JP2009052643A - ロックアップクラッチの油圧制御装置 - Google Patents

ロックアップクラッチの油圧制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】リニアソレノイドの出力圧を係合油圧室に供給することによりロックアップクラッチを締結する場合に、その応答性を十分に向上できると共に、リニアソレノイドの故障時にロックアップクラッチが締結されたままになってしまう事態を確実に防止する。
【解決手段】ロックアップクラッチLUCは、その係合油圧室28に係合油圧が供給されることにより締結される。係合用油圧室28への係合用油圧が、リニアソレノイド41により制御される。リニアソレノイド41は、ライン圧が供給される入力ポート42と係合油圧室28に接続される出力ポート43とを有して、非通電時には出力ポート43がドレンされるノーマルクローズタイプとされる。係合油圧室28と出力ポート43とが、バルブを介することなく直接接続される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ロックアップクラッチの油圧制御装置に関するものである。
自動変速機においては、エンジンと変速機構との間にトルクコンバータを介在させたものが一般的となっている。このトルクコンバータには、燃費向上や、スリップ制御のために、その入力軸と出力軸とを機械的に締結するロックアップクラッチを設けることも一般的となっている。
ロックアップクラッチの多くは、トルクコンバータ内の流体作動室の圧力を受けて締結状態とされて、締結解除用油圧室に解除油圧が供給されたときに締結解除されるものが多い。また、最近では、特許文献1に示すように、ロックアップクラッチとして、リニアソレノイドによって調圧された出力圧が係合油圧室に供給されたときに締結される一方、係合油圧室に対する出力圧を解放したときに締結解除される形式のものも提案されている。この特許文献1に記載の形式のロックアップクラッチにおいては、流体作動室内の圧力を受けて締結される形式のものに比して、ロックアップクラッチの制御応答性向上やより緻密な制御(特にスリップ制御)を行う等の上で好ましいものとなる。
特開2006−349007号公報
ところで、特許文献1に記載のものでは、リニアソレノイドからの出力圧を、バルブを介して係合油圧室に供給するため、このバルブの存在が応答性を十分に向上させる上で問題となる。また、リニアソレノイドが、その出力圧(締結圧)が大きいままの状態で故障すると、ロックアップクラッチが不必要に締結されたままとなり、駆動系の振動発生や極端な場合にはエンストの原因になり、この点の対策が望まれることになる。
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、リニアソレノイドの出力圧を係合油圧室に供給することによりロックアップクラッチを締結する場合に、その応答性を十分に向上できると共に、リニアソレノイドの故障時にロックアップクラッチが締結されたままになってしまう事態を確実に防止できるようにしたロックアップクラッチの油圧制御装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明にあっては、次のような解決手法を採択してある。すなわち、特許請求の範囲における請求項1に記載のように、
エンジンと一体回転される入力部に連結されたフロントカバーと、
前記フロントカバーに連結されたインペラシェルと、
前記インペラシェルに設けられたインペラと、
前記インペラに対応して配置されたタービンランナと、
前記タービンランナの外殻を構成すると共に出力部に連結されたタービンシェルと、
前記入力部と出力部とを機械的に連結するロックアップクラッチと、
前記フロントカバーとインペラシェルにより囲まれた流体作動室内に独立して設けられ、前記ロックアップクラッチを締結するための係合用油圧が供給される係合油圧室と、
前記係合用油圧を制御するリニアソレノイドと、
を備え、
前記リニアソレノイドは、ライン圧が供給される入力ポートと前記係合油圧室に接続される出力ポートとを有して、非通電時には該出力ポートがドレンされるノーマルクローズタイプとされ、
前記係合油圧室と出力ポートとが、バルブを介することなく直接接続されている、
ようにしてある。
上記解決手法によれば、リニアソレノイドによって調圧された係合用油圧が、係合油圧室に対して、バルブを介することなく直接供給されるので、制御応答性を十分に向上させることができる。また、リニアソレノイドと係合油圧室との間にバルブが存在しないので、構造の簡単化の上でも好ましいものとなる。さらに、リニアソレノイドは、非通電時にはドレンされるので、フェイルセーフの観点からも好ましいものとなる。なお、係合油圧室は、フロントカバーとインペラシェルとの間の空間を有効に利用して形成されるので、トルクコンバータの大型化をきたすこともない。
上記解決手法を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲における請求項2以下に記載のとおりである。すなわち、
前記リニアソレノイドの前記入力ポートに対するライン圧の供給は、前進走行時にのみ実行される、ようにしてある(請求項2対応)。この場合、前進走行時以外のときに、不必要にロックアップクラッチが締結されてしまう事態を防止することができる。
前記流体作動室に接続され、前記リニアソレノイドの出力圧が所定値以上のときに切換えられる切換バルブが設けられ、
前記リニアソレノイドの出力圧が前記所定値以上となって前記切換バルブが切換えられたときに、、前記流体作動室内の圧力が低減される、
ようにしてある(請求項3対応)。この場合、流体作動室内の圧力によってロックアップクラッチの締結力を弱めてしてしまう事態を防止あるいは抑制して、ロックアップクラッチの容量(締結力)を増大させることができる。
前記流体作動室から吐出される作動油を流通させて該作動油の冷却を行う冷却器を備え、
前記切換バルブが切換えられたときに、前記冷却器に対する前記作動油の流通量が低減されるように設定されている、
ようにしてある(請求項4対応)。この場合、冷却器へ流通させる油量を低減させて、ロックアップクラッチ締結のための油量を十分に確保する上で好ましいものとなる。
本発明によれば、簡単な構造としつつ、ロックアップクラッチの制御応答性を十分に向上させることができ、またリニアソレノイドが故障したときにロックアップクラッチが不必要に締結されたままとなってしまう事態を防止する上で好ましいものとなる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。まず、図1は、トルクコンバータTCとロックアップクラッチLUCとの機械的構造例を示すもので、図中1はエンジン出力軸(クランク軸)、2はトルクコンバータTCの出力部としての出力軸(トルクコンバータTCに連結される例えば多段変速歯車機構の入力軸)である。エンジン出力軸1には、フロントカバー10が一体回転するように連結されている。すなわち、フロントカバー10には、入力部としてのボス部10aが一体的に連結(形成)され、このボス部10aが、連結部材3を介して、エンジン出力軸1に連結されている。これにより、フロントカバー10は、常時出力軸1と一体回転されることになる。
上記フロントカバー10には、インペラシェル10Bが連結されている。このインペラシェル10Bにはインペラ11が連結、保持され、このインペラ11に対向させて、タービンランナ12が配設されている。タービンランナ12は、タービンシェル13に連結、一体化され、このタービンシェル13が、出力軸2と一体回転するように連結されている。インペラシェル11とタービンランナ12との間には、スタータ14が配設されている。このステータ14は、ワンウェイクラッチ15を介して、図示を略す変速機ケーシングに固定されたステータ軸16に固定、保持されている。
上記フロントカバー10とタービンシェル13との間において、ロックアップクラッチLUCが構成されている。このロックアップクラッチLUCは、フロントカバー10に固定されたドラム21と、ドラム21に保持された摩擦板22およびリテーニングプレート23とを有する。また、ロックアップクラッチLUCは、タービンシェル13に連結されたハブ24を有し、このハブ24に、上記摩擦板22に対向させて、摩擦板25が保持されている。なお、ハブ24には、その中間部分においてダンパ24aが設けられている。
ロックアップクラッチLUCは、摩擦板22の背面側に配設されたピストン26を有し、このピストン26によって両摩擦板22,25をリテーニングプレート23に向けて押圧することにより、ロックアップクラッチLUCが締結状態とされる。
上記ピストン26とフロントカバー10との間に、係合油圧室28が形成されている。この係合油圧室28に係合用油圧が供給されると、ピストン26が図1中左方へ押圧変位されて、両摩擦板22と25とが圧接されたロックアップクラッチLUCの締結状態とされる。また、係合油圧室28から係合用油圧が解放されると、ロックアップクラッチLUCが締結解除される。
フロントカバー10とインペラシェル10Bとの間の空間のうち、ピストン26よりも図中左方側の空間は、作動油が循環される流体作動室29とされている。そして、ロックアップクラッチLUCは、流体作動室29のうち、フロントカバー10とタービンシェル13との間の空間に構成されている。
図2,図3は、トルクコンバータTCおよびロックアップクラッチLUCに対する油圧回路例を示すものである。この図2、図3において、実線で示す油路は作動油が流れている場合を示し、破線は作動油が流れていない場合を示す。図2は、ロックアップクラッチLUCが締結解除されているときの状態を、図3はロックアップクラッチLUCが締結されているときの状態を示す。
図2、図3において、41はリニアソレノイドである。このリニアソレノイド41は、入力ポート42と出力ポート43とを有する。入力ポート42には、図示を略すマニュアルバルブがDレンジ位置にあるときに、このマニュアルバルブを通過したDレンジ圧が供給される。また、出力ポート43は、油路44を介して、ロックアップクラッチLUCの係合油圧室28に接続される。リニアソレノイド41は、非通電時に出力ポート43がドレンされるノ−マルクローズタイプとされている。
図2、図3中、50は調圧弁、60はスプール式の調圧バルブ、70はスプール式の切換バルブである。調圧弁50は、ライン圧を流体作動室29用としての一定圧力に調圧する。また、調圧バルブ60は、流体作動室29内の圧力を後述のように調圧する。切換バルブ70は、ロックアップクラッチLUCが締結されるときに切換えられて、流体作動室29内の圧力の低減と、作動油がトルクコンバータTC以外の他の機器類に流れる流量を制限させる機能を有する。
調圧バルブ60は、ケーシング61とスプール62とを有して、スプール62は、図示を略すリターンスプリングによって常時左方へ付勢されている。この調圧バルブ60は、スプール62によって切換えられるポートP0〜P7を有する。
切換バルブ70は、ケーシング71とスプール72とを有して、スプール72は、図示を略すリターンスプリングによって常時右方へ付勢されている。この切換バルブ70は、スプール72によって切換えられるポートP11〜P18を有する。
前記調圧弁50からの作動油は、供給用の油路81を介して流体作動室29に供給されるようになっており、油路81にはオリフィス81aが接続されている。油路81からは、オリフィス81aよりも調圧弁50側において油路83および84が分岐されている。分岐された油路83を介して、潤滑を必要とする潤滑部位に作動油が供給され、この油路83にはオリフィス83aが接続されている。また、分岐された油路84は、調圧バルブ50のポートP0に接続されている。
前記油路81からは、オリフィス81aよりも流体作動室29側において、2つの油路86,87が分岐されている。分岐された油路86は、調圧バルブ60のポートP3、P5に接続されている。このポートP3,P5には、オリフィス86aあるいは86bが配設されている。分岐された油路87は、切換バルブ70のポートP12に接続され、この油路87にはオリフィス87aが接続されている。
流体作動室29から伸びる排出用の油路91が、調圧バルブ60のポートP7に接続されると共に、切換バルブ70のポートP16,P18に接続されている。また、油路91から分岐された油路92が、合流部αに接続され、この油路92にオリフィス92aが接続されている。
上記合流部αから伸びる油路93が冷却器94に接続されている。この油路93から分岐された油路95を介して、作動油が別の潤滑部位に供給されるようになっており、この油路95にはオリフィス95aが接続されている。
上記合流部αに対しては、油路96を介して、切換バルブ70のポートP13が接続され、この油路96にはオリフィス96aが接続されている。また、合流部αは、油路97を介して、調圧バルブ60のポートP6に接続され、この油路97にはオリフィス97aが接続されている。
前記リニアソレノイド41からの伸びる前記油路44から分岐された油路45が、切換バルブ70のポートP14に接続されている(パイロット圧供給用)。また、切換バルブ70のポートP11と、調圧バルブ60のポートP4とが、油路98により接続されている。なお、ポートP1、P2、P15.P17はドレンされている。
次に、図2、図3に示す回路の作用について説明する。まず、流体作動室29に対しては、油路81から作動油が供給される一方、流体作動室29からは、油路91を介して作動油が排出される。調圧バルブ60は、基本的に、そのスプール62が右方に変位するにしたがい、やがてポートP5がドレンポートとなるポートP1と連通されて、油路81の圧力、つまり流体作動室29の圧力が低下される。また、合流部αに導入される作動油量が多いほど、冷却器94を流通される油量が増大されることになる。そして、合流部αに連なる油路92,96,97におけるオリフィス92a、96a、97aの有効開口面積は、92aと96aとがほぼ同じ(実施形態では同一)で、97aがもっとも大きくなるように設定されている。
リニアソレノイド41がOFFされているとき(出力ポート43がドレンされている状態)、切換バルブ70のポートP14には圧力が作用しないため、切換バルブ70のスプール72は、図示を略すリターンスプリングによって右方位置とされる(図2の状態)。この状態では、流体作動室29(油路91)から排出される作動油は、油路92を経て合流部αへ導入される一方、ポートP18へ導入される排出作動油も、ポートP13、油路96を経て、合流部αへ導入される。合流部αに導入される作動油の流量が大きいほど、冷却器94の作動油流通量が増大されることになる。図2の状態では、流体作動室29内の圧力が大きくない状態であり、このときは、調圧バルブ60のスプール62が左方位置にあって、ポートP6とP7との連通が絶たれた状態であり、油路97を介した合流部αへの作動油導入が行われない状態である。
流体作動室29内の圧力が大きくなると、ポートP3、P5から供給される作動油の圧力によって、調圧バルブ60のスプール62が右方へと変位され、これに伴ってポートP5とP1とが連通されると、ドレンとなって、流体作動室29内の圧力が低下される。また、スプール62の右方への変位に伴って、ポートP6とP7とが連通されると、油路91からポートP7、P6、油路97を経て、排出用作動油が合流部αに導入される。つまり、作動油の排出量が増大されて、流体作動室29の圧力が低下されると共に、冷却器94の作動油流通量が増大される。
リニアソレノイド41をONすると、入力ポート42と出力ポート43とが連通されて、リニアソレノイド41への通電電圧(通電電流)の大きさに応じた圧力に調圧された出力圧が、油路44を介してロックアップクラッチLUCの係合油圧室28に供給され、これによりロックアップクラッチLUCが締結される。また、ロックアップクラッチLUCの締結力が応答性良く自在に制御可能であり、例えば、車両の運転状態に応じたきめ細かなロックアップクラッチLUCのスリップ制御も可能である。このとき、切換バルブ70のスプール72が、図3に示すように、図2の状態から左方へ変位される。
切換バルブ70のスプール72が左方へ変位された図3の状態から明かなように、まず、切換バルブ70のポートP16とP11とが連通されて、排出用の作動油が、油路98から調圧バルブ60のポートP4に作用する。これにより、調圧バルブ60のスプール62は、より図中右方へと変位される結果、調圧バルブ60のポートP5とP1とが連通される度合が大きくなって、流体作動室29内の圧力の低下度合がより大きくされる。
また、ロックアップクラッチLUCの締結時には、切換バルブ70のポートP13が閉じられるため、油路96を介しては合流部αへ作動油が導入されなくなり、冷却器94の作動油流通量が減少される。
ここで、図4には、ロックアップクラッチLUCを締結させるための係合用油圧と、流体作動室29内の圧力との関係が示される。この図4において、流体作動室29内の圧力は、ロックアップクラッチLUCの係合用油圧が小さい締結解除時には例えば600kPaに設定され、ロックアップクラッチ締結時には例えば300kPaに設定される。このように、ロックアップクラッチLUCの締結解除時に流体作動室29内の圧力を大きくしておくことにより、流体作動室29内でのキャビテーション防止の上で好ましいものとなる。また、流体作動室29内でのキャビテーションの問題が生じにくいロックアップクラッチ締結時には、流体作動室29内の圧力を低下させて、燃費向上やロックアップクラッチLUCの締結容量増大の上で好ましいものとなる。
以上実施形態について説明したが、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載された範囲において適宜の変更が可能であり、例えば次のような場合をも含むものである。切換バルブ70を有しないものであってもよい。出力軸2が連結される変速機構としては、多段変速歯車機構であってもよく、無段変速機構であってもよく、適宜のものを採択できる。また、本発明におけるロックアップクラッチ付のトルクコンバータは、自動車用に限らず、適宜の用途に用いることができる。切換バルブ70を設ける場合、スプール式に限定されないものである。勿論、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
本発明によるロックアップクラッチ付トルクコンバータの一例を示す断面図である。 本発明における油圧回路例を示す図で、ロックアップクラッチが締結解除されている状態を示すものである。 本発明における油圧回路例を示す図で、ロックアップクラッチが締結されている状態を示すものである。 ロックアップクラッチが係合用油圧の変化と、流体作動室の圧力変化の関係を示す図である。
符号の説明
TC:トルクコンバータ
LUC:ロックアップクラッチ
1:エンジン出力軸
2:出力軸(出力部)
10:フロントカバー
10a:ボス部(入力部)
10B:インペラシェル
11:インペラ
12:タービンランナ
13:タービンシェル
14:ステータ
22:摩擦板
25:摩擦板
26:第1ピストン
27:第2ピストン
28:係合油圧室
29:流体作動室
41:リニアソレノイド
42:入力ポート
43:出力ポート
44:油路
60:調圧バルブ
70:切換バルブ

Claims (4)

  1. エンジンと一体回転される入力部に連結されたフロントカバーと、
    前記フロントカバーに連結されたインペラシェルと、
    前記インペラシェルに設けられたインペラと、
    前記インペラに対応して配置されたタービンランナと、
    前記タービンランナの外殻を構成すると共に出力部に連結されたタービンシェルと、
    前記入力部と出力部とを機械的に連結するロックアップクラッチと、
    前記フロントカバーとインペラシェルにより囲まれた流体作動室内に独立して設けられ、前記ロックアップクラッチを締結するための係合用油圧が供給される係合油圧室と、
    前記係合用油圧を制御するリニアソレノイドと、
    を備え、
    前記リニアソレノイドは、ライン圧が供給される入力ポートと前記係合油圧室に接続される出力ポートとを有して、非通電時には該出力ポートがドレンされるノーマルクローズタイプとされ、
    前記係合油圧室と出力ポートとが、バルブを介することなく直接接続されている、
    ことを特徴とするロックアップクラッチの油圧制御装置。
  2. 請求項1において、
    前記リニアソレノイドの前記入力ポートに対するライン圧の供給は、前進走行時にのみ実行される、ことを特徴とするロックアップクラッチの油圧制御装置。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記流体作動室に接続され、前記リニアソレノイドの出力圧が所定値以上のときに切換えられる切換バルブが設けられ、
    前記リニアソレノイドの出力圧が前記所定値以上となって前記切換バルブが切換えられたときに、、前記流体作動室内の圧力が低減される、
    ことを特徴とするロックアップクラッチの油圧制御装置。
  4. 請求項3において、
    前記流体作動室から吐出される作動油を流通させて該作動油の冷却を行う冷却器を備え、
    前記切換バルブが切換えられたときに、前記冷却器に対する前記作動油の流通量が低減されるように設定されている、
    ことを特徴とするロックアップクラッチの油圧制御装置。
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