JPH04224782A - 遊技機に用いられる価値物体の取扱装置および遊技システム - Google Patents

遊技機に用いられる価値物体の取扱装置および遊技システム

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JPH04224782A
JPH04224782A JP40835090A JP40835090A JPH04224782A JP H04224782 A JPH04224782 A JP H04224782A JP 40835090 A JP40835090 A JP 40835090A JP 40835090 A JP40835090 A JP 40835090A JP H04224782 A JPH04224782 A JP H04224782A
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JP
Japan
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gaming machine
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card
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JP40835090A
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English (en)
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Seigo Mizusaki
清剛 水崎
Kaoru Doi
薫 土肥
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ASAMA KK
Japan Cash Machine Co Ltd
Nihon Kinsen Kikai KK
Original Assignee
ASAMA KK
Japan Cash Machine Co Ltd
Nihon Kinsen Kikai KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スロットマシン等の遊
技機を備えた遊技システム、および遊技機に用いられる
プリペイドカードや紙幣等の価値物体を取扱うための装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ店やゲームコーナー等に
おいて現金管理等の便宜を図るため、パチンコ玉やメダ
ル等の遊技媒体の貸出しをプリペイドカードや紙幣等の
価値物体で行うようにした遊技媒体貸出し機が知られる
に至っている(例えば特開昭62−28279号公報参
照)。
【0003】図23はメダル貸出し機の一例を示したも
のである。この貸出し機は、メダル94を収納するホッ
パ90を有し、このホッパ90にショベル92等で適宜
メダル94が供給される。一方、投入口93には、デー
タ(この装置の場合には貸出しメダル数)を記憶したプ
リペイドカードや紙幣等の価値物体が投入可能とされ、
この投入されたカードに記憶されたデータに対応する数
のメダル94がメダル投出口91から投出されるように
なっている。
【0004】さらに、特開昭61−238268号公報
には、投入されたカードの情報を読み取ってそれに見合
う数のパチンコ玉を貸出し、入賞によりパチンコ玉がオ
ーバーフローした場合にはそのオーバーフローした玉数
を加算手段によりカウンタに加算し、精算時には供給皿
内のパチンコ玉を取り込んでその数を計測し、カウンタ
に加算してカードに書き込んだ後、このカードを返却す
るといった装置が提案されるに至っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】まず、図23に示され
る装置を用いたシステムでは、メダル94等の遊技媒体
を遊技機に投入することによって遊技が可能となり、ま
た精算時には遊技機から投出された遊技媒体に基づいて
景品交換がなされる。従って、遊技機を運用するには多
数の遊技媒体を用いなければならず、これらの遊技媒体
の手入れ(メダルの場合には研磨等)や交換に多大な経
費を要し、ランニングコストが高くつく不都合がある。 また景品交換についても、遊技客が遊技媒体を運ぶ手間
がかかるのに加え、遊技媒体の個数を数える処理が必要
であり、手間が多く、時間もかかる不便がある。
【0006】これに対し、上記特開昭61−23826
8号公報記載の装置によれば、遊技客がパチンコ玉をも
って景品交換するといった手間を省くことができるが、
この装置によっても、依然として精算時にパチンコ玉を
数える処理を省くことができず、そのための特殊な装置
が必要であるとともに、遊技媒体であるパチンコ玉の使
用個数を削減することも困難である。また、遊技機を交
換する場合には、これに付帯する装置、例えばカード読
み取り装置や、情報読出し書取り装置、パチンコ玉計数
装置等の装置も一緒に交換しなければならないため、管
理者側の経済的な負担が大きくなる欠点がある。
【0007】本発明は、上記問題点を解決し、遊技シス
テムにおけるコストの低減、作業の省力化およびスピー
ドアップを図ることができる装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技機に付設
され、この遊技機に用いられる価値物体を取扱うための
装置であって、価値物体受付手段と、この価値物体受付
手段で受付けた価値物体を判別し、この価値物体の価値
数を読取る読取り手段と、この読取った価値数に基づい
て価値数に関するデータを遊技機に転送する転送手段と
、遊技機での遊技回数および入賞回数に基づいて加減さ
れる価値数に関するデータを表示する表示手段と、精算
指令を入力するための精算手段と、精算指令が出された
時点でこの時点での残り価値数に応じた数値を表示した
数値表示物体を装置外部に提供する数値提供手段とを備
えたものである(請求項1)。
【0009】さらに、複数の遊技機にそれぞれ対応する
複数の価値物体受付手段と読取り手段と転送手段と表示
手段と精算手段とを備えれば、より効果的である(請求
項2)。この場合、各価値物体受付手段の入口を上下に
配列し、各入口において互いに異なる側の側部に突出壁
を設ければさらに効果的である(請求項3)。
【0010】また本発明は、遊技機に現在の価値数を表
示する遊技機表示手段を設けるとともに、現在の価値数
が上記遊技機表示手段において表示可能な価値数を超え
る場合にこの超えた分の価値数を表示するように上記価
値物体の取扱装置の表示手段を構成したものである(請
求項4)。
【0011】
【作用】請求項1記載の装置によれば、価値物体が価値
物体受付手段で受付けられることにより、その価値数が
読み取られ、この価値数に基づいて価値数に関するデー
タが遊技機に転送される。そして、この遊技機において
行われる遊技および入賞に応じて上記価値数が加減され
、これに関するデータが表示される。精算時には、その
時点での価値数に基づいた数値を表示する数値表示物体
が出力され、この数値表示物体の表示する数値に基づい
て景品交換等が行われる。
【0012】従って、この装置によれば、終始遊技媒体
を用いずに遊技機の利用が行われる。
【0013】さらに、請求項2記載の装置によれば、1
台の価値物体取扱装置によって、複数の遊技機に関する
価値物体の取扱が行われる。
【0014】また、請求項3記載の装置によれば、各価
値物体受付手段の入口に設けられている突出壁と反対側
の位置に、上記価値物体受付手段に対応する遊技機をそ
れぞれ配置することにより、上記突出壁の存在によって
、この突出壁が設けられている側、すなわち価値物体受
付手段に対応していない遊技機の側から価値物体が誤っ
て投入されることが防がれる。
【0015】また、請求項4記載の遊技システムによれ
ば、遊技機において価値数が表示されるとともに、現在
の価値数がこの遊技機側の表示可能数の限界を超えた場
合には、これを補うデータが取扱装置の表示手段により
表示されることになる。
【0016】
【実施例】図3は本発明の第1実施例における遊技シス
テムの全体構成を示したものである。図において、各遊
技機10の向かって右隣にはカード取扱装置12が付設
されており、各カード取扱装置12は転送機14に接続
され、各転送機14は集計機16に接続されている。
【0017】なお、本発明において遊技機10の種類は
問わず、スロットマシンをはじめとする種々の遊技機に
ついて適用が可能であるが、ここではメダルを遊技媒体
とする遊技機に本発明装置を適用した例を示す。
【0018】各カード取扱装置12の構造を図4および
図5に示す。この装置12は、ハウジング18を備え、
このハウジング18内にカード受付装置20、制御部2
2、通信部(転送手段を構成)24、およびレシート発
行用のプリンタ(数値提供手段)26が配設されている
【0019】図6〜図8に示されるように、上記カード
受付装置20は、前方に開口するカード投入口30を有
し、このカード投入口30からプリペイドカード28が
投入されるようになっている。このカード投入口30の
向かって右側部には突出壁31が前方に突設されており
、右隣の遊技機10の使用者が誤ってプリペイドカード
28をカード投入口30に投入しないように便宜が図ら
れている。
【0020】このカード投入口30の奥には搬送ローラ
対32,34が順次配設され、これらは図4に示される
ような減速機付モータ40によって回転駆動されるよう
になっている。搬送ローラ対32の上流側には、プリペ
イドカード28が投入されたか否かを検出するカード検
出センサ36が配設され、搬送ローラ対32,34の間
には、投入されたプリペイドカード28にバーコードや
磁気手段等を用いて記録された価値数(この実施例では
クレジット数と称す)を読取る読取りセンサ(読取り手
段を構成)38が配設されている。
【0021】また、図4および図5に示されるように、
上記ハウジング18において上記カード投入口30の直
上方にはクレジット数表示器(表示手段を構成)44が
設けられ、さらにその上方には精算ボタン(精算手段)
46が設けられている。
【0022】図1は、前記制御部22の入出力関係を示
した図である。
【0023】この制御部22には、上記カード検出セン
サ36と読取りセンサ38の検出信号、および精算ボタ
ン46の押し下げにより発せられる精算指令信号が入力
される。一方、この制御部22からは、上記モータ40
および搬送ローラ対32,34からなるカード搬送機構
42に制御信号が出力されてその作動制御が行われると
ともに、表示用ドライバ47およびプリンタ用ドライバ
48に制御信号が出力されることにより、上記クレジッ
ト数表示器44およびプリンタ26の作動制御が行われ
る。
【0024】さらに、この制御部22と遊技機10との
間では通信部24を介して交信がなされる。また、各制
御部22の保有するデータは転送機14を通じて集計機
16で集計され、さらにこのデータは中央制御装置であ
るホールコンピュータ17に入力される。
【0025】図2は、上記制御部22の機能構成を示し
たものである。
【0026】図において、判別手段(読取り手段を構成
)52は、上記読取りセンサ38の検出信号に基づき、
投入されたプリペイドカード28が有効なものであるか
否か、すなわちこのプリペイドカード28がクレジット
数を有しているか否かを判別し、さらに、有効であると
判別した場合にはそのクレジット数を読取る。
【0027】転送手段54は、遊技機10で遊技が行わ
れる前にその遊技に使用される数のクレジット数を毎回
転送し、この転送したクレジット数(すなわち遊技によ
るクレジット使用数)を上記判別手段52で読取られた
クレジット数から順次減算する。また、遊技機10で入
賞があった場合には、その報償分をクレジット数に加算
する。
【0028】一方、出力制御手段(表示手段および数値
提供手段を構成)56は、表示用ドライバ47に制御信
号を出力することにより、上記のようにして加減演算さ
れるクレジット数を常時クレジット数表示器44に表示
させる。さらに、この表示制御手段56は、精算ボタン
46から精算指令信号を受けた時点で、プリンタ用ドラ
イバ48に制御信号を出力することにより、この時点で
のクレジット数をプリンタ26によってレシート(数値
表示物体)に印字させ、出力させるように構成されてい
る。
【0029】次に、この装置12により行われるプリペ
イドカード28の取扱動作を図9のフローチャートに基
づいて説明する。
【0030】まず、プリペイドカード28がカード投入
口30から投入され、これによりカード検出センサ36
がオンに切換えられると(ステップS1でYES)、制
御部22は制御信号を出力してカード搬送機構42を駆
動する(ステップS2)。これにより、投入されたプリ
ペイドカード28はカード受付装置20の奥まで取込ま
れ、このカード28にバーコード等の手段を用いて記録
されている価値数が読取られる(ステップS3)。
【0031】ここで、プリペイドカード28が無効であ
ると判断された場合、すなわち遊技機10が貸出し不可
能(遊技不可能)であると判別された場合には(ステッ
プS4でNO)、カード搬送機構42が上記と逆の方向
に作動し、プリペイドカード28は返却される(ステッ
プS5)。これに対し、貸出し可能と判断された場合に
は(ステップS4でYES)、読取られたクレジット数
がクレジット数表示器44に表示される(ステップS6
)。
【0032】その後、取扱装置12は、遊技機10にお
いて遊技が行われる前に、その1回の遊技に使用される
クレジット数のデータを転送し(ステップS7)、この
転送によって遊技機10における1回の遊技が可能とな
るが(ステップS8)、この遊技の度にその使用数分(
すなわち転送分)だけクレジット数が減算され、このク
レジット数がクレジット数表示器44に表示される(ス
テップS9)。また、上記ステップS7,S8を繰返し
て遊技が行われるうちに入賞があった場合には(ステッ
プS10でYES)、その時点でのクレジット数に入賞
枚数が加算され、この加算後のクレジット数が表示され
る(ステップS11)。
【0033】遊技中、クレジット数がなくなった場合に
は(ステップS12でNO)、そのまま遊技を終了する
。 これに対し、精算ボタン46が押下げられて精算指令信
号が制御部22に入力された時点で(ステップS13で
YES)、制御部22がプリンタ用ドライバ48に制御
信号を出力することによりプリンタ26が作動し、現時
点でのクレジット数をレシートに印字してこれを出力す
る(ステップS14)。そして、このレシートに印字さ
れたクレジット数に基づいて、景品交換等がなされる。
【0034】このようなカード取扱装置12を用いれば
、メダル等の遊技媒体を用いることなく遊技機10の運
用を図ることができる。
【0035】次に、第2実施例を図10〜図14に基づ
いて説明する。ここでは、図10に示されるように2台
の遊技機10の間に1台のカード取扱装置12を配置し
、1台のカード取扱装置12によって左右の遊技機10
に用いられるプリペイドカード28を取扱う台間システ
ムが採用されている。
【0036】図11に示されるように、各カード取扱装
置12には、左側遊技機10用のカード受付装置20a
、および右側遊技機10用のカード受付装置20bが上
下2段に亘って設けられている。また、図13および図
14に示されるように、上側のカード受付装置20aの
カード投入口30aにおいては、その右側部に突出壁3
1aが前方に突設されるとともに、下側のカード受付装
置20bのカード投入口30bにおいては、その左側部
に突出壁31bが突設されており、右側の遊技機10の
使用者が誤ってカード投入口30aにプリペイドカード
28を投入しないように、また、左側の遊技機10の使
用者が誤ってカード投入口30bにプリペイドカード2
8を投入しないように便宜が図られている。
【0037】また、各カード投入口30a,30bの上
側に左側遊技機10用のクレジット数表示器44aおよ
び右側遊技機10用のクレジット数表示器44bが設け
られ、さらにその上側に、左側遊技機10用の精算ボタ
ン46aおよび右側遊技機10用の精算ボタン46bが
設けられている。
【0038】一方、制御部22は左右の遊技機10につ
いて個別にクレジット数の転送を行い、そのクレジット
数を個別に表示器44a,44bに表示させるとともに
、精算ボタン46a,46bの操作時には共通のプリン
タ26を用いてレシートを出させるように構成されてい
る。
【0039】このような構成によれば、1台のカード取
扱装置12を2台の遊技機10用に兼用することができ
、システム全体の簡略化およびコンパクト化を図ること
ができる。
【0040】次に、第3実施例を図15および図16に
基づいて説明する。
【0041】ここでは、各遊技機10にクレジット数の
演算機能をもたせ、遊技を始める前にカード取扱装置1
2から所定数のクレジット数を一度に遊技機10に転送
しておき、その後は遊技機10側で遊技および入賞に応
じてクレジット数を加減演算するシステムを採用してい
る。
【0042】図15に示されるように、各遊技機10は
、演算制御部(遊技機表示手段を構成)60、通信部6
2、表示用ドライバ64、およびクレジット数表示器(
遊技機表示手段を構成)66を独自に備え、演算制御部
60には通信部62を介してカード取扱装置12から一
度に所定数のクレジット数が転送されるようになってい
る。演算制御部60は、遊技が行われる度にその使用数
をクレジット数から減算する演算を行い、かつ、表示用
ドライバ64に信号を出力することによって現在のクレ
ジット数をクレジット数表示器66に表示させるように
構成されている。
【0043】なお、このクレジット数表示器66により
表示されるクレジット数には限りがあり、この限界クレ
ジット数(ここでは50)を超える場合にはその超えた
分がカード取扱装置12側のクレジット数表示器44で
表示されるようになっている。
【0044】次に、この実施例において行われる具体的
な制御動作を図16及び図17のフローチャートに基づ
いて説明する。
【0045】同図において、ステップS1〜S5までの
動作は前記図9のフローチャートと同様であり、これら
の動作によってプリペイドカード28の判別および読取
りが行われる。
【0046】そして、このプリペイドカード28が遊技
機貸出し可能なものと判断された場合には(ステップS
4でYES)、カード取扱装置12はその読取ったクレ
ジット数を一度に遊技機10に転送する(ステップS1
4)。この転送により、遊技機10は転送されたクレジ
ット数を自己のクレジット数表示器66に表示し(ステ
ップS15)、スタンバイ状態となる。その後、遊技が
行われることにより(ステップS16)、その使用数分
だけクレジット数の減算が演算制御部60で行われ、こ
のクレジット数は常時、遊技機10のクレジット数表示
器66に表示される(ステップS17)。
【0047】この遊技中、入賞があった場合には(ステ
ップS18でYES)、クレジット数に入賞枚数が加算
される(ステップS19)が、この加算によりクレジッ
ト数が50を超えた場合、すなわちオーバーフローした
場合には(ステップS20でYES)、遊技機10から
カード取扱装置12に対して、オーバーフロー分のクレ
ジット数(すなわち全クレジット数から50を差し引い
た数)に関するデータが転送され(ステップS21)、
このオーバーフロー分のクレジット数がカード取扱装置
12側のクレジット数表示器44に表示される(ステッ
プS22)。このとき、遊技機10側のクレジット数表
示器66にはクレジット数として50が表示されること
になる。
【0048】一方、遊技中に遊技機10側のクレジット
数がなくなった場合には(ステップS18,S23でN
O)、カード取扱装置12側にクレジット数が残ってい
るか否かが判断され(ステップS24)、残っていない
場合には(ステップS24でNO)総クレジット数が0
であるので遊技が終了する。残っている場合には、カー
ド取扱装置12から遊技機10へ所定のクレジット数、
具体的には、残りクレジット数が50以上の場合には5
0のクレジット数が、残りクレジット数が50未満の場
合には全クレジット数が転送され(ステップS25)、
このクレジット数が遊技機10のクレジット表示器44
に転送される(ステップS26)。
【0049】また、遊技中に精算ボタン46が押し下げ
られた場合には(ステップS27でYES)、その時点
での全クレジット数、すなわち遊技機10のもつクレジ
ット数とカード取扱装置12のもつクレジット数との和
がカード取扱装置12のプリンタ26によってレシート
に印字され、出力される(ステップS28)。
【0050】このようなシステムによれば、使用者は遊
技機10側でクレジット数(50以下のクレジット数)
を確認することができ、しかも、遊技機10の表示可能
数に限界がある場合にも、これをカード取扱装置12側
のクレジット数表示器44によって補うことができる。 次に、第4実施例を図18及び図19に基づいて説明す
る。ここでは、遊技機10がパチンコ機である例を示す
【0051】図18に示される遊技機(パチンコ機)1
0は、玉供給装置68及び玉発射装置70を備えている
。玉供給装置68は遊技機10内での循環に必要な最小
限の個数のパチンコ玉を保有し、適宜玉発射装置70に
供給するように構成されており、打ち終わった玉はすべ
てこの玉供給装置68に回収されるようになっている。 玉発射装置70は、被操作部であるハンドル71と、回
動により玉を打撃する打撃部材72とを有している。
【0052】次に、このシステムにおいて行われる動作
を図19のフローチャートを参照しながら説明する。
【0053】図において、ステップS6までの操作、す
なわちカードを取り込んでクレジット数を表示し、デー
タを遊技機10へ転送するまでの動作は前記第1実施例
と変りはないが、その後、遊技機10は、ハンドル71
が回動操作されてオンに切替られた時点で(ステップS
81でYES)、玉発射装置70の作動によりパチンコ
玉を発射する(ステップS82)。この発射の度にクレ
ジット数が減算され、表示される(ステップS9)。そ
の後、入賞した場合には、通常のパチンコ機のように入
賞個数のパチンコ玉が実際に皿に出されるのではなく、
その個数分がクレジット数に加算され、表示される(ス
テップS11´)。また、精算ボタン46が押された後
は(ステップS13でYES)、従来のようにパチンコ
玉の個数を数える必要がなく、現在のクレジット数がそ
のまま印字、出力されることになる(ステップS14)
【0054】このように、本実施例装置では、遊技媒体
としてパチンコ玉を要するが、このパチンコ玉は遊技機
10内を循環するのに要する個数、すなわち遊技を行う
のに要する最低個数のものがあれば足り、従来のように
実際のパチンコ玉の個数に基づいて精算を行うものに比
べ、必要なパチンコ玉数は大幅に削減される。また、精
算時にパチンコ玉を計数する手段も不要となり、その分
コストは削減される。
【0055】次に、第5実施例を図20及び図21に基
づいて説明する。
【0056】ここでは、前記第2実施例における遊技シ
ステム、すなわち遊技機10側に表示手段が設けられて
いるシステムにおいて遊技機10がパチンコ機である例
を示している。
【0057】図20に示されるように、遊技機10に設
けられた演算制御部60には、前記玉発射装置70の打
撃部材72を作動させる打撃駆動手段76、発射された
玉の個数を記憶する発射玉カウンタ78、入賞玉数を記
憶する入賞玉カウンタ80が接続されており、クレジッ
ト数は前記図18に示される中央の表示部74に表示さ
れるようになっている。さらに、この実施例では、遊技
機10側にも精算ボタン46が設けられており、その指
令信号も上記演算制御部60に入力されるようになって
いる。
【0058】この装置において行われる制御動作を図2
1及び図22のフローチャートに示す。ここでも、カー
ドを取り込んでクレジット数を遊技機10に転送し、こ
こで表示するまでの動作は第2実施例と同様であるが、
その後、ハンドル71がオンされた時点で(ステップS
161 でYES)パチンコ玉が発射され、この発射の
度にクレジット数が減算されるとともに、その表示が遊
技機10側で行われる(ステップS162 )。
【0059】なお、本発明は上記のような実施例に限定
されるものでなく、例として次のような態様をとること
も可能である。
【0060】(1)  本発明では、価値物体の具体的
な形状や構造を問わず、上記プリペイドカード28の他
、種々のものが適用可能であり、例えば紙幣も価値物体
として取扱うことが可能である。
【0061】(2)  上記実施例では、精算指令が出
されてもプリペイドカード28は返却せず、残りのクレ
ジット数を全てレシートに印字するものを示したが、本
発明において高額の価値物体を取扱う場合には、使用し
た価値数を差引いた価値物体を返却するようにしてもよ
い。 この場合、入賞が多くて精算時点での価値数が使用当初
の価値物体のもつ価値数を上回っている時には、そのオ
ーバーフロー分をレシートに印字するようにすればよい
【0062】(3)  上記実施例では、クレジット数
を常時表示するものを示したが、本発明の表示手段はこ
れに限定されず、例えば入賞した時にのみ、その入賞数
に対応する数値を表示するようにしてもよい。
【0063】(4)  本発明では、数値表示物体の具
体的な構造を問わず、紙の他、種々の媒体が利用可能で
ある。
【0064】
【発明の効果】以上のように本発明は、価値物体から読
取ったデータに基づいて直接遊技機による遊技を行わせ
、かつ、精算時には数値表示物体を出力することにより
、遊技媒体を省略可能にしたものであるので、この遊技
媒体の管理に起因していたランニングコストを大幅に削
減することができるとともに、精算時の手間を省き、そ
の処理のスピードアップに寄与することができる効果が
ある。
【0065】さらに、請求項2記載の装置によれば、1
台の装置によって複数の遊技機に関する価値物体を取扱
うことができ、システムの簡略化およびコンパクト化を
図ることができる。
【0066】また、請求項3記載の装置によれば、各価
値物体受付装置の入口に設けた突出壁によって、異なる
遊技機に価値物体が誤って投入されることを未然に防ぐ
ことができる。
【0067】また、請求項4記載の遊技システムによれ
ば、遊技機側で価値数表示を行うことができるとともに
、この価値数が遊技機側での表示機能の限界を超える場
合でも、これを価値物体取扱装置の表示手段によって補
うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるカード取扱装置の
制御部の入出力関係を示すブロック図である。
【図2】上記制御部の機能構成を示すブロック図である
【図3】上記カード取扱装置が設けられた遊技システム
の全体構成図である。
【図4】上記カード取扱装置の断面側面図である。
【図5】上記カード取扱装置の正面図である。
【図6】上記カード取扱装置におけるカード受付装置の
内部構造を示す平面図である。
【図7】上記カード取扱装置のカード投入口付近の正面
図である。
【図8】図7のVIII−VIII線断面図である。
【図9】上記カード取扱装置の行う制御動作を示すフロ
ーチャートである。
【図10】第2実施例における遊技システムの全体構成
図である。
【図11】上記遊技システムに設けられるカード取扱装
置の断面側面図である。
【図12】上記カード取扱装置の正面図である。
【図13】上記カード取扱装置のカード投入口付近の正
面図である。
【図14】図13のA−A線断面図である。
【図15】第3実施例における遊技機のハード構成を示
すブロック図である。
【図16】上記実施例におけるカード取扱装置の行う制
御動作を示すフローチャートの前半部である。
【図17】上記実施例におけるカード取扱装置の行う制
御動作を示すフローチャートの後半部である。
【図18】第4実施例における遊技システムを示す正面
図である。
【図19】上記実施例におけるカード取扱装置の行う制
御動作を示すフローチャートである。
【図20】第5実施例における遊技機のハード構成を示
すブロック図である。
【図21】上記実施例におけるカード取扱装置の行う制
御動作を示すフローチャートの前半部である。
【図22】上記実施例におけるカード取扱装置の行う制
御動作を示すフローチャートの後半部である。
【図23】従来のメダル貸出し機の一部断面側面図であ
る。
【符号の説明】
10  遊技機 12  カード取扱装置(価値物体取扱装置)20,2
0a,20b  カード受付装置(価値物体受付手段) 22  制御部 24  通信部 26  プリンタ(数値提供手段を構成)28  プリ
ペイドカード(価値物体)30,30a,30b  カ
ード投入口(価値物体受付手段の入口) 31,31a,31b  突出壁 38  読取りセンサ(読取り手段を構成)44,44
a,44b  クレジット数表示器(表示手段を構成) 46,46a,46b  精算ボタン(精算手段)52
  判別手段(読取り手段を構成)54  転送手段 56  表示制御手段(表示手段および数値提供手段を
構成)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  遊技機に付設され、この遊技機に用い
    られる価値物体を取扱うための装置であって、価値物体
    受付手段と、この価値物体受付手段で受付けた価値物体
    を判別し、この価値物体の価値数を読取る読取り手段と
    、この読取った価値数に基づいて価値数に関するデータ
    を遊技機に転送する転送手段と、遊技機での遊技および
    入賞に基づいて加減される価値数に関するデータを表示
    する表示手段と、精算指令を入力するための精算手段と
    、精算指令が出された時点でこの時点での残り価値数に
    応じた数値を表示した数値表示物体を装置外部に提供す
    る数値提供手段とを備えたことを特徴とする遊技機に用
    いられる価値物体の取扱装置。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の遊技機に用いられる価
    値物体の取扱装置において、複数の遊技機にそれぞれ対
    応する複数の価値物体受付手段と読取り手段と転送手段
    と表示手段と精算手段とを備えたことを特徴とする遊技
    機に用いられる価値物体の取扱装置。
  3. 【請求項3】  請求項2記載の遊技機に用いられる価
    値物体の取扱装置において、各価値物体受付手段の入口
    を上下に配列し、各入口において互いに異なる側の側部
    に突出壁を設けたことを特徴とする遊技機に用いられる
    価値物体の取扱装置。
  4. 【請求項4】  遊技機と、請求項1〜3のいずれかに
    記載の価値物体の取扱装置とを備えた遊技システムにお
    いて、上記遊技機に現在の価値数を表示する遊技機表示
    手段を設けるとともに、現在の価値数が上記遊技機表示
    手段において表示可能な価値数を超える場合にこの超え
    た分の価値数を表示するように上記価値物体の取扱装置
    の表示手段を構成したことを特徴とする遊技システム。
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