JP5008385B2 - デッドボルトの案内機構 - Google Patents

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Description

この発明は、新規なデッドボルトの案内機構(以下単に案内機構という)に掛かり、特に、デッドボルトに掛かる側圧が大きくても円滑にデッドボルトの出し入れができる案内機構に関する。
本出願人は、先に、下記特許文献1を以て、新規なデッドボルトの構造を提案した。
このデッドボルトは、特にモータ駆動電気錠用として設計されたもので、錠箱内においてそのフロント板に垂直な前後方向に移動可能に案内され、後端部に従動切欠を形成したデッドボルトの前端部に、デッドボルトの両側面に沿ってその長さ方向に延在する一対の調整板をデッドボルトの長さ方向移動可能に設け、これら一対の調整板をデッドボルトに対し相対的に前方に付勢し、以て、デッドボルトとストライク孔とが少し位ずれても取り敢えずデッドボルトを投入できるようにしたことを特徴とするものである。
また、本出願人は、先に、下記特許文献2を以て、新規なモータ駆動電気錠を提案した。
この電気錠は、デッドボルトの近傍に配設され、デッドボルトを駆動する駆動アーム、及び、減速機を介して電動モータに連結された駆動ギアと噛み合うセクターギアを相互に独立に回動可能に連結すると共に、これらの間にばね部材を弾装し、以て、デッドボルトとストライク孔とが大きくずれたときでもモータが焼き切れないようにしたものである。
特願2006−315638 特願2006−186026
上記特許文献1、2に記載された発明による電気錠は、施錠時デッドボルトに印加する側圧、すなわち、デッドボルトの側面がストライク孔の開口端縁から受ける扉係止力の反力、が大きくなると、当然モータの出力も大きく設定しなければならず、省エネルギーの観点から不利であるばかりでなく、電気錠そのものも大きくなり、コストも上昇する、等種々の不都合が生じる。
そこで、この発明は、デッドボルトにかかる側圧が大きくなっても円滑にデッドボルトの出し入れができる案内機構を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、デッドボルトを、箱のフロント板に垂直な前後方向に案内するものであって、錠箱内のフロント板の裏面側に配設された厚板で、デッドボルトが通る細長い矩形の開口を有するデッド枠の両側端に、鉛直な回動軸を有する少なくとも1個のラジアル玉軸受をデッドボルトの側面に当接して転動可能に配設したことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、錠箱内においてそのフロント板に垂直な前後方向に移動可能に案内されたデッドボルトの前端部に、デッドボルトの両側面に沿ってその長さ方向に延在する一対の調整板をデッドボルトの長さ方向移動可能に設け、これら一対の調整板をデッドボルトに対し相対的に前方に付勢したものを案内するものであって、錠箱内のフロント板の裏面側に配設された厚板で、デッドボルトが通る略十字形の開口を有するデッド枠の両側端に、夫々上記調整板を挟むようにして、鉛直な回動軸を有するラジアル玉軸受をデッドボルトの側面に当接して転動可能に配設したことを特徴とする。
上記のように構成された請求項1又は2に記載された案内機構は、ラジアル玉軸受の部分における見掛け上の摩擦係数が極めて小さくなるので、解錠時、デッドボルトを引っ込めるために要する力が格段に小さくなり、そのため、マイクロモータの定格が小さくてもデッドボルトの出し入れが円滑になる。これは施錠時デッドボルトをストライク孔に挿入する場合も同様である。
一方、デッドボルトに印加される側圧は、デッドボルトを水平面内で傾けようとし、この場合、デッドボルトは、ラジアル玉軸受が支点、ストライク孔の開口端縁が力点、デッドボルトの内端が作用点とする梃子となるが、ラジアル玉軸受とストライク孔の開口端縁との距離はラジアル玉軸受とデッドボルトの内端との距離と比較してごく小さいため、デッドボルトの内端がデッドボルトの案内機構に呈する反力は側圧と比較して極小さくなり、デッドボルトの動きに対して悪影響を与えない。
フロント板の裏面側に、デッドボルトが通る開口を有するデッド枠を設け、その両側端に、鉛直な回動軸を有するラジアル玉軸受をデッドボルトの側面に当接して転動可能に配設する、という簡単な構成でデッドボルトの円滑な作動を保証するデッドボルトの案内機構を構成することができた。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
なお、説明の都合上、請求項2に記載の発明を先に説明する。それは、請求項2に記載の発明の方が構成が複雑で、請求項2に記載の発明を先に説明すれば、請求項1に記載の発明は改めて詳細に説明する必要がないからである。
図1及び図2において符号1はデッドボルトを、符号2は調整版をそれそれ示し、これらデッドボルト1及び調整板2の構造及び組み付け状態については、前記特許文献1及び2に詳細に説明されているから、以下簡単に説明する。
すなわち、調整板2はデッドボルト1の両側面においてデッドボルト1の長さ方向に延在しており、その長さ方向に移動可能に案内されている。
また、調整板2の前端(図1で右端)は折り曲げブリッジ部2aによって一体的に連結されており、更に、一対の調整板2、2はブリッジ部2aによってコ字形に成形された状態で前方に付勢されている。
更にまた、図3に示すようにデッドボルトを正面から見ると、その厚さ、すなわち水平(左右)方向の寸法はデッドボルトの厚さプラス調整板2の板厚の2倍になっており、その分図示しないストライク孔の水平方向の寸法も大きくなっている。
そのため、デッドボルトとストライク孔との水平方向の位置が合っている場合には、施錠時デッドボルトと共に調整板2、2もストライク孔に投入される。
しかしながら、デッドボルトとストライク孔との水平方向の位置が少しずれ、調整板2がストライク孔の開口端縁に当接する場合には、調整板2がストライク板に係止された状態で取り敢えずデッドボルト1のみがストライク孔に投入され、不完全ではあるが一応の施錠が完了する。
この場合、後に巡回要員が扉口にいたったとき扉を少し閉止方向に押してやることにより、ストライク孔の開口端縁に係止されていた調整板2がストライク孔の中心方向に押動され、その付勢力によって調整板2、2がストライク孔内に自動的に投入され、完全な施錠がなされる。
本発明による案内機構においては、図1及び図2に示すように、錠箱のフロント板3(図3参照)の裏面側にデッド枠4が配設されている。
このデッド枠4は、図4乃至図7に示すように、外形が矩形の厚板で、図4に示すように、中央にデッドボルト1及び調整板2、2が通る略十字形の開口5が形成されている。
この開口5には、図1及び図2に示すように、出と1及び調整板2、2が摺動可能に嵌合する。
このデッド枠4をフロント板3の裏面に配設するには、例えば、デッド枠4の前面に形成された全体の形状が略十字形の環堤部6をフロント板の裏面に接合された図示しない補強板に形成された同形の係合孔に嵌め合わせ、デッド枠の両側板に夫々突設された細長い係合突起7、7を、図示しない錠箱の側板に開口した同形の係合孔に嵌め合わせることにより固定する。
一方、図5に示すように、デッド枠4の裏面側に、調整板2を挟むようにして一対のスリット8、8が形成され、このスリットにラジアル玉軸受9が嵌め込まれている。
そして、デッド枠4の上面及び下面に開口する軸孔11(図6及び図7参照)に例えば圧入される図示しない芯棒がラジアル玉軸受9の図示しない内輪孔と嵌合することによりラジアル玉軸受が固定される。
この場合、ラジアル玉軸受9の外輪が調整板2の両側においてデッドボルトの側面と当接するように、或いは僅かの隙間を保って相互に対峙するように各部の寸法形状が設定されている。
上記のように構成されたこの発明の一実施例による案内機構は、デッドボルトが側圧を受けていても、その側圧はラジアル玉軸受及び芯棒を介して上記デッド枠4に坦持され、また、ラジアル玉軸受の回転によりデッドボルトを円滑に案内することは前記した通りである。
上記の実施例2は、調整板を装着したデッドボルトにこの発明を適用したものであるが、この発明は調整板がない通常のデッドボルトにも適用が可能である。
この場合、図1及び図2から調整板2を取り去り、この調整板2のための前記略十字形の開口の、図4における左右の溝を埋めて縦長の開口にすれば、そのまま請求項1に記載の発明を示す図面となる。
なお、請求項1に記載の発明においては、請求項2に記載の発明のように調整板2の上下にラジアル玉軸受を設ける必要が無くなり、場合によっては1個でもよい。
請求項2に記載の発明の一実施例による案内機構を外側から見た外観斜視図で、錠箱の一部を破断して示す。 請求項2に記載の発明の一実施例による案内機構を内側から見た外観斜視図で、錠箱の一部を破断して示す。 錠箱の正面図。 固定枠の正面図。 固定枠の側面図。 固定枠の平面図。 固定枠の下面図。
符号の説明
1 デッドボルト
2 調整板
3 フロント板
4 デッド枠
5 開口
6 環堤部
7 係合突起
8 スリット
9 ラジアル玉軸受
11 軸孔

Claims (2)

  1. デッドボルトを、箱のフロント板に垂直な前後方向に案内するものであって、錠箱内のフロント板の裏面側に配設された厚板で、デッドボルトが通る細長い矩形の開口を有するデッド枠の両側端に、鉛直な回動軸を有する少なくとも1個のラジアル玉軸受をデッドボルトの側面に当接して転動可能に配設したことを特徴とするデッドボルトの案内機構。
  2. 錠箱内においてそのフロント板に垂直な前後方向に移動可能に案内されたデッドボルトの前端部に、デッドボルトの両側面に沿ってその長さ方向に延在する一対の調整板をデッドボルトの長さ方向移動可能に設け、これら一対の調整板をデッドボルトに対し相対的に前方に付勢したものを案内するものであって、錠箱内のフロント板の裏面側に配設された厚板で、デッドボルトが通る略十字形の開口を有するデッド枠の両側端に、夫々上記調整板を挟むようにして、鉛直な回動軸を有するラジアル玉軸受をデッドボルトの側面に当接して転動可能に配設したことを特徴とするデッドボルトの案内機構。
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