JP4998831B2 - 地表の防草構造及び地表への防草シートの施工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、地表に雑草等の植物が繁茂するのを防草シートを敷設して防止する地表の防草構造及び防止構造の施工方法に関するものであり、さらに詳しくは、防草シートにアンカーピンや釘等の固定具を直接打ち込むことをせず、したがって前記防草シートに孔を穿つことなく地表に固定できる地表の防草構造及び地表への防草シートの施工方法に関する。
整地した平坦面や傾斜面に雑草等の植物が繁茂すると、美観を損ねるばかりか、環境面、衛生面で好ましくない状況になることがしばしばある。
例えば、雑草の繁茂した鉄道線路脇や川の堤防の法面が粗大ごみの不法投棄場となり、公共施設又はマンション敷地内の空き地でさえ、雑草の繁茂によってごみの不法投棄場と化すこともある。いったんごみの投棄場になると、粗大ごみの撤去には多大な経費を必要とし、蚊や蝿、鼠などの有害な昆虫や動物の繁殖や、有害物質による汚染、悪臭の発生などの衛生面での環境劣化が進む。したがって、このような場所では雑草を定期的に刈り取って清潔に保ち、ごみの投棄場でないことを示す必要がある。
従来、上記のような雑草の繁茂する場所での除草作業は、先端に回転刃を有する草刈り機などで雑草を切除する方法や除草剤を用いて雑草を枯らしてしまう方法などが採られてきた。
しかし、草刈り機を用いる方法では、切除作業に高い人件費を要し、また、除草剤を用いる方法には、周囲の環境に悪影響を及ぼすおそれがあることから適用できる場所が限られるという問題があった。
そこで、道路の路肩や法面、堤防、河川敷、公共施設の周囲の空き地等の地表を覆い雑草の発芽、繁殖を防止する防草シートや、同防草シートの敷設方法に関する発明が、これまでにいくつかなされてきている。
例えば、防草シートに関する発明としては、
「高融点成分と低融点成分とで形成される複合繊維を含む不織布からなり、目付けが100〜300g/m2であって、不織布の目付けXと剛軟度Yとの関係Y/X2が、0.010〜0.030の範囲にある、防草効果が高く、柔軟で施工性の良い柔軟性防草シート」が、特開2006−34216号公報に開示され、
また、「熱硬化性合成繊維による10〜50mm厚程度の不織布マットを主材とし、その上面に塩化ビニル製の0.4〜2.0mm厚程度の熱可塑性合成樹脂遮水シートを貼着し、該遮水シートの上面に熱硬化性長繊維による不織布マット又はシートを表層として貼着してなり、道路沿いに側溝などの構築物の外側地面及び法面の粗面又は凹凸面に張設する耐日光、耐紫外線、耐熱、耐候及び耐久性に富む防草マット」が、特開2004−321094号公報に開示されている。
また、防草シートの敷設方法に関する発明としては、
「シート材の縁に沿って位置決めマークを設けた2枚の防草シートを準備し、その防草シート一方を地上の任意の位置に置き、他方の防草シートの縁を前記一方の防草シートの位置決めマークに沿って載せ、後から載せた他方の防草シートの縁と位置決めマークとの間にアンカーピンを打ち込んで固定する方法」が特開2001−37353号公報に開示されており、
また、「柔軟性を有する帯状のシート本体片面の短手方向の一側縁部に沿って接着層を設け、また、前記シート本体の所定位置に複数の固定用孔を設けた防草シート(A1)を、施工面に、その接着層が上面に位置するようにして敷設すると共に複数の固定用孔4へ固定具を打込んで前記防草シート(A1)を固定し、次に、後の防草シートの一側縁部を先の防草シート(A1)の接着層の上面に重合させて互いに張り合わせ、前記重合部分を含め後の防草シート(A2)に設けられた各固定用孔へ固定具を打ち込む防草シートの敷設方法」が開示されている。
上記2件の発明は、いずれも防草シートの上から地面に向けてアンカーピン等を打ち込むことによって防草シートを固定するものであり、実際の防草シートの敷設作業においてもこのような方法が採られていることが多い。
防草シートの他の敷設方法として、特開2004−166667号公報には、
「防草機能を備えたシート本体を有し、該シート本体はその縁部の全体または一部が折り返されて形成された筒状部を有し、該筒状部には線状体が挿入されており該防草シートを地面上に敷いた後に、前記防草シートの上面から、前記線状体に跨がって固定手段を地面に差し込み、前記防草シートを地面に固定する敷設方法」が開示されている。そしてこの敷設方法は、敷設が容易で、風圧による防草シートの破損を防止することができるとしているが、これも防草シートの上から固定手段を地面に差し込んで固定することには変わりない。
特開2006−34216号公報 特開2004−321094号公報 特開2001−37353号公報 特開2004−33032号公報 特開2004−166667号公報
上記背景技術に記載したとおり、従来の防草シートを用いた防草構造においては、防草シートの上から直接アンカーピンや釘等の固定具を地面に打ち込むことにより前記防草シートを地面に固定しているが、このような防草構造においては、アンカーピンや釘等の打ち込み用の穴や貫通によって穿たれた穴の小さな隙間から雑草が生育しているのがしばしば見られる。このことは、前記防草シートに穿たれた穴の小さな隙間からも雑草の種子が侵入して発芽することを示しており、このような防草構造で完全な防草効果を得ることの困難さを示唆するものであった。
また、防草シートの固定がアンカーピンや釘等による点状での固定となるため、固定されていない部分から防草シートの下に風が吹き込み、防草シートを浮き上がらせるおそれもあった。
さらに、防草シートの一端をU字溝やコンクリートブロックの側溝などの構造物に固定する必要がある場合には、該U字溝やコンクリートブロックの側溝などの構造物にアンカーピンや釘、ボルト等の固定具が設置できるように加工する必要があった。
そこで、本発明では、防草シートを使用した防草構造の上記問題点に鑑みて、防草シートにアンカーピンや釘等の固定具による穴等の小さな隙間を発生させない防草構造及び同地表への防草シートの施工方法を提供することを第1の課題とした。
併せて、強風に対する適応が極めて高く、シートの浮き上がりのない防草構造、及び防草シートの一端をU字溝やコンクリートブロックの側溝などの構造物に固定するに際して必要とされていた該構造物への固定具設置のための加工を必要としない防草構造、及びその施工方法を提供することも課題とした。
そして、高速道路や鉄道線路沿いに続く細長い路肩や法面、河川の堤防の法面に防草処理を簡便に施せるようにすることを目標とした。
本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、地表に固定した帯状の固定用シートの表面と防草シートの裏面とを接着又は溶着して一体化することにより、防草シートを地表に敷設、固定することが可能であることを見出し、さらに研究を重ね、上記課題を下記の手段によって解決した。
(1)地表に雑草等の植物が繁茂するのを防草シートを敷設して防止する地表の防草構造において、
防草シートが、その左右両長辺縁部に、接着あるいは溶着などの手段によって一体化された左右二つの帯状の固定用シートを介して固定具により地表に固定されてなることを特徴とする地表の防草構造。
(2)前記帯状の固定用シートが、その上に該帯状の固定用シートの長さ方向に沿って載置された長尺の棒状体又は板状体を複数のアンカーピン等の固定具によって地表に固定されてなることを特徴とする前項(1)に記載の地表の防草構造。
(3)前記帯状の固定用シートが該棒状体又は板状体を包み込むように折り返され、重なり合った部分が接着されてなり、前記接着によって前記帯状の固定用シートの上面となった部分に、前記防草シートの縁部裏面が接着あるいは溶着等の手段によって一体化されてなることを特徴とする前項(2)に記載の地表の防草構造。
(4)隣接してU字溝やコンクリートブロックの側溝などの構造物が配設された地表における防草構造であって、
前記防草シートが、前記構造物に隣接する地表にアンカーピン等の固定具によって固定された帯状の固定用シートの上面から前記構造物の上面に延伸して接着、あるいは溶着されてなることを特徴とする前項(1)〜(3)のいずれか1項に記載の地表の防草構造。
(5)前記帯状の固定用シート及び防草シートが、アスファルト、改質アスファルト、合成樹脂、紙、不織布、織布、又は編み布のいずれか、あるいはそれらから選ばれた複数の材料の組み合わせでなることを特徴とする前項(1)〜(4)のいずれか1項に記載の地表の防草構造。
(6)地表に雑草等の植物が繁茂するのを防草シートを敷設して防止する地表への防草シートの施工方法であって、
防草シートが、その左右両長辺縁部に接着あるいは溶着などの手段によって一体化された左右二つの帯状の固定用シートを介して、固定具により地表を覆うように前記防草シートを敷設することを特徴とする地表への防草シートの施工方法。
(7)前記帯状の固定用シートを、その上に、該帯状の固定シートの長さ方向に沿って載置された長尺の棒状体又は板状体を複数のアンカーピン等の固定具によって地表に固定することを特徴とする前項(6)に記載の地表への防草シートの施工方法。
(8)前記帯状の固定用シートを、該棒状体又は板状体を包み込むように折り返し、重なり合った部分を接着し、前記接着によって前記帯状の固定用シートの上面となった部分に、前記防草シートの縁部裏面を接着あるいは溶着等の手段によって一体化することを特徴とする前項(7)に記載の地表への防草シートの施工方法。
(9)隣接してU字溝やコンクリートブロックの側溝などの構造物が配設された地表における地表への防草シートの施工方法であって、
前記防草シートを、前記構造物に隣接する地表にアンカーピン等の固定具によって固定された帯状の固定用シートの上面から前記構造物の上面にまで延伸して接着、あるいは溶着することを特徴とする前項(6)〜(8)のいずれか1項に記載の地表への防草シートの施工方法。
(10)アスファルト、改質アスファルト、合成樹脂、紙、不織布、織布、又は編み布のいずれか1種、あるいはそれらから選ばれた複数の材料の組み合わせで形成された前記帯状の固定用シートと防草シートとから、防草シートを敷設する地表の地質、環境、施工の容易さ等の条件を勘案して選択、使用されてなることを特徴とする前項(6)〜(9)のいずれか1項に記載の地表への防草シートの施工方法。
本発明により次のような効果が発揮される。
〈1〉アンカーピンや釘等の固定具を防草シートの上から地表に打ち込まない防草構造としたため該防草シートに穴が穿たれず、雑草が発芽育成する隙間が全く形成されないので、防草シートで覆う地表表面の完全な防草が達成できる。
〈2〉防草シートが、従来はアンカーピン、釘等で点状に地表に固定されていたが、本発明では、帯状の固定用シートが棒状体又は板状体で線状に又は長尺の面状に地表に固定されているため、防草シートの下に風が吹き込み難く、従来の防草構造に比べて耐風力性が格段に向上し、強風によって防草シートが浮き上がるおそれがなくなる。
〈3〉長尺な部材を使用することにより、道路の路肩沿いの細長い地表に効率よく防草構造が構築できる。
〈4〉隣接してU字溝やコンクリートブロックの側溝などの構造物が配設された地表においても、防草シートをU字溝やコンクリートブロックの側溝などの構造物の天端部まで延伸して接着又は溶着できるので、該U字溝やコンクリートブロックの側溝などの構造物にアンカーピンや釘等の固定具を打ち込む必要がなく、これら構造物を損傷させず、また固定具を取り付けるための施す加工を行う必要もないので、このような場所での防草構造が容易かつ廉価に施工できる。
〈5〉防草シートと帯状の固定用シートとを溶着可能な同質材料で構成することにより両者が完全に一体化されるので、経時変化が少なく、層間剥離が起こり難く、耐久性に優れた防草構造が構築できる。
〈6〉防草シートにアンカーピンや釘等の固定具を打ち込まないため、固定具によって開けられた穴から発生していた引き裂き、亀裂が生ぜず、前記防草シートの耐久性が高められ、ひいては長期にわたって防草効果を保持することができる。
〈7〉アスファルト製品からなる防草シートと帯状の固定用シートを使用することにより、遮光、防水、発芽突き抜け防止に優れた防草構造が構築できる。
本発明を実施するための最良の形態について、図に基づいて説明する。
図1は本発明の防草構造の平面図及び断面図、図2は本発明の地表への防草シートの施工方法の説明図、図3はU字溝やコンクリートブロックの側溝などの天端部にまで防草シートを延伸して貼着した防草構造の説明斜視図、図4は舗装道路のアスファルトコンクリート基層にまで防草シートを延伸して貼着した防草構造の説明斜視図、図5はガードレール柱への対応方法の説明図である。
図において1は防草構造を施した地表、2は防草シート、2a、2bは防草シートの左右長辺縁部、3は帯状の固定用シート(以下固定用シートと略記する)、3aは折り返して下側になった固定用シート部分、3bは折り返して上側となった固定用シート部分、4は長尺の棒状体又は板状体、5は固定具であり、6はU字溝やコンクリートブロックの側溝、7はアスファルトコンクリート基層、8は接着剤層、9はジョイントテープ、10はガードレール柱、11はガスバーナー、Gは地表を示す。
本発明の防草構造は、図1(a)の平面図、(b)のA−A断面図に示すように、防草処理を施そうとする地表Gを覆うように敷設される防草シート2を、地表Gに固定され前記防草シート2の左右両長辺縁部2a、2bと接着や溶着などの手段によって一体化される固定用シート3によって地表Gに固定されることを特徴とするものである。
すなわち、本発明の防草構造は、地表面に展開された前記固定用シート3の上に該固定シート3の長さ方向に沿って長尺の棒状体又は板状体4を載置し、前記長尺の棒状体又は板状体4を複数の固定具5によって地表Gに固定して前記固定用シート3を地表Gに押し付けて固定し[図2(a)参照]、そして前記固定シート3を前記棒状体又は板状体4を包み込むようにして折り返した後、上下に重なり合った部分(下側部分3a、上側部分3b)を接着し[図2(b)参照]、さらに前記固定用シートの上側部分3bの上面に前記防草シート2の長辺縁部2a又は2bの裏面を接着あるいは溶着等の手段によって一体化する[図2(c)参照]施工方法により形成される。
したがって、前記防草シート2にアンカーピンや釘などの固定具5を直接打ち込まず防草シート2に穴が開かないので、穴の隙間から雑草が繁殖することがなく、優れた防草効果をもたらすとともに、前記長尺の棒状体又は板状体4及び固定具5が前記固定用シート3の内側に収容され、外部に露出されないので、腐食のおそれがなく、耐久性に富んだ防草構造を提供することができる。
図3に示すように、防草シートを敷設しようとする地表に隣接してU字溝やコンクリートブロックの側溝6などの構造物が存在する場合には、U字溝やコンクリートブロックの側溝6などの構造体に隣接して固定用シート3を配設し、防草シート2を前記固定用シート3に接着又は溶着するとともに前記防草シート2の端部2a又は2bを前記構造体の天端部まで延長して該構造体の天端部に接着又は溶着することが好ましい。なお、前記構造物の天端部が幅広で、接着又は溶着した防草シート2が確実に保持され、剥離のおそれがない場合には前記構造物に隣接して配置する固定用シートを省略することがあってもよい。
本発明に使用される防草シート2には、雑草等の植物の発芽、繁殖を抑制する遮光性、発芽した植物が貫通しない強度、そして土壌の保全という特性を持つアスファルト、合成樹脂、紙、不織布、織布、又は編み布のいずれか、あるいはそれらから選ばれた複数の材料の組み合わせで作られたものが使用される。
例えば、アスファルトシートとしては、アスファルトルーフィングや、改質アスファルトシート、具体的には、商品名「カスタム防草シート」(改質アスファルトシート、日新工業株式会社製)があり、また、アスファルト層と不織布、編み布又は織布との積層複合体や、不織布と塩化ビニル製のシートの積層複合体も有用である。
合成樹脂製のシートとしては、塩化ビニル製シート、商品名「メカファイン」(日新工業株式会社製)や、エチレンプロピレンゴムとブチルゴムを主原料とする加硫ゴム系シート、等を挙げることができる。
更に具体的には、例えば、厚さ3.5mm、幅1.1m、長さ10mの改質アスファルトシート(商品名「カスタム防草シート」日新工業株式会社製)が好適に使用されるが、防草処理を施す地表面の面積、形状等に応じてこれらの複数が連続して、また、加工して使用される。
本発明における固定用シート3の材質としては、防草シート2と容易に一体化されるものであれば特に限定されないが、防草シート2と一体化する観点からは、防草シート2と同じ材料の、アスファルト、改質アスファルト、合成樹脂、紙、不織布、織布、又は編み布のいずれか、あるいはそれらから選ばれた複数の材料の組み合わせで作られたものであることが好ましい。
固定用シート3に載置して前記固定用シートを地表Gに固定するのに使用される長尺の棒状体又は板状体4には、異形鉄筋や鋼板の使用が好ましいが、それらに限られるものでなく、防草シート2の下に吹き込む風の風圧や固定用シート3の上から加わる圧力に耐えられる形状や材料であればよく、形状としては丸棒、角柱などの中実棒、円筒、多角筒などの中空棒、細長い板など、また材料としては鉄、鋼、アルミニウムなどの金属、合成樹脂、木材が使用でき、その長さは固定用シート3とほぼ同じであることが好ましい。
また固定具5も特に限定されるものではないが、L字型のアンカーピンや釘、U字又はV字型の金具などの使用が挙げられる。
また、前記長尺の棒状体又は板状体4と固定具5とを一体化した固定用部材、例えば長い鋼製の棒状体に一定間隔を開けて地表Gに打ち込むアンカーピンを複数本設けた鋤状の部材や、比較的長い棒状体の中央部に打ち込み用のアンカーピン1本を設けたT字状の部材なども有用である。
本発明の地表への防草シートの施工方法については、前記防草構造の説明の中でも触れているが、改めて図2〜5に基づいて詳述する。なお、防草シート2、固定用シート3、長尺の棒状体又は板状体4,及び固定具5の材料、形状については、特に記述しない限り任意に選択使用できるものとする。
本発明の地表への防草シートの施工方法は、次の手順で行われる。
1.防草処理を施す境界線等の所定の地表Gの2箇所に敷設する防草シート2の幅に相当する間隔を保って長尺帯状の固定用シート3を展開し、各固定用シート3の上に長尺の棒状体又は板状体4を、前記固定用シート3の長さ方向の中心線に沿って配置する[図2(a)参照]。
2.長尺の棒状体又は板状体4を、固定具5の地表Gへの打ち込みによって固定し、前記長尺の棒状体又は板状体4の下に展開された固定用シート3を地表Gに押し付けて固定する[図2(a)参照]。
固定具5としては、長尺の棒状体又は板状体4とその下に展開された固定用シート3の両者を地表Gにしっかり固定することができるものであれば何ら限定されないが、例えば、L字型のアンカーピンを上方から固定用シート3を通して地面に打ち込み、該L字型のアンカーピンの頭部で長尺の棒状体又は板状体4を押さえる方法などが挙げられる。
3.前記固定用シート3を長尺の棒状体又は板状体4に沿って折り返し、折り返したことによって上下に重なり合った固定用シート3の部分(下側となった部分3a、上側となった部分3b)を接着して一体化することにより、前記長尺の棒状体又は板状体4と固定具5の頭部を固定用シート3の内側に収納する[図2(b)参照]。
固定用シート3を折り曲げて上下に重なり合う部分を相互に接合して一体化することにより、強固な固定用シート3が形成され、防草シートの地表Gへの固定を確実なものとすることができる。例えば、厚さ3.5mm、幅20cm、長さ10mの固定用シート3を使用すると、厚さ約7mm、幅約10cm、長さ10mの固定用シート3が地表Gに配設、固定されることになる。
なお、折り返されて上下に重なり合った固定用シート3の下側部分3aと上側部分3bとの一体化には、接着剤や加熱融着が使用されるが、アスファルト、改質アスファルト、合成樹脂等の熱溶融性物質が使用されていると、加熱融着が好適である。また、常温粘着性接着剤、熱溶融性接着剤を使用してもよい。
4.前記固定用シート3の上側の部分3bの表面に防草シート2の縁部2a又は2bを接着又は溶着する[図2(c)参照]。
両シートの材料としてアスファルト、改質アスファルト、合成樹脂等の熱溶融性の物質が使用されていると、現場で両者をガスバーナー等で加熱溶融して一体化することが容易であり、かつ長期間経過してもシート間の剥離が起こり難く、耐久性のある防草構造が構築できる。
防草シート2と固定用シート3との一体化には、その材質に応じて接着剤が適宜選択使用される。例えば、常温粘着性の接着剤を用いると、加熱することなく常温下での防草シート2と固定用シート3との一体化が実現できる。この場合、常温粘着性の接着剤層8を前記固定用シート3の上側の部分3bの表面側に予め設け、その面を剥離シートで保護しておくことが好ましい。また、同様の箇所に、熱溶融接着剤層8を設けることにより、加熱により両者を一体化することも可能となる。
本発明の防草構造は、通常、防草処理を施す地表の領域と施さない領域の境界、又は2枚の防草シート2、2の繋ぎ目となる場所に固定用シート3、3を配設して固定し、その各固定用シート3、3を折り返して接着したとき上側になった部分3bの表面に防草シート2の縁部2a、2bの裏面を接着又は溶着などの手段によって一体化して形成される。したがって、防草シート2は、少なくともその左右両長辺縁部2a、2bが一つの固定用シート3と連続した面で接合されており、これによって防草すべき地表Gの全面を覆って優れた防草効果を発揮している。
その実施例として、道路の水平な路肩部分とそれに続く法面の一部表面に、上記防草シート2及び固定シート3を使用して防草構造を構築する場合を以下に記す。
本実施例では、防草シート2として厚さ3.5mm、幅1.1m、長さ10mの改質アスファルトシート、(商品名「カスタム防草シート」日新工業株式会社製)を、固定用シート3として厚さ3.5mm、幅200mm、長さ10mの改質アスファルトシート(商品名「アンカーシート」日新工業株式会社製)を、そして長尺の棒状体4として外径10mm、長さ5mの異形鉄筋を使用し、固定用具3として外径9mm、水平頭部30mm、長さ300mmのL字型のアンカーピンを使用するものとし、それぞれを下記の手順で地表の防草構造を構築する。
《1》まず改質アスファルトシートでなる長尺帯状の固定用シート3を、その長さ方向の中央線が道路の水平な路肩の道路側端部に合致するように配設するとともに、その中央線に沿って長尺の棒状体4としての異形鉄筋を載置する。
《2》次いで、固定具5としてのL字型のアンカーピンを、1m間隔ごとに、上方から改質アスファルトシートを通して地面に打ち込むことにより、異形鉄筋と改質アスファルトシートとを地表Gに固定する[図2(a)参照]。
なお、L字型のアンカーピンとしては、素材が異形棒鋼製のものが好ましく、丸鋼製のものに比べて3〜5倍の引抜抵抗力が得られる。
《3》そして、改質アスファルトシートを、その中心線から異形鉄筋を包み込むようにして折り返し、その接合面をガスバーナー11で加熱して熱溶着させ、異形鉄筋2とL字型のアンカーピンの頭部を改質アスファルトシート内に包み込んで、約10cm幅で長さ10mの地表Gに固定された第1の固定用シート3b(折り返されて上側になった部分を表示するため3bとした)を形成する[図2(b)参照]。
《4》同様にして、道路側の固定用シート3bから1m(防草シート2の幅分)だけ離れた法面上に第2の固定用シート3bを設置する。
《5》こうして道路の路肩に沿って設置された一対の固定用シート3b、3bの表面に防草シート2を載置するとともに、防草シート2と固定用シート3bの接触面をガスバーナー11で加熱することにより両者を溶着させて一体化し防草構造を完成させる[図2(c)参照]。
《6》防草シート2を敷設する必要のある地表Gが防草シート2の長さ10mより長い場合には、10mの長さの防草シート2を連続して敷設し、防草が必要な領域すべてに防草シート2を敷設する。
また本発明の防草構造の他の実施例として、厚さ1.5mm、幅1.83m、長さ10mの塩化ビニル製の防草用シート2(商品名「メカファイン」日新工業株式会社製)を、厚さ1.5mm、幅220mm、長さ10mの塩化ビニル製の固定用シート3b(商品名「メカファイン」日新工業株式会社製)に溶着して一体化した以外は、実施例1と同じ施工方法で形成した。
防草構造を施そうとする地表の地面Gがその一端にU字溝やコンクリートブロックの側溝6を備えたり、アスファルトで舗装された道路が走ったり、あるいは建築物の壁等といった構造物が存在したりする場合がある。このような場合、これら側溝6、アスファルト道路、建築物の壁などの構造物に接して固定用シート3を設けると、前記構造物と固定用シート3との間に僅かな隙間が形成され、この隙間から雑草が生育する可能性がある。
このような場合、例えば側溝6に隣接する地表Gに防草シート2を敷設するには、図3に示すように、
《1》側溝6の外側に沿わせて、第1の固定用シート3bを、実施例1の《1》〜《3》と同じ手段によって設置する。
《2》次いで第2の固定用シート3bを防草シート2の幅より僅かに狭い間隔を保って設置する。
《3》その後防草シート2を前記第1、第2の固定用シート3b、3b上に、固定用シート3b、3b間の間隔が防草シート2の幅より狭いために余剰となった防草シート2の縁部(図では2a)を側溝6側にはみ出させて載置する。
《4》そして前記側溝6の天端部にゴムアスファルトプライマー(カスタムプライマーE、日新工業株式会社製)などの接着剤を塗布して接着剤層8を形成する。
《5》次いで、防草シート2の縁部2aと側溝6の天端部に形成された接着剤層8のゴムアスファルトプライマー、及び固定用シート3bをガスバーナー11により加熱して溶融接着し、防草シート2の左右両縁部2a、2bを前記第1、第2固定用シート3b、3b、及び側溝6の天端部とを一体化して前記固定用シート3bと側溝6との間の僅かな隙間を防草シート2の縁部2aで覆う。
これによって固定用シート3bと側溝6との間に生じる隙間から植物が繁殖する余地をなくし、優れた防草効果を発揮する。
なお側溝6などの構造物の天端部が幅広であって、そこに貼着した防草シート2の縁部2aが剥離するおそれのない場合には、構造物に接して配設する固定用シート3を省いて、防草シート2の縁部2aを構造体の天端部にのみ貼着しておくことであってもよい。
図4に示すように、舗装道路の路肩と法面に存在する地表Gに防草シート2を敷設する際には、舗装道路のコンクリート基層7に防草シート2の縁部2aを直接貼着して一体化することができる。前記コンクリート基層7の表面に接着剤を塗布した接着剤層8やジョイントテープ9を設け、この接着剤層8やジョイントテープ9に防草テープ2の縁部2aを貼着して前記路肩や法面に存在する地表Gを覆う。
コンクリート基層7にガードレール柱10等が存在し、防草シート2の敷設が困難なときには、図5に示すように、防草シート2に切込みを入れ、その切込み部分によってガードレール柱10の周囲を覆い、該切込み部分は、先に設けられている接着剤層8やジョイントテープ9に貼着して接合する。
上述のような地表への防草シートの施工方法により、防草シート2の敷設に障害となる構造物を有する道路の路肩や法面にも、優れた性能を発揮する防草構造を簡便に施工することが可能となる。
上記実施例1〜4では使用する長尺の棒状体又は板状体を異形鉄筋としたが、他の実施例としては、50cm間隔ごとにL字型のアンカーピンを打ち込むための孔を有し、厚さ2mm、幅30mm、長さ5mの亜鉛鋼板の使用も考えられる。
本発明は、地表Gに雑草等の植物が繁茂することを防止するための防草構造及び同防草構造の施工するための施工方法に係り、特に、地表に固定して設置された固定用シート、及び防草処理される所定の地表Gを覆うように敷設され、その縁部が該帯状シートと一体化された防草シートからなる防草構造及び防草用シートの施工方法に関するものである。
一般に、雑草の繁殖力は強く、スギナ、ススキ、ヨモギ等はアスファルト舗装さえも突き抜ける生命力を有している。こうした雑草はどんな場所にも繁殖し、その除去には経済的負担が増加しているところである。例えば、中小河川の堤防斜面、刈り取りづらい急傾斜地、立ち入りが危険な高速道路の路肩、近隣に迷惑をかけている公有地、私有地等の雑草は環境衛生上にも問題視され、簡便で、安全な防草処理技術の開発が望まれている。本発明は、こうした要望に答える、新しい防草技術を提供するものであり、特に、道路、軌道の路肩、法面等で帯状に伸びる地表Gの防草処理を行うのに適した技術を提供するものとして有用である。
本発明の防草構造の平面図及び断面図 本発明の地表への防草シートの施工方法の説明図、 U字溝やコンクリートブロックの側溝の天端部にまで防草シートを延伸して貼着した防草構造の説明斜視図 舗装道路のアスファルトコンクリート基層にまで防草シートを延伸して貼着した防草構造の説明斜視図 ガードレール柱への対応方法の説明図
符号の説明
1:防草構造を施した地表
2:防草シート
2a、2b:防草シートの左右長辺縁部
3:固定用シート
3a:折り返して下側になった固定用シート部分
3b:折り返して上側となった固定用シート部分
4:長尺の棒状体又は板状体
5:固定具
6:側溝
7:アスファルトコンクリート基層
8:接着剤層
9:ジョイントテープ
10:ガードレール柱
11:ガスバーナー
G:地表

Claims (10)

  1. 地表に雑草等の植物が繁茂するのを防草シートを敷設して防止する地表の防草構造において、
    防草シートが、その左右両長辺縁部に、接着あるいは溶着などの手段によって一体化された左右二つの帯状の固定用シートを介して固定具により地表に固定されてなることを特徴とする地表の防草構造。
  2. 前記帯状の固定用シートが、その上に該帯状の固定用シートの長さ方向に沿って載置された長尺の棒状体又は板状体を複数のアンカーピン等の固定具によって地表に固定されてなることを特徴とする請求項1に記載の地表の防草構造。
  3. 前記帯状の固定用シートが該棒状体又は板状体を包み込むように折り返され、重なり合った部分が接着されてなり、前記接着によって前記帯状の固定用シートの上面となった部分に、前記防草シートの縁部裏面が接着あるいは溶着等の手段によって一体化されてなることを特徴とする請求項2に記載の地表の防草構造。
  4. 隣接してU字溝やコンクリートブロックの側溝などの構造物が配設された地表における防草構造であって、
    前記防草シートが、前記構造物に隣接する地表にアンカーピン等の固定具によって固定された帯状の固定用シートの上面から前記構造物の上面に延伸して接着、あるいは溶着されてなることを特徴とする地表の防草構造。
  5. 前記帯状の固定用シート及び防草シートが、アスファルト、改質アスファルト、合成樹脂、紙、不織布、織布、又は編み布のいずれか、あるいはそれらから選ばれた複数の材料の組み合わせでなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の地表の防草構造。
  6. 地表に雑草等の植物が繁茂するのを防草シートを敷設して防止する地表への防草シートの施工方法であって、
    防草シートが、その左右両長辺縁部に接着あるいは溶着などの手段によって一体化された左右二つの帯状の固定用シートを介して、固定具により地表を覆うように前記防草シートを敷設することを特徴とする地表への防草シートの施工方法。
  7. 前記帯状の固定用シートを、その上に、該帯状の固定用シートの長さ方向に沿って載置された長尺の棒状体又は板状体を複数のアンカーピン等の固定具によって地表に固定することを特徴とする請求項6に記載の地表への防草シートの施工方法。
  8. 前記帯状の固定用シートを、該棒状体又は板状体を包み込むように折り返し、重なり合った部分を接着し、前記接着によって前記帯状の固定用シートの上面となった部分に、前記防草シートの縁部裏面を接着あるいは溶着等の手段によって一体化することを特徴とする請求項7に記載の地表への防草シートの施工方法。
  9. 隣接してU字溝やコンクリートブロックの側溝などの構造物が配設された地表における地表への防草シートの施工方法であって、
    前記防草シートを、前記構造物に隣接する地表にアンカーピン等の固定具によって固定された帯状の固定用シートの上面から前記構造物の上面にまで延伸して接着、あるいは溶着することを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の地表への防草シートの施工方法。
  10. アスファルト、改質アスファルト、合成樹脂、紙、不織布、織布、又は編み布のいずれか1種、あるいはそれらから選ばれた複数の材料の組み合わせで形成された前記帯状の固定用シートと防草シートとから、防草シートを敷設する地表の地質、環境、施工の容易さ等の条件を勘案して選択、使用されてなることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の地表への防草シートの施工方法。
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