JP4993181B2 - Led駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明はLEDをLCDのバックライトや各種照明として用い、明るさを調節するためにLEDをパルス幅によって通電制御する際、並列接続した多くのLEDが一斉にオンオフすることによるノイズを防止し、また、LEDの急激な光度増加時にもLEDが安定して作動することができるようにしたLED駆動装置に関する。
電流を流すと所定の色に発光する半導体素子であるLED(Light Emitting Diode)は、白熱灯や蛍光灯に比べて長寿命であり、視認性が良好で屋内外を問わずに幅広く使うことができ、小型化が容易で照明器具として自由な設計が可能になるとともに、小電力でも点灯可能であり、熱線や紫外線をほとんど含まず、調光・点滅が自在など、多くの長所がある。そのため、各種電気製品の意匠効果を高めるため、ノブ照明等に多色LEDの組み合わせでバリエーションのある照明が商品企画されており、また所定の色で発光する交通信号としても用いられるようになっている。
また、このようなLEDはLCD(Liquid Crystal Display)の光源にも採用されるようになってきた。即ち、LCDは2枚のガラス板の間に特定の液体を封入し、電圧をかけることによって液晶分子の向きを変え、光の透過率を増減させることで像を表示する構造になっており、液晶自体は発光しないので、明るいところでは自然光の反射光を用いることができるが、暗いところでは背後に照明用の光源としてのバックライトを設ける必要がある。このようなLCDのバックライトとして従来は冷陰極管(CCFL)が用いられてきたが、より良い光源としてLEDが注目され、次第に使用されるようになっている。
従来のLCD用バックライトとして用いるLEDは例えば図10のように用いられる。即ち、図10(a)にはLED発光部25とその駆動制御部26を模式的に示したものであり、LED発光部25にはそれぞれ複数のLEDを直列にしたLED群を図中5個並列に接続しており、全てのLEDを直列に接続した際には1つのLEDが故障したとき全てのLEDが発光しなくなり、LCDが全く機能しなくなることを防止している。このLED発光部には電源27から電流が供給され、各LED群のアース線側に半導体素子としてのトランジスタを各LED群毎にTr.1、Tr.2、Tr.3、Tr.4、Tr.5、を設け、これらを制御指示信号Sに応じて駆動パルスを供給するPWM(Pulse Width Modulation)制御部28から、DRV1、DRV2、DRV3、DRV4、DRV5の信号を出力して駆動制御を行っている。
図10(a)のPWM制御部24では、LEDの明るさの制御指示信号Sを入力すると、例えば図10(b)のPWM信号を出力する。図示する例においてはLEDの明るさを次第に明るくする制御信号Sに対応して、パルス幅を次第に大きくした例を示している。このPWM信号により、LED駆動電流も同様にパルス幅が大きくなり、LEDの明るさは次第に明るくなる。
また、上記のようなLEDの駆動に際して、例えば図11のような回路構成も採用される。即ち、図11には前記図10と同様に、LED発光部31にそれぞれ複数のLEDを直列にしたLEDグループ(LEDG)を図中5個(LEDG1〜LEDG5)並列に接続しており、このLED発光部31には電源33から電流が供給されるが、その電流は所定の明るさ指示信号Sによりパルス幅を制御するPWM(Pulse Width Modulation)制御部34の制御信号によってFET1の作動を制御し、図示するような明るさに対応したパルス幅の電流を、LEDドライブ信号(DRV)として各LEDグループに供給し、各LEDグループに対して共通の通電時間の制御を行っている。
また、LED発光部31の各LEDグループ(LEDG1〜LEDG5)のアース線側は各々接続端子部(1〜5)を介して駆動制御部32に入り、各々の接続線に設けた電流調整器(IL1〜IL5)で所定の定電流になるように調整した後、接続端子(1’〜5’)を介して外部にアース(GND)している。これらの電流調整器(IL1〜IL5)は、LED定電流制御部35における制御信号により設定される。
なお、3原色を構成する各LEDに流れる電流を制御することにより、所望の表示色を得る際、所望の表示色にかかわらず、全てのLEDに流れる合計の平均電流を一定として、各表示色での輝度を一定とする技術は特許文献1に記載されている。また、複数のLEDを2群に分けてバックライトを構成するとき、第1のパルス信号発生部からの第1パルス信号と、第2のパルス信号発生部からの第2のパルス信号とを、第1の論理積ゲートと第2の論理積ゲート及びインバータとからなる駆動部へ入力し、また、第2のパルス信号の周期は第1のパルス信号の2倍にすることにより、1群駆動用トランジスタと2群駆動用トランジスタが交互にオンオフすることでスイッチングノイズの発生を分散する技術は特許文献2に記載されている。また、バックライト用の複数のLEDをそれぞれ順番に一定タイミングで駆動することにより、電圧損失及び電流損失を抑制するようにした技術は特許文献3に記載されている。
また、蛍光管を用いたバックライトが消灯状態と点灯状態の間の過渡状態において、電源電圧変動による影響を少なくするため、蛍光管の点灯信号に同期して、インバータの発振停止の遮断状態から定常状態へ、インバータ回路の発振振動電流を所定の変化率の範囲以下で徐々に移行させるようにした技術は特許文献4に記載されている。
特開2000−214825号公報 特開2001−308384号公報 特開2002−373795号公報 特開2002−343595号公報
従来のLED駆動装置においては、前記図10(a)に示すようなLED発光部25に対して、LED駆動制御部26におけるPWM制御部28から、各LED群のトランジスタTr.1〜Tr.5に対して、図10(c)に示すようなDRV1〜DRV5の駆動パルス信号を同一タイミングで供給していた。その結果、これら駆動電流の総量としての電流量は図10(c)に示すようにそれぞれ大きなものとならざるを得なかった。そのため、このパルス駆動時にノイズを発生し、放送受信機等の周囲の機器に悪影響を与える恐れがあった。
なお、前記特許文献3には、前記のように、バックライト用の複数のLEDをそれぞれ順番に一定タイミングで駆動することにより、電圧損失及び電流損失を抑制するようにした技術が記載されているが、この技術においては所定周期のPWM駆動パルス信号の入力時に、並列接続された第1のLEDと第2のLEDに対して、交互に駆動信号を出力し、全体としてPWM駆動パルスにより1つのLEDを駆動したものと同じ電流になるようにしているが、この技術はLEDをパルス駆動したとき、人間の目に与える残像現象によって2つのLEDが共に発光しているような印象を与えるようにしたものであり、実際には明るさが半減しているため、他の装置と比較すると暗くならざるを得ない問題がある。なお、この先行技術と本発明及び従来技術との対比は図5に基づいて後に説明する。
また、従来のLEDによるLEDディスプレイのバックライトにおいては、表示させるディスプレイ輝度にもよるが、昼間は外光の影響もあり調光率を100%近くで駆動させており、それに対して夜間は昼間の輝度では眩しいため、調光率を下げて減光を行っている。その減光に際しては例えばこのLED駆動装置を車載ナビゲーション装置のような車両搭載機器に用いた場合には、図12(a)のように、利用者が車両41のイルミネーションやヘッドライトを点灯したとき、これを検出してマイコン42が調光回路43により調光を行ない、LED駆動回路44の作動によってLED45の明るさを調節することを行う。また、図12(b)のように、照度センサ46を用い、車両の周囲の明るさをこれにより検出し、その信号によってマイコン42が調光回路43により調光を行ない、LED駆動回路44の作動によってLED45の明るさを調節することも行われる。
上記のような調光を行うとき、調光率が数%から100%等の急激な電流変動が起こると出力電圧の低下をもたらすこととなる。即ち、前記図12(a)の例においてライトを消灯した直後のような場合や、同図(b)の例においてトンネルを出た直後のような場合には、例えば図13に示すように、電流及び電圧の急激な低下を生じる。即ち図13(a)の実線に示すように、LEDが所定の明るさになるようにLEDに供給する電流を制御している際に、例えばトンネルから出てLEDを明るくしようとしたとき大きな電流変動を生じ、それに伴って出力電流の平均値も乱れる結果、特に出力電流が低下することとなる。同様に図13(b)に示すように電圧についても、急激な電流変動の影響で出力電圧が低下する現象を生じる。
上記のように、出力電流は出力電圧が変動することで次のような問題を生じる。即ち、LED駆動回路には通常LEDの保護のため、LEDに供給する電流の変動が所定以上のとき、電流をカット、或いは減光する手段を備えることが多く、その保護回路が作動してしまうことがある。また、LEDへの定電流設定値が変わってしまうため、LED個々の光束バラツキが多くなってしまう、という問題も生じる。更に、ディスプレイの輝度が出力電圧の変動により変化し、安定しないという問題も生じる。
また、LED駆動回路には通常図11のように出力コンデンサC1を備えており、このコンデンサの電荷を利用してLEDの駆動を行うが、その際には、調光率が数%のときには設定通り輝度は暗く、その状態からトンネルを出る等により調光率が100%となると、前記のような電流や電圧の変動があっても変動初期においては、出力コンデンサC1の電荷を使用するため設定通り明るくなるが、その後この出力コンデンサの電荷が足りなくなると、出力電圧が安定するまでLEDは設定より暗くなってしまう。
したがって本発明は、並列接続した複数のLED或いはLED群をPWM駆動によりパルス制御するに際し、全てのLEDを同一タイミングで駆動することによって、全体として大電流のパルス駆動制御が行われ、ノイズが発生することを低減し、またLED全体として所定の電流でLEDを発光させ、明るい発光を行わせることができるようにするとともに、LEDの調光率を例えば数%から100%に変化させるときにおいても、大きな電流変動を生じることが無く、LEDを安定して作動させることができるLED駆動装置を提供することを主たる目的とする。
本発明に係るLED駆動装置は、前記LED駆動装置において、前記LED駆動制御部では、前記パルス通電の1周期を所定周期ずつずらして順に駆動した後、全てのLEDに対して同一のパルスを供給して駆動することを特徴とする。
本発明に係るLED駆動装置は、前記LED駆動装置において、前記LED駆動制御部では、前記パルス通電の1周期を所定周期ずつずらして順に駆動するとき、各LEDに対してパルス幅が次第に大きくなるパルスを供給することを特徴とする。
本発明に係るLED駆動装置は、前記LED駆動装置において、前記LED駆動制御部では、前記パルス通電の1周期を所定周期ずつずらして順に駆動するとき、先に駆動されるLEDに対して供給するパルスのパルス幅が次第に大きくなった後に定常のパルス幅になったときに、次のLEDに対して同様のパルスを供給する作動を順に繰り返すことを特徴とする。
本発明に係るLED駆動装置は、前記LED駆動装置において、前記LED駆動制御部では、前記パルス通電の1周期を所定周期ずつずらして順に駆動するとき、パルス幅が次第に大きくなるパルスが定常のパルス幅になる期間を、以降駆動するLEDに対して順に短くすることを特徴とする。
本発明に係るLED駆動装置は、前記LED駆動装置において、LEDに対する供給電流が所定以上急激に上昇するとき、前記作動を行うことを特徴とする。
本発明は上記のように構成したので、複数のLED或いはLED群をPWM駆動によりパルス制御するに際し、全てのLEDを同一タイミングで駆動することによる全体として大電流のパルス駆動制御が行われ、ノイズが発生することを低減し、またLED全体として所定の電流でLEDを発光させ、明るい発光を行わせることができる。また、同様の構成により、LEDの調光率を数%から100%に変化させるときにおいても、大きなLEDに対する電流変動を生じることが無く、LEDを安定して作動させることもできるようになる。
LCDのバックライトや各種照明用の複数のLED或いはLED群を、PWM制御信号によりパルス駆動制御するに際し、ノイズの発生を低減し、またLEDの調光率変動時にでも安定した発光を行わせることができるようにするという目的を、複数のLEDを並列に接続したLED発光部と、各LEDに対して所定間隔で順に同一パルス幅でパルス通電を行うLED駆動制御部とを備え、前記LED駆動制御部では、前記並列接続したLED毎に、前記パルス通電の1周期を所定周期ずつずらして順に駆動することにより解決した。
本発明の実施例を図面に沿って説明する。図1は本発明によるLED駆動装置の回路構成の概要及び作動を示すものであり、同図(a)は前記図10の従来例と同様のLED発光部1と、このLEDの発光制御をするLED駆動制御部2とを備えており、その他のLED発光制御関連機能部は省略して示している。
図1に示す回路は前記図10と同様に、LED発光部にはそれぞれ複数のLEDを直列にしたLEDグループを図中LEDG1、LEDG2、LEDG3、LEDG4、LEDG5の5グループ並列に接続しており、全て直列接続したときにおける1つのLEDが故障したときに全てのLEDが発光しなくなることを防止している。このLED発光部1には電源3から電流が供給され、各LEDグループのアース線側にスイッチング素子としてのトランジスタを各LEDグループ毎にTr.1、Tr.2、Tr.3、Tr.4、Tr.5の5個設け、これらを制御指示信号Sに応じて駆動パルスを供給するPWM(Pulse Width Modulation)制御部4から、DRV1、DRV2、DRV3、DRV4、DRV5の信号を出力して駆動制御を行っている。
本発明におけるPWM制御部4では、LEDの明るさの制御指示信号Sを入力すると、PWM信号として例えば図1(b)のようなそれぞれDRV1、DRV2、DRV3、DRV4、DRV5の駆動信号を出力する。PWM制御部にLED明るさ指示信号Sが入力すると、その指示信号に応じたパルス幅の駆動信号を出力する。その際、図1(b)に示すように、各駆動信号の1周期TをLEDのグループ数に分割して順に出力する。図示する例においてはLEDのグループ数が5個であるため、1周期を5分割し、第1LEDグループLEDG1の電流制御を行う第1トランジスタTr.1を駆動するパルス信号であるDRV1信号は、時刻t1で立ち上がり、LEDが所定の明るさに発光するパルス幅W1のパルスを出力する。
続いて第2LEDグループG2の電流制御を行う第2トランジスタTr.2を駆動するパルス信号であるDRV2信号は、時刻t1より1/5周期送れた時刻t3で立ち上がり、パルス幅W1のパルスを出力する。この作動を全LEDグループの駆動信号について順に行う。図示する例においてはLEDグループが5個の例を示したが、2個以上であるならば全てに対して適用可能である。この作動は図示実施例においては前記図10の従来例において用いられていたPWM制御部内の回路において、全ての駆動信号を同一タイミングで行っていた部分を所定周期ずらして出力する回路構成とすることにより実施することができる。
上記のような作動を行う結果、図1(b)の「電流量」に示すように、上記の全ての駆動信号DRV1〜DRV5の電流を合計した電流量は、最初DRV5の駆動信号の電流である1の電流量が生じている状態から、時刻t1においてDRV1の駆動信号が発生し、1の電流が追加され、その結果合計電流量は2となる。その後時刻t2においてDRV5の駆動信号が無くなり、電流値は1に戻る。その後時刻t3において次の駆動信号であるDRV2の電流が追加され、合計電流量は2となる。その後時刻t4においてDRV1の駆動信号が無くなり、電流値は再び1に戻る。同様の作動を繰り返し、t1からt11の間の1周期T内において、5個の駆動信号DRV1〜DRV5に対応して5個の電流量の変化としてのパルスが発生するが、全て電流量が1と2で示す1段階の電流変化が生じるのみとなる。
図1に示す所定の明るさを維持するためのパルス幅W1の駆動信号から、より明るくするために、図2に示すようなパルス幅W1より大きなパルス幅W2の駆動信号を出力するときにおいても同様に作動する。即ち、図2に示す例においては、図1と同様の1周期Tにおいて、各駆動信号DRV1〜DRV5は前記と同様に1周期の1/5ずつずらして出力し、その時のパルス幅を全ての駆動信号について、先のW1より大きなパルス幅W2とする。このときの電流量の変化をみると同図(a)の「電流量」に示すように、図1と同様に全て電流量が2と3で示す1段階の電流変化が生じるのみである。
図2に示すパルス幅W2の状態から更にLEDの発光を明るくするためにより大きなパルス幅にした状態を図3に示している。即ち、図3に示す例においては、最初図2と同様にパルス幅W2の状態から、そのパルス幅W2より大きなパルス幅W3とした例を示している。このようにパルス幅W2からパルス幅W3に変化させたときにおいては図3(a)の「電流量」に示すように、パルス幅が変化する1周期の間に電流量が順に2、3、4、5、4、5・・・と1段階の電流変化が生じるのみであることがわかる。このことは電流を次第に減少するためにパルス幅を小さくするときも同様である。
上記のような電流変化が1段階ずつ変化し、従来のもののような大きな変化を生じることが無く、外部に対するノイズの発生を確実に低減する作用は、前記実施例のような5グループのLEDを駆動するために5個の駆動パルスを供給するとき以外に、2グループのLEDを駆動するため2個の駆動パルスを供給するときを初め、任意のn個のグループ数のLEDに対してn個の駆動パルスを供給するときに適用することができる。
本発明における前記のような駆動パルスの供給に際しては、上記実施例におけるLEDグループのLEDG1〜LEDG5に対応して設けたスイッチング素子としてのTr.1〜Tr.5に対して、PWM制御部4内で予め出力信号線を分岐し、各出力信号線に対してタイミングをずらしたPWM信号を送る回路構成とした例を示したが、その他例えば図4に示すようにPWM制御部からは図1のDRV1の駆動信号を出力し、LEDグループのLEDG1〜LEDG5に対し、LEDG1から順にコンデンサ、抵抗、論理素子よりなる遅延回路の設定で1/5周期ずつずらして出力するように構成しても良い。即ち図4に示す例においては、遅延回路に入力されたPWM信号は、2つに分かれ、一方はトランジスタに入力され、DRV1によりLEDG1を点灯させる。もう一方は、抵抗とコンデンサにより波形がなまった後、ANDロジックICであるANDゲートを通ることで、一定時間遅延された信号となって次のトランジスタに入力される。これを繰り返すことにより、少しずつ遅延されたPWM信号が各LEDグループ列に入力されていき、各LEDGの点灯のタイミングをずらすことができる。その他同様の機能を行う手段であるならば、例えば遅延を含む論理回路の組み合わせによって図4に示す回路と同様の機能を行うロジックIC回路を得ることができ、必要があるならば更にフリップフロップ回路を用いる等の種々の手法も用いることができる。
一方、前記本発明の先行技術として示した前記特開2002−373795号公報に開示されている、バックライト用の複数のLEDをそれぞれ順番に一定タイミングで駆動することにより、電圧損失及び電流損失を抑制するようにした技術は、一見すると前記本発明に近似している技術であるかに見えるが、以下のように異なった技術である。即ち図5に、前記図10に示す従来技術、及び前記先行技術、並びに本発明について示しており、同図(a)にはPWM信号が100%の場合、(b)には50%の場合を示し、説明の簡略化のために本発明におけるLED発光部の最小単位としての、LED1とLED2の2個並列に接続したLED回路の制御例を示している。
図5(a)に示すPWM信号が100%の場合には、従来技術、先行技術、本発明共に切れることのない一定のPWM信号が出力され、その際に先行技術においてはLED1に対して1/2周期の幅の駆動パルスを、またLED2に対してLED1の駆動と重ならないように1/2周期ずらして1/2周期の幅の駆動パルスを出力する。その結果、先行技術においては全体の電流がLEDが2個用いられているにもかかわらず、1個分の電流が供給されることになり、一応人間の目の残像効果は期待できるにしても、実際には全体として暗いLED装置とならざるを得ない。
それに対して本発明は前記のように作動する結果、LED1に対して連続通電パルスを供給し、それから1/2周期立ち上がりをずらしてLED2に連続通電パルスを供給することとなる。その結果、全体電流は1/2周期ずらして立ち上がり、全てのLEDに対して全電流を供給できるため、前記先行技術の暗くなる問題を解決することができる。また、従来技術に示すような全体電流の急激な立ち上がりを防止することができ、ノイズの発生を低減することとなる。
また、図5(b)に示すPWM信号が50%の時においても前記100%の場合と同様であり、先行技術においてはLED1に対して最初1/4周期幅の駆動パルスを供給した後、LED1の駆動開始から1/2周期ずれたとき、即ちLED1の駆動パルスの出力が終了してから1/4周期後にLED2に対して1/4周期幅の駆動パルスを出力する。その結果、先行技術においては「全体電流」が本来の1個のLEDのための駆動信号であるPWM信号と同じ1/2周期毎に1/4周期幅のパルスを出力することとなり、やはり全体としては暗いLEDとならざるを得ない。
それに対して本発明は前記と同様に作動し、LED1に対してPWM信号と同一タイミングで同一幅の駆動パルスを出力し、LED2に対しては1/4周期だけ立ち上がりをずらしたLED1と同一幅の駆動パルスを出力する。その結果、全体電流は切れ目のない均一の電流供給状態となり、前記先行技術の問題を解決し、また従来技術のような全体電流の急激な立ち上がりを無くし、ノイズの発生を低減することもできる。
前記実施例においては、複数のLEDを並列に接続したLED発光部と、各LEDに対して所定間隔で順に同一パルス幅でパルス通電を行うLED駆動制御部とを備え、前記LED駆動制御部では、前記並列接続したLED毎に、前記パルス通電の1周期を所定周期ずつずらして順に駆動するに際して、前記LED駆動制御部でLED駆動制御信号と同一のパルス幅で順に駆動することを継続したものであるが、前記のようにLED駆動制御部で、前記パルス通電の1周期を所定周期ずつずらして順に駆動した後、全てのLEDに対して同一のパルスを供給して駆動するようにしてもよい。それにより、LEDに対する供給電流が所定以上急激に上昇するとき前記作動を行うと、例えばLEDの調光率を数%から100%に変化させるときにおいても、LEDに対する大きな電流変動を生じることが無く、LEDを安定して作動させることができるようになる。このような実施例を以下に順に述べる。
図6にはこの実施例による各種のLED駆動制御手法を示しており、並列接続した3列のLED、或いは3列のLED群の作動例を示している。同図(a)の例においては、例えば車両用ナビゲーション装置等のLCDディスプレイのバックライトが、トンネル内で減光のため光量を所定量に減少しているときから、トンネルを抜けることにより光量を大きな所定の値に増量する状態を示している。そのため1列目のLEDに対しては、減光状態のパルスと同じ第1パルスをt11の時期に出力した後の状態から、第1パルスより幅の広い第2パルス、更に幅の広い第3パルスと、順にパルス幅を大きくしてこれらを1周期として出力し、以降は第3パルスと同じパルス幅でt12の時期に定常パルスである第4パルスを出力し、以降の同一幅でパルスを出力している。
それに対して2列目のLEDに対しては最初、減光状態の最後のパルスである図中における第1パルスを1列目と同時期のt11に出力した後、1列目のパルスが前記1周期が終了し、同じ第3パルス幅の第4パルスを出力するt12の時期に同期して、第1パルスと同じ幅の第2パルスを出力し、以降は1列目の第2パルスと同じ幅の第3パルス、1列目の第3パルスと同じ幅の第4パルスを出力してこれらを1周期として出力する。これらのパルスは1列目の第7パルスの出力時期t13と同じ時期に第4パルスと同じ幅で定常パルスである第5パルスが出力できるように配分して、第2〜第4パルスが出力するようにしている。
また、3列目のLEDに対しては最初、1列目及び2列目と同時期のt11に減光状態の最後のパルスである図中における第1パルスを出力した後、2列目の1周期が終了し最初の定常パルスである第5パルスが出力するt13の時期に第1パルスと同一幅の第2パルスを出力し、以降は2列目の第3パルスと同一幅の第3パルス、2列目の第4パルスと同一幅の第4パルスを出力しこれらを1周期として出力する。これらのパルスについても、少なくとも2列目の第8パルスが出力するt14の時期に、3列目の定常パルスである第5パルスを出力できるように配分して、第2〜第4パルスが出力するようにしている。それにより時期t14以降は全ての列で定常パルスが同時期に出力されることとなる。
上記のようにこの実施例においては、各列のLEDの駆動を行うに際して、各列のパルス通電の1周期を図示の例では1周期ずつずらして順に駆動した後、全てのLEDに対して同一のパルスを供給して駆動するようにし、且つ前記パルス通電の1周期を所定周期ずつずらして順に駆動するとき、各LEDに対してパルス幅が次第に大きくなるパルスを供給している。このような駆動を行うに際しては、各列のパルス通電の1周期を2周期ずつ、或いは3周期ずつ等の適宜の周期ずつずらして順に駆動するようにしても良い。
前記のように、各列のLEDを駆動するに際して、パルス通電の1周期を所定周期ずつずらして順に駆動した後、全てのLEDに対して同一のパルスを供給して駆動するに際しては、その他例えば図6(b)のようにして駆動しても良い。即ち図6(b)の例においては、1列目のLEDに対して減光用の第1パルスを出力している状態から、所定の明るさのための第2パルス以降を出力するとき、2列目については、1列目が所定の明るさのための第2パルスが出力し、1列目の第2パルスの出力がOFFする時期t22に2列目の第2パルスを、第1パルスと同一幅で出力する。2列目の第3パルス以降は、図示の例では第6パルスにおいて1列目の第7パルスと同一時期のt23の時期に1列目と同一タイミングとなるようにパルス幅及びパルス間隔を調節し、第3〜第5パルスを出力するようにしている。
3列目については、2列目において1列目と同期する時期である第6パルスがOFFするときに同期する時期であるt24の時期に第1パルスと同一幅の第2パルスを出力する。3列目の第3パルス以降は、図示の例では第6パルスにおいて1列目の第12パルス及び2列目の第11パルスと同一時期のt25の時期に同期するように配分する。
上記のようにこの制御手法では、各列のLEDの駆動を行うに際して、各列のパルス通電の1周期を図示の例では1周期ずつずらして順に駆動した後、全てのLEDに対して同一のパルスを供給して駆動するようにし、且つ、前記パルス通電の1周期を所定周期ずつずらして順に駆動するとき、先に駆動されるLEDに対して供給するパルスのパルス幅が次第に大きくなった後に定常のパルス幅になったときに、次のLEDに対して同様のパルスを供給する作動を順に繰り返すこととなる。
更に図6(c)のような駆動制御を行うこともできる。この例はシーケンシャル点灯制御の例を示しており、1列目点灯タイミングに2列目、3列目の点灯タイミングを少しずつ割り込ませていく手法である。即ち、1列目においては第1パルス出力後、第1パルスよりパルス幅の大きな第2パルスを出力し、次いでこれよりもパルス幅の大きな第3パルスを出力し、以降第4パルスから同一パルス幅で次第にパルス出力間隔を小さくし、時期t34の第9パルス出力時から定常パルスとする。このとき、2列目については1列目の第1パルスのOFF時期t32に第1パルスを出力し、次いで1列目の第2パルスと同一幅の第2パルス、1列目の第3パルスと同一幅の第3パルスと順に出力し、1列目の最初の定常パルスである第9パルスと同一時期t34に2列目の最初の定常パルスである第9パルスが出力するように配分して第1〜第8パルスを出力する。
3列明についても2列目と同様に、1列目及び2列目の第2パルスと同一幅の第2パルス、1列目及び2列目の第3パルスと同一幅の第3パルスと順に出力し、1列目及び2列目の最初の定常パルスである第8パルスと同一時期t34に3列目の最初の定常パルスである第8パルスが出力するように配分して第1〜第7パルスを出力する。
前記制御手法ではLED駆動制御部で、各列のLEDの駆動を行うに際して、各列のパルス通電の1周期を図示の例では1周期ずつずらして順に駆動した後、全てのLEDに対して同一のパルスを供給して駆動するようにし、且つパルス通電の1周期を所定周期ずつずらして順に駆動するとき、パルス幅が次第に大きくなるパルスが定常のパルス幅になる期間を、以降駆動するLEDに対して順に短くする。このように種々の手法によって、パルス通電の1周期を所定周期ずつずらして順に駆動した後、全てのLEDに対して同一のパルスを供給して駆動することができる。
上記のような駆動の制御は種々の手法によって行うことができるが、例えば図7に示すような回路によって駆動制御することができる。即ち図7に示す例においては、複数のLEDを直列に接続したLEDグループを3列並列に接続したLCDのバックライト駆動制御例を示しており、第1LEDグループ(LEDG1)、第2LEDグループ(LEDG2)、第3LEDグループ(LEDG3)を備えている。
これらのLEDグループの通電制御は制御回路11によって行う。制御回路11には各LEDグループに通電する電流が定電流となるように制御を行う定電流回路12を備え、このような定電流制御を行っている状態で、特に負荷不安定時に各LEDグループに対して、それぞれ異なったパルス幅の電流を供給することができ、正確な制御ができるが、制御のための電流を比較的多く必要とするPWM制御回路13と、負荷が安定した後において共通のPWM制御信号で駆動されている全てのLEDグループに対して負荷制御を行う制御電流消費の少ない負荷制御回路17とを備えている。
PWM制御回路13にはFET1に信号を出力し、D1を介して第1LEDグループ(LEDG1)に駆動信号を供給する基準信号n出力部14と、基準信号nに対して制御された所定の遅延時間後にFET2に信号を出力し、D2を介して第2LEDグループ(LEDG2)に駆動信号を供給する遅延信号n+1出力部15と、更に所定の遅延時間後にFET3に信号を出力し、D3を介して第3LEDグループ(LEDG3)に駆動信号を供給する遅延信号n+2供給部16とを備えている。各LEDグループの電流供給線にはそれぞれ出力コンデンサC1、C2、C3を介して接地しており、所定量の電流を充電可能としている。
負荷制御回路17には、第2LEDグループ(LEDG2)の電流供給線と、第3LEDグループ(LEDG3)の電流供給線との接続線に設けたFET4の通電制御を行い、負荷側の制御を行うn+1負荷制御部18と、第1LEDグループ(LEDG1)の電流供給線と、第3LEDグループ(LEDG3)の電流供給線との接続線に設けたFET5の通電制御を行い、負荷側の制御を行うn+2負荷制御部19とを備えている。
このようなLED回路及び制御回路11を用い次のような作動を行うことにより、前記のような各LEDグループの駆動を効率的に行うことができる。即ち前記図6で説明した各種制御手法において、電流が安定する時期を基準に設定されている全てのLEDグループに共通のパルスを供給する時期を基準として制御態様を変えることができる。その際には制御手法1において各LEDグループに対して共通の制御パルスが供給されるようになるt14以前と以降において、また制御手法2においてはt25以前と以降において、更に制御手法3においてはt35以前と以降において制御態様を切り換える。その制御態様によって図7(a)のように、PWM制御回路によりそれぞれの遅延制御を行い、負荷制御を行わない状態と、同図(b)のように、PWM制御回路3からの遅延信号の供給を停止して全て同一のパルスによって駆動し、負荷制御回路17による制御を行う状態とで、制御態様を変更することができる。なお、負荷安定前と後の作動切り換え時期は、前記のような時期のほか、LEDに対する供給電流が所定以上急激に上昇するときを予め設定し、或いはその状態を検出する等により、負荷の不安定となるときと安定するときを各種手法で設定して制御することができる。
本発明を実施する制御回路構成としては、前記のほか例えば図8に示す回路構成によっても実施することができる。図8に示す例においては、前記図7に示す例において同図(b)の負荷安定後の動作制御時の作動回路部分と同様の構成をなすが、負荷制御回路17について、図7に示すものは負荷制御を行うのみであるのに対して、図8に示すものは負荷側における接続制御を行うために、前記PWM制御回路13における基準信号nの出力を検出し、それに続く制御出力を行うn+1負荷接続制御部20と、更にそれに続く制御出力を行うn+2負荷制御部21とを備えている点で異なっている。
この制御回路においては、PWM制御回路13の基準信号n出力部14から第1LEDグループ(LEDG1)の駆動タイミングで信号を出力し、n+1負荷接続制御部20では第2LEDグループ(LEDG2)の駆動タイミングで信号を出力し、n+2負荷接続制御部21では第3LEDグループ(LEDG3)の駆動タイミングで信号を出力する。それにより前記図6に示すような種々の制御手法における駆動パルスの出力を行い、所望の作動を行わせることができる。
更に図9に示す回路構成によっても実施することができ、同図に示す例においては、図8に示す例と異なり、第2LED(グループLEDG2)及び第3LEDグループ(LEDG3)の制御を、各LEDグループについて定電流制御を行う定電流回路2への接続線にFET2及びFET3を配置し、各FETを前記図8と同様に負荷接続制御することによって本発明を実施する。
実施例2における上記のような制御回路構成は、LCDの白色バックライト光源以外にも、各種発光を行う光源に用いることができる。また、前記実施例1の作動を行うためにも同様にして用いることもできる。
本発明の第1実施例を説明する図であり、(a)は同実施例を行う回路構成図であり、(b)は同実施例の作動態様を示す図であり、(c)は本発明を示す(b)の作動態様に対応する従来例の作動態様を示す図である。 同実施例の他の作動態様を従来例と対応して示す図である。 同実施例の更に他の作動態様を従来技術及び先行技術と対応して示す図である。 同実施例の他の回路構成図である。 同実施例の作動を他の技術と対応した説明図である。 本発明の第2実施例を説明する図であり、(a)はその制御手法1、(b)は制御手法2、(c)は制御手法3を示す。 本発明を実施する回路構成の例を示す図である。 他の回路構成の例を示す図である。 更に他の回路構成の例を示す図である。 従来技術の説明図である。 他の従来技術の説明図である。 車両搭載機器用ディスプレイのLEDバックライトにおける従来のディマー制御の例を示す説明図である。 従来の装置の問題点を説明する図である。
符号の説明
1 LED発光部
2 LED駆動制御部
3 電源
4 PWM制御部

Claims (5)

  1. 複数のLEDを並列に接続したLED発光部と、
    各LEDに対して所定間隔で順に同一パルス幅でパルス通電を行うLED駆動制御部とを備え、
    前記LED駆動制御部では、前記並列接続したLED毎に、前記パルス通電の1周期を所定周期ずつずらして順に駆動した後、全てのLEDに対して同一のパルスを供給して駆動することを特徴とするLED駆動装置。
  2. 前記LED駆動制御部では、前記パルス通電の1周期を所定周期ずつずらして順に駆動するとき、各LEDに対してパルス幅が次第に大きくなるパルスを供給することを特徴とする請求項1記載のLED駆動装置。
  3. 前記LED駆動制御部では、前記パルス通電の1周期を所定周期ずつずらして順に駆動するとき、先に駆動されるLEDに対して供給するパルスのパルス幅が次第に大きくなった後に定常のパルス幅になったときに、次のLEDに対して同様のパルスを供給する作動を順に繰り返すことを特徴とする請求項1記載のLED駆動装置。
  4. 前記LED駆動制御部では、前記パルス通電の1周期を所定周期ずつずらして順に駆動するとき、パルス幅が次第に大きくなるパルスが定常のパルス幅になる期間を、以降駆動するLEDに対して順に短くすることを特徴とする請求項1記載のLED駆動装置。
  5. LEDに対する供給電流が所定以上急激に上昇するとき、前記作動を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のLED駆動装置。
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