JP5009673B2 - モータ制御装置とそれを用いた電動工具 - Google Patents

モータ制御装置とそれを用いた電動工具 Download PDF

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Description

本発明は、モータ制御装置に関する。特に、モータの回転速度を目標回転速度に調節するモータ制御装置に関する。
特許文献1に、ブラシレスモータの制御装置が開示されている。この制御装置は、第1パルス幅変調回路と第2パルス幅変調回路と論理積回路を備えている。第1パルス幅変調回路は、目標回転速度に応じた第1パルス幅のオン信号を、第1キャリア周波数の頻度で繰り返し出力する。第2パルス幅変調回路は、目標回転速度に応じた第1パルス幅と異なる第2パルス幅のオン信号を、第1キャリア周波数よりも低い第2キャリア周波数の頻度で繰り返し出力する。論理積回路は、第1パルス幅変調回路が出力するオン信号列と、第2パルス幅変調回路が出力するオン信号列を入力し、それらの論理積である第3のオン信号列を出力する。そして、論理積回路が出力するオン信号列に従ってモータに電圧を断続的に印加し、モータに供給する電力を調節することによって、モータの回転速度を目標回転速度に調節する。
特許文献1に記載の制御装置のように、2つのパルス幅変調回路を有する制御装置によると、2つのパルス幅変調回路が出力するオン信号のパルス幅をそれぞれ変化させることによって、論理積回路が出力するオン信号列のデューティ比(全期間に対してオン信号を出力する期間の割合)を様々に変化させることができる。例えば特許文献1の制御装置では、検出されたモータの実際回転速度が所定の閾値速度未満の場合、第1パルス幅変調回路が出力するオン信号のパルス幅(第1パルス幅)を所定幅に固定し、第2パルス幅変調回路が出力するオン信号のパルス幅(第2パルス幅)を変化させる。この場合、論理積回路は、第1パルス幅変調回路が出力するオン信号列を、第2パルス幅変調回路が出力するオン信号に同期して間欠的に出力する。それにより、論理積回路が出力する各オン信号のパルス幅を所定幅に固定したままで、論理積回路が出力するオン信号列のデューティ比をさらに小さくすることができる。
実開平3−11397号公報
特許文献1に記載の制御装置では、検出されたモータの実際回転速度が閾値速度未満の場合、モータの目標回転速度にかかわらず、第1パルス幅変調回路が出力するオン信号のパルス幅(第1パルス幅)が所定幅に固定される。そのことから、モータの実際回転速度が閾値速度未満であれば、目標回転速度がいかに高く設定されている場合でも、オン信号のパルス幅が所定幅に固定されてしまう。例えば、比較的に高速の目標回転速度でモータを制御している際に、モータに大きな負荷トルクが加えられて、モータの実際回転速度が閾値速度未満まで低下する場合がある。この場合、特許文献1に記載の制御装置は、オン信号のパルス幅(第1パルス幅)を所定幅に固定してしまう。その結果、モータに供給する電力が無用に制限されてしまうことから、モータの回転速度がさらに低下することもある。特許文献1に記載の制御装置では、モータの回転速度を指示された目標回転速度に正しく調節することができないことがある。
本発明は、上記の問題を解決する。本発明は、2つのパルス幅変調回路を利用するモータ制御装置において、モータの回転速度を指示された目標回転速度に正しく調節することができる技術を提供する。
本発明は、モータの回転速度を目標回転速度に調節するモータ制御装置に具現化される。このモータ制御装置は、指示されたモータの目標回転速度と検出されたモータの実際回転速度の速度偏差に基づいて目標回転速度を修正した修正目標回転速度を設定する速度処理部と、修正目標回転速度に応じた第1パルス幅のオン信号を第1キャリア周波数の頻度で繰り返し出力する第1パルス幅変調回路と、修正目標回転速度に応じた第1パルス幅と異なる第2パルス幅のオン信号を、第1キャリア周波数よりも低い第2キャリア周波数の頻度で繰り返し出力する第2パルス幅変調回路と、第1パルス幅変調回路が出力するオン信号列と、第2パルス幅変調回路が出力するオン信号列を入力し、それらの論理積である第3のオン信号列を出力する論理積回路と、論理積回路が出力する第3のオン信号列に同期して、モータに電圧を断続的に印加する電圧印加回路を備えている。
この制御装置は、指示されたモータの目標回転速度を、検出されたモータの実際回転速度との速度偏差に基づいて修正する。そして、修正後の目標回転速度に基づいて、2つのパルス幅変調回路が出力するオン信号のパルス幅をそれぞれ決定する。それにより、それぞれのパルス幅変調回路が出力するオン信号のパルス幅を、目標回転速度と実際回転速度の両者を加味して適切に設定することができる。例えばモータに負荷トルクが加えられ、モータの実際回転速度が大幅に低下した場合には、モータに供給する電力を速やかに増大させることによって、モータの回転速度を目標回転速度まで上昇させることができる。
この制御装置によると、モータに供給する電力を無用に制限することがなく、モータの回転速度を指示された目標回転速度に正しく調節することができる。
上記した制御装置では、前記速度処理部が、前記第2パルス幅変調回路がオン信号を出力しない期間に検出された実際回転速度を用いて、前記修正目標回転速度を設定することが好ましい。
第2パルス幅変調回路がオン信号を出力しない期間は、論理積回路がオン信号を出力しない期間となり、モータへの電力供給が停止される期間となる。モータへの電力供給が停止された期間では、モータの回転速度が低下しやすく、大きな負荷トルクが加えられればモータは停止してしまうこともある。このとき、第2パルス幅変調回路がオン信号を出力しない期間にモータの実際回転速度を検出し、検出された実際回転速度を用いて修正目標回転速度を設定することによって、モータの回転速度が過剰に低下するのを防止することができる。
上記した制御装置では、前記速度処理部が、前記第2キャリア周波数と同期するタイミングで検出された実際回転速度を用いて、前記修正目標回転速度を設定することが好ましい。
第2パルス幅変調回路がオン信号を出力している期間はモータに電力が供給され、第2パルス幅変調回路がオン信号を出力しない期間はモータに電力が供給されない。そのことから、第2パルス幅変調回路が出力するオン信号列に同期して、即ち、第2パルス幅変調回路のキャリア周波数(第2キャリア周波数)に同期して、モータの回転速度は脈動しやすい。このとき、第2キャリア周波数と同期するタイミングで実際回転速度を検出すると、モータの回転速度に生じている脈動に起因する検出誤差を排除することができる。そして、そのように検出された実際回転速度を用いることによって、モータの回転速度に生じている脈動の影響を過剰に受けることなく、目標回転速度を正しく修正することができる。
上記した制御装置では、前記速度処理部が、先に設定した修正目標回転速度に応じて、前記速度偏差に対する目標回転速度の修正量を変更することが好ましい。
各パルス幅変調回路が出力するオン信号のパルス幅は、速度処理部が先に設定した修正目標回転速度に応じて設定されている。従って、速度偏差に対する目標回転速度の修正量を先に設定した修正目標回転速度に応じて変更することは、速度偏差に対する目標回転速度の修正量を各パルス幅変調回路が出力しているオン信号のパルス幅に応じて変更することに相当する。この制御装置によると、例えば、第2パルス幅変調回路が出力するオン信号のパルス幅(第2パルス幅)が小さい場合には、速度偏差に対する目標回転速度の修正量を大きくするといったことが可能となる。
上記した制御装置では、前記第2パルス幅変調回路が、前記修正目標回転速度が所定の閾値速度未満であれば修正目標回転速度に比例するパルス幅のオン信号を出力し、前記修正目標回転速度が前記閾値速度以上であればオン信号を常に出力することが好ましい。この場合、前記速度処理部は、前記速度偏差に対する目標回転速度の修正量を、先に設定した修正目標回転速度が前記閾値速度未満の時には大きく、先に設定した修正目標回転速度が前記所定回転速度以上の時には小さくすることが好ましい。
この制御装置では、修正目標回転速度が所定の閾値速度未満の時に、第2パルス幅変調回路がオン信号を断続的に出力し、モータへの電力供給を制限する。第2パルス幅変調回路がオン信号を出力しない期間では、モータへの電力供給が比較的に停止されることから、モータの回転速度が低下しやすい。また、大きな負荷トルクが加えられれば、モータは停止してしまうこともある。このとき、前記速度偏差に対する目標回転速度の修正量を大きくすると、モータの回転速度が過剰に低下するのを防止することができる。
本発明により、2つのパルス幅変調回路を利用するモータ制御装置において、モータに供給する電力を適切に調節し、モータの回転速度を指示された目標回転速度に正しく調節することができる。特に、モータに大きな負荷トルクが加えられ、モータの回転速度が大幅に低下した場合でも、モータの回転速度を指示された目標回転速度に速やかに復帰させることができる。
最初に、以下に説明する実施例の主要な特徴を列記する。
(特徴1) 第1パルス幅変調回路は、目標回転速度が閾値速度未満であれば出力するオン信号のパルス幅(第1パルス幅)を一定に維持し、目標回転速度が閾値速度以上であれば出力するオン信号のパルス幅を目標回転速度に応じて変化させる。
(特徴2) 第2パルス幅変調回路は、目標回転速度が閾値速度未満であれば出力するオン信号のパルス幅(第2パルス幅)を目標回転速度に応じて変化させ、目標回転速度が閾値速度以上であれば出力するオン信号のパルス幅を一定(例えば100パーセント、即ち、常にオン信号を出力する)に維持する。
(特徴3) モータ制御装置は、モータの目標回転速度を設定する速度指令手段を備えている。
(特徴4) 第1パルス幅変調回路のキャリア周波数は3キロヘルツ以上であり、第2パルス幅変調回路のキャリア周波数は1キロヘルツ以下である。
本発明を実施した電動ドライバについて図面を参照しながら説明する。電動ドライバは、電動工具の一種であり、ネジ類の締付作業に用いられる。本実施例の電動ドライバは、インパクト方式の電動ドライバ(電動インパクトドライバ)である。
図1は、電動ドライバ10の構成を示す側方断面図である。図1に示すように、電動ドライバ10は、本体12と、本体12に着脱可能に取付けられている電池パック50を備えている。本体12は、概して、略円柱形状の胴体部14と、胴体部14の側方に伸びるグリップ部16を備えている。電池パック50は、グリップ部16の先端に取付けられている。
本体12の胴体部14には、回転可能に支持されている工具チャック22と、工具チャック22に接続されているインパクト機構24と、インパクト機構24に接続されている減速機26と、減速機26に接続されているモータ32が内蔵されている。工具チャック22は、胴体部14の一端(図1中の右側)から突出しており、ドライバビット(図示省略)を着脱することができる。モータ32は、減速機26とインパクト機構24を介して工具チャック22に接続されており、ドライバビットが装着された工具チャック22を回転させる。このとき、モータ32の回転トルクは減速機26によって増幅される。モータ32は、三相モータである。
また、本体12の胴体部14には、モータ32の回転位置(回転角)を検出する位置検出センサ34が設けられている。位置検出センサ34は、モータ32の回転子に固定されているマグネット34aと、マグネット34aの位置を検出するセンサ基板34bを備えている。
本体12のグリップ部16には、利用者が操作するためのトリガスイッチ28と、トリガスイッチ28に加えられた操作に応じてモータ32の動作を制御する制御基板30が設けられている。トリガスイッチ28は、モータ32を起動/停止させるための操作部であるとともに、モータ32の回転速度を調節するための操作部でもある。利用者がトリガスイッチ28のトリガ部材28aを操作するとモータ32が回転を開始し、利用者がトリガ部材28aを戻すとモータ32の回転が中止されるようになっている。また、利用者がトリガ部材28aを大きく操作するとモータ32は高速で回転し、利用者がトリガ部材28aを小さく操作するとモータ32は低速で回転するようになっている。
図2は、電動ドライバ10の電気的な構成を示すブロック図である。図2に示すように、電動ドライバ10は、速度指令部102と、速度処理部106と、第1パルス幅変調(PWM)回路110と、第2パルス幅変調(PWM)回路120と、論理積回路(AND回路)130と、ドライバ回路132と、電圧印加回路134を備えている。速度処理部106と第1パルス幅変調回路110と第2パルス幅変調回路120と論理積回路130は、マイクロコンピュータ104を用いて構成されている。また、マイクロコンピュータ104とドライバ回路132と電圧印加回路134は、制御基板30に設けられている。
速度指令部102は、主にトリガスイッチ28によって構成されている。速度指令部102は、トリガ部材28aに加えられた操作量に応じて、モータ32の目標回転速度Raを決定する。そして、速度指令部102は、決定した目標回転速度Raを、速度処理部106へ教示する。
速度処理部106は、速度指令部102から目標回転速度Raを入力するとともに、位置検出センサ34の出力信号に基づいてモータ32の実際回転速度Rdを検出する。そして、速度処理部106は、目標回転速度Raと実際回転速度Rdの差異に基づいて、目標回転速度Raを修正した修正目標回転速度Rbを設定する。具体的には、目標回転速度Raと実際回転速度Rdの差分値(速度偏差)Ra−RdにフィードバックゲインGを乗じ、その乗算値G・(Ra−Rd)を目標回転速度Raに加算することによって、修正目標回転速度Rbを得る。即ち、Rb=Ra+G・(Ra−Rd)の関係が成立する。速度処理部106が設定した修正目標回転速度Rbは、第1パルス幅変調回路110と第2パルス幅変調回路120に入力される。
第1パルス幅変調回路110は、第1キャリア信号生成部112と第1デューティ比設定部114と第1オン信号生成部116を備えている。第1キャリア信号生成部112は、第1キャリア周波数で変動する第1キャリア信号(のこぎり波)faを生成する。ここで、第1キャリア周波数は特定の値に限定されないが、第1キャリア周波数が1キロヘルツから3キロヘルツの間の値であると、ドライブ回路132や電圧印加回路134が不快な音質のノイズ音を発生する。そのことから、第1キャリア周波数は、1キロヘルツ以下、又は3キロヘルツ以上とすることが好ましい。特に、第1キャリア周波数を500ヘルツ以下、又は5キロヘルツ以上とすると、不快な音質のノイズ音を顕著に抑制することができる。本実施例では、第1キャリア周波数を10キロヘルツとしている。第1キャリア周波数を10キロヘルツ以上とすることによって、人が聴覚可能なノイズ音の発生をほぼ完全に防止することができる。
第1デューティ比設定部114は、修正目標回転速度Rbに応じて、第1デューティ比Daを設定する。図3は、第1デューティ比設定部114が修正目標回転速度Rbに対して設定する第1デューティ比Daを示している。図3に示すように、修正目標回転速度Rbが閾値速度R1未満の場合、第1デューティ比設定部114は第1デューティ比Daを所定の下限値D1に設定する。即ち、修正目標回転速度Rbにかかわらず、第1デューティ比Daは下限値D1に維持される。一方、修正目標回転速度Rbが閾値速度R1以上の場合、第1デューティ比設定部114は修正目標回転速度Rbに比例するように第1デューティ比Daを設定する。即ち、第1デューティ比Daは、下限値D1以上の範囲で、修正目標回転速度Rbに比例するように変化する。
第1オン信号生成部116は、主に、差分増幅回路によって構成されており、第1キャリア信号faと第1デューティ比Daを入力し、両者の大小関係に対応する二値化信号を出力する。それにより、第1オン信号生成部116は、パルス状のオン信号Paを第1キャリア周波数の頻度で繰り返し出力することができる。
図5(a)と図6(a)に、第1パルス幅変調回路110が出力するオン信号列Paを例示する。図5(a)は修正目標回転速度Rbが閾値速度R1以上の場合におけるオン信号列Paを示しており、図6(a)は修正目標回転速度Rbが閾値速度R1未満の場合におけるオン信号列Paを示している。
図5(a)に示すように、修正目標回転速度Rbが閾値速度R1以上の場合、第1パルス幅変調回路110は、パルス状のオン信号を第1キャリア周期Ta毎に繰り返し出力する。ここで、第1キャリア周期Taは、第1キャリア周波数に対応する周期であり、第1キャリア周波数の逆数である。第1パルス幅変調回路110が出力するオン信号Paのパルス幅(以下、単に第1パルス幅と称する)taは、第1キャリア周期Taと第1デューティ比Daとの積であり、第1デューティ比Daに応じて変化する。修正目標回転速度Rbが閾値速度R1以上の場合、修正目標回転速度Rbが大きいほど、第1パルス幅taも大きくなる。そして、修正目標回転速度Rbが十分に大きい場合、第1デューティ比Daが1に設定されることから、第1パルス幅taは第1キャリア周期Taに等しくなる。この場合、第1パルス幅変調回路110は、オン信号を出力し続けることになる。
図6(a)に示すように、修正目標回転速度Rbが閾値速度R1未満の場合、第1パルス幅変調回路110は、パルス状のオン信号を第1キャリア周期Ta毎に繰り返し出力する。このとき、第1デューティ比Daは下限値D1に固定されているので、第1パルス幅taも所定の下限幅に固定される。この下限幅は、第1キャリア周期Taと第1デューティ比Daの積に等しい。修正目標回転速度Rbが非常に小さな値であっても、第1パルス幅taが過剰に小さくなることはない。
図2に示すように、第2パルス幅変調回路120は、第2キャリア信号生成部122と第2デューティ比設定部124と第2オン信号生成部126を備えている。第2キャリア信号生成部122は、第1キャリア周波数よりも低い第2キャリア周波数で変動する第2キャリア信号(のこぎり波)fbを生成する。先に説明した第1キャリア周波数と同様に、第2キャリア周波数は特定の値に限定されないが、第2キャリア周波数が1キロヘルツから3キロヘルツの間の値であると、ドライブ回路132や電圧印加回路134が不快な音質のノイズ音を発生する。そのことから、第2キャリア周波数は、1キロヘルツ以下、又は3キロヘルツ以上とすることが好ましい。特に、第2キャリア周波数を500ヘルツ以下、又は5キロヘルツ以上とすると、不快な音質のノイズ音を顕著に抑制することができる。ここで、第1キャリア周波数を5キロヘルツ以上とし、第2キャリア周波数を500ヘルツ以下とすることによって、第1キャリア周波数と第2キャリア周波数に十分な周波数差を与えることができる。本実施例では、第2キャリア周波数を100ヘルツとしている。第2キャリア周波数を100ヘルツ以下とすることによって、利用者が聴覚可能なノイズ音の発生をほぼ完全に防止することができる。
第2デューティ比設定部124は、修正目標回転速度Rbに応じて、第2デューティ比Dbを設定する。図4は、第2デューティ比設定部124が修正目標回転速度Rbに対して設定する第2デューティ比Dbを示している。図4に示すように、修正目標回転速度Rbが閾値速度R1以上の場合、第2デューティ比設定部124は、第2デューティ比Dbを1に設定する。一方、修正目標回転速度Rbが閾値速度R1未満の場合、第2デューティ比設定部124は、修正目標回転速度Rbに比例するように、第2デューティ比Dbを設定する。即ち、第2デューティ比Dbは、1未満の範囲で修正目標回転速度Rbに比例するように変化する。
第2オン信号生成部126は、主に、差分増幅回路によって構成されており、第2キャリア信号fbと第2デューティ比Dbを入力し、両者の大小関係に対応する二値化信号を出力する。それにより、第2オン信号生成部126は、パルス状のオン信号Pbを第2キャリア周波数の頻度で繰り返し出力することができる。
図5(b)と図6(b)に、第2パルス幅変調回路120が出力するオン信号列Pbを例示する。図5(b)は修正目標回転速度Rbが閾値速度R1以上の場合におけるオン信号列Pbを示しており、図6(b)は修正目標回転速度Rbが閾値速度R1未満の場合におけるオン信号列Pbを示している。
図5(b)に示すように、修正目標回転速度Rbが閾値速度R1以上の場合、第2デューティ比Dbが1に設定されることから、第2パルス幅変調回路120はオン信号Pbを出力し続ける。
一方、図6(b)に示すように、修正目標回転速度Rbが閾値速度R1未満の場合、第2パルス幅変調回路120は、パルス状のオン信号Pbを第2キャリア周期Tb毎に繰り返し出力する。ここで、第2キャリア周期Tbは、第2キャリア周波数に対応する周期であり、第2キャリア周波数の逆数である。第2パルス幅変調回路120が出力するオン信号Pbのパルス幅(以下、単に第2パルス幅と称する)tbは、第2キャリア周期Tbと第2デューティ比Dbとの積であり、第2デューティ比Daに応じて変化する。修正目標回転速度Rbが閾値速度R1未満の場合、修正目標回転速度Rbが小さいほど、第2パルス幅tbも小さくなる。ただし、第2キャリア周期Tbは第1キャリア周期Taよりも十分に長いことから、通常、第2パルス幅tbは第1パルス幅taよりも十分に広くなる。ただし、修正目標回転速度Rbが非常に小さい場合、第2パルス幅tbも非常に小さくなり、第2パルス幅tbが第1パルス幅taと同じパルス幅となることもある。
図3に示すように、第1パルス幅変調回路110が出力するオン信号列Paと、第2パルス幅変調回路120が出力するオン信号列Pbは、論理積演算回路130に入力される。論理積演算回路130は、両方のパルス幅変調回路110、120からオン信号列Pa、Pbを入力し、それらの論理積である第3のオン信号列Pcを出力する。即ち、論理積演算回路130は、両方のパルス幅変調回路110、120からオン信号列Pa、Pbが同時に入力されている期間だけ、オン信号Pcを出力する。論理積演算回路130が出力したオン信号列Pcは、ドライバ回路132に入力される。
図5(c)と図6(c)に、論理積演算回路130が出力するオン信号列Pcを例示する。図5(c)は修正目標回転速度Rbが閾値速度R1以上の場合におけるオン信号列Pcを示しており、図6(c)は修正目標回転速度Rbが閾値速度R1未満の場合におけるオン信号列Pcを示している。
図5(c)に示すように、修正目標回転速度Rbが閾値速度R1以上の場合、論理積演算回路130が出力するオン信号列Pcは、第1パルス幅変調回路110が出力するオン信号列Paと等しくなる。即ち、修正目標回転速度Rbが閾値速度R1以上の場合、論理積演算回路130は、修正目標回転速度Rbに比例する第1パルス幅taのオン信号Pcを、第1キャリア周期Ta毎に繰り返し出力する。この場合、論理積演算回路130が出力するオン信号列Pcのデューティ比Dcは、第1デューティ比Da=ta/Taに等しくなる。
一方、図6(c)に示すように、修正目標回転速度Rbが閾値速度R1未満の場合、論理積演算回路130が出力するオン信号列Pcは、第2パルス幅変調回路120がオン信号Pbを出力している期間(第2パルス幅tb)だけ、第1パルス幅変調回路110が出力するオン信号列Paと等しくなる。ここで、第1パルス幅taは修正目標回転速度Rbにかかわらず一定であり、第2パルス幅tbは修正目標回転速度Rbに比例して変化する。論理積演算回路130が出力するオン信号列Pcのデューティ比Dcは、第1デューティ比Daと第2デューティ比Dbの積Da・Dbに等しくなり、第1デューティ比Daの下限値D1よりも小さくなる。オン信号Pcのパルス幅を所定の下限幅以上に維持しながら、そのデューティ比Dcが非常に小さなオン信号Pcを生成することができる。
論理積演算回路130が出力するオン信号列Pcは、ドライバ回路132を介して電圧印加回路134に入力される。電圧印加回路134は、いわゆるインバータ回路であり、モータ32のU、V、W相のそれぞれを電池パック50の正極、負極のそれぞれにスイッチング素子を介して接続している。ドライバ回路132は、位置検出センサ34の出力信号に基づいて導通すべきスイッチング素子を決定し、そのスイッチング素子へ論理積演算回路130からのオン信号列Pcを出力する。それにより、モータ32のU、V、W相は電池パック50の正極又は負極に選択的に接続され、電池パック50の電圧が論理積演算回路130からのオン信号列Pcに同期してモータ32に断続的に印加される。このとき、ドライバ回路132や電圧印加回路134は、不快なノイズ音を発生することなく動作する。先に説明したように、論理積演算回路130が出力するオン信号列Pcのパルス幅は、修正目標回転速度Rbが非常に小さい場合でも、第1デューティ比Daの下限値D1に対応するパルス幅以上に維持される。従って、電圧印加回路134やドライバ回路132や論理積演算回路130は、論理積演算回路130が出力するオン信号列Pcに十分に追従して動作することができる。
モータ32は、電池パック50から電力の供給を受けて回転する。モータ32に供給される電力は、論理積演算回路130が出力するオン信号列Pcのデューティ比Dcに応じて変化する。
モータ32が回転している間、速度処理部106は、目標回転速度Raと実際回転速度Rdとの差異に基づいて、修正目標回転速度Rbを刻々と更新していく。それにより、モータ32の実際回転速度Rdは、目標回転速度Raとなるようにフィードバック制御される。
しかしながら、図7に示すように、修正目標回転速度Rbが閾値速度R1以下の低速運転時では、論理積演算回路130が出力するオン信号列Pcに同期して、モータ32の実際回転速度Rdは脈動する。詳しくは、論理積演算回路130がオン信号列Pcを出力する期間、即ち、第2パルス幅変調回路120がオン信号Pbを出力する期間tbでは、電池パック50からの電力がモータ32に供給されることによって、モータ32の実際回転速度Rdは増大する。一方、論理積演算回路130がオン信号列Pcを出力しない期間、即ち、第2パルス幅変調回路120がオン信号Pbを出力しない期間では、電池パック50からの電力がモータ32に供給されないことから、モータ32の実際回転速度Rdは低下する。このとき、モータ32に大きな負荷が加えられていると、モータ32の回転が停止してしまうこともある。
そのことから、速度処理部106は、先に算出した修正目標回転速度Rbが閾値速度R1未満の場合、第2パルス幅変調回路120がオン信号Pbを出力しない期間に入力された位置検出センサ34の出力信号のみを有効値としてモータ32の実際回転速度Rdを検出し、次の修正目標回転速度Rbを設定する。それにより、モータ32を低速運転させる場合でも、平均回転速度よりも低い回転速度を検出してフィードバック量を調整することができるため、モータ32を停止させることなく安定した速度で回転させることができる。
また、図7(b)に示すように、速度処理部106は、実際回転速度Rdを検出するタイミングを、第2パルス幅変調回路120の第2キャリア周波数と同期させる。即ち、実際回転速度Rdを検出する時間間隔を、第2キャリア周波数Tbに等しくする。それにより、実際回転速度Rdの脈動に起因する検出誤差を排除することができる。モータ32を低速運転させる場合でも、モータ32を停止させることなく安定した速度で回転させることができる。
さらに、速度処理部106は、先に算出した修正目標回転速度Rbに応じて、修正目標回転速度Rbを算出するためのフィードバックゲインGを変更する。図8に示すように、先に算出した修正目標回転速度Rbが閾値速度R1以上の場合、速度処理部106はフィードバックゲインGを所定の第1ゲイン値G1に設定する。一方、先に算出した修正目標回転速度Rbが閾値速度R1未満の場合、速度処理部106はフィードバックゲインGを第1ゲイン値G1よりも小さい第2ゲイン値G2に設定する。即ち、第2パルス幅変調回路120が第2デューティ比Dbを1未満に設定し、電池パック50からモータ32への供給電力が大きく制限される場合には、より大きなフィードバックゲインGを使用する。それにより、モータ32を低速運転させる場合でも、モータ32を停止させることなく安定した速度で回転させることができる。なお、バックゲインGは、修正目標回転速度Rbに応じてさらに多段階に変化させてもよいし、修正目標回転速度Rbに応じて連続的に変化させてもよい。いずれにしても、修正目標回転速度Rbが小さい時ほど、大きなフィードバックゲインGを使用するとよい。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。本明細書または図面に例示した技術は複数の目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
電動ドライバの側方断面図。 電動ドライバの電気的な構成を示すブロック図。 修正目標回転速度と第1デューティ比の関係を示すグラフ。 修正目標回転速度と第2デューティ比の関係を示すグラフ。 修正目標回転速度が閾値以上の場合において、第1パルス幅変調回路が出力するオン信号列Paと、第2パルス幅変調回路が出力するオン信号列Pbと、論理積回路が出力するオン信号列Pcを対応付けて示す図。 修正目標回転速度が閾値未満の場合において、第1パルス幅変調回路が出力するオン信号列Paと、第2パルス幅変調回路が出力するオン信号列Pbと、論理積回路が出力するオン信号列Pcを対応付けて示す図。 修正目標回転速度が閾値以上の場合において、論理積回路が出力するオン信号列Pcとモータの実際回転速度Rdを対応付けて示す図。 修正目標回転速度とフードバックゲインの関係を示す図。
符号の説明
10・・電動ドライバ
12・・本体
14・・胴体部
16・・グリップ部
22・・工具チャック
30・・制御基板
32・・モータ
50・・電池パック
102・・速度指令部
104・・マイクロコンピュータ
106・・速度処理部
110・・第1パルス幅変調回路
112・・第1発振部
114・・第1デューティ比設定部
116・・第1オン信号生成部
120・・第2パルス幅変調回路
122・・第2発振部
124・・第2デューティ比設定部
126・・第2オン信号生成部
130・・論理積回路
132・・ドライバ回路
134・・電圧印加回路

Claims (5)

  1. モータの回転速度を目標回転速度に調節するモータ制御装置であって、
    指示されたモータの目標回転速度と検出されたモータの実際回転速度の速度偏差に基づいて、目標回転速度を修正した修正目標回転速度を設定する速度処理部と、
    修正目標回転速度に応じた第1パルス幅のオン信号を、第1キャリア周波数の頻度で繰り返し出力する第1パルス幅変調回路と、
    修正目標回転速度に応じた第1パルス幅と異なる第2パルス幅のオン信号を、第1キャリア周波数よりも低い第2キャリア周波数の頻度で繰り返し出力する第2パルス幅変調回路と、
    第1パルス幅変調回路が出力するオン信号列と、第2パルス幅変調回路が出力するオン信号列を入力し、それらの論理積である第3のオン信号列を出力する論理積回路と、
    論理積回路が出力する第3のオン信号列に同期して、モータに電圧を断続的に印加する電圧印加回路とを備え、
    前記速度処理部は、前記第2パルス幅変調回路がオン信号を出力しない期間に検出された実際回転速度を用いて、前記修正目標回転速度を設定することを特徴とするモータ制御回路。
  2. モータの回転速度を目標回転速度に調節するモータ制御装置であって、
    指示されたモータの目標回転速度と検出されたモータの実際回転速度の速度偏差に基づいて、目標回転速度を修正した修正目標回転速度を設定する速度処理部と、
    修正目標回転速度に応じた第1パルス幅のオン信号を、第1キャリア周波数の頻度で繰り返し出力する第1パルス幅変調回路と、
    修正目標回転速度に応じた第1パルス幅と異なる第2パルス幅のオン信号を、第1キャリア周波数よりも低い第2キャリア周波数の頻度で繰り返し出力する第2パルス幅変調回路と、
    第1パルス幅変調回路が出力するオン信号列と、第2パルス幅変調回路が出力するオン信号列を入力し、それらの論理積である第3のオン信号列を出力する論理積回路と、
    論理積回路が出力する第3のオン信号列に同期して、モータに電圧を断続的に印加する電圧印加回路とを備え、
    前記速度処理部は、前記第2キャリア周波数と同期するタイミングで検出された実際回転速度を用いて、前記修正目標回転速度を設定することを特徴とするモータ制御回路。
  3. 前記速度処理部は、先に設定した修正目標回転速度に応じて、前記速度偏差に対する目標回転速度の修正量を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載のモータ制御装置。
  4. モータの回転速度を目標回転速度に調節するモータ制御装置であって、
    指示されたモータの目標回転速度と検出されたモータの実際回転速度の速度偏差に基づいて、目標回転速度を修正した修正目標回転速度を設定する速度処理部と、
    修正目標回転速度に応じた第1パルス幅のオン信号を、第1キャリア周波数の頻度で繰り返し出力する第1パルス幅変調回路と、
    修正目標回転速度に応じた第1パルス幅と異なる第2パルス幅のオン信号を、第1キャリア周波数よりも低い第2キャリア周波数の頻度で繰り返し出力する第2パルス幅変調回路と、
    第1パルス幅変調回路が出力するオン信号列と、第2パルス幅変調回路が出力するオン信号列を入力し、それらの論理積である第3のオン信号列を出力する論理積回路と、
    論理積回路が出力する第3のオン信号列に同期して、モータに電圧を断続的に印加する電圧印加回路とを備え、
    前記第2パルス幅変調回路は、前記修正目標回転速度が所定の閾値速度未満であれば修正目標回転速度に比例するパルス幅のオン信号を出力し、前記修正目標回転速度が前記閾値速度以上であればオン信号を常に出力し、
    前記速度処理部は、前記速度偏差に対する目標回転速度の修正量を、先に設定した修正目標回転速度が前記閾値速度未満の時には大きくし、先に設定した修正目標回転速度が前記所定回転速度以上の時には小さくすることを特徴とするモータ制御装置。
  5. モータと、
    そのモータの回転速度を目標回転速度に調節する請求項1から4のいずれか一項に記載のモータ制御装置と、
    を備える電動工具。
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