JP2006125128A - 電気錠のクラッチ機構 - Google Patents

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Abstract


【課題】 クラッチ機構をシンプル化すること。
【解決手段】 制御部に制御されて駆動する駆動モータ、この駆動モータの駆動力をダルマに伝達する歯車伝達手段、前記ダルマの駆動力により進退動するデッドボルト、手動の操作力により回転する前記ダルマの駆動力を駆動モータに対して切断可能なクラッチ手段を備えた電気錠のクラッチ機構に於いて、前記クラッチ手段は、前記歯車伝達手段とダルマとの間に介在し、かつ、一側上面の周方向に「にがし溝」を有する駆動歯車と、このにがし溝に他端部が係合すると共に、一端部がダルマに枢着された駆動アームとで構成されていることを特徴とする電気錠のクラッチ機構。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電気錠のクラッチ機構に関する。
特許文献1及び2には、電気錠に於いて、合鍵操作でダルマを介してデッドボルトを進退動させた時に、手動による操作力(ダルマの駆動力)を電気錠の駆動モータに伝えない構成(手動操作によるダルマ駆動力の切断機構)が開示されている。
前者は電磁クラッチ式の動力切断構成であり、例えば減速機を構成する歯車列中にクラッチ板を設け、駆動モータの作動時に電磁クラッチに通電させて駆動モータの駆動力をダルマに設けた最終従動歯車へと伝える反面、合鍵操作によりデッドボルトを進退動させる時は、ダルマの駆動力を、クラッチ板を介して断つことを特徴とする。
一方、後者は、駆動モータの出力軸と周方向にギヤ部を有するダルマとの間に施錠用歯車列と解錠用歯車列とを対向状態に配設し、合鍵操作によりデッドボルトを進退動させる時、これらの歯車列との噛合状態を回避するために係脱自在な歯車(例えば遊星歯車)を有するスイングアームを設けたことを特徴とする。
従来の特許文献1及び2には、クラッチ機構が複雑であるという問題点がある。また、錠箱内の空間を有効的に活用することができないという問題点がある。
特許平4−368580号公報(特許第3139631号) 特許平6−108716号公報
本発明の第1の目的は、クラッチ機構をシンプル化すること。第2の目的は、クラッチ機能を有効的に作動させること。第3の目的は、錠箱内の空間を有効的に活用することである。
本発明の電気錠のクラッチ機構は、制御部に制御されて駆動する駆動モータ、この駆動モータの駆動力をダルマに伝達する歯車伝達手段、前記ダルマの駆動力により進退動するデッドボルト、手動の操作力により回転する前記ダルマの駆動力を駆動モータに対して切断可能なクラッチ手段を備えた電気錠のクラッチ機構に於いて、前記クラッチ手段は、前記歯車伝達手段とダルマとの間に介在し、かつ、一側上面の周方向に「にがし溝52」を有する駆動歯車51と、このにがし溝52に他端部55bが係合すると共に、一端部55aがダルマに枢着された駆動アーム55とで構成されていることを特徴とする。
上記構成に於いて、制御部61は、錠箱内に設けられた検出手段60の検出信号を取得して駆動モータ41を制御することを特徴とする。また、駆動歯車51は、デッドボルトの後方と錠箱1の後壁4との間に設定された空間部分40に設けられていることを特徴とする。その他の特徴は従属項に記載されている。
(1)クラッチ手段は、一側上面の周方向に「にがし溝52」を有する駆動歯車51と、このにがし溝52に他端部55bが係合すると共に、一端部55aがダルマに枢着された駆動アーム55とで構成されているので、非常にシンプルである。したがって、製作の容易性、組み合わせの容易性、安価性等の利点を得ることができる。
(2)「にがし溝52」に駆動アーム55の一端部55aの係合突起56が係合している、制御部が錠箱内に設けられた検出手段の検出信号を取得して駆動モータ41を制御する等の理由から、クラッチ機能を有効的に作動させることができる。
(3)請求項3に記載の発明は、錠箱内の空間を有効的に活用することができる。
(4)その他、付随的効果として、デッドボルトとダルマとをクランクアームを介して合理的に連結したので、デッドボルトが錠箱から完全に突出した場合(施錠時)、第三者からの不正な攻撃を受けても、デッドボルトは容易に錠箱内に後退しない。
以下、図1乃至図13に示す本発明を実施するための最良の形態により説明する。まず、本発明は多数の新規部分が存在するので、「独立請求項」についての主要な特徴点から説明し、次に、従属項に関係する付加的事項を説明する。
(1)本発明の主要な特徴点−クラッチ機構
本発明の特徴点は、まず、駆動歯車51は、デッドボルトの後方と錠箱1の後壁4との間の空間部分40に設けたことである。すなわち、デッドボルト2の後端面14或いは案内部材5の後端面5bと錠箱1の後壁4との間に空間部分40を設け、この空間部分40に駆動モータ41の駆動力により制御される歯車伝達手段42を介して正逆方向に回動可能な駆動モータ側の駆動歯車51を配設したことである。
次に、この駆動歯車51にクラッチ機能を付与するために、一側上面に周方向の「にがし溝52」を形成し、このにがし溝52に対してダルマ21に一端部55aが枢着された駆動アーム55の他端部55bを係合させたことである。この駆動アーム55も、駆動歯車51と同様に案内部材5の後端面5bよりも後方の前述した空間部分40にダルマ21と共働するように配設されている。そして、駆動アーム55は、デッドボルトの後方と錠箱1の後壁4との間に設定された空間部分40を利用して縦方向に移動することができるように配設されている。
前記にがし溝52は、本実施例では駆動歯車51の中心軸(或いは駆動歯車の中心孔)53に対して同心円上に略半円弧状に形成されており、にがし溝を形成する両方の切欠面は、駆動アーム55の指先状他端部55bの係合突起56が選択的に係合する係止面52a,52bの機能を有する。また、両係止面52a,52bの間の溝部分52cは、合鍵を用いてダルマ21を施錠方向又は解錠方向へ回した時に、該ダルマ21の駆動力(手動操作によって発生する力)を駆動モータ41側の歯車伝達手段42に伝達させないために、駆動アーム55の係合突起56を逃がすようにして滑動させる逃し機能を有している(手動時の動力切断機能)。
次に、駆動モータ41の駆動力によりデッドボルト21が錠箱1から完全に突出した施錠時、又はデッドボルト21が錠箱1内に完全に引っ込んだ解錠時に、望ましくはデッドボルト21の位置を錠箱1内(ケース39,デッドボルト21,駆動歯車51など)に適宜に配設した複数個の検知手段60で検出し、該検出信号を錠箱1内のその余の空間部分58に配設したカセット式ケース39内蔵の制御部61で取得し、該制御部61の出力信号により歯車伝達手段42を制御して駆動歯車51を常に定位置に戻るようにしたことである。
さらに、ダルマ21をデッドボルト2の後端面14よりも後方の下部空間59に配設する一方、ケース39内蔵の駆動モータ41をその余の空間部分58に横設したことである。
加えて、デッドボルト21を案内する案内部材5の後端面5bを弧状に形成し、駆動歯車51を十分に配設することができるようにしたことである。
(2)クラッチ機構−手動時の動力切断
図1は施錠状態、図3は解錠状態、図2は解錠状態から施錠状態になった場合における駆動アーム55の動きをそれぞれ示している。図1ないし図3から明らかなように、図示しない合鍵操作によりダルマ21が施錠方向又は解錠方向へ所定量回転しても、クラッチ機能を有する駆動歯車51はそのまま所定位置に停止し、駆動アーム55だけがその係合突起56を介して駆動歯車51の逃がし溝53の溝部分52cを滑っていく。したがって、駆動歯車51の手動時の動力切断機能により、駆動モータ41の出力軸のギヤ部或いは第1伝動歯車43は、ダルマ21の駆動力の影響を全く受けない。
(3)制御部の制御による動力伝達機構
制御部の制御による動力伝達機構は、制御部61に制御される駆動モータ(例えばマイクロモータ)41、この駆動モータ41の駆動力により回転する歯車伝達手段42、この歯車伝達手段42の伝動力により正逆方向へ回転する駆動歯車51、この駆動歯車51が、所定量回転すると、駆動歯車51の係止面52a,52b及びこれらの係止面52a,52bに選択的に係合する係合突起56介して所定方向へと移動する駆動アーム55、この駆動アーム55と共働するように軸受け22に設けられたダルマ21、このダルマ21に連結され、かつ、デッドボルト21を押し出す又は引き戻すクランクアーム8とから成る。なお、本実施例の駆動歯車51は、例えば360度回転すると、解錠方向では係止面52aは駆動アームを引っ張り、一方、施錠方向では係止面52bは駆動アームを押し込む。
(4)歯車伝達手段42
図4及び図5は歯車伝達手段42の一例を示す。歯車伝達手段42は、電動力でデッドボルト2を進退動させる場合にその機能を発揮する。歯車伝達手段42は、複数個の伝動歯車で構成されている。43は駆動モータ41の出力軸に設けられたギヤ部或いは第1伝動歯車、44はこのギヤ部や第1伝動歯車43に噛合する第2伝動歯車、45は第2伝動歯車44に噛合する第3伝動歯車、46は第3伝動歯車45に噛合する第4伝動歯車である。
ところで、図4,図5で示すように、前記第4伝動歯車46は、例えば第2伝動歯車44の中心孔47に嵌入する軸状嵌合部48を有し、該軸状嵌合部48の先端部に駆動歯車51に噛合する小径のギヤ部46aが形成されている。また、第4伝動歯車46の大径のギヤ部46bは、第3伝動歯車45の一側上面に設けられた小径側のギヤ部45bに噛合している。第3伝動歯車45の大径側のギヤ部45aは第2伝動歯車44の小径側のギヤ部44Bに噛合し、その大径側のギヤ部44Aが前述した出力軸に設けられたギヤ部43に噛合している。
なお、歯車伝達手段42も、縦方向の歯車列を短くするための新規な工夫(例えば第2伝動歯車44に嵌合し、かつアイドルギヤ(空転)としての機能を有する第4伝動歯車46を備えている)がなされているが、本発明では独立項として権利を請求するものではない。次に、本発明に関連する事項を順次説明する。
(5)錠箱1
図1乃至図7を参照にして説明する。1は錠箱で、この錠箱1は扉の自由端部に取り付けられる。錠箱1は、普通一般にケース身と、ケース蓋と、フロントとを有する。本実施例の錠箱1も、普通一般に使用されている商品形態の大きさの(普通の大きさの意味合い)錠箱であり、ケース身1aと、ケース蓋1bと、フロント1cとを有する。錠箱1の細部的事項は省略する。
(6)デッドボルト2
2は錠箱の案内部又は錠箱内に固定的に設けられた案内部材5の案内部6にスライド自在に案内されるデッドボルトで、このデッドボルト2は、フロント1cを基準にして水平方向にスライド自在に進退動(突出,後退)する。図1,図7はデッドボルト2の外端部側2aがフロント1cから突出した施錠時の状態、一方、図3,図12はその外端部側2aがフロント1c側に後退した解錠時の状態である。図6は、図1を基準にした左側面図である。この図6を基準にすると、本実施例のデッドボルト2の端面形状は、左側面視下向きコ字型に形成されている。施錠時、この下向き凹内からカマデッド3の先端部側3aが突出する。カマデッド3は、本発明の特定(限定)要件ではないが、デッドボルト2の進退動に伴ってその鉤状先端部側3aがデッドボルト2の外端部側2aから突出し、又は外端部側2a内へと後退する。
(7)錠箱又は案内部材の案内部
錠箱1の案内部又は錠箱1内に固定的に設けられた案内部材5の案内部6は、デッドボルト2をスライド自在に案内する。デッドボルト2を案内する手段5は、ケース身1aとケース蓋1bにそれぞれ対向形成した一対の案内部(ガイド溝、ガイド孔など)6でも良いが、本実施例では各部品の組み合わせの効率化や位置決め容易化を考慮し、錠箱1とは別個の部材を用いている。案内部材5は、金属製又は合成樹脂製の単数の(例えば枠状)支持部材、又は2枚のガイド板である。
案内部材5は、本実施例では、図8で示すように金属製の一対の案内部材5を用いている。案内部材5はケース身1aの内壁面側のものと、ケース蓋1bの内壁面側のものとが存在するが、両部材5,5には、説明の便宜上、同一の符号を付す。
図3,図7では手前側(ケース蓋1b側)の案内部材5を省略している。そこで、図3及び図8を参照して案内部材5を説明する。案内部材5は、例えば横長状の板体に形成され、その先端面5aはフロント1c側に間隙を有さず(本実施例)、又は若干の間隙を有するように配設される。そして、その後端面5bとケース身1aの後壁4との間には、他の部材(前述した電動モータに関係する駆動歯車51,ダルマと関係する駆動アーム55等)を配設することができる空間部分40を設定する。
ところで、案内部材5の形態については特に限定するものではないが、望ましくは、ケース身1aの後壁4と対向する端部の後端面5bを弧状に形成すべきである。そうすると、デッドボルト2の内端部2bの端面と前記後端面5bとの間に他の部材(例えば駆動歯車)を合理的に配設することができる(内部空間の有効的利用)。
さて、案内部材5の要部について説明する。6はデッドボルト2を複数個の可動ピンを介して押出す又は引き戻すために案内部材5に形成した単数(本実施例)又は複数個の長孔案内部である。この長孔状案内部6は、本実施例では、水平部分6aと、この水平部分6aに連通する段差状曲り部分6bから成る。
図8で示すように、長孔案内部6は、水平部分6aに段差状曲り部分6bを一連に形成した合計2個の可動ピン用の一つの係合長孔である。この長孔案内部6は、デッドボルト2が進退動する際には、デッドボルト2と一体のデッド用第1可動ピン7及びクランクアーム8と一体のクランク用第2可動ピン9を同時に案内する。
すなわち、図1で示すように、本実施例のデッドボルト2は、デッドカマ用の可動ピン10及びデッド用第1可動ピン7をそれぞれ有するが、後者のデッド用第1可動ピン7の両端部はデッドボルト2の両側壁にそれぞれ形成した円形の貫通孔11から突出し、かつ、案内部材5,5の対応する前記水平部分6aにそれぞれ係合しているために、デッドボルト2が進退動する際には水平部分6aに案内されて摺動する。
一方、クランクアーム8の一端部に横設された第2可動ピン9も、その一端部8aと他端部8bの中間に相当する部分の両側壁にそれぞれ形成した円形の貫通孔12から突出し、かつ、案内部材5の対応する段差状曲り部分6bにそれぞれ係合しているために、デッドボルト2が進退動する際には段差状曲り部分6bに案内されて摺動する。この場合第2可動ピン9は弧状の軌跡を描く。
ところで、前述した第1可動ピン7及び第2可動ピン9は、図1,図7で示す施錠時、案内部材5の水平部分6aに位置すると共に、後方の第2可動ピン9は、水平部分6aと段差状曲り部分6bの共通面に相当する縦方向支持面13に入り込んでいる。本実施例の案内部6の段差状曲り部分6bは、前記縦方向支持面13から後端面5bに向かって形成されている。したがって、施錠時、デッドボルト2が完全に突出した場合には、フック状の先端部にクランクアーム8の第2可動ピン9が落ち込み、該第2可動ピン9は前記縦方向支持面13に支持(拘束)される。この時、第2可動ピン9はデッドボルト2の弧状に形成された後端面14と前記縦方向支持面13との間に挟まった状態となる。したがって、デッドボルト2は錠箱1内へ後退することが不可となる。
一方、第1可動ピン7及び第2可動ピン9は、図3,図12で示す解錠時、デッドボルト2が錠箱1内に完全に後退した場合には、前方に位置する第1可動ピン7は案内部材5の水平部分6a或いは段差状曲り部分6bの前記縦方向支持面(共通支持面)13に位置するのに対して、後方の第2可動ピン9は、フック状段差状曲り部分6bの後端部にクランクアーム8の第2可動ピン9が入り込み、該第2可動ピン9は後端部の弧状係止面15に支持(拘束)される。この時、第2可動ピン9は段差状曲り部分6bの弧状係止面15に多少落ち込んだ格好となる。
したがって、デッドボルト2が振動等により容易に突出しない。このように、本実施例の案内部材5の長孔案内部6は、複数個の支持面或いは係止面13,15を有し、施錠時及び解錠時の両方に於いて、クランクアーム8の第2可動ピン9を支持(拘束)し、前者の場合には、デッドボルト2が錠箱1内へ後退するのを防止し、一方、後者の場合には、デッドボルト2が錠箱1内から突出するのを防止している。
なお、案内部材5は錠箱1又は錠箱内に固定的に配設された固定部材に適宜に固定される。要は、案内部材5は固定部材であり、デッドボルト2を複数個の可動ピン7,9を介して押出す又は引き戻すため長孔案内部(長孔,長いカイド溝など)6を有していれば良い。
(8)デッドボルト2とカマデッド3
図9にデッドボルト2の一例が示されている。また、図1,図3等にデッドボルト2の進退動に連動するカマデッド3の一例が示されている。前述したように、デッドボルト2は「端面下向きコ字状」に形成されている。デッドボルト2は、カマデッド3,クランクアーム8との組み合わせの関係上空洞に形成され、例えば適宜箇所に切欠部を形成している。
一方、カマデッド3は鉤状に形成され、前述したデッドカマ用可動ピン10、カマ長孔及び錠箱1のフロント1c側のカマ軸16を介して所定量回転可能に設けられている。
ところで、本実施例のデッドボルト2は、普通一般に使用されているデッドボルトの全長と比較すると相当短い(例えば3分の2程度の長さ)。また、デッドボルト2は、その内端部側2bにデッド用第1可動ピン7を横設するための貫通孔11を有しているものの、従来のようにダルマの半径外方向に延びた作動アームが係脱する前後の傾斜突起(ハ又は逆ハの字型の係合突起や係合切欠溝)等を有していない。さらに、内端部側2bの後端面14は、クランクアーム8の第2可動ピン9にスムースに支持されるように湾曲状に形成されている。
(9)ダルマ21
ダルマ21は、図示しないシリンダ錠又はサムターンの回転操作により所定量回転するように錠箱1の軸受け22に配設されている。ダルマ21は、錠箱1の中央部、後壁4寄りの部位等に配設することが可能であるが、本実施例では、一つの用途(例えば電気錠)を考慮して錠箱下部の後壁4寄りの部位に配設されている。
図10はダルマ21の一例を示している。このダルマ21の特徴は、従来のようにデッドの逆ハの字型突起や切欠溝に対する半径外方向の作動アームを有さない反面、クランクアーム8の他端部8bを、枢軸17を介して軸支するための第1連結突起23を有していることである。やや幅広の第1連結突起23の先端部には、長孔状軸孔24が形成されており、該軸孔24及び枢軸17を介してクランクアーム8の他端部8bがダルマ21に連結されている。
本実施例のダルマ21には、その余の連結突起も半径外方向に適宜に形成されている。すなわち、25は第1連結突起23に対して指を開いたように連設する第2連結突起で、この第2連結突起25にはダルマ21のポジション位置(施錠位置と解錠位置)に対応して所定方向に切り換え付勢する付勢手段31が連結される。
ところで、付勢手段31は、デッドボルト2とダルマ21の間に配設され、棒状の連結杆32と、この連結杆32に巻装された付勢バネ33とを含んでいる。そして、前記連結杆32の一端部は連結ピン34を介してダルマ21の第2連結突起25に連結されており、その他端部は錠箱1内に固定された柱状の案内手段35に貫通状態に支持されている。
さらに、26は第1連結突起23及び第2連結突起25に対して反対方向にヒレ状に突設された第3連結突起で、この第3連結突起26は段差状に形成されている。第3連結突起26には、周方向に遊び用の係合溝を有する駆動歯車27に他端部が係合する駆動アーム28の一端部が枢着される。なお、図示しない電動モータの駆動力により減速機構を介して回転する前記駆動歯車27や駆動アーム28は、必ずしも本発明の限定要件ではない。したがって、本発明の独立項の構成を含む電気錠も請求範囲に含まれる。
(10)クランクアーム8
クランクアーム8の一端部8aは、空洞状のデッドボルト2のデッド用第1可動ピン7に連結されていると共に、クランクアーム8の中間部分に設けられたクランク用第2可動ピン9は案内部材5の案内部6に係合し、かつ、クランクアーム8の他端部8bは、ダルマ21の半径外方向突起する第1連結突起23に枢着されている。
本実施例のクランクアーム8は、図11で示すように一対のL形状の係合片と、これらの係合片を連結する連結板とを有している。本発明には関係がないが、クランクアーム8の端部には単数又は複数個の係合爪が形成されている。
前述したように、12は一端部8aと他端部8bの中間部分に形成された第2可動ピン9が貫通する円形の貫通孔である。この貫通孔12を基準にすると、前方に相当する一端部8aには第1可動ピン7用の貫通孔18が、一方、角度方向の他端部8bには付勢手段31の連結ピン34用貫通孔19がそれぞれ形成されている。
しかして、クランクアーム8の一端部8aはデッド用第1可動ピン7を介してデッドボルト2に連結状態で枢着され、一方、その他端部8bはダルマ21の第1連結突起23に枢軸17を介して連結状態で枢着されている。そして、クランク用第2可動ピン9は案内部材5の案内部6の水平部分6aに続く段差状曲り部分6bに案内される
(11)その他の事項
錠箱1に固定した軸受け22に設けたストッパー用突起とダルマ21との当接関係、錠箱内のその余の空間部分に配設される電動モータ、減速歯車機構等は説明を割愛する。
(12)デッドボルト押し出し機構の作用
図13を参照にしてデッドボルト2が、解錠状態から施錠状態へと押し出される場合について説明する。
図示しないシリンダ錠又はサムターンを回転操作すると、ダルマ21は矢印A方向(反時計方向)へ所定量回転する。図13の真ん中の図面は中途状態の説明図である。ダルマ21は矢印A方向に回転すると、デッド用可動ピン7は案内部6の水平部分6aに案内される。同時にクランクアーム8の第2可動ピン9は案内部6の段差状曲り部分6bに案内される。この時付勢手段31の連結杆32はその付勢バネ33のバネ力に抗して案内手段35側に後退する。
クランクアーム8を介してダルマ21の駆動力がデッドボルト2に伝わると、換言すればデッド用可動ピン7が前記水平部分6aに案内されて矢印B方向へ移動すると、当然のことながらクランクアーム8の一端部8aと一体のデッドボルト2は錠箱1から突出する。
しかして、デッドボルト2が錠箱1から完全に突出すると、クランク用第2可動ピン9は段差状曲り部6bの先端部分に落ち込み、案内部6の共用部分である縦方向(或いは垂直方向)の支持面13に支持され得る状態となる。この時、クランク用第2可動ピン9は、デッドボルト2の内端部の縦方向の端面と案内部6の縦方向の支持面13との間に落ち込み、デッドボルト2の後退を阻止する。このように本発明では、施錠時、デッドボルト2の内端部の縦方向の端面と案内部6の縦方向の支持面13との間に横棒(クランク用第2可動ピン9)が交差状態に入り込み(割り込み)、デッドボルト2の後退を強固に阻止する。なお、案内部6の機能に関しては前述したとおりである。また、施錠時、付勢手段31は、その付勢方向が切り替わる。
本実施例では、歯車伝達機構42の縦方向の長さを「極力短くするために」錠箱1のケース身1aとケース蓋1bとの間の横方向の狭い空間を利用する新規な歯車伝達機構42を採用したが、このような新規な歯車伝達機構を採用しない場合、すなわち、歯車伝達機構42の歯車列を従来のように縦方向に長くした場合には、必ずしも駆動歯車51ではなく、駆動歯車51の隣の他の伝動歯車に「にがし溝52」を形成し、該にがし溝52に駆動歯車51の他端部55bの係合突起56をにがし溝52の係止面52a,52bに選択的に係合するように構成しても良い。それ故に、本願では歯車伝達機構42を独立項として権利を要求するものではない。
また、本実施例では、制御部61や駆動モータ41がカセット式ケース39を介して錠箱1のその余の空間58に着脱自在に嵌合する構造を採用しているが、本願ではこのカセット式ケース39も権利を要求するものではないから、制御部61は錠箱1内にあっても良いし、錠箱1の外部にあっても良い。
要は、クラッチ手段が、歯車伝達手段とダルマとの間に介在し、かつ、一側上面の周方向に「にがし溝」を有する駆動歯車と、このにがし溝に他端部が係合すると共に、一端部がダルマと共に共働するように該ダルマに枢着された駆動アームとで構成されていれば良い。
本発明は、主に錠前や建具の業界で利用される。
図1乃至図13は本発明の最良の実施例を示す各説明図。
本発明の一実施例を示す概略説明図(手動による施錠時)。 解錠から解錠への要部の説明図。 本発明の一実施例を示す概略説明図(手動による解錠時)。 歯車伝達機構の斜視からの概略説明図。 歯車伝達機構の概略説明図。 フロントから見た説明図。 手前側の案内部材を取り外した場合の概略説明図(施錠時)。 案内部材の説明図。 デッドボルトの説明図。 ダルマの説明図。 クランクアームの説明図。 デッドボルトが後退した時の概略説明図(完全後退時)。 作用の概略説明図。
符号の説明
39…ケース、40…空間部分、41…駆動モータ、42…歯車伝達機構、51…駆動歯車、52…にがし溝、55…駆動アーム、56…係合突起、58…その余の空間、59…下部空間、60…検知手段、61…制御部、1…錠箱、2…デッドボルト、3…カマデッド、4…後壁、55a…案内部材、6…案内部、6a…水平部分、6b…段差状曲り部分、7…第1可動ピン、8…クランクアーム、8a…一端部、8b…他端部、9…第2可動ピン、10…デッドカマ用可動ピン、11,12,18,19…貫通孔、13…縦方向支持面、14…後端面、15…弧状係止面、16…カマ軸、21…ダルマ、22…軸受け、23…第1連結突起、24…軸孔、25…第2連結突起、26…第3連結突起、31…付勢手段、32…連結杆、33…付勢バネ、34…連結ピン、35…柱状案内手段。

Claims (9)

  1. 制御部に制御されて駆動する駆動モータ、この駆動モータの駆動力をダルマに伝達する歯車伝達手段、前記ダルマの駆動力により進退動するデッドボルト、手動の操作力により回転する前記ダルマの駆動力を駆動モータに対して切断可能なクラッチ手段を備えた電気錠のクラッチ機構に於いて、前記クラッチ手段は、前記歯車伝達手段とダルマとの間に介在し、かつ、一側上面の周方向に「にがし溝」を有する駆動歯車と、このにがし溝に他端部が係合すると共に、一端部がダルマに枢着された駆動アームとで構成されていることを特徴とする電気錠のクラッチ機構。
  2. 請求項1に於いて、制御部は、錠箱内に設けられた検出手段の検出信号を取得して駆動モータ41を制御することを特徴とする電気錠のクラッチ機構。
  3. 請求項1に於いて、駆動アーム55の他端部55bは、にがし溝52の係止面52a,52bに選択的に係合する係合突起56を有することを特徴とする電気錠のクラッチ機構。
  4. 請求項1に於いて、駆動歯車51は、デッドボルトの後方と錠箱1の後壁4との間に設定された空間部分40に設けられていることを特徴とする電気錠のクラッチ機構。
  5. 請求項1に於いて、駆動アーム55は、デッドボルトの後方と錠箱1の後壁4との間に設定された空間部分40を利用して縦方向に移動することができるように配設されていることを特徴とする電気錠のクラッチ機構。
  6. 請求項1に於いて、デッドボルト2を案内する案内部材5の後端面5bを弧状に形成したことを特徴とする電気錠のクラッチ機構。
  7. 請求項1に於いて、ダルマ21をデッドボルト2の後端面14よりも後方の下部空間59に配設する一方、駆動モータ41をその余の空間部分58に横設したことを特徴とする電気錠のクラッチ機構。
  8. 請求項1に於いて、駆動モータ41の駆動力は、歯車伝達機構42、この歯車伝達機構42によって回転する駆動歯車51、この駆動歯車の係止面52a,52bに選択的に係合する係合突起56を介して所定方向へと移動する駆動アーム55、この駆動アームと共働するように軸受け22に設けられたダルマ21をそれぞれ介してダルマ21に連結され、かつ、デッドボルト21を押し出す又は引き戻すクランクアーム8に伝えられることを特徴とする電気錠のクラッチ機構。
  9. 請求項8に於いて、歯車伝達手段42は、第2伝動歯車44に嵌合し、かつアイドルギヤとしての機能を有する第4伝動歯車46を備えていることを特徴とする電気錠のクラッチ機構。
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