JPH09154420A - 防草マット及びその施工法 - Google Patents

防草マット及びその施工法

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JPH09154420A
JPH09154420A JP34657695A JP34657695A JPH09154420A JP H09154420 A JPH09154420 A JP H09154420A JP 34657695 A JP34657695 A JP 34657695A JP 34657695 A JP34657695 A JP 34657695A JP H09154420 A JPH09154420 A JP H09154420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mat
weed
proof
mats
rubber
Prior art date
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Pending
Application number
JP34657695A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Toubou
充 当房
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MINAMIYA CONCRETE KOGYO KK
Original Assignee
MINAMIYA CONCRETE KOGYO KK
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Publication date
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Publication of JPH09154420A publication Critical patent/JPH09154420A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Protection Of Plants (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】路肩等での雑草の発芽や成長を防止すると共
に、施工作業を容易かつ迅速に行うことができる防草マ
ット及びその施工法を提供する。 【解決手段】防草マットAを、土木用ベルトコンベアー
のゴム製の廃ベルトを切断加工して得られたシート本体
1の表面に、コンクリート製の錘ブロック2を複数個貼
着して作製し、これを施工面に敷設してアンカーピン5
にて打付け固定し、マット間の縦横の隙間及びマットの
上端部と道路縁石8との間に沿ってコーキング剤9を充
填してシール加工すると共に、ゴム製のマット連結用の
テープ6でマット同士の境界部分を目貼りする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、法面や路肩等に発
生する雑草の発芽や成長を防止するための防草マット及
びその施工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、堤防、道路の法面、中央分離帯及
び舗装道路の路肩等、雑草の繁殖により景観が悪化して
しまうような場所においては、その維持管理のために除
草剤を散布したり、定期的に刈り取って除草する方法が
採られていた。しかしながら、これらの方法では、すぐ
に再繁殖してしまい完全に防草することは甚だ困難であ
った。そこで、近年のバイパスや高速道路等の新設道路
においては、図4及び図5に示すように、雑草の防除と
路面排水の処理機能を兼備させたコンクリート製の路肩
ブロック10を布設する方法が適用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この路
肩ブロック工法は、ブロック布設後に目地にモルタル詰
めしたり、ブロック同士を金具でジョイントする必要が
ある等、施工に手間がかかるという問題がある。特に、
路肩にガードレールの支柱等を埋設する際には、ブロッ
クを布設した後にコアドリル等を使用して支柱埋設用の
穴を穿孔する作業が必要で、その際に発生する騒音も避
けて通れない問題であった。また、上記工法は道路の新
設工事と合わせて行われることが多く、既存の道路でガ
ードレール等が既に設置されている場所への施工は事実
上困難であった。加えて、作業車が長時間に亘って道路
の片側車線を塞いでしまうことになり、一般車両の通行
に支障を来たしたり、作業員が事故災害に遭う心配があ
った。本発明は、上記問題点に鑑み、雑草の発芽や成長
を防止すると共に、施工作業を容易かつ迅速に行うこと
ができる防草マット及びその施工法を提供すること目的
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、ゴ
ム製シートの表面に錘を貼着したことを第1の特徴と
し、ゴム製シートは厚さが3mm以上のJIS K63
22規格に準ずるコンベアベルトの廃品であることを第
2の特徴とし、これらの特徴に加え前記錘がコンクリー
ト製のブロックであることを第3の特徴とするものであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係る防草マットの
斜視図、図2は防草マットの施工例を示す斜視図、図3
は防草マットの施工状態を示す断面図、図4は従来技術
を示す斜視図、図5は従来の路肩ブロックの施工状態を
示す断面図である。
【0006】図1乃至図3に示すように、本発明の防草
マットAは、例えば、車道の路肩のガードレールの支柱
7の根元付近の地面に敷設して使用するものであり、こ
の防草マットAを敷設することによって、日光、雨水を
遮断し、雑草の発芽や成長を妨げたり枯れさせるもので
ある。
【0007】防草マットAは、JIS 6322規格に
準じて作られた厚さ12mmの土木用ベルトコンベアー
のゴム製の廃ベルトを巾75cm、長さ1.5mに切断
加工して得られたシート本体1の表面に、コンクリート
製の錘ブロック2を複数個貼着して作製した。この廃ベ
ルトは単層及び多層の布心体を用いたカバーゴム付のコ
ンベアベルトであって、好ましくは厚さが3mm以上で
あるものが良い。錘ブロック2の貼着は接着剤にて行う
(本実施例ではショーボンド化学株式会社製エラスメン
ト・T改良型の2液混合式の接着剤を使用した)。この
錘ブロック2によって布設したシート本体1の安定が良
好になるばかりでなく、貼着する錘ブロック2の数量及
び配置位置或いは錘ブロック2自体の形状も任意であ
り、その形状、配置或いは組合わせに工夫を凝らした
り、錘ブロック2に彩色を施したりすることによって良
好な外観を得ることもできる。
【0008】図1に示すように、防草マットAには、後
述するアンカーピン5の挿通孔5aを複数個及びガード
レールの支柱7を挿通させるための穴3を形成し、この
穴3に続くスリット4を形成しておく。そして、この防
草マットAを敷設する際には、スリット4からガードレ
ールの支柱7を通して、前記穴3内にガードレールの支
柱7を位置させる。これにより、ガードレールの支柱7
の周囲にも隙間なくマットを敷詰めることができる。こ
のように、防草マットAに予め穿孔しておけば、現場作
業中コアドリル等を使用しなくて済むので、作業時の騒
音が著しく緩和される。
【0009】図2及び図3に示すように、本発明の防草
マットAの施工は、先ず、施工箇所の地面に生えている
雑草等を草刈り機等で除草し、塵埃を除去する。次い
で、防草マットAと施工面との密着性を高めるため地面
を転圧して押し固める。続いて防草マットAを施工面に
敷設してアンカーピン5にて打付け固定する。最後にマ
ット間の縦横の隙間及びマットの上端部と道路縁石8と
の間に沿ってコーキング剤9を充填してシール加工する
と共に、ゴム製のマット連結用のテープ6でマット同士
の境界部分を目貼りする。
【0010】尚、本発明の防草マットAは、路肩以外に
もコンクリート叉はアスファルトで構築された種々の施
設の境界部や防草を要する箇所の全長に亘って施工した
り、あるいは、クラックの発生箇所に部分的に施工する
ことができる。以上、叙述したように、本発明の防草マ
ットは、施工が簡単であり、しかも耐久性のある素材で
あるため、数年はメンテナンス不要となり、また施工後
は草刈り等の除草作業が不要になる。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、以
下に述べる優れた効果がある。 (1). 防草マットがゴム製なので、施工が容易に行
えるばかりでなく、設置地面は遮光及び防水され雑草の
発芽や成長を防止できる。 (2). 防草マットの表面に錘ブロックを貼着するよ
うにしたので、布設した防草シートの安定が良くなる。
また、マット上を歩行する際の足掛かりにもなる。 (3). 錘ブロックの形状や貼着位置に工夫を凝らし
たり彩色を施して外観を良好にすることができる。 (4). 施工が迅速に行えるので、作業車の道路閉鎖
時間も短時間で済むばかりでなく、作業の安全性も高ま
る。 (5). シート本体の素材に土木用ベルトコンベアー
のゴム製の廃ベルトを使用しているので、産業廃棄物処
理問題解決の一環となり得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防草マットの斜視図である。
【図2】防草マットの施工例を示す斜視図である。
【図3】防草マットの施工状態を示す断面図である。
【図4】従来技術を示す斜視図である。
【図5】従来の路肩ブロックの施工状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
A 防草マット 1 シート本体(土木用コンベアーのゴム製廃ベル
ト) 2 錘ブロック(コンクリートブロック) 3 支柱の挿通穴 4 スリット 5 アンカーピン 5a アンカーピンの挿通孔 6 ゴム製のテープ 7 ガードレールの支柱 8 縁石 9 コーキング剤 10 路肩ブロック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴム製シートの表面に錘を貼着したことを
    特徴とする防草マット。
  2. 【請求項2】ゴム製シートは厚さが3mm以上のJIS
    K6322規格に準ずるコンベアベルトの廃品である
    ことを特徴とする請求項1記載の防草マット。
  3. 【請求項3】錘がコンクリート製のブロックであること
    を特徴とする請求項1記載の防草マット。
  4. 【請求項4】施工地面を除草し、除草した地面を転圧し
    て押し固め、押し固め整形した地面に防草マットを敷設
    し、敷設した防草マットをアンカーピンにて打付け固定
    し、固定した防草マット間の縦横の隙間及びマットの上
    端部と道路縁石との間に沿ってコーキング剤を充填して
    シール加工すると共に、ゴム製のマット連結用のテープ
    でマット同士の境界部分を目貼りすることを特徴とする
    防草マットの施工法。
JP34657695A 1995-12-01 1995-12-01 防草マット及びその施工法 Pending JPH09154420A (ja)

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