JP5003352B2 - ロックアップクラッチの油圧制御装置 - Google Patents
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Description
エンジンと一体回転される入力部に連結されたフロントカバーと、
前記フロントカバーに連結されたインペラシェルと、
前記インペラシェルに設けられたインペラと、
前記インペラに対応して配置されたタービンランナと、
前記タービンランナの外殻を構成すると共に出力部に連結されたタービンシェルと、
前記入力部と出力部とを機械的に連結するロックアップクラッチと、
前記フロントカバーとインペラシェルにより囲まれた流体作動室内に独立して設けられ、前記ロックアップクラッチを締結するための係合用油圧が供給される係合油圧室と、
前記係合用油圧を制御するリニアソレノイドと、
を備え、
前記リニアソレノイドは、ライン圧が供給される入力ポートと前記係合油圧室に接続される出力ポートとを有して、非通電時には該出力ポートがドレンされるノーマルクローズタイプとされ、
前記係合油圧室と出力ポートとが、バルブを介することなく直接接続され、
前記リニアソレノイドの前記入力ポートに対するライン圧の供給は、前進走行時にのみ実行される、
ようにしてある。
エンジンと一体回転される入力部に連結されたフロントカバーと、
前記フロントカバーに連結されたインペラシェルと、
前記インペラシェルに設けられたインペラと、
前記インペラに対応して配置されたタービンランナと、
前記タービンランナの外殻を構成すると共に出力部に連結されたタービンシェルと、
前記入力部と出力部とを機械的に連結するロックアップクラッチと、
前記フロントカバーとインペラシェルにより囲まれた流体作動室内に独立して設けられ、前記ロックアップクラッチを締結するための係合用油圧が供給される係合油圧室と、
前記係合用油圧を制御するリニアソレノイドと、
を備え、
前記リニアソレノイドは、ライン圧が供給される入力ポートと前記係合油圧室に接続される出力ポートとを有して、非通電時には該出力ポートがドレンされるノーマルクローズタイプとされ、
前記係合油圧室と出力ポートとが、バルブを介することなく直接接続され、
前記流体作動室に接続され、前記リニアソレノイドの出力圧が所定値以上のときに切換えられる切換バルブが設けられ、
前記リニアソレノイドの出力圧が前記所定値以上となって前記切換バルブが切換えられたときに、前記流体作動室内の圧力が低減される、
ようにしてある。
上記解決手法によれば、リニアソレノイドによって調圧された係合用油圧が、係合油圧室に対して、バルブを介することなく直接供給されるので、制御応答性を十分に向上させることができる。また、リニアソレノイドと係合油圧室との間にバルブが存在しないので、構造の簡単化の上でも好ましいものとなる。さらに、リニアソレノイドは、非通電時にはドレンされるので、フェイルセーフの観点からも好ましいものとなる。なお、係合油圧室は、フロントカバーとインペラシェルとの間の空間を有効に利用して形成されるので、トルクコンバータの大型化をきたすこともない。また、流体作動室内の圧力によってロックアップクラッチの締結力を弱めてしてしまう事態を防止あるいは抑制して、ロックアップクラッチの容量(締結力)を増大させることができる。
前記流体作動室から吐出される作動油を流通させて該作動油の冷却を行う冷却器を備え、
前記切換バルブが切換えられたときに、前記冷却器に対する前記作動油の流通量が低減されるように設定されている、
ようにしてある(請求項3対応)。この場合、冷却器へ流通させる油量を低減させて、ロックアップクラッチ締結のための油量を十分に確保する上で好ましいものとなる。
LUC:ロックアップクラッチ
1:エンジン出力軸
2:出力軸(出力部)
10:フロントカバー
10a:ボス部(入力部)
10B:インペラシェル
11:インペラ
12:タービンランナ
13:タービンシェル
14:ステータ
22:摩擦板
25:摩擦板
26:第1ピストン
27:第2ピストン
28:係合油圧室
29:流体作動室
41:リニアソレノイド
42:入力ポート
43:出力ポート
44:油路
60:調圧バルブ
70:切換バルブ
Claims (3)
- エンジンと一体回転される入力部に連結されたフロントカバーと、
前記フロントカバーに連結されたインペラシェルと、
前記インペラシェルに設けられたインペラと、
前記インペラに対応して配置されたタービンランナと、
前記タービンランナの外殻を構成すると共に出力部に連結されたタービンシェルと、
前記入力部と出力部とを機械的に連結するロックアップクラッチと、
前記フロントカバーとインペラシェルにより囲まれた流体作動室内に独立して設けられ、前記ロックアップクラッチを締結するための係合用油圧が供給される係合油圧室と、
前記係合用油圧を制御するリニアソレノイドと、
を備え、
前記リニアソレノイドは、ライン圧が供給される入力ポートと前記係合油圧室に接続される出力ポートとを有して、非通電時には該出力ポートがドレンされるノーマルクローズタイプとされ、
前記係合油圧室と出力ポートとが、バルブを介することなく直接接続され、
前記リニアソレノイドの前記入力ポートに対するライン圧の供給は、前進走行時にのみ実行される、
ことを特徴とするロックアップクラッチの油圧制御装置。 - エンジンと一体回転される入力部に連結されたフロントカバーと、
前記フロントカバーに連結されたインペラシェルと、
前記インペラシェルに設けられたインペラと、
前記インペラに対応して配置されたタービンランナと、
前記タービンランナの外殻を構成すると共に出力部に連結されたタービンシェルと、
前記入力部と出力部とを機械的に連結するロックアップクラッチと、
前記フロントカバーとインペラシェルにより囲まれた流体作動室内に独立して設けられ、前記ロックアップクラッチを締結するための係合用油圧が供給される係合油圧室と、
前記係合用油圧を制御するリニアソレノイドと、
を備え、
前記リニアソレノイドは、ライン圧が供給される入力ポートと前記係合油圧室に接続される出力ポートとを有して、非通電時には該出力ポートがドレンされるノーマルクローズタイプとされ、
前記係合油圧室と出力ポートとが、バルブを介することなく直接接続され、
前記流体作動室に接続され、前記リニアソレノイドの出力圧が所定値以上のときに切換えられる切換バルブが設けられ、
前記リニアソレノイドの出力圧が前記所定値以上となって前記切換バルブが切換えられたときに、前記流体作動室内の圧力が低減される、
ことを特徴とするロックアップクラッチの油圧制御装置。 - 請求項2において、
前記流体作動室から吐出される作動油を流通させて該作動油の冷却を行う冷却器を備え、
前記切換バルブが切換えられたときに、前記冷却器に対する前記作動油の流通量が低減されるように設定されている、
ことを特徴とするロックアップクラッチの油圧制御装置。
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- 2007-08-27 JP JP2007219418A patent/JP5003352B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103814240B (zh) * | 2011-12-08 | 2015-07-22 | 爱信艾达株式会社 | 油压控制装置 |
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