JP3013304B1 - 法面等への雑草制御マット固定用ブロック - Google Patents
法面等への雑草制御マット固定用ブロックInfo
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- JP3013304B1 JP3013304B1 JP28919098A JP28919098A JP3013304B1 JP 3013304 B1 JP3013304 B1 JP 3013304B1 JP 28919098 A JP28919098 A JP 28919098A JP 28919098 A JP28919098 A JP 28919098A JP 3013304 B1 JP3013304 B1 JP 3013304B1
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Abstract
【要約】
【課題】 法面等に雑草制御マットを耐久性及び耐候性
を確保しながら簡易に敷設すること。 【解決手段】 薄板状のゴムマットの周辺に固定金具連
結用の連結部を設けた雑草制御マットを法面等に敷設す
るに際し、敷設の開始地点となる路肩や終了地点となる
法尻においては、マットの連結部に連結した固定金具
を、地中に埋設したブロックに固定するようにし、敷設
の中間地点となる法面中間や小段部と法面上段の接続箇
所においては、上下方向に位置するそれぞれのマットの
連結部に連結した固定金具を、埋設したブロックの両側
にそれぞれ固定するようにし、法肩や小段部と法面下段
の接続箇所においては、上下方向に相隣接するマットの
連結部を連結金具で隙間ができないように連結するとと
もに、敷設するマットが法面や路肩等に密着するように
連結箇所において角度を調節するようにした。
を確保しながら簡易に敷設すること。 【解決手段】 薄板状のゴムマットの周辺に固定金具連
結用の連結部を設けた雑草制御マットを法面等に敷設す
るに際し、敷設の開始地点となる路肩や終了地点となる
法尻においては、マットの連結部に連結した固定金具
を、地中に埋設したブロックに固定するようにし、敷設
の中間地点となる法面中間や小段部と法面上段の接続箇
所においては、上下方向に位置するそれぞれのマットの
連結部に連結した固定金具を、埋設したブロックの両側
にそれぞれ固定するようにし、法肩や小段部と法面下段
の接続箇所においては、上下方向に相隣接するマットの
連結部を連結金具で隙間ができないように連結するとと
もに、敷設するマットが法面や路肩等に密着するように
連結箇所において角度を調節するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は法面等の外的条件
による浸食や風化を防止するために敷設する雑草制御マ
ットの敷設に特に適する機能を有する形状とした法面等
への雑草制御ット固定用ブロックに関するものである。
による浸食や風化を防止するために敷設する雑草制御マ
ットの敷設に特に適する機能を有する形状とした法面等
への雑草制御ット固定用ブロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】舗装道路では、その機能及び路盤等への
保全を考慮して、路面高が定められている。農道の場
合、基幹農道および幹線農道のように直接ほ場への出
入り機能を必要としない農道では、近接する水面の最高
位より50cm程度以上とされ、支線農道以下の農道
のように農作業機械の出入りを考慮する場合には、水田
地域では水田より30cm以上とされている。また、一
般道路では1m〜1.5m程度とされている。
保全を考慮して、路面高が定められている。農道の場
合、基幹農道および幹線農道のように直接ほ場への出
入り機能を必要としない農道では、近接する水面の最高
位より50cm程度以上とされ、支線農道以下の農道
のように農作業機械の出入りを考慮する場合には、水田
地域では水田より30cm以上とされている。また、一
般道路では1m〜1.5m程度とされている。
【0003】法面は、この路面高の設定及び軟弱な地盤
上に道路を設置する場合に行われる盛土、あるいは地山
等の切土によって形成される斜面部分をさすが、外的条
件による法面の浸食や風化を防止するため、植生や構造
物で法面を被覆したり土留め構造物により安定を図る法
面保護工が適用されている。なお、本発明で言うところ
の法面等は、後述するようにこのような本来的な箇所に
限定されるものではない。
上に道路を設置する場合に行われる盛土、あるいは地山
等の切土によって形成される斜面部分をさすが、外的条
件による法面の浸食や風化を防止するため、植生や構造
物で法面を被覆したり土留め構造物により安定を図る法
面保護工が適用されている。なお、本発明で言うところ
の法面等は、後述するようにこのような本来的な箇所に
限定されるものではない。
【0004】従来行われている法面保護工としては、
芝等による植生工、ブロック張工、モルタル・コン
クリート吹付工などがある。また、適当な大きさのビニ
ールシートを法面に敷いて端部に適当な重し等を載せて
簡易に固定したような方法も行われている。
芝等による植生工、ブロック張工、モルタル・コン
クリート吹付工などがある。また、適当な大きさのビニ
ールシートを法面に敷いて端部に適当な重し等を載せて
簡易に固定したような方法も行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記各種保護工のう
ち、の芝等による植生工は定期的に雑草を取ったり芝
を刈ったりする必要があり、維持管理が面倒である。ま
た、のブロック張工やのモルタル・コンクリート吹
付工は永久的な対策工としては有効であるが、工事が大
規模となり農道や一般道路の法面のような小さい場所に
は不向きである。
ち、の芝等による植生工は定期的に雑草を取ったり芝
を刈ったりする必要があり、維持管理が面倒である。ま
た、のブロック張工やのモルタル・コンクリート吹
付工は永久的な対策工としては有効であるが、工事が大
規模となり農道や一般道路の法面のような小さい場所に
は不向きである。
【0006】ビニールシートで法面を覆う方法は工事も
簡単であり、また雑草の生育を防ぐ効果や法面の浸食・
風化防止についても短期的には効果があるが、工事が簡
単な反面耐久性に欠け、また強度的にも弱いので大雨や
強風等によりビニールシートが破損したり飛散する欠点
がある。
簡単であり、また雑草の生育を防ぐ効果や法面の浸食・
風化防止についても短期的には効果があるが、工事が簡
単な反面耐久性に欠け、また強度的にも弱いので大雨や
強風等によりビニールシートが破損したり飛散する欠点
がある。
【0007】したがって農道や一般道路のような大規模
工事が困難、あるいは工事費用に限度があるような法面
を保護するためには、ゴムマットのように、ビニールシ
ートに比べ耐久性を有する資材により法面を被覆して雑
草の生育を制御して保護することが有効である。そし
て、敷設工事を簡易化するとともに敷設面が十分な耐久
性や耐候性を確保できるようにするためには、それに適
したゴムマットやブロック等の資材を使用する必要があ
る。
工事が困難、あるいは工事費用に限度があるような法面
を保護するためには、ゴムマットのように、ビニールシ
ートに比べ耐久性を有する資材により法面を被覆して雑
草の生育を制御して保護することが有効である。そし
て、敷設工事を簡易化するとともに敷設面が十分な耐久
性や耐候性を確保できるようにするためには、それに適
したゴムマットやブロック等の資材を使用する必要があ
る。
【0008】前記マットとしては、例えば遮光性を有す
るゴム製やビニール製等の高分子化合物製の正方形又は
長方形の薄板状のマットの周辺に固定金具連結用の連結
部を所望間隔で設けたもの(図1、図4参照)が考えら
れる。
るゴム製やビニール製等の高分子化合物製の正方形又は
長方形の薄板状のマットの周辺に固定金具連結用の連結
部を所望間隔で設けたもの(図1、図4参照)が考えら
れる。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明に係
る法面等への雑草制御マット固定用ブロックは、前記の
課題を解決するために、前記マットの法面等への固定を
考慮し、直方体形状ブロックの対向する二面のうち、一
方の面は両側に雑草制御マットの周辺部が係止される段
付部を形成し、他方の面は片側に雑草制御マットの周辺
部が係止される段付部を形成するとともに、この対向す
る二面を連通するように固定金具固定用のボルトを通す
ためのボルト孔を所望間隔で形成したものである。
る法面等への雑草制御マット固定用ブロックは、前記の
課題を解決するために、前記マットの法面等への固定を
考慮し、直方体形状ブロックの対向する二面のうち、一
方の面は両側に雑草制御マットの周辺部が係止される段
付部を形成し、他方の面は片側に雑草制御マットの周辺
部が係止される段付部を形成するとともに、この対向す
る二面を連通するように固定金具固定用のボルトを通す
ためのボルト孔を所望間隔で形成したものである。
【0010】
【発明の実施の態様】次に、この発明に係る法面等への
雑草制御マット固定用ブロック一実施例を図面に基づい
て説明するが、説明の便宜上、まず、本発明で使用する
雑草制御マットを図1〜図8に基づいて説明し、次いで
本発明に係る雑草制御マット固定用ブロックを図9〜図
12に基づいて説明し、最後にこれらを使用して本発明
に係る雑草制御マットの敷設方法を図13〜図26に基
づいて説明する。
雑草制御マット固定用ブロック一実施例を図面に基づい
て説明するが、説明の便宜上、まず、本発明で使用する
雑草制御マットを図1〜図8に基づいて説明し、次いで
本発明に係る雑草制御マット固定用ブロックを図9〜図
12に基づいて説明し、最後にこれらを使用して本発明
に係る雑草制御マットの敷設方法を図13〜図26に基
づいて説明する。
【0011】まず、1は薄板状の雑草制御マットであ
り、雑草の生育を防止するために遮光性を有していると
ともに必要な耐久性を有していればゴム製やビニール製
等の各種高分子化合物製のものが使用できる。なお、必
要な強度をもたせるために例えばゴム製であれば厚さを
3mm〜10mm程度として繊維や金属線等の補強材を
入れて成形しておくことが望ましい。また、法面の形状
に合わして敷設できるようにするためにある程度の柔軟
性を有していることが望ましい。雑草制御マット1は敷
設の容易化を図るために正方形や長方形とし、一辺を5
0cm〜1mにしておくと取扱が容易になる。また、敷
設場所に合わして予め適当な大きさや形状としてもよ
い。
り、雑草の生育を防止するために遮光性を有していると
ともに必要な耐久性を有していればゴム製やビニール製
等の各種高分子化合物製のものが使用できる。なお、必
要な強度をもたせるために例えばゴム製であれば厚さを
3mm〜10mm程度として繊維や金属線等の補強材を
入れて成形しておくことが望ましい。また、法面の形状
に合わして敷設できるようにするためにある程度の柔軟
性を有していることが望ましい。雑草制御マット1は敷
設の容易化を図るために正方形や長方形とし、一辺を5
0cm〜1mにしておくと取扱が容易になる。また、敷
設場所に合わして予め適当な大きさや形状としてもよ
い。
【0012】雑草制御マット1の周辺部2には後述する
固定金具3(シングル固定金具28,ダブル固定金具2
9)連結用の連結部4を所望間隔で設ける。連結部4は
例えば、図1〜図3に示すように周辺部2を内径1cm
の袋状に形成して金属棒挿通部5とするとともに、所望
間隔(例えば一辺が1mであれば25cm間隔)で幅5
cmの凹部6を形成し、金属棒挿通部5に後述するよう
に直径1cmの金属棒7等(例えばステンレスパイプや
ステンレス棒)を挿通してこの凹部6と金属棒7により
連結部4を形成するようにする。
固定金具3(シングル固定金具28,ダブル固定金具2
9)連結用の連結部4を所望間隔で設ける。連結部4は
例えば、図1〜図3に示すように周辺部2を内径1cm
の袋状に形成して金属棒挿通部5とするとともに、所望
間隔(例えば一辺が1mであれば25cm間隔)で幅5
cmの凹部6を形成し、金属棒挿通部5に後述するよう
に直径1cmの金属棒7等(例えばステンレスパイプや
ステンレス棒)を挿通してこの凹部6と金属棒7により
連結部4を形成するようにする。
【0013】あるいは、連結部4は図4〜図6に示すよ
うに、雑草制御マット1の周辺部2の近傍に所望間隔で
小さな長方形の透孔8を形成して連結部4としてもよ
い。このような構造にした場合には、連結部4等に必要
な強度をもたせるために周辺部2等を適当に補強してお
く。
うに、雑草制御マット1の周辺部2の近傍に所望間隔で
小さな長方形の透孔8を形成して連結部4としてもよ
い。このような構造にした場合には、連結部4等に必要
な強度をもたせるために周辺部2等を適当に補強してお
く。
【0014】また、雑草制御マット1は図7に示すよう
に、美観やその他の機能のために表面に凹凸9等を形成
してもよく、また雑草制御の機能を損なわない範囲で適
当な色彩や模様等を付してもよい。図8は散策快適マッ
トとも称される歩行に適するように二重構造にした例を
示すものであり、上面は厚さ3mm程度の排水性マット
10とし、下面は通常のゴム製マット11とするが、必
要により排水孔12を形成しておいてもよい。このよう
なものも本発明で言うところの雑草制御マットに含まれ
る。
に、美観やその他の機能のために表面に凹凸9等を形成
してもよく、また雑草制御の機能を損なわない範囲で適
当な色彩や模様等を付してもよい。図8は散策快適マッ
トとも称される歩行に適するように二重構造にした例を
示すものであり、上面は厚さ3mm程度の排水性マット
10とし、下面は通常のゴム製マット11とするが、必
要により排水孔12を形成しておいてもよい。このよう
なものも本発明で言うところの雑草制御マットに含まれ
る。
【0015】次に本発明に係る雑草制御マット固定用ブ
ロックを図9〜図12に基づいて説明すると、雑草制御
マット固定用ブロック13は図示したように一方の面A
には両側に、他方の面Bには一方側に雑草制御マット1
の周辺部2が係止される断面L字形の段付部14が形成
してある。また、前記両面にはそれぞれ雑草制御マット
1の連結部4の間隔に合わして前記固定金具3の係合用
溝15が形成してあるとともに、この係合用溝15の中
央部にはこのA面とB面の両面を連通するように、固定
金具3固定用のボルトを通すためのボルト孔17が形成
してあり、ボルト孔17の中間位置にはボルトと螺合す
るナット18が配設してある。
ロックを図9〜図12に基づいて説明すると、雑草制御
マット固定用ブロック13は図示したように一方の面A
には両側に、他方の面Bには一方側に雑草制御マット1
の周辺部2が係止される断面L字形の段付部14が形成
してある。また、前記両面にはそれぞれ雑草制御マット
1の連結部4の間隔に合わして前記固定金具3の係合用
溝15が形成してあるとともに、この係合用溝15の中
央部にはこのA面とB面の両面を連通するように、固定
金具3固定用のボルトを通すためのボルト孔17が形成
してあり、ボルト孔17の中間位置にはボルトと螺合す
るナット18が配設してある。
【0016】雑草制御マット固定用ブロック13の左右
方向には図10に示すように相隣接するブロックが相互
にしっかり固定されるように、係合凸部19と係合凹部
20がそれぞれ形成してある。なお、使用するボルトの
長さによってはナット18はなくてもよく、ボルトの代
わりに木ネジのようなものを使用して固定金具3を雑草
制御マット固定用ブロック13に固定する場合には、ボ
ルト孔17を形成しなくてもよい。
方向には図10に示すように相隣接するブロックが相互
にしっかり固定されるように、係合凸部19と係合凹部
20がそれぞれ形成してある。なお、使用するボルトの
長さによってはナット18はなくてもよく、ボルトの代
わりに木ネジのようなものを使用して固定金具3を雑草
制御マット固定用ブロック13に固定する場合には、ボ
ルト孔17を形成しなくてもよい。
【0017】なお、雑草制御マット固定用ブロック13
は通常のコンクリート製でもよいが、設置場所での人力
による作業を容易にするためには、軽量ブロックとする
ことが望ましく、そのためには例えば骨材として焼却灰
や廃プラスチックを利用したり発泡コンクリートとして
もよい。ちなみに図示した例で雑草制御マット固定用ブ
ロック13の大きさを50cm×24cm×10cmと
すると、通常のコンクリートブロックでは約28kgで
あるが、これを汚泥焼却灰を利用して製造すると約13
kgと半分以下の重量とすることができる。なお、この
ように軽量化した場合には、雑草制御マット固定用ブロ
ック13の地中での安定を高めるために、図12(a)
に示すように側面に凹凸部21を形成してもよい。ま
た、廃プラスチックを利用を利用する場合には、原材料
の節約及び地中での安定を高めるために図12(b)に
示すようにブロック中央部を空洞とし、上下の面と左右
の面のそれぞれとこの空洞を連通するボルト孔17を形
成してもよい。
は通常のコンクリート製でもよいが、設置場所での人力
による作業を容易にするためには、軽量ブロックとする
ことが望ましく、そのためには例えば骨材として焼却灰
や廃プラスチックを利用したり発泡コンクリートとして
もよい。ちなみに図示した例で雑草制御マット固定用ブ
ロック13の大きさを50cm×24cm×10cmと
すると、通常のコンクリートブロックでは約28kgで
あるが、これを汚泥焼却灰を利用して製造すると約13
kgと半分以下の重量とすることができる。なお、この
ように軽量化した場合には、雑草制御マット固定用ブロ
ック13の地中での安定を高めるために、図12(a)
に示すように側面に凹凸部21を形成してもよい。ま
た、廃プラスチックを利用を利用する場合には、原材料
の節約及び地中での安定を高めるために図12(b)に
示すようにブロック中央部を空洞とし、上下の面と左右
の面のそれぞれとこの空洞を連通するボルト孔17を形
成してもよい。
【0018】次に、上記した雑草制御マット及び雑草制
御マット固定用ブロックを利用して雑草制御マットの敷
設方法を説明する。まず、法面には大別して図14に示
すような一段だけのものと図15に示すように途中に小
段部を有する形式のものがあるが、本発明で言うところ
の法面等とはこのような典型的な法面だけを指すのでは
なく、図16や図17に示すように各種傾斜面を有する
ところを総称している。なお、説明の便宜のために図1
4と図15の法面について以下説明するが、他の形式の
法面でも同様である。
御マット固定用ブロックを利用して雑草制御マットの敷
設方法を説明する。まず、法面には大別して図14に示
すような一段だけのものと図15に示すように途中に小
段部を有する形式のものがあるが、本発明で言うところ
の法面等とはこのような典型的な法面だけを指すのでは
なく、図16や図17に示すように各種傾斜面を有する
ところを総称している。なお、説明の便宜のために図1
4と図15の法面について以下説明するが、他の形式の
法面でも同様である。
【0019】まず、雑草制御マット1敷設の開始地点と
なる道路の路肩22や終了地点となる法尻23には、雑
草制御マット固定用ブロック13をB面を上にして、段
付部14が法面24側を向くようにしてB面が地表面と
一致する深さに地中に埋設する。
なる道路の路肩22や終了地点となる法尻23には、雑
草制御マット固定用ブロック13をB面を上にして、段
付部14が法面24側を向くようにしてB面が地表面と
一致する深さに地中に埋設する。
【0020】また、図15に示すように雑草制御マット
1敷設の中間地点となる法面24中間や小段部25と法
面上段26の接続箇所には、雑草制御マット固定用ブロ
ック13をA面を上にして、両側の段付部14がそれぞ
れの側を向くようにしてA面が地表面と一致する深さに
地表面に対して垂直となるように地中に埋設する。
1敷設の中間地点となる法面24中間や小段部25と法
面上段26の接続箇所には、雑草制御マット固定用ブロ
ック13をA面を上にして、両側の段付部14がそれぞ
れの側を向くようにしてA面が地表面と一致する深さに
地表面に対して垂直となるように地中に埋設する。
【0021】一方、図1に示す雑草制御マット1の周辺
部2の金属棒挿通部5に金属棒7を通しながら、連結部
4となる凹部6において図18及び図21に示すように
一方にのみリング状の挿通部27を形成してあるシング
ル固定金具28を順次通す。そして、路肩22や法尻2
3に埋設した雑草制御マット固定用ブロック13の段付
部14に雑草制御マット1の周辺部2が当接するように
し、シングル固定金具28を係合用溝15に入れ込み、
シングル固定金具28に形成してあるボルト孔からボル
トを雑草制御マット固定用ブロック13に形成してある
ボルト孔17に挿通し、ナット18と螺合させてシング
ル固定金具28を雑草制御マット固定用ブロック13に
固定する。
部2の金属棒挿通部5に金属棒7を通しながら、連結部
4となる凹部6において図18及び図21に示すように
一方にのみリング状の挿通部27を形成してあるシング
ル固定金具28を順次通す。そして、路肩22や法尻2
3に埋設した雑草制御マット固定用ブロック13の段付
部14に雑草制御マット1の周辺部2が当接するように
し、シングル固定金具28を係合用溝15に入れ込み、
シングル固定金具28に形成してあるボルト孔からボル
トを雑草制御マット固定用ブロック13に形成してある
ボルト孔17に挿通し、ナット18と螺合させてシング
ル固定金具28を雑草制御マット固定用ブロック13に
固定する。
【0022】また、雑草制御マット固定用ブロック13
をA面を上にして両側に段付部14があるようにした位
置では、図19及び図22に示すように雑草制御マット
固定用ブロック13を挟んでその両側に位置することに
なる雑草制御マット1を、連結部4において両側にリン
グ状の挿通部27を形成してあるダブル固定金具29の
それぞれの挿通部27に金属棒7を通して連結し、それ
ぞれの雑草制御マット1の周辺部2がそれぞれ雑草制御
マット固定用ブロック13の段付部14に当接するよう
にし、ダブル固定金具29を係合用溝15に入れ込み、
ダブル固定金具29に形成してあるボルト孔からボルト
を雑草制御マット固定用ブロック13に形成してあるボ
ルト孔17に挿通し、ナット18と螺合させてダブル固
定金具29を雑草制御マット固定用ブロック13に固定
する。なお、ブロックにナット18がない場合には、ボ
ルトが対向面から突き出る長さのものを使用して反対面
においてナットでボルトを締めるようにすればよい。
をA面を上にして両側に段付部14があるようにした位
置では、図19及び図22に示すように雑草制御マット
固定用ブロック13を挟んでその両側に位置することに
なる雑草制御マット1を、連結部4において両側にリン
グ状の挿通部27を形成してあるダブル固定金具29の
それぞれの挿通部27に金属棒7を通して連結し、それ
ぞれの雑草制御マット1の周辺部2がそれぞれ雑草制御
マット固定用ブロック13の段付部14に当接するよう
にし、ダブル固定金具29を係合用溝15に入れ込み、
ダブル固定金具29に形成してあるボルト孔からボルト
を雑草制御マット固定用ブロック13に形成してあるボ
ルト孔17に挿通し、ナット18と螺合させてダブル固
定金具29を雑草制御マット固定用ブロック13に固定
する。なお、ブロックにナット18がない場合には、ボ
ルトが対向面から突き出る長さのものを使用して反対面
においてナットでボルトを締めるようにすればよい。
【0023】一方、雑草制御マット1敷設の中間地点と
なる法肩30や小段部25と法面下段31の接続箇所に
おいては、図20及び図23に示すように上下方向に相
隣接する雑草制御マット1の連結部4において、挿通し
た金属棒7を上下に二つ割れの連結金具32で隙間がで
きないように連結する。そして、敷設する雑草制御マッ
ト1が法面24や路肩22等に密着するように連結箇所
において雑草制御マット1の連結角度を調節する。
なる法肩30や小段部25と法面下段31の接続箇所に
おいては、図20及び図23に示すように上下方向に相
隣接する雑草制御マット1の連結部4において、挿通し
た金属棒7を上下に二つ割れの連結金具32で隙間がで
きないように連結する。そして、敷設する雑草制御マッ
ト1が法面24や路肩22等に密着するように連結箇所
において雑草制御マット1の連結角度を調節する。
【0024】また、雑草制御マット1敷設の左右方向の
接続箇所においては、図13に示すように左右方向に相
隣接する雑草制御マット1の連結部4において、上記と
同様に挿通した金属棒7を上下に二つ割れの連結金具3
2で隙間ができないように連結する。
接続箇所においては、図13に示すように左右方向に相
隣接する雑草制御マット1の連結部4において、上記と
同様に挿通した金属棒7を上下に二つ割れの連結金具3
2で隙間ができないように連結する。
【0025】なお、連結金具32により相隣接する雑草
制御マット1を連結する場合には、法面24等の起伏に
沿って雑草制御マット1が敷設されるようにするため、
金属棒7を短いものを使用して、連結部4ごとに独立し
た金属棒7を使用してもよい。いずれにしても使用する
金属棒7の長さや材質等は、使用箇所に応じて適当に選
択すればよい。
制御マット1を連結する場合には、法面24等の起伏に
沿って雑草制御マット1が敷設されるようにするため、
金属棒7を短いものを使用して、連結部4ごとに独立し
た金属棒7を使用してもよい。いずれにしても使用する
金属棒7の長さや材質等は、使用箇所に応じて適当に選
択すればよい。
【0026】また、連結金具32を上下二つ割れにして
おくと金属棒7を金属棒挿通部5に挿通した後に連結金
具32により雑草制御マット1を連結でき便利な場合が
ある。但し、上記したダブル固定金具29のように挿通
部27をリング状に形成しておいてもよい。一方、ダブ
ル固定金具29やシングル固定金具28を上下二つ割れ
となるようにしてもよい。
おくと金属棒7を金属棒挿通部5に挿通した後に連結金
具32により雑草制御マット1を連結でき便利な場合が
ある。但し、上記したダブル固定金具29のように挿通
部27をリング状に形成しておいてもよい。一方、ダブ
ル固定金具29やシングル固定金具28を上下二つ割れ
となるようにしてもよい。
【0027】あるいは、図24や図25に示すように、
シングル固定金具28やダブル固定金具29の挿通部2
7をリング状とせずに、金属棒7に上から嵌合させて係
止するようなものとしてもよい。また、連結金具32も
図26に示すように二つ割れのうちの片一方だけで金属
棒に嵌合して係止されるようにしてもよい。図4に示す
ような雑草制御マット1を使用する場合には金属棒7を
使用せず予め連結部4となる透孔8が形成してあるの
で、リング状の挿通部27になっていては使用できない
ので、このような嵌め込むだけの形式の金具を使用する
必要がある。
シングル固定金具28やダブル固定金具29の挿通部2
7をリング状とせずに、金属棒7に上から嵌合させて係
止するようなものとしてもよい。また、連結金具32も
図26に示すように二つ割れのうちの片一方だけで金属
棒に嵌合して係止されるようにしてもよい。図4に示す
ような雑草制御マット1を使用する場合には金属棒7を
使用せず予め連結部4となる透孔8が形成してあるの
で、リング状の挿通部27になっていては使用できない
ので、このような嵌め込むだけの形式の金具を使用する
必要がある。
【0028】散策快適マットとも称される歩行に適する
ように二重構造にしたものの敷設の場合も図17に示す
ように原理的には上記したものと同じである。なお、図
16及び図17において黒丸と白丸がマットを挟むよう
に表示されている箇所は固定用ブロックを使用する箇所
であり、白丸のみが表示されている箇所はマットを連結
金具で連結する箇所を示している。
ように二重構造にしたものの敷設の場合も図17に示す
ように原理的には上記したものと同じである。なお、図
16及び図17において黒丸と白丸がマットを挟むよう
に表示されている箇所は固定用ブロックを使用する箇所
であり、白丸のみが表示されている箇所はマットを連結
金具で連結する箇所を示している。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、この発明にかかる法
面等への雑草制御マット固定用ブロックによれば、直方
体形状ブロックの対向する二面のうち、一方の面は両側
に雑草制御マットの周辺部が係止される段付部を形成
し、他方の面は片側に雑草制御マットの周辺部が係止さ
れる段付部を形成するとともに、この対向する二面を連
通するように固定金具固定用のボルトを通すためのボル
ト孔を所望間隔で形成してあるので、一つのブロックの
上面と下面を設置場所により使い分けることにより雑草
制御マットを適切に固定することができる。また、ブロ
ックを軽量材料により製造すれば、人力でも容易に取り
扱うことができるので特に小規模の工事に適するものと
なる。
面等への雑草制御マット固定用ブロックによれば、直方
体形状ブロックの対向する二面のうち、一方の面は両側
に雑草制御マットの周辺部が係止される段付部を形成
し、他方の面は片側に雑草制御マットの周辺部が係止さ
れる段付部を形成するとともに、この対向する二面を連
通するように固定金具固定用のボルトを通すためのボル
ト孔を所望間隔で形成してあるので、一つのブロックの
上面と下面を設置場所により使い分けることにより雑草
制御マットを適切に固定することができる。また、ブロ
ックを軽量材料により製造すれば、人力でも容易に取り
扱うことができるので特に小規模の工事に適するものと
なる。
【図1】この発明に係る法面等への雑草制御マット固定
用ブロックにより固定する雑草制御マットを示す平面図
である。
用ブロックにより固定する雑草制御マットを示す平面図
である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】この発明に係る法面等への雑草制御マット固定
用ブロックにより固定する雑草制御マットの他例を示す
平面図である。
用ブロックにより固定する雑草制御マットの他例を示す
平面図である。
【図5】図4のC−C線断面図である。
【図6】図4のD−D線断面図である。
【図7】雑草制御マットの他例を示す断面図である。
【図8】散策快適マットの断面図である。
【図9】この発明に係る法面等への雑草制御マット固定
用ブロックの一実施例を示す斜視図である。
用ブロックの一実施例を示す斜視図である。
【図10】図9に示すブロックの正面図である。
【図11】図9に示すブロックの側面図である。
【図12】(a)はこの発明に係る法面等への雑草制御
マット固定用ブロックの他例を示す側面図であり、
(b)はこの発明に係る法面等への雑草制御マット固定
用ブロックの他例を示す正面図である。
マット固定用ブロックの他例を示す側面図であり、
(b)はこの発明に係る法面等への雑草制御マット固定
用ブロックの他例を示す正面図である。
【図13】法面等への雑草制御マットの敷設方法の一例
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図14】図13の断面説明図である。
【図15】法面等への雑草制御マットの敷設方法の小段
部がある場合の例を示す断面説明図である。
部がある場合の例を示す断面説明図である。
【図16】法面等への雑草制御マットの敷設方法の他例
を示す断面説明図である。
を示す断面説明図である。
【図17】法面等への雑草制御マットが散策快適マット
である場合の敷設例を示す断面説明図である。
である場合の敷設例を示す断面説明図である。
【図18】法面等への雑草制御マットのブロックへの固
定例を示す平面拡大図である。
定例を示す平面拡大図である。
【図19】法面等への雑草制御マットのブロックへの他
の固定例を示す平面拡大図である。
の固定例を示す平面拡大図である。
【図20】法面等への雑草制御マットと相隣設する他の
雑草制御マットの連結例を示す平面拡大図である。
雑草制御マットの連結例を示す平面拡大図である。
【図21】図18のE−E線断面図である。
【図22】図19のF−F線断面図である。
【図23】図20のG−G線断面図であり、(a)は平
らに連結した例を、(b)は角度を付けて連結した例を
示したものである。
らに連結した例を、(b)は角度を付けて連結した例を
示したものである。
【図24】法面等への雑草制御マットの敷設に使用する
固定金具の他例を示す側面図である。
固定金具の他例を示す側面図である。
【図25】法面等への雑草制御マットの敷設に使用する
固定金具の他例を示す側面図である。
固定金具の他例を示す側面図である。
【図26】法面等への雑草制御マットの敷設に使用する
連結金具の他例を示す側面図である。
連結金具の他例を示す側面図である。
1 雑草制御マット 2 周辺部 3 固定金具 4 連結部 5 金属棒挿通部 6 凹部 7 金属棒 8 透孔 9 凹凸 10 排水性マット 11 ゴム製マット 12 排水孔 13 雑草制御マット固定用ブロック 14 段付部 15 係合用溝 17 ボルト孔 18 ナット 19 係合凸部 20 係合凹部 21 凹凸部 22 路肩 23 法尻 24 法面 25 小段部 26 法面上段 27 挿通部 28 シングル固定金具 29 ダブル固定金具 30 法肩 31 法面下段 32 連結金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井 倫孝 福岡県福岡市東区水谷3丁目28−15 (72)発明者 前田 直子 福岡県古賀市天神4丁目13番5号 (56)参考文献 特開 平8−289674(JP,A) 特開 昭57−6010(JP,A) 実開 昭62−81640(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01G 13/00 E02D 17/20
Claims (1)
- 【請求項1】 直方体形状ブロックの対向する二面のう
ち、一方の面は両側に雑草制御マットの周辺部が係止さ
れる段付部を形成し、他方の面は片側に雑草制御マット
の周辺部が係止される段付部を形成するとともに、この
対向する二面を連通するように固定金具固定用のボルト
を通すためのボルト孔を所望間隔で形成したことを特徴
とする法面等への雑草制御マット固定用ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28919098A JP3013304B1 (ja) | 1998-10-12 | 1998-10-12 | 法面等への雑草制御マット固定用ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28919098A JP3013304B1 (ja) | 1998-10-12 | 1998-10-12 | 法面等への雑草制御マット固定用ブロック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3013304B1 true JP3013304B1 (ja) | 2000-02-28 |
JP2000116248A JP2000116248A (ja) | 2000-04-25 |
Family
ID=17739948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28919098A Expired - Fee Related JP3013304B1 (ja) | 1998-10-12 | 1998-10-12 | 法面等への雑草制御マット固定用ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3013304B1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4998831B2 (ja) * | 2008-03-17 | 2012-08-15 | 日新工業株式会社 | 地表の防草構造及び地表への防草シートの施工方法 |
JP5309817B2 (ja) * | 2008-09-10 | 2013-10-09 | 宇部興産株式会社 | 防草用防草構造体及びその施工方法 |
JP5125934B2 (ja) * | 2008-09-22 | 2013-01-23 | 宇部興産株式会社 | 防草構造体及びその施工方法 |
KR100900478B1 (ko) | 2008-12-02 | 2009-06-03 | 정경진 | 고정바를 갖는 식생매트 및 시공방법 |
JP2014042464A (ja) * | 2012-08-24 | 2014-03-13 | Kuki E&T Co Ltd | 鉄杭を使用しないシート設置方法 |
-
1998
- 1998-10-12 JP JP28919098A patent/JP3013304B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000116248A (ja) | 2000-04-25 |
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