JP2007105191A - 遊技媒体貸出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】挿入口に棒状又はコイン状の記憶媒体を挿入するときの挿入ミスを防止するとともに、下方に落とした記憶媒体が隣の遊技機側に跳ね返るのを実施上有効に防止し得る遊技媒体貸出装置を提供する。
【解決手段】遊技媒体貸出装置は、2台の遊技機の間に設置されるものであって、前面パネル3を有する筐体1と、筐体内に配置され、遊技媒体の貸出処理に用いる棒状又はコイン状の記憶媒体を複数収容する記憶媒体収容部と、記憶媒体収容部に対し記憶媒体を挿入するために筐体の前面パネルに設けられた記憶媒体挿入口12,18と、筐体の前面パネルに記憶媒体挿入口に対応して設けられた隔壁部31,32とを備える。隔壁部は、記憶媒体挿入口の一側方を上下方向に延びる垂直面部31a,32aと、記憶媒体挿入口の下方で垂直面部側から斜め下向きに傾斜しかつ前面パネルの略全横幅に亘って延びる傾斜面部31c,32cとを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、パチンコホールなどの遊技場内において隣接する2台のパチンコ機やスロットマシンなどの遊技機の間に台間機として設置される遊技媒体貸出装置に関し、特に、少なくとも一方の遊技機に対しパチンコ球やメダルなどの遊技媒体の貸出処理を行わせるものに係わる。
従来、この種の遊技媒体貸出装置は、金額価値を特定する情報などを記憶する記憶媒体として、磁気カードやICカードなどのカードを用いたカード仕様のものが殆どであるが、カード仕様の場合、スペース的に予備カードを収納することができないので、新規カードの補充作業を頻繁に行う必要があるなどの問題がある。
そこで、近年、このような問題を解決するために、カードの代わりに、ICチップを有するコイン状の記憶媒体(ICコイン)を用いたICコイン仕様のもの(特許文献1参照)と、同じくICチップを有する細長棒状の記憶媒体(ICスティック)を用いたICスティック仕様のもの(特許文献2参照)とが提案されている。特に、ICスティック仕様の場合、複数のICスティックを収容する記憶媒体収容部としての記憶媒体収容装置のホルダが中心軸回りに回転可能に設けられ、このホルダの各収容部に収容したICスティックを筐体の前面パネルに設けた挿入口から外部に自動的に戻すことができる構成になっており、台間機としての遊技媒体貸出装置を大型化することなく実用化することができるという利点がある。
ところが、ICスティック及びICコインは、いずれもカードに比べて遊技者の指先から滑り落ち易い形状のものであるため、これを筐体前面パネルの挿入口から筐体内の記憶媒体収容部に挿入するとき、挿入ミスを起こしてICスティックなどが隣の遊技機側に入ってしまったり、下方に落としたICスティックなどが隣の遊技機側に跳んでいったりする虞があり、隣の遊技者の遊技を阻害してトラブルの原因になる虞がある。
一方、隣接する2台の遊技機の両方に対しそれぞれ別々に遊技媒体の貸出処理を行わせるカード仕様の遊技媒体貸出装置において、筐体の前面パネルにカード挿入口を2つ設ける場合、一方の遊技機側の遊技者がカードを別のカード挿入口に挿入するのを防止するために、カード挿入口の側方に上下方向に延びる垂直板を設けたり、コ字状の耳形片を設けたりすることは知られている(特許文献3,4参照)。しかし、この垂直板や耳形片では、筐体前面パネルの挿入口にICスティックなどを挿入する際に下方に落としたICスティックなどが隣の遊技機側に跳ね返るのを防止することはできない。
また、筐体前面パネルの挿入口にICスティックなどを挿入する際に下方に落としたICスティックなどを受けるための受け皿を設けることが考えられるが、特にICスティックの場合、遊技客の取扱易さを考慮して36mm程度の長さを有するため、横幅が40mm程度に過ぎない幅狭形の遊技媒体貸出装置では突出寸法が横幅と同程度の受け皿を設けることは困難である。
特開2002−166036号公報 特開2005−73945号公報 特開昭63−122487号公報 実開平3−122888号公報
本発明はかかる諸点に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、筐体前面パネルの挿入口に棒状又はコイン状の記憶媒体を挿入するとき、突出寸法がそれ程大きくない適切な構造部によって、挿入ミスを防止するとともに、下方に落とした記憶媒体が隣の遊技機側に跳ね返るのを実施上有効に防止し得る遊技媒体貸出装置を提供せんとするものである。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、横並びで互いに隣接する2台の遊技機の間に設置され、少なくとも一方の遊技機に対し遊技媒体の貸出処理を行わせる遊技媒体貸出装置として、前面パネルを有する筐体と、この筐体内に配置され、上記遊技媒体の貸出処理に用いる棒状又はコイン状の記憶媒体を複数収容する記憶媒体収容部と、この記憶媒体収容部に対し記憶媒体を挿入するために筐体の前面パネルに設けられた記憶媒体挿入口と、筐体の前面パネルにこの記憶媒体挿入口に対応して設けられた隔壁部とを備える。そして、この隔壁部を、記憶媒体挿入口の一側方を上下方向に延びる垂直面部と、記憶媒体挿入口の下方で垂直面部側から斜め下向きに傾斜しかつ前面パネルの略全横幅に亘って延びる傾斜面部とを有する構成にする。
この構成では、筐体の前面パネルの記憶媒体挿入口に棒状又はコイン状の記憶媒体を挿入するときには、記憶媒体挿入口に対応して設けられた隔壁部のうち、記憶媒体挿入口の一側方を上下方向に延びる垂直面部により挿入ミス、つまり遊技媒体の貸出処理を行わない遊技機側の遊技者が間違って記憶媒体を挿入することを防止することができる。また、記憶媒体を記憶媒体挿入口に挿入し損ねて下方に落としたときには、記憶媒体挿入口の下方で垂直面部側から斜め下向きに傾斜しかつ前面パネルの略全横幅に亘って延びる隔壁部の傾斜面部に記憶媒体が当たって遊技者側に戻されるようになり、隣の遊技機側に跳ね返ることはない。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の遊技媒体貸出装置において、上記記憶媒体収容部、記憶媒体挿入口及び隔壁部を、筐体の上下2段に一組ずつ設け、隣接する2台の遊技機の両方に対しそれぞれ別々に遊技媒体の貸出処理を行わせるように構成する。この構成では、1台の遊技媒体貸出装置により2台の遊技機に対し遊技媒体の貸出処理を行わせることができる上、各記憶媒体挿入口においてそれぞれ、挿入ミスを防止することができるとともに、挿入し損ねて下方に落とした記憶媒体が隣の遊技機側に跳ね返るのを防止することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載の遊技媒体貸出装置において、上記隔壁部の垂直面部と傾斜面部とを、隙間を介さずに連続して一体的に設ける構成にする。この構成では、隔壁部の垂直面部と傾斜面部とが隙間を介さずに連続しているため、記憶媒体挿入口に挿入し損ねて下方に落とした遊技媒体が隣の遊技機側に跳ね返るのを確実に防止することができる。
請求項4に係る発明は、請求項1ないし請求項3のいずれか一つに記載の遊技媒体貸出装置において、上記隔壁部を、筐体の前面パネルと一体に成形する構成にする。この構成では、隔壁部と筐体の前面パネルとの一体成形により遊技媒体貸出装置の製造工程をその分少なくすることができる。
請求項5及び6に係る発明は、いずれも請求項4記載の遊技媒体貸出装置において、隔壁部の成形法の具体的な形態を提供するものである。すなわち、請求項5に係る発明は、上記隔壁部を、前面パネルの表面から突出させ、その突出寸法を、前面パネルの横幅寸法の半分以下に設定する構成にする。また、請求項6に係る発明は、上記前面パネルを、その記憶媒体挿入口付近が他の部位よりも凹んで形成し、上記隔壁部を、この凹部の段差により構成する。
以上のように、本発明の遊技媒体貸出装置によれば、筐体の前面パネルの記憶媒体挿入口に棒状又はコイン状の記憶媒体を挿入するとき、記憶媒体挿入口に対応して設けた隔壁部の垂直面部により挿入ミスを防止することができるとともに、記憶媒体を挿入し損ねて下方に落としてもその記憶媒体が隔壁部の傾斜面部に当たって遊技者側に戻されるため、記憶媒体の隣の遊技機側への跳ね返りを防止することができ、遊技者間のトラブルを未然に防止することができる。しかも、隔壁部の突出寸法をそれ程大きくする必要はないので、実施化を容易に図ることができる。
特に、請求項2に係る発明では、隣接する2台の遊技機に対し遊技媒体の貸出処理を行わせることができる上、各記憶媒体挿入口における記憶媒体の挿入ミスの防止及び落下した記憶媒体の隣の遊技機側への跳ね返りの防止を図ることができ、実用性に優れたものである。
また、請求項3に係る発明では、隔壁部の垂直面部と傾斜面部とが隙間を介さずに連続しているため、落下した記憶媒体の隣の遊技機側への跳ね返りを確実に防止することができる。
さらに、請求項4に係る発明では、隔壁部が筐体の前面パネルと一体に成形されてなるため、その分製造工程を少なくすることができ、製造コストの低廉化などに寄与することができるという効果を併有する。
以下、本発明を実施するための最良の形態である実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1及び図2は本発明の第1の実施形態に係る遊技媒体貸出装置Aの外観を示し、この遊技媒体貸出装置Aは、図示していないが、遊技場内の横並びで互いに隣接する2台のパチンコ機の間に台間機として設置され、その両方のパチンコ機に対しそれぞれ遊技媒体としてのパチンコ球の貸出処理を行わせるものである。
上記遊技媒体貸出装置Aは、横幅が40mm程度の幅狭形の筐体1を備えており、この筐体1は、天板部、背面部及び底板部を構成する全体がコ字形の枠材2と、前面部を構成する合成樹脂製の前面パネル3と、左右の側面をそれぞれ構成する側板4(右側の側板のみ図示する。)とからなる。
上記前面パネル3には上側から順に紙幣挿入口11、右側用の記憶媒体挿入口としてのスティック挿入口12、右側用の照光式ボタンスイッチ13、右側用の状態表示ランプ14、情報表示部15、左側用の状態表示ランプ16、左側用の照光式ボタンスイッチ17及び左側用の記憶媒体挿入口としてのスティック挿入口18が設けられている。紙幣挿入口11に対応して筐体1内には紙幣識別機21(図4参照)が配置され、紙幣挿入口11に所定の紙幣(例えば千円札)を挿入すると紙幣識別機21により紙幣の真贋を識別するようになっている。
上記右側用のスティック挿入口12、照光式ボタンスイッチ13及び状態表示ランプ14は、遊技媒体貸出装置Aの向かって右側のパチンコ機に対しパチンコ球の貸出処理を行わせるためのものであり、紙幣挿入口11に紙幣を挿入する前に照光式ボタンスイッチ13を押すとボタンスイッチ13自体が点灯し、紙幣挿入口11への紙幣の挿入が可能になる。スティック挿入口12に対応して筐体1内には右側用の発券機22(図4参照)が配置されている。この発券機22は、図示していないが、図3に示すような細長棒状(長さ36mm程度、幅7mm程度、高さ5mm程度)の記憶媒体であるICスティック30を中心軸回りに6個収容する記憶媒体収容部としての回転ホルダと、この回転ホルダを中心軸回りに所定角度毎に回転させるソレノイドなどからなる回転駆動手段と、回転ホルダに収容されたICスティック30(詳しくは図示しないが、スティック内に埋設されたICチップ)との間で通信を行う通信部とを備えており、スティック挿入口12を通してICスティック30が発券機22の回転ホルダに挿入収容され、あるいは発券機22から新たに発行されたり、返却されたりするようになっている。尚、回転ホルダの詳細については背景技術の項で記載した特許文献2(特開2005-73945号公報)に開示されているので、その説明は省略する。また、本願発明の記憶媒体としてのICスティック30は、図3に示す如き棒状形状に限らず、例えば弾丸形や円柱形状などでもよい。
また、上記左側用のスティック挿入口18、照光式ボタンスイッチ17及び状態表示ランプ16は、遊技媒体貸出装置Aの向かって左側のパチンコ機に対しパチンコ球の貸出処理を行わせるためのものであり、紙幣挿入口11に紙幣を挿入する前に照光式ボタンスイッチ17を押すとボタンスイッチ17自体が点灯し、紙幣挿入口11への紙幣の挿入が可能になる。スティック挿入口18に対応して筐体1内には左側用の発券機23(図4参照)が配置されている。この発券機23は、図示していないが、上述した右側用の発券機22と同じく、ICスティック30を中心軸回りに6個収容する記憶媒体収容部としての回転ホルダと回転駆動手段と通信部とを備えており、スティック挿入口18を通してICスティック30が発券機23の回転ホルダに挿入収容され、あるいは発券機23から新たに発行されたり、返却されたりするようになっている。
図4は遊技媒体貸出装置Aの制御系のブロック構成を示し、20はCPUやROMなどを実装した制御基板からなる制御部であって、この制御部20は、紙幣識別機21からの信号と、右側用及び左側用のボタンスイッチ13,17からの信号と、右側用及び左側用の発券機22,23からの信号とを入力信号として受信しながら、右側用の状態表示ランプ(以下、Rランプという。)14及び左側用の状態表示ランプ(以下、Lランプという。)16の点灯や消灯などを制御するとともに、右側用及び左側用の発券機22,23の作動を制御する。また、制御部20は、外部通信部24を通して左右両側の2台のパチンコ機に対し通信可能に設けられている。
図5は上記制御部20によるRランプ14及びLランプ16の点灯動作を示すフローチャート図である。この図においては、先ず、ステップS1でRランプ14及びLランプ16を共に点滅させて使用可能な状態であることを表示した後、ステップS2で右側用及び左側用のボタンスイッチ13,17が押し下げ操作されるのを待つ。
そして、左側用のボタンスイッチ17が押し下げ操作されたときには、ステップS3でLランプ16を点灯し、Rランプ14を消灯するとともに、ステップS4でタイマーを作動させ、ステップS5で紙幣挿入口11を通して紙幣識別機21に所定紙幣の入金があるか否かを判定する。この判定がNOのときには、ステップS6で5秒経過するのを待って、ステップS1に戻る一方、判定がYESのとき、つまり入金があったときにはステップS11へ移行する。
ステップS11では左側用の発券機23による発券動作(つまりICスティック30の発行動作)を開始し、しかる後、ステップS12でRランプ14を点滅させ、ステップS13で左側用の発券機23による発券動作が終了するのを待つ。続いて、ステップS14で左側用の発券機23でICスティック30の残度数があるか否かを判定し、この判定がYESのときにはステップS15でLランプ16を点滅させた後、ステップS16へ移行する一方、判定がNOのときには直ちにステップS16へ移行する。この場合、ステップS16では左側のパチンコ機との間で通信を行い、左側のパチンコ機に対しパチンコ球の貸出処理を行わせる。
一方、上記ステップS2の判定で右側用のボタンスイッチ13が押し下げ操作されたときには、ステップS7でRランプ14を点灯し、Lランプ16を消灯するとともに、ステップS8でタイマーを作動させ、ステップS9で紙幣挿入口11を通して紙幣識別機21に所定紙幣の入金があるか否かを判定する。この判定がNOのときには、ステップS10で5秒経過するのを待って、ステップS1に戻る一方、判定がYESのときにはステップS17へ移行する。
ステップS17では右側用の発券機22による発券動作を開始し、しかる後、ステップS18でLランプ16を点滅させ、ステップS19で右側用の発券機22による発券動作が終了するのを待つ。続いて、ステップS20で右側用の発券機22でICスティック30の残度数があるか否かを判定し、この判定がYESのときにはステップS21でRランプ14を点滅させた後、ステップS16へ移行する一方、判定がNOのときには直ちにステップS16へ移行する。この場合、ステップS16では右側のパチンコ機との間で通信を行い、右側のパチンコ機に対しパチンコ球の貸出処理を行わせる。
そして、このように左右両側のパチンコ機に対しそれぞれパチンコ球の貸出処理を行わせる台間機としての遊技媒体貸出装置Aにおいて、本発明の特徴点として、図1及び図2に示すように、筐体1の前面パネル3に、右側用のスティック挿入口12及び左側用のスティック挿入口18に対応してそれぞれ右側用の隔壁部31及び左側用の隔壁部32が設けられており、この両隔壁部31,32は、共に前面パネル3と一体に成形されてなる。
上記右側用の隔壁部31は、スティック挿入口12の左側方をスティック挿入口12の上方位置からボタンスイッチ13の側方位置にまで上下方向に延びる垂直面部31aと、この垂直面部31aからスティック挿入口12とボタンスイッチ13との間を水平方向に前面パネル3の右端にまで延びる水平台部31bとを有しており、この水平台部31bの上端面により、スティック挿入口12の下方で垂直面部31a側から斜め下向きに傾斜しかつ前面パネル3の略全横幅に亘って延びる傾斜面部31cが構成されている。垂直面部31aと水平台部31bないし傾斜面部31cとは、隙間を介さずに連続して一体的にかつ前面パネル3のスティック挿入口12の周辺の表面から突出して形成されており、垂直面部31aの突出寸法は、前面パネル3の横幅寸法の半分(20mm程度)より若干小さく設定され、水平台部31bないし傾斜面部31cの突出寸法は、この垂直面部31aの突出寸法の略半分に設定されている。
上記左側用の隔壁部32は、スティック挿入口18の右側方をボタンスイッチ17の側方位置からスティック挿入口18の下方位置にまで上下方向に延びる垂直面部32aと、この垂直面部32aの下端部からスティック挿入口18の下方を水平方向に前面パネル3の左端にまで延びる水平台部32bとを有しており、この水平台部32bの上端面により、スティック挿入口18の下方で垂直面部32a側から斜め下向きに傾斜しかつ前面パネル3の略全横幅に亘って延びる傾斜面部32cが構成されている。垂直面部32aと水平台部32bないし傾斜面部32cとは、隙間を介さずに連続して一体的にかつ前面パネル3のスティック挿入口18の周辺の表面から突出して形成されており、垂直面部32aの突出寸法は、前面パネル3の横幅寸法の半分より若干小さく設定され、水平台部32bないし傾斜面部32cの突出寸法は、この垂直面部32aの突出寸法の略半分に設定されている。
尚、図1及び図2中、33は前面パネル3の右側用ボタンスイッチ13の左側部分を覆って設けられた右側用のボタンカバー33であって、左側の遊技者による誤操作を防止するためのものである。34は左側用のボタンスイッチ17の右側部分を覆って設けられた左側用のボタンカバーであって、右側の遊技者による誤操作を防止するためのものである。
従って、上記遊技媒体貸出装置Aにおいては、その右隣のパチンコ機側の遊技者が前面パネル3の右側用のスティック挿入口12にICスティック30を挿入するときには、その挿入操作が右側用隔壁部31の垂直面部31aにより邪魔されることはないが、左隣のパチンコ機側の遊技者が間違って右側用のスティック挿入口12にICスティック30を挿入するときにはその挿入操作が右側用隔壁部31の垂直面部31aにより邪魔されることになり、挿入ミスを防止することができる。また、右隣のパチンコ機側の遊技者がICスティック30をスティック挿入口12に挿入し損ねて下方に落としたときには、そのICスティック30が右側用隔壁部31の傾斜面部31cに当たり、その傾斜面部31cの傾斜側である右側に戻されるため、左隣のパチンコ機側に跳ね返ることを防止することができ、遊技者間のトラブルを未然に防止することができる。
同様に、左隣のパチンコ機側の遊技者が前面パネル3の左側用のスティック挿入口18にICスティック30を挿入するときには、その挿入操作が左側用隔壁部32の垂直面部32aにより邪魔されることはないが、右隣のパチンコ機側の遊技者が間違って左側用のスティック挿入口18にICスティック30を挿入するときにはその挿入操作が左側用隔壁部32の垂直面部32aにより邪魔されることになり、挿入ミスを防止することができる。また、左隣のパチンコ機側の遊技者がICスティック30をスティック挿入口18に挿入し損ねて下方に落としたときには、そのICスティック30が左側用隔壁部32の傾斜面部32cに当たり、その傾斜面部32cの傾斜側である左側に戻されるため、右隣のパチンコ機側に跳ね返ることを防止することができ、遊技者間のトラブルを未然に防止することができる。
その上、上記右側用隔壁部31及び左側用隔壁部32は、共に筐体1の合成樹脂製の前面パネル3と一体に成形されているため、その分製造工程を少なくすることができ、製造コストの低廉化などに寄与することができる。しかも、各隔壁部31,32の突出寸法は、前面パネル3の横幅寸法の半分以下に過ぎないので、この隔壁部31,32の一体成形によりひけなどの成形欠陥を生じることはなく、また隣接するパチンコ機の機枠の開閉などに支障を来すこともなく、実施化を容易に図ることができる。
さらに、上記各隔壁部31,32の垂直面部31a,32aと水平台部31b,32bないし傾斜面部31c,32cとは、隙間を介さずに連続して形成されているため、この両者の間からICスティック30が隣の遊技者側に跳ね返るのを防止することができる。
(第2の実施形態)
図6及び図7は本発明の第2の実施形態に係る遊技媒体貸出装置Bを示す。この遊技媒体貸出装置Bの場合、右側用隔壁部31及び左側用隔壁部32の成形に当たり、ひけなどの成形欠陥を防止するために、各隔壁部31,32の垂直面部31a,32aと水平台部31b,32bないし傾斜面部31c,32cとの間に隙間41,42が設けられている。
すなわち、右側用隔壁部31の垂直面部31aは、右側用のスティック挿入口12の左斜め下方位置で隙間41を隔てて上側部分31dと下側部分31eとに分離されており、この垂直面部31aの下側部分31eに連続して水平台部31b及び傾斜面部31cが形成されている。また、左側用隔壁部32の垂直面部32aは、左側用のスティック挿入口18の右斜め上方位置で隙間42を隔てて上側部分32dと下側部分32eとに分離されており、この垂直面部32aの下側部分32eに連続して水平台部32b及び傾斜面部32cが形成されている。
上記両隙間41,42は、いずれもICスティック30の高さ寸法(5mm程度)と略同一又はそれ以下に設定されている。尚、遊技媒体貸出装置Bのその他の構成は、第1の実施形態に係る遊技媒体貸出装置Aのそれと同じであり、同一部材には同一符号を付してその説明は省略する。
そして、上記第2の実施形態においても、第1の実施形態の場合と同じく、各隔壁部31,32の垂直面部31a,32aによりスティック挿入口12,18対する遊技者の誤ったICスティック30の挿入を防止することができるとともに、各隔壁部31,32の傾斜面部31c,32cにより挿入し損ねて下方に落としたICスティック30の隣の遊技者側への跳ね返りを防止することができるなどの効果を奏するは勿論である。
また、上記各隔壁部31,32の垂直面部31a,32aと傾斜面部31c,32cとの間の隙間41,42がICスティック30の高さ寸法以下に設定されている場合には、これらの隙間41,42からICスティック30が隣の遊技者側に跳ね返るのを防止することができる。
(第3〜第5の実施形態)
図8ないし図10はそれぞれ本発明の第3ないし第5の実施形態として遊技媒体貸出装置の筐体の前面パネル3に設けられる隔壁部の変形例を示すものである。尚、遊技媒体貸出装置の基本的構成は、第1及び第2の実施形態の場合と同じであり、その筐体の前面パネル3には、第1の実施形態の場合と同じく上側から順に紙幣挿入口(図示せず)、右側用のスティック挿入口12、右側用の照光式ボタンスイッチ13、Rランプ14、情報表示部15、Lランプ16、左側用の照光式ボタンスイッチ17及び左側用のスティック挿入口18が設けられている。
そして、図8に示す第3の実施形態の場合、前面パネル3には、右側用のスティック挿入口12及び照光式ボタンスイッチ13に対応して右側用の隔壁部51が設けられているとともに、左側用のスティック挿入口18及び照光式ボタンスイッチ17に対応して左側用の隔壁部52が設けられている。右側用の隔壁部51は、スティック挿入口12の左側方の前面パネル3左端をスティック挿入口12の上方位置からボタンスイッチ13の側方位置にまで上下方向に延びる薄板状の垂直面部51aと、スティック挿入口12の下方で垂直面部51aの中間部から斜め下向きに傾斜しかつ前面パネル3の略全横幅に亘って延びる薄板状の傾斜面部51bとからなる。この隔壁部51は、前面パネル3と一体にかつその表面から突出して形成されてなり、その突出寸法は前面パネル3の横幅寸法の半分以下に設定されている。隔壁部51の垂直面部51aは、傾斜面部51bとの接続個所より下側部分で左側の遊技者による誤操作を防止するための右側用のボタンカバーの機能を兼備する。
また、上記左側用の隔壁部52は、スティック挿入口18の右側方の前面パネル3右端をボタンスイッチ17の側方位置からスティック挿入口18の下方位置にまで上下方向に延びる薄板状の垂直面部52aと、スティック挿入口18の下方で垂直面部51aの下端から連続して斜め下向きに傾斜しかつ前面パネル3の略全横幅に亘って延びる薄板状の傾斜面部52bとからなる。この隔壁部52は、前面パネル3と一体にかつその表面から突出して形成されてなり、その突出寸法は前面パネル3の横幅寸法の半分以下に設定されている。隔壁部52の垂直面部52aは、その上部側で右側の遊技者による誤操作を防止するための左側用のボタンカバーの機能を兼備する。
図9に示す第4の実施形態の場合、前面パネル3には右側用のスティック挿入口12と左側用のスティック挿入口18の両方に対応して1つの薄板状で一連の隔壁部60が設けられている。この隔壁部60は、右側用のスティック挿入口12、ボタンスイッチ13及びRランプ14に対応した右側用の隔壁部61と、左側用のスティック挿入口18、ボタンスイッチ17及びLランプ16に対応した左側用の隔壁部62と、上記右側用の隔壁部61(詳しくはその垂直面部61a)の下端と左側用の隔壁部62(詳しくはその垂直面部62a)の上端とを連結する連結水平部63とからなる。また、隔壁部60は、前面パネル3と一体にかつその表面から突出して形成されてなり、その突出寸法は前面パネル3の横幅寸法の半分以下に設定されている。
上記右側用の隔壁部61は、スティック挿入口12の左側方の前面パネル3左端をスティック挿入口12の上方位置からRランプ14の下方位置にまで上下方向に延びる垂直面部61aと、スティック挿入口12の下方で垂直面部61aの中間部から斜め下向きに傾斜しかつ前面パネル3の略全横幅に亘って延びる傾斜面部61bとを有してなる。この隔壁部61の垂直面部61aは、傾斜面部61bとの接続個所より下側部分で左側の遊技者による誤操作を防止するための右側用のボタンカバーの機能を兼備する。
また、上記左側用の隔壁部62は、スティック挿入口18の右側方の前面パネル3右端を情報表示部15の上方位置からスティック挿入口18の下方位置にまで上下方向に延びる垂直面部62aと、スティック挿入口18の下方で垂直面部62aの下端から連続して斜め下向きに傾斜しかつ前面パネル3の略全横幅に亘って延びる傾斜面部62bとを有してなる。この隔壁部62の垂直面部62aは、その上部側で右側の遊技者による誤操作を防止するための左側用のボタンカバーの機能を兼備する。
図10に示す第5の実施形態の場合、前面パネル3は、右側用のスティック挿入口12付近及び左側用のスティック挿入口18付近がそれぞれ他の部位よりも奥寄りに凹んで形成されており、右側用のスティック挿入口12付近の凹部71の段差により右側用の隔壁部72が構成され、左側用のスティック挿入口18付近の凹部73の段差により左側用の隔壁部74が構成されている。
すなわち、上記右側用の隔壁部72は、スティック挿入口12の左側方を上下方向に延びる凹部71の側縁段差面よりなる垂直面部72aと、スティック挿入口12の下方で垂直面部72aから斜め下向きに傾斜しかつ前面パネル3の略全横幅に亘って延びる凹部71の下縁段差面よりなる傾斜面部72bとを有している。また、上記左側用の隔壁部74は、スティック挿入口18の右側方を上下方向に延びる凹部73の側縁段差面よりなる垂直面部74aと、スティック挿入口18の下方で垂直面部74aから斜め下向きに傾斜しかつ前面パネル3の略全横幅に亘って延びる凹部73の下縁段差面よりなる傾斜面部74bとを有している。
そして、上記第3ないし第5の実施形態においては、いずれも第1の実施形態の場合と同様に、各隔壁部51,52(61,62又は72,74)の垂直面部51a,52a(61a,62a又は72a,74a)によりスティック挿入口12,18に対する遊技者の誤ったICスティック30の挿入を防止することができるとともに、各隔壁部51,52(61,62又は72,74)の傾斜面部51b,52b(61b,62b又は72b,74b)により挿入し損ねて下方に落としたICスティック30の隣の遊技者側への跳ね返りを防止することができるなどの効果を奏するは勿論である。特に、第3及び第4の実施形態の場合、各隔壁部51,52又は61,62の垂直面部51a,52a又は61a,62aがボタンカバーの機能を兼備しているため、実施化を図る上で有効である。
(第6の実施形態)
図11及び図12は本発明の第6の実施形態に係る遊技媒体貸出装置Cの外観を示し、この遊技媒体貸出装置Cは、図示していないが、遊技場内の横並びで互いに隣接する2台のパチンコ機の間に台間機として設置され、その向かって右側のパチンコ機に対しパチンコ球の貸出処理を行わせるものである。
上記遊技媒体貸出装置Cは、第1の実施形態の場合と同じく横幅が40mm程度の幅狭形の筐体101を備えており、この筐体101は、天板部、背面部及び底板部を構成する全体がコ字形の枠材102と、前面部を構成する合成樹脂製の前面パネル103と、左右の側面をそれぞれ構成する側板104(右側の側板のみ図示する。)とからなる。
上記前面パネル103には上側から順に紙幣挿入口111、マルチランプ112、情報表示部113、確認ボタン114、リモコン表示部115、カード出入口116、モード表示部117及び記憶媒体挿入口としてのスティック挿入口118が設けられている。紙幣挿入口111に対応して筐体1内には紙幣識別機(図示せず)が配置され、紙幣挿入口111に所定の紙幣を挿入すると紙幣識別機により紙幣の真贋を識別するようになっている。
上記マルチランプ112は、遊技媒体貸出装置Cの動作状態を点灯色及び点灯状態(例えば連続点灯状態又は点滅状態)によって表示するものである。また、情報表示部113は、エラーコードなどの情報を7セグメントで表示するもので、確認ボタン114の押し操作により表示が行われる。リモコン表示部115は、リモコンの故障時などを7セグメントで表示するものである。
上記モード表示部117は、カード又はICスティック30のいずれが使用可能なモードであるかを「△」記号側の上半部又は「▽」記号側の下半部を点灯して表示するものである。カードが使用可能なモードの場合、カード出入口116にカードが挿入されているときに、紙幣挿入口111に所定の紙幣を挿入するとカード出入口116に挿入されているカードに挿入金額に相当する分の金額価値を書き込ませ、右側のパチンコ機に対し貸出データを送信してパチンコ球の貸出を行わせる。また、ICスティック30が使用可能なモードの場合、カードの代わりに、棒状の記憶媒体であるICスティック30をスティック挿入口118から発行するとともに、ICスティック30のスティック挿入口118への挿入を受け付け、そのICスティック30の金額価値に応じた数のパチンコ球の貸出を右側のパチンコ機に対し行わせる。
そして、本発明の特徴点として、筐体101の前面パネル103には上記スティック挿入口118に対応して隔壁部121が設けられている。この隔壁部121は、スティック挿入口118の左側方の前面パネル103左端を上下方向に延びる薄板状の垂直面部121aと、スティック挿入口118の下方で垂直面部121aの下端から連続して斜め下向きに傾斜しかつ前面パネル103の略全横幅に亘って延びる薄板状の傾斜面部121bとからなる。隔壁部121は、前面パネル103と一体にかつその表面から突出して形成されてなり、その突出寸法は前面パネル103の横幅寸法の半分以下に設定されている。
従って、上記遊技媒体貸出装置Cにおいては、その右隣のパチンコ機側の遊技者が前面パネル103のスティック挿入口118にICスティック30を挿入するときには、その挿入操作が隔壁部121の垂直面部121aにより邪魔されることはないが、左隣のパチンコ機側の遊技者が間違ってスティック挿入口118にICスティック30を挿入するときにはその挿入操作が隔壁部121の垂直面部121aにより邪魔されることになり、挿入ミスを防止することができる。また、右隣のパチンコ機側の遊技者がICスティック30をスティック挿入口118に挿入し損ねて下方に落としたときには、そのICスティック30が隔壁部121の傾斜面部121bに当たり、その傾斜面部121bの傾斜側である右側に戻されるため、左隣のパチンコ機側に跳ね返ることを防止することができ、遊技者間のトラブルを未然に防止することができる。
その上、上記隔壁部121は、筐体101の合成樹脂製の前面パネル103と一体に成形されているため、その分製造工程を少なくすることができ、製造コストの低廉化などに寄与することができる。また、隔壁部121の突出寸法は、前面パネル103の横幅寸法の半分以下に過ぎないので、この隔壁部121の一体成形によりひけなどの成形欠陥を生じることはなく、また隣接するパチンコ機の機枠の開閉などに支障を来すこともなく、実施化を容易に図ることができるなどの効果をも有する。
尚、本発明は上記第1ないし第6の実施形態に限定されるものではなく、その他種々の形態を包含するものである。例えば上記各実施形態では、いずれも横並びで互いに隣接する2台のパチンコ機の間に設置される横幅が40mm程度の幅狭形の遊技媒体貸出装置A,B,Cについて述べたが、本発明は、これに限らず、横並びで互いに隣接する2台のスロットマシンの間に設置される横幅の比較的に大きい遊技媒体貸出装置にも同様に適用することができる。
また、上記各実施形態では、遊技媒体貸出装置A,B,Cがいずれも棒状の記憶媒体としてのICスティック30を用いたICスティック仕様の場合について述べたが、本発明は、ICスティック30の代わりに、ICチップを有するコイン状の記憶媒体であるICコインを用いたICコイン仕様の場合にも同様に適用することができるのは勿論である。特に、ICコインの場合でも、遊技客の取扱易さを考慮して外径30mm程度の大きさを必要とするが、幅狭形の遊技媒体貸出装置に適用して、ICスティック仕様の場合と同様の利便性を確保することができる。
本発明の第1の実施形態に係る遊技媒体貸出装置の外観を示す正面図である。 同斜視図である。 ICスティックの斜視図である。 上記遊技媒体貸出装置の制御系のブロック構成図である。 上記制御系の制御部によるRランプ及びLランプの点灯動作を示すフローチャート図である。 第2の実施形態を示す図1相当図である。 同じく図2相当図である。 第3の実施形態に係る遊技媒体貸出装置の前面パネルの主要部を示し、(a)は正面図、(b)は斜視図である。 第4の実施形態を示す図8相当図である。 第5の実施形態を示す図8相当図である。 第6の実施形態を示す図1相当図である。 同じく図2相当図である。
符号の説明
A,B,C 遊技媒体貸出装置
1,101 筐体
3,103 前面パネル
12,18,118 スティック挿入口(記憶媒体挿入口)
22,23 発券機(記憶媒体収納部)
30 ICスティック(記憶媒体)
31,32,51,52,61,62,72,74,121 隔壁部
31a,32a,51a,52a,61a,62a,72a,74a,121a 垂直面部
31c,32c,51b,52b,61b,62b,72b,74b,121b 傾斜面部
71,73 凹部

Claims (6)

  1. 横並びで互いに隣接する2台の遊技機の間に設置され、少なくとも一方の遊技機に対し遊技媒体の貸出処理を行わせる遊技媒体貸出装置であって、
    前面パネルを有する筐体と、
    この筐体内に配置され、上記遊技媒体の貸出処理に用いる棒状又はコイン状の記憶媒体を複数収容する記憶媒体収容部と、
    この記憶媒体収容部に対し記憶媒体を挿入するために筐体の前面パネルに設けられた記憶媒体挿入口と、
    筐体の前面パネルにこの記憶媒体挿入口に対応して設けられた隔壁部とを備え、この隔壁部は、記憶媒体挿入口の一側方を上下方向に延びる垂直面部と、記憶媒体挿入口の下方で垂直面部側から斜め下向きに傾斜しかつ前面パネルの略全横幅に亘って延びる傾斜面部とを有してなることを特徴とする遊技媒体貸出装置。
  2. 上記記憶媒体収容部、記憶媒体挿入口及び隔壁部は、筐体の上下2段に一組ずつ設けられており、隣接する2台の遊技機の両方に対しそれぞれ別々に遊技媒体の貸出処理を行わせるように構成されている請求項1記載の遊技媒体貸出装置。
  3. 上記隔壁部の垂直面部と傾斜面部とは、隙間を介さずに連続して一体的に設けられている請求項1又は2記載の遊技媒体貸出装置。
  4. 上記隔壁部は、筐体の前面パネルと一体に成形されてなる請求項1ないし請求項3のいずれか一つに記載の遊技媒体貸出装置。
  5. 上記隔壁部は、前面パネルの表面から突出しており、その突出寸法は、前面パネルの横幅寸法の半分以下に設定されている請求項4記載の遊技媒体貸出装置。
  6. 上記前面パネルは、その記憶媒体挿入口付近が他の部位よりも凹んで形成されており、上記隔壁部は、この凹部の段差により構成されている請求項4記載の遊技媒体貸出装置。
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