JP5011044B2 - 自動二輪車の同乗者用ステップ - Google Patents

自動二輪車の同乗者用ステップ Download PDF

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Description

本発明は、自動二輪車の同乗者用ステップの改良に関するものである。
従来の自動二輪車の同乗者用ステップとして、車体に支持板を介して取付けられた補助ステップが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−315653公報
特許文献1の図2〜図4を以下に説明する。
補助ステップ5は、車体1に設けられたブラケットに支持板6を介して取付けられる。
詳しくは、車体1のブラケットにボルト13及びナット14で支持板6が取付けられ、この支持板6にブラケット8を介して補助ステップ5が取付けられている。
補助ステップ5の位置を調整する場合は、ボルト13及びナット14を弛め、支持板6をボルト13を中心にして所望の位置まで揺動させ、ボルト13及びナット14を締め付ける。
補助ステップ5を支持するための部品は、車体1に取付けられたブラケット、支持板6及びブラケット8であるが、部品数は少ない方が望ましい。更に、車体1に、ブラケットを取付ける部分を確保する必要があるため、車体1に他の部品を配置する自由度が減ることになる。
本発明の目的は、同乗者用ステップを支持するための部品数を少なくするとともに、車体フレームへの部品の配置の自由度を増すことにある。
請求項1に係る発明は、フレーム部材にステップブラケットを介して運転者用ステップが取付けられ、この運転者用ステップの後方に同乗者用ステップが設けられた自動二輪車において、同乗者用ステップは、ステップブラケットに後部ブラケットを介して取付けられるとともに、後部ブラケットは、その前端がステップブラケットに取付角度調整機構を介して取付けられ、その取付け部から後斜め上方に延び、後部ブラケットの後端に同乗者用ステップが設けられ、メインステップブラケットを車体フレームへ固定するボルトと取付角度調整機構との距離よりも同乗者用ステップと付角度調整機構との距離が長いことを特徴とする。
作用として、同乗者の体格に合わせて同乗者用ステップの位置を調整するには、ステップブラケットと後部ブラケットとの間に設けられた取付角度調整機構によって、ステップブラケットに対する後部ブラケットの取付角度を変更して行う。
例えば、上記の取付角度調整機構を備えつつ後部ブラケットを車体フレームに取付ける構造にした場合には、車体フレームに別のブラケットを取付け、このブラケットに取付角度調整機構を介して後部ブラケットを取付けることになり、別のブラケットの分だけ部品数が増えることになる。
これに対して、本発明では、同乗者用ステップは、ステップブラケットに後部ブラケットを介して取付けられるから、上記した別のブラケットが必要ない。更に、車体フレームに別なブラケットを取付ける箇所を確保しなくてもよい。
また、後部ブラケットの取付け部が後斜め上方に延び、後部ブラケットの後端に同乗者用ステップを設けたことで、同乗者用ステップがより高い位置に配置されるとともに、取付角度調整機構による小さい角度調整で同乗者用ステップの位置を大きく変更することが可能になる。
請求項2に係る発明は、後部ブラケットを、ステップブラケットに着脱可能に取付けたことを特徴とする。
作用として、後部ブラケットや同乗者用ステップの仕様を変更する場合は、後部ブラケット及び同乗者用ステップをステップブラケットから取外して別のものに交換する。
請求項3に係る発明は、取付角度調整機構は、メインステップブラケットに設けた貫通孔に設けた貫通孔に形成した雌セレーションと、後部ブラケットに設けた雄セレーションとを噛み合わせて取付角度を調整する機構であることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、同乗者用ステップが、上方へ移動されると同時に前方へ移動され、下方へ移動されると同時に後方へ移動されることを特徴とする。
作用として、同乗者の体格に合わせて、同乗者用ステップの高さと同乗者用ステップの前後方向の位置とが同時に調整される。
請求項1に係る発明では、同乗者用ステップは、ステップブラケットに後部ブラケットを介して取付けられるとともに、後部ブラケットは、その前端がステップブラケットに取付角度調整機構を介して取付けられ、その取付け部から後斜め上方に延び、後部ブラケットの後端に同乗者用ステップが設けられ、メインステップブラケットを車体フレームへ固定するボルトと取付角度調整機構との距離よりも同乗者用ステップと付角度調整機構との距離が長いので、取付角度調整機構によって後部ブラケットの取付角度を調整し、同乗者の体格に合わせて同乗者用ステップの高さを調整することができ、同乗者が楽な姿勢で乗車することができるとともに、運転者用ステップを支持するステップブラケットに同乗者用ステップを支持する後部ブラケットが取付けるられるため、同乗者用ステップを支持するための部品数を減らすことができ、コストを削減することができる。更に、車体フレームに後部ブラケットを取付けるスペースを確保する必要がなく、車体フレームへの部品の配置自由度を増すことができる。
請求項2に係る発明では、後部ブラケットを、ステップブラケットに着脱可能に取付けたので、後部ブラケット及び同乗者用ステップをステップブラケットから取外して別のものに交換することができ、仕様変更等に容易に対応することができる。
請求項3に係る発明では、取付角度調整機構を、メインステップブラケットに設けた貫通孔に設けた貫通孔に形成した雌セレーションと、後部ブラケットに設けた雄セレーションとを噛み合わせて取付角度を調整する機構とした。
請求項4に係る発明では、同乗者用ステップが、上方へ移動されると同時に前方へ移動され、下方へ移動されると同時に後方へ移動されるので、同乗者の体格に合わせて、同乗者用ステップの高さと前後方向の位置とを同時に調整することができ、調整作業を容易に行うことができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る同乗者用ステップを備える自動二輪車の第1斜視図であり、自動二輪車10は、バーハンドル11で操舵されるフロントフォーク12の上部にヘッドランプ13、フロントフォーク12の下端に前輪14が取付けられ、車体の中央下部に水平対向6気筒型のエンジン16が配置され、このエンジン16の前方にラジエータ17、上方に燃料タンク18、後方にスイングアーム21が配置され、このスイングアーム21の後端に後輪22が支持されている。
ヘッドランプ13は、光源としてLEDが採用されて、意匠の自由度が高められるとともに消費電力が抑えられている。
スイングアーム21は、アルミニウム合金ダイカスト製で、車軸25を介して後輪22を片持ち支持している。
図中の符号27,27(一方の符号27のみ示す。)は左右一対設けられた運転者用ステップ、28,28(一方の符号28のみ示す。)は左右一対設けられた同乗者用ステップであり、同乗者用ステップ28,28は、位置を調整可能としたものである。
図2は本発明に係る自動二輪車の側面図であり、自動二輪車10は、左右一対のメインフレーム31,31(手前側の符号31のみ示す。)及びこれらのメインフレーム31,31の後端に一体に設けられたシートフレーム32,32(手前側の符号32のみ示す。)からなる車体フレーム33を備え、メインフレーム31,31のそれぞれの前端にヘッドパイプ34が取付けられ、このヘッドパイプ34にフロントフォーク12が操舵可能に取付けられ、車体フレーム33の下部にエンジン16、上部に燃料タンク18が取付けられ、シートフレーム32,32に運転者用シート36及びこの運転者用シート36の後方に配置された同乗者用シート37が取付けられている。
フロントフォーク12は、下端で前輪14の車軸14aを支持する左右一対のフォークパイプ12A,12B(図1も参照)と、これらのフォークパイプ12A,12Bの上部を連結するトップブリッジ38T及びボトムブリッジ38Bとからなる。
エンジン16は、車体両側方に延びる左右一対のシリンダ部41,41(手前側の符号41のみ示す。)を備えるとともに、後部に一体的に自動変速機43を設けたものである。
シリンダ部41に設けられたシリンダヘッド42は、エアクリーナ、スロットルボディ等から構成される吸気装置44に吸気管46〜48を介して接続され、排気管51〜53を介してマフラ(不図示)を接続している。
スイングアーム21は、エンジン16及び自動変速機43のケースを構成するクランクケース54の後部にピボット軸(不図示)を介して上下スイング可能に取付けられ、このスイングアーム21の上部とシートフレーム32,32との間にそれぞれリザーバタンク55付きのリヤクッションユニット56が渡されて取付けられている。
運転者用ステップ27は、メインステップブラケット58に取付けられ、このメインステップブラケット58は、クランクケース54の側面に取付けられた下部フレーム部材61に取付けられている。
下部フレーム部材61は、車体フレーム33を構成するものである。
同乗者用ステップ28は、サブステップブラケット64に取付けられ、このサブステップブラケット64は、メインステップブラケット58に取付角度調整機構66を介して取付けられている。
図中の符号69は前輪14の上方を覆うフロントフェンダ、符号70,70(手前側の符号70のみ示す。)は燃料タンク18の前部下部の両側部を覆うとともに左右の吸気装置44,44の上方を覆うフロントサイドカバー、符号71は下部フレーム部材61にスイング可能に取付けられたサイドスタンド、符号72は自動変速機43側に設けられたドライブスプロケット(不図示)に掛けられたチェーン、符号73はチェーン72の後部が掛けられたドリブンスプロケット、符号74はチェーン72の上方を覆うチェーンカバー、符号76は後輪22の上方を覆うリヤフェンダ、符号77はリヤフェンダ76に支持部材78を介して取付けられたライセンスプレートである。
ドリブンスプロケット73は後輪22に一体的に設けられたものである。
図3は本発明に係る自動二輪車の正面図であり、左右のフロントサイドカバー70,70のそれぞれの前端に、光源としてLEDを複数備える縦長のフロントウインカ81,81を設けたことを示している。
このように、フロントウインカ81,81を縦長にすることで、フロントウインカ81の面積が小さくても、LEDを点灯させたときに車体前方及び車体前方斜め側方からの視認性を向上させることができる。
図4は本発明に係る自動二輪車の平面図であり、フロントフォーク12のトップブリッジ38Tの上部とヘッドランプ13の上部中央とを跨ぐように且つバーハンドル11の中央を覆うように車速、エンジン回転数等を表示するメータ83が配置され、燃料タンク18の給油口を覆うキャップ82の前方に各種情報を表示する表示装置84を配置したことを示している。
このように、メータ83と表示装置84とを車幅中央に前後に並べて配置することで、メータ83及び表示装置84の表示内容を確認するために運転者が目線を車幅方向に移動する距離を小さくすることができ、表示内容を素早く確認することができる。
図中の符号86,87はバーハンドル11に取付けられた前輪用ブレーキレバー及びアクセルグリップ、符号88は後輪用ブレーキペダルである。
自動二輪車10は、自動変速機43(図2参照)を備えるため、クラッチレバー及びギヤチェンジペダルは備えていない。
図5は本発明に係る自動二輪車の第2斜視図であり、スイングアーム21は、後輪22を片持ちで支持する部材であり、スイングアーム21の上部に設けられた上部突出部21Aと左右のシートフレーム32,32(手前側の符号32のみ示す。)との間にリヤクッションユニット56,56が渡されて取付けられている。
左右のシリンダヘッド42,42(手前側の符号42のみ示す。)の下部からそれぞれ下方、そして後方に延びる左右の排気管51〜53は、排気管51,51同士、排気管52,52同士、排気管53,53がそれぞれ集合され、これらの各集合部の下流側にそれぞれマフラ91,92,93が接続されている。なお、符号94はマフラ91,92,93を覆う遮熱カバーである。
図6は本発明に係る自動二輪車の背面図であり、同乗者用シート37の後端下方であってリヤフェンダ76の後端に、光源を複数のLEDとしたテールランプ95が配置され、このテールランプ95よりも下方に支持部材78に取付けられた左右一対のリヤウインカ96,96が配置されている。
テールランプ95はストップランプも兼用し、リヤウインカ96は光源を複数のLEDで構成したものである。
図7は本発明に係る運転者用ステップ及び同乗者用ステップの支持構造を示す斜視図(図中の矢印(FRONT)は車両前方を示している。以下同じ。)であり、運転者用ステップ27は、メインステップブラケット58に断面コ字状のコ字ブラケット101を介して水平から上方にスイング可能に取付けられ、同乗者用ステップ28は、サブステップブラケット64に断面コ字状のコ字ブラケット102を介してスイング可能に、即ち未使用のときには起立するように折り畳み可能に取付けられている。
図8は本発明に係る運転者用ステップ及び同乗者用ステップの支持構造を示す断面図であり、下部フレーム部材61にボルト105,105でメインステップブラケット58が取付けられ、メインステップブラケット58に取付角度調整機構66を介してサブステップブラケット64が取付けられている。
取付角度調整機構66は、メインステップブラケット58の端部に形成された雌セレーション58aと、サブステップブラケット64の両面にそれぞれ取付けられた雄セレーション107及びナット108と、雄セレーション107に開けられた貫通穴107aと、サブステップブラケット64に開けられた貫通穴64aと、これらの貫通穴107a,64aに挿通されるとともにナット108にねじ込まれた取付ボルト112とからなる。なお、111は取付ボルト112の一端に備えるノブである。
この図の状態では、メインステップブラケット58の雌セレーション58aとサブステップブラケット64の雄セレーション107とが噛み合っているため、メインステップブラケット58に対してサブステップブラケット64は取付角度が固定されている。
メインステップブラケット58に対してサブステップブラケット64の取付角度を変更するには、まず、ノブ111を工具で掴み、ノブ111を回すことで取付ボルト112を回して弛める。
次に、サブステップブラケット64の雄セレーション107をメインステップブラケット58の雌セレーション58aから引き抜き、メインステップブラケット58に対してサブステップブラケット64を所望の角度に設定して、再び雄セレーション107を雌セレーション58aに挿入する。
そして、ノブ111を回し、取付ボルト112を回してメインステップブラケット58とサブステップブラケット64とを所定の締め付けトルクで締め付ける。これでサブステップブラケット64の取付角度調整は完了である。
以上に述べた取付角度調整機構66の作用を次に説明する。
図9は本発明に係る取付角度調整機構の作用を示す作用図である。
標準位置での同乗者用ステップを28A、サブステップブラケットを64Aとする。
例えば、同乗者が小柄である場合には、取付角度調整機構66によりサブステップブラケット64Aの取付角度を変更して同乗者用ステップ28Aを標準位置から高さH1だけ高くする。この高さ位置での同乗者用ステップを28B、サブステップブラケットを64Bとする。
また、同乗者が大柄である場合には、取付角度調整機構66によりサブステップブラケット64Aの取付角度を変更して同乗者用ステップ28Aを標準位置から高さH2だけ低くする。この高さ位置での同乗者用ステップを28C、サブステップブラケットを64Cとする。
同乗者用ステップ28Aを高さH1だけ高くして同乗者用ステップ28Bとしたときには、同時に同乗者用ステップ28Bを同乗者用ステップ28Aに対して車体前方に移動量M1だけ移動させることができる。また、同乗者用ステップ28Aを高さH2だけ低くして同乗者用ステップ28Cとしたときには、同時に同乗者用ステップ28Cを同乗者用ステップ28Aに対して車体後方に移動量M2だけ移動させることができる。
従って、同乗者の体格に合わせて、同乗者用ステップ28Aの高さに加えて、同乗者用ステップ28Aの前後方向の位置をも調整することができる。
以上の図2、図8に示したように、本発明は、フレーム部材としての下部フレーム部材61にステップブラケットとしてのメインステップブラケット58を介して運転者用ステップ27が取付けられ、この運転者用ステップ27の後方に同乗者用ステップ28が設けられた自動二輪車10において、同乗者用ステップ28を、メインステップブラケット58に後部ブラケットとしてのサブステップブラケット64を介して取付けるとともに、サブステップブラケット64を、メインステップブラケット58に取付角度調整機構66を介して取付けたので、取付角度調整機構66によってサブステップブラケット64の取付角度を調整し、同乗者の体格に合わせて同乗者用ステップ28の高さを調整することができ、同乗者が楽な姿勢で乗車することができるとともに、運転者用ステップ27を支持するメインステップブラケット58に同乗者用ステップ28を支持するサブステップブラケット64が取付けるられるため、同乗者用ステップ28を支持するための部品数を減らすことができ、コストを削減することができる。更に、車体フレームとして、例えば下部フレーム部材61にサブステップブラケットを取付けるスペースを確保する必要がなく、下部フレーム部材61への部品の配置自由度を増すことができる。
また本発明は、サブステップブラケット64を、メインステップブラケット58に着脱可能に取付けたので、サブステップブラケット64及び同乗者用ステップ28をメインステップブラケット58から取外して別のものに交換することができ、仕様変更等に容易に対応することができる。
更に本発明は、後部ブラケット64では、その前端をメインステップブラケット58に取付角度調整機構66を介して取付け、その取付け部から後部ブラケット64を後斜め上方に延ばし、後部ブラケット64の後端に同乗者用ステップ28を設けたので、同乗者用ステップ28をより高い位置に配置することが可能で、しかも、取付角度調整機構66による小さい角度調整で同乗者用ステップ28の位置を大きく変更することができ、同乗者の体格に応じて同乗者用ステップ28の位置を広い範囲で調整することができる。
また更に本発明は、同乗者用ステップ28が、上方へ移動されると同時に前方へ移動され、下方へ移動されると同時に後方へ移動されるので、同乗者の体格に合わせて、同乗者用ステップ28の高さと前後方向の位置とを同時に調整することができ、調整作業を容易に行うことができる。
図10は本発明に係るスイングアーム及びドリブンスプロケットを説明する斜視図であり、スイングアーム21の側部に、ドリブンスプロケット73の前部の側方を覆うスプロケットガード21aを一体に成形したことを示している。
スプロケットガード21aは、ドリブンスプロケット73の前部に側方から干渉しないように設けられた部材である。なお、115はスイングアーム21をスイング可能に支持するピボット軸である
図11は本発明に係るスイングアームを説明する断面図であり、スイングアーム21は、後輪22よりも前方に位置する幅広部21bと、この幅広部21bから後方に延ばされるとともに後輪22を構成するタイヤ22aの側方に配置された後方延出部21cと、この後方延出部21cの後端から車体内方に湾曲しながら後方へ延びる車軸支持部21dと、後方延出部21cの後端から後方へ直線的に延びるスプロケットガード21aとからなり、中空部21eを有する。
このように、スイングアーム21に一体にスプロケットガード21aを形成することで、スプロケットガードをスイングアーム21と別体に設けるのに比べて部品数を減らすことができ、別体のスプロケットガードを車体側に取付ける工数も不要になる。
尚、本実施形態では、図8に示したように、取付角度調整機構66を、雌セレーション58aと雄セレーション107とのセレーション結合により構成したが、これに限らず、メインステップブラケット及びサブステップブラケットの一方にカムを設け、他方にカムと摺動するカム受け部材を設け、カム又はカム受け部材を回転させることによりサブステップブラケットの取付角度を調整するようにしてもよい。
本発明の同乗者用ステップは、自動二輪車に好適である。
本発明に係る同乗者用ステップを備える自動二輪車の第1斜視図である。 本発明に係る自動二輪車の側面図である。 本発明に係る自動二輪車の正面図である。 本発明に係る自動二輪車の平面図である。 本発明に係る自動二輪車の第2斜視図である。 本発明に係る自動二輪車の背面図である。 本発明に係る運転者用ステップ及び同乗者用ステップの支持構造を示す斜視図である。 本発明に係る運転者用ステップ及び同乗者用ステップの支持構造を示す断面図である。 本発明に係る取付角度調整機構の作用を示す作用図である。 本発明に係るスイングアーム及びドリブンスプロケットを説明する斜視図である。 本発明に係るスイングアームを説明する断面図である。
符号の説明
10…自動二輪車、27…運転者用ステップ、28…同乗者用ステップ、58…ステップブラケット(メインステップブラケット)、58a…雌セレーション、61…フレーム部材(下部フレーム部材)、64…後部ブラケット(サブステップブラケット)、66…取付角度調整機構、105…ボルト、107…雄セレーション

Claims (4)

  1. フレーム部材(61)にステップブラケット(58)を介して運転者用ステップ(27)が取付けられ、この運転者用ステップ(27)の後方に同乗者用ステップ(28)が設けられた自動二輪車において、
    前記同乗者用ステップ(28)は、前記ステップブラケット(58)に後部ブラケット(64)を介して取付けられるとともに、前記後部ブラケット(64)は、その前端が前記ステップブラケット(58)に前記取付角度調整機構(66)を介して取付けられ、その取付け部から後斜め上方に延び、後部ブラケット(64)の後端に前記同乗者用ステップ(28)が設けられ、
    前記メインステップブラケット(58)を前記車体フレーム(61)へ固定するボルト(105)と前記取付角度調整機構(66)との距離よりも前記同乗者用ステップ(28)と前記取付角度調整機構(66)との距離が長い、
    ことを特徴とする自動二輪車の同乗者用ステップ。
  2. 前記後部ブラケット(64)は、前記ステップブラケット(58)に着脱可能に取付けられていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の同乗者用ステップ。
  3. 前記取付角度調整機構(66)は、メインステップブラケット(58)に設けた貫通孔に設けた貫通孔に形成した雌セレーション(58a)と、後部ブラケット(64)に設けた雄セレーション(107)とを噛み合わせて取付角度を調整する機構であることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の同乗者用ステップ。
  4. 前記同乗者用ステップ(28)は、上方へ移動されると同時に前方へ移動され、下方へ移動されると同時に後方へ移動されることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の同乗者用ステップ。
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