第1可動接点が第1固定接点から開離し、第2可動接点が第2固定接点から開離する。
コイルブロックは、コイルと、スプールと、可動鉄心とを含む。スプールは、移動部材の移動方向に延びる孔を含む。スプールには、コイルが巻回される。可動鉄心は、スプールの孔内に配置され、移動部材に接続される。ベースは、第1固定端子と、第2固定端子と、接点ブロックと、コイルブロックとを支持する。接点ブロックとコイルブロックとは、移動部材の移動方向に対して垂直な第1支持方向に、ベースに組付けられている。
本態様に係るリレーでは、接点ブロックとコイルブロックとは、移動部材の移動方向に対して垂直な第1支持方向に、ベースに組付けられている。そのため、組付精度によるリレーの動作への影響を低減することができる。
第1固定端子と第2固定端子とは、第1支持方向に、ベースに組み付けられてもよい。この場合、組付精度によるリレーの動作への影響を、さらに低減することができる。
ベースは、第1取付孔と第2取付孔とを含んでもよい。第1取付孔は、第1支持方向にベースを貫通していてもよい。第2取付孔は、第1支持方向にベースを貫通していてもよい。第1固定端子は、第1取付孔に挿入されていてもよい。第2固定端子は、第2取付孔に挿入されていてもよい。この場合、第1固定端子と第2固定端子とを、移動部材の移動方向に対して垂直な第1支持方向に、ベースに組み付けることができる。
コイルブロックは、第1支持方向に突出する突出部を含んでもよい。ベースは、第1支持方向に延びる取付孔を含んでもよい。突出部は、取付孔に挿入されていてもよい。この場合、コイルブロックを、移動部材の移動方向に対して垂直な第1支持方向に、ベースに組み付けることができる。
移動部材は、可動鉄心に接続される接続部を含んでもよい。接続部は、孔と溝とを含んでもよい。孔は、第1支持方向に向かって開かれていてもよい。溝は、孔に連通し、第1支持方向と反対の第2支持方向に向かって延びていてもよい。可動鉄心は、軸部とヘッド部とを含んでもよい。軸部は、溝内に配置されてもよい。ヘッド部は、孔内に配置され、接続部に係止してもよい。この場合、移動部材を可動鉄心に対して第1支持方向に移動させることで、可動鉄心のヘッド部が、孔内に配置される。従って、移動部材を第1支持方向に組み付けることで、移動部材の接続部を、可動鉄心に接続することができる。
リレーは、復帰バネをさらに備えてもよい。復帰バネは、コイルブロックと移動部材との間に配置されてもよい。移動部材は、復帰バネが取り付けられる取付部を含んでもよい。復帰バネは、第1支持方向に取付部に取り付けられてもよい。この場合、復帰バネを第1支持方向に移動部材に組み付けることができる。
取付部は、突起を含んでもよい。突起は、移動部材からコイルブロックに向かって突出していてもよい。突起は、テーパ面を含んでもよい。テーパ面は、第1支持方向と反対の第2支持方向に向かうほど突起の高さが低くなるように傾斜していてもよい。この場合、テーパ面によって、復帰バネの移動部材への組み付けが容易になる。
移動部材は、可動鉄心に接続される接続部を含んでもよい。リレーは、第1復帰バネと第2復帰バネとをさらに備えてもよい。第1復帰バネは、接続部に対して、第1横方向に位置してもよい。第1横方向は、第1支持方向および移動方向に垂直な方向である。第1復帰バネは、コイルブロックと移動部材との間に配置されてもよい。第2復帰バネは、接続部に対して第2横方向に位置してもよい。第2横方向は、第1横方向と反対の方向である。第2復帰バネは、コイルブロックと移動部材との間に配置されてもよい。
移動部材は、可動接触片を支持する支持部を含んでもよい。可動接触片は、支持部から、第1横方向と第2横方向とに延びていてもよい。支持部は、可動接触片からベースに向かって、第1支持方向に延びていてもよい。支持部は、ベース上に配置されてもよい。この場合、移動部材を第1支持方向にベースに組み付けることができる。
ベースは、第1壁部を含んでもよい。第1壁部は、第1支持方向と反対の第2支持方向に延びていてもよい。第1壁部は、移動方向において支持部と向かい合ってもよい。この場合、第1壁部によって支持部の倒れが抑えられる。それにより、移動部材を安定的に動作させることができる。
ベースは、第2壁部をさらに含んでもよい。第2壁部は、移動方向において第1壁部から離れて配置されてもよい。支持部は、第1壁部と第2壁部との間に配置されてもよい。この場合、第2壁部によって支持部の倒れが抑えられる。それにより、移動部材をさらに安定的に動作させることができる。
本発明によれば、組付精度によるリレーの動作への影響を低減することができる。
実施形態に係るリレーの斜視図である。 リレーの分解斜視図である。 リレーの分解斜視図である。 リレーの縦断面図である。 移動部材が開位置のときのリレーの上面図である。 移動部材が閉位置のときのリレーの上面図である。 ベースの斜視図である。 ベースの斜視図である。 移動部材およびその周辺の斜視図である。 第1取付部の縦断面図である。
以下、図面を参照して実施形態に係るリレー1について説明する。図1は、実施形態に係るリレー1の斜視図である。図2および図3は、リレー1の分解斜視図である。図4は、リレー1の縦断面図である。図5および図6は、リレー1の上面図である。
リレー1は、接点ブロック2と、ハウジング3と、コイルブロック4と、第1固定端子13と、第2固定端子14とを備える。接点ブロック2とコイルブロック4とは、ハウジング3内に配置されている。ハウジング3は、ベース11と、ケース12とを含む。ベース11およびケース12は、例えば樹脂製である。なお、図1では、ケース12は省略されている。ベース11は、第1固定端子13と、第2固定端子14と、接点ブロック2と、コイルブロック4とを支持する。
本実施形態において、移動方向(Y1,Y2)と、支持方向(Z1,Z2)と、横方向(X1,X2)とは、以下のように定義される。移動方向(Y1,Y2)は、接点ブロック2とコイルブロック4とが互いに並ぶ方向である。移動方向(Y1,Y2)は、第1移動方向(Y1)と第2移動方向(Y2)とを含む。第1移動方向(Y1)は、接点ブロック2からコイルブロック4に向かう方向である。第2移動方向(Y2)は、第1移動方向(Y1)と反対の方向である。第2移動方向(Y2)は、コイルブロック4から接点ブロック2に向かう方向である。
支持方向(Z1,Z2)は、移動方向(Y1,Y2)に垂直な方向である。支持方向(Z1,Z2)は、ベース11と接点ブロック2とが互いに並ぶ方向である。支持方向(Z1,Z2)は、第1支持方向(Z1)と第2支持方向(Z2)とを含む。第1支持方向(Z1)は、接点ブロック2からベース11に向かう方向である。第2支持方向(Z2)は、第1支持方向(Z1)と反対の方向である。第2支持方向(Z2)は、ベース11から接点ブロック2に向かう方向である。或いは、支持方向(Z1,Z2)は、ベース11とコイルブロック4とが互いに並ぶ方向であってもよい。
横方向(X1,X2)は、移動方向(Y1,Y2)と支持方向(Z1,Z2)とに垂直な方向である。横方向(X1,X2)は、第1横方向(X1)と第2横方向(X2)とを含む。第2横方向(X2)は、第1横方向(X1)と反対の方向である。
第1固定端子13と第2固定端子14とは、例えば銅などの導電性を有する材料で形成されている。第1固定端子13と第2固定端子14とは、それぞれ支持方向(Z1,Z2)に延びている。第1固定端子13と第2固定端子14とは、横方向(X1,X2)に互いに離れて配置されている。
図7および図8は、ベース11の斜視図である。ベース11は、第1取付孔71と第2取付孔72とを含む。第1取付孔71と第2取付孔72とは、第1支持方向(Z1)にベース11を貫通している。第1固定端子13は、第1取付孔71に挿入される。それにより、第1固定端子13がベース11に固定される。第1固定端子13の先端は、ベース11から外方へ突出している。第2固定端子14は、第2取付孔72に挿入されている。それにより、第2固定端子14がベース11に固定される。第2固定端子14の先端は、ベース11から外方へ突出している。
第1固定端子13には、第1固定接点21と第3固定接点23とが接続されている。第1固定接点21と第3固定接点23とは、第1固定端子13において支持方向(Z1,Z2)に互いに離れて配置されている。第2固定端子14には、第2固定接点22と第4固定接点24とが接続されている。第2固定接点22と第4固定接点24とは、第2固定端子14において支持方向(Z1,Z2)に互いに離れて配置されている。第1~第4固定接点21-24は、例えば銀、或いは銅などの導電性を有する材料で形成されている。
接点ブロック2は、第1可動接触片15と、第2可動接触片16と、移動部材17とを含む。第1可動接触片15と第2可動接触片16とは、横方向(X1,X2)に延びている。第1可動接触片15と第2可動接触片16とは、互いに別体である。第1可動接触片15と第2可動接触片16とは、支持方向(Z1,Z2)に互いに離れて配置されている。第1可動接触片15は、支持方向(Z1,Z2)において、第2可動接触片16とベース11との間に配置されている。第1可動接触片15と第2可動接触片16とは、例えば銅などの導電性を有する材料で形成されている。
第1可動接触片15には、第1可動接点31と第2可動接点32とが接続されている。第1可動接点31と第2可動接点32とは、横方向(X1,X2)に互いに離れて配置されている。第1可動接点31は、第1固定接点21と向かい合って配置されている。第2可動接点32は、第2固定接点22と向かい合って配置されている。
第2可動接触片16には、第3可動接点33と第4可動接点34とが接続されている。第3可動接点33と第4可動接点34とは、横方向(X1,X2)に互いに離れて配置されている。第3可動接点33は、第3固定接点23と向かい合って配置されている。第4可動接点34は、第4固定接点24と向かい合って配置されている。第1~第4可動接点31-34は、例えば銀、或いは銅などの導電性を有する材料で形成されている。
移動部材17は、第1可動接触片15と第2可動接触片16とに接続されている。移動部材17は、樹脂などの絶縁材製である。移動部材17は、閉位置と開位置とに移動可能である。図1,図4,図5では、移動部材17は、開位置に位置している。移動部材17が開位置で、可動接点31-34が、それぞれ固定接点21-24から開離する。図6では、移動部材17は、閉位置に位置している。移動部材17が閉位置で、可動接点31-34が、それぞれ固定接点21-24に接触する。
コイルブロック4は、電磁力によって第1可動接触片15と第2可動接触片16とを移動させる。コイルブロック4は、第1移動方向(Y1)および第2移動方向(Y2)に第1可動接触片15と第2可動接触片16とを移動させる。第1移動方向(Y1)は、移動方向(Y1,Y2)において、可動接点31-34が固定接点21-24に接触する方向である。第2移動方向(Y2)は、移動方向(Y1,Y2)において、可動接点31-34が固定接点21-24から離れる方向である。コイルブロック4は、コイル61と、スプール62と、可動鉄心63と、固定鉄心64と、ヨーク65とを含む。
コイル61は、スプール62に巻回されている。コイル61の軸線は、移動方向(Y1,Y2)に延びている。コイル61は、コイル端子66,67に接続されている。図2および図3に示すように、コイル端子66,67は、コイルブロック4から第1支持方向(Z1)に突出している。図8に示すように、ベース11は、取付孔68,69を含む。取付孔68,69は、第1支持方向(Z1)にベース11を貫通している。コイル端子66,67は、それぞれ取付孔68,69に挿入される。
図4に示すように、スプール62は、移動方向(Y1,Y2)に延びる孔621を含む。可動鉄心63の少なくとも一部は、スプール62の孔621内に配置されている。可動鉄心63は、第1移動方向(Y1)および第2移動方向(Y2)に移動可能に設けられている。固定鉄心64は、スプール62の孔621内に配置されている。固定鉄心64は、移動方向(Y1,Y2)において、可動鉄心63と向かい合って配置されている。コイル61は、通電されることで可動鉄心63を第1移動方向(Y1)に移動させる電磁力を発生させる。
可動鉄心63は、移動部材17に接続されている。第1可動接触片15と可動鉄心63とは、移動部材17によって電気的に絶縁されている。第2可動接触片16と可動鉄心63とは、移動部材17によって電気的に絶縁されている。可動鉄心63は、移動部材17と移動方向(Y1,Y2)に一体的に移動する。可動鉄心63は、コイル61から発生する磁力に応じて第1移動方向(Y1)に移動する。この可動鉄心63の移動に伴い、移動部材17が閉位置に移動する。移動部材17の移動に伴い、第1可動接触片15と第2可動接触片16とが第1移動方向(Y1)又は第2移動方向(Y2)に移動する。
ヨーク65は、コイル61を囲むように配置されている。ヨーク65は、コイル61によって構成される磁気回路上に配置されている。ヨーク65は、第1ヨーク73と、第2ヨーク74と、第3ヨーク75と、第4ヨーク76とを含む。第1ヨーク73と第2ヨーク74とは、横方向(X1,X2)および支持方向(Z1,Z2)に延びている。第1ヨーク73と第2ヨーク74とは、移動方向(Y1,Y2)において、コイル61と向かい合っている。コイル61は、移動方向(Y1,Y2)において、第1ヨーク73と第2ヨーク74との間に位置する。第1ヨーク73は、移動方向(Y1,Y2)において、移動部材17と向かい合っている。第2ヨーク74は、固定鉄心64に接続されている。
第3ヨーク75と第4ヨーク76とは、移動方向(Y1,Y2)および支持方向(Z1,Z2)に延びている。第3ヨーク75と第4ヨーク76とは、横方向(X1,X2)において、コイル61と向かい合っている。コイル61は、横方向(X1,X2)において、第3ヨーク75と第4ヨーク76との間に位置する。
図3に示すように、コイルブロック4は、複数の突出部81-84を含む。複数の突出部81-84は、第1支持方向(Z1)にコイルブロック4から突出している。詳細には、ヨーク65は複数の突出部81-84を含む。複数の突出部81-84は、第1~第4突出部81-84を含む。第1突出部81は、第1ヨーク73から第1支持方向(Z1)に突出している。第2突出部82は、第2ヨーク74から第1支持方向(Z1)に突出している。第3突出部83は、第3ヨーク75から第1支持方向(Z1)に突出している。第4突出部84は、第4ヨーク76から第1支持方向(Z1)に突出している。
図7および図8に示すように、ベース11は、複数の取付孔85-88を含む。複数の取付孔85-88は、第1支持方向(Z1)にベース11を貫通している。複数の取付孔85-88は、複数の突出部81-84に対応する位置に配置されている。複数の突出部81-84は、複数の取付孔85-88にそれぞれ挿入される。詳細には、複数の取付孔85-88は、第1~第4取付孔85-88を含む。第1突出部81は、第1取付孔85に挿入される。第2突出部82は、第2取付孔86に挿入される。第3突出部83は、第3取付孔87に挿入される。第4突出部84は、第4取付孔88に挿入される。それにより、コイルブロック4がベース11に固定される。
図9は、移動部材17およびその周辺の斜視図である。移動部材17は、支持部25と、接続部26と、連結部27とを含む。支持部25は、第1可動接触片15と第2可動接触片16とを支持している。接続部26は、可動鉄心63に接続される。連結部27は、支持部25と接続部26との間に位置する。連結部27は、支持部25と接続部26とを接続している。連結部27は、移動方向(Y1,Y2)に延びている。
支持部25は、支持方向(Z1,Z2)に延びている。支持部25は、第1可動接触片15からベース11に向かって、第1支持方向(Z1)に延びている。図4に示すように、支持部25は、第2可動接触片16からケース12の天面121に向かって、第2支持方向(Z2)に延びている。支持部25は、第1支持孔28と、第2支持孔29と、隔壁30とを含む。第1可動接触片15は、第1支持孔28内に配置されている。第1可動接触片15は、第1可動接点31と第2可動接点32との間において、支持部25に支持されている。第1可動接触片15は、支持部25から、第1横方向(X1)と第2横方向(X2)とに延びている。
第2可動接触片16は、第2支持孔29内に配置されている。第2可動接触片16は、第3可動接点33と第4可動接点34との間において、支持部25に支持されている。第2可動接触片16は、支持部25から、第1横方向(X1)と第2横方向(X2)とに延びている。隔壁30は、第1支持孔28と第2支持孔29とを区画する。隔壁30は、第1可動接触片15と第2可動接触片16との間に配置される。
移動部材17は、第1部材17aと第2部材17bとを含む。第1部材17aと第2部材17bとは、互いに別体である。第1部材17aは、連結部27と、支持部25の一部と、接続部26とを含む。第2部材17bは、支持部25の一部を含む。第1支持孔28と第2支持孔29とは、第1部材17aと第2部材17bとの間に設けられる。
支持部25は、第1端部35と第2端部36とを含む。第1端部35は、第1支持方向(Z1)における支持部25の端部である。第2端部36は、第2支持方向(Z2)における支持部25の端部である。第1端部35は、ベース11上に配置されている。第2端部36は、ケース12の天面121に近接して配置されている。支持部25は、支持方向(Z1,Z2)においてベース11に支持されている。
接点ブロック2は、第1接点バネ51と第2接点バネ52とを含む。第1接点バネ51は、第1可動接触片15と支持部25との間に配置されている。第1接点バネ51は、第1支持孔28内に配置されている。第1可動接点31が第1固定接点21に接触し、且つ、第2可動接点32が第2固定接点22に接触している状態で、第1接点バネ51は、第1可動接触片15を第1固定端子13および第2固定端子14に向けて押圧する。第1接点バネ51は、コイルバネであり、移動部材17が開位置のとき、自然長の状態にある。第1可動接触片15は、第1接点バネ51を介して、移動部材17に接続されている。
第2接点バネ52は、第2可動接触片16と第2支持部25との間に配置されている。第2接点バネ52は、第2支持孔29内に配置されている。第3可動接点33が第3固定接点23に接触し、且つ、第4可動接点34が第4固定接点24に接触している状態で、第2接点バネ52は、第2可動接触片16を第1固定端子13および第2固定端子14に向けて押圧する。第2接点バネ52は、コイル61バネであり、移動部材17が開位置のとき、自然長の状態にある。第2可動接触片16は、第2接点バネ52を介して、移動部材17に接続されている。
接続部26は、横方向(X1,X2)に延びている。図9に示すように、接続部26は、コア接続部37と、第1取付部38と、第2取付部39とを含む。コア接続部37は、第1取付部38と第2取付部39との間に位置する。コア接続部37は、連結部27に接続されている。図4および図9に示すように、コア接続部37は、孔43と溝44とを含む。孔43は、第1支持方向(Z1)に向かって開かれている。溝44は、孔43に連通しており、第2支持方向(Z2)に向かって延びている。溝44の幅は、孔43の幅よりも狭い。可動鉄心63は、軸部77とヘッド部78とを含む。軸部77とヘッド部78とは、コイルブロック4から第2移動方向(Y2)へ突出している。ヘッド部78の幅は、軸部77の幅よりも大きい。ヘッド部78の幅は、溝44の幅よりも大きい。軸部77は、溝44内に配置される。ヘッド部78は、孔43内に配置される。それにより、移動部材17が、移動方向(Y1,Y2)に可動鉄心63に対して抜け止めされる。
第1取付部38は、コア接続部37から第1横方向(X1)に延びている。第1取付部38は、第1突起45を含む。第1突起45は、第1取付部38からコイルブロック4に向かって突出している。図10は、第1取付部38の縦断面図である。第1突起45は、第1テーパ面47を含む。第1テーパ面47は、第2支持方向(Z2)に向かうほど第1突起45の高さが低くなるように傾斜している。第2取付部39は、コア接続部37から第2横方向(X2)に延びている。第2取付部39は、第2突起46を含む。第2突起46は、第2取付部39からコイルブロック4に向かって突出している。第1突起45と同様に、第2突起46は、第2テーパ面48を含む。第2テーパ面48は、第2支持方向(Z2)に向かうほど第2突起46の高さが低くなるように傾斜している。
リレー1は、第1復帰バネ53と第2復帰バネ54とを含む。第1復帰バネ53と第2復帰バネ54とは、移動部材17とコイルブロック4との間に配置されている。第1復帰バネ53は、接続部26に対して、第1横方向(X1)に位置する。第2復帰バネ54は、接続部26に対して、第2横方向(X2)に位置する。言い換えれば、接続部26は、横方向(X1,X2)において第1復帰バネ53と第2復帰バネ54との間に位置する。第1復帰バネ53と第2復帰バネ54とは、移動部材17を第2移動方向(Y2)に付勢する。
第1突起45には、第1復帰バネ53が取り付けられる。第2突起46には、第2復帰バネ54が取り付けられる。上述したように、第1突起45には第1テーパ面47が設けられている。第2突起46には第2テーパ面48が設けられている。そのため、第1支持方向(Z1)に第1復帰バネ53を第1突起45に容易に取り付けることができる。また、第1支持方向(Z1)に第2復帰バネ54を第2突起46に容易に取り付けることができる。
図4、図7、および図8に示すように、ベース11は、底面55と、第1壁部56と、第2壁部57と、第3壁部58と、第4壁部59とを含む。底面55は、支持方向(Z1,Z2)において、接点ブロック2とコイルブロック4とを支持している。底面55は、接点ブロック2とコイルブロック4とに対して第1支持方向(Z1)に位置している。第1壁部56と、第2壁部57と、第3壁部58と、第4壁部59とは、底面55から第2支持方向(Z2)に延びている。
第1壁部56と第2壁部57とは、移動方向(Y1,Y2)に互いに離れて配置されている。第1壁部56と第2壁部57とは、移動方向(Y1,Y2)に移動部材17の支持部25と向かい合っている。支持部25は、移動方向(Y1,Y2)において、第1壁部56と第2壁部57との間に位置する。第1壁部56と第2壁部57とは、横方向(X1,X2)に延びている。第1壁部56は、移動方向(Y1,Y2)から見て支持部25と重なる。第1壁部56は、支持部25に対して第2移動方向(Y2)に位置している。第1壁部56は、第2支持方向(Z2)に、少なくとも支持部25の中央部の高さまで延びている。第1壁部56は、第2支持方向(Z2)に、第1可動接触片15と第2可動接触片16との間の位置まで延びている。第1壁部56は、移動方向(Y1,Y2)から見て、隔壁30と重なる。
第1壁部56は、第1ガイド部91と、第2ガイド部92とを含む。第1ガイド部91と第2ガイド部92とは、支持方向(Z1,Z2)に延びている。第1ガイド部91と第2ガイド部92とは、第1壁部56から第1移動方向(Y1)に突出している。第1ガイド部91と第2ガイド部92とは、横方向(X1,X2)に互いに離れて配置されている。移動部材17が開位置で、支持部25は、第1ガイド部91と第2ガイド部92との間に位置する。
第2壁部57は、移動方向(Y1,Y2)から見て支持部25と重なる。第2壁部57は、支持部25に対して第1移動方向(Y1)に位置している。第2壁部57は、支持方向(Z1,Z2)において、第1壁部56よりも低い。支持方向(Z1,Z2)から見て、第2壁部57は、連結部27と重なる。第2壁部57は、第3ガイド部93と、第4ガイド部94とを含む。第3ガイド部93と第4ガイド部94とは、支持方向(Z1,Z2)に延びている。第3ガイド部93と第4ガイド部94とは、第2壁部57から第2移動方向(Y2)に突出している。第3ガイド部93と第4ガイド部94とは、横方向(X1,X2)に互いに離れて配置されている。移動部材17が閉位置で、支持部25は、第3ガイド部93と第4ガイド部94との間に位置する。
第3壁部58と第4壁部59とは、横方向(X1,X2)に支持部25と向かい合っている。支持部25は、横方向(X1,X2)において、第1壁部56と第2壁部57との間に位置する。第3壁部58と第4壁部59とは、移動方向(Y1,Y2)に延びている。第3壁部58と第4壁部59とは、支持方向(Z1,Z2)において、第1壁部56および第2壁部57よりも低い。第3壁部58と第4壁部59とは、支持方向(Z1,Z2)から見て、第1可動接触片15および第2可動接触片16と重なる。第3壁部58は、横方向(X1,X2)から見て支持部25と重なる。第3壁部58は、支持部25に対して第1横方向(X1)に位置している。第4壁部59は、横方向(X1,X2)から見て支持部25と重なる。第4壁部59は、支持部25に対して第2横方向(X2)に位置している。
ベース11は、第1凹部95と第2凹部96とを含む。第1凹部95と第2凹部96とは、第1支持方向(Z1)に凹んだ形状を有する。第1凹部95は、第1可動接点31に対して第1支持方向(Z1)に位置する。支持方向(Z1,Z2)から見て、第1凹部95は、第1可動接点31および第3可動接点33と重なる。第2凹部96は、第2可動接点32に対して第1支持方向(Z1)に位置する。支持方向(Z1,Z2)から見て、第2凹部96は、第2可動接点32および第4可動接点34と重なる。
ベース11は、第3凹部97と第4凹部98とを含む。第3凹部97と第4凹部98とは、第1支持方向(Z1)に凹んだ形状を有する。第3凹部97は、第1固定接点21に対して第1支持方向(Z1)に位置する。支持方向(Z1,Z2)から見て、第3凹部97は、第1固定接点21および第3固定接点23と重なる。第4凹部98は、第2固定接点22に対して第1支持方向(Z1)に位置する。支持方向(Z1,Z2)から見て、第4凹部98は、第2固定接点22および第4固定接点24と重なる。
次に、リレー1の動作について説明する。コイル61に通電されていないときには、コイルブロック4は励磁されていない。この場合、移動部材17は、可動鉄心63と共に、復帰バネ53,54の弾性力によって第2移動方向(Y2)に押圧されており、移動部材17が図5に示す開位置に位置している。この状態では、移動部材17を介して、第1可動接触片15および第2可動接触片16も第2移動方向(Y2)に押圧されている。従って、移動部材17が開位置で、第1可動接点31および第2可動接点32は、第1固定接点21および第2固定接点22から開離している。同様に、移動部材17が開位置で、第3可動接点33および第4可動接点34は、第3固定接点23および第4固定接点24から開離している。
コイル61に通電されると、コイルブロック4が励磁される。この場合、コイル61の電磁力により、可動鉄心63が、復帰バネ53,54の弾性力に抗して、第1移動方向(Y1)に移動する。それにより、移動部材17と第1可動接触片15と第2可動接触片16とが共に第1移動方向(Y1)に移動する。従って、図6に示すように、移動部材17は、閉位置へ移動する。その結果、移動部材17が閉位置で、第1可動接点31および第2可動接点32は、第1固定接点21および第2固定接点22にそれぞれ接触する。同様に、移動部材17が閉位置で、第3可動接点33および第4可動接点34は、第3固定接点23および第4固定接点24にそれぞれ接触する。それにより、第1可動接触片15および第2可動接触片16とは、第1固定端子13と第2固定端子14に対して、電気的に接続される。
コイル61への電流が停止され消磁されると、可動鉄心63は、復帰バネ53,54の弾性力によって第2移動方向(Y2)に押圧される。それにより、移動部材17と第1可動接触片15と第2可動接触片16とが共に第2移動方向(Y2)に移動する。従って、図5に示すように、移動部材17は、開位置へ移動する。その結果、移動部材17が開位置で、第1可動接点31および第2可動接点32は、第1固定接点21および第2固定接点22から開離する。同様に、移動部材17が開位置で、第3可動接点33および第4可動接点34は、第3固定接点23および第4固定接点24から開離する。
以上説明した本実施形態に係るリレー1では、コイルブロック4の突出部81-84が第1支持方向(Z1)に取付孔85-88に挿入されることで、コイルブロック4がベース11に固定される。接続部26が、可動鉄心63のヘッド部78に、第1支持方向(Z1)に取り付けられることで、移動部材17が、可動鉄心63に接続される。また、支持部25が、第1支持方向(Z1)に、第1壁部56と第2壁部57との間に配置されることで、支持部25がベース11に支持される。このように、接点ブロック2とコイルブロック4とが、移動部材17の移動方向(Y1,Y2)に対して垂直な第1支持方向(Z1)に、ベース11に組付けられる。それにより、組付精度によるリレー1の動作への影響を低減することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記の実施形態では、コイルブロック4が、移動部材17を第2移動方向(Y2)に押し出すことで、可動接点31-34が固定接点21-24から開離する。また、コイルブロック4が移動部材17を第1移動方向(Y1)に引き込むことで、可動接点31-34が固定接点21-24に接触する。しかし、接点を開閉するための移動部材17の動作方向は、上記の実施形態と逆であってもよい。すなわち、コイルブロック4が移動部材17を第2移動方向(Y2)に押し出すことで、可動接点31-34が固定接点21-24に接触してもよい。コイルブロック4が移動部材17を第1移動方向(Y1)に引き込むことで、可動接点31-34が固定接点21-24から開離してもよい。
第1固定端子13、第2固定端子14、第1可動接触片15、および第2可動接触片16の形状、或いは配置が変更されてもよい。例えば、第1固定端子13と第2固定端子14とは、上記の実施形態と異なる方向にベース11から突出してもよい。第1可動接触片15と第2可動接触片16とは、一体であってもよい。すなわち、一体の可動接触片に、第1~第4可動接点31-34が接続されてもよい。或いは、第2可動接触片16と第3、第4可動接点33,34と、第3、第4固定接点23,24とは、省略されてもよい。
コイル61、スプール62、可動鉄心63、固定鉄心64、或いはヨーク65の形状、或いは配置が変更されてもよい。第1~第4固定接点21-24の形状、或いは配置が変更されてもよい。第1~第4可動接点31-34の形状、或いは配置が変更されてもよい。
第1固定接点21、および/又は、第3固定接点23は、第1固定端子13と一体であってもよい。第1固定接点21、および/又は、第3固定接点23は、第1固定端子13の一部であって、第1固定端子13の他の部分と面一であってもよい。第2固定接点22、および/又は、第4固定接点24は、第2固定端子14と一体であってもよい。第2固定接点22、および/又は、第4固定接点24は、第2固定端子14の一部であって、第2固定端子14の他の部分と面一であってもよい。
第1可動接点31、および/又は、第2可動接点32は、第1可動接触片15と一体であってもよい。第1可動接点31、および/又は、第2可動接点32は、第1可動接触片15の一部であって、第1可動接触片15の他の部分と面一であってもよい。第3可動接点33、および/又は、第4可動接点34は、第2可動接触片16と一体であってもよい。第3可動接点33、および/又は、第4可動接点34は、第2可動接触片16の一部であって、第2可動接触片16の他の部分と面一であってもよい。
移動部材17の形状、或いは配置が変更されてもよい。例えば、移動部材17は、可動接触片15,16と可動鉄心63とを連結する軸部材を含んでもよい。移動部材17は、導電性を有する材料製であってもよい。移動部材17は、金属製であってもよい。上記の実施形態では、移動部材17は、互いに別体の第1部材17aと第2部材17bとを含む。しかし、移動部材17は、一体的に形成されてもよい。第1可動接触片15と第2可動接触片16とは、移動部材17に直接的に接続されてもよい。
本発明によれば、組付精度によるリレーの動作への影響を低減することができる。
2・・・接点ブロック、4・・・コイルブロック、11・・・ベース、13・・・第1固定端子、14・・・第2固定端子、15・・・第1可動接触片、17・・・移動部材、21・・・第1固定接点、22・・・第2固定接点、25・・・支持部、31・・・第1可動接点、32・・・第2可動接点、37・・・コア接続部、38・・・第1取付部、43・・・孔、44・・・溝、45・・・第1突起、47・・・第1テーパ面、53・・・第1復帰バネ、54・・・第2復帰バネ、56・・・第1壁部、57・・・第2壁部、61・・・コイル、62・・・スプール、63・・・可動鉄心、77・・・軸部、78・・・ヘッド部、81・・・第1突出部、85・・・第1取付孔、86・・・第2取付孔

Claims (9)

  1. 第1固定端子と、
    前記第1固定端子に接続された第1固定接点と、
    第2固定端子と、
    前記第2固定端子に接続された第2固定接点と、
    可動接触片と、前記可動接触片に接続された第1可動接点と、前記可動接触片に接続された第2可動接点と、前記第1可動接点と前記第2可動接点との間の位置において前記可動接触片を保持し、前記第1可動接点が前記第1固定接点に接触し前記第2可動接点が前記第2固定接点に接触する閉位置と、前記第1可動接点が前記第1固定接点から開離し前記第2可動接点が前記第2固定接点から開離する開位置とに移動可能な移動部材と、を含む接点ブロックと、
    コイルと、前記移動部材の移動方向に延びる孔を含み前記コイルが巻回されたスプールと、前記スプールの前記孔内に配置され前記移動部材に接続された可動鉄心とを含むコイルブロックと、
    前記第1固定端子と、前記第2固定端子と、前記接点ブロックと、前記コイルブロックとを支持するベースと、
    を備え、
    前記接点ブロックと前記コイルブロックとは、前記移動部材の移動方向に対して垂直な第1支持方向に、前記ベースに組付けられており、
    前記移動部材は、前記可動接触片を支持する支持部を含み、
    前記可動接触片は、前記支持部から、前記第1支持方向および前記移動方向に垂直な第1横方向と、前記第1横方向と反対の第2横方向とに延びており、
    前記支持部は、前記可動接触片から前記ベースに向かって、前記第1支持方向に延びており、前記ベース上に配置される、
    リレー。
  2. 前記ベースは、前記第1支持方向と反対の第2支持方向に延びる第1壁部を含み、
    前記第1壁部は、前記移動方向において前記支持部と向かい合う、
    請求項に記載のリレー。
  3. 前記ベースは、前記移動方向において前記第1壁部から離れて配置される第2壁部をさらに含み、
    前記支持部は、前記第1壁部と前記第2壁部との間に配置される、
    請求項に記載のリレー。
  4. 前記移動部材は、前記可動鉄心に接続される接続部を含み、
    前記接続部に対して、前記第1支持方向および前記移動方向に垂直な第1横方向に位置し、前記コイルブロックと前記移動部材との間に配置される第1復帰バネと、
    前記接続部に対して、前記第1横方向と反対の第2横方向に位置し、前記コイルブロックと前記移動部材との間に配置される第2復帰バネと、
    をさらに備える、
    請求項1から3のいずれかに記載のリレー。
  5. 第1固定端子と、
    前記第1固定端子に接続された第1固定接点と、
    第2固定端子と、
    前記第2固定端子に接続された第2固定接点と、
    可動接触片と、前記可動接触片に接続された第1可動接点と、前記可動接触片に接続された第2可動接点と、前記第1可動接点と前記第2可動接点との間の位置において前記可動接触片を保持し、前記第1可動接点が前記第1固定接点に接触し前記第2可動接点が前記第2固定接点に接触する閉位置と、前記第1可動接点が前記第1固定接点から開離し前記第2可動接点が前記第2固定接点から開離する開位置とに移動可能な移動部材と、を含む接点ブロックと、
    コイルと、前記移動部材の移動方向に延びる孔を含み前記コイルが巻回されたスプールと、前記スプールの前記孔内に配置され前記移動部材に接続された可動鉄心とを含むコイルブロックと、
    前記第1固定端子と、前記第2固定端子と、前記接点ブロックと、前記コイルブロックとを支持するベースと、
    前記コイルブロックと前記移動部材との間に配置される復帰バネと、
    を備え、
    前記接点ブロックと前記コイルブロックとは、前記移動部材の移動方向に対して垂直な第1支持方向に、前記ベースに組付けられており、
    前記移動部材は、前記復帰バネが取り付けられる取付部を含み、
    前記復帰バネは、前記第1支持方向に前記取付部に取り付けられ、
    前記取付部は、前記移動部材から前記コイルブロックに向かって突出する突起を含み、
    前記突起は、前記第1支持方向と反対の第2支持方向に向かうほど前記突起の高さが低くなるように傾斜したテーパ面を含む、
    リレー。
  6. 前記第1固定端子と前記第2固定端子とは、前記第1支持方向に、前記ベースに組付けられている、
    請求項1から5のいずれかに記載のリレー。
  7. 前記ベースは、
    前記第1支持方向に前記ベースを貫通する第1取付孔と、
    前記第1支持方向に前記ベースを貫通する第2取付孔と、
    を含み、
    前記第1固定端子は、前記第1取付孔に挿入され、
    前記第2固定端子は、前記第2取付孔に挿入される、
    請求項に記載のリレー。
  8. 前記コイルブロックは、前記第1支持方向に突出する突出部を含み、
    前記ベースは、前記第1支持方向に延びる取付孔を含み、
    前記突出部は、前記取付孔に挿入される、
    請求項1からのいずれかに記載のリレー。
  9. 前記移動部材は、前記可動鉄心に接続される接続部を含み、
    前記接続部は、
    前記第1支持方向に向かって開かれた孔と、
    前記孔に連通し、前記第1支持方向と反対の第2支持方向に向かって延びる溝と、
    を含み、
    前記可動鉄心は、
    前記溝内に配置される軸部と、
    前記孔内に配置され、前記接続部に係止するヘッド部と、
    を含む、
    請求項1からのいずれかに記載のリレー。
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