JP5010819B2 - ステンレス帯鋼 - Google Patents

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本発明は、ステンレス帯鋼に関し、さらに詳しくは、刃物、工具用途などに好適なステンレス帯鋼に関するものである。
例えば、包丁、ハサミ、ナイフ、かみそり刃などを製造する刃物産業や、各種金属製工具を製造する工具業界などにおいては、高硬度、高耐食性が要求されることから、一般に、炭素(C)含有量が比較的高いマルテンサイト系ステンレス帯鋼が原材料として用いられている。
この種のステンレス帯鋼は、通常、所望の化学組成を有するステンレス鋼となるように溶解炉で溶解し、精錬してインゴットとした後、これを分塊圧延、熱間圧延、冷間圧延を経て製造されている。
そして、例えば、刃物産業においては、このステンレス帯鋼を冷間圧延し、プレス加工して包丁などの形状にし、これを焼入れ、焼戻しした後、刃付け加工などを行うことにより、刃物の製造を行っている。
上記ステンレス帯鋼を構成するステンレス鋼としては、例えば、特許文献1には、重量%でC0.55を越え0.73%以下、Si1.0%以下、Mn1.0%以下、Cr12%以上14%以下、残部Feおよび不純物よりなるかみそり用のステンレス鋼が開示されている。
また例えば、特許文献2には、重量%において、C:0.70〜1.10%、Si:1.00%以下、Mn:1.00%以下、Cr:16.00〜19.00%、Mo:1.00〜2.50%、V:0.05〜0.50%を含有しているととともに、残部はFeおよび不可避不純物からなる刃物用ステンレス鋼が開示されている。
特開平5−39547号公報 特開2000−273587号公報
しかしながら、従来知られるステンレス帯鋼は、次のような問題があった。
すわなち、従来のステンレス帯鋼は、その製造時における熱間加工性が非常に悪く、これに起因して、熱間圧延時に鋼板のエッジ付近に亀裂が生じやすいといった問題があった。
亀裂が生じる原因は、次の通りである。鋼板のエッジ付近は、熱間圧延中に温度が下がりやすく、この温度低下に伴って変形能が低下しやすい。そのため、その温度における加工限界を超えて無理に圧下されると亀裂が生じるのである。
したがって、これまでは、亀裂の生じたエッジ部分を除去しなければならなかった。そのため、余分な工程が増えることによって生産性が悪化したり、歩留まりが低下するなどといった問題があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、その製造時における熱間加工性に優れたステンレス帯鋼を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係るステンレス帯鋼は、C:0.88mass%以
上1.2mass%以下、Cr:12.5mass%以上16.50mass%以下、S
i:0.05mass%以上0.20mass%以下、N:0.001mass%以上0
.02mass%以下、Mn:1.0mass%以下、Cu:1.0mass%以下、P
:0.03mass%以下、S:0.010mass%以下、および、Ni:1.0ma
ss%以下を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを要旨とする。
この際、上記ステンレス帯鋼は、Mo:0.05mass%以上2.0mass%以下、および、V:0.05mass%以上0.5mass%以下から選択される1種または2種以上の元素をさらに含んでいると良い。
上記ステンレス帯鋼は、刃物用または工具用として好適に用いることができる。
本発明に係るステンレス帯鋼によれば、上記成分組成にしたこと、特に、Si、Nの量が特定範囲に抑制されているので、その製造時における熱間加工性に優れる。したがって、熱間圧延時における鋼板のエッジ付近の亀裂がほとんど発生せず、エッジ除去工程などの余分な工程を介在させる必要がなくなるので、生産性、歩留まりなどに優れる。
また、硬度、耐摩耗性、耐食性などに優れることから、刃物材料、工具材料として特に好適に用いることができる。
以下に、本発明の一実施形態について詳細に説明する。本発明に係るステンレス帯鋼は、以下のような元素を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなる。含まれる元素の種類、その含有量を特定した理由は、以下の通りである。
(1)C:0.88mass%以上1.2mass%以下。
Cは、主に硬さ、耐摩耗性を確保するのに必要な元素である。Cの含有量が過度に多くなると、熱間加工性が低下し、帯鋼の側面に割れが生じやすくなる傾向が見られる。したがって、Cの含有量は、具体的には、1.2mass%以下、好ましくは、0.95mass%以下である。
一方、Cの含有率が過度に少なくなると、硬さが低下する傾向が見られ、例えば、刃物材料、工具材料などとして有用性が乏しくなる。したがって、Cの含有量は、具体的には、0.88mass%以上である。
(2)Cr:12.5mass%以上16.50mass%以下。
Crは、主に耐食性を確保するのに必要な元素である。Crの含有量が過度に多くなると、残留オーステナイト相が増加し、十分な硬さが得られ難くなる傾向が見られる。したがって、Crの含有量は、具体的には、16.50mass%以下である。
一方、Crの含有量が過度に少なくなると、耐食性が低下する傾向が見られ、例えば、刃物材料、工具材料などとして有用性が乏しくなる。したがって、Crの含有量は、具体的には、12.5mass%以上である。
(3)Si:0.05mass%以上0.20mass%以下。
Siは、本発明における主要コントロール元素であり、主に脱酸元素として一般的に使用される元素であり、ある程度の含有は不可避である。一方で、鋼材中に固溶したSiは、固溶強化機構により鋼材の変形能を極端に低下させ、鋼板のエッジ割れの原因となる。特に、Siの含有量が0.25mass%を越えると鋼板のエッジ割れの発生が著しい。したがって、Siの含有量は、極力低減することが望ましく、具体的には、0.20mass%以下とするのが好ましい
一方、Siの含有量を過度に少なくするには、製造コストの上昇を招く。したがって、Siの含有量は、具体的には、0.05mass%以上である。
(4)N:0.001mass%以上0.02mass%以下。
Nは、本発明における主要コントロール元素であり、鋼材中に固溶したNは、固溶強化機構により鋼材の変形能を極端に低下させるため、鋼板のエッジ割れの原因となる。特に、Nの含有量が0.02mass%を越えると鋼板のエッジ割れの発生が著しい。したがって、Nの含有量は、極力低減することが望ましく、具体的には、0.02mass%以下である。
一方、Nの含有量を過度に少なくするのは、製造コストの上昇などを招く。したがって、Nの含有量は、具体的には、0.001mass%以上である。
(5)Mn:1.0mass%以下。
Mnは、主に脱酸元素として機能する。Mnの含有量が過度に多くなると、Mnはオーステナイト生成元素であるためオーステナイト相で安定化し、マルテンサイト変態を阻害する傾向が見られる。そのため、例えば、刃物材料、工具材料として有用性が乏しくなる。したがって、Mnの含有量は、具体的には、1.0mass%以下である。
(6)Cu:1.0mass%以下。
Cuの含有量が過度に多くなると、熱間加工性が低下する傾向が見られる。したがって、Cuの含有量は、できる限り少量であることが好ましく、具体的には、1.0mass%以下である。
(7)P:0.03mass%以下。
Pの含有量が過度に多くなると、熱間加工性が低下する傾向が見られる。したがって、Pの含有量は、できる限り少量であることが好ましく、具体的には、0.03mass%以下である。
(8)S:0.010mass%以下。
Sの含有量が過度に多くなると、熱間加工性が低下する傾向が見られる。したがって、Sの含有量は、できる限り少量であることが好ましく、具体的には、0.010mass%以下である。
(9)Ni:1.0mass%以下。
Niの含有量が過度に多くなると、Niはオーステナイト生成元素であるためオーステナイト相で安定化し、マルテンサイト変態を阻害する傾向が見られる。そのため、例えば、刃物材料、工具材料として有用性が乏しくなる。したがって、Niの含有量は、具体的には、1.0mass%以下である。
また、本発明に係るステンレス帯鋼は、上述した必須元素に加えて、さらに、以下の元素から選択される1種または2種以上の元素を任意に含んでいても良い。これら元素の含有量を特定した理由は、以下の通りである。
<1>Mo:0.05mass%以上2.0mass%以下。
Moは、主に、焼き戻ししたときの軟化を防止する機能を有する。Moの含有量が過度に多くなると、共晶炭化物が生成して熱間加工性が低下する傾向が見られる。したがって、Moの含有量は、具体的には、2.0mass%以下である。好ましくは、0.75mass%以下である。
一方、Moの含有率が過度に少なくなると、焼き戻ししたときの軟化を防止し難くなる傾向が見られる。したがって、Moの含有量は、具体的には、0.05mass%以上である。
<1>V:0.05mass%以上0.5mass%以下。
Vは、Moと同様に、主に、焼き戻ししたときの軟化を防止する機能を有する。Vの含有量が過度に多くなると、共晶炭化物が生成して熱間加工性が低下する傾向が見られる。したがって、Vの含有量は、具体的には、0.5mass%以下である。
一方、Vの含有率が過度に少なくなると、焼き戻ししたときの軟化を防止し難くなる傾向が見られる。したがって、Vの含有量は、具体的には、0.05mass%以上である。
次に、上記ステンレス帯鋼の製造方法の一例について説明する。
上述した化学組成のステンレス鋼となるように、例えば、大気アーク炉溶解−AOD(アルゴン酸素精錬炉)精錬などで、各原料を熔解−精錬してインゴットを製造する。次いで、これを鍛造分塊または圧延分塊し、扁平鋼片(スラブと称する)を製造し、熱間圧延により熱延帯鋼とする。次いで、これを球状化焼鈍し、必要に応じて表層酸化層を除去するため酸洗などを行い、冷間圧延してステンレス帯鋼を製造することができる。
なお、上記は、ステンレス帯鋼を製造する代表工程について説明したものであるが、当該組成を持つステンレス板においても、当該発明の趣旨に沿うものである。すなわち、当該組成のスラブから熱間圧延により短尺板を製造しても良い。次いで、これを必要に応じて、表層酸化層を除去し、短尺板での冷間圧延により得たステンレス板などにも応用することができる。
上記ステンレス帯鋼の製造過程において、熱間圧延時の加熱温度としては、具体的には、例えば、1100〜1250℃の温度範囲を例示することができる。熱間圧延により一般的には2〜10mmの板厚の熱延帯鋼または熱延鋼板を製造する。
また、焼鈍は、具体的には、例えば、800〜900℃の温度範囲に均熱した後に、10〜30℃/時間の冷却速度で600℃付近まで炉冷し、その後空冷することなどにより行うことができる。
また、必要により表層酸化層除去のための酸洗あるいは研磨を実施し、冷間圧延により0.01mm〜6mm厚程度の冷延帯鋼または冷延鋼板とする。このとき、冷間圧延の途中で一回または複数回のひずみ取り焼鈍を追加しても良い。
本発明に係るステンレス帯鋼の用途としては、包丁、ハサミ、ナイフ、かみそり刃、バリカン刃などの刃物類や、製材用、木工用、食品用、電動工具用、製紙用など様々な用途の切断工具、切削工具類などを例示することができる。
これらのうち、本発明に係るステンレス帯鋼は、刃物用途、工具用途に特に好適に用いることが可能である。
以下、本発明を実施例を用いてより具体的に説明する。
初めに、後述する表1〜4に示す化学組成のステンレス鋼となるように、大気アーク炉熔解−AOD精錬を用いて各原料を大気溶解し、1.3tの鋼塊をそれぞれ作製した。次いで、これら鋼塊を板厚140mm×幅230mmの大きさにそれぞれ分塊圧延した。次いで、これらを1230℃に加熱し、板厚3mm×幅230mmの大きさにそれぞれ熱間圧延して熱延帯鋼を製造し、実施例、参考例、比較例に係るステンレス帯鋼を得た。
ここで、各ステンレス帯鋼の熱間加工性評価は、分塊圧延後の鋼片から切り出したサンプルを用いてグリーブル試験を行うことにより評価した。
すなわち、切り出したサンプルから直径6mm、長さ110mmの棒状試験片(両端にネジを切ってある)を作製した。次いで、この試験片を通電加熱して100秒で700℃まで昇温し、この温度に60秒間保持した後、クロスヘッドスピード50.8mm/sで棒状試験片を引っ張って破断せしめ、700℃における絞り[%](くびれ度合い)、変形抵抗[N/mm]を算出した。
なお、この絞りは、その値が高いほど変形能があり、熱間加工性に優れることを示すものである。
また、各ステンレス帯鋼の熱間圧延性評価は、熱間圧延後に、ステンレス鋼板のエッジ付近に亀裂があるか否かを目視にて確認することにより行った。この際、亀裂がなかったものを合格とし、亀裂があったものを不合格とした。なお、以下では、「エッジ付近の亀裂」を「コバ割れ」と称することがある。
また、各ステンレス熱延帯鋼より切り出した鋼板について、1030℃で30分間油焼入れし、その後、200℃で1時間焼戻しを行い、その後、 ロックウェルCスケールにより硬さを測定した。なお、硬さは、刃物、工具などに要求される基本特性の一つであり、製造したステンレス帯鋼がこれら用途に好適なものであるかを確認するためのものである。
表1〜4に各ステンレス帯鋼の化学組成と上記評価結果を示す。
表4によれば、以下のことが分かる。すなわち、比較例1〜25に係るステンレス帯鋼は、刃物特性、工具特性として重要な硬さについては問題がない。しかしながら、化学組成が本発明の範囲内にないので、絞り値が低く、変形抵抗も高い。したがって、その製造時における熱間加工性に劣ることが分かる。また、図2に代表して示すように、熱間圧延後にコバ割れが生じていた。
これらに対し、表1〜3によれば、実施例に係るステンレス帯鋼は、比較例と同様に、刃物特性、工具特性として重要な硬さについては問題がない。そしてさらに、実施例に係るステンレス帯鋼は、何れも、比較例に係るステンレス帯鋼に比較して、絞り値が高く、変形抵抗も低い。したがって、その製造時における熱間加工性に優れていることが分かる。また、図1に示したものと同様に、熱間圧延後にコバ割れは全く確認されなかった。
このように、実施例に係るステンレス帯鋼によれば、亀裂の生じたエッジ部分を除去する必要がないので、余分な工程が増えず、生産性に優れる。また、実施例に係るステンレス帯鋼は、比較例に係るステンレス帯鋼に比較して、歩留まりが約10〜30%程度向上した。
以上、本発明に係るステンレス帯鋼について説明したが、本発明は、上記実施形態、実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改変が可能なものである。
参考例1に係るステンレス帯鋼の熱間圧延後の側面を示した図である。 本比較例1に係るステンレス帯鋼の熱間圧延後の側面を示した図である。

Claims (3)

  1. C :0.88mass%以上1.2mass%以下、
    Cr:12.5mass%以上16.50mass%以下、
    Si:0.05mass%以上0.20mass%以下、
    N :0.001mass%以上0.02mass%以下、
    Mn:1.0mass%以下、
    Cu:1.0mass%以下、
    P :0.03mass%以下、
    S :0.010mass%以下、および、
    Ni:1.0mass%以下、
    を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とするステンレス帯鋼。
  2. Mo:0.05mass%以上2.0mass%以下、および、
    V :0.05mass%以上0.5mass%以下、
    から選択される1種または2種以上の元素をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のステンレス帯鋼。
  3. 刃物用または工具用であることを特徴とする請求項1または2に記載のステンレス帯鋼。
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