JP4570440B2 - 錠前のデッドボルト押し出し機構 - Google Patents
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Description
図1乃至図3を参照にして説明する。1は錠箱で、この錠箱1は扉の自由端部に取り付けられる。錠箱1は、普通一般にケース身と、ケース蓋と、フロントとを有する。本実施例の錠箱1も、普通一般に使用されている商品形態の大きさの(普通の大きさの意味合い)錠箱であり、ケース身1aと、ケース蓋1bと、フロント1cとを有する。錠箱1の細部的事項は省略する。
2は錠箱の案内部又は錠箱内に固定的に設けられた案内部材の案内部にスライド自在に案内されるデッドボルトで、このデッドボルト2は、フロント1cを基準にして水平方向にスライド自在に進退動(突出,後退)する。図1はデッドボルト2の外端部側2aがフロント1cから突出した施錠時の状態、一方、図8はその外端部側2aがフロント1c側に後退した解錠時の状態である。図2は、図1を基準にした左側面図である。この図2を基準にすると、本実施例のデッドボルト2の端面形状は、左側面視下向きコ字型に形成されている。施錠時、この下向き凹内からカマデッド3の先端部側3aが突出する。カマデッド3は、本発明の特定(限定)要件ではないが、デッドボルト2の進退動に伴ってその鉤状先端部側3aがデッドボルト2の外端部側2aから突出し、又は外端部側2a内へと後退する。
錠箱1の案内部又は錠箱1内に固定的に設けられた案内部材5の案内部6は、デッドボルト2をスライド自在に案内する。デッドボルト2を案内する手段5は、ケース身1aとケース蓋1bにそれぞれ対向形成した一対の案内部(ガイド溝、ガイド孔など)6でも良いが、本実施例では各部品の組み合わせの効率化や位置決め容易化を考慮し、錠箱1とは別個の部材を用いている。案内部材5は、金属製又は合成樹脂製の単数の(例えば枠状)支持部材、又は2枚のガイド板である。
図5にデッドボルト2の一例が示されている。また、図1,図8等にデッドボルト2の進退動に連動するカマデッド3の一例が示されている。前述したように、デッドボルト2は「端面下向きコ字状」に形成されている。デッドボルト2は、カマデッド3,クランクアーム8との組み合わせの関係上空洞に形成され、例えば適宜箇所に切欠部を形成している。
ところで、本実施例のデッドボルト2は、普通一般に使用されているデッドボルトの全長と比較すると相当短い(例えば3分の2程度の長さ)。また、デッドボルト2は、その内端部側2bにデッド用第1可動ピン7を横設するための貫通孔11を有しているものの、従来のようにダルマの半径外方向に延びた作動アームが係脱する前後の傾斜突起(ハ又は逆ハの字型の係合突起や係合切欠溝)等を有していない。さらに、内端部側2bの後端面14は、クランクアーム8の第2可動ピン9にスムースに支持されるように湾曲状に形成されている。
ダルマ21は、図示しないシリンダ錠又はサムターンの回転操作により所定量回転するように錠箱1の軸受け22に配設されている。ダルマ21は、錠箱1の中央部、後壁4寄りの部位等に配設することが可能であるが、本実施例では、一つの用途(例えば電気錠)を考慮して錠箱下部の後壁4寄りの部位に配設されている。
クランクアーム8の一端部8aは、空洞状のデッドボルト2のデッド用第1可動ピン7に連結されていると共に、クランクアーム8の中間部分に設けられたクランク用第2可動ピン9は案内部材5の案内部6に係合し、かつ、クランクアーム8の他端部8bは、ダルマ21の半径外方向突起する第1連結突起23に枢着されている。
(7)細部的事項
錠箱1に固定した軸受け22に設けたストッパー用突起とダルマ21との当接関係、錠箱内のその余の空間部分に配設される電動モータ、減速歯車機構等は、本発明にとっては細部的事項なので、説明を割愛する。
本発明は、錠前のデッドボルト押し出し機構なので、図9を参照にしてデッドボルト2が、解錠状態(図8の状態)から施錠状態(図1の状態)へと押し出される場合について説明する。
Claims (7)
- 錠箱又は錠箱内に固定的に設けられた案内部材にスライド自在に案内されるデッドボルト、このデッドボルトの内端部側に設けられ、かつ、前記案内部材5に形成された長孔状案内部6の水平部分6aに案内されるデッド用第1可動ピン、この第1可動ピンに一端部が連結されていると共に、前記水平部分に続く前記長孔状案内部6を構成する段差状曲り部分6bに案内されるクランク用第2可動ピンを有するクランクアーム、このクランクアームの他端部を軸支し、かつ、シリンダ錠又はサムターンの回転操作により所定量回転するように錠箱の軸受けに配設されたダルマを備える錠前のデッドボルト押し出し機構。
- 請求項1に於いて、施錠時、第1及び第2可動ピンは、水平部分に位置すると共に、第1可動ピンよりも後方に位置する第2可動ピンは、水平部分と段差状曲り部分の共通面に相当する支持面に入り込んでいることを特徴とする錠前のデッドボルト押し出し機構。
- 請求項1において、クランクアームの一端部は、空洞状のデッドボルトのデッド用第1可動ピンに連結されていると共に、クランクアームの中間部分に設けられたクランク用第2可動ピンは案内部材の案内部に係合し、かつ、クランクアームの他端部は、ダルマの半径外方向に突起する第1連結突起に枢着されていることを特徴とする錠前のデッドボルト押し出し機構。
- 請求項1において、デッドボルトが完全に突出した時、クランク用第2可動ピンは、デッドボルトの内端部の縦方向の端面と案内部の縦方向の支持面との間に落ち込むことを特徴とする錠前のデッドボルト押し出し機構。
- 請求項1において、段差状曲り部分は後端面に向かってフック状に形成されていることを特徴とする錠前のデッドボルト押し出し機構。
- 錠箱又は錠箱内に固定的に設けられた案内部材の案内部にスライド自在に案内されるデッドボルト、このデッドボルトの内端部側に設けられ、かつ、前記案内部材5Aに形成された長孔状案内部6の水平部分6aに案内されるデッド用第1可動ピン、この第1可動ピンに一端部が連結されていると共に、前記水平部分とは別個に形成された前記長孔状案内部6を構成する段差状曲り部分6bに案内される第2可動ピンを有するクランクアーム、このクランクアームの他端部を軸支し、かつ、シリンダ錠又はサムターンの回転操作により所定量回転するように錠箱の軸受けに配設されたダルマを備える錠前のデッドボルト押し出し機構。
- 請求項6に於いて、施錠時、第1可動ピンは、前方の水平案内部分に位置すると共に、第2可動ピンは、後方の段差状曲り部分の支持面に入り込んでいることを特徴とする錠前のデッドボルト押し出し機構。
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