JP4993943B2 - Icコイン処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技場などの遊技施設で用いられる玉、メダルなどの遊技媒体を貸し出す貸出機に設けられたICコインを取り扱うICコイン処理装置に関する。
パチンコ遊技場などの遊技施設においては、パチンコ玉やメダルなどを貸し出す遊技媒体貸出機が設置されている。近年、非接触ICタグまたはRFID(Radio Frequency Identification)タグと呼ばれる無線で情報の授受ができる微小な記憶装置を内蔵したICコインを利用した遊技媒体貸出機が導入されている。ICコインを利用した遊技媒体貸出機は、遊技者からの貨幣の投入を受け付け、指定された購入金額に応じた遊技媒体を貸し出す。一方、投入貨幣の金額から購入金額を引いた残額をICコインに書き込む。遊技者が遊技を終了すればICコインを返却する。遊技者は、返却されたICコインを精算機に投入することにより、ICコインに書き込まれた残額の払い戻しを受けることができる。また、払い戻しを受けずに、次回の遊技施設利用時に、直接、遊技媒体貸出機に投入して遊技媒体の貸し出しを受けることもできる。
このように、ICコインを利用した遊技媒体貸出機は、投入されたICコインを受け入れたり、返却したりする処理を行う必要がある。また、残額がなくなったICコインは回収して蓄えておき、また貨幣が直接投入されたときに、蓄えられているICコインを取り出して残額の書き込み等を行う必要がある。このようなICコインの処理を行うICコイン処理装置が、ICコインを利用する遊技媒体貸出機には備えられている。
遊技媒体貸出機に備えられたICコイン処理装置が、下記特許文献1に記載されている。この文献に記載されたICコイン処理装置は、ICコインを受け入れ保持するコインホルダを備えたロータを回転制御することにより、コインホルダに受け入れたICコインを移送することができるように構成されている。コインホルダの回転軌跡である移送通路から連通する押し上げ通路に、ICコインを順次押し上げてこれを貯留しておくことができる。遊技媒体貸出機に貨幣が投入されると、押し上げ通路に蓄えられていたICコインがコインホルダに取り出され、ICコインのICタグと通信が可能となる位置に移送され、ここで投入された貨幣の金額が記録される。遊技媒体が貸し出されると、その分の金額が減算されて、ICコインに残額が記憶される。ICコインに残額がある状態で遊技者が遊技を終えると、ICコインは遊技者に対して返却される。ICコインに残額がなくなると、再び押し上げ通路に戻される。遊技者によりICコインが投入された場合は、投入されたICコインを、情報の読み取り、書き込みができる位置に、ロータを回転させて移送する。その後は、貨幣が投入された場合と同様の処理が行われる。
特開2002−210207号公報
前記公報に記載された装置は、ICコインが通路上で詰まった場合、分解するなどの保守作業が必要であり、迅速に対応することができないという問題があった。
本発明は、詰まったICコインを迅速に取り除くことができるようにすることを目的とする。
本発明に係るICコイン処理装置は、ケーシング内で回動する回動ディスクを備えている。回動ディスクの周上には、収容部が備えられ、ここにICコインが収容される。回動ディスクが回動することで、収容されたICコインがケーシングの内周に沿って移送される。回動ディスクを収めるケーシングは、回動ディスクの一方の面の一部を外部に露出する第1の開口を有している。
保守作業時、開口部分より、工具や指などを挿入し、回動ディスクを回動させることで、回動ディスク周辺で詰まっているICコインの詰まりを解消することができる。
また、投入されたICコインを収容部に導く投入通路を閉鎖することができる投入シャッタを設けることができ、この投入シャッタには、これを投入通路から退避させるように押し込むための押込み片が設けられている。ケーシングには、前記第1の開口と同じ側の面の、投入シャッタに設けられた押込み片に対向する位置に第2の開口を設けることができる。この押込み片を指または工具等で操作することにより投入シャッタが動き、このシャッタ周辺でコインが詰まっている場合、これを解消することができる。
また、回動ディスクに収容されているICコインを送出する送出通路を閉鎖することができる送出シャッタを設けることができ、この送出シャッタには、これを送出通路から退避させるように押し込むための押込み片が設けられている。ケーシングには、前記第1の開口と同じ側の面の、送出シャッタに設けられた押込み片に対向する位置に第3の開口を設けることができる。この押込み片を指または工具等で操作することにより送出シャッタが動き、このシャッタ周辺でコインが詰まっている場合、これを解消することができる。
ケーシングに開口を設けたことにより、回動ディスク、投入シャッタ、送出シャッタなどの可動部品を、ケーシングを開けることなく動かすことができ、ICコインの詰まりなどを解消するための保守作業が容易になる。
以下、本発明の実施形態を、図面に従って説明する。図1は、パチンコ等の遊技台10が複数並んで配置された様子を示している。実際の遊技施設においては、より多くの遊技台10が横方向に並んで配置される。遊技台10に隣接して、玉、メダルなどの遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出機12が設けられている。遊技媒体貸出機12には、紙幣を挿入する紙幣挿入口14、ICコインを投入するICコイン投入口16、ICコインが返却されるICコイン返却口18が設けられている。また、遊技媒体を貸し出す貸出ノズル20が設けられている。
図2は、遊技媒体貸出機12をより詳細に示した図である。内部が見られるように側板を取り外した状態で示されている。ICコイン投入口16、返却口18の奥には、ICコイン処理装置22が配置されている。ICコイン23(図10−12参照)は、略円板形状であり、非接触ICタグ、RFIDタグなど呼ばれる記憶装置が内蔵されている。このICタグは、記憶部、外部と無線による通信を行う送受信部、アンテナ、これら各部の動作の制御を行う処理部を含んでいる。ICコイン処置装置22は、ICコイン23のICタグと無線で情報の書き込み、読み出しを行うためのリーダライタを備えている。また、投入されたICコイン23を受け入れ、返却すべきものを返却し、返却不要で使用の終わったICコイン23を貯留するなどの各処理を行うものである。
図3はICコイン処理装置22の外観を示す図であり、図4は、図3に示す側板24を取り外した状態を示す図である。図5は、更に回動ディスク26を取り外した状態を示す図である。図6および図7は回動ディスク26を示す斜視図であり、図6では図4において見える面と同じ面が見えており、図7には図6の裏側が示されている。以降の説明においては、図6で見える側の面を回動ディスクの表、図7で見える側の面を裏と呼ぶ。
ICコイン処理装置22の本体基板28に立設された壁により、ケーシング壁30形成され、このケーシング壁30に囲まれた空間内に、略円板形状の回動ディスク26が回動可能に配置される。図5の紙面裏側より駆動軸(不図示)が貫通してきており、これが回動ディスク26の中心孔32差し込まれて係合し、駆動軸に接続された駆動モータにより回動ディスク26が駆動される。回動ディスク26の裏には、同心円状に三つのリブ34,36,38が設けられている。内側から内リブ34、中リブ36,外リブ38と記す。リブの数については、適宜変更することができる。これらのリブは、およそ円周の4分の3の長さの円弧であり、このリブが配置されていない部分が投入されたICコイン23を収容する収容部40(図9参照)となる。言い換えれば、各リブ34,36,38の端面が収容部40を規定する。しかし、収容部40は、円弧状のリブの端面により規定されることには限られず、例えば、半径方向に延びる2本のリブの間の空間として規定することもできる。また、中リブ36,外リブ38は、ICコインを貯留する貯留部42を通過する円周上に配置されている。
本体基板28には、投入されたICコイン23を、回動ディスク26の収容部40に導く投入通路44を規定する投入通路壁46が立設されている。また、遊技を終了したときにICコイン23を遊技者に返却するため送出する送出通路48を規定する送出通路壁50が立設されている。これらの通路には、それぞれ投入シャッタ52、送出シャッタ54が設けられている。これらのシャッタ52,54は、図5の紙面に垂直な方向に移動可能で、本体基板28より突出した進出位置と、本体基板28より引っ込んだ退避位置を取ることができる。進出位置において、それぞれの通路が閉鎖され、退避位置において開放される。また、送出シャッタ54は、ケーシング壁30と一体となって、回動ディスク26を囲うケーシングの周壁を構成する。この周壁と本体基板28、側板24で、回動ディスク26を収容するケーシングが構成される。送出シャッタ54はその前後のケーシング壁30と面一となって、回動ディスク26が移送するICコイン23を、回動ディスク26の外周側で案内する。
図8は、貯留部42のA−A断面図(図5)である。貯留部42では、ICコイン23は、図5の紙面奥に向けて積層されて貯留されている。貯留部42の円筒状の貯留ケース56の底部にバネ58が配置され、バネ58が底板60を、図8中上方に、すなわち図5においては紙面手前側に付勢している。貯留ケース56の開口上方には、本体基板28からICコイン押さえ62が延びている。このICコイン押さえ62は、回動ディスクの中リブ36、外リブ38の間に位置し、貯留部42に蓄えられたICコイン23が、バネ58により、図5において手前側に出てこないように押さえている。回動ディスク26の中リブ36と外リブ38は、ICコイン押さえ62より高さが高く、これらのリブ36,38が貯留部42に位置するときは、蓄えられているICコイン23を、これらのリブがバネ58の付勢力に抗して奥へと押し込んでいる。回動ディスク26の回動によって、中リブ36、外リブ38がない部分、すなわち収容部40が位置するときには、ICコイン押さえ62がICコインを押さえて、飛び出さないようにしている。本体基板28の、回動ディスク26が収まる凹部の底面には、ICコイン23が投入通路44から貯留部42へ、またその逆に移送されるのをガイドするガイド壁63が立設されている。
本体基板28の裏には、ICコインのICタグとの通信を行うリーダライタのアンテナ64が配置されている。また、アンテナ64に対向する位置である通信位置にICコイン23があることを検出する通信位置センサ66、および送出通路48を通ったことを検出する送出通路センサ68が配置されている。
図9−12は、ICコイン処理装置22の動作を説明図である。待機状態においては、回動ディスクの収容部40は、図9に示すように、投入通路に面した位置にあり、投入シャッタ52は、開いた状態となっている。遊技者がICコイン23を投入すると、コインは自重により投入通路を通って収容部40まで落下し、ここに収容される。この状態が図10に示されている。このときのICコイン23のICタグの位置に対向する位置にリーダライタのアンテナ64が位置し、ICタグとの通信が可能となる。このICタグとの通信が可能となるICコイン23の位置を、以降通信位置を記す。ICコイン23がこの通信位置に達すると、通信位置センサ66がこれを検知する。ICコイン23が通信位置にあるときには、投入シャッタ52が閉じられて、誤って追加して投入されたICコインが、収容部40に送られないように阻止する。通信位置にあるICコイン23に記憶された残額が読み取られ、この範囲で遊技媒体の貸し出しが行われる。また、貸し出された遊技媒体の量に応じて、ICコイン23に記憶される残額が減額され、更新される。なお、投入シャッタは、回動ディスク26の収容部40が通信位置(図10の位置)以外にあるときには、閉じた状態とされる。
ICコイン23に残額がなくなり、通貨貨幣が投入されたなかった場合、回動ディスク26が時計回りに回動される。収容部40を規定するリブ34,36,38の少なくともいずれかの端がICコイン23を押して、貯留部42に向けてこれを移送する。このとき、送出シャッタ54は、閉じられており、ICコイン23が送出シャッタ54の位置を通過する際には(図11参照)、このシャッタの内周面に沿って移送される。貯留部42に近づくと、ICコイン23は、ガイド壁63(図5参照)に導かれて、回動ディスク26の周方向への移動と共に半径方向外側に向けて移動する。貯留部42に蓄えられているICコイン23または底板60は、中リブ36および外リブ38により、奥に押し込まれており、ICコイン押さえ62との間にICコイン23が1個入る隙間が形成されている。移送されてくるICコイン23が、この隙間に挿入される(図12)。回動ディスク23は回動を続け、挿入したICコイン23を、中リブ36および外リブ38の端に形成された傾斜端面72,74によりこれを奥に向けて押し込み、更に回動して収容部40が初期の位置(図10の位置)に達すると停止する。
ICコイン23に残額がまだあるときに遊技を終える場合は、ICコイン23は遊技者に返却される。遊技者により遊技終了の指示がなされると、回動ディスク26が時計回りに回動して、通信位置(図10)にあるICコイン23を送出シャッタ54の位置まで移送する(図11)。ICコイン23が移送されている間に、または移送されてくると、送出シャッタ54が開放され、ICコインが送出通路に送り出される。
遊技者により貨幣が投入されると、通信位置にICコイン23があれば、対応する金額が、ICコインに書き込まれる。通信位置にICコイン23がなければ、貯留部42に蓄えられているICコイン23が、通信位置に移送されて、この新しいICコインに投入された金額に相当する情報が書き込まれる。貯留部42からICコイン23を取り出すには、まず回動ディスク26を回動させて、収容部40を貯留部42の位置に移動させる。ここから、回動ディスクを反時計回りに回動させる。一方、回動ディスクの収容部40が、貯留部42に位置するとき、貯留部42に蓄えられているICコイン23のうち、一番上のICコイン23は、ICコイン押さえ62に当接した状態にある。つまり、収容部40には、中リブ36、外リブ38が設けられていないので、これらのリブにより奥に向けて押し込まれておらず、ICコイン押さえ62に当接するまで、手前側に出てきている。このような状態から、回動ディスク26が反時計回りに回動すると、手前に出てきているICコイン23の側面に中リブ36と外リブ38の垂直端面76,78が当接し、一番上のICコイン23を抜き出す。抜き出されたICコイン23は、反時計回りに移送され、閉鎖されている送出シャッタ54を通過して通信位置に達する。そして、投入された金額に相当する情報が書き込まれる。
次に、通路にICコイン23が詰まったときの処置について説明する。図3に示すように、側板24は、回動ディスク26の外周の一部が露出させる開口80を有している。この部分にてケーシング壁30は途切れているが、ICコイン23はこの部分を通過することはないので、開口を側方に設けてもICコイン23がこぼれ落ちることはない。この開口80より指等で回動ディスク26を回すことで、回動ディスク26に関連してICコイン23が詰まっている場合に、詰まりを解消することができる。
投入シャッタ52および送出シャッタ54が、ICコイン23を挟み込むなどして詰まった場合に、これらのシャッタを手動で動かせるように解除突起82,84が設けられている。投入シャッタ52を動かすための投入シャッタ解除突起82に対応して、側板24には小さな孔86が設けられている。この孔86から投入シャッタ解除突起82の先端が突出しており、これを指で押し込むようにして操作することにより、投入シャッタ52が投入通路44から退避するように押し込まれる。また、投入シャッタ解除突起82の先端が、孔86より突出しないように構成し、先のとがった工具を入れて、投入シャッタ解除突起を操作するようにしてもよい。また、送出シャッタ54を動かすための送出シャッタ解除突起84に対応して、側板24には開口88が設けられている。開口88から先のとがった工具または指などを入れて送出シャッタ解除突起84を押し込むように操作することで、シャッタを動かすことができる。
図13は、ICコイン処理装置22を裏側から見た状態を示す図である。投入シャッタ52の駆動機構90と、送出シャッタ54の駆動機構92が示されている。図14は、投入シャッタ駆動機構90を示す、図13の右方から見た斜視図である。投入シャッタ52は、本体基板28に立設されているガイドピン94に、このピンの軸方向に移動可能に支持されている。解除突起82は、投入シャッタ52より延びる支持板96に固定され、この結果、解除突起82は投入シャッタ52に一体に形成されている。支持板96には、支持ピン98に回動可能に支持されたシャッタカム100の先端が当接している。支持ピン98は、本体基板28に固定されている。また、シャッタカム100には、ソレノイド102のアーマチャが係合している。ソレノイド102のアーマチャを突出させると、シャッタカム100は、支持ピン98の回りに、図14中において反時計回りに回動して、支持板96を右方向に移動させる。これにより投入シャッタ52が投入通路44内に進出する。ソレノイド102のアーマチャが退避すると、不図示の弾性部材の付勢力により、投入シャッタ52は、投入通路44内より退避する。投入シャッタ52が引っ掛かって動かなくなった場合、解除突起82を押して引っ掛かりを解除する。このとき側板24を取り外さずに投入シャッタ52を動かすことができる。
図15は、送出シャッタ駆動機構92を示す、図13の右方から見た斜視図である。送出シャッタ54は、本体基板28に立設されているガイドピン104に、このピンの軸方向に移動可能に支持されている。解除突起84は、送出シャッタ54に一体に設けられている。また、送出シャッタ54には支持板106が立設されている。支持板106には、支持ピン108に回動可能に支持されたシャッタカム110の先端が当接している。支持ピン108は、本体基板28に固定されている。また、シャッタカム110には、ソレノイド112のアーマチャが係合している。ソレノイド112のアーマチャを突出させると、シャッタカム100は、支持ピン108の回りに、図15中において反時計回りに回動して、支持板106を右方向に移動させる。これにより送出シャッタ54が送出通路48内に進出する。ソレノイド112のアーマチャが退避すると、不図示の弾性部材の付勢力により、送出シャッタ54は、送出通路48内より退避する。送出シャッタ54が、引っ掛かって動かなくなった場合、解除突起84を押して引っ掛かりを解除する。このとき側板24を取り外さずに送出シャッタ54を動かすことができる。
本実施形態においては、投入シャッタ52、送出シャッタ54に突起を設け、側板を取り外さずに、この突起を押し込めるようにした。しかし、突起に限らず、側板の開口から操作できるように構成されれば、その形状は突起に限定されない。例えば、本実施形態の送出シャッタ54に突起を形成せずに、直接シャッタの本体の板部分を操作するようにもできる。また、投入シャッタ52についても、支持板96を直接操作ようにもできる。さらに、シャッタを操作するための突起等をシャッタといった意に設けるのではなく、カム機構、レバー機構、リンク機構などを解してシャッタを操作できるようにしてもよい。
以上のように、本実施形態においては、ICコイン処理装置22の外側からの操作で、回動ディスク26、投入シャッタ52、送出シャッタ54などの可動部品を動かすことができる。これらの部品を、動かすことにより、これらの部品の周辺でICコイン等が詰まったような場合、この詰まりを解消することができる。
遊技台と遊技媒体貸出機を配列した様子を示す図である。 遊技媒体貸出機の外観を示す図である。 ICコイン処理装置の外観を示す図である。 ICコイン処理装置の側板を取り外した状態を示す図である。 ICコイン処理装置の側板および回動ディスクを取り外した状態を示す図である。 回動ディスクの表側の外観を示す図である。 回動ディスクの裏側の外観を示す図である。 貯留部の断面図である。 ICコイン処理装置の処理動作を示す図である。 ICコイン処理装置の処理動作を示す図であり、ICコインを受け入れた状態を示す図である。 ICコイン処理装置の処理動作を示す図であり、ICコインが送出シャッタの位置にある状態を示す図である。 ICコイン処理装置の処理動作を示す図であり、ICコインが貯留部に達した状態を示す図である。 ICコイン処理装置の裏面を示す図である。 投入シャッタの駆動機構を示す図である。 送出シャッタの駆動機構を示す図である。
符号の説明
10 遊技台、12 遊技媒体貸出機、22 ICコイン処理装置、23 ICコイン、24 側板、26 回動ディスク、28 本体基板、30 ケーシング壁、34 内リブ、36 中リブ、38 外リブ、40 収容部、42 貯留部、44 投入通路、48 送出通路、52 投入シャッタ、54 送出シャッタ、64 アンテナ。

Claims (3)

  1. 遊技施設で使用される遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出機に備えられ、遊技媒体の貸し出しに係る情報を記憶したICコインを処理するICコイン処理装置であって、
    ケーシングと、
    投入されたICコインを受け入れて収容する収容部を周上に有し、ケーシング内で回動して、収容したICコインをケーシング内周面に沿って移送する回動ディスクと、
    回動ディスクに収容されたICコインとの間で情報の送受を行うリーダライタと、
    ICコインを貯留する貯留部と、
    を備え、
    回動ディスクを収めるケーシングは、回動ディスクを収めた状態において回動ディスクの一方の面の一部を外部に露出する第1の開口を有する、
    ICコイン処理装置。
  2. 請求項1に記載のICコイン処理装置であって、
    投入されたICコインを、収容部に導く投入通路を閉鎖することができる投入シャッタと、
    投入シャッタを投入通路から退避させるように押し込むための投入シャッタ押込み片と、
    を有し、
    ケーシングは、回動ディスクを露出する開口が設けられた側の面の、投入シャッタ押込み片に対向する位置に、当該押込み片を外部に露出する第2の開口を有する、
    ICコイン処理装置。
  3. 請求項1または2に記載のICコイン処理装置であって、
    回動ディスクに収容されているICコインを、送出する送出通路を閉鎖することができる送出シャッタと、
    送出シャッタを送出通路から退避させるように押し込むための送出シャッタ押込み片と、
    を有し、
    ケーシングは、回動ディスクを露出する開口が設けられた側の面の、送出シャッタ押込み片に対向する位置に、当該押込み片を外部に露出する第3の開口を有する、
    ICコイン処理装置。
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