JPH0721719B2 - 楽音制御用コントローラ - Google Patents

楽音制御用コントローラ

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JPH0721719B2
JPH0721719B2 JP1146116A JP14611689A JPH0721719B2 JP H0721719 B2 JPH0721719 B2 JP H0721719B2 JP 1146116 A JP1146116 A JP 1146116A JP 14611689 A JP14611689 A JP 14611689A JP H0721719 B2 JPH0721719 B2 JP H0721719B2
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JP
Japan
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operator
finger
controller
fulcrum
musical
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JP1146116A
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富 谷脇
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Yamaha Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は電子鍵盤楽器にあって例えばピッチベンド
量、モジュレーション、音量等の各種の楽音制御用パラ
メータを設定、制御するパラメータ制御用コントローラ
に関し、操作時に掌が当接して指の支点となる位置決め
部と、この操作時に指が届くように操作子が配設される
操作子配設部と、を操作パネルに配設することにより、
その操作性を良好としたものである。
<従来の技術> 従来のキーボードのモジュレーション調整、ピッチベン
ト量等の操作子としては、以下のようなものが知られて
いた。
これらの操作子は、例えばホイールタイプにあっても、
レバータイプにあっても、いずれもキーボードの操作パ
ネル上に配設されている。この操作子は鍵盤の側方の操
作パネル上に配設されて演奏者の左手によって操作され
るものである。操作パネルは平坦な板状部材であって、
このパネルよりホイールの一部、またはレバーの上部が
突出して設けられている。そして、このホイールは指の
腹を接触させて回転させることによって、また、レバー
はパネル上の一方向に倒すことにより、それぞれ操作さ
れる。
ホイール軸に連結された、または、そのレバー基端部に
配設された可変抵抗器の抵抗変化を利用して制御パラメ
ータを設定、制御するものであった。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、このような従来の電子鍵盤楽器にあって
は、操作パネルは平坦面のみによって構成され、しか
も、操作子はこの狭いパネル部分に配設されていたた
め、操作時にあって手指の状態、姿勢が一定せず(支点
が定まらず)、操作子を微妙な感覚で素早く操作するに
は熟練を要するという課題があった。さらに、操作子近
辺に、操作子位置を案内するようなものもなく、いちい
ち目で位置を確認しなければならなかった。
そこで、この発明は、操作子を素早く、微妙に操作する
ことが容易な楽音制御用コントローラを得ることを、そ
の目的としている。
<課題を解決するための手段> 本発明は、操作パネル上に楽音制御用パラメータを制御
する操作子が配設され、この操作子を指で操作すること
により、楽音制御用パラメータを制御する楽音制御用コ
ントローラにおいて、上記操作パネル上に、操作子の操
作時に掌部分が当接して手指の支点となる位置決め部
と、上記操作子がこの位置決め部を中心とした円の略円
周方向にスライド自在に配設される操作子配設部と、を
有する楽音制御用コントローラである。
<作用> この発明に係る楽音制御用コントローラにあっては、操
作子を操作する場合にあって、掌部分を操作パネルの位
置決め部に当接させると、その指は操作子に到達する。
位置決め部を支点として操作子を円周方向にスライドさ
せることによって楽音制御用パラメータを制御するもの
である。このように操作時の支点が定まっており、この
掌部分を中心として操作子をスライドさせるため、操作
はきわめて容易になっている。
<実施例> 以下、この発明に係る楽音制御用コントローラの第1実
施例を第1図、第2図に基づいて説明する。
これらの図において、11は楽音制御用コントローラの操
作パネルを示している。
この操作パネル11には、第1図に示すように、平坦な平
坦面部分111と、この平坦面部分111から所定間隔離れた
位置に形成された凹状の凹部113と、この凹部113から連
続してなだらかに盛り上げられて凸状に形成された凸部
115と、を有している。この凸部115は凸部113と平坦面
部分111との間に配設されている。
また、これらの凹部113、凸部115の広さ形状、凸部115
の高さ、凹部113の凹み、および、平坦面部分111と凹部
113との間の間隔は、操作する者の手Hの大きさに対応
して設定されている。
上記操作パネル11の平坦面部分111には、凹部113を中心
として略円弧状に延在するように2条の円弧溝131,132
が形成されている。そして、これらの円弧溝131,132に
は操作子であるノブ151,152がそれぞれ該溝方向に沿っ
てスライド自在に挿入、支持されている。
これらの円弧溝131,132は、第2図に示すように、凸部1
15の所定位置(後述するロータリボリュームの軸位置)
を中心として所定角度範囲において延在するように形成
されている。これらの円弧溝131,132同士の間の間隔
は、例えば中指と人左指との長さの違い程度に設定して
ある。
また、ノブ151,152はともに円形のヘッドを有してお
り、このヘッド上に演奏者(操作者)が指をおいて円弧
溝131,132内を円周方向に滑らせることができるもので
ある。
更に、これらのノブ151,152は、第1図に示すように、
操作パネル11の裏面側に配設したアーム171,172の各先
端にそれぞれ連結(圧入、固定)されている。
第1図において、各アーム171,172の基端部はロータリ
ボリューム191,192の軸191a,192aにそれぞれ連結されて
いる。ロータリボリューム191,192はそれぞれシャシ21
に固定されている。シャシ21は操作パネル11の裏面に垂
下されている。
アーム171の基端部が連結された軸191aにはリターンス
プリング23が巻き付けられており、このリターンスプリ
ング23はアーム171を中点に復帰させるように付勢して
いる。
251,252はこのリターンスプリング23の両端が係止され
るストッパゴムである。
271,272は各ノブ151,152の移動を規制するストッパであ
って、ノブ151,152の回動範囲を規制している。
上記ロータリボリューム191,192は、それぞれ楽音制御
用のパラメータ、例えばピッチベンド量、音量を制御す
るものである。
また、凹部113はノブ(操作子)151,152の操作時に掌下
部分が当接して手指の支点となる位置決め部を構成して
いる。とともに、凸部115は、手の掌下部が凹部113に当
接した場合に、掌央部分が当接するものである。なお、
第2図に示すように、この凸部113には親指の逃げ用の
部分115aが形成されている。操作時の邪魔にならないよ
うにするものである。
上記平坦面部分111には、ノブ151,152が配設されてお
り、操作子配設部を構成している。ノブ151,152はこの
位置決め用の凹部113を中心とした円の略円周方向にス
ライド自在に配設されているものでもある。
以上のように操作パネル11の上面に、凹部113、および
凸部115を形成したため、左手をコントローラに乗せる
場合に、掌下部分は凹部113に、掌央部分は盛り上がっ
た部分115に密着して安定する。この状態にあって中指
の指先でノブ151を、人差指の指先でノブ152を、それぞ
れ操作可能である。
したがって、該コントローラに左手を載置しただけでそ
の操作子(ノブ151,152)の位置を確認することなく、
これら複数の操作子(151,152)を同時に確実に操作す
ることができることとなる。この場合のノブ151,152の
操作方向は、凹部113を回動支点として円周方向である
ため、その操作をスムーズに行うことができる。これ
は、操作方向が例えば支点に対して接近離隔方向であっ
た場合のように指を伸縮する必要がなく、かつ、その回
動支点が掌下部の固定により明確になっているからであ
る。また、その操作時にあってコントローラの上面形状
が手に馴染むため演奏者にとってきわめて使いやすいも
のである。そして、操作休止時には凸部115はパームレ
ストとして機能させることができる。
なお、アーム171,172は棒に限られず例えば円盤状に形
成してもよい。
第3図および第4図は本発明の第2実施例を示してい
る。
この実施例は、上記実施例における円弧溝に代えて直線
溝31,32を形成したものである。この直線溝31,32は、図
中矢印で示す横方向に延在している。ノブ41,42はスラ
イドボリューム51,52の軸に直接連結されている。
したがって、この操作パネル11にあって操作子配設部30
に配設された操作子(ノブ)41,42は、操作時の手指の
支点となる位置決め凹部113を中心とした円の略円周方
向にスライド自在に配設されていることとなる。この場
合の曲率は無限大と考えるものである。
その他の構成および作用は上記実施例のそれと同様であ
り、省略する。
なお、このコントローラは、コントローラユニットとし
て楽器とは別体に形成してもよく、また電子鍵盤楽器の
左側の拍子木部分に固定して形成してもよい。また、上
記支点部分としては凹部のみに限られることはなく、凸
部を支点として採用することもできる。
<発明の効果> 以上説明してきたように、本発明によれば、操作子の位
置を目で確認せずに素早く、微妙に操作することが容易
な楽音制御用コントローラを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る楽音制御用コントロ
ーラを示す縦断面図、 第2図は第1実施例のコントローラの平面図、 第3図は第2実施例に係る楽音制御用コントローラの縦
断面図、 第4図は第2実施例に係るコントローラの平面図であ
る。 11……操作パネル、 111……平坦面部分(操作子配設部)、 113……凹部(位置決め部)、 115……凸部、 151,152……ノブ(操作子)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作パネル上に楽音制御用パラメータを制
    御する操作子が配設され、この操作子を指で操作するこ
    とにより、楽音制御用パラメータを制御する楽音制御用
    コントローラにおいて、 上記操作パネル上に、操作子の操作時に掌部分が当接し
    て手指の支点となる位置決め部と、 上記操作子がこの位置決め部を中心とした円の略円周方
    向にスライド自在に配設される操作子配設部と、を有す
    ることを特徴とする楽音制御用コントローラ。
JP1146116A 1989-06-08 1989-06-08 楽音制御用コントローラ Expired - Lifetime JPH0721719B2 (ja)

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JP1146116A JPH0721719B2 (ja) 1989-06-08 1989-06-08 楽音制御用コントローラ

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JPH0311397A JPH0311397A (ja) 1991-01-18
JPH0721719B2 true JPH0721719B2 (ja) 1995-03-08

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JP5009673B2 (ja) 2007-04-13 2012-08-22 株式会社マキタ モータ制御装置とそれを用いた電動工具
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