JPH0734466Y2 - 電子楽器のコントロ−ラ - Google Patents

電子楽器のコントロ−ラ

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JPH0734466Y2
JPH0734466Y2 JP1987042667U JP4266787U JPH0734466Y2 JP H0734466 Y2 JPH0734466 Y2 JP H0734466Y2 JP 1987042667 U JP1987042667 U JP 1987042667U JP 4266787 U JP4266787 U JP 4266787U JP H0734466 Y2 JPH0734466 Y2 JP H0734466Y2
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JP
Japan
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controller
lever
pressure
electronic musical
musical instrument
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JP1987042667U
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富 谷脇
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Yamaha Corp
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Yamaha Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は音楽的効果を制御する電子楽器のコントロー
ラに関する。
〔従来の技術〕
従来から、キーボード等の電子楽器においては演奏中に
ワウ効果やトレモロ,ビブラート及びブリリアンスやボ
リユーム効果等の各種音楽的効果をかけるために,モジ
ユレーシヨンコントローラ,フツトコントローラ,プレ
スコントローラ等の各種コントローラを備えている。第
4図はこのようなコントローラを備えたキーボードの従
来例を示す平面図で,1はキー,2はプリセツト部,3はモジ
ユレーシヨンコントローラ,4はピツチベンドコントロー
ラ,5はボリユーム,6はインジケータ,7はセレクト部,8は
ブレスコントローラの接続端子,9は電源スイツチであ
る。モジユレーシヨンコントローラ3(ピツチベントコ
ントローラ4も同様)としては、第5図および第6図に
示すように中点復帰機構10を備えた回転型可変抵抗器11
を用い,その回転軸12をホイル13で回転させるようにし
たホイールタイプ(第5図)と,ホイールの代りにレバ
ー14で回転させるようにしたレバータイプ(第6図)の
2種類が一般的で、中点復帰機構10をホイール13または
レバー14のボス部16に嵌着したねじりコイルばね17と,
このばね17の両端部間に介在されたストツパ18とで構成
している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のモジユレーシヨンコン
トローラ3においては、回転型可変抵抗器11自体が大き
い上,抵抗値の変化が操作部材としてのホイール13又は
レバー14の移動量(回転角)に比例するため、操作部材
の形状および移動量が大きく,また中点復帰機構10はば
ね17とストツパ18とで構成されるため部品点数が増加す
るばかりか,ナツト20でストッパ18を可変抵抗器11に固
定しなければならず、その取付作業も面倒であるなど、
多くの問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る電子楽器のコントローラは上述したよう
な問題点を一挙に解決すべくなされたもので、音楽的効
果を制御するために手で操作される操作子と、この操作
子の操作方向側面に感圧面を対向して設けられた感圧素
子と、この感圧素子と前記操作子との間に設けられ前記
操作子に対して復帰力を与える弾性体と、で構成したも
のである。
〔作用〕
この考案においては可変抵抗器の代りに感圧素子を用い
ているので,該素子に圧力を加えるとその抵抗値が変化
する。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。
第1図はこの考案に係るコントローラの一実施例を示す
断面図、第2図は第1図II-II線断面図、第3図は感圧
素子の拡大断面図である。これらの図において、コント
ローラ21は、上面に開放する矩形のめくら孔からなるレ
バー収納孔23を有するケース22と、このケース22のレバ
ー収納孔23内に挿入される端が軸24によつて軸支された
第1図矢印A,B方向に傾動自在なレバー25と、このレバ
ー25を挟んで前記レバー収納孔23内に配設された左右一
対の感圧素子26,27とで構成されている。レバー25の上
端部は電子楽器の表面板28に設けられたレバー挿通孔29
より外部に露呈しており、その操作面には操作時の滑り
を防止するため複数本の細い溝30が形成されている。左
側の感圧素子26は、導電ゴム32と,導電ゴム32の両面に
それぞれ固着された一対の電極33,34と、一方の電極34
の表面に固着されたフエルト等のクツシヨン部材(弾性
部材)35と、リード線36a,36bとで構成され,クツシヨ
ン部材35が通常レバー25に、導電ゴム32に圧力を作用さ
せない範囲で軽く接触している。右側の感圧素子27は前
記左側の感圧素子26と全く同様に構成されることによ
り、導電ゴム32′と、一対の電極33′,34′と,クツシ
ヨン部材(弾性部材)35′と、リード線(図示せず)と
を備え、クツシヨン部材35′がレバー25と軽く接触して
いる。したがつて、レバー25は通常左右一対の感圧素子
26,27によつて中点位置に保持され,この状態において
は各素子26,27からの出力信号は零とされる。
このような構成からなるコントローラ21において,レバ
ー25を例えば第1図矢印A方向に傾動させると、該レバ
ー25が左側の感圧素子26のクツシヨン部材35を押圧して
これを圧縮するため、その圧力が導電ゴム32に作用して
その抵抗値を変化させる。この結果、一対の電極33,34
間にはレバー25による押圧力に応じた電気信号が発生
し、この電気信号はリード線36a,36bを介して制御部に
送られ音楽的効果の制御に供せられる。そして、レバー
25から指を離すと、該レバー25は導電ゴム32とクツシヨ
ン部材35が元の状態に復元することで元の中点位置に復
帰する。一方、矢印B方向に傾動させると今度はレバー
25が右側の感圧素子27のクツシヨン部材35′を押圧する
ため、上述したと同様、導電ゴム32′の抵抗値が変化
し、一対の電極33′,34′間に電気信号が発生する。そ
して、指をレバー25から離すと、該レバー25は導電ゴム
32′とクツシヨン部材35′の復元力によつて元の中点位
置に復帰する。
ここで、コントローラ21を例えばビブラートまたはトレ
モロのコントローラとして使用する場合は、レバー25を
矢印A方向に倒したりB方向に倒したりすることで、そ
のスピードを早くしたり遅くしたりすることができ、モ
ジユレーシヨンをかける場合はその深さを深くしたり浅
くしたりすることができるものである。
かくしてこのような構成からなるコントローラ21によれ
ば、従来の回転型可変抵抗器の代りに感圧素子26,27を
使用しているので、該素子26,27に対する圧力を変える
だけでよく、そのためレバー25の移動量を著しく少ない
ものとすることができる。また、感圧素子26,27は可変
抵抗器に比して著しく小さく、したがつてコントローラ
21自体を小型化し得る。また、感圧素子26,27自体がレ
バー25に対する中点復帰機能を有しているので、より一
層構造を簡素化し得,小型,軽量化が可能である。
なお、上記実施例は感圧素子26,27として導電ゴム32,3
2′を使用したが、この考案はこれに特定されるもので
はなく、圧電変換素子を使用してもよいことは勿論であ
り、その場合にもゴム,フエルト等のクツシヨン部材を
一体的に設けておけば中点復帰機能を付与することがで
きる。
また、上記実施例は操作子としてレバー25を用いたが、
ホイールを使用してもよいものである。
さらに上記実施例は軸24を使用したが、これはかならず
しも必要ではなく、単にケース22内にレバー25を傾動自
在に配設することも可能である。
〔考案の効果〕
以上述べたようにこの考案に係る電子楽器のコントロー
ラによれば,感圧素子を操作子で押圧し、その抵抗値を
押圧力に応じて変化させるように構成したので,構造が
簡単で,操作子の移動量を少なくできる。また、この考
案は感圧素子と操作子の操作方向側面との間に弾性部材
を配設しているので、弾性部材と導電部材の双方が操作
子の復帰手段を構成することとなり、操作子の素材を限
定されることなく、構成部材を少なくすると共に全体を
小型化することができ、電子楽器の音楽的効果を制御す
るコントローラとして好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るコントローラの一実施例を示す
断面図, 第2図は第1図II-II線断面図, 第3図は感圧素子の拡大断面図, 第4図はキーボードの従来例を示す平面図, 第5図(a),(b)はホイールタイプのモジユレーシ
ヨンコントローラの正面図および側面図, 第6図はレバータイプのモジユレーシヨンコントローラ
の正面図である。 21……コントローラ,22……ケース,25……レバー,26,27
……感圧素子,32,32′……導電ゴム,33,33′,34,34′…
…電極,35,35′……クツシヨン部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】音楽的効果を制御するために手で操作され
    る操作子と、この操作子の操作方向側面に感圧面を対向
    して設けられた感圧素子と、この感圧素子と前記操作子
    との間に設けられ前記操作子に対して復帰力を与える弾
    性部材と、からなることを特徴とする電子楽器のコント
    ローラ。
JP1987042667U 1987-03-25 1987-03-25 電子楽器のコントロ−ラ Expired - Lifetime JPH0734466Y2 (ja)

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JPS63150997U JPS63150997U (ja) 1988-10-04
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JP2623174B2 (ja) * 1991-02-28 1997-06-25 株式会社河合楽器製作所 自動演奏装置
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JP2009135678A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Taito Corp マイク装置

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