JP4293718B2 - 修景面の形成方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は土木修景に関するものであって、特に修景効果は維持しながらも、修景面付近に位置する機能性構造物等の機能低下を引き起こしてしまうことのない修景面の形成方法に係るものである。
【0002】
【発明の背景】
例えば道路建設にともないその側わき部に法面が形成されるような場合には、法面を開削した状態で放置することは景観面や安全面から好ましくない。そこでこの種の法面には、草木を植えることにより土砂の崩落防止を兼ねた修景工事が行われるが、法面下部の草木及びここに定着した雑草等は育成するにつれて法面下方に位置する機能構造物の機能低下を引き起こしてしまうこととなる。
【0003】
具体的には前記機能構造物が道路の場合には、図6(b)に示すように前記草木が道路の至近位置まで迫り、ないしは道路に覆いかぶさるようになってしまうため、草木を避けるために歩行者が車道にはみ出してしまったり、車両が対向車線にはみ出してしまうなど、交通上の安全をおびやかしてしまうような状況が発生してしまっている。
また前記機能構造物が側溝の場合には、落葉、枯れ枝等が溝内を詰まらせて水流を阻害してしまい、甚だしい場合には道路に溢れた雨水等が交通上の安全をおびやかしてしまうような状況が発生してしまう。
更にまた法面以外にも図8(b)に示すように道路における中央分離帯に植生を施す場合等にも、同様の問題が発生してしまう。
【0004】
そこで通常、上述のような機能構造物の機能低下に伴う危険を回避するために、機能構造物近くの範囲では草木の定期的な刈り取り作業が必要とされるものであり、一時的な交通規制や、手間のかかる剪定作業及び刈り取り後の清掃作業を要する等、管理の手間やコスト並びに刈り取り後の草木、雑草を処分するためのコストが膨大なものとなってしまっていた。
またこのような問題は公園や建設予定地等の遊休地等、広大な面積を有し、且つ雑草等の定着が好ましくない場所においても生じてしまっていた。
【0005】
【開発を試みた技術課題】
本発明はこのような背景を考慮してなされたものであって、草木類による施工基盤の修景効果は維持しながらも上記維持管理の手間等を軽減するとともに、機能構造物の機能低下を引き起こすことのない新規な修景面の形成方法の開発を技術課題とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち請求項1記載の修景面の形成方法は、露出岩盤、モルタル施工面等の施工基盤に対して修景を施す工法において、前記施工基盤は法面であり、法面下部における機能構造物との境界部付近に植物排除修景を施すものであり、且つこの草木排除修景は、施工基盤に対してラスを張り設けるとともに、ストッパ板とアンカーピンとを具えて成る土留め用ストッパを設置した後、モルタルガンを用いて施工基盤の上部から下部にかけて順次客土を吹き付けてゆき、やがてこの作業が施工基盤下部の、機能構造物との境界部付近まで終了した時点で、前記モルタルガンに混合材料を供給し、機能構造物との境界部までの面に植物粉粒体と固結剤との混合材料を吹き付けることによって、植物の定着防止層を形成するものであることを特徴として成るものである。
この発明によれば、定着防止層への草木の定着及び育成を防止するため、維持管理の手間やコストを著しく低減することができる。
また、特に成育した草木によって下方の機能構造物の著しい機能低下を引き起こしてしまう法面を、このような機能低下を引き起こさない状態とすることができる。
更にまた、土留め用ストッパによって法面に吹き付けた客土の崩落を防ぐことができる。
【0007】
また請求項2記載の修景面の形成方法は、前記要件に加え、前記修景は草木排除修景に加え、草木修景を併用するものであることを特徴として成るものである。
この発明によれば、草木修景を施した施工基盤は草木の呈する色相によって周囲の景観に馴染む等の緑化的修景効果を維持し、一方、草木排除修景を施した施工基盤は草木の定着及び育成を防止するため、維持管理の手間やコストを著しく低減することができる。
【0008】
また請求項記載の修景面の形成方法は、前記要件に加え、前記植物粉粒体は、周囲の景観に適合した色相を呈するものであることを特徴として成るものである。
この発明によれば、定着防止層を周囲の景観に違和感の無いものとして形成することができ、自然な修景効果を維持することができる。
【0009】
更にまた請求項記載の修景面の形成方法は、前記要件に加え、前記機能構造物は道路または側溝であることを特徴として成るものである。
この発明によれば、草木が道路に覆い被さってしまう様なことがないので、交通上の安全をおびやかしてしまうような状況を回避することができ、交通上の安全を確保することができる。
また法面下方の機能構造物との境界付近での剪定作業を要さないため、維持管理にともなう交通規制や清掃作業を著しく軽減することができる。
そしてこれら各請求項記載の発明の構成を手段として前記課題の解決が図られる。
【0010】
【発明の実施の形態】
【修景面を傾斜面とした実施の形態】
以下、本発明の修景面の形成方法を図面に基づいて具体的に説明するものであり、この実施の形態では修景面を傾斜面(法面)とする。図1は道路建設にともないその側わき部に法面1が形成された個所を示すものであって、この法面1の下方には、道路、側溝等の機能構造物2が位置するものである。
そして図中符号10で示すものが露出岩盤、モルタル施工法面等の施工基盤であって、この施工基盤10に対してラス11を張り設けるとともに、土留め用ストッパ12を設置した後、客土13を吹き付けることによって、法面1に修景処理を施すものである。
更に前記法面1下部における機能構造物2との境界付近には、植物の定着防止層15を形成するものである。
【0011】
なお前記土留め用ストッパ12は、施工基盤10に対して客土13を吹き付けるにあたってその吹き付けを確実にして、客土13の流下、崩落を防止する目的で使用される部材であって、更には草本、木本等、法面1を緑化するための苗木P等を植生袋16に収容した状態で支持するための部材である。
この土留め用ストッパ12は、ストッパ板12aに設けたスリーブ12bに対してアンカーピン12cを挿通するとともに前記施工基盤10に対して打ち込むことにより、この施工基盤10に対して固定設置されるものである。
【0012】
前記ストッパ板12aは、平面「コ」の字状の補強鉄筋に網体を張設して成るものであり、50×450mm程度の寸法のものから250×1000mm程度の寸法のものが、施工基盤10の傾斜角度や吹き付ける客土13の厚さ等に応じて適宜選択されて用いられる。
【0013】
このような土留め用ストッパ12は、本出願人よる意匠登録第938005号並びに実用新案登録第2541425号に係るものであって、ストッパ板12aには客土13に植え付けられる苗木Pの根の通り抜けを許容する通り抜け構造が設けられる。なお図4に示したストッパ板12aは通り抜け構造を構成するために網体を用いたものであるが、この他、平板上に多数の穴を設けたもの、長穴状のスリットを複数設けたもの、あるいは細径の丸棒をすのこ状に一定の間隔を隔てて設けたもの等を前記通り抜け構造として採用し得るものである。
【0014】
次に植生袋16について説明すると、このものは図2に示すように、通気、通水及び根の通過ができるように、樹脂繊維の繊網体を用い、その内部に苗木Pに適合した混合土壌を収納したものである。またこの実施の形態では、前記繊網体の材質として樹脂繊維を用いているが、生分解性樹脂または麻、木綿等の植物繊維の使用も可能である。
【0015】
次に前記定着防止層15について説明すると、この定着防止層15は、周囲の景観に対して適合するような色相を呈する植物粉粒体14aと、固結剤たるモルタル14bとを混合して成る混合材料14を硬化させることにより形成される硬質な層であり、山間部等の法面1を施工対象とするときには、植物粉粒体14aの呈する色相によって定着防止層15を周囲の景観に馴染んだものとすることができるとともに、この定着防止層15への草木の定着及び育成を防止することを可能にしたものである。
【0016】
前記植物粉粒体14aとしては、各種草本または木本を粉砕したチップを用いるものであって、製材過程で発生する樹皮や枝葉等の廃材を用いることが環境保護の観点から好ましい。
一方、前記固結剤たるモルタル14bは、セメント及び砂並びに水を適宜の割合で混合して成るものであり、前記植物粉粒体14aとモルタル14bとを一例として7:3の割合で混合することにより混合材料14を生成する。
なお固結剤としてはモルタル14bの他に、有機系、無機系のバインダ等を用いるようにしてもよい。
【0017】
本発明の修景面の形成方法に用いる諸部材は、一例として上述したようなものが挙げられるものであって、以下本発明の修景面の形成方法について説明する。
まず施工基盤10に対しスペーサ17を介在させてラス11を張り設ける。
次に土留め用ストッパ12を、アンカーピン12cをスリーブ12bに挿通させてその尖端を施工基盤10に打ち込むことによりストッパ板12aの位置を適宜位置に調節した上で施工基盤10に対して固定する。因みにこのとき、前もってドリル等により施工基盤10に穿孔しておくことが好ましい。
【0018】
そして複数の土留め用ストッパ12を図3に示すように千鳥状に一定間隔(この実施の形態では上下の間隔50cm、左右の間隔60cm)を開けて施工基盤10に対して棚状に設ける。このように千鳥状に土留め用ストッパ12を設けたのは、土留め用ストッパ12を縦、横に整列して配置した場合には、隣り合う土留め用ストッパ12の間が水の通り道となってしまい客土13の崩落が起きやすくなってしまうので、これを防止するためである。
【0019】
そしてすべての土留め用ストッパ12が取り付けられたところで、図1、2に示すように順次、植物の苗木Pに適合した混合土壌及び肥料を収容した植生袋16を土留め用ストッパ12上に設置していく。
このとき前記ストッパ板12aの二点間にフックを具えたストラップを張架することにより植生袋16を土留め用ストッパ12とラス11に押し付けるようにして保持したり、植生袋16に対してアンカーピン12cを打ち込んでその尖端を施工基盤10に打ち込むことにより確実に固定することができる。
【0020】
続いて図5に示すように、モルタルガンGを用いて施工基盤10の上部から下部にかけて順次客土13を吹き付けてゆく。
やがてこの作業が施工基盤10下部の、機能構造物2との境界部付近(この実施の形態では前記境界部から3mの位置)まで終了した時点で、前記モルタルガンGに混合材料14を供給するものであり、機能構造物2との境界部までの面に混合材料14を吹き付ける。このように混合材料14の吹き付けには、客土13の吹き付けに用いたモルタルガンGをそのまま流用することができるので、混合材料14を吹き付けるための施工用機器具を格別に用意する必要がない。
【0021】
その後、前記混合材料14が硬化することによって定着防止層15が形成されるものである。
このようにして草木修景の施された法面1全体は図6(a)に示すように、草木(苗木P)の呈する色相によって周囲の景観に馴染んだものとなり、一方、法面1下部の機能構造物2との境界付近に草木排除修景を目的として形成した定着防止層15は、植物粉粒体14aの呈する色相によって周囲の景観に馴染んだものとなるとともに草木の定着及び育成を防止するため、維持管理の手間やコスト並びに刈り取った草木等の処分に要するコストを著しく低減することができる。
【0022】
【修景を草木排除修景のみとした実施の形態】
次に施工基盤10たる法面1に対する修景を草木排除修景のみとする実施の形態について説明する。
図7(a)は、道路の側わき部に形成された法面1を示すものであって、この法面1の下方には、道路、側溝等の機能構造物2が位置するものである。
そして露出岩盤、モルタル施工法面等の施工基盤10に対してラス11を張り設けるとともに、土留め用ストッパ12を設置した後、施工基盤10の上部から下部に向かって客土13を吹き付け、施工基盤10と機能構造物2との境界付近には、混合材料14を吹き付けて植物の定着防止層15を形成するものである。
このように施工基盤10の一部に定着防止層15が形成された法面1は、上述したように施工基盤10に対して新たに客土13を吹き付けて形成する他、施工基盤10の全域に客土13が吹き付けられて形成された既存の法面1における客土13の一部を除去して、この部分に混合材料14を吹き付けて形成することもできる。
【0023】
この実施の形態で示した法面1は、機能構造物2と隣接する定着防止層15は草木の定着及び育成を防止して維持管理の手間やコスト並びに刈り取った草木等の処分に要するコストを著しく低減することができる。
【0024】
【定着防止層に対して草木修景を施す実施の形態】
次に施工基盤10たる法面1に対する修景を草木排除修景のみとするとともに、草木排除修景によって形成された定着防止層15に対して草木修景を施す実施の形態について説明する。
図7(b)は、道路の側わき部に形成された法面1を示すものであって、この法面1の下方には、道路、側溝等の機能構造物2が位置するものである。
そして露出岩盤、モルタル施工法面等の施工基盤10に対してラス11を張り設けるとともに、土留め用ストッパ12を設置した後、機能構造物2に近い部分の土留め用ストッパ12に苗木Pを収容した植生袋16を載置固定する。
その後、施工基盤10の上部から下部に向かって客土13を吹き付け、施工基盤10と機能構造物2との境界付近には、混合材料14を吹き付けて植物の定着防止層15を形成するものである。
【0025】
このように施工基盤10の一部に定着防止層15が形成されるとともに定着防止層15に対して草木修景を施した法面1は、上述したように施工基盤10に対して新たに客土13を吹き付けて形成する他、施工基盤10の全域に客土13が吹き付けられて形成された既存の法面1における客土13の一部を除去して、この部分に混合材料14を吹き付けて形成することもできる。
【0026】
このようにして草木修景の施された法面1は、草木(苗木P)によって景観が改善されるとともに新たな草木の定着及び育成を防止するため、維持管理の手間やコスト並びに刈り取った草木等の処分に要するコストを著しく低減することができる。
【0027】
【修景面を平面とした参考形態】
次に本発明に関連する修景面を平面とした参考形態について説明する。
図8中符号1Aで示すものは、機能構造物2たる上下線道路の間に設けられる中央分離帯であって、平坦に均した土壌を施工基盤10とするものである。
そして修景面を形成するにあたっては、まず中央分離帯1Aに対して草木修景を施すものであり、施工基盤10の中央に適宜の感覚で苗木Pを植え付ける。
次いで草木排除修景を施すものであり、苗木Pの周辺数十cmの範囲を除いた部分の全域に対して、上述の修景面を法面1とした実施の形態で用いたものと同様のモルタルガンGを用いて混合材料14を吹き付け、定着防止層15を形成する。
【0028】
このようにして草木修景の施された中央分離帯1Aは、草木(苗木P)によって景観が改善され、一方、中央分離帯1A側方の機能構造物2との境界付近に草木排除修景を目的として形成した定着防止層15は、植物粉粒体14aの呈する色相によって草木(苗木P)に馴染んだものとなるとともに草木の定着及び育成を防止するため、維持管理の手間やコスト並びに刈り取った草木等の処分に要するコストを著しく低減することができる。
【0029】
また修景面を平面としたこの参考形態には、図9(a)に示したような遊休地1B、公園等や、図9(b)に示したような遊歩道1C等、広範囲に渡る平面を施工基盤10として草木排除修景を行い、定着防止層15を形成する場合も含まれる。
このような広範囲に渡る平面を施工基盤10とする場合には、樹皮チップ14aと固結剤とを混合して混合材料14を調製するためのミキサ並びに調製された混合材料14を圧送するためのブロワを用いるものであり、図9には一例としてこれらミキサとブロワとを搭載した既存の散布車両Tを示した。
また固結剤としては樹皮チップ14aの飛散を抑えることができればよいので、比較的固結力の小さい有機系、無機系のバインダを用いる。
上述のような公園、遊休地、遊歩道等、広範囲に渡って定着防止層15を形成した場合には、維持管理の手間やコスト並びに刈り取った草木等の処分に要するコスト低減効果が顕著に現れるものである。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、草木類による修景面の修景効果は維持しながらも、維持管理の手間やコスト並びに刈り取った草木等の処分に要するコスト等を軽減するとともに、交通上の安全等を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の法面修景方法によって草木修景のなされた法面を一部破断して示す斜視図である。
【図2】 同上横断側面図である。
【図3】 土留め用ストッパの配列の様子を示す正面図である。
【図4】 土留め用ストッパの種々の態様を示す斜視図である。
【図5】 混合材料並びにモルタルガンを用いた客土及び混合材料の吹き付けの様子を示す側視図である。
【図6】 本発明の法面修景方法によって草木修景のなされた法面の様子と、従来手法によって草木修景のなされた法面の様子とを対比して示す斜視図である。
【図7】 法面に対する修景の態様を異ならせた二種の実施の形態を示す横断側面図である。
【図8】 本発明に関連する法面修景方法によって草木修景のなされた中央分離帯の様子と、従来手法によって草木修景のなされた中央分離帯の様子とを対比して示す斜視図である。
【図9】 本発明の法面修景方法の適用対象を広範囲の平面とした二種の実施の形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 法面
1A 中央分離帯
1B 遊休地
1C 遊歩道
2 機能構造物
10 施工基盤
11 ラス
11a ラス止めピン
12 土留めストッパ
12a ストッパ板
12b スリーブ
12c アンカーピン
13 客土
14 混合材料
14a 樹皮チップ
14b モルタル
15 定着防止層
16 植生袋
17 スペーサ
G モルタルガン
P 苗木
T 散布車両

Claims (4)

  1. 露出岩盤、モルタル施工面等の施工基盤に対して修景を施す工法において、前記施工基盤は法面であり、法面下部における機能構造物との境界部付近に植物排除修景を施すものであり、且つこの草木排除修景は、施工基盤に対してラスを張り設けるとともに、ストッパ板とアンカーピンとを具えて成る土留め用ストッパを設置した後、モルタルガンを用いて施工基盤の上部から下部にかけて順次客土を吹き付けてゆき、やがてこの作業が施工基盤下部の、機能構造物との境界部付近まで終了した時点で、前記モルタルガンに混合材料を供給し、機能構造物との境界部までの面に植物粉粒体と固結剤との混合材料を吹き付けることによって、植物の定着防止層を形成するものであることを特徴とする修景面の形成方法。
  2. 前記修景は草木排除修景に加え、草木修景を併用するものであることを特徴とする請求項1記載の修景面の形成方法。
  3. 前記植物粉粒体は、周囲の景観に適合した色相を呈するものであることを特徴とする請求項1または2記載の修景面の形成方法。
  4. 前記機能構造物は道路または側溝であることを特徴とする請求項1、2または3記載の修景面の形成方法
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