JP5013917B2 - 車両用燃料タンク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車体フレームに搭載される燃料タンクの底壁に取付け孔が設けられ、前記底壁から下方に一部を突出させるポンプユニットが前記取付け孔から前記燃料タンク内に挿入され、前記取付け孔の周囲で前記底壁の下面に固定されるフランジ部が前記ポンプユニットに設けられる車両用燃料タンク装置に関する。
自動二輪車の車体フレームに搭載される燃料タンクの底壁に、該底壁から一部を下方に突出させるようにしてポンプユニットが取り付けられるようにしたものが、特許文献1で知られている。
特開平1−257886号公報
ところが、上記特許文献1で開示されたものでは、メンテナンス時に車体フレームから燃料タンクを取り外して載置面に置くときには、燃料タンクの底壁から下方に突出したポンプユニットの一部が前記載置面に接触したりして燃料タンク自体を自立させることができず、専用のスタンドを準備する必要があった。しかもポンプユニットの一部が載置面との接触により損傷することを防止するためにメンテナンス時にだけ使用する特別な保護カバーを設ける等の配慮が必要となる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、車体フレームから燃料タンクを取り外したメンテナンス時に、特別のスタンドや保護カバーを不要としてメンテナンス性を高めた車両用燃料タンク装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、車体フレームに搭載される燃料タンクの底壁に取付け孔が設けられ、前記底壁から下方に一部を突出させるポンプユニットが前記取付け孔から前記燃料タンク内に挿入され、前記取付け孔の周囲で前記底壁の下面に固定されるフランジ部が前記ポンプユニットに設けられる車両用燃料タンク装置において、前記燃料タンクの底壁に、前記車体フレームから取り外した前記燃料タンクを載置面上に起立させるための第1のスタンド部材が設けられ、前記第1のスタンド部材は、第1のスタンド部材の載置面への載置状態では前記ポンプユニットの下端を前記載置面から浮かせるよう形成され、前記フランジ部を前記底壁との間に挟持して前記底壁に固定される挟持部材に、前記ポンプユニットの周方向で前記第1のスタンド部材とはずれた位置に配置される第2のスタンド部材が設けられることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記燃料タンクを前記車体フレームに固定するためのステーを兼用する左右一対の前記第1のスタンド部材が、前記車体フレームに着脱可能に取付けられることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に加えて、前記挟持部材の周方向1個所に、前記燃料タンクの底壁下面に表示された標識に合わせるための位置決め用突起が突設され、棒材を屈曲して門形状に形成される前記第2のスタンド部材が、その両端部を前記位置決め用突起の両側で前記挟持部材に固着して平面視で前記位置決め用突起と重なるように配置されることを特徴とする。
さらに請求項記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記ポンプユニットから半径方向外方に突出する吐出管が、前記ポンプユニットの周方向で前記第1のスタンド部材および前記第2のスタンド部材間に位置するようにして前記ポンプユニットに設けられることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、燃料タンクの底壁に、車体フレームから取り外した燃料タンクを載置面上に起立させるための第1のスタンド部材が設けられるので、メンテナンス時に専用のスタンドを準備する必要がない。しかも第1のスタンド部材を載置面上に載置した状態ではポンプユニットの下端が載置面から浮くので、ポンプユニットの下端部を保護するための保護カバーが不要であり、専用のスタンドを準備することが不要であることと相まってメンテナンス性を高めることができる。また特にポンプユニットのフランジ部を燃料タンクの底壁との間に挟持するようにして前記底壁に固定される挟持部材に第2のスタンド部材が設けられるので、燃料タンク自体の外形および製作を複雑化することなく、第2のスタンド部材を設けることができ、燃料タンクに比べて小さな部品である挟持部材に第2のスタンド部材が設けられるので、燃料タンクの形状変化に応じた第2のスタンド部材の設計変更が容易となる。
また請求項2記載の発明によれば、第1のスタンド部材が燃料タンクを車体フレームに固定するためのステーを兼用するものであるので、車体フレーム側に燃料タンク用のステーを設ける必要がなく、部品点数を低減することができる。
請求項記載の発明によれば、棒材を屈曲して門形状に形成される第2のスタンド部材が、挟持部材に突設される位置決め用突起と平面視で重なるようにして挟持部材に固着されるので、位置決め用突起が燃料タンクの周辺の部品に接触することを抑制することができ、位置決め用突起が挟持部材に突設される場合でも燃料タンクの配置レイアウトの自由度を高めることができる。
さらに請求項記載の発明によれば、ポンプユニットの吐出管を、その両側の第1のスタンド部材および第2のスタンド部材によって保護することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した参考例および本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図8は参考例を示すものであり、図1は揺動式自動三輪車の側面図、図2は揺動式自動三輪車の後部の一部切欠き拡大側面図、図3は車体フレームから取り外した状態での燃料タンクの側面図、図4は図3の4矢視図、図5は図3の5−5線断面図、図6は図3の6矢視方向から見た斜視図、図7は図4の7−7線拡大断面図、図8は図2の8−8線に沿う簡略化した断面図である。
先ず図1において、車両である揺動式自動三輪車の車体フレームFは、前輪WFを支持するフロントフォーク15を操向可能に支承するヘッドパイプ16と、該ヘッドパイプ16から後下がりに延びるダウンフレーム17と、ダウンフレーム17の下端部に連なって略水平にして後方に延びるロアフレーム18と、該ロアフレーム18の後部から後上がりに延びる左右一対の立ち上がりフレーム19…と、それらの立ち上がりフレーム19…の上端から後方に向けて略水平に延びる左右一対のシートレール20…とを備え、フロントフォーク15の上部には操向ハンドル21が連結され、前記両シートレール20…の後部上にはキャリア22が取付けられる。
また前記両立ち上がりフレーム19…および前記両シートレール20…の連設部間には燃料タンク23が配置され、該燃料タンク23は前記両立ち上がりフレーム19…の上部に着脱可能に取付けられる。さらに燃料タンク23の上方には、該燃料タンク23で回動可能に支持されるようにして乗員用シート24が配置される。
前記両シートレール20…の後部を除いて前記車体フレームFは、車体カバー25で覆われており、この車体カバー25には、前記乗員用シート24に座った乗員が足を載せる低床式のフロア26が形成される。
図2を併せて参照して、前記車体フレームにおけるロアフレーム18の後部には、ナイトハルト機構27およびリンク機構28を介してパワーユニットPの前部が連結され、左右一対の後輪WR…がパワーユニットPの後部に軸支されている。
前記ナイトハルト機構27は、前記ロアフレーム18に連結されるハウジング29と、後部を該ハウジング29から後方に突出させるようにしてハウジング29内に前部が挿入される連結軸30とを有し、連結軸30の軸線まわりの回動を弾発的に抑制するように構成されるものであり、前記リンク機構28がパワーユニットPに設けられたブラケット35および前記連結軸30間に設けられる。而してこのようなナイトハルト機構27およびリンク機構28による連結によって、前記パワーユニットPは、上下に揺動自在かつ左右にローリング自在として車体フレームFに支承されることになり、車体フレームFの立ち上がりフレーム19…および前記ナイトハルト機構27のハウジング29間にクッションユニット32が設けられる。
前記パワーユニットPは、4サイクルであるエンジンEと、該エンジンEの動力を左右一対の後輪WR…に伝達する伝動装置Tとで構成される。前記エンジンEのエンジン本体36は、クランクケース37と、シリンダ軸線を前後方向略水平としてクランクケース37から前方に延びるシリンダブロック38と、シリンダブロック38の前部に結合されるシリンダヘッド39と、シリンダヘッド39の前部に結合されるヘッドカバー40とを備える。
前記クランクケース37には、該クランクケース37から後方に延びる伝動ケース41が連設されており、前記伝動装置Tは、前記エンジンEの出力を無段階に変速するベルト式の無段変速機42を有して前記伝動ケース41に収納される。
前記シリンダヘッド39の上部側面には、後方側に延びる吸気管43の下流端が接続されており、この吸気管43の上流端はスロットルボディ45に接続され、スロットルボディ45は伝動ケース41の後部上方に配置されるエアクリーナ46にコネクティングチューブ47を介して接続される。またシリンダヘッド39の上部側面には燃料噴射弁44が取付けられる。
一方、前記シリンダヘッド39の下部側面には、シリンダヘッド39の下方からヘッドカバー40の左側側方にわたって湾曲した排気管48の上流端が接続される。また伝動ケース41の前部上方には直列に接続されるとともに伝動ケース41に支持された第1および第2触媒コンバータ49,50が配置されており、両触媒コンバータ49,50のうち上流側の第1触媒コンバータ49に前記排気管48の下流端が接続される。さらに前記エアクリーナ46の後方には、後輪WR…の回転軸線と平行に延びる排気マフラー51が伝動ケース41で支持されるようにして配置されており、両触媒コンバータ49,50のうち下流側の第2触媒コンバータ50が排気管52を介して前記排気マフラー51に接続される。
而して前記パワーユニットPは、前記両後輪WR…を上方から覆うフェンダ53…を両側に有するカバー54で覆われるものであり、このカバー54は、パワーユニットPで支持される。
図3〜図6において、前記燃料タンク23は、下方に開いた椀状の上部タンク半体57の下部開口端に設けられる接合鍔部57aと、上方に開いた椀状の下部タンク半体58の上部開口端に設けられる接合鍔部58aとが溶接によって相互に結合されて成るものであり、この燃料タンク23の底壁58bには取付け孔59が設けられる。
前記燃料噴射弁44に燃料を供給するためのポンプユニット60は、その一部を前記底壁58bから下方に突出させるようにして前記取付け孔59から前記燃料タンク23内に挿入され、前記取付け孔59の周囲で前記底壁58bの下面に固定されるフランジ部61が前記ポンプユニット60に設けられる。
図7を併せて参照して、前記取付け孔59を囲むようにして前記底壁58bの内面には補強リング62が固着され、前記底壁58bの外面すなわち下面には、前記取付け孔59を囲むようにしてセットリング63が固着される。このセットリング63の周方向に等間隔をあけた複数個所、この参考例では4個所には、前記燃料タンク23の底壁58bから離反する側に隆起した隆起部63a,63a…が設けられており、前記フランジ部61は、それらの隆起部63a,63a…に下方から当接される。しかも前記セットリング63の半径方向内方で前記取付け孔59の周囲の底壁58bと、前記フランジ部61との間には、取付け孔59を囲む環状のシール部材64が挟まれる。
前記フランジ部61は、前記底壁58bに固着された前記セットリング63の隆起部63a…と、リング状に形成される挟持部材65との間に挟持されるものであり、挟持部材65は、複数たとえば4個のボルト66…と、それらのボルト66…に螺合するナット67…とで前記セットリング63すなわち底壁58bに固定される。
前記ボルト66は、大径の軸部66aと、該軸部66aの一端から半径方向外方に張り出す係合鍔部66bと、前記軸部66aの他端に同軸に連なる小径のねじ軸部66cとを一体に有するものであり、前記セットリング63の隆起部63a…には、前記軸部66a…を挿通させる挿通孔68…が設けられ、前記挟持部材65には、前記ねじ軸部66c…を挿通せしめる挿通孔69…が設けられる。さらに前記フランジ部61の外周には、各ボルト66の軸部66a…を挿通せしめるようにして外側方に開放した円弧状の挿通溝70…が設けられる。
而して、前記セットリング63における隆起部63aの上面すなわち底壁58b側に臨む面に係合鍔部66b…を係合せしめるようにした各ボルト66…の軸部66a…は、挿通孔68…および挿通溝70…に挿通され、挟持部材65の挿通孔69…に挿通されて挟持部材65から下方に突出した前記ねじ軸部66c…の突出部にナット67…がそれぞれ螺合され、ナット67…を締めつけることにより、挟持部材65すなわちポンプユニット60のフランジ部61が燃料タンク23の底壁58bに固定される。
燃料タンク23の底壁58bに固定された状態でポンプユニット60の下部は、燃料タンク23の底壁58bから下方に突出するものであり、前記底壁58bから下方に突出した部分でポンプユニット60には、半径方向外方に突出する吐出管71が設けられる。
そして、前記燃料タンク23の底壁58bには、車体フレームFから取り外した前記燃料タンク23を地面等の載置面72上に起立させるためのスタンド部材74,74が設けられる。
ところでこの参考例における燃料タンク23の底壁58bは略平坦に形成されるものであり、前記ポンプユニット60の底壁58bへの取付け部は、燃料タンク23の重心位置の略直下に設定されている。このため車体フレームFから取り外した燃料タンク23を前記載置面72上で支持するあたっては、左右一対のスタンド部材74,74を前記ポンプユニット60の取付け位置の両側で前記底壁58bに設けることで燃料タンク23を載置面72上に起立させることができる。
前記スタンド部材74は、相互に平行にして上下に延びる外側支持板部74aおよび内側支持板部74bと、それらの支持板部74a,74bの下端部を連結する連結板部74cとを有して上方に開いた略U字状の横断面形状を有するように形成されるものであり、両支持板部74a,74bの上端部を共通に溶接せしめた取付け板75が燃料タンク23の底壁58bに溶接される。
このようなスタンド部材74…は、その連結部74c…を載置面72上に当接させて燃料タンク23を起立させるのであるが、それらのスタンド部材74…の載置面72への載置状態では前記ポンプユニット60の下端を前記載置面72から浮かせるように前記スタンド部材74…が形成される。
しかも前記両スタンド部材74…は、燃料タンク23を車体フレームFの両立ち上がりフレーム19…に固定するためのステーを兼用するものであり、前記両スタンド部材74の外側支持板部74a…には挿通孔76…が設けられ、それらの挿通孔66…に対応する部分で前記外側支持板部74a…の内面にはウエルドナット77…が固着されており、ウエルドナット77…に螺合するボルト78…(図2参照)により、前記両スタンド部材74…が車体フレームFの両立ち上がりフレーム19…に着脱可能に取付けられる。
前記ポンプユニット60の吐出管71に接続された燃料ホース79は、燃料タンク23の下方に垂下されるとともに前記ナイトハルト機構27の上方で反転して上方に延出され、燃料噴射弁44に接続されるのであるが、図8で示すように、前記ナイトハルト機構27のハウジング29には、前記燃料ホース79の反転部を下方から覆う保護板80が設けられており、このような構成により、燃料ホース79を泥や飛び石等から低コストで効果的に保護することができる。
次にこの参考例の作用について説明すると、燃料タンク23の底壁58bに、車体フレームFから取り外した燃料タンク23を載置面72上に起立させるためのスタンド部材74,74が設けられるので、メンテナンス時に専用のスタンドを準備する必要がない。しかも該スタンド部材74,74の載置面72への載置状態ではポンプユニット60の下端を前記載置面72から浮かせるように前記スタンド部材74,74が形成されるので、ポンプユニット60の下端部を保護するための保護カバーが不要であり、専用のスタンドを準備することが不要であることと相まってメンテナンス性を高めることができる。
また燃料タンク23を車体フレームFに固定するためのステーを兼用する左右一対の前記スタンド部材74,74が、車体フレームFに着脱可能に取付けられるので、車体フレームF側に燃料タンク23用のステーを設ける必要がなく、部品点数を低減することができる。
図9および図10は本発明の実施例を示すものであり、図9は車体フレームから取り外した状態での燃料タンクの側面図、図10は図9の10矢視方向から見た斜視図である。
なお、参考例に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみとし、詳細な説明は省略する。
燃料タンク83は、下方に開いた椀状の上部タンク半体84の下部開口端に設けられる接合鍔部84aと、上方に開いた椀状の下部タンク半体85の上部開口端に設けられる接合鍔部85aとが溶接によって相互に結合されて成るものであり、この燃料タンク83の底壁85bに、参考例と同様にしてポンプユニット60が取付けられ、燃料タンク83への取付け状態でポンプユニット60の一部は前記底壁85bから下方に突出され、前記底壁85bから下方に突出した部分でポンプユニット60には、半径方向外方に突出する吐出管71が設けられる。
ところで、この施例におけるポンプユニット60の前記底壁85bへの取付け部は、燃料タンク83の重心位置よりも前方側に設定されており、前記ポンプユニット60の両側で左右一対の第1のスタンド部材74,74を前記底壁85bに固着した構成だけでは、それら第1のスタンド部材74…を載置面72上に載置したときに燃料タンク83の後部が載置面72に接触するように燃料タンク83が傾く可能性がある。
そこでこの施例では、前記第1の両スタンド部材74…とは別である第2のスタンド部材86が設けられるものであり、ポンプユニット60のフランジ部61を前記底壁85bとの間に挟持して前記底壁85bに固定される挟持部材65に、前記ポンプユニット60の周方向で前記第1の両スタンド部材74,74とはずれた位置に配置されるようにして第2のスタンド部材86が設けられる。
しかも前記挟持部材65の周方向1個所には、燃料タンク83における底壁85bの下面に表示された標識87に合わせるための位置決め用突起88が突設されており、棒材を屈曲して門形状に形成される前記第2のスタンド部材86が、その両端部を前記位置決め用突起88の両側で前記挟持部材65に固着して平面視で前記位置決め用突起88と重なるように配置される。
さらにポンプユニット60から半径方向外方に突出する吐出管71は、ポンプユニット60の周方向で前記第1の両スタンド部材74,74の一方および第2のスタンド部材86間に位置するようにして前記ポンプユニット60に設けられる。
この施例によれば、ポンプユニット60のフランジ部61を底壁85bとの間に挟持して底壁85bに固定される挟持部材65に、ポンプユニット60の周方向で左右一対の第1のスタンド部材74,74とはずれた位置に配置される第2のスタンド部材86が設けられるので、燃料タンク83自体の外形および製作を複雑化することなく、第2のスタンド部材86を設けることができ、燃料タンク83に比べて小さな部品である挟持部材65に第2のスタンド部材86が設けられることにより、燃料タンク83の形状変化に応じた第2のスタンド部材86の設計変更が容易となる。
また挟持部材65の周方向1個所には位置決め用突起88が突設されるのであるが、棒材を屈曲して門形状に形成される前記第2のスタンド部材86が、その両端部を前記位置決め用突起88の両側で前記挟持部材65に固着して平面視で前記位置決め用突起88と重なるように配置されるので、位置決め用突起88が燃料タンク83の周辺の部品に接触することを抑制することができ、位置決め用突起88が挟持部材65に突設される場合でも燃料タンク83の配置レイアウトの自由度を高めることができる。
さらにポンプユニット60から半径方向外方に突出する吐出管71が、ポンプユニット60の周方向で前記第1のスタンド部材74…の一方および前記第2のスタンド部材86間に位置するようにして前記ポンプユニット60に設けられるので、吐出管71を、その両側の第1のスタンド部材74および第2のスタンド部材86によって保護することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば上記実施例では揺動式自動三輪車に本発明を適用した場合について説明したが、自動二輪車等の他の小型車両に適用可能である。
参考例の揺動式自動三輪車の側面図である。 揺動式自動三輪車の後部の一部切欠き拡大側面図である。 車体フレームから取り外した状態での燃料タンクの側面図である。 図3の4矢視図である。 図3の5−5線断面図である。 図3の6矢視方向から見た斜視図である。 図4の7−7線拡大断面図である。 図2の8−8線に沿う簡略化した断面図である。 本発明の実施例を示すものであって車体フレームから取り外した状態での燃料タンクの側面図である。 図9の10矢視方向から見た斜視図である。
3・・・燃料タンク
5b・・底壁
59・・・取付け孔
60・・・ポンプユニット
61・・・フランジ部
65・・・挟持部材
71・・・吐出管
72・・・載置面
74・・・第1のスタンド部材
86・・・第2のスタンド部材
87・・・標識
88・・・位置決め用突起
F・・・・車体フレーム

Claims (4)

  1. 車体フレーム(F)に搭載される燃料タンク(3)の底壁(5b)に取付け孔(59)が設けられ、前記底壁(5b)から下方に一部を突出させるポンプユニット(60)が前記取付け孔(59)から前記燃料タンク(3)内に挿入され、前記取付け孔(59)の周囲で前記底壁(5b)の下面に固定されるフランジ部(61)が前記ポンプユニット(60)に設けられる車両用燃料タンク装置において、
    前記燃料タンク(3)の底壁(5b)に、前記車体フレーム(F)から取り外した前記燃料タンク(3)を載置面(72)上に起立させるための第1のスタンド部材(74)が設けられ、
    前記第1のスタンド部材(74)は、第1のスタンド部材(74)の載置面(72)への載置状態では前記ポンプユニット(60)の下端を前記載置面(72)から浮かせるよう形成され
    前記フランジ部(61)を前記底壁(85b)との間に挟持して前記底壁(85b)に固定される挟持部材(65)に、前記ポンプユニット(60)の周方向で前記第1のスタンド部材(74)とはずれた位置に配置される第2のスタンド部材(86)が設けられることを特徴とする車両用燃料タンク装置。
  2. 前記燃料タンク(3)を前記車体フレーム(F)に固定するためのステーを兼用する左右一対の前記第1のスタンド部材(74)が、前記車体フレーム(F)に着脱可能に取付けられることを特徴とする請求項1記載の車両用燃料タンク装置。
  3. 前記挟持部材(65)の周方向1個所に、前記燃料タンク(83)の底壁(85b)下面に表示された標識(87)に合わせるための位置決め用突起(88)が突設され、棒材を屈曲して門形状に形成される前記第2のスタンド部材(86)が、その両端部を前記位置決め用突起(88)の両側で前記挟持部材(65)に固着して平面視で前記位置決め用突起(88)と重なるように配置されることを特徴とする請求項1または2記載の車両用燃料タンク装置。
  4. 前記ポンプユニット(60)から半径方向外方に突出する吐出管(71)が、前記ポンプユニット(60)の周方向で前記第1のスタンド部材(74)および前記第2のスタンド部材(86)間に位置するようにして前記ポンプユニット(60)に設けられることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の車両用燃料タンク装置。
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