JP2743243B2 - 貸し機 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ場等の遊技場
においてパチンコ玉等の遊技媒体を貸し出す貸し機に関
する。

【０００２】

【従来の技術】近年、パチンコ機又はスロットマシン等
の遊技機を備えた遊技場においては、遊技客が、遊技場
に設置された計数機に獲得したパチンコ玉あるいはメタ
ル等の遊技媒体を投入し、この計数機から発行されるレ
シートあるいは磁気カード等の記録媒体（遊技媒体の計
数値が登録されたもの）を景品交換カウンタに持ってい
って景品交換を行なう遊技システムが提案されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ところが、上記遊技シ
ステムであると、遊技客が計数操作をするにもかかわら
ず、景品交換カウンタにおいて実際に景品交換を受けな
ければ、遊技客には交換金額（交換できる景品の金額）
が分からず不便であるという問題があった。というの
は、通常遊技客は、自分が遊技媒体の貸出に投入した金
額に対して交換金額が多いか少ないか（すなわち、遊技
に勝っているか負けているか）を見極めた上で、遊技を
終了するか続行するかを決断するのが通常であるが、遊
技媒体一つ当たりの交換金額（すなわち、換金率）は必
ずしも一定でなくまた遊技者に知らされるものでもない
ので、獲得した遊技媒体の数が分かっても交換金額を少
なくとも正確に知ることは容易でない。

【０００４】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、獲得した遊技媒体の数量分の交換
金額が遊技客に容易かつ正確に分かる遊技媒体の貸し機
を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、遊技場において遊技
機（２）で使用する遊技媒体を貸し出すべく遊技機
（２）間に交互に並設された貸し機（３）であって、該
貸し機（３）は、遊技媒体の計数機（４）との信号の授
受を行なうべくコンピュータ（７０）を介して接続さ
れ、前記計数機（４）から発行された記録媒体（２３）
を記録媒体挿入口（２０）から受け入れてこの記録媒体
（２３）に登録された遊技媒体の計数値を読取る読取り
部（２２）と、該読取り部（２２）が読取った前記計数
値に所定の交換率を乗算することにより交換金額を演算
する処理部（６２）と、交換金額等の貸出データをコン
ピュータ（７０）へ送信するための貸出データ出力部
（６４）と、前記処理部（６２）により演算された交換
金額を貸出データ出力部（６４）を介して表示する表示
部（３０）と、払出口に遊技媒体を払い出す払出手段
（６７）と、 前記処理部〔６２）における交換金額の演
算に使用する交換率を前記コンピュータ（７０）の入力
手段（７０ｂ）を介して設定するための設定部（６１）
と、を備えたことを特徴とする貸し機に存する。

【０００６】２ 前記交換率を設定する設定部（６１）
を有することを特徴とする項１記載の貸し機に存する。

【０００７】

【作用】獲得した遊技媒体の計数値を登録した記録媒体
を計数機（４）から受取った遊技者は、この記録媒体を
本発明の貸し機（３）に投入することにより交換金額を
容易かつ正確に知ることができる。すなわち、前記記録
媒体が投入されると、貸し機（３）の読取り部（２２）
が、記録媒体（２３）に登録された遊技媒体の計数値を
読取り、処理部（６２）が、この計数値に所定の交換率
を乗算することにより交換金額を演算して、これを表示
部（３０）に表示する。このため、遊技客は、この表示
から交換金額を知ることができる。

【０００８】そして、前記交換率を設定する設定部（６
１）を有する場合には、この設定部（６１）から遊技場
の店員等が適宜最新の交換率を設定しておくことがで
き、交換率の変動があっても、前記表示を正確なものに
維持できる。

【０００９】

【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。図１〜７は本発明の貸し機を適用したパチンコ遊
技システムの一例を示している。図２，５，６に示すよ
うに、このシステムは、遊技島１の両面側に横並びに設
置された複数のパチンコ機２（遊技機）と、これらパチ
ンコ機２の間に交互に並設された複数の玉貸機３（貸し
機）と、遊技島１の片面側に１台ずつ配設された玉計数
機４（計数機）と、景品交換所５に設置されたＰＯＳ端
末６と、管理用のコンピュータ７０とを備える。

【００１０】玉貸機３の正面には、図４に示すように、
紙幣挿入口１０、残金表示部３０、カード返却スイッチ
５０、カード挿入口２０、投入金額スイッチ４０、パチ
ンコ玉の払出口６０が配設されている。

【００１１】また玉貸機３の内部には、図１に示す如
く、紙幣挿入口１０からの紙幣を受け入れる紙幣識別機
１２と、カード挿入口２０からのカード２３を受け入れ
るカード取込み部２２（読取り部）と、交換金額の演算
等を行なう処理部６２と、払出口６０に貸し玉を払い出
すボールカウンター６７（払出手段）と、交換金額等の
貸出データをコンピュータ７０へ送信するための貸出デ
ータ出力部６４と、交換率を設定するための設定部６１
とを有する。

【００１２】また玉貸機３の裏面には、図２，４に示す
如く、遊技島１の内部に配設された紙幣搬送路１１に紙
幣識別機１２から出た紙幣を案内導入する紙幣搬送ガイ
ド１３と、同じく遊技島１の内部に配設されたカード搬
送路２１にカード取込み部２２から出たカード２３を案
内導入するカード搬送ガイド２４とが接続されている。

【００１３】紙幣識別機１２は、紙幣挿入口１０からの
紙幣を受け入れて、投入された紙幣の真偽及び種類を判
別して投入金額を算出するための識別データを処理部６
２に出力するものである。

【００１４】カード取込み部２２は、カード挿入口２０
から投入されたカード２３に記録された計数データを読
取り、この計数データを処理部６２に出力するものであ
る。

【００１５】処理部６２は、紙幣識別機１２やカード取
込み部２２から送られたデータに基づき後述する所定の
演算を行ない、この演算結果等を貸出データ出力部６４
を介してコンピュータ７０に出力するとともに、残金表
示部３０に表示を行ない、投入金額スイッチ４０の操作
に応じてボールカウンター６７を制御して所定数の貸し
玉の払い出しを行なうものであり、具体的には例えばマ
イクロコンピュータにより構成される。

【００１６】ボールカウンター６７は、遊技島１内に配
設された玉搬送路から分配されたパチンコ玉を所定数計
数しつつ送り出して払出口６０に払い出すもので、処理
部６２により制御される。

【００１７】貸出データ出力部６４は、処理部６２のコ
ンピュータ７０に対するインターフェースとしての役割
を果たすとともに、データを一時記憶する機能を有する
ものである。

【００１８】設定部６１は、処理部６２における交換金
額の演算に使用する交換率を設定しておくもので、例え
ば不揮発性ＲＡＭよりなる。なお、この設定部６１の値
は、例えばコンピュータ７０のキーボードから入力して
設定変更することができるようになっている。また、こ
こで交換率とは、パチンコ玉一個当たりにつき何円分の
景品と交換するかの割り合い、すなわちパチンコ玉一個
当たりの交換金額をいう。

【００１９】玉計数機４は、図１，３に示す如く、上面
に形成された投入口からパチンコ玉が投入されるとこれ
を内部に取込んで自動的に計数する計数機本体４ａと、
この計数結果を含む計数データをカード２３に登録して
発行する記録媒体発行部４ｂと、前記計数データをコン
ピュータ７０に出力する計数データ出力部４ｃとを有す
る。ここで、記録媒体発行部４ｂは、カード２３の貯留
部と、この貯留部からのカード２３の払い出し機構と、
カード２３へのデータ書き込み装置を有するものであ
る。

【００２０】なお、カード２３としては、玉数の計数値
あるいはセキュリティ等のデータを読取り自在に登録す
ることができるものであれば各種の方式のものを使用す
ることができる。例えば、計数値等を磁気データとして
登録する磁気カードや、単に数字あるいはバーコード等
により印字するもの、あるいは出願人が特願平３−２６
０８７９号により提案した書く消す自在なリサイクルカ
ード等を使用することができる。

【００２１】そして、玉計数機４の記録媒体発行部４ｂ
と前記カード取込み部２２の具体的構成は、このカード
２３の具体的態様により決定される。すなわち、例え
ば、カード２３として磁気カードを使用する場合には、
記録媒体発行部４ｂのデータ書き込み装置は磁気カード
のライト機能を有するものとなり、カード取込み部２２
は磁気カードのリード・ライト機能を有するものとな
る。

【００２２】景品交換所５は、景品交換に対応する店員
が待機する場所で、景品が陳列される棚や、ＰＯＳ端末
６が置かれるカウンター等が設置されてなる。ＰＯＳ端
末６は、カード２３に登録されたデータを読取るリーダ
ー（例えば、バーコードリーダ）と、キー入力部等を有
するもので、このリーダーあるいはキー入力部から入力
された景品交換情報（交換金額や交換された景品の種類
等のデータ）をＰＯＳ情報としてコンピュータ７０に送
信するものである。

【００２３】コンピュータ７０は、玉貸機３あるいは玉
計数機４等との間で信号の授受を行ないシステム全体の
制御あるいはデータの処理を行なうもので、図２に示す
ように、玉計数機４の計数データ出力部４ｃあるいは玉
貸機３の貸出データ出力部６４から出力されたデータの
時間の推移に伴う変化を集計する表示手段７０ａと、各
種設定値等を入力するための入力手段としてのキーボー
ド７０ｂと、データをプリンタ出力するプリンタ７１等
を有している。

【００２４】次に、図７に基づき作用を説明する。遊技
客が紙幣を玉貸機３の紙幣投入口１０へ投入すると（ス
テップＳ１）、紙幣識別機１２がこの投入された紙幣を
判別してその判別信号を処理部６２に出力する（ステッ
プＳ２）。そして、紙幣が真券でないと判断された場合
には、処理部６２の指令による紙幣識別機１２の動作に
より投入紙幣は紙幣投入口１０に戻される（ステップＳ
３）。一方、投入された紙幣が真券であると判断された
場合には、処理部６２が前記判別信号に基いて投入金額
を判断しこの投入金額（売上金額）を貸出データ出力部
６４を介してコンピュータ７０に出力する（ステップＳ
４）とともに、ボールカウンタ６７を作動させてこの投
入金額分の玉を払出口６０に払い出す（ステップＳ
５）。なお、投入されて真券と判別された紙幣は紙幣識
別機１２を通過して紙幣搬送路１１を介して島１の端に
送られて回収される（ステップＳ６）。また、貸し出さ
れた玉数は、やはり貸出データ出力部６４を介して、コ
ンピュータ７０に送信される（ステップＳ５ａ）。

【００２５】そして、遊技客が払出口６０に貸し出され
た玉を使用して遊技し（ステップＳ７）、賞出により玉
を獲得して遊技を終了する場合に、遊技客が獲得した玉
を玉計数機４に投入すると、玉計数機４の本体４ａは投
入された玉数を自動的に計数し（ステップＳ８，９）、
この計数値は計数データ出力部４ｃによりコンピュータ
７０に送信される（ステップＳ１０）。なお、遊技の結
果賞出玉を獲得できなかった場合には、持金があれば再
度紙幣を投入して遊技することもできるし、遊技を終了
することもできる（ステップＳ１１，１２）。

【００２６】玉計数機４の本体４ａにより計数された玉
数のデータは、記録媒体発行部４ｂにも送信される。記
録媒体発行部４ｂは、これを受けて、内部に貯留された
カード２３にこの玉数やセキュリティーのためのデータ
等を前述のバーコード印字等により登録し、このカード
２３を発行する（ステップＳ１３，１４）。

【００２７】そして、このカード２３を受取った遊技者
は、自己の選択により（ステップＳ１５）、このカード
に基づいて景品交換をすることもできるし、再度遊技を
することもできるのであって、あるいはこの選択をする
ために交換金額を確認することもできる。

【００２８】すなわち、再度遊技する場合は、このカー
ド２３を玉貸機３のカード挿入口２０に挿入する（ステ
ップＳ１６）。すると、カード取込み部２２がこのカー
ド２３に登録されたデータをセンサー２５によって読取
り処理部６２に送信する。そして、カード２３にデータ
が登録されていないか、あるいはこのデータが表わす玉
数が０のときには、処理部６２はカード取込み部２２を
制御して投入されたカード２３をカード挿入口２０に戻
して返却する（ステップＳ１８）。

【００２９】一方、カード２３に１以上の玉数が登録さ
れているときには、処理部６２が、カード２３をカード
取込み部２２内に取込んだままとして待機状態に保つ
（ステップＳ１９）とともに、読み込まれた玉数に予め
設定部６１に設定された換金率を乗算して交換金額を演
算し、この交換金額を残金表示部３０に表示する（ステ
ップＳ２０）。そして、この表示を見た遊技者が再遊技
を断念したときには、カード返却スイッチ５０を押せ
ば、一時待機状態のカードは駆動部２６によって逆転返
却される（ステップＳ２１，２２，２３）。

【００３０】ここで、再遊技を希望した場合には、投入
金額スイッチ４０を操作して（例えば、１００円、５０
０円表示スイッチを押して）、交換金額のうち遊技に使
用する金額を指定する（ステップＳ２４）。すると、処
理部６２が、交換金額からこの指定された使用金額を差
引いた差額（残金額）を演算し、これを残金表示部３０
に表示して（ステップＳ２５）、カード２３の金額デー
タを書き換えるとともに、使用金額のデータを貸出デー
タ出力部６４を介してコンピュータ７０に出力する（ス
テップＳ２６）。また、処理部６２はボールカウンター
６７を制御して交換金額分のパチンコ玉を払出口６０に
払い出すとともに（ステップＳ２７）、この払い出した
玉数のデータを貸出データ出力部６４介してコンピュー
タ７０に送信する（ステップＳ２８）。

【００３１】そして、このように払い出された貸し玉を
使用して遊技者は再遊技をすることができる（ステップ
Ｓ２８ａ）のであるが、この貸し玉を使いきってしまっ
た場合でも、カード２３の金額が残っている限り上記ス
テップＳ２０〜２８ａの動作を繰返して、遊技を続ける
ことができるし、また、持金が無くならない限り再度ス
テップＳ８に戻って遊技をすることができる（ステップ
Ｓ２９）。なお、ステップＳ２４における使用金額の指
定により残金額が０になったときには、一時待機状態を
保っていたカード２３は遊技島内のカード搬送路２１に
取込まれ回収される（ステップＳ３０）。

【００３２】一方、カード２３を受取って景品交換を希
望する場合（ステップＳ１５）には、遊技者がこのカー
ド２３を景品交換所に持参して景品交換を受ける際、カ
ード２３のデータが店員が操作するＰＯＳ端末６により
読取られると、このカード２３のデータはコンピュータ
７０に送信される（ステップＳ３１，３２）。また、景
品交換においては、遊技者の選択により一般景品か特定
景品かを選択することができ、特に特定景品の場合は場
外取引により景品を販売して現金を得ることができる
（ステップＳ３３〜３５）。

【００３３】そして、コンピュータ７０においては、玉
計数機４あるいは玉貸機３から送信されたデータに基づ
き、カード２３の使用による貸し玉の払出数や、現金投
入による貸し玉の払出数や、あるいはこれら払出数の割
り合い等を、時間推移データとして表示手段７０ａに集
計表示し、この集計結果をプリンタ７１によって印字出
力する。

【００３４】このように、上記遊技システムであると、
遊技客は、カード２３を玉貸機３に投入するだけで容易
かつ正確に現在獲得している交換金額を確認することが
でき、しかもこの確認に基づいてさらに遊技を続行しよ
うとする場合には、獲得した遊技媒体の数量分の金額に
応じて再度遊技媒体の払い出しができるので、極めて便
利となる。

【００３５】また、交換率は設定部６１の登録内容を店
員等が変更することにより容易に変更できるので、前記
交換金額の表示を正確なものに維持することが容易とな
る。

【００３６】さらに、計数データ及び貸出データの時間
の推移に伴う変化を表示手段７０ａに集計表示できるの
で、カード２３（記録媒体）により再度遊技する客と従
来どおり景品交換する客の比率等の把握、または、カー
ド２３によるパチンコ玉（遊技媒体）の払出数と現金投
入によるパチンコ玉の払出数の割り合い等を時間推移デ
ータとして管理運用し、遊技機の種類毎の売上が的確に
入手でき、人気ある機種も容易に把握できる。

【００３７】なお、上記実施例においては、遊技機ある
いは遊技媒体の貸し機としてパチンコ用のもののみを設
けた例を示したが、パチンコ用のものとスロットマシン
用のものといったように、各種の遊技機あるいは貸し機
を設置してもよい。そしてこの場合、共通のカード２３
を使用すれば、例えば、パチンコを行なった後に、この
パチンコで獲得したパチンコ玉によりカードの発行を受
け、このカードに登録された交換金額に基づいてスロッ
トマシン用のメダルを払い出して、スロットマシンの遊
技を行なうことが可能となる。したがって、ある遊技を
行なった後に別種の遊技を行なう場合、最初の遊技によ
り遊技媒体を獲得しているのに、再度持金を投入しなけ
ればならないという不便が解消される。

【００３８】

【発明の効果】本発明によれば、計数機から発行された
カードを貸し機に投入するだけで容易かつ正確に現在獲
得している交換金額を確認することができるので、遊技
客が遊技の続行あるいは終了を決断するうえで極めて便
利となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例における貸し機の構成を示す
ブロック図である。

【図２】本発明の一実施例である遊技システムを示す構
成図である。

【図３】本発明の一実施例における計数機の構成を示す
ブロック図である。

【図４】本発明の一実施例における遊技機，貸し機等示
す斜視図である。

【図５】本発明の一実施例である遊技システムを適用し
たパチンコ遊技場の全体を示す斜視図である。

【図６】本発明の一実施例である遊技システムを適用し
たパチンコ遊技場の遊技島の正面図である。

【図７】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
図である。

【符号の説明】

１…遊技島 ２…遊技機（パチンコ機） ３…貸し機（玉貸機） ４…計数機（玉計数機） ４ｃ…計数データ出力部 １２…紙幣識別機（紙幣識別機） ２２…読取り部（カード読取り部） ２３…記録媒体（カード） ３０…表示部（残金表示部） ４０…投入金額スイッチ ６１…設定部 ６２…処理部 ６４…貸出データ出力部 ６７…払出手段（ボールカウンター） ７０…コンピュータ ７０ａ…表示手段

フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 ＦＩ Ｇ０７Ｆ 7/08 Ｇ０７Ｆ 7/08 Ｓ

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】遊技場において遊技機で使用する遊技媒体
   を貸し出すべく遊技機間に交互に並設された貸し機であ
   って、該貸し機は、遊技媒体の計数機との信号の授受を行なう
   べくコンピュータを介して接続され、前記 計数機から発
   行された記録媒体を記録媒体挿入口から受け入れてこの
   記録媒体に登録された遊技媒体の計数値を読取る読取り
   部と、 該読取り部が読取った前記計数値に所定の交換率を乗算
   することにより交換金額を演算する処理部と、交換金額等の貸出データをコンピュータへ送信するため
   の貸出データ出力部と、 前記処理部により演算された交換金額を貸出データ出力
   部を介して表示する表示部と、払出口に遊技媒体を払い出す払出手段と、 前記処理部における交換金額の演算に使用する交換率を
   前記コンピュータの入力手段を介して設定するための設
   定部と、 を備えたことを特徴とする貸し機。