JP5003421B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像手段により撮像された画素データに対して画像処理を施す画像処理装置に関するものである。
近年、シリアル形式で表される複数画素のデータを、画素ごとに並列に出力する固体撮像装置が提案されている(特許文献1、2)。
このような固体撮像装置では、並列に出力する画素の数の変更が容易であり、例えばフレームレートや画素数に応じて、並列に出力する画素の数を容易に変えることができる。
このような固体撮像装置から出力される画素データに対して画像処理を施す画像処理装置では、従来、クロック周波数を下げることや電源電圧を下げることによって、消費電力を抑えていた。
しかし、半導体の微細加工技術が進歩するにつれて、リーク電流の割合が増加していることや、電源電圧があまり下げられなくなっていることから、これらの方法では消費電力が十分に下げられなくなりつつある。
また、DDR2−SDRAM等のメモリ装置では、動作周波数の下限が存在し、メモリアクセスの帯域が余剰である場合でも、下限以下の周波数に下げられず、消費電力が十分に下げられないという問題もある。
また、特許文献3では、バス上のデータトラフィックを監視し、それに応じてバス幅を切り替えるバス制御装置が提案されている。
しかし、特許文献3に記載された発明では、トラフィック監視装置が必要となるのと、監視結果によってバス幅を切り替えるために遅延が生じ、トラフィックの変動が激しい場合に追従するのが難しいという欠点がある。
また、メモリ装置においては、データ線とメモリアレイとの接続関係を変える事で、データ線の数を変える技術が提案されている(特許文献4、5)。
しかしこれらの技術は、メモリアレイのマッピングを変える技術であり、メモリ装置のデータ幅を減らした分ワード数が増え、メモリアレイの一部のクロック供給や電源供給を停止するようなことができない。
また、これらの技術はSDRAM、DDR−SDRAM、DDR2−SDRAMなど、一般的で安価なメモリ装置には適用されておらず、安価に利用することができない。
特開2005−86224号公報 特開2005−244709号公報 特開2002−259327号公報 特開2006−313645号公報 特開昭58−122688号公報
本発明は、このような実情に鑑みて提案されたものであり、汎用的なメモリ装置を用いて、撮像手段から出力された画素データに対して低消費電力で画像処理を施して外部へ出力する画像処理装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための手段として、本発明に係る画像処理装置は、撮像手段から撮像モードに応じて変化する画素数で画素毎に並列に出力された画素データをそれぞれ入力する入力手段と、入力手段に入力された画素データに対してそれぞれ演算処理を施す演算手段とを有する入力部と、上記入力部と接続され、上記演算手段により演算処理が施された画素データを伝送するバスと、上記バスと接続され、該バスから伝送されてくる上記入力部の演算手段により演算処理が施された画素データをメモリに書き込むとともに、バスに接続されている他の処理部からのアクセス要求に応じて、メモリへのアクセスを制御するメモリインタフェースと、上記バスを介して上記メモリインタフェースと接続され、メモリインタフェースにアクセス要求して、上記メモリに書き込まれた画素データを読み出して外部へ出力する出力部と、上記撮像手段により撮像され上記入力部に並列して入力される画素データの画素数に応じて、上記演算手段が並列して画素データに対して演算処理を行う画素数、上記バスがデータを伝送するデータ幅、及び、上記メモリインタフェースが上記メモリにアクセスするデータ幅を変化させる制御部とを備え、上記制御部は、画素データの書き込み使用するメモリの数およびメモリインタフェースのデータ幅、画素データを伝送するバスのデータ幅、演算手段の並列処理数を、上記出力部から外部に出力するシリアル出力チャンネル数と関連付けて決定し、決定した数のメモリ、データ幅のメモリインタフェース、並列処理数の演算出段に電源を供給する制御を行うことを特徴とする。
本発明では、撮像手段から撮像モードに応じて変化する画素数で画素毎に並列に出力された画素データを処理するに当たり、制御部により、画素データの書き込み使用するメモリの数およびメモリインタフェースのデータ幅、画素データを伝送するバスのデータ幅、演算手段の並列処理数を、上記出力部から外部に出力するシリアル出力チャンネル数と関連付けて決定し、決定した数のメモリ、データ幅のメモリインタフェース、並列処理数の演算出段に電源を供給する制御を行うので、画像処理装置に実装されている半導体回路上の不要な部分への電源供給の停止、又は、メモリへの不要な電源供給の停止を容易に行うことができる。これにより、本発明は、汎用的なメモリ装置を用いて、撮像手段から出力された画素データに対して画像処理を施して外部へ出力する処理の低消費電力化を図ることができる。
本発明が適用された画像処理装置は、撮像手段により撮像された画素データに対して、メモリ装置を用いて画像処理を施す画像処理装置である。以下に説明する実施形態においては、この画像処理装置を組み込んだ撮像装置、具体的には、図1に示すような、固体撮像素子を用いて被写体を撮像するデジタルカメラ1を用いて説明する。
デジタルカメラ1は、図1に示すように、レンズユニット31、撮像素子10、前処理部11、画像処理デバイス15、メモリ装置23、表示部24、記録メディア25、操作部26、CPU27、RAM28、EEPROM29、及び、USBインタフェース30を備える。
レンズユニット31には、フォーカスレンズ、ズームレンズ、絞り機構、及び、これらを後述するレンズ制御部32から供給される駆動制御信号に応じて駆動する駆動部が設けられている。また、レンズユニット31は、被写体像を受光して撮像素子10の受光面に結像させる。
撮像素子10は、CCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)などの、画像情報を電気信号として取り込むためのものである。
具体的に、撮像素子10は、受光面に単位画素が二次元配列されており、各単位画素が結像された光を光電変換して電気信号を出力する。撮像素子10は、後述するVドライバ14から供給される同期信号に同期して各単位画素から電気信号を読み出して、読み出した電気信号を、最大4個の画素を画素毎に並列して前処理部11に出力する。なお、撮像素子10が並列して読み出す画素数は、最大4個に限定されるものではなく、所望とする性能に応じて変更するようにしてもよい。
前処理部11は、アナログ信号処理部12と、タイミングジェネレータ13と、Vドライバ14とを備える。
アナログ信号処理部12は、撮像素子10から出力される画素毎に並列した電気信号に対して、それぞれ、CDS(Correlated Double Sampling)処理を行って、S/N比を良好に保つようにするとともに、AGC(Automatic Gain Control)処理を行って、利得を制御し、そして、A/D(Analog/Digital)変換を行って、デジタル信号とされた画像データを形成する。そして、アナログ信号処理部12は、形成した画像データを、シリアル形式の画素データとして、画素毎に並列に出力する。
タイミングジェネレータ13は、アナログ信号処理部12の動作を制御するため、アナログ信号処理部12が出力する各ビットデータに同期した信号を生成してアナログ信号処理部12、及び、Vドライバ14に供給する。また、タイミングジェネレータ13は、各ビットデータに同期したクロックをシリアル入力クロックとして、アナログ信号処理部12から出力される画素データの供給先である画像処理デバイス15に供給する。
Vドライバ14は、タイミングジェネレータ13から供給されるクロックをカウントして、画像の垂直方向との同期を図り、同期信号を撮像素子10に供給する。この同期信号によって、撮像素子10の駆動タイミングが制御される。
上述した撮像素子10と前処理部11は、同一の半導体基板上に構成されても良いし、異なる半導体基板上に構成されても良い。また、前処理部11が出力する画像データの各画素データは、シリアル形式で表され、シリアルインタフェースを介して画像処理デバイス15へ送られる。このシリアルインタフェースは、複数チャンネルあり、前処理部11は画像データを構成する画素データを複数並列に画像処理デバイス15へ供給する。
画像処理デバイス15は、本発明が適用された画像処理装置の一例であり、前処理部11から供給される画像データを、一時的にメモリ装置23に記憶させて所定の画像処理を施すため、カメラ信号処理部16、解像度変換部17、画像符号化部18、メモリインタフェース19、表示制御部20、メディア制御部21、BIU22、及び、レンズ制御部32を備える。
カメラ信号処理部16は、後述する画像入力部171として半導体基板上に実装される処理部である。具体的に、カメラ信号処理部16は、撮像素子10から画素毎に並列して出力された画素データを入力して、入力した各画素データに対して、γ補正処理、ホワイトバランス処理などを施す。そして、カメラ信号処理部16は、メモリインタフェース19を介してメモリ装置23に画像データを記憶する。
解像度変換部17は、後述する画像処理部169として半導体基板上に実装される処理部である。具体的に、解像度変換部17は、メモリインタフェース19を介してメモリ装置23から画像データを読み出し、読み出した画像データの解像度を変換する処理を行う。
画像符号化部18は、後述する画像処理部169として半導体基板上に実装される処理部である。具体的に、画像符号化部18は、メモリインタフェース19を介してメモリ装置23から画像データを読み出し、データ量を圧縮するため、画像データに対して画像データの冗長性を低減する符号化処理を施す。
メモリインタフェース19は、上述した各処理部がメモリ装置23に対して行うアクセスを制御する。
表示制御部20は、後述する画像出力部170として半導体基板上に実装される処理部である。具体的に、表示制御部20は、メモリインタフェース19を介してメモリ装置23から画像データを読み出し、読み出した画像データを表示部24の表示形式に変換して表示部24に供給する。
メディア制御部21は、後述する画像出力部170として半導体基板上に実装される処理部である。具体的に、メディア制御部21は、メモリインタフェース19を介してメモリ装置23から画像データを読み出し、読み出した画像データを記録メディア25の記録形式に変換して記録メディア25に供給する。
BIU22は、システムバスを介して、CPU27等と接続され、後述するCPU27から供給される制御信号に応じて画像処理デバイス15が備える各処理部の動作を制御する。
レンズ制御部32は、BIU22からの制御命令に応じてレンズユニット31に駆動制御信号を出力して、レンズユニット31の動作を制御する。
画像処理デバイス15の各処理部からアクセスされるメモリ装置23は、例えば汎用的なランダムアクセスメモリなどであり、メモリインタフェース19によるアクセス制御に応じて、画像処理デバイス15から供給される画像データを記憶するとともに、記憶している画像データを画像処理デバイス15に読み出す処理を行う。
また、メモリ装置23は、複数のメモリ装置から構成される。
表示部24は、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどからなり、表示制御部20から供給される画像データを表示する。
記録メディア25は、例えば、フラッシュメモリ、ハードディスク、光磁気記録ディスクなどの不揮発性記録媒体であり、メディア制御部21から供給される画像データを記録する。
操作部26は、ユーザがデジタルカメラ1を操作するためのユーザインタフェースであって、ユーザによって操作された操作入力をCPU27に供給する。
CPU27は、操作部26からの操作入力に応じて、デジタルカメラ1が備える各処理部の動作を制御する処理部である。CPU27は、操作部26に入力される操作入力に応じて、例えばEEPROM29に格納されている制御プログラムをRAM28に読み出して、制御プログラムに応じた制御信号をシステムバスを介して画像処理デバイス15のBIU22に供給することにより、デジタルカメラ1全体の動作を制御する。
また、USB(Universal Serial Bus)インタフェース30は、ストレージクラス対応であり、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置から画像データを取り込む処理や、デジタルカメラ1内の画像ファイルをエクスプローラなどで操作する場合に利用される。
以上のような構成からなるデジタルカメラ1において、ユーザにより操作部26に被写体像をモニタリングするモニタリングモードが設定されたとき、各処理部は次のように動作する。すなわち、撮像素子10及び前処理部11は、記録画像よりも画素数の少ない画像を撮影するように設定され、所定のフレーム間隔毎に画像を撮影し、画像データを画像処理デバイス15に供給する。この時、前処理部11は、シリアルインタフェースの一部のみを用いて画像処理デバイス15に画像データを供給する。そして、画像処理デバイス15は、カメラ信号処理部16から出力されるデータをメモリインタフェース19を介してメモリ装置23に書き込む。その後、画像処理デバイス15は、メモリ装置23から画像データを読み出し、解像度変換部17で画像サイズを変更し、表示制御部20を通して、表示部24に出力する。
また、デジタルカメラ1において、ユーザにより操作部26に静止画記録を行う静止画記録モードが設定されたとき、各処理部は次のように動作する。
すなわち、撮像素子10及び前処理部11は、所定のサイズの記録用画像を撮像するように設定され、記録用画像を撮影して、画像データを画像処理デバイス15に供給する。この時、前処理部11は、シリアルインタフェースを全て用いて画像処理デバイス15に画像データを供給する。
画像処理デバイス15では、カメラ信号処理部16で処理された画像データをメモリインタフェース19を介してメモリ装置23に書き込む。その後、画像処理デバイス15は、メモリ装置23から画像データを読み出し、解像度変換部17にて画像サイズを変更し、表示制御部20を介して、表示部24に出力する。
また、画像処理デバイス15は、メモリ装置23から画像データを読み出し、解像度変換部17にて画像サイズを変更し、画像符号化部18にてJPEG/MPEGなどのストリームデータに圧縮し、メディア制御部21を介して記録メディア25に書き込む。
以上のようにデジタルカメラ1では、ユーザによって、被写体像をモニタリングするモニタリングモード、及び、静止画記録を行う静止画記録モードに加えて、画サイズがHDの動画像の記録を行うHD動画記録モード、画サイズがSDの動画像の記録を行うSD動画記録モードの中から任意の撮像モードが選択され、選択された撮像モードに応じて、撮像素子10が、画素毎に並列して電気信号を出力する画素数を変化させて、撮像処理を行う。
このような撮像処理に応じて、アナログ信号処理部12は、撮像素子10から並列して出力される電気信号と同数の画素データを画像処理デバイス15に供給する。
したがって、画像処理デバイス15には、図2に示すように、例えば、静止画記録モード及びHD動画記録モードのとき、並列して4画素の画素データが供給され、SD記録モードのとき、並列して2画素の画素データが供給され、モニタリングモードのとき1画素の画素データが供給される。
画像処理デバイス15は、単位時間当たりの処理量が比較的少ないSD記録モードやモニタリングモードでの動作時において低消費電力化を図るため、図3に示すような回路基板によって実装される。
図3は、第1の実施例として、上述した画像処理デバイス15とメモリ装置23とを回路基板上に実装した構成を模式的に示した図である。
すなわち、回路基板上において実装される画像処理デバイス15は、図3に示すように、画像バス126を介して、画像入力部171、メモリインタフェース19、画像処理部169、画像出力部170、及び、BIU22が接続された構成となっている。なお、これらの各処理部は、この回路基板上において実装されている後述する制御部146が備える電源出力部149及びクロック出力部150から電源及び動作クロックが供給されることによって駆動する。
また、画像処理デバイス15と回路基板上で接続されるメモリ装置23は、メモリインタフェース19と合計w(wは正の整数。)本のデータ線を介して接続され、メモリインタフェース19のデータ幅に対して1/wのデータ幅からなる合計w個のメモリ装置として実装される。具体的に、メモリ装置23は、図3に示すように、メモリインタフェース19と合計4本のデータ線を介して接続される合計4個のメモリ装置137、138、139、140として実装されているものとする。
メモリ装置137、138、139、140には、例えばSDRAM、DDR−SDRAM、DDR2−SDRAM、Mobile DDR−SDRAMなどが用いられる。また、メモリ装置137、138、139、140には、制御部146によりそれぞれ異なるメモリ電源141、142、143、144が供給され、個別に電源ON/OFFされる。このようにすることで、画像処理デバイスでは、メモリインタフェース19が、データ入出力の一部を使用しない場合、データ入出力に接続されるメモリ装置のみに電源を供給することができる。
画像入力部171は、上述したカメラ信号処理部16の機能を半導体基板上に実装したものである。具体的に、画像入力部171は、前処理部11のシリアルインタフェースから画素毎に並列して出力されたシリアル形式の画素データをそれぞれ入力する合計m(mは、正の整数。)チャンネルの入力手段として、4チャンネルのシリアル入力チャンネル103a、103b、103c、103dと、シリアル入力チャンネル103a、103b、103c、103dに入力された画素データに対してそれぞれ演算処理を施す演算部105a、105b、105c、105dと、演算処理が施された画素データを画像バス126に出力するためのライトポート119とを備える。
シリアル入力チャンネル103a、103b、103c、103dは、それぞれ、8ビットのシリアル形式の画素データ101a、101b、101c、101dがアナログ信号処理部12から供給される。また、シリアル入力チャンネル103a、103b、103c、103dには、シリアル入力クロック102がタイミングジェネレータ13から供給される。
シリアル入力チャンネル103a、103b、103c、103dは、シリアル形式の画素データ101a、101b、101c、101dを、それぞれパラレル形式の画素データ104a、104b、104c、104dに変換して演算部105a、105b、105c、105dに供給する。
また、シリアル入力チャンネル103a、103b、103c、103dは、それぞれ、後述する制御部146によってON/OFFされる電源107、108、109、110が供給されることによって動作する。
ここで、撮像モードに応じてアナログ信号処理部12が並列して出力する画素数が異なるため、画像入力部171には、例えば、静止画記録モード及びHD動画記録モードのとき、画素データ101a、101b、101c、101dが入力され、SD動画記録モードのとき、画素データ101a、101bが入力され、モニタリングモードのとき、画素データ101aが入力されるものとする。
演算部105a、105b、105c、105dは、シリアル入力チャンネル103a、103b、103c、103dから供給されるパラレル形式の画素データ104a、104b、104c、104dに対して、それぞれγ補正処理及びホワイトバランス補正処理を施して、これらの演算処理が施された画素データ106a、106b、106c、106dをライトポート119に供給する。
また、演算部105a、105b、105c、105dは、それぞれ、後述するように制御部146によって個別にON/OFFされる電源107、108、109、110、及び、動作クロック115、116、117、118が供給されることによって動作する。
なお、演算部は、シリアル入力チャンネルと同数である4個に限定されることはなく、例えばより少ない数によって構成され、時分割で処理を行うようにしてもよい。
ライトポート119は、演算処理が施された画素データ106a〜106dを、画像バス126に伝送する処理を行う。具体的に、ライトポート119は、演算部105a、105b、105c、105dから所定数の画素データが供給されると、画像バス126に対して書き込み要求信号120を供給して、画像バス126から書き込み許可信号121が供給されるまで待機する。そして、ライトポート119は、画像バス126から書き込み許可信号を121が供給されると、演算部105a、105b、105c、105dから供給された所定数の画素データをライトデータ122として画像バス126に出力する。また、ライトポート119は、ライトデータ122のデータ幅を、演算部105a〜105dから並列して供給される画素データの画素数、又は、この画素数と画素データのビット数とを乗じた値に応じて変化させることにより、最低限必要なデータ幅を確保して画像バス126にライトデータ122を伝送することができる。
画像バス126は、書き込み及び読み出し要求を受ける複数のバスマスタからの要求の調停を行い、選択したバスマスタへ書き込み許可及び読み出し許可を出力すると共に、メモリインタフェース19へコマンド123を出力する。
具体的に、画像バス126には、書き込み要求が入力されるバスマスタとして、上述した画像入力部171のライトポート119と、後述する画像処理部169が備えるライトポート156と、それぞれシリアルデータを伝送する複数のデータ線により接続されている。また、画像バス126には、読み出し要求が入力されるバスマスタとして、後述する画像処理部169が備えるリードポート151と、画像出力部170が備えるリードポート163と、それぞれシリアルデータを伝送する複数のデータ線により接続されている。
また、画像バス126がメモリインタフェース19に出力するコマンド123には、書き込みか読み出しかを示すアクセス種別、アクセスするメモリ領域の先頭アドレスを示すアドレス、アクセスするメモリ領域のサイズを指定するサイズなどが含まれる。
書き込みアクセスの場合、画像バス126は、コマンド123を出力した後、書き込みを許可したマスタからのライトデータを選択し、メモリインタフェース19にライトデータ124を出力する。
具体的に、画像バス126は、たとえば、図4に示すようなライトデータ選択回路200を備え、このライトデータ選択回路200により上述した書き込み処理を行う。
図4は、2つのライトマスタが出力するライトデータから一つを選択する回路の一部を示した図である。画像バス126は、2つのライトマスタが出力するライトデータ線からの一のライトデータ線を選択する合計32個のマルチプレクサを備える。
なお、図5においては、32個の半分の合計16個のマルチプレクサ201〜216を示しており、便宜上マルチプレクサ201〜216について説明する。マルチプレクサ201〜216は、それぞれ、画像バスのデータ線に接続された2つのライトマスタ0、1のうち、書き込み要求信号に応じたマスタ選択信号により、一のライトマスタに接続されたデータ線を選択して、選択したデータ線を介してメモリインタフェース19に画素データを伝送する処理を行う。
これら16個のマルチプレクサ201〜216は、例えば、8個ずつ2組に分割され、それぞれ、制御部146から電源111、112及び、動作クロック115、116が供給されることによって動作する。
図5は、個々のマルチプレクサの動作を説明するため、代表してマルチプレクサ201の構成を示した図である。すなわち、マルチプレクサ201は、図5に示すように、3個のフリップフロップ201a、201b、201cと、セレクタ201dとを備える。
マルチプレクサ201では、マスタ0からの入力データ0がフリップフロップ201aに、マスタ1からの入力データ1がフリップフロップ201bにそれぞれ入力され、各入力データが一時的に保持される。そして、マルチプレクサ201では、動作クロック115がフリップフロップ201a、201bに入力されると、それぞれ入力データ0、1をセレクタ201dに出力する。そして、マルチプレクサ201では、マスタ選択信号に応じてセレクタ201dに入力された入力データ0、1のうち一の入力データが選択されて、選択された入力データがフリップフロップ201cに出力される。そして、マルチプレクサ201では、動作クロック115がフリップフロップ201cに入力されると、セレクタ201dから入力された入力データを出力データとして、メモリインタフェース19に出力する。
以上のような構成からなるライトデータ選択回路200では、制御部146から供給される電源111、112、113、114、及び、動作クロック115、116、117、118が個別にON/OFFされることによって、ライトデータをメモリインタフェース19に伝送するデータ幅を、4画素分の画素データに対応する最大32bitとして8bit単位で変えることができ、使用しないマルチプレクサへの動作クロックまたは電源供給を停止することができる構成となっている。
なお、ライトデータ選択回路200では、ライトデータ幅の変更単位が8bitとなるように構成されているが、変更単位が画素データのデータ幅の整数倍であれば任意の値を用いるようにしてもよい。
一方、読み出しアクセスの場合、画像バス126は、コマンド123を出力した後、メモリインタフェース19がリードデータ125を出力するまで待機して、その後リードデータ125が供給されると、読み出しを許可したマスタに対してリードデータを出力する。
具体的に、画像バス126は、たとえば、図6に示すようなリードデータ選択回路300を備え、このリードデータ選択回路300により上述した読み出し処理を行う。
図6は、一つの読み出しデータ入力を、2つのリードマスタのうち選択した1つのデータ線にのみ出力する回路の一部を示した図である。すなわち、リードデータ選択回路300は、1bitの入力信号を2つの出力の内片方のみに選択して出力する合計32個のデマルチプレクサを備える。なお、図6においては、32個の半分の合計16個のデマルチプレクサ301〜316を示しており、便宜上デマルチプレクサ301〜316について説明する。デマルチプレクサ301〜316は、それぞれ、画像バス126のデータ線に接続された2つのリードマスタ0、1のうち、読み出し要求信号に応じたマスタ選択信号により、一のリードマスタに接続されたデータ線を選択して、選択したデータ線にメモリインタフェース19を介してメモリ装置23から読み出された画素データを伝送する。これら16個のデマルチプレクサ301〜316は、例えば8個ずつ2組に分割され、それぞれ、制御部146から電源111、112、及び、動作クロック115、116が供給されることによって動作する。
図7は、個々のデマルチプレクサの動作を説明するため、代表してデマルチプレクサ301の構成を示した図である。すなわち、デマルチプレクサ301は、図7に示すように、3個のフリップフロップ301a、301b、301cと、2個のAND回路301d、301eとを備える。
デマルチプレクサ301では、メモリインタフェース19から入力された入力データがフリップフロップ301aに入力され一時的に保持される。そして、デマルチプレクサ301では、動作クロック115がフリップフロップ301aに入力されると、入力データをAND回路301d、301eに出力する。そして、デマルチプレクサ301では、マスタ選択信号の0/1を反転した信号がAND回路301dに、非反転のマスタ選択信号がAND回路301eにそれぞれ入力されることによって、マスタ選択信号に応じてAND回路301d、301eのうち一のAND回路が選択されて、選択されたAND回路から入力データが出力される。そして、デマルチプレクサ301では、AND回路301dから出力された入力データをフリップフロップ301bで一時的に保持し、フリップフロップ301bが動作クロック115に同期して入力データをマスタ0への出力データ0として出力する。また、デマルチプレクサ301では、AND回路301eから出力された入力データをフリップフロップ301cで一時的に保持し、フリップフロップ301cが動作クロック115に同期して入力データをマスタ1への出力データ1として出力する。
以上のような構成からなるライトデータ選択回路200では、制御部146から供給される電源111、112、113、114、及び、動作クロック115、116、117、118が個別にON/OFFされることによって、リードデータのデータ幅を最大32bitとして8bit単位で変えることができ、使用しないデマルチプレクサへの動作クロックまたは電源供給を停止することができる。
なお、このリードデータ選択回路300では、リードデータ幅の変更単位が8bitとなるように構成されているが、変更単位が単位画素データ当たりシリアルビット幅の整数倍であれば任意の値を用いるようにしてもよい。
以上のようにして、画像バス126は、ライトデータ選択回路200及びリードデータ選択回路300を駆動することにより、画像バス126のライトデータ幅、リードデータ幅を所定の単位で変更するとともに、最大幅を使用しない場合は、後述するように、制御部146によって電源または動作クロック供給が停止されることで不要な消費電力を削減することが可能となる。
メモリインタフェース19は、画像バス126から供給されるコマンド123に応じて、メモリ装置23に対して書き込み処理及び読み出し処理を行うため、コマンド制御信号132をメモリ装置137、138、139、140に供給して、それぞれ、データ133、134、135、136の入出力を行う。
具体的に、メモリインタフェース19は、画像バス126からコマンド123が供給されると、メモリ装置23にコマンド制御信号132を出力する。コマンド123が書き込みであったとき、メモリインタフェース19は、コマンド出力後にライトデータを、データ133、134、135、136として、各メモリ装置137、138、139、140に書き込む。コマンド123が読み出しであったとき、メモリインタフェース19は、各メモリ装置137、138、139、140からリードデータをデータ133、134、135、136として読み出す。
上述したメモリ装置23に対するアクセスを行うためメモリインタフェース19は、図8に示すような構成を有している。
すなわち、メモリインタフェース19は、画像バス126から供給されたコマンド123に応じてメモリ装置23へのコマンド制御信号132を生成するコントローラ401と、コントローラ401により生成されたコマンド制御信号132をメモリ装置23へ出力するIOセル402とを備える。
ここで、IOセル402は、メモリ装置23に供給される電源141、142、143、144が供給されることによって動作する。
また、メモリインタフェース19は、画像バス126から供給される最大32bitのデータ幅のライトデータ124(0〜31bit)を4分割して、それぞれ8bit単位でバッファするライトデータバッファ411〜414と、各メモリ装置137、138、139、140から最大32bitのデータ幅で読み出したリードデータ125(0〜31bit)をそれぞれバッファするリードデータバッファ421〜424と、各メモリ装置137〜140との間でそれぞれライトデータの出力及びリードデータの入力、すなわちデータ133、134、135、136の入出力を行うIOセル431〜434を備える。
ライトデータバッファ411〜414は、それぞれ、バッファしたライトデータ124をIOセル431〜434に供給する。また、ライトデータバッファ411〜414は、後述するように制御部146によって個別にON/OFFされる電源111〜114、及び、動作クロック115〜118が供給されることによって動作する。
リードデータバッファ421〜424は、それぞれ、IOセル431〜434に入力されたデータ133〜136をバッファする。また、リードデータバッファ421〜424は、後述するように制御部146によって個別にON/OFFされる電源111〜114、及び、動作クロック115〜118が供給されることによって動作する。
IOセル431〜434は、それぞれ、後述するように制御部146によって個別にON/OFFされ、各メモリ装置に供給される電源141〜144、及び、コントローラ401からコマンド制御信号132が供給されることによって動作する。
また、メモリインタフェース19は、制御部146から供給される動作クロック128、129、130、131を各メモリ装置137、138、139、140へ出力するIOセル441〜444を備える。このIOセル441〜444は、それぞれ、後述するように制御部146によって個別にON/OFFされ、各メモリ装置に供給される電源141〜144によって動作する。
以上のような構成からなるメモリインタフェース19は、ライトデータ124、ライトデータバッファ411〜414、IOセル431〜434、441〜444、リードデータバッファ421〜424、リードデータ125を、それぞれ8bitずつのグループに分け、動作クロックと電源が個別にON/OFFできる構成となっている。
このように、メモリインタフェース19では、入出力されるデータ幅を8bit単位で変えることができ、使用しないデータ入出力に関連するIOセル431〜434、441〜444、リードデータバッファ421〜424、ライトデータバッファ411〜414への動作クロックまたは電源供給を停止することで不要な消費電力を削減することができる。なお、メモリインタフェース19においては、画像バス126との間で入出力されるライトデータ124及びリードデータ125のデータ幅と同じデータ入力幅で、メモリ装置23へのデータの入出力を行うような構成であるが、異なるように構成してもよい。
画像処理部169は、メモリ装置23に記録された画像データを読み出して画像処理を施す処理部である。画像処理部169は、画像バス126を介してメモリ装置23に記憶されている画像データを読み出すリードポート151と、リードポート151により読み出された画素データ155に対して画像処理を施す演算部161と、演算部161により画像処理が施された画像データ160を画像バス126を介してメモリ装置23に書き込むライトポート156とを備える。
リードポート151は、画像バス126に読み出し要求信号152を出力し、その後画像バス126から読み出し許可信号153が供給されるとともに後続のリードデータ154が供給され、読み出し画素データ155として演算部161へ出力する。
演算部161は、例えばノイズ除去を含め、上述した解像度変換部17、画像符号化部18などの演算処理を行う。演算部161は、画像処理した画像データ160を、ライトポート156に供給する。ライトポート156は、画像バス126に書き込み要求信号157を出力し、書き込み許可信号158を受け取ると、画像バス126を介してメモリ装置23にライトデータ159を出力する。なお、画像処理デバイス15においては、画像バス126に接続されている画像処理部169が複数であってもよい。
画像出力部170は、画像処理部169が処理し、メモリ装置137〜140に記憶された画像データを、表示部24、及び、記憶メディア25などに出力する。画像出力部170は、メモリ装置23に記憶されている画像データを読み出すリードポート163と、リードポート163により読み出された画素データ162を所定のデータ形式に変換してデバイス外部へ出力する出力制御部167とを備える。
リードポート163は、画像バス126に読み出し要求信号164を出力し、その後画像バス126から読み出し許可信号165が供給されるとともに後続のリードデータ166が供給され、読み出し画素データ162として出力制御部167へ出力する。
出力制御部167は、リードポート163から供給された読み出し画素データ162に対して所定のデータ形式及びタイミングを変換して、画像出力データ168として出力する。出力制御部167は、画像出力データ168として、例えばITU−R BT.601で定められた輝度・色差形式で表されるデジタルデータと同期信号から構成されるデータ、又は、圧縮された画像データを出力する。また、画像出力部170は、画像出力データ168として、NAND型フラッシュメモリなどの記憶装置に書き込む形式の画像データを出力する。なお画像バス126に接続される画像出力部170は複数であっても良い。
BIU22は、図9に示すように、CPU27から供給される制御信号に応じて、画像処理デバイス15の各処理部への電源及び動作クロックの供給を行うため、制御部146と、画像処理デバイス15内の複数の電源系統への電源供給する電源出力部149と、複数のクロック系統への動作クロックを供給するクロック出力部150とを備える。
制御部146は、CPU27によって選択された撮像モードに対応するシリアル入力チャンネルの使用チャンネル数145に基づいて、電源出力部149に電源制御信号147を、またクロック出力部150にクロック制御信号148をそれぞれ供給する。
電源出力部149は、図10に示すように、シリアルIF電源部501、コア電源部502、メモリ電源部503、3つの電源スイッチ504、505、506とを備える。
シリアルIF電源部501は、電源スイッチ504を介して、電源107〜110を画像入力部171の各部に供給する。
コア電源部502は、電源スイッチ505を介して、電源111〜114を、画像バス126及びメモリインタフェース19の各部に供給する。
メモリ電源部503は、電源スイッチ505を介して、電源141〜144を、各メモリ装置137〜140に供給する。
電源スイッチ504は、制御部146から供給される電源系統1ON信号〜電源系統4ON信号に応じて、それぞれ、電源107〜110を画像入力部171に供給する。
電源スイッチ505は、制御部146から供給される電源系統1ON信号〜電源系統4ON信号に応じて、それぞれ、電源111〜114を、画像バス126及びメモリインタフェース19に供給する。
電源スイッチ506は、制御部146から供給される電源系統1ON信号〜電源系統4ON信号に応じて、それぞれ、電源141〜144を、各メモリ装置137〜140に供給する。
図11は、電源スイッチ504〜506の動作を説明するため、代表して電源スイッチ504の構成を示した図である。すなわち、電源スイッチ504は、図11に示すように、制御部146から供給される電源系統1ON信号〜電源系統4ON信号に応じて、電気的に接続される合計4個のスイッチSW1〜SW4を備える。
スイッチSW1は、シリアルIF電源部501と、電源107を供給する配線と接続され、電源系統1ON信号に応じてONされる。スイッチSW2は、シリアルIF電源部501と、電源108を供給する配線と接続され、電源系統2ON信号に応じてONされる。スイッチSW3は、シリアルIF電源部501と、電源109を供給する配線と接続され、電源系統3ON信号に応じてONされる。スイッチSW4は、シリアルIF電源部501と、電源110を供給する配線と接続され、電源系統4ON信号に応じてONされる。
以上のような構成からなる電源出力部149では、電源制御信号147として電源系統1〜4の電源ON信号が与えることによって、画像処理デバイス15の各部、及びメモリ装置23へ電源を供給する。
また、クロック出力部150は、クロック発生器が発生した動作クロックを、幾つかのクロック系統に分けて出力するもので、クロック系統毎に出力のON/OFFが制御できるようにしたものである。クロック出力部150は、それぞれ4つの、独立してON/OFFが制御できるクロック系統を持つ2つのクロック群として、メモリインタフェース19及び画像バス126へ供給する動作クロック115〜118、各メモリ装置137〜140へ供給する動作クロック128〜131を出力する。
すなわち、制御部146は、画像入力部171に並列して入力される画素データの画素数に応じて、画像入力部171の演算部105a〜105dが並列して画素データに対して演算処理を行う画素数、画像バス126がデータを伝送するデータ幅、及び、メモリインタフェース19がメモリ装置137〜140にアクセスするデータ幅のうち、少なくともいずれか1つを、電源系統、及びクロック系統をON/OFFさせることにより、画像処理デバイス15及びメモリ装置23に係る動作の省電力化を実現する。
これは、静止画記録モード又はHD動画記録モードのとき、リアルタイムで画像処理デバイス15の各部が処理を行うため、例えば電源系統1〜電源系統4、クロック系統1〜クロック系統4の全てをONにして、画像処理デバイス15及びメモリ装置23が備える各処理部を全て動作させる必要があるが、並列して入力される画素数が少ないSD動画記録モード又はモニタリングモードのときは、画像処理デバイス15及びメモリ装置23が備える各処理部を全て動作させる必要がないからである。
制御部146は、メモリインタフェース19又はメモリ装置23に係る動作の省電力化を図るため、具体的には次のような処理を行う。
まず、制御部146は、撮像モードに応じて、メモリインタフェース19がメモリ装置23とアクセスするデータ幅を設定する。
この設定したデータ幅に応じて、制御部146は、動作クロック115〜118を供給するメモリインタフェース19のデータ線を駆動するドライバの数、すなわち、動作クロック115〜118を供給するライトデータバッファ411〜414、リードデータバッファ421〜424を変化させるように、クロック系統1〜クロック系統4のON/OFFを制御するクロック制御信号148をクロック出力部150に供給する。
また、制御部146は、上述したクロック制御信号148に応じてクロック出力部150が動作クロックを供給するライトデータバッファ411〜414、リードデータバッファ421〜424のみに電源を供給するように、電源系統1〜電源系統4のON/OFFを制御する電源制御信号147を電源出力部149に供給する。
また制御部146は、電源制御信号147を電源出力部149に供給することで、上述したクロック制御信号148に応じてクロック出力部150が動作クロックを供給するライトデータバッファ411〜414、リードデータバッファ421〜424のみと接続されているメモリ装置137〜140のみに電源を供給する。
例えば、メモリインタフェース19がメモリ装置23とアクセスするデータ幅を最大のデータ幅の1/2に設定した場合、制御部146は、クロック系統1及びクロック系統2のみをONにするクロック制御信号148をクロック出力部150に供給して、ライトデータバッファ411、412、リードデータバッファ421、422にそれぞれ動作クロック115、116を、メモリ装置137、138にそれぞれ動作クロック128、129を供給する。さらに、制御部146は、電源系統1及び電源系統2のみをONにする電源制御信号147を電源出力部149に供給して、ライトデータバッファ411、412、リードデータバッファ421、422にそれぞれ電源111、112を、メモリ装置137、138にそれぞれ電源141、142を供給する。
このようにして、制御部146は、使用するシリアル入力チャンネル103a〜103dが減少した場合に、メモリインタフェース19又はメモリ装置23の一部への動作クロック供給を停止、あるいは電源供給を停止することが可能となり、メモリインタフェース19又はメモリ装置23が消費する電力を削減することができる。
また、制御部146は、画像バス126の動作を省電力化するため、次のような動作を行う。
まず、制御部146は、撮像モードに応じて、画像バス126が画像データを伝送するデータ幅を設定する。具体的に、制御部146は、画像入力部171に並列して入力される画素データの画素数に比例して、画像バス126が有するデータ線のうち、チャンネル数の整数倍となる本数のデータ線を介して画素データを伝送するため、次のような処理を行う。
すなわち、この設定したデータ幅に応じて、制御部146は、動作クロック115〜118を供給するメモリインタフェース19のデータ線を駆動させるドライバの数、すなわち、動作クロック115〜118を供給するマルチプレクサ、デマルチプレクサの数を変化させるように、クロック系統1〜クロック系統4のON/OFFを制御するクロック制御信号148をクロック出力部150に供給する。
また、制御部146は、上述したクロック制御信号148に応じてクロック出力部150が動作クロックを供給するマルチプレクサ、デマルチプレクサのみに電源を供給するように、電源系統1〜電源系統4のON/OFFを制御する電源制御信号147を電源出力部149に供給する。
また、制御部146は、電源制御信号147を電源出力部149に供給することで、上述したクロック制御信号148に応じてクロック出力部150が動作クロックを供給するマルチプレクサ、デマルチプレクサのみに電源を供給する。
例えば、画像バス126のデータ幅を最大のデータ幅である32bitの1/2(16bit)に設定した場合、制御部146は、クロック系統1及びクロック系統2のみをONにするクロック制御信号148をクロック出力部150に供給して、合計32個のマルチプレクサのうちマルチプレクサ201〜216、合計32個のデマルチプレクサのうちデマルチプレクサ301〜316にそれぞれ動作クロック115、116を供給する。
さらに、制御部146は、電源系統1及び電源系統2のみをONにする電源制御信号147を電源出力部149に供給して、合計32個のマルチプレクサのうちマルチプレクサ201〜216、合計32個のデマルチプレクサのうちデマルチプレクサ301〜316にそれぞれ電源111、112を供給する。
このようにして、制御部146は、使用するシリアル入力チャンネル数の減少に比例して、画像バス126のデータ幅を減少させるとともに、画像バス126を構成する回路の一部への動作クロック供給を停止、あるいは電源供給を停止する事が可能となり、画像バス126が消費する電力を削減することができる。
また、制御部146は、画像入力部171の演算部105a〜105dの動作を省電力化するため、次のように動作する。
制御部146は、画像入力部171に並列して入力される画素データのチャンネル数に応じて、使用する演算部105a〜105dの数を変化させる。
具体的に、制御部146は、使用する演算部105a〜105dの数を変化させるため、クロック系統1〜クロック系統4のON/OFFを制御するクロック制御信号148をクロック出力部150に供給する。
また、制御部146は、上述したクロック制御信号148に応じてクロック出力部150が動作クロックを供給する演算部105a〜105dのみに電源を供給するように、電源系統1〜電源系統4のON/OFFを制御する電源制御信号147を電源出力部149に供給する。
例えば、シリアル入力チャンネル103a、103bのみに画素データが供給される場合、制御部146は、クロック系統1及びクロック系統2のみをONにするクロック制御信号148をクロック出力部150に供給して、演算部105a、105bのみにそれぞれ動作クロック115、116を供給する。
さらに、制御部146は、電源系統1及び電源系統2のみをONにする電源制御信号147を電源出力部149に供給して、演算部105a、105bのみにそれぞれ電源111、112を供給する。
このようにして、制御部146は、使用するシリアル入力チャンネル数が減少した場合に、並列処理が可能な演算部105a〜105dからなる並列処理数を減少させ、使用しない演算部105a〜105dへの動作クロック供給を停止、あるいは電源供給を停止する事が可能となり、演算部105a〜105dが消費する電力を削減することができる。
以上のように、制御部146では、使用するメモリ装置23の数およびメモリインタフェース19のデータ幅、画像バス126のデータ幅、演算部105a〜105dの並列処理数を、シリアル入力チャンネル数と関連付けて決定することが容易にできるので、画像処理デバイス15及びメモリ装置23の省電力化を容易に実現することができる。
次に、画像処理デバイス15を回路基板上に実装した第2の実施例について説明する。図12は第2の実施例に係る画像処理デバイス600である。
画像処理デバイス600は、画像バス126に、図12に示すように、画像入力部601、メモリインタフェース19、画像処理部169、画像出力部602、及び、BIU22が接続された構成となっている。なお、メモリインタフェース19、メモリインタフェース19に接続されるメモリ装置23、画像処理部169の構成は、第1の実施例に係る画像処理デバイス15、BIU22と同様なので、同様の符号を付してその説明を省略するものとする。また、第2の実施例に係る画像処理デバイス600の各処理部及びメモリ装置23は、制御部146が備える電源出力部149及びクロック出力部150から電源及び動作クロックが供給されることによって駆動する。
画像入力部601は、信号入力部901と、ライトポート903とを備える。画像入力部601において、信号入力部901は、前処理部11から画素データが入力され、入力された画素データ902をライトポート903に出力する。ライトポート903は、画素データ902が供給され、画像バス126へ書き込み処理を行う。ライトポート903は、画素データ902が所定の数供給されると、画像バス126に書き込み要求信号904を供給し、画像バス126から書き込み許可信号905を受け取るまで待機する。その後、ライトポート903は、書き込み許可信号905が供給されると、所定の数のライトデータ906を画像バス126に出力する。
画像出力部602は、リードポート918と、合計4個の演算部922a〜922dと、合計4個のシリアル出力チャンネル924a〜924dとを備える。
リードポート918は、画像バス126に読み出し要求信号919を供給し、読み出し許可信号920が供給されると、後続して、最大n(nは、正の整数。)個のリードデータ907として、例えば、合計4個の画素データが供給され、並列した読み出し画素データ921a、921b、921c、921dを、それぞれ演算部922a〜922dに供給する。
演算部922a〜922dは、それぞれ、リードポート918から供給される読み出し画素データ921a〜921dに対して演算処理を施し、演算後の画素データ923a〜923dを、シリアル出力チャンネル924a〜924dに供給する。
また、演算部922a〜922dは、それぞれ、制御部146によって個別にON/OFFされる電源111、112、113、114、及び、動作クロック115、116、117、118が供給されることによって動作する。
なお、演算部922a〜922dは、図12のようにシリアル出力チャンネル924a〜924dと同じ数だけ設けても良いし、より少ない数で、演算後の画素データ923a〜923dをシリアル出力チャンネル924a〜924dに順次供給するようにしてもよい。
シリアル出力チャンネル924a〜924dは、画素データ923a〜923dを8ビットからなるパラレル形式の画素データとして供給され、8ビットのシリアル形式の画素データ925a〜925dに変換して、画像処理デバイス600外部に出力する回路である。
また、シリアル出力チャンネル924a〜924dは、それぞれ、制御部146によってON/OFFされる電源107、108、109、110が供給されることによって動作する。
以上のような構成からなる第2の実施例に係る画像処理デバイス600では、制御部146が、画像出力部602のシリアル出力チャンネル924a〜924dにより並列して外部に出力する画素データの画素数に応じて、画像入力部601の演算部922a〜922dが並列して画素データに対して演算処理を行う画素数、画像バス126がデータを伝送するデータ幅、及び、メモリインタフェース19がメモリ装置137〜140にアクセスするデータ幅のうち、少なくともいずれか1つを、電源系統、及びクロック系統をON/OFFさせることによって変化させることにより、画像処理デバイス15及びメモリ装置23に係る動作の省電力化を実現する。
制御部146は、メモリインタフェース19又はメモリ装置23の動作を省電力化するため、次の処理を行う。
まず、制御部146は、撮像モードに応じて、メモリインタフェース19がメモリ装置23とアクセスするデータ幅を設定する。
この設定したデータ幅に応じて、制御部146は、動作クロック115〜118を供給するメモリインタフェース19のデータ線を駆動するドライバの数、すなわち、動作クロック115〜118を供給するライトデータバッファ411〜414、リードデータバッファ421〜424を変化させるように、クロック系統1〜クロック系統4のON/OFFを制御するクロック制御信号148をクロック出力部150に供給する。
また、制御部146は、上述したクロック制御信号148に応じてクロック出力部150が動作クロックを供給するライトデータバッファ411〜414、リードデータバッファ421〜424のみに電源を供給するように、電源系統1〜電源系統4のON/OFFを制御する電源制御信号147を電源出力部149に供給する。
また制御部146は、電源制御信号147を電源出力部149に供給することで、上述したクロック制御信号148に応じてクロック出力部150が動作クロックを供給するライトデータバッファ411〜414、リードデータバッファ421〜424のみと接続されているメモリ装置137〜140のみに電源を供給する。
例えば、メモリインタフェース19がメモリ装置23とアクセスするデータ幅を最大のデータ幅の1/2に設定した場合、制御部146は、クロック系統1及びクロック系統2のみをONにするクロック制御信号148をクロック出力部150に供給して、ライトデータバッファ411、412、リードデータバッファ421、422にそれぞれ動作クロック115、116を、メモリ装置137、138にそれぞれ動作クロック128、129を供給する。さらに、制御部146は、電源系統1及び電源系統2のみをONにする電源制御信号147を電源出力部149に供給して、ライトデータバッファ411、412、リードデータバッファ421、422にそれぞれ電源111、112を、メモリ装置137、138にそれぞれ電源141、142を供給する。
このようにして、制御部146は、使用するシリアル出力チャンネル924a〜924dが減少した場合に、メモリインタフェース19又はメモリ装置23の一部への動作クロック供給を停止、あるいは電源供給を停止することが可能となり、メモリインタフェース19又はメモリ装置23が消費する電力を削減することができる。
また、制御部146は、画像バス126の動作を省電力化するため、次のような動作を行う。
まず、制御部146は、撮像モードに応じて、画像バス126が画像データを伝送するデータ幅を設定する。具体的に、制御部146は、画像入力部171に並列して入力される画素データの画素数に比例して、画像バス126が有するデータ線のうち、チャンネル数の整数倍となる本数のデータ線を介して上記画素データを伝送するため、次のような処理を行う。
すなわち、この設定したデータ幅に応じて、制御部146は、動作クロック115〜118を供給するメモリインタフェース19のデータ線を駆動させるドライバの数、すなわち、動作クロック115〜118を供給するマルチプレクサ、デマルチプレクサの数を変化させるように、クロック系統1〜クロック系統4のON/OFFを制御するクロック制御信号148をクロック出力部150に供給する。
また、制御部146は、上述したクロック制御信号148に応じてクロック出力部150が動作クロックを供給するマルチプレクサ、デマルチプレクサのみに電源を供給するように、電源系統1〜電源系統4のON/OFFを制御する電源制御信号147を電源出力部149に供給する。
また、制御部146は、電源制御信号147を電源出力部149に供給することで、上述したクロック制御信号148に応じてクロック出力部150が動作クロックを供給するマルチプレクサ、デマルチプレクサのみに電源を供給する。
例えば、画像バス126のデータ幅を最大のデータ幅である32bitの1/2(16bit)に設定した場合、制御部146は、クロック系統1及びクロック系統2のみをONにするクロック制御信号148をクロック出力部150に供給して、合計32個のマルチプレクサのうちマルチプレクサ201〜216、合計32個のデマルチプレクサのうちデマルチプレクサ301〜316にそれぞれ動作クロック115、116を供給する。
さらに、制御部146は、電源系統1及び電源系統2のみをONにする電源制御信号147を電源出力部149に供給して、合計32個のマルチプレクサのうちマルチプレクサ201〜216、合計32個のデマルチプレクサのうちデマルチプレクサ301〜316にそれぞれ電源111、112を供給する。
このようにして、制御部146は、使用するシリアル出力チャンネル924a〜924dの数が減少するのに比例して、画像バス126のデータ幅を減少させるとともに、画像バス126を構成する回路の一部への動作クロック供給を停止、あるいは電源供給を停止する事が可能となり、画像バス126が消費する電力を削減することができる。
また、制御部146は、画像入力部171の演算部105a〜105dの動作を省電力化するため、次のように動作する。
制御部146は、画像出力部602が並列して出力する画素データのチャンネル数に応じて、使用する演算部922a〜922dの数を変化させる。
具体的に、制御部146は、使用する演算部922a〜922dの数を変化させるため、クロック系統1〜クロック系統4のON/OFFを制御するクロック制御信号148をクロック出力部150に供給する。
また、制御部146は、上述したクロック制御信号148に応じてクロック出力部150が動作クロックを供給する演算部922a〜922dのみに電源を供給するように、電源系統1〜電源系統4のON/OFFを制御する電源制御信号147を電源出力部149に供給する。
例えば、シリアル出力チャンネル924a、924bのみに画素データが供給される場合、制御部146は、クロック系統1及びクロック系統2のみをONにするクロック制御信号148をクロック出力部150に供給して、演算部922a、922bのみにそれぞれ動作クロック115、116を供給する。
さらに、制御部146は、電源系統1及び電源系統2のみをONにする電源制御信号147を電源出力部149に供給して、演算部922a、922bのみにそれぞれ電源111、112を供給する。
このようにして、制御部146は、使用するシリアル出力チャンネル数が減少した場合に、並列処理が可能な演算部922a〜922dからなる並列処理数を減少させ、使用しない演算部922a〜922dへの動作クロック供給を停止、あるいは電源供給を停止する事が可能となり、演算部922a〜922dが消費する電力を削減することができる。
以上のような動作を行う制御部146では、使用するメモリ装置23の数およびメモリインタフェース19のデータ幅、画像バス126のデータ幅、演算部105a〜105dの並列処理数を、シリアル出力チャンネル数と関連付けて決定することが容易にできるので、容易に画像処理デバイス15及びメモリ装置23の省電力化を実現することができる。
なお、本発明は、以上の実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が可能であることは勿論である。
デジタルカメラ1の全体構成を示すブロック図である。 撮像モードを説明するための図である。 第1の実施例に係る画像処理デバイスの回路構成を模式的に示す図である。 ライトデータ選択回路の構成を説明するための図である。 マルチプレクサの構成を示す図である。 リードデータ選択回路の構成を説明するための図である。 デマルチプレクサの構成を示す図である。 メモリインタフェースの内部構成を示す図である。 BIUの内部構成を示す図である。 電源出力部の内部構成を示す図である。 電源スイッチの内部構成を示す図である。 第2の実施例に係る画像処理デバイスの回路構成を模式的に示す図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ、10 撮像素子、11 前処理部、12 アナログ信号処理部、13 タイミングジェネレータ、14 Vドライバ、15、600 画像処理デバイス、16 カメラ信号処理部、17 解像度変換部、18 画像符号化部、19 メモリインタフェース、20 表示制御部、21 メディア制御部、23 メモリ装置、24 表示部、25 記録メディア、26 操作部、27 CPU、28 RAM、29 EEPROM、30 USBインタフェース、31 レンズユニット、32 レンズ制御部、101a〜101d、104a〜104d、155、162、902、921a〜921d 画素データ、102 シリアル入力クロック、103a〜103d シリアル入力チャンネル、105a〜105d、106a〜106d、161、922a〜922d 演算部、107〜110、111〜114、141〜144 電源、115〜118、128〜131 動作クロック、119、156、903 ライトポート、120、157、904 書き込み要求信号、121、158、905 書き込み許可信号、122、159、906 ライトデータ、123 コマンド、124 ライトデータ、125、907 リードデータ、126 画像バス、132 コマンド制御信号、133〜136 データ、137〜140 メモリ装置、145 使用チャンネル数、146 制御部、147 電源制御信号、148 クロック制御信号、149 電源出力部、150 クロック出力部、151、163、918 リードポート、152、164、919 読み出し要求信号、153、165、920 読み出し許可信号、154、166 リードデータ、160 画像データ、167 出力制御部、168 画像出力データ、169 画像処理部、170、602 画像出力部、171、601 画像入力部、200 ライトデータ選択回路、201〜216 マルチプレクサ、201a〜201c、301a〜301c フリップフロップ、201d セレクタ、300 リードデータ選択回路、301〜316 デマルチプレクサ、301d、301e、AND回路、401 コントローラ、402、431〜434、441〜444 IOセル、411〜414 ライトデータバッファ、421〜424 ライトデータバッファ、501 シリアルIF電源部、502 コア電源部、503 メモリ電源部、504〜506 電源スイッチ、901 信号入力部、923a〜923d、925a〜925d 画素データ、924a〜924d シリアル出力チャンネル

Claims (6)

  1. 撮像手段から撮像モードに応じて変化する画素数で画素毎に並列に出力された画素データをそれぞれ入力する入力手段と、該入力手段に入力された画素データに対してそれぞれ演算処理を施す演算手段とを有する入力部と、
    上記入力部と接続され、上記演算手段により演算処理が施された画素データを伝送するバスと、
    上記バスと接続され、該バスから伝送されてくる上記入力部の演算手段により演算処理が施された画素データをメモリに書き込むとともに、該バスに接続されている他の処理部からのアクセス要求に応じて、該メモリへのアクセスを制御するメモリインタフェースと、
    上記バスを介して上記メモリインタフェースと接続され、該メモリインタフェースにアクセス要求して、上記メモリに書き込まれた画素データを読み出して外部へ出力する出力部と、
    上記撮像手段により撮像され上記入力部に並列して入力される画素データの画素数に応じて、上記演算手段が並列して画素データに対して演算処理を行う画素数、上記バスがデータを伝送するデータ幅、及び、上記メモリインタフェースが上記メモリにアクセスするデータ幅を変化させる制御部とを備え、
    上記制御部は、画素データの書き込み使用するメモリの数およびメモリインタフェースのデータ幅、画素データを伝送するバスのデータ幅、演算手段の並列処理数を、上記出力部から外部に出力するシリアル出力チャンネル数と関連付けて決定し、決定した数のメモリ、データ幅のメモリインタフェース、並列処理数の演算出段に電源を供給する制御を行うことを特徴とする画像処理装置。
  2. 上記メモリインタフェースは、合計w(wは正の整数。)本のデータ線を介して、それぞれ、該メモリインタフェースのデータ幅に対して1/wのデータ幅からなるw個の上記メモリと接続され、
    上記制御部は、上記メモリインタフェースのデータ線を駆動させるドライバを動作させるための動作クロックを出力するクロック出力手段と、上記メモリインタフェースの各データ線に電源を供給する電源出力手段を有し、上記メモリインタフェースのデータ幅に応じて上記クロック出力手段が上記動作クロックを供給する上記メモリインタフェースのデータ線を駆動させるドライバの数を変化させ、上記クロック出力手段が動作クロックを供給する上記メモリインタフェースのデータ線を駆動させるドライバのみに上記電源出力手段により電源を供給する制御を行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 上記制御部は、更に、上記各メモリに電源を供給する電源出力手段を有し、該電源出力手段により、上記クロック出力手段が動作クロックを供給して駆動させる上記メモリインタフェースのデータ線に接続されている上記メモリのみに電源を供給する制御を行うことを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 上記バスは、該バスに接続された各処理部によりアクセスされる上記画素データを伝送する複数のデータ線に接続された各処理部のうち、一の処理部に接続されたデータ線を選択して、該選択したデータ線を介して上記メモリインタフェースに上記画素データを伝送するためのマルチプレクサを有し、
    上記制御部は、上記バスの有するマルチプレクサを動作させるための動作クロックを出力するクロック出力手段と、上記バスの有するマルチプレクサに電源を供給する電源出力手段を有し、上記バスが有するマルチプレクサのうち、上記バスのデータ幅に応じて上記画素データを伝送するデータ線に接続されるマルチプレクサのみに上記クロック出力手段により動作クロックを供給し、上記クロック出力手段が動作クロックを供給する上記マルチプレクサのみに上記電源出力手段により電源を供給する制御を行い、上記撮像手段により撮像され上記入力部に並列して入力される画素データの画素数に比例して、上記バスが有するデータ線のうち、シリアル出力チャンネル数の整数倍となる本数のデータ線を介して上記画素データを伝送することを特徴とする請求項記載の画像処理装置。
  5. 上記バスは、該バスのデータ線に接続された各処理部のうち、一の処理部に接続されたデータ線を選択して、該選択したデータ線に上記メモリインタフェースを介して上記メモリから読み出された画素データを伝送するためのデマルチプレクサを有し、
    上記制御部は、上記バスの有するデマルチプレクサを動作させるための動作クロックを出力するクロック出力手段と、上記バスの有するデマルチプレクサに電源を供給する電源出力手段を有し、上記バスが有するデマルチプレクサのうち、上記バスのデータ幅に応じて上記画素データを伝送するデータ線に接続されるデマルチプレクサのみに上記クロック出力手段により動作クロックを供給し、上記クロック出力手段が動作クロックを供給する上記デマルチプレクサのみに上記電源出力手段により電源を供給する制御を行うことを特徴とする請求項記載の画像処理装置。
  6. 上記演算手段は、該入力手段に入力された画素データに対してそれぞれ演算処理を施す合計mチャンネルの演算器からなり、
    上記制御部は、上記演算手段の各演算器を動作させるための動作クロックを出力するクロック出力手段と、上記演算手段の各演算器に電源を供給する電源出力手段を有し、上記撮像手段により撮像され上記入力部に並列して入力される画素データのチャンネル数に応じて、上記演算手段が使用する演算器の数を変化させ、上記演算手段が並列して画素データに対して演算処理を行う画素数に応じて、上記クロック出力手段により動作クロックを供給する上記演算器の数を変化させ、上記クロック出力手段が動作クロックを供給する上記演算器のみに上記電源出力手段により電源を供給する制御を行うことを特徴とする請求項記載の画像処理装置。
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