JP7327061B2 - リレー - Google Patents

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Description

本発明は、リレーに関する。
プランジャ型のリレーは、1対の固定接点と、可動接触片と、駆動装置とを備えている。例えば、特許文献1のリレーでは、可動接触片は1対の可動接点を有している。1対の可動接点は、可動接触片の長手方向に互いに離れて配置されている。1対の可動接点は、それぞれ、1対の固定接点に向かい合って配置されている。
駆動装置は、可動接触片を移動させる。駆動装置は、コイルと可動鉄心とを含む。可動接触片は、駆動軸を介して、可動鉄心に接続されている。可動鉄心がコイルから生じる磁力によって移動することで、可動接触片が移動する。
特開2017-204480号公報
上述したリレーでは、可動接触片と可動鉄心とは、導電材製の駆動軸によって接続されている。そのため、可動接触片と可動鉄心との間に、絶縁距離を確保することは困難である。また、絶縁距離を確保するために、可動接触片と駆動軸との間に絶縁部材を配置すると、リレーが大型化してしまう。
リレーの大型化を抑えつつ適切な絶縁距離を確保するには、可動接触片と可動鉄心とを絶縁部材で接続して、可動鉄心とともに絶縁部材を移動させることが考えられる。この場合、絶縁部材を安定的に移動させるために、絶縁部材を他の部材で摺動支持することが好ましいが、絶縁部材の摺動によって磨耗屑が発生するといった問題がある。
本発明の目的は、可動接触片と可動鉄心とを電気的に絶縁する絶縁部材が摺動支持されるリレーにおいて、絶縁部材の摺動による磨耗屑の発生を抑制することにある。
一態様に係るリレーは、第1固定端子と、第1固定接点と、第2固定端子と、第2固定接点と、第1可動接触片と、第1可動接点と、第2可動接点と、絶縁部材と、支持部材と、駆動装置とを備える。第1固定接点は、第1固定端子に接続される。第2固定接点は、第2固定端子に接続される。第1可動接点は、第1可動接触片に接続され、第1固定接点と向かい合う。第2可動接点は、第1可動接触片に接続され、第2固定接点と向かい合う。絶縁部材は、第1可動接点が第1固定接点に接触する方向及び開離する方向に移動可能に第1可動接触片に接続される。支持部材は、絶縁部材を摺動支持する。駆動装置は、スプールと、スプールに巻回されたコイルと、スプール内に少なくとも一部が配置され絶縁部材に接続された可動鉄心とを含む。駆動装置は、コイルから発生する磁力に応じて可動鉄心とともに絶縁部材が移動することで第1可動接触片を移動させる。第1可動接触片と可動鉄心とは、絶縁部材によって電気的に絶縁されている。絶縁部材は、支持部材に面する第1端部と、第1端部から支持部材に向かって突出するとともに第1端部において絶縁部材の移動方向に部分的に延びる第1突起とを含む。支持部材は、第1突起において絶縁部材を摺動支持する。
本態様に係るリレーでは、支持部材によって摺動支持される絶縁部材の第1突起が、支持部材に面する第1端部において絶縁部材の移動方向に部分的に延びている。これにより、第1突起が第1端部において絶縁部材の移動方向の全長に亘って延びている場合に比べて、第1突起と支持部材との接触面積が小さくなる。これにより、絶縁部材の摺動による絶縁部材、及び/又は支持部材から生じる磨耗屑の発生を抑制できる。また、第1突起が第1端部において絶縁部材の移動方向に全長に亘って延びている場合に比べて、絶縁部材が傾いたときにおいて、第1突起の支持部材との干渉を抑制できる。これにより、第1突起が支持部材に干渉して絶縁部材の移動が妨げられることを抑制できる。
第1突起の移動方向の長さは、第1端部の移動方向の長さよりも短くてもよい。この場合においても、上述した効果と同様の効果を得ることができる。
絶縁部材は、可動鉄心を係止する係止溝を含んでもよい。可動鉄心は、係止溝内に配置される連結部を含んでもよい。係止溝及び連結部の一方は、係止溝内において絶縁部材の移動方向に突出する係止突起を含んでもよい。可動鉄心は、係止突起によって係止溝に軽圧入されてもよい。この場合は、可動鉄心のがたつきが抑制され、可動鉄心の動作が安定する。
支持部材はハウジングであってもよい。この場合は、部品点数を削減できるとともに、絶縁部材を安定的に移動させることができる。
支持部材は、駆動装置を支持するベースを含んでもよい。第1突起は、ベースに摺動支持されてもよい。この場合は、ベースによって絶縁部材を安定的に移動させることができる。
支持部材は、第1突起を摺動支持する第1凹部を含んでもよい。この場は、磨耗屑が第1凹部内に保持されるので、支持部材内に磨耗粉が拡散することを抑えることができる。
絶縁部材は、第1端部と反対側で支持部材に面する第2端部と、第2端部から支持部材に向かって突出するとともに第2端部において絶縁部材の移動方向に部分的に延び支持部材に接触可能な第2突起とをさらに含んでもよい。この場合は、絶縁部材の位置ずれを第2突起によって抑制できる。
支持部材は、第2突起が接触する第2凹部を含んでもよい。この場合は、磨耗屑が第2凹部内に保持されるので、支持部材内に磨耗粉が拡散することを抑えることができる。
支持部材は、第2突起において絶縁部材を摺動支持してもよい。この場合は、支持部材によって、絶縁部材をさらに安定的に移動させることができる。
別の態様に係るリレーは、第1固定端子と、第1固定接点と、第2固定端子と、第2固定接点と、第1可動接触片と、第1可動接点と、第2可動接点と、絶縁部材と、支持部材と、駆動装置とを備える。第1固定接点は、第1固定端子に接続される。第2固定接点は、第2固定端子に接続される。第1可動接点は、第1可動接触片に接続され、第1固定接点と向かい合う。第2可動接点は、第1可動接触片に接続され、第2固定接点と向かい合う。絶縁部材は、第1可動接点が第1固定接点に接触する方向及び開離する方向に移動可能に第1可動接触片に接続される。支持部材は、絶縁部材を摺動支持する。駆動装置は、スプールと、スプールに巻回されたコイルと、スプール内に少なくとも一部が配置され絶縁部材に接続された可動鉄心とを含む。駆動装置は、コイルから発生する磁力に応じて可動鉄心とともに絶縁部材が移動することで第1可動接触片を移動させる。第1可動接触片と可動鉄心とは、絶縁部材によって電気的に絶縁されている。絶縁部材は、支持部材に面する第1端部を含む。支持部材は、第1端部に向かって突出するとともに絶縁部材の移動方向に延び絶縁部材の移動方向において第1端部に部分的に接触する突起を含み、突起において絶縁部材を摺動支持する。
別の態様に係るリレーでは、絶縁部材の第1端部に部分的に接触する突起において、絶縁部材が摺動支持される。これにより、絶縁部材の第1端部において突起が絶縁部材の移動方向の全長に亘って接触する場合に比べて、突起と絶縁部材との接触面積が小さくなる。これにより、絶縁部材の摺動による絶縁部材、及び/又は支持部材から生じる磨耗屑の発生を抑制できる。また、絶縁部材の移動方向の全長に亘って突起が接触する場合に比べて、絶縁部材が傾いたときにおいて、絶縁部材の突起との干渉を抑制できる。これにより、突起が絶縁部材に干渉して絶縁部材の移動が妨げられることを抑制できる。
絶縁部材は、可動鉄心を係止する係止溝を含んでもよい。可動鉄心は、係止溝内に配置される連結部を含んでもよい。係止溝及び連結部の一方は、係止溝内において絶縁部材の移動方向に突出する係止突起を含んでもよい。可動鉄心は、係止突起によって係止溝に軽圧入されてもよい。この場合は、可動鉄心のがたつきが抑制され、可動鉄心の動作が安定する。
リレーは、第3固定接点と、第4固定接点と、第2可動接触片と、第3可動接点と、第4可動接点とをさらに備えてもよい。第3固定接点は、第1固定端子に接続されてもよい。第4固定接点は、第2固定端子に接続されてもよい。第2可動接触片は、第1可動接触片と別体であってもよい。第3可動接点は、第2可動接触片に接続され、第3固定接点と向かい合ってもよい。第4可動接点は、第2可動接触片に接続され、第4固定接点と向かい合ってもよい。絶縁部材は、第1可動接触片と第2可動接触片とに接続されてもよい。第2可動接触片と可動鉄心とは、絶縁部材によって電気的に絶縁されてもよい。
この場合は、第1可動接点と第3可動接点とにおいて、電流が分流される。第2可動接点と第4可動接点とにおいて、電流が分流される。それにより、リレーの接触抵抗と温度上昇とを低減することができる。また、第1可動接触片と第2可動接触片とは、互いに別体である。そのため、一体の可動接触片に第1~第4可動接点が設けられる場合と比べて、第1~第4可動接点を、それぞれ第1~第4固定接点に安定的に接触させることができる。さらに、第1可動接触片と可動鉄心との間と、第2可動接触片と可動鉄心との間において、適切な絶縁距離を確保することができる。
本発明によれば、可動接触片と可動鉄心とを電気的に絶縁する絶縁部材が摺動支持されるリレーにおいて、絶縁部材の摺動による磨耗屑の発生を抑制できる。
実施形態に係るリレーの斜視図である。 絶縁部材が開位置のときのリレーの上面図である。 リレーの縦断面図である。 図3のIV-IV線でリレーを切断した断面図である。 絶縁部材及び絶縁部材周辺の斜視図である。 絶縁部材及び絶縁部材周辺を下方から見た図である。 絶縁部材及び絶縁部材周辺を上方から見た図である。 絶縁部材が閉位置のときのリレーの上面図である。 第2突起の変形例を示す図である。 係止突起の変形例を示す図である。 第1突起、第1凹部、第2突起及び第2凹部の変形例を示す図である。
以下、図面を参照して実施形態に係るリレー1について説明する。図1は、実施形態に係るリレー1の斜視図である。図2は、リレー1の上面図である。図3は、リレー1の縦断面図である。図4は、図3のIV-IV線でリレー1を切断した断面図である。
リレー1は、接点装置2と、ハウジング3(支持部材の一例)と、駆動装置4とを備える。接点装置2と駆動装置4とは、ハウジング3内に配置されている。ハウジング3は、ベース11と、ケース12とを含む。ベース11及びケース12は、例えば樹脂製である。なお、図1及び図2では、ケース12は省略されている。
なお、以下の説明において、ベース11に対して接点装置2及び駆動装置4が配置される方向が上方と定義され、その反対の方向が下方と定義される。また、上下方向(Z)に対して交差する所定の方向が、前後方向(Y)と定義される。上下方向(Z)及び前後方向(Y)に対して交差する所定の方向が、左右方向(X)と定義される。ただし、これらの方向は、説明の便宜上、定義されるものであって、リレー1の配置方向を限定するものではない。
接点装置2は、第1固定端子13と、第2固定端子14と、第1固定接点21と、第2固定接点22と、第3固定接点23と、第4固定接点24とを含む。第1固定端子13と第2固定端子14とは、例えば銅などの導電性を有する材料で形成されている。第1固定端子13と第2固定端子14とは、それぞれ上下方向(Z)に延びている。第1固定端子13と第2固定端子14とは、左右方向(X)に互いに離れて配置されている。第1固定端子13と第2固定端子14とは、ベース11に支持されている。
第1固定端子13は、第1接点支持部131と第1外端子部132とを含む。第2固定端子14は、第2接点支持部141と第2外端子部142(図3参照)とを含む。第1接点支持部131と第2接点支持部141とは、ハウジング3内に配置されている。第1外端子部132と第2外端子部142とは、ハウジング3の外方に突出している。第1外端子部132と第2外端子部142とは、ベース11から下方に突出している。
第1固定接点21と第3固定接点23とは、第1接点支持部131に接続されている。第1固定接点21と第3固定接点23とは、第1固定端子13と別体である。第1固定接点21と第3固定接点23とは、第1固定端子13において上下方向(Z)に互いに離れて配置されている。
第2固定接点22と第4固定接点24とは、第1固定接点21と第3固定接点23とから、左右方向(X)に離れて配置されている。第2固定接点22と第4固定接点24とは、第2接点支持部141に接続されている。第2固定接点22と第4固定接点24とは、第2固定端子14と別体である。第2固定接点22と第4固定接点24とは、第2固定端子14において上下方向(Z)に互いに離れて配置されている。第1~第4固定接点21-24は、例えば銀、或いは銅などの導電性を有する材料で形成されている。
接点装置2は、第1可動接触片15と、第2可動接触片16と、第1可動接点31と、第2可動接点32と、第3可動接点33と、第4可動接点34とを含む。第1可動接触片15と第2可動接触片16とは、左右方向(X)に延びている。第1可動接触片15及び第2可動接触片16の長手方向は、左右方向(X)に一致する。第1可動接触片15と第2可動接触片16とは、互いに別体である。第1可動接触片15と第2可動接触片16とは、上下方向(Z)に互いに離れて配置されている。
第2可動接触片16は、第1可動接触片15の上方に配置されている。第1可動接触片15は、上下方向(Z)において、第2可動接触片16とベース11との間に配置されている。第1可動接触片15と第2可動接触片16とは、前後方向(Y)において、第1固定端子13の第1接点支持部131と、第2固定端子14の第2接点支持部141とに向かい合って配置されている。第1可動接触片15と第2可動接触片16とは、例えば銅などの導電性を有する材料で形成されている。
第1可動接点31と第2可動接点32とは、第1可動接触片15と別体である。第1可動接点31と第2可動接点32とは、第1可動接触片15に接続されている。第1可動接点31と第2可動接点32とは、左右方向(X)に離れて配置されている。第1可動接点31は、第1固定接点21と向かい合って配置されている。第2可動接点32は、第2固定接点22と向かい合って配置されている。
第3可動接点33と第4可動接点34とは、第2可動接触片16と別体である。第3可動接点33と第4可動接点34とは、第2可動接触片16に接続されている。第3可動接点33と第4可動接点34とは、左右方向(X)に離れて配置されている。第3可動接点33は、第1可動接点31から上下方向(Z)に離れて配置されている。第4可動接点34は、第2可動接点32から上下方向(Z)に離れて配置されている。第3可動接点33は、第3固定接点23と向かい合って配置されている。第4可動接点34は、第4固定接点24と向かい合って配置されている。第1~第4可動接点31-34は、例えば銀、或いは銅などの導電性を有する材料で形成されている。
接点装置2は、絶縁部材17を含む。絶縁部材17は、樹脂などの絶縁材製である。絶縁部材17は、第1可動接触片15と第2可動接触片16とに接続されている。第1可動接触片15は、第1可動接点31と第2可動接点32との間において、絶縁部材17に接続されている。第1可動接触片15は、後述する第1接点バネ51を介して絶縁部材17に接続されている。第2可動接触片16は、第3可動接点33と第4可動接点34との間において、絶縁部材17に接続されている。第2可動接触片16は、後述する第2接点バネ52を介して絶縁部材17に接続されている。なお、第1可動接触片15及び第2可動接触片16は、絶縁部材17に直接接続されていてもよい。
絶縁部材17は、第1可動接点31が第1固定接点21に接触する接触方向(Y1)と、第1可動接点31が第1固定接点21から開離する開離方向(Y2)とに移動可能に設けられる。接触方向(Y1)及び開離方向(Y2)は、絶縁部材17の移動方向の一例である。接触方向(Y1)及び開離方向(Y2)は、前後方向(Y)に一致する。接触方向(Y1)は、前後方向(Y)において可動接点31-34が固定接点21-24に接触する方向である。開離方向(Y2)は、前後方向(Y)において可動接点31-34が固定接点21-24から離れる方向である。
図5は、絶縁部材17及び絶縁部材17周辺の斜視図である。図6は、絶縁部材17及び絶縁部材17周辺を下方から見た図である。図7は、絶縁部材17及び絶縁部材17周辺を上方から見た図である。絶縁部材17は、連結部25と、第1支持部41と、第2支持部42と、第1接続部43と、第2接続部44とを含む。連結部25は、前後方向(Y)に延びている。第1支持部41は、連結部25から下方に向かって延びている。第1支持部41は、第1可動接触片15を支持する。第1支持部41は、第1支持孔411を含む。第1可動接触片15は、第1支持孔411内に配置されている。
第2支持部42は、連結部25から上方に向かって延びている。第2支持部42は、第2可動接触片16を支持する。第2支持部42は、第2支持孔421を含む。第2可動接触片16は、第2支持孔421内に配置されている。絶縁部材17は、隔壁45を含む。隔壁45は、第1支持孔411と第2支持孔421とを区画する。隔壁45は、第1可動接触片15と第2可動接触片16との間に配置される。
絶縁部材17は、第1部材17aと第2部材17bとを含む。第1部材17aと第2部材17bとは、互いに別体である。第1部材17aと第2部材17bとは、スナップフィットによって互いに接続される。第1部材17aは、連結部25と、第1支持部41の一部と、第2支持部42の一部と、第1接続部43と、第2接続部44とを含む。第2部材17bは、第1支持部41の一部と、第2支持部42の一部とを含む。第1支持孔411と第2支持孔421とは、第1部材17aと第2部材17bとの間に設けられる。
図4及び図7に示すように、絶縁部材17の上端は、ケース12に近接して配置されている。絶縁部材17の下端は、ベース11上に配置されている。絶縁部材17は、上下方向(Z)においてベース11に摺動支持されている。
図4から図7に示すように、絶縁部材17は、第1端部46と、第2端部47と、第1突起48a,48bと、第2突起49a,49bと、を含む。第1端部46は、上下方向(Z)における絶縁部材17の一端部であり、ここでは絶縁部材17の下端部である。第1端部46は、ハウジング3のベース11に面している。第2端部47は、上下方向(Z)における絶縁部材17の他端部であり、ここでは絶縁部材17の上端部である。第2端部47は、ケース12の天面に面している。
第1突起48aと第1突起48bとは、左右方向(X)に互いに離れて配置されている。第1突起48a,48bは、第1端部46からベース11に向かって突出している。第1突起48a,48bは、前後方向(Y)に延びている。第1突起48a,48bは、第1端部46において前後方向(Y)に部分的に延びている。第1突起48a,48bの前後方向(Y)の長さは、第1端部46の前後方向(Y)の長さよりも短い。すなわち、第1突起48a,48bは、第1端部46において、前後方向(Y)の全長に亘って延びていない。第1突起48a,48bは、第1端部46の開離方向(Y2)側の端部から前後方向(Y)における第1端部46の中間付近まで延びている。
ベース11は、第1突起48a,48bにおいて、絶縁部材17を摺動支持する。図4に示すように、ベース11は、第1凹部55a,55bを含む。第1凹部55a,55bは、滑らかに湾曲した形状を有している。第1凹部55aは、第1突起48aの下方に配置されている。第1凹部55aは、第1突起48aと接触している。第1凹部55aは、第1突起48aを摺動支持する。
第1凹部55bは、第1突起48bの下方に配置されている。第1凹部55bは、第1突起48bと接触している。第1凹部55bは、第1突起48bを摺動支持する。
ベース11は、第1ガイド壁56と第2ガイド壁57とを含む。第1ガイド壁56と第2ガイド壁57とは、ベース11から上方に突出している。第1ガイド壁56と第2ガイド壁57とは、前後方向(Y)に延びている。第1ガイド壁56と第2ガイド壁57との間には、絶縁部材17の第1端部46が配置される。
第2突起49aと第2突起49bとは、左右方向(X)に互いに離れて配置されている。第2突起49a,49bは、第2端部47からケース12の天面に向かって突出している。第2突起49a,49bは、前後方向(Y)に延びている。第2突起49a,49bは、第2端部47において前後方向(Y)に部分的に延びている。すなわち、第2突起49a,49bは、第2端部47において、前後方向(Y)の全長に亘って延びていない。第2突起49a,49bは、第2端部47の前端から前後方向(Y)における第2端部47の中間付近まで延びている。
第2突起49a,49bは、ケース12に接触可能である。詳細には、ケース12は、第2凹部58a,58bを含む。第2凹部58a,58bは、滑らかに湾曲した形状を有している。第2凹部58aは、第2突起49aの上方に配置されている。第2凹部58aは、第2突起49aと接触可能である。第2凹部58bは、第2突起49bの上方に配置されている。第2凹部58bは、第2突起49bと接触可能である。図4に示すように、上下方向(Z)において絶縁部材17がベース11に摺動支持された状態では、第2突起49a,49bと第2凹部58a,58bとの間に隙間が存在している。例えば、絶縁部材17の移動時において絶縁部材17が図4に示す位置から上方にずれた場合は、第2突起49a,49bと第2凹部58a,58bとが接触して、絶縁部材17が第2突起49a,49bにおいて、ケース12に摺動支持される。
ケース12は、第3ガイド壁60aと第4ガイド壁60bとを含む。第3ガイド壁60aと第4ガイド壁60bとは、ケース12の天面から下方に突出している。第3ガイド壁60aと第4ガイド壁60bとは、前後方向(Y)に延びている。第3ガイド壁60aと第4ガイド壁60bとの間には、絶縁部材17の第2端部47が配置される。
接点装置2は、第1接点バネ51と第2接点バネ52とを含む。第1接点バネ51は、第1可動接触片15と第1支持部41との間に配置されている。第1接点バネ51は、第1支持孔411内に配置されている。第1可動接点31が第1固定接点21に接触し、且つ、第2可動接点32が第2固定接点22に接触している状態で、第1接点バネ51は、第1可動接触片15を第1固定端子13及び第2固定端子14に向けて押圧する。
第2接点バネ52は、第2可動接触片16と第2支持部42との間に配置されている。第2接点バネ52は、第2支持孔421内に配置されている。第3可動接点33が第3固定接点23に接触し、且つ、第4可動接点34が第4固定接点24に接触している状態で、第2接点バネ52は、第2可動接触片16を第1固定端子13及び第2固定端子14に向けて押圧する。
駆動装置4は、電磁力によって第1可動接触片15と第2可動接触片16とを移動させる。駆動装置4は、接触方向(Y1)及び開離方向(Y2)に第1可動接触片15と第2可動接触片16とを移動させる。駆動装置4は、図3に示すように、コイル61と、スプール62と、可動鉄心63と、固定鉄心64と、ヨーク65とを含む。
コイル61は、スプール62に巻回されている。コイル61の軸線は、前後方向(Y)に延びている。スプール62は、コイル61の軸線方向に延びる孔621を含む。可動鉄心63の少なくとも一部は、スプール62の孔621内に配置されている。可動鉄心63は、接触方向(Y1)及び開離方向(Y2)に移動可能に設けられている。
可動鉄心63は、絶縁部材17に接続されている。第1可動接触片15と可動鉄心63とは、絶縁部材17によって電気的に絶縁されている。第2可動接触片16と可動鉄心63とは、絶縁部材17によって電気的に絶縁されている。
図2及び図6に示すように、絶縁部材17の連結部25は、係止溝59を含む。係止溝59は、可動鉄心63を係止する。係止溝59は、係止溝59内において絶縁部材17の移動方向に突出する係止突起59aを含む。係止突起59aは、前後方向(Y)に延びている。係止突起59aは、係止溝59内において可動鉄心63に向かって突出する。可動鉄心63は、連結部66を含む。連結部66は、連結部66の前端面が係止突起59aに接触した状態で係止溝59内に配置される。連結部66は、係止突起59aによって係止溝59に軽圧入される。それにより、可動鉄心63が絶縁部材17に対して前後方向(Y)に相対的に移動不能に固定される。
可動鉄心63は、コイル61から発生する磁力に応じて接触方向(Y1)又は開離方向(Y2)に移動する。この可動鉄心63の移動に伴い、絶縁部材17が閉位置又は開位置に移動する。さらに、絶縁部材17の移動に伴い、第1可動接触片15と第2可動接触片16とが接触方向(Y1)又は開離方向(Y2)に移動する。
固定鉄心64は、スプール62の孔621内に配置されている。固定鉄心64は、前後方向(Y)において、可動鉄心63と向かい合って配置されている。コイル61は、通電されることで可動鉄心63を接触方向(Y1)に移動させる電磁力を発生させる。
ヨーク65は、コイル61を囲むように配置されている。ヨーク65は、コイル61によって構成される磁気回路上に配置されている。ヨーク65は、図1から図3に示すように、第1ヨーク67と第2ヨーク68とを含む。第1ヨーク67は、前後方向(Y)及び左右方向(X)に延びている。第1ヨーク67は、前後方向(Y)において、絶縁部材17と向かい合っている。第2ヨーク68の一部は、コイル61の左方と右方とに配置されている。第2ヨーク68は、固定鉄心64に接続されている。
図2に示すように、リレー1は、第1復帰バネ53と第2復帰バネ54とを含む。第1復帰バネ53と第2復帰バネ54とは、絶縁部材17と駆動装置4との間に配置されている。第1復帰バネ53は、絶縁部材17の第1接続部43に接続される。第2復帰バネ54は、第2接続部44に接続されている。第1復帰バネ53と第2復帰バネ54とは、可動鉄心63を開離方向に付勢している。
次に、リレー1の動作について説明する。コイル61に通電されていないときには、駆動装置4は励磁されていない。この場合、絶縁部材17は、可動鉄心63と共に、復帰バネ53,54の弾性力によって開離方向に押圧されており、絶縁部材17が図2に示す開位置に位置している。この状態では、絶縁部材17を介して、第1可動接触片15及び第2可動接触片16も開離方向に押圧されている。従って、絶縁部材17が開位置で、第1可動接点31及び第2可動接点32は、第1固定接点21及び第2固定接点22から開離している。同様に、絶縁部材17が開位置で、第3可動接点33及び第4可動接点34は、第3固定接点23及び第4固定接点24から開離している。
コイル61に通電されると、駆動装置4が励磁される。この場合、コイル61の電磁力により、可動鉄心63が、復帰バネ53,54の弾性力に抗して、接触方向(Y1)に移動する。それにより、絶縁部材17と第1可動接触片15と第2可動接触片16とが共に接触方向(Y1)に移動する。従って、図8に示すように、絶縁部材17は、閉位置へ移動する。その結果、絶縁部材17が閉位置で、第1可動接点31及び第2可動接点32は、第1固定接点21及び第2固定接点22にそれぞれ接触する。同様に、絶縁部材17が閉位置で、第3可動接点33及び第4可動接点34は、第3固定接点23及び第4固定接点24にそれぞれ接触する。それにより、第1可動接触片15及び第2可動接触片16とは、第1固定端子13と第2固定端子14に対して、電気的に互いに並列に接続される。
コイル61への電流が停止され消磁されると、可動鉄心63は、復帰バネ53,54の弾性力によって開離方向に押圧される。それにより、絶縁部材17と第1可動接触片15と第2可動接触片16とが共に開離方向(Y2)に移動する。従って、図2に示すように、絶縁部材17は、開位置へ移動する。その結果、絶縁部材17が開位置で、第1可動接点31及び第2可動接点32は、第1固定接点21及び第2固定接点22から開離する。同様に、絶縁部材17が開位置で、第3可動接点33及び第4可動接点34は、第3固定接点23及び第4固定接点24から開離する。
以上説明した本実施形態に係るリレー1では、絶縁部材17によって摺動支持される第1突起48a,48bが、ハウジング3に面する絶縁部材17の第1端部46において前後方向(Y)に部分的に延びている。これにより、第1突起48a,48bが第1端部46において前後方向(Y)の全長に亘って延びている場合に比べて、第1突起48a,48bとハウジング3との接触面積が小さくなる。これにより、絶縁部材17の摺動による絶縁部材17、及び/又はハウジング3から生じる磨耗屑の発生を抑制できる。
また、絶縁部材17が傾いたときにおいて、第1突起48a,48bが第1端部46において前後方向(Y)の全長に亘って延びている場合に比べて、第1突起48a,48bのハウジング3との干渉を抑制できる。これにより、第1突起48a,48bがハウジング3に干渉して絶縁部材17の移動が妨げられることを抑制できる。また、可動鉄心63が係止溝59に軽圧入されているので、可動鉄心63のがたつきが抑制され、可動鉄心63の動作が安定する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記の実施形態では、駆動装置4が、絶縁部材17を駆動装置4側から接点装置2側へ押し出すことで、第1可動接触片15及び第2可動接触片16が開離方向に移動する。また、駆動装置4が絶縁部材17を接点装置2側から駆動装置4側に引き込むことで、第1可動接触片15及び第2可動接触片16が接触方向に移動する。しかし、接点を開閉するための絶縁部材17の動作方向は、上記の実施形態と逆であってもよい。すなわち、駆動装置4が絶縁部材17を駆動装置4側から接点装置2側に押し出すことで、第1可動接触片15及び第2可動接触片16が接触方向に移動してもよい。駆動装置4が絶縁部材17を接点装置2側から駆動装置4側に引き込むことで、第1可動接触片15及び第2可動接触片16が開離方向に移動してもよい。すなわち、接触方向と開離方向とは、上記の実施形態とは逆であってもよい。
第1固定端子13、第2固定端子14、第1可動接触片15、及び第2可動接触片16の形状、或いは配置が変更されてもよい。例えば、第1外端子部132と第2外端子部142とは、上記の実施形態と異なる方向にベース11から突出してもよい。第1可動接触片15と第2可動接触片16とは、一体であってもよい。すなわち、一体の可動接触片に、第1~第4可動接点31-34が接続されてもよい。或いは、第2可動接触片16と第3、第4可動接点33,34と、第3、第4固定接点23,24とは、省略されてもよい。
コイル61、スプール62、可動鉄心63、固定鉄心64、或いはヨーク65の形状、或いは配置が変更されてもよい。第1~第4固定接点21-24の形状、或いは配置が変更されてもよい。第1~第4可動接点31-34の形状、或いは配置が変更されてもよい。
第1固定接点21、及び/又は、第3固定接点23は、第1固定端子13と一体であってもよい。第1固定接点21、及び/又は、第3固定接点23は、第1固定端子13の一部であって、第1固定端子13の他の部分と面一であってもよい。第2固定接点22、及び/又は、第4固定接点24は、第2固定端子14と一体であってもよい。第2固定接点22、及び/又は、第4固定接点24は、第2固定端子14の一部であって、第2固定端子14の他の部分と面一であってもよい。
第1可動接点31、及び/又は、第2可動接点32は、第1可動接触片15と一体であってもよい。第1可動接点31、及び/又は、第2可動接点32は、第1可動接触片15の一部であって、第1可動接触片15の他の部分と面一であってもよい。第3可動接点33、及び/又は、第4可動接点34は、第2可動接触片16と一体であってもよい。第3可動接点33、及び/又は、第4可動接点34は、第2可動接触片16の一部であって、第2可動接触片16の他の部分と面一であってもよい。
絶縁部材17は、ハウジング3に摺動支持されていなくてもよい。絶縁部材17は、少なくとも一部がハウジング3内に配置される他の部材に摺動支持されていてもよい。
絶縁部材17の形状、或いは配置が変更されてもよい。ベース11の形状、或いは配置が変更されてもよい。ケース12の形状、或いは配置が変更されてもよい。例えば、図9に示すように、絶縁部材17は、ベース11とケース12の両方によって摺動支持されていてもよい。或いは、ケース12のみによって絶縁部材17が摺動支持されてもよい。すなわち、第1突起48a,48bと同様の構成を絶縁部材17の第2端部47に設けて、第1突起48a,48bをケース12で摺動支持してもよい。
第2凹部58a,58bは、省略されてもよい。第2突起49a,49bは、省略されてもよい。第1凹部55a,55bは、省略されてもよい。第1突起48a,48bの数が変更されてもよい。絶縁部材17の連結部25と、可動鉄心63の連結部66との構造は、変更されてもよい。係止突起66aの形状、或いは配置が変更されてもよい。例えば、図10に示すように、可動鉄心63の連結部66が係止突起66aを含んでもよい。この場合、係止突起66aは、係止溝59内で連結部66の前端面から突出していてもよい。
また、図11に示すように、第1突起48a,48bと第1凹部55a,55bとの凹凸の関係を逆転させてもよい。同様に、第2突起49a,49bと第2凹部58a,58bの凹凸関係を逆転させてもよい。この場合、第1突起48a,48bは、ベース11から絶縁部材17の第1端部46に向かって突出するとともに、絶縁部材17の移動方向において第1端部46に部分的に接触する。
本発明によれば、可動接触片と可動鉄心とを電気的に絶縁する絶縁部材が摺動支持されるリレーにおいて、絶縁部材の摺動による磨耗屑の発生を抑制できる。
3・・・ハウジング、 4・・・駆動装置、 7・・・弾性体、 11・・・ベース、 13・・・第1固定端子、 14・・・第2固定端子、 15・・・第1可動接触片、 16・・・第2可動接触片、 17・・・絶縁部材、 21・・・第1固定接点、 22・・・第2固定接点、 23・・・第3固定接点、 24・・・第4固定接点、 31・・・第1可動接点、 32・・・第2可動接点、 33・・・第3可動接点、 34・・・第4可動接点、 46・・・第1端部、 47・・・第2端部、 48a,48b・・・第1突起、 49a,49b・・・第2突起、 55a,55b・・・第1凹部、 58a,58b・・・第2凹部、 59・・・係止溝、 59a,66a・・・係止突起 61・・・コイル、 62・・・スプール、63・・・可動鉄心、 66・・・連結部

Claims (11)

  1. 第1固定端子と、
    前記第1固定端子に接続された第1固定接点と、
    第2固定端子と、
    前記第2固定端子に接続された第2固定接点と、
    第1可動接触片と、
    前記第1可動接触片に接続され、前記第1固定接点と向かい合う第1可動接点と、
    前記第1可動接触片に接続され、前記第2固定接点と向かい合う第2可動接点と、
    前記第1可動接点が前記第1固定接点に接触する方向及び開離する方向に移動可能に前記第1可動接触片に接続された絶縁部材と、
    前記絶縁部材を摺動支持する支持部材と、
    スプールと、前記スプールに巻回されたコイルと、前記スプール内に少なくとも一部が配置され前記絶縁部材に接続された可動鉄心とを含み、前記コイルから発生する磁力に応じて前記可動鉄心とともに前記絶縁部材が移動することで前記第1可動接触片を移動させる駆動装置と、
    を備え、
    前記第1可動接触片と前記可動鉄心とは、前記絶縁部材によって電気的に絶縁されており、
    前記絶縁部材は、前記支持部材に面する第1端部と、前記第1端部から前記支持部材に向かって突出するとともに前記第1端部において前記絶縁部材の移動方向に部分的に延びる第1突起と、前記可動鉄心を係止する係止溝とを含み、
    前記支持部材は、前記第1突起において前記絶縁部材を摺動支持し、
    前記可動鉄心は、前記係止溝内に配置される連結部を含み、
    前記係止溝及び前記連結部の一方は、前記係止溝内において前記移動方向に突出する係止突起を含み、
    前記可動鉄心は、前記係止突起によって前記係止溝に軽圧入される、
    リレー。
  2. 第1固定端子と、
    前記第1固定端子に接続された第1固定接点と、
    第2固定端子と、
    前記第2固定端子に接続された第2固定接点と、
    第1可動接触片と、
    前記第1可動接触片に接続され、前記第1固定接点と向かい合う第1可動接点と、
    前記第1可動接触片に接続され、前記第2固定接点と向かい合う第2可動接点と、
    前記第1可動接点が前記第1固定接点に接触する方向及び開離する方向に移動可能に前記第1可動接触片に接続された絶縁部材と、
    前記絶縁部材を摺動支持する支持部材と、
    スプールと、前記スプールに巻回されたコイルと、前記スプール内に少なくとも一部が配置され前記絶縁部材に接続された可動鉄心とを含み、前記コイルから発生する磁力に応じて前記可動鉄心とともに前記絶縁部材が移動することで前記第1可動接触片を移動させる駆動装置と、
    を備え、
    前記第1可動接触片と前記可動鉄心とは、前記絶縁部材によって電気的に絶縁されており、
    前記絶縁部材は、前記支持部材に面する第1端部と、前記第1端部から前記支持部材に向かって突出するとともに前記第1端部において前記絶縁部材の移動方向に部分的に延びる第1突起とを含み、
    前記支持部材は、前記駆動装置を支持するベースを含み、前記第1突起において前記絶縁部材を摺動支持し、
    前記第1突起は、前記ベースに摺動支持される、
    リレー。
  3. 前記第1突起の前記移動方向の長さは、前記第1端部の前記移動方向の長さよりも短い、請求項1又は2に記載のリレー。
  4. 前記支持部材はハウジングである、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のリレー。
  5. 前記支持部材は、前記第1突起を摺動支持する第1凹部を含む、
    請求項1からのいずれか1項に記載のリレー。
  6. 前記絶縁部材は、前記第1端部と反対側で前記支持部材に面する第2端部と、前記第2端部から前記支持部材に向かって突出するとともに前記第2端部において前記移動方向に部分的に延び前記支持部材に接触可能な第2突起とをさらに含む、
    請求項1からのいずれか1項に記載のリレー。
  7. 前記支持部材は、前記第2突起が接触する第2凹部を含む、
    請求項に記載のリレー。
  8. 前記支持部材は、前記第2突起において前記絶縁部材を摺動支持する、
    請求項又はに記載のリレー。
  9. 第1固定端子と、
    前記第1固定端子に接続された第1固定接点と、
    第2固定端子と、
    前記第2固定端子に接続された第2固定接点と、
    第1可動接触片と、
    前記第1可動接触片に接続され、前記第1固定接点と向かい合う第1可動接点と、
    前記第1可動接触片に接続され、前記第2固定接点と向かい合う第2可動接点と、
    前記第1可動接点が前記第1固定接点に接触する方向及び開離する方向に移動可能に前記第1可動接触片に接続された絶縁部材と、
    前記絶縁部材を摺動支持する支持部材と、
    スプールと、前記スプールに巻回されたコイルと、前記スプール内に少なくとも一部が配置され前記絶縁部材に接続された可動鉄心とを含み、前記コイルから発生する磁力によって前記可動鉄心が移動することで、前記絶縁部材を介して前記第1可動接触片を移動させる駆動装置と、
    を備え、
    前記第1可動接触片と前記可動鉄心とは、前記絶縁部材によって電気的に絶縁されており、
    前記絶縁部材は、前記支持部材に面する第1端部と、前記可動鉄心を係止する係止溝とを含み、
    前記支持部材は、前記第1端部に向かって突出するとともに前記絶縁部材の移動方向に延び前記絶縁部材の移動方向において前記第1端部に部分的に接触する突起を含み、前記突起において前記絶縁部材を摺動支持し、
    前記可動鉄心は、前記係止溝内に配置される連結部を含み、
    前記係止溝及び前記連結部の一方は、前記係止溝内において前記絶縁部材の移動方向に突出する係止突起を含み、
    前記可動鉄心は、前記係止突起によって前記係止溝に軽圧入される、
    レー。
  10. 第1固定端子と、
    前記第1固定端子に接続された第1固定接点と、
    第2固定端子と、
    前記第2固定端子に接続された第2固定接点と、
    第1可動接触片と、
    前記第1可動接触片に接続され、前記第1固定接点と向かい合う第1可動接点と、
    前記第1可動接触片に接続され、前記第2固定接点と向かい合う第2可動接点と、
    前記第1可動接点が前記第1固定接点に接触する方向及び開離する方向に移動可能に前記第1可動接触片に接続された絶縁部材と、
    前記絶縁部材を摺動支持する支持部材と、
    スプールと、前記スプールに巻回されたコイルと、前記スプール内に少なくとも一部が配置され前記絶縁部材に接続された可動鉄心とを含み、前記コイルから発生する磁力によって前記可動鉄心が移動することで、前記絶縁部材を介して前記第1可動接触片を移動させる駆動装置と、
    を備え、
    前記第1可動接触片と前記可動鉄心とは、前記絶縁部材によって電気的に絶縁されており、
    前記絶縁部材は、前記支持部材に面する第1端部を含み、
    前記支持部材は、前記駆動装置を支持するベースと、前記ベースから前記第1端部に向かって突出するとともに前記絶縁部材の移動方向に延び前記絶縁部材の移動方向において前記第1端部に部分的に接触する突起とを含み、前記突起において前記絶縁部材を摺動支持する、
    レー。
  11. 前記第1固定端子に接続された第3固定接点と、
    前記第2固定端子に接続された第4固定接点と、
    前記第1可動接触片と別体の第2可動接触片と、
    前記第2可動接触片に接続され、前記第3固定接点と向かい合う第3可動接点と、
    前記第2可動接触片に接続され、前記第4固定接点と向かい合う第4可動接点と、
    をさらに備え、
    前記絶縁部材は、前記第1可動接触片と前記第2可動接触片とに接続されており、
    前記第2可動接触片と前記可動鉄心とは、前記絶縁部材によって電気的に絶縁されている、
    請求項1から10のいずれか1項に記載のリレー。
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