JP5006580B2 - 保護回路を備える半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、異なる電源系の間に設けられる保護回路を備える半導体装置に関する。
半導体装置の多機能化の進展に伴って、複数の電源系、及びこれに対応する複数の内部回路を備える半導体装置が主流となっている。従来から、静電気放電(Electro−Static Discharge)対策として、異なる電源系の間に保護回路を設けることは知られている(特許文献1及び特許文献2参照)。例えば、特許文献1には、図11に簡略して示すように、異なる電源間に双方向の放電パスを構成するため、複数の電界効果トランジスタから構成される保護回路110を設けている。
米国特許第6011681号公報 特公平6−93497号公報
このような保護回路では、静電気が印加された場合には静電気を放電するためにオン抵抗が低いことが望まれる。一方で保護されるべき内部回路の通常動作時には電源系が異なる回路間でのノイズの伝播を防ぐため確実にオフ状態となることが望ましい。近年の電源電圧の低下に伴い閾値電圧は低くなっている。静電気が印加されたときの保護回路のオン抵抗を低くしようとすると、通常動作時に確実にオフ状態とすることが困難となってきていた。
本発明にかかる半導体装置は、ソース又はドレインの一方、及びゲートが第一電源系の電源端子に電気的に接続されるとともに、ソース又はドレインの他方が第二電源系の電源端子に電気的に接続される第一導電型の電界効果トランジスタを含む保護回路と、前記電界効果トランジスタのバックゲートの電位を制御する電位調整回路と、を備える。
電位調整回路が電界効果トランジスタのバックゲートの電位を制御することで、電界効果トランジスタの閾値電圧を制御する。これによって、静電気放電電流に対する保護回路のオン抵抗を低くすることができる。
本発明により、保護動作時における保護回路のオン抵抗を低くすることができ、半導体装置の静電気放電に対する耐性が向上する。
[第一の実施の形態]
まず、本発明の第一の実施の形態にかかる保護回路を備える半導体装置の構成について説明する。図1に、この半導体装置の回路図を示す。図1に示すように、本実施形態の半導体装置は、第一電源系(VDD1−GND1)の回路100、第二電源系(VDD2−GND2)の回路200、保護回路11、制御回路6を有している。第一電源系の回路100は、第一電源保護回路1及び第一内部回路3を有している。第二電源系の回路200は、第二電源保護回路2及び第二内部回路4を有している。第一電源保護回路1及び第一内部回路3は、第一電源系の電源電位VDD1(電源端子)と第一電源系の接地電位GND1(電源端子)に電気的に接続されている。また、第二電源保護回路2及び第二内部回路4は、第二電源系の電源電位VDD2(電源端子)と第二電源系の接地電位GND2(電源端子)に電気的に接続されている。なお、第一電源系と第二電源系とは、異なる電源系である。また、上記したVDD1、GND1、VDD2、GND2は、外部端子を介して、外部の電源から供給されていてもよい。
第一内部回路3は、例えば、通常動作時に出力段として用いられるインバーターである。このインバーターは、第一導電型としてのP型(Pチャネル型)のトランジスタP1と第二導電型としてのN型(Nチャネル型)のトランジスタN4から構成される。また、第二内部回路4は、通常動作時に入力段として用いられるインバーターである。このインバーターは、P型のトランジスタP2とN型のトランジスタN3から構成される。通常動作時には、第一内部回路3と第二内部回路4とを用いて第一電源系と第二電源系との間で信号が入出力される。尚、トランジスタP1、P2、N3、N4は、いずれもMOS(Metal Oxide Silicon)型のトランジスタである。
保護回路11は、第一電源系の回路100と第二電源系の回路200との間にある一対のトランジスタN1、N2を含み、第一電源系と第二電源系との間で双方向に静電気放電電流を通過させる。尚、トランジスタN1とトランジスタN2は、ともにN型のMOS電界効果トランジスタである。
トランジスタN1のゲート(制御端子)及びドレイン(第一端子)は、第一電源系の接地電位GND1に接続されている。トランジスタN1のソース(第二端子)は、第二電源系の接地電位GND2に接続されている。トランジスタN2のゲート及びドレインは、第二電源系の接地電位GND2に接続されている。トランジスタN2のソースは、第一電源系の接地電位GND1に接続されている。
トランジスタN1及びN2は、基板電位から電気的に隔離された領域に形成される。図1では、この隔離領域を点線で示し、トランジスタN1、N2の詳細な構造については、図2を用いて後述する。トランジスタN1の周りにある隔離領域16は、第一電源系の電源電位VDD1に接続されている。トランジスタN2の周りにある隔離領域は、第二電源系の電源電位VDD2に接続されている。
制御回路6には、パルス発生回路5と複数の回路素子が含まれる。保護回路11に含まれるトランジスタN1、N2のバックゲートの電位は、この制御回路6の一部又は全体を利用して調整される。尚、この構成及び動作については後述する。
トランジスタMS1とトランジスタMS2のゲートは、配線L10を介し、パルス発生回路5に接続されている。トランジスタMS1とトランジスタMS2には制御電圧(φ1)が与えられる。トランジスタMS2BとトランジスタMS1Bのゲートは、配線L11を介し、パルス発生回路5に接続されている。これらのトランジスタMS2BとトランジスタMS1Bには制御電圧(φ2)が与えられる。尚、トランジスタMS1、MS2、MSB1、MSB2は、いずれもP型のMOS(Metal Oxide Silicon)型トランジスタである。
トランジスタMS2Bのソースは、トランジスタN1及びトランジスタN2のウェル領域に接続されている。トランジスタMS2Bのドレインは、コンデンサC2の一端とトランジスタMS2のドレインとを結ぶ配線上の接点に接続している。コンデンサC2の他端は、トランジスタMS1のドレイン及びトランジスタMS1Bのドレインに接続している。トランジスタMS1のソースは第三電源系の電源電位VDD3(以下、VDD3)に接続されている。トランジスタMS1Bのソースは、第三電源系の接地電位GND3に接続されている。トランジスタMS2のソースは、第三電源系の接地電位GND3に接続されている。パルス発生回路5は、VDD3とGND3に接続されている。配線PWは、トランジスタMS2Bのソースと、トランジスタN1が形成されるウェル領域を接続している。また、トランジスタMS2BのソースとトランジスタN2が形成されるウェル領域とを接続している。配線VCは、トランジスタMS2BのドレインとキャパシタC2の一端とトランジスタMS2のドレインとを結ぶ配線上の接点とを接続している。なお、P型のMOSトランジスタのMS1、MS1B、MS2、MS2Bのバックゲートはいずれも電源電位VDD3に接続される。
VDD3、GND3は、半導体装置の内部回路により生成される電位であってもよく、外部端子を介して、外部の電源から供給される電位であってもよい。さらに、VDD3として、第一電源系又は第二電源系のVDD1、VDD2を利用してもよい。また、GND3として、第一電源系又は第二電源系のGND1、GND2を利用してもよい。
次に、図2を用いて、トランジスタN1の断面構成について説明する。なお、図は簡略的なものであり、含まれる構成要素の正確な大きさ、配置関係を示すものではない。例えば、説明の便宜上、酸化膜70は、ゲート電極22の直下の部分のみ示している(後述する図6及び図9も同じ)。また、トランジスタN2の断面構成については、トランジスタN1と同様であるから説明を省略する。
図2に示すように、N型のMOSトランジスタN1は、P型のウェル(Pウェル)25内に形成される。本実施形態では、このPウェル25は、トランジスタN1のバックゲートに相当し、P型半導体基板14内に形成された隔離領域としてのN型ウェル(Nウェル)16内に形成される。Pウェル25内には、トランジスタN1のN型ソース領域8b及びN型ドレイン領域8aが形成される。ゲート電極22は、酸化膜7の上層に形成される。尚、この半導体基板14とPウェル25の間に形成されたNウェル16が、図1に破線で示した隔離領域に相当する。
Nウェル16には、N型のコンタクト領域9を介して、第一電源系の電源電位VDD1が与えられている。また、内部回路(第一電源系の回路100及び第二電源系の回路200)の通常動作時には、トランジスタN1が形成されているPウェル25には、制御回路6で生成された所定の電位が与えられている。
図2に示すように、本実施の形態では、このNウェル16とPウェル25とのPN接合により、Nウェル16とPウェル25との間に寄生容量C1が形成されているとみなせる。寄生容量C1の一端b(隔離領域側)は、N型のコンタクト領域9を介して、VDD1に接続されているとみなせる。本実施の形態では、この寄生容量C1を利用してトランジスタN1のバックゲートの電位を制御し、トランジスタN1の閾値電圧を制御する。トランジスタN1の閾値電圧を制御することで、保護動作時(静電気印加時)にはトランジスタN1のオン抵抗を小さくし、通常動作時にはトランジスタN1を確実にオフ状態としておく。
ここで、図3に電位調整回路40を示す。この電位調整回路40は、通常動作時に保護回路11を確実にオフ状態とするため、トランジスタN1のバックゲートの電位を制御し、トランジスタN1の閾値電圧を制御する。より具体的には、電位調整回路40は、通常動作時に、保護回路11のトランジスタN1の閾値電圧を所定の閾値電圧よりも高く設定する。トランジスタN1の閾値電圧が、所定の閾値電圧よりも高く設定されることで、通常動作時にはトランジスタN1を確実にオフ状態としておくことができる。尚、説明に際して、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図3に示すように、電位調整回路40は、制御回路6、及び容量C1を有している。この容量C1は、図2に示したPウェル25とNウェル16とで形成される寄生容量C1に相当する。電位調整回路40は、この寄生容量C1に対する制御回路6のチャージポンプ動作に基づいて、寄生容量C1と制御回路6との接続配線の一部を構成するPウェル25の電位を調整する。
はじめに、制御回路6について説明する。なお、制御回路6の構成自体については、上述したとおりである。
この制御回路6においては、まずパルス発生回路5からの制御電圧に基づき、MS1とMS2のトランジスタをオン(φ1)する。これにより、容量C2に電荷が蓄積される。なお、このとき、MS1BとMS2Bとはオフ状態である。次に、パルス発生回路5からの制御電圧に基づき、MS1及びMS2をオフさせ、MS1B及びMS2Bをオン(φ2)する。このようにすると、容量C2のVDD3に接続されていた一端がGND3に接続されるため、C2に電荷を保持する際にGND3に接続されていた一端は、GND3−VDD3にまで電位が低下する。そして、配線PWは、所定の負電位に設定される。
このように制御回路6が、いわゆるチャージポンプ動作を繰り返しことで、Pウェル25は所望の負電位に設定される。なお、トランジスタMS1、MS1B、MS2B、MS2のいずれもP型のMOSトランジスタであるから、ゲート電極にHIGH電圧を与えることで、これらはオフ状態となる。
ここで、このようにPウェルの電位を設定することの意義について、図4及び図5を用いて説明する。図4に、トランジスタN1の閾値電圧VthとPウェル25の電位との関係を示す。図5に、トランジスタN1の閾値電圧Vthが調整される様子を示す。
内部回路の通常動作時には、上述のように、トランジスタN1のPウェル25の電位は、電位調整回路40の動作によって負電位に設定される。すなわち、図4に示すように、A(所定のウェル電位)からB(設定後のウェル電位)へと、Pウェル25の電位が低く設定される。この電位の変化に伴って、トランジスタN1の閾値電圧Vthは、所定の閾値電圧Vth(D)から設定後の閾値電圧Vth(E)へと、閾値電圧Vthが高くなる(図5も併せて参照)。これによって、確実にトランジスタN1をオフ状態とすることができる。そして、異なる電源系の間でノイズが行き来することを抑えることができる。
このように、電位調整回路40は、通常動作時に、トランジスタN1の閾値電圧が所定の閾値電圧よりも高くなるようにトランジスタN1のバックゲート(Pウェル25)の電位を調整する。
なお、通常動作時のトランジスタN1の閾値電圧は、当然に、後述する保護動作時(静電気印加時)のトランジスタN1の閾値電圧よりも高い(トランジスタN1の閾値電圧の絶対値よりも大きい)。すなわち、電位調整回路40は、通常動作時に、トランジスタN1の閾値電圧の絶対値が所定の閾値電圧の絶対値よりも大きくなるように、トランジスタN1のバックゲートの電位を制御することのほか、電位調整回路40は、トランジスタN1の閾値電圧の絶対値が、保護動作時に比べて通常動作時に大きくなるように、トランジスタN1のバックゲートの電位を制御する。
次に、図6を用いて電位調整回路41の構成について説明する。この電位調整回路41は、保護動作時に保護回路11のオン抵抗を低くするため、トランジスタN1のバックゲートの電位を制御することで、トランジスタN1の閾値電圧を制御する。尚、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図6に、トランジスタN1及びトランジスタMS2Bの断面図を示す。図6には、電位調整回路41の回路図も併せて示されている。尚、図6のトランジスタN1の構成は、図2のトランジスタN1の構成と同じである。
まず、図6のトランジスタMS2Bの構成について説明する。図6に示すように、トランジスタMS2Bは、P型半導体基板140内に形成されたNウェル55内に形成される。このNウェル55には、ソース領域54aとドレイン領域54bが形成される。ゲート電極50は、半導体基板140上に形成された酸化膜70の上に形成される。また、図6に示すように、トランジスタMS2Bのソース領域54aとトランジスタN1のコンタクト領域26とは、配線PWによって接続されている。ドレイン領域54bには、配線VCが接続されている。尚、配線VCは、キャパシタC2の一端とトランジスタMS2との接続線上の接点まで延びている(図1参照)。本実施形態では、ソース領域54aとNウェル55との間に、ダイオードD1が形成されているものとみなせる。また、Nウェル55と半導体基板140の内部領域56との間には、キャパシタC3が形成されているものとみなせる。
次に、VDD1からGND3までの等価回路を説明する。まず、トランジスタN1の半導体基板14には、一端bがNウェル16側にあって、他端aがPウェル25側にある寄生容量C1がある。この寄生容量C1の他端aは、配線PWに接続される。この配線PWは、Pウェル25、及びP型のコンタクト領域26を含み、トランジスタMS2Bのソース領域54aに至る。トランジスタMS2Bの半導体基板140には、ソース領域54aとNウェル55から構成されるダイオードD1がある。ダイオードD1は、Nウェル55と半導体基板140内のP型の内部領域56から構成される寄生容量C3に接続される。寄生容量C3の一端cは、Nウェル55側にあり、他端dは、半導体基板140の内部領域56側にある。P型の内部領域56は、GND電位に接続されているから、寄生容量C3の他端dもGNDに接続されている。このように、半導体基板14にある寄生容量C1に、半導体基板140にあるダイオードD1及び寄生容量C3が直列に接続している。本実施形態における電位調整回路41は、ダイオードD1及び寄生容量C3が直列に接続されるCR時定数回路を含む。電位調整回路41は、Pウェル25を介して、容量C1の他端aに接続される。容量C1の一端bは、コンタクト領域9を介して、第一電源系のVDD1(電源端子)に電気的に接続される。
ここで、図4、図7、及び図8を参照しつつ、図6に基づいて、保護動作時(静電気が印加された時)の電位調整回路41の動作を説明する。なお、保護動作時には、トランジスタMS2Bのゲート電極50に与えられる電位は不定である。また、VDD3はフローティング状態にある。
VDD1の電位が上昇するとき、Pウェル25の電位は、VDD1に接続されたNウェル16とPウェル25との間の寄生容量C1によって、A(所定のウェル電位)からC(調整後の電位)に一瞬上昇する(図4参照)。これに伴って、トランジスタN1の閾値電圧Vthは、所定の閾値電圧Vth(D)から調整後の閾値電圧Vth(F)へと一瞬低くなる(図4参照)。Pウェル25の電位が上昇することに伴って、ダイオードD1を通じて寄生容量C3に電荷が流れ込むが、その後、Pウェル25の電位は、トランジスタN1の抵抗成分(R)と寄生容量C3(C)とに基づくCR時定数に従って緩慢に減少する(図7参照)。このようにPウェルの電位が緩慢に減少することで、期間Aにおいて、Pウェルの電位を高く維持できる。そして、図8に示すように、期間Aの間、トランジスタN1の閾値電圧Vth(F)は、所定の閾値電圧Vth(D)よりも低く維持される。
このように、電位調整回路41は、保護動作時に、トランジスタN1のバックゲート(Pウェル25)の電位を制御し、トランジスタN1の閾値電圧(閾値電圧の絶対値)を小さく維持するように動作する。
なお、保護動作時のトランジスタN1の閾値電圧は、当然に、上述した通常動作時(内部回路の動作時)のトランジスタN1の閾値電圧よりも低い(トランジスタN1の閾値電圧の絶対値よりも小さい)。すなわち、電位調整回路41は、通常動作時に、トランジスタN1の閾値電圧の絶対値が所定の閾値電圧の絶対値よりも小さくなるように、トランジスタN1のバックゲートの電位を制御することのほか、電位調整回路41は、トランジスタN1の閾値電圧の絶対値が、通常動作時に比べて保護動作時に小さくなるように、トランジスタN1のバックゲートの電位を制御する。
ここで、図1を参照しつつ、トランジスタN1の閾値電圧Vthが低くなること、すなわち保護回路のオン抵抗が低くなることにより得られるメリットについて説明する。
VDD1とGND2との間に、静電気が印加された場合には、第一内部回路3の出力端のインバーターを構成するはトランジスタP1は不定状態であり、このP1のチャネルが導通する可能性がある。そして、第二内部回路4の入力端のインバーターを構成するトランジスタN3のゲートとソースとの間に想定外の電位差VGSが発生する可能性ある。この電位差VGSが、トランジスタN3のゲート酸化膜の耐圧を超える時には、酸化膜が破壊される。そして、第二内部回路4が動作不良となる。VDD1→第一電源保護回路1→GND1→トランジスタN1→GND2のように異常電流が流れる場合には、第一電源保護回路1のクランプ電圧、トランジスタN1のオン抵抗と流れる放電電流の積、配線抵抗と放電電流の積の合計値が、電位差VGSとして現れる。この電位差VGSを小さくするためには、このトランジスタN1のオン抵抗を低くすることが必要である。すなわち、トランジスタN1の閾値電圧Vthを低く調整する必要がある。
上述した電位調整回路41によれば、期間Aの間(図7参照)、トランジスタN1の閾値電圧Vthが低く調整される。従って、トランジスタN1のオン抵抗が低くなり、電位差VGSを低下させることにより酸化膜が破壊されることを抑えることができる。そして、第二内部回路4が動作不良となることを抑えることができる。
[第二の実施の形態]
第一の実施の形態における半導体基板14に代えて、半導体基板170を用いた場合の実施形態について説明する。異なる点は、半導体基板170を用いた点のみであるから、この相違点のみについて説明し、重複する説明は省略する。
図9に、本実施形態のトランジスタN1の断面図を示す。半導体基板170は、いわゆるSOI(Silicon On Insulating)基板である。半導体基板170は、絶縁層(例えば、SiO2層)160を内部に有する。この絶縁層160は、半導体基板170基板の機械的強度を保持し、半導体基板170の薄型化に寄与する。ここでは、隔離領域は、Nウェル16a、16bと絶縁層160とによって構成される。
[第三の実施の形態]
第三の実施の形態では、第一電源系のGND1と第二電源系のGND2との間のみでなく、第一電源系の電源電位VDD1と第二電源系の電源電位VDD2との間にも保護回路を設けている。これを図10に示す。VDD1とVDD2との間に、一対のP型の電界効果トランジスタP10、P20から構成される保護回路300が設けられている。トランジスタP10(トランジスタP20)のウェル領域に第二制御回路60が接続されている。
すなわち、保護回路を構成するトランジスタとして、N型のトランジスタ又はP型のトランジスタのいずれを用いたとしても、保護動作時に比べて通常動作時に、このトランジスタの閾値電圧の絶対値を大きくすることで、異なる電源系の間の絶縁性を高め、ノイズの伝播を抑制する。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、電位調整回路は、上述の方式に限られなく、どのように構成してもよい。また、第一電源系に接続される第一電源保護回路等と、第二電源系に接続される第二電源保護回路等とは、必ずしもモノリシックに構成されている必要はない。第一導電型をN型とし、第二導電型をP型として構成してもよい。
本発明の実施の形態にかかる保護回路を含む半導体装置の回路図である。 本発明の実施の形態にかかる保護回路に含まれるトランジスタの断面構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態にかかる電位調整回路を示す回路図である。 閾値電圧とPウェル電位との関係を示すグラフである。 閾値電圧の変化を示すグラフである。 本発明の実施の形態にかかる電位調整回路を説明するための概略図である。 Pウェル電位の時間変化を示すグラフである。 閾値電圧の変化を示すグラフである。 本発明の第二の実施の形態にかかる保護回路に含まれるトランジスタの断面構成を示す概略図である。 本発明の第三の実施の形態にかかる保護回路を含む回路の全体構成を示す回路図である。 従来の保護回路の構成を示す概略図である。
符号の説明
1 第一電源保護回路
2 第二電源保護回路
3 第一内部回路
4 第二内部回路
5 パルス発生回路
6 制御回路
11 保護回路
25 ウェル領域
N1 電界効果トランジスタ
C1 寄生容量
PW 配線

Claims (9)

  1. ソース又はドレインの一方、及びゲートが第一電源系の電源端子に電気的に接続されるとともに、ソース又はドレインの他方が第二電源系の電源端子に電気的に接続される第一導電型の電界効果トランジスタを含む保護回路と、
    前記電界効果トランジスタのバックゲートの電位を制御する電位調整回路と、を備え
    前記電位調整回路は、
    前記第一電源系の他の電源端子と前記第二電源系の前記電源端子との間にあって、少なくとも容量を含み、
    保護動作時に、前記容量の動作によって、前記電界効果トランジスタの閾値電圧の絶対値が小さくなるように、前記電界効果トランジスタのバックゲートの電位を制御する、半導体装置。
  2. 前記電位調整回路は、通常動作時に、前記電界効果トランジスタの閾値電圧の絶対値が大きくなるように、前記電界効果トランジスタのバックゲートの電位を制御することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記電位調整回路は、チャージポンプ回路を含み、当該チャージポンプ回路の動作に基づいて、前記電界効果トランジスタのバックゲートの電位が制御されることを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  4. 前記バックゲートは、前記電界効果トランジスタが形成される第二導電型のウェル領域であることを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
  5. 前記チャージポンプ回路は、容量の前記バックゲート側の一端に接続されることを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
  6. 前記容量は、前記ウェル領域と当該ウェル領域を基板電位から隔離する第一導電型の隔離領域との間に形成される寄生容量であることを特徴とする請求項記載の半導体装置。
  7. ソース又はドレインの一方、及びゲートが第一電源系の電源端子に電気的に接続されるとともに、ソース又はドレインの他方が第二電源系の電源端子に電気的に接続される第一導電型の電界効果トランジスタを含む保護回路と、
    前記電界効果トランジスタのバックゲートの電位を制御する電位調整回路と、を備え、
    前記保護回路は、ソース又はドレインの一方、及びゲートが前記第二電源系の前記電源端子に電気的に接続されるとともに、ソース又はドレインの他方が前記第一電源系の前記電源端子に電気的に接続される第一導電型の他の電界効果トランジスタをさらに含み、
    前記電位調整回路は、当該他の電界効果トランジスタのバックゲートの電位も制御し、
    前記電界効果トランジスタ及び前記他の電界効果トランジスタのそれぞれは、前記バックゲートを基板電位から隔離する第一導電型の隔離領域を有し、それぞれの隔離領域は、互いに異なる電源系の他の電源端子に電気的に接続される半導体装置。
  8. 前記第一電源系と前記第二電源系との間に、ソース又はドレインの一方、及びゲートが前記第一電源系の他の電源端子に電気的に接続されるとともに、ソース又はドレインの他方が前記第二電源系の他の電源端子に電気的に接続される第二導電型の電界効果トランジスタを含む他の保護回路を備え、当該他の保護回路に含まれる電界効果トランジスタのバックゲートの電位は、他の電位調整回路によって制御されることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  9. 前記他の保護回路は、ソース又はドレインの一方、及びゲートが前記第二電源系の前記他の電源端子に電気的に接続されるとともに、ソース又はドレインの他方が前記第一電源系の前記他の電源端子に電気的に接続される第二導電型の他の電界効果トランジスタをさらに含み、前記他の電位調整回路は、当該他の電界効果トランジスタのバックゲートの電位も制御することを特徴とする請求項記載の半導体装置。
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