JP4340498B2 - 遊技媒体貸出機及び記録媒体 - Google Patents

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Description

この発明は、金額価値を有する記録媒体を発行するとともに、記録媒体の投入を受け付け、記録媒体の金額価値に応じた数の遊技媒体を遊技機に貸し出す自発行型の遊技媒体貸出機、及び、この遊技媒体貸出機において使用される記録媒体に関する。
近年、プリペイドカード等の記録媒体の普及に伴い、パチンコホール等の遊技場でも記録媒体によりパチンコ玉やメダル等の記録媒体の貸し出しが行われている。このため、遊技場には、投入された紙幣の金額に応じた金額価値等の情報が書き込まれた記録媒体を発行する記録媒体発行装置、及び、この記録媒体の投入を受け付けて遊技機に対する遊技媒体の貸出を行う遊技媒体貸出装置が設けられている。
ところが、記録媒体発行装置を遊技機から独立して遊技場の所定の位置に配置していたのでは、遊技者は記録媒体が記録している金額価値が0になる毎に、新たな記録媒体を購入するために遊技機から離れて記録媒体発行装置の設置場所に赴かなければならない。また、複数の遊技者が同時に単一の記録媒体発行装置に集中すると、遊技者は記録媒体の入手に手間取る。
そこで、遊技者の利便性を考慮して、各遊技機に専用の自発行型の遊技媒体貸出機を配置している遊技場がある。自発行型の遊技媒体貸出機は、投入された紙幣の金額に応じた金額価値等の情報が書き込まれた記録媒体を発行する処理と、記録媒体の投入を受け付けて記録媒体の金額価値に応じた数の遊技媒体を遊技機に貸し出す処理と、を行う。
従来の自発行型の遊技媒体貸出機は、記録媒体として千円分の金額価値情報を有する低額のプリペイドカード(以下、単にカードという。)を取り扱うものであった。このため、従来の自発行型の遊技媒体貸出機は、機内に予め1枚のカードを収容しておき、紙幣投入口に千円札が投入されると機内に収容していたカードに千円分の金額価値を書き込んでカード投入口に露出させた後、遊技者の操作に応じてこのカードを機内に引き込み、遊技媒体の貸出を行う。金額価値が0になったカードは、別のカードを収容していない場合には機内に収容され、別のカードを収容している場合には機外に排出される(例えば、特許文献1参照。)。
従来の自発行型の遊技媒体貸出機が発行する低額のカードは、そのカードを発行した遊技媒体貸出機に対応する遊技機で使い切られることが多く、遊技者が遊技媒体貸出機から発行されたカードを抜き取って別の遊技媒体貸出機に投入することは稀で、金額価値が0になったカードが機外に排出されることは少ない。なお、遊技者がカードを抜き取った遊技媒体貸出機に対しては、店員が新たなカードを補充する。
ところが、近時、遊技場では5千円や1万円等の高額の金額価値を有する記録媒体を発行する自発行型の遊技媒体貸出機が要望されており、これら高額の記録媒体はその記録媒体を発行した遊技媒体貸出機から抜き取られて別の遊技媒体貸出機に投入される可能性が高く、単一のカードのみを収容する従来の遊技媒体貸出機では金額価値が0になったカードを機外に排出する機会が増え、カードが遊技場に散乱する結果を招く。また、遊技者が遊技媒体貸出機からカードを抜き取る機会が増えると、店員によるカードの補充作業の負担も増加する。さらに、機外に排出されたカードは、偽造カードによる不正行為に使用される可能性がある。
これらの問題を解決するために、遊技媒体貸出機が複数枚のカードを収容できるようにすることも考えられるが、複数枚のカードを1枚ずつ取り出せる状態にして収容するためには大きなスペースが必要になり、限られた幅の各遊技機の間に配置される自発行型の遊技媒体貸出機では背面方向に大型化し、遊技場への適用が困難になる。また、積層して収容された複数枚のカードを1枚ずつ正確に取り出すためには複雑な機構が必要になり、部品点数の増加によるコストの上昇を招く。
そこで、記録媒体として円板形状のICコインを用い、複数のICコインを貯留待機可能な貯留部を形成した遊技媒体貸出機が提案されている(例えば、特許文献2及び3参照。)。
特開平9−140922号公報 特開2002−166036号公報 特開2002−000934号公報
しかしながら、特許文献2及び3に開示された遊技媒体貸出機では、ICコインが自重によって移動する通路を形成し、この通路の一部に複数のICコインを貯留待機可能な貯留部を備えているため、多数のICコインを貯留できるようにするためには遊技媒体貸出機の内部に上下方向に十分なスペースが必要になり、遊技媒体貸出機の大型化を招く問題がある。この問題を解消するためには、紙幣識別装置等の機内に備えるべき部品を外部に配置せざるを得ず、遊技場の設備の改造を必要とする問題がある。
この発明の目的は、大型化やコストの上昇を招くことなく複数の記録媒体を収容することができ、金額価値が0になった記録媒体を機外へ排出することによる遊技場における記録媒体の散乱、店員の作業負担の増加、及び、偽造カードによる不正行為を防止でき、遊技場の設備の改造を必要とすることなく、高額の金額価値の記録媒体の運用に容易に適用できる遊技媒体貸出機及び記録媒体を提供することにある。
この発明は、上述の課題を解決するための手段として、
(1) 遊技機と通信可能に接続され、遊技機に対して遊技媒体の貸出処理を行う遊技媒体貸出機であって、筐体の前面に紙幣投入口を備えた遊技媒体貸出機において、
前面側の端面が前記筐体の前面側に位置するとともに前記筐体の前面の法線方向に平行な軸回りに回転自在かつ前記軸に沿って前後に摺動自在に支持された回転体であって、それぞれが単一の記録媒体を挿脱自在に収容する複数の記録媒体収容部を一定回転角度の間隔で位置する複数の回転位置に前記軸に平行に形成した回転体と、
前記複数の回転位置の1つの回転位置である特定の位置で、前記複数の記録媒体収容部の1つに収容されている記録媒体から金額価値情報又は金額価値を特定する情報を含む記録情報を読み取る通信部と、
前記回転体を前記一定回転角度ずつ回転させる第1の移動部と、
前記回転体を前記軸方向に沿って前面側の位置と背面側の位置との間に摺動させる第2の移動部と、を備え、
前記所定数の記録媒体収容部のそれぞれは、前記回転体における少なくとも前記前面側の端面に開放し、かつ、前記回転体の軸方向について一定の断面形状を呈する空間であり、
前記回転体は、前記特定の位置にある記録媒体収容部に収容された記録媒体に対して、前記回転体が前記前面側の位置に位置している間に係合し、前記回転体が前記前面側の位置から前記背面側の位置に移動する間に係合を解除し、前記回転体が前記背面側の位置から前記前面側の位置に移動する間に前面側への押圧力を作用させるピンを有し、
前記通信部が記録媒体から読み取った金額価値の範囲で遊技媒体の貸出処理を行うことを特徴とする。
この構成においては、単一の記録媒体を挿脱自在に収容する複数の記録媒体収容部のそれぞれが選択的に読取位置に移動し、読取位置に移動した記録媒体収容部に収容されている記録媒体に対して遊技媒体の貸出処理に用いる記録情報の読取処理が行われる。したがって、少なくとも1つの読取位置で遊技媒体の貸出処理に必要な記録情報を各記録媒体から任意の順序で読取可能な状態にして、複数の記録媒体が収容される。
なお、この発明において、金額価値情報とは金額情報又は金額価値に応じた遊技媒体の数量を特定する度数情報をいい、金額価値を特定する情報には複数の遊技媒体貸出機を管理するホスト装置に記録媒体毎の識別情報に対応する金額価値情報が記憶されている場合における記録媒体毎の識別情報を含む。また、記録情報には金額価値情報及び識別情報の他に記録媒体に最初に金額価値情報又は金額価値を特定する情報を書き込んだ装置の識別情報を含む。さらに、通信部が記録媒体から読み取った金額価値には、記録媒体に記録されている金額価値情報から得られる金額価値のみならず、記録媒体に記憶されている金額価値を特定する情報に基づいて得られた金額価値を含む。
(2)現金の投入を受け付けて投入金額を読み取る現金処理部をさらに備え、前記通信部は現金処理部が読み取った投入金額に対応した前記記録情報を前記記録媒体収容部に収容されている記録媒体に対して所定の書込位置で書き込むとともに、前記移動部は各記録媒体収容部を選択的に読取位置及び書込位置に移動させることを特徴とする。
この構成においては、単一の記録媒体を挿脱自在に収容する複数の記録媒体収容部のそれぞれが選択的に読取位置及び書込位置に移動し、読取位置に移動した記録媒体収容部に収容されている記録媒体に対する遊技媒体の貸出処理に用いる記録情報の読取処理、及び、書込位置に移動した記録媒体収容部に収容されている記録媒体に対する投入金額に応じた記録情報の書込処理が行われる。したがって、少なくとも1つの読取位置及び書込位置で遊技媒体の貸出処理に必要な記録情報を各記録媒体から任意の順序で読取及び書込可能な状態にして、複数の記録媒体が収容される。
)軸方向の少なくとも一部に請求項1乃至4の何れかに記載の遊技媒体貸出機が備える回転体に形成された複数の記録媒体収容部のそれぞれと同一の断面形状を呈する棒状体であり、各記録媒体収容部に収容された際に回転体の外側に向う面に媒体側通信部を設け、前記一部に前記回転体が有するピンが係合する凹部を設けたことを特徴とする。これによって、複数の記録媒体収容部の何れか1つに収容されている記録媒体との間で記録情報の読取処理及び書込処理を行うことができる。
この構成においては、軸方向の少なくとも一部が遊技媒体貸出機の回転体に形成された記録媒体収容部と同一の断面形状にされた棒状体において、記録媒体収容部に収容された際に回転体の外側に向う面に通信部を設けて記録媒体が構成される。したがって、回転体の周面における円周方向の一部に対向する位置に記録情報の読取位置及び書込位置を設定しておき、記録媒体を収容した記録媒体収容部が読取位置及び書込位置に最も近接するように回転体を回転させると、その記録媒体との間でのみ記録情報の通信が行われる。
この発明は、上記の手段により、以下の効果を奏する。
(1)単一の記録媒体を挿脱自在に収容する複数の記録媒体収容部のそれぞれを選択的に読取位置に移動させ、読取位置に移動した記録媒体収容部に収容されている記録媒体に対して遊技媒体の貸出処理に用いる記録情報の読取処理を行うことにより、少なくとも1つの読取位置で遊技媒体の貸出処理に必要な記録情報を各記録媒体から任意の順序で読み取ることができる状態にして、複数の記録媒体を収容することができる。
これによって、大型化やコストの上昇を招くことなく複数の記録媒体を収容することができ、金額価値が0になった記録媒体を機外へ排出することによる遊技場における記録媒体の散乱、店員の作業負担の増加、及び、偽造カードによる不正行為を防止でき、遊技場の設備の改造を必要とすることなく、高額の金額価値の記録媒体の運用に容易に対応できる。
(2)単一の記録媒体を挿脱自在に収容する複数の記録媒体収容部のそれぞれを選択的に読取位置及び書込位置に移動させ、読取位置に移動した記録媒体収容部に収容されている記録媒体に対する遊技媒体の貸出処理に用いる記録情報の読取処理、及び、書込位置に移動した記録媒体収容部に収容されている記録媒体に対する投入金額に応じた記録情報の書込処理を行うことにより、少なくとも1つの読取位置及び書込位置で遊技媒体の貸出処理に必要な記録情報を各記録媒体に対して任意の順序で読取及び書込することができる状態にして、複数の記録媒体を収容することができる。
これによって、大型化やコストの上昇を招くことなく複数の記録媒体を収容することができ、金額価値が0になった記録媒体を機外へ排出することによる遊技場における記録媒体の散乱、店員の作業負担の増加、及び、偽造カードによる不正行為を防止でき、遊技場の設備の改造を必要とすることなく、高額の金額価値の記録媒体の発行に容易に対応できる。
(3)一定回転角度の間隔で位置する複数の回転位置に軸方向に平行に所定数の記録媒体収容部が形成された回転体を一定回転角度ずつ回転させることにより、回転体の外部の特定の位置に各記録媒体収容部を選択的に移動させることができる。これによって、単一の読取位置及び書込位置で遊技媒体の貸出処理に必要な記録情報を各記録媒体に対して任意の順序で読取及び書込することができる状態にして、複数の記録媒体を収容するための構成をコンパクトに実現することができる。
(4)回転体の軸方向について一定の断面形状を呈する柱状の記録媒体収容部を回転体の前面側の端面に開放して回転体に複数形成し、回転体の周面における円周方向の一部に対向して読取位置を配置することにより、記録媒体収容部と同一の断面形状を呈する棒状の記録媒体を回転体の前面側から記録媒体収容部に挿入することができ、回転体の回転角度に応じて複数の記録媒体収容部のうちの特定の記録媒体収容部のみを読取位置及び書込位置に近接させることができる。これによって、複数の記録媒体収容部の何れか1つに収容されている記録媒体との間で記録情報の読取処理及び書込処理を行うことができる。
(5)軸方向の少なくとも一部を遊技媒体貸出機の回転体に形成された記録媒体収容部と同一の断面形状にされた棒状体に、記録媒体収容部に収容された際に回転体の外側に向う面に通信部を設けて記録媒体を構成することにより、回転体の周面における円周方向の一部に対向する位置に記録情報の読取位置及び書込位置を設定しておき、記録媒体を収容した記録媒体収容部が読取位置及び書込位置に最も近接するように回転体を回転させると、その記録媒体との間でのみ記録情報の通信を行うことができる。これによって、複数の記録媒体収容部の何れか1つに収容されている記録媒体との間で記録情報の読取処理及び書込処理を行うことができる。
以下に、この発明の最良の実施形態に係る遊技媒体貸出機を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、この発明の実施形態に係る遊技媒体貸出機の外観図である。この実施形態に係る遊技媒体貸出機1は、遊技場であるパチンコホールにおいてパチンコ台の間又はパチスロ台の間に設置される台間機であり、現金の投入を受け付けて投入金額に応じた金額価値を含む記録情報を記録媒体に書き込んで発行する自発行型の台間機である。遊技媒体貸出機1は、挿入された記録媒体から読み取った記録情報に含まれる金額価値の範囲で、遊技媒体であるパチンコ玉又はコインを対応するパチンコ台又はパチスロ台に貸し出す。
このため、遊技媒体貸出機1は、寸法形状において制限を受け、特に、幅方向について細く形成する必要があり、薄型の矩形筐体内に構成される。遊技媒体貸出機1の前面には、紙幣挿入口2、マルチランプ3、情報表示部4、確認ボタン5、状態表示ランプ6、ホルダ7、リモコン受光部・貯玉表示部8、テンキー9及び会員カード挿入口10が設けられている。
紙幣挿入口2は、内部の紙幣識別装置11に対する紙幣の挿入を受け付ける。紙幣識別装置11は、この発明の現金処理部に相当する。マルチランプ3は、遊技媒体貸出機1の動作状態を点灯色及び点灯状態(例えば、連続点灯状態又は点滅状態)によって表示する。情報表示部4は、ホルダ7の状態やエラーコード等の情報を表示する。確認ボタン5は、情報表示部4における情報表示の指示操作を受け付ける。状態表示ランプ6は、ホルダ7におけるICスティックの状態を表示する。ICスティックについては後述する。
ホルダ7はこの発明の回転体であり、後述する記録媒体収容装置の一部を構成している。ホルダ7は、一例として、60度の一定の回転角度間隔で位置する6箇所の回転位置に、この発明の記録媒体収容部である収容部7a〜7fを軸方向に平行に形成したリボルバー型の回転体である。収容部7a〜7fは、ホルダ7における前面側の端面に開放し、かつ、ホルダ7の軸方向について一定の断面形状を呈する柱状の空間である。なお、ホルダ7の前面は、後述するカバー部21aによって被覆されている。また、ホルダ7に形成される収容部の数は6個に限定されるものではない。
リモコン受光部・貯玉表示部8は、店員の操作に係るリモコンから送信された赤外光を受光するとともに、貯玉数を表示する。テンキー9は、店員による置数の入力操作を受け付ける。会員カード挿入口10は、内部のカード処理部に対する会員カードの挿入を受け付ける。
図2及び図3は、上記遊技媒体貸出機に備えられる記録媒体収容装置の構成を示す図である。図2(A)は同記録媒体収容装置の内部構造を示す側面図、図2(B)は同正面図、図3は図2(B)におけるX−X部の断面図である。
記録媒体収容装置20は、遊技媒体貸出機1の内部の略中央部に収納されている。記録媒体収容装置20は、筐体21の内部に、ホルダ7、回転用ソレノイド22、摺動用ソレノイド23及びアンテナ24を備えている。
収容部7a〜7fを備えたホルダ7は、前面側部材70aと背面側部材70bとを中間体70cにより一体にして構成されている。このホルダ7は、記録媒体収容装置20の内部において、回転軸25a及び25bにより、回転自在かつ摺動自在に支持されている。即ち、ホルダ7は、回転軸25a及び25bを中心に回転するとともに、回転軸25a及び25bの軸方向に摺動自在にされている。ホルダ7は、回転軸25a及び25bの軸方向について、回転軸25bに外嵌するスプリング25cの弾性力によって前面方向に付勢されている。背面側部材70bの背面側の端部には、回転軸25a及び25bと同軸上にラチェット歯車26cが形成されている。
ホルダ7に形成された収容部7a〜7fのそれぞれは、回転軸25aの軸方向に一様なD字型の断面形状を呈している。収容部7a〜7fのそれぞれは、D字型の断面形状における直線部分をホルダ7の半径方向に直交させ、かつ、外側にして配置されている。収容部7a〜7fのそれぞれの内部における背面側には、スプリング72によって付勢されたピン71が退避可能にして露出している。
筐体21の前面側には、ホルダ7の前面を被覆するカバー部21aが形成されている。カバー部21aには、ホルダ7の前面に開口している6個の収容部7a〜7fのうちで最上部の回転位置に位置しているものに対向する位置に、単一の窓部21bが形成されている。なお、カバー部21aを透明に構成することにより、ホルダ7の各収容部7a〜7fにおけるICスティック30の収納状態を外部から目視によって確認することができる。
回転用ソレノイド22のアクチュエータ22aには、ピン22cを介してリンク26aが係合している。リンク26aは、軸26dにおいて回転自在にされている。リンク26aの側面からはピン26eが突出しており、このピン26eはラチェット爪26bに係合している。ラチェット爪26bは、軸26fにおいて回転自在にされており、上端においてラチェット歯車26cに係合する。
回転用ソレノイド22に駆動電圧が印加されてアクチュエータ22aが矢印A方向に移動すると、リンク26aが軸26dを中心に矢印B方向に回転する。このリンク26aの回転が、ピン26eを介してラチェット爪26bに伝達され、ラチェット爪26bが軸26fを中心に矢印C方向に回転し、ラチェット歯車26cのラチェット歯を上方に押し上げる結果、ホルダ7が矢印D方向に回転する。
ラチェット歯車26cは、周面に6個のラチェット歯を等間隔に突出させている。ホルダ7の背面側部材70cの周面には、一定の回転角度間隔(60度)の6箇所に凹部73が形成されている。記録媒体収容装置20の内部には、背面側部材70cの周面に対向する位置にスプリング75によって付勢された係止ピン74が設けられている。係止ピン74は、ホルダ7が回転する毎に背面側部材70cの周面に形成された凹部73のそれぞれに順に係合する。これらによって、回転用ソレノイド22に駆動電圧を印加する毎に、ホルダ7が矢印D方向に60度ずつ回転し、筐体21の窓部21bにはホルダ7に形成された収容部7a〜7fが順に対向する。
回転用ソレノイド22に駆動電圧が印加されなくなると、アクチュエータ22aに外嵌するスプリング22bの弾性力により、アクチュエータ22a、リンク26a及びラチェット爪26bは図2(A)及び図3に示す位置に復帰する。
上記の構成において、回転用ソレノイド22、リンク26a、ラチェット爪26b及びラチェット歯車26cが、この発明の第1の移動部に相当する。
アンテナ24は、この発明の通信部を構成しており、ホルダ7の中間部70cの周面における円周方向の一部(この例では最上部)で、かつ、軸方向の中央部に対向する位置に配置されている。この位置が、この発明の特定の位置である。通信部はアンテナ24を介してICスティック30のICチップ36との間で非接触で通信を行う。なお、通信部は、ICスティック30との間で接触式の通信を行うものであってもよい。
摺動用ソレノイド23のアクチュエータ23aには、ピン23cを介してレバー27が係合している。レバー27の下端部は、ホルダ7の背面側端部に設けられたラチェット歯車26cの前面側に当接している。摺動用ソレノイド23に駆動電圧が印加されてアクチュエータ23aが矢印E方向に移動すると、レバー27も矢印E方向に移動し、ラチェット26cを背面側に押圧する。これによって、ホルダ7がスプリング25cの弾性力に抗して背面側に摺動する。
摺動用ソレノイド23に駆動電圧が印加されなくなると、アクチュエータ23aに外嵌するスプリング23bの弾性力により、アクチュエータ23aとレバー27とは図2(A)及び図3に示す位置に復帰する。また、ホルダ7は、スプリング25cの弾性力によって、図2(A)及び図3に示す位置に復帰する。摺動用ソレノイド23、レバー27、スプリング25cが、この発明の第2の移動部に相当する。
図4(A)及び(B)は、上記遊技媒体貸出機に適用される記録媒体の側面断面図及び正面図である。上記遊技媒体貸出機に適用される記録媒体は、少なくとも軸方向の中間部においてD字型断面形状を呈する棒状体のICスティック30である。ICスティック30は、2本の止めネジ33を介して固定される本体31と蓋体32との2分割に構成されている。ICスティック30の内部の軸方向の中央部には、蓋体32の平面状の上面(D字型断面における直線部分)に近接して収納部34が設けられている。この収納部34には、アンテナを含むICチップ36が収納される。このICチップ36が、この発明の媒体側通信部に相当する。また、本体31の底面の軸方向における両端部には、凹部35が形成されている。
ICスティック30は、側面における軸方向に直交する方向の中心線、及び、正面における上下方向に平行な中心線について対称形状にされている。また、軸方向の中央部に通信部が収納されている。このため、ICスティック30をホルダ7の各収容部7a〜7fに挿入する際には前後方向を問わない。
ICスティック30を記録媒体収容装置20の筐体21に形成された窓部21bからホルダ7に形成された6個の収容部7a〜7fのうち最上部に位置している収容部に挿入すると、ICスティック30における平面状の上面がホルダ7の外側を向き、ICスティック30に収納されたICチップ36は記録媒体収容装置20内に備えられているアンテナ24に近接して対向する。このため、アンテナ24を介してICスティック30のICチップ36との間で、微少な電力によって通信が可能になる。
また、ホルダ7に形成された6個の収容部7a〜7fのうち最上部に位置している収容部以外の収容部にICスティック30が収容されている場合、このICスティック30に収納されているICチップ36はアンテナ24に対向することなく離間している。このため、アンテナ24は、収容部7a〜7fのうち最上部に位置している収容部に収容されている単一のICスティック30が収納しているICチップ36との間でのみ、正確に通信を行うことができる。
また、回転用ソレノイド22に駆動電圧を印加する毎にホルダ7が60度ずつ回転することから、収容部7a〜7fを順に窓部21bに対向させることができ、収容したICスティック30のICチップ36がアンテナ24に近接して対向する収容部を収容部7a〜7fに順次切り換えることができる。
さらに、収容部7a〜7fのいずれかに収容されたICスティック30の凹部35には、スプリング72の弾性力によってピン71が弾性的に嵌合し、収容部7a〜7f内における軸方向の移動が規制される。金額価値が0でないICスティック30を放出する場合には、摺動用ソレノイド23に駆動電圧を印加してホルダ7を背面側に摺動させる。このとき、最上部に位置する収容部に収容されているICスティック30は、背面側端部をストッパ28に当接させており、背面側に摺動することはない。したがって、ホルダ7はICスティック30に対して摺動することになり、凹部35に対するピン71の嵌合が解除される。
この後、摺動用ソレノイド23に駆動電圧が印加されなくなってホルダ7が前面側に復帰する際には、ピン71がICスティック30の背面側を押圧し、ICスティック30はホルダ7とともに前面側に移動する。これによって、ICスティック30の前面側端部が、筐体21bの窓部21bから前面側に突出し、ICスティック30をホルダ7から抜き取ることができる。
遊技媒体貸出機1は、アンテナ24を介してICスティック30のICチップから読み取った記録情報によって定まる金額価値の範囲で遊技者の指示に従って遊技媒体を遊技台に貸し出す。また、遊技媒体貸出機1は、紙幣挿入口2から紙幣が挿入されると、紙幣識別装置による識別結果に応じた金額価値を表す金額価値情報又はこの金額価値を特定する情報を含む記録情報をアンテナ24を介してICスティック30のICチップに書き込む。
したがって、遊技媒体貸出機1は、記録媒体収容装置20のホルダ7に形成された6個の収容部7a〜7fのうち、少なくとも1個の収容部に金額価値が0のICスティック30が収納しており、かつ、少なくとも1個の収容部にICスティック30が収容されていない状態で運用される。
以上のように、この実施形態に係る遊技媒体貸出機1は、リボルバー型のホルダ7にICスティック30を収容する6個の収容部7a〜7fを形成し、これら収容部7a〜7fを1個ずつ順にアンテナ24に近接して対向する位置に移動できるようにしている。このため、金額価値が0のICスティック30を機外に放出することなく、金額価値が0でないICスティック30を機外に放出することができ、かつ、少なくとも1個の金額価値が0のICスティック30を収容した状態で別の金額価値が0でないICスティック30を収容することができ、高額の金額価値を有するICスティック30を適正に運用することができる。
このとき、自発行型の台間機である遊技媒体貸出機1内に、紙幣識別装置11及び記録媒体収容装置20を含む必要な部品の全てを収納できるため、遊技場の設備の改造を必要とすることがない。
なお、上記の実施形態では投入された紙幣の金額に応じた金額価値を含む記録情報をICスティック30に書き込むことができる自発行型の遊技媒体貸出機1を例に挙げて説明したが、ICスティック30に対して遊技媒体の貸出処理に用いる記録情報の読取処理のみを行う自発行型でない遊技媒体貸出機にもこの発明を同様に実施することができる。
また、上記の実施形態では記録媒体として棒状体のICスティック30を例に挙げて説明したが、球状又は円盤状であってもよい。但し、記録媒体は、紛失防止のためにある程度のサイズを確保しておく必要があり、前面の幅を小さくする必要のある台間機に対して前面側から挿脱されることを考慮すると、特に、複数の記録媒体の収容部を読取位置及び書込位置に順に回転移動させる場合、棒状体に構成することが望ましい。しかし、複数の収容部の回転面を遊技媒体貸出機の幅に納まるように傾斜させ、少なくとも1つの収容部を前面側に露出させることで、比較的大きな球状又は円盤状の記録媒体を収容する複数の収容部を読取位置及び書込位置に順に回転移動させることができる状態に備えることができる。
この発明の実施形態に係る遊技媒体貸出機の外観図である。 上記遊技媒体貸出機に備えられる記録媒体収容装置の構成を示す側面図及び正面図である。 図2(B)におけるX−X部の断面図である。 上記遊技媒体貸出機に適用される記録媒体の側面断面図及び正面図である。
符号の説明
1−遊技媒体貸出機
7−ホルダ
7a〜7f−収容部
11−紙幣識別装置(現金処理部)
20−記録媒体収容装置
22−回転用ソレノイド(移動部)
23−摺動用ソレノイド
24−アンテナ(通信部)
26a−リンク(移動部)
26b−ラチェット爪(移動部)
26c−ラチェット歯車(移動部)
30−ICスティック(記録媒体)
36−ICチップ(媒体側通信部)

Claims (5)

  1. 遊技機と通信可能に接続され、遊技機に対して遊技媒体の貸出処理を行う遊技媒体貸出機であって、筐体の前面に紙幣投入口を備えた遊技媒体貸出機において、
    前面側の端面が前記筐体の前面側に位置するとともに前記筐体の前面の法線方向に平行な軸回りに回転自在かつ前記軸に沿って前後に摺動自在に支持された回転体であって、それぞれが単一の記録媒体を挿脱自在に収容する複数の記録媒体収容部を一定回転角度の間隔で位置する複数の回転位置に前記軸に平行に形成した回転体と、
    前記複数の回転位置の1つの回転位置である特定の位置で、前記複数の記録媒体収容部の1つに収容されている記録媒体から金額価値情報又は金額価値を特定する情報を含む記録情報を読み取る通信部と、
    前記回転体を前記一定回転角度ずつ回転させる第1の移動部と、
    前記回転体を前記軸方向に沿って前面側の位置と背面側の位置との間に摺動させる第2の移動部と、を備え、
    前記所定数の記録媒体収容部のそれぞれは、前記回転体における少なくとも前記前面側の端面に開放し、かつ、前記回転体の軸方向について一定の断面形状を呈する空間であり、
    前記回転体は、前記特定の位置にある記録媒体収容部に収容された記録媒体に対して、前記回転体が前記前面側の位置に位置している間に係合し、前記回転体が前記前面側の位置から前記背面側の位置に移動する間に係合を解除し、前記回転体が前記背面側の位置から前記前面側の位置に移動する間に前面側への押圧力を作用させるピンを有し、
    前記通信部が記録媒体から読み取った金額価値の範囲で遊技媒体の貸出処理を行うことを特徴とする遊技媒体貸出機。
  2. 前記回転体は、前記ピンを、前記特定の位置にある記録媒体収容部に露出する位置と退避する位置との間で変位自在で、かつ前記露出する位置に向けて弾性的に付勢して支持し、
    前記回転体が前記前面側の位置から前記背面側の位置に移動する間に、前記特定の位置に位置する記録媒体収容部に収容された記録媒体の背面側への移動を規制するストッパを備えた請求項1に記載の遊技媒体貸出機。
  3. 前記回転体の前面を被覆するカバーであって前記複数の記録媒体収容部のうちで前記特定の位置にある記録媒体収容部の開放面に対向する位置に単一の窓部を形成したカバーをさらに備えた請求項1又は2に記載の遊技媒体貸出機。
  4. 前記紙幣投入口における現金の投入を受け付けて投入金額を読み取る現金処理部をさらに備え、前記通信部は現金処理部が読み取った投入金額に対応した前記記録情報を前記特定の位置にある記録媒体収容部に収容されている記録媒体に書き込むとともに、前記第1の移動部は各記録媒体収容部を選択的に前記特定の位置に移動させることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の遊技媒体貸出機。
  5. 遊技媒体の貸出処理に用いられる記録情報を記憶する記録媒体において、
    軸方向の少なくとも一部に請求項1乃至4の何れかに記載の遊技媒体貸出機が備える回転体に形成された複数の記録媒体収容部のそれぞれと同一の断面形状を呈する棒状体であり、各記録媒体収容部に収容された際に回転体の外側に向う面に媒体側通信部を設け、前記一部に前記回転体が有するピンが係合する凹部を設けたことを特徴とする記録媒体。
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