JP3015827U - 入力装置 - Google Patents
入力装置Info
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- JP3015827U JP3015827U JP1995001920U JP192095U JP3015827U JP 3015827 U JP3015827 U JP 3015827U JP 1995001920 U JP1995001920 U JP 1995001920U JP 192095 U JP192095 U JP 192095U JP 3015827 U JP3015827 U JP 3015827U
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- rotary
- operation type
- type sliding
- sliding resistor
- resistor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作性のよい入力装置を提供する。
【構成】 回転操作型摺動抵抗器13の回動軸14に一
端が連結され、回転軸芯方向に延長された回転操作子1
2と、この回転操作子の周面に装着された直線操作型摺
動抵抗器18とによって構成した。
端が連結され、回転軸芯方向に延長された回転操作子1
2と、この回転操作子の周面に装着された直線操作型摺
動抵抗器18とによって構成した。
Description
【0001】
この考案は例えばシンセサイザのような電子楽器或はゲーム機等に利用するこ とができる入力装置に関する。
【0002】
従来より、電子楽器の分野或はゲーム機の分野において、ジョイスティックと 呼ばれる入力装置がよく利用されている。従来のジョイスティックは1本のステ ィックに2個の回転型摺動抵抗器を連結し、スティックをX軸方向と、Y軸方向 に傾動させることにより、これら2つの回転型摺動抵抗器を各別に回転操作でき る構成とされる。
【0003】 このジョイスティックにより、電子楽器の分野では例えばスティックのY軸方 向の操作により音に変調をかけ、いわゆるトレモロ或はビブラートを演奏させ、 またX軸方向の操作により音量を制御させる等に利用されている。またゲーム機 の分野では例えば画面に映出されたキャラクタの動きをX軸方向に移動させたり 、Y軸方向に移動させること等に利用される。
【0004】
従来のジョイスティックはスティックをX軸方向及びY軸方向に傾動させるこ とによって操作量を制御する構造のため、手の感触で傾動角、つまり操作量を認 識しなければならないから、操作量を再現性よく揃えることがむずかしい。また スティックを一定の傾動位置に維持し続けることがむずかしい不都合を生じる。
【0005】 従って例えばY軸方向の傾動操作で例えばトレモロを演奏しようとする場合、 スティックの傾動操作の振幅を一定に揃えるとか又は振幅を漸次小さくするよう に操作しようとしても、その傾動角の程度を手の感触から読み取ることはむずか しい。 更に従来のジョイスティックでは2入力型が限度であり、2入力の他に更に他 の入力操作を行なわせることはできない。
【0006】 この考案の目的はトレモロ或はビブラートのような演奏も容易に、然も正確に 表現することができる入力装置を提供しようとするものである。 また希望する操作位置を維持することができる入力装置を提供しようとするも のである。
【0007】
この考案では、回転操作型摺動抵抗器と直線操作型摺動抵抗器との組合せによ り入力装置を構成するものである。更に詳しくは回転型摺動抵抗器の回転軸に、 回転軸芯方向に延長形成された回転操作子を取付け、この回転操作子に直線操作 型摺動抵抗器を実装した構成としたものである。
【0008】 従ってこの考案の構成によれば、直線操作型摺動抵抗器を操作しながら、回転 操作型摺動抵抗器の回動軸を回動操作することができる。直線操作型摺動抵抗器 を用いることにより、例えばトレモロを掛ける場合、摺動操作子の位置(指の位 置)によって振れ幅を目視することができるため、振れ幅を揃えることは容易に 行なうことができる。また摺動操作子の振れ幅を漸次小さく収束するように操作 することも容易に行なうことができる。
【0009】 ここで特に直線操作型摺動抵抗器を抵抗面とこの抵抗面に近接して配置した導 電面とによって構成されるタッチ式の直線操作型摺動抵抗器を利用することによ り、直線操作型摺動抵抗器は指先だけで操作することができるから、特にトレモ ロ或はビブラートのような入力操作をだれにでも容易に行なわせることができる 。
【0010】
図1乃至図3にこの考案による入力装置の一実施例を示す。図中10は例えば 電子楽器或はゲーム機等の入力装置を構成するケースを示す。ケース10には長 方形状の窓11が形成され、この窓11に回転操作子12が回動自在に支持され る。
【0011】 回転操作子12は図2に示すように一端側に回転操作型摺動抵抗器13の回動 軸14が連結され、他端側は軸受15により回動自在に支持されている。従って 回転操作子12は窓11内において回動自在に支持される。16はストッパを示 す。このストッパ16によって回転操作子12は何れの方向の回動方向に対して も一定の回動角範囲が与えられる。
【0012】 回転操作子12は回転軸芯方向に長手方向を持つ半筒状に形成され、その外周 面に回転軸芯方向に細長い長方形の凹部17を設け、凹部17の底面に直線操作 型摺動抵抗器18を装着する。この例ではこの直線操作型摺動抵抗器18として 抵抗面上にわずかな間隔を保持して導電面を配置し、この導電面を指先で押下操 作することにより抵抗面に接触させ、その接触点における抵抗値或は電圧を入力 信号とする構造の直線操作型摺動抵抗器を用いた場合を示す。従って直線操作型 摺動抵抗器18の面を指先で押しながら、指を直線操作型摺動抵抗器18の面に 沿って滑らすことにより、入力される電圧等を変化させることができる。また、 このスライド操作に加えて、指を前後方向に移動させることにより、回転操作子 12を回動操作することができる。尚、特に図示していないが、回転操作型摺動 抵抗器13には戻しバネが装着され、回転操作子12を常に上向の姿勢、つまり 直線操作型摺動抵抗器18が上向の姿勢に戻るようにしている。
【0013】 よってこの考案による入力装置によれば直線操作型摺動抵抗器18を使って、 例えばビブラート或はトレモロを入力操作することにより、指先の位置で音程が 変化する様子を知ることができるから、正確に操作位置を指定することができ、 また細かな動きを与えることができる。従って誰れにでも簡単にトレモロ或はビ ブラート等を演奏することができる。また、指を前後に動かすことにより例えば ピッチベンドを操作することもできる。
【0014】 図4はこの考案の他の実施例を示す。この例では直線操作型摺動抵抗器18の 下側に圧力センサ19を配置し、直線操作型摺動抵抗器18に与える押圧力を電 気信号に変換できる構成とした場合を示す。従ってこの圧力センサ19を設けた ことにより、例えば回転操作型摺動抵抗器13によりピッチベンドを、また直線 操作型摺動抵抗器18によりビブラート又はトレモロを操作し、更に圧力センサ 19によって例えば音量を制御するように構成することにより、3動作型の入力 装置を構成することができる。
【0015】 図5はこの考案の更に他の実施例を示す。この実施例では直線操作型摺動抵抗 器18として操作ツマミ18Aを具備した一般にスライドボリュームと呼ばれて いる摺動抵抗器を用いた場合を示す。このようにスライド式の直線操作型摺動抵 抗器を用いた場合でも操作ツマミ18Aに指を掛け、1本の指で操作ツマミ18 Aを移動操作することができる。従ってこの場合も、上述と同様の作用効果を得 ることができる。
【0016】 尚、上述の実施例では直線型摺動抵抗器18及び圧力センサ19を、図面表現 上の理由から凹部17の上面に実装した例を図示したが、実際には凹部17の面 の下側にこれらの要素を配置する構造を採ることは、容易に理解できよう。
【0017】
以上説明したように、この考案によれば1本の指先で例えばピッチベンドとビ ブラート或はピッチベンドとトレモロ等の組合せた演奏を行なうことができる。 また圧力センサを設けた場合にはピッチベンドとビブラート或はピッチベンドと トレモロ等に加えて圧力センサの信号を利用して音量制御等を行なわせることが できる。
【0018】 ここで特に、この考案によれば、一つの操作器として直線操作型摺動抵抗器1 8を用いる構成としたから、操作性がよく、細かな動きと、正確な変化を与える ことができる。
【図1】この考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】この考案の一実施例を示す断面図。
【図3】この考案の一実施例を示す平面図。
【図4】この考案の変形実施例を示す斜視図。
【図5】この考案の変形実施例を示す斜視図。
10 ケース 11 窓 12 回転操作子 13 回転操作型摺動抵抗器 14 回動軸 15 軸受 16 ストッパ 17 凹部 18 直線操作型摺動抵抗器 19 圧力センサ
Claims (3)
- 【請求項1】 A.回転操作型摺動抵抗器の回転軸に取
付けられ、回転軸芯方向に延長形成され、上記回転操作
型摺動抵抗器の摺動子の摺動位置を操作する回転操作子
と、 B.この回転操作子の延長方向に装着された摺動操作面
を持つ直線操作型摺動抵抗器と、 によって構成したことを特徴とする入力装置。 - 【請求項2】 A.回転操作型摺動抵抗器の回転軸に取
付けられ、回転軸芯方向に延長形成され、上記回転操作
型摺動抵抗器の摺動子の摺動位置を操作する回転操作子
と、 B.この回転操作子の延長方向に装着された抵抗面と、
この抵抗面とわずかに離れて配置した導電面とを具備し
た直線操作型摺動抵抗器と、 によって構成したことを特徴とする入力装置。 - 【請求項3】 A.回転操作型摺動抵抗器の回転軸に取
付けられ、回転軸芯方向に延長形成され、上記回転操作
型摺動抵抗器の摺動子の摺動位置を操作する回転操作子
と、 B.この回転操作子の延長方向に装着された抵抗面と、
この抵抗面とわずかに離れて配置した導電面とを具備し
た直線操作型摺動抵抗器と、 C.この直線操作型摺動抵抗器を構成する抵抗面の下部
に配置され抵抗面に与えられる押下力を検出する圧力セ
ンサと、 を具備して構成したことを特徴とする入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995001920U JP3015827U (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995001920U JP3015827U (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3015827U true JP3015827U (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=43151376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995001920U Expired - Lifetime JP3015827U (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3015827U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019133040A (ja) * | 2018-02-01 | 2019-08-08 | カシオ計算機株式会社 | 操作装置及び電子楽器 |
-
1995
- 1995-03-15 JP JP1995001920U patent/JP3015827U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019133040A (ja) * | 2018-02-01 | 2019-08-08 | カシオ計算機株式会社 | 操作装置及び電子楽器 |
JP7106878B2 (ja) | 2018-02-01 | 2022-07-27 | カシオ計算機株式会社 | 操作装置及び電子楽器 |
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