JP5519195B2 - タイミング制御装置、タイミング制御方法及びタイミング制御システム - Google Patents

タイミング制御装置、タイミング制御方法及びタイミング制御システム Download PDF

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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K7/00Modulating pulses with a continuously-variable modulating signal
    • H03K7/08Duration or width modulation ; Duty cycle modulation

Description

タイミング制御装置、タイミング制御方法及びタイミング制御システムに関するものである。
従来、PWM(Pulse Width Modulation)制御は、LED(Light Emitting Diode)の明るさ制御、電力の制御、モータの駆動制御など様々な用途に用いられている。
例えば、電流を流すと所定の色で発光するLEDを光源として使用した照明器具では、LEDの明るさ(輝度)をPWM制御によって調光している。つまり、LEDに電流を流す時間及びLEDに電流を流さない時間のデューティ比を制御することにより、LEDの明るさを調光している。具体的には、LEDに電流を流して発光させる時間がLEDに電流を流さずに消灯させる時間より長いほど、LEDの明るさが増大し、反対に、LEDに電流を流して発光させる時間がLEDに電流を流さずに消灯させる時間より短いほど、LEDの明るさが減少する。
ところで、PWM制御される複数の制御対象を備える場合、この複数の制御対象が同時にオン・オフ(例えば、複数のLEDが発光・消灯)するとき、電源変動が生じてしまう問題があった。
例えば、自動車などの車両において、速度計や走行距離計等の各種メータ類、オーディオ装置やエアコン等の表示パネル、室内灯等の照明として複数のLEDが用いられている。この場合、複数のLEDが同時に発光・消灯すると、電源変動よるノイズが電源線から他の装置に影響し、他の装置の動作に支障を招く虞があった。さらに、電源変動による輻射ノイズにより、オーディオ装置やカーナビゲーション装置においてラジオ放送やテレビ放送の受信に悪影響を与える虞があった。
そこで、従来、PWM制御される複数の制御対象をグループに分け、PWM制御する1周期をグループの数で割った時間ずつ、つまり、グループが3個ある時、1周期の1/3ずつグループ毎にずらして、制御対象のPWM制御を開始していた(例えば、特許文献1参照)。これにより、各グループの制御対象は、異なるタイミングでそれぞれオンしていた。
特開2008−91311号公報
しかしながら、上記のように、PWM制御される複数の制御対象をグループに分け、グループ毎に異なるタイミングで制御対象のPWM制御を開始すると、各グループを制御するデューティ比が異なる場合、オフするタイミングが重なるときがあった。
詳しくは、第1〜第4制御対象に第1〜第4パルス信号S1〜S4をそれぞれ出力してPWM制御する場合について図6に従って説明する。
第1〜第4制御対象は、第1〜第4パルス信号S1〜S4に応じて、それぞれオン・オフする。つまり、第1〜第4制御対象は、Hレベルの第1〜第4パルス信号S1〜S4が入力されるとオンする。反対に、第1〜第4制御対象は、Lレベルの第1〜第4パルス信号S1〜S4が入力されるとオフする。
第1及び第3パルス信号S1,S3はデューティ比50%に設定され、第1及び第3制御対象はPWM制御する1周期のうち50%オンする。また、第2パルス信号S2はデューティ比25%に設定され、第2制御対象はPWM制御する1周期のうち25%オンする。さらに、第4パルス信号S4はデューティ比75%に設定され、第4制御対象はPWM制御する1周期のうち75%オンする。また、第1〜第4制御対象は、グループ数が4個のため、PWM制御する1周期の1/4ずつずらしてオンしている。具体的には、第1〜第4制御対象は、それぞれ時刻t1,t2,t3,t4においてオンしている。
これにより、時刻t3において、第1、第2及び第4パルス信号S1,S2,S4が同時にHレベルからLレベルに立ち下がっている。すなわち、時刻t3において、第1、第2及び第4制御対象が同時にオフすることにより電源変動が起きてしまうという問題がある。
このタイミング制御装置、タイミング制御方法及びタイミング制御システムは、制御対象を異なるタイミングでオン・オフさせることを目的とする。
被制御部の動作のタイミングを指令する制御部と、前記動作のタイミングの設定単位を複数に分割したタイミングと自識別番号とを対応付け、対応付けられたタイミングに基づくオフセット期間が前記被制御部の動作のタイミングに付加されるように前記制御部を設定する設定部とを有するようにした。
開示されたタイミング制御装置、タイミング制御方法及びタイミング制御システムは、制御対象を異なるタイミングでオン・オフさせることができる。
本実施形態の調光システムの概略構成図である。 本実施形態の調光設定データの説明図である。 本実施形態の第1駆動制御装置のブロック図である。 本実施形態の補正PWM制御スタート値の設定を示すフローチャートである。 (a)〜(d)は本実施形態の第1〜第4駆動制御装置の第1〜第4発光ダイオードに対するPWM制御の説明図である。 従来の第1〜第4制御対象に対するPWM制御の説明図である。
以下、第1実施形態を図1〜図4に従って説明する。
本実施形態では、制御対象としての発光ダイオードを1KHzの周期でPWM制御してその明るさを調光している。
図1に示すように、タイミング制御システムとしての調光システム10は、被制御部としての第1〜第4発光ダイオード11a〜11dと、各発光ダイオード11a〜11dをそれぞれ駆動制御するタイミング制御装置としての第1〜第4駆動制御装置12a〜12dを有している。また、調光システム10は、各駆動制御装置12a〜12dに対して、対応する第1〜第4発光ダイオード11a〜11dを所望の明るさで発光させるためのデータをそれぞれ生成し出力するメイン制御装置13を有している。
第1〜第4発光ダイオード11a〜11dは、それぞれ制限抵抗Rと直列に接続され、その直列回路が、対応する第1〜第4駆動制御装置12a〜12dとグランド間に接続されている。そして、第1〜第4発光ダイオード11a〜11dは、対応する第1〜第4駆動制御装置12a〜12dからそれぞれ出力される駆動信号(パルス電流)Sd1〜Sd4に基づいて発光する。つまり、第1〜第4駆動制御装置12a〜12dからそれぞれ出力される駆動信号(パルス電流)Sd1〜Sd4のパルス幅が長いほど発光時間が長くなり、第1〜第4発光ダイオード11a〜11dは明るくなる。反対に、第1〜第4駆動制御装置12a〜12dからそれぞれ出力される駆動信号(パルス電流)Sd1〜Sd4のパルス幅が短いほど発光時間が短くなり、第1〜第4発光ダイオード11a〜11dは暗くなる。
第1〜第4駆動制御装置12a〜12dは、半導体集積回路装置(LSI)よりなり、メイン制御装置13からそれぞれ出力される調光設定データDLに基づいて、対応する第1〜第4発光ダイオード11a〜11dに供給する駆動信号(パルス電流)Sd1〜Sd4のパルス幅を設定し出力するようになっている。
メイン制御装置13は、半導体集積回路装置(LSI)よりなり、第1〜第4駆動制御装置12a〜12dに対して、それぞれ対応する調光設定データDLを生成して信号線を介して出力する。
ここで、第1〜第4駆動制御装置12a〜12dに出力する調光設定データDLについて説明する。図2は、調光設定データDLのフォーマットを示す。
図2に示すように、調光設定データDLは、14ビットで構成され、最上位ビットから、3ビットの第14〜第12ビットデータb13〜b11は、プリアンブルであって、調光設定データDLの開始を示すビットデータである。最上位ビットから4番目の第11ビットデータb10はリセットデータを示し、第1〜第4駆動制御装置12a〜12dをリセットさせるためのビットデータである。
最上位ビットから5番目と6番目の第10及び第9ビットデータb9,b8は、第1〜第4駆動制御装置12a〜12dのアドレスを指定するためのビットデータである。最上位ビットから7番目〜13番目の第8〜第2ビットデータb7〜b1は、デューティ比(%)を指定するためのビットデータである。最下位ビットの第1ビットデータb0は、EOB(End of Block)として調光設定データDLの終わりを示すビットデータである。
なお、プリアンブルとしての第14〜第12ビットデータb13〜b11は「111」、EOBとしての第1ビットデータb0は「1」となっている。リセット信号としての第11ビットデータb10は、「0」のとき第1〜第4駆動制御装置12a〜12dをリセットさせない、反対に、「1」のとき第1〜第4駆動制御装置12a〜12dをリセットさせる。従って、調光設定データDLは、第1〜第4駆動制御装置12a〜12dを調光する際、リセット信号としての第11ビットデータb10が「0」となっていて、第1〜第4駆動制御装置12a〜12dをリセットさせないようになっている。一方、調光設定データDLは、第1〜第4駆動制御装置12a〜12dをリセットする際、リセット信号としての第11ビットデータb10が「1」となっていて、第1〜第4駆動制御装置12a〜12dをリセットさせるようになっている。
そして、第1〜第4駆動制御装置12a〜12dは、本実施形態では、アドレスを指定する第10及び第9ビットデータb9,b8において、「00」が第1駆動制御装置12aを、「01」が第2駆動制御装置12bを、「10」が第3駆動制御装置12cを、「11」が第4駆動制御装置12dをそれぞれ指定している。
また、デューティ比(%)は、例えば本実施形態では、第8〜第2ビットデータb7〜b1において、デューティ比0%が「0000000」を、デューティ比25%が「0011001」を、デューティ比50%が「0110010」を、デューティ比75%が「1001011」を、デューティ比100%が「「1100100」をそれぞれ指定している。
因みに、例えば、デューティ比が50%の第1駆動制御装置12aの調光設定データDLは、「11100001100101」となる。また、デューティ比が25%の第2駆動制御装置12bの調光設定データDLは、「11100100110011」となる。さらに、デューティ比が50%の第3駆動制御装置12cの調光設定データDLは、「11101001100101」となる。さらにまた、デューティ比が75%の第4駆動制御装置12dの調光設定データDLは、「11101110010111」となる。
なお、デューティ比が0%の場合とは、PWM制御の1周期において発光ダイオードを常に消灯させることを意味する。また、デューティ比が100%の場合とは、PWM制御の1周期において発光ダイオードを常に発光させることを意味する。
次に、第1〜第4駆動制御装置12a〜12dについて説明する。なお、第1〜第4駆動制御装置12a〜12dは、メイン制御装置13から入力する調光設定データDLのアドレスを指定する第10及び第9ビットデータb9,b8が異なることと、駆動制御する発光ダイオードが異なるだけで、回路構成を基本的に同じにしている。また、調光設定データDLのデューティ比は、各駆動制御装置12a〜12dに対してそれぞれ設定されるため、等しくなる場合、等しくならない場合がある。そのため、第1駆動制御装置12aについて詳細を説明し、第2〜第4駆動制御装置12b〜12dについて、説明の便宜上、説明を省略する。
図3に示すように、第1駆動制御装置12aは、PLL回路15、アドレス設定部16、通信制御部17、カウンタ部18、制御部としてのパルス発生部19を有している。
PLL回路15は、アドレス設定部16、通信制御部17、カウンタ部18、パルス発生部19が同期して動作するためのクロック信号CLKを生成している。本実施形態では、PLL回路15は、10MHzのクロック信号CLKを生成している。そして、アドレス設定部16、通信制御部17、カウンタ部18、パルス発生部19は、クロック信号CLKを入力して10MHzで同期して動作している。
アドレス設定部16は、第1端子T1から第1スレーブ設定信号Se1が入力され、第2端子T2から第2スレーブ設定信号Se2が入力される。第1及び第2端子T1,T2は、予め設定されたアドレスに基づいて電源電圧VDDにプルアップ、又は、グランドレベルGNDにプルダウンされている。アドレス設定部16は、入力された第1及び第2スレーブ設定信号Se1,Se2に基づいて、2進数2ビットの自識別番号としての設定アドレスデータDeを通信制御部17及びカウンタ部18に出力する。
設定アドレスデータDeは、上位ビットが第1スレーブ設定信号Se1、下位ビットが第2スレーブ設定信号Se2で構成されている。つまり、Hレベルの第1及び第2スレーブ設定信号Se1,Se2が入力されると、アドレス設定部16は、「11」の設定アドレスデータDeを出力し、反対に、Lレベルの第1及び第2スレーブ設定信号Se1,Se2が入力されると、アドレス設定部16は、「00」の設定アドレスデータDeを出力する。
上記したように、第1駆動制御装置12aのアドレスは、「00」に予め設定されているため、第1及び第2端子T1,T2は、グランド線L1に接続されてグランドレベルGNDにプルダウンされている。そして、アドレス設定部16は、第1及び第2端子T1,T2からLレベルの第1及び第2スレーブ設定信号Se1,Se2をそれぞれ入力するため、「00」の設定アドレスデータDeを通信制御部17及びカウンタ部18に出力する。
因みに、第2駆動制御装置12bでは、アドレスが「01」に予め設定されているため、第1端子T1はグランド線L1に接続されてグランドレベルGNDにプルダウンされ、第2端子T2は電源電圧VDDが供給されて電源電圧VDDにプルアップされている。これによって、設定アドレスデータDeは「01」になっている。また、第3駆動制御装置12cでは、アドレスが「10」に予め設定されているため、第1端子T1は電源電圧VDDが供給されて電源電圧VDDにプルアップされ、第2端子T2はグランド線L1に接続されてグランドレベルGNDにプルダウンされている。これによって、設定アドレスデータDeは「10」になっている。さらに、第4駆動制御装置12dでは、アドレスが「11」に予め設定されているため、第1及び第2端子T1,T2は電源電圧VDDが供給されて電源電圧VDDにプルアップされている。これによって、設定アドレスデータDeは「11」になっている。
通信制御部17は、メイン制御装置13から調光設定データDL、及び、アドレス設定部16から設定アドレスデータDeが入力される。そして、通信制御部17は、調光設定データDLを入力すると、該調光設定データDLのアドレスを指定する第10及び第9ビットデータb9,b8と設定アドレスデータDeが同じか否かを判定する。
すなわち、通信制御部17は、調光設定データDLのアドレスを指定する第10及び第9ビットデータb9,b8と設定アドレスデータDeが同じとき、該調光設定データDLをパルス発生部19に出力する。反対に、調光設定データDLのアドレスを指定する第10及び第9ビットデータb9,b8と設定アドレスデータDeが異なるとき、該調光設定データDLをパルス発生部19に出力しない。
つまり、メイン制御装置13から各駆動制御装置12a〜12dに調光設定データDLが出力されると、各駆動制御装置12a〜12dの通信制御部17は、対応する調光設定データDLのみをパルス発生部19に出力している。
一方、通信制御部17は、リセット信号としての第11ビットデータb10が「1」の調光設定データDLを入力すると、リセット信号Srをカウンタ部18に出力する。換言すると、各駆動制御装置12a〜12dの通信制御部17は、リセット信号としての第11ビットデータb10が「1」の調光設定データDLを入力すると、リセット信号Srを対応するカウンタ部18にそれぞれ出力して同期している。
カウンタ部18は、設定部としてのカウンタ制御部21、カウンタ回路22を有している。
カウンタ制御部21は、通信制御部17からリセット信号Sr、及び、アドレス設定部16から設定アドレスデータDeが入力される。また、カウンタ制御部21は、カウンタ回路22からのカウント値Dcが入力される。
カウンタ制御部21は、電源電圧VDDが供給されると、設定アドレスデータDeに基づいてPWM制御スタート値を算出する。PWM制御スタート値は、パルス発生部19が第1発光ダイオード11aのPWM制御を開始する時間(開始時間)を示すカウンタ回路22のカウント値Dcである。PWM制御スタート値は、各駆動制御装置12a〜12dに対して異なるカウント値Dcが設定され、(アドレス番号−1)×2500で求められる。なお、アドレス番号は、設定アドレスデータDeに対応した値となる。具体的には、設定アドレスデータDe「00」はアドレス番号が「1」、設定アドレスデータDe「01」はアドレス番号が「2」、設定アドレスデータDe「10」はアドレス番号が「3」、設定アドレスデータDe「11」はアドレス番号が「4」となっている。
本実施形態では、第1駆動制御装置12aはPWM制御スタート値「0(10進数)」、第2駆動制御装置12bはPWM制御スタート値「2500(10進数)」、第3駆動制御装置12cはPWM制御スタート値「5000(10進数)」、第4駆動制御装置12dはPWM制御スタート値「7500(10進数)」にそれぞれ設定している。
これは、第1〜第4駆動制御装置12a〜12dが対応する第1〜第4発光ダイオード11a〜11dを同時に発光させないために、カウンタ制御部21は、対応する第1〜第4駆動制御装置12a〜12dに対して異なるPWMスタート値を設定してパルス発生部19のPWM制御を開始する時間をずらしている。
さらに、第1〜第4駆動制御装置12a〜12dのPWM制御スタート値には、それぞれ異なるオフセット値が付加され、補正PWM制御スタート値となっている。オフセット値は、各駆動制御装置12a〜12dに対して異なるカウント値Dcが設定され、(アドレス番号−1)×25で求められる。本実施形態では、第1駆動制御装置12aはオフセット値を「0(10進数)」、第2駆動制御装置12bはオフセット値を「25(10進数)」、第3駆動制御装置12cはオフセット値を「50(10進数)」、第4駆動制御装置12dはオフセット値を「75(10進数)」としている。
従って、第1駆動制御装置12aの補正PWM制御スタート値は「0(=0+0)」、第2駆動制御装置12bの補正PWM制御スタート値は「2525(=2500+25)」、第3駆動制御装置12cの補正PWM制御スタート値は「5050(=5000+50)」、第4駆動制御装置12dの補正PWM制御スタート値は「7575(=7500+75)」となる。
換言すると、上記のように、各駆動制御装置12a〜12dに対して異なるPWM制御スタート値を設定し、第1〜第4駆動制御装置12a〜12dのパルス発生部19が対応する第1〜第4発光ダイオード11a〜11dのPWM制御を開始する時間をずらしている。
これは、第1〜第4駆動制御装置12a〜12dが異なるデューティ比で対応する第1〜第4発光ダイオード11a〜11dをPMW制御した場合、第1〜第4発光ダイオード11a〜11dを消灯するタイミングが重なるときがある。
そこで、第1〜第4発光ダイオード11a〜11dをPWM制御することができる最小単位(本実施形態ではデューティ比1%、カウント値「100(10進数)」)を分割したカウント値Dc(本実施形態では、カウント値「0」、「25」、「50」、「75」)を排他的に各駆動制御装置12a〜12dにオフセット値として付加することで割り当てている。
つまり、第1〜第4発光ダイオード11a〜11dをPWM制御することができる最小単位と異なる単位で、排他的に各駆動制御装置12a〜12dにオフセット値を設定しているため、各発光ダイオード11a〜11dの発光・消灯するタイミングが重ならないようになっている。
そして、カウンタ制御部21は、カウンタ回路22のその時々のカウント値Dcを入力し、そのカウント値Dcが補正PWM制御スタート値に達すると、カウンタリセット信号Srcをカウンタ回路22に出力するとともに、HレベルのPWM開始信号Spをパルス発生部19に出力する。以後、カウンタ制御部21は、通信制御部17から新たなリセット信号Srが入力されるまで、HレベルのPWM開始信号Spを出力し続けるとともに、カウンタ回路22のカウント値Dcが後記するPWM周期値「9999」をカウントアップするごとにカウンタリセット信号Srcを出力する。
PWM開始信号Spは、パルス発生部19に第1発光ダイオード11aのPWM制御を開始させるための信号である。本実施形態では、パルス発生部19に第1発光ダイオード11aのPWM制御を開始させるとき、カウンタ制御部21は、HレベルのPWM開始信号Spを出力する。反対に、パルス発生部19に第1発光ダイオード11aのPWM制御を開始しないとき、カウンタ制御部21は、LレベルのPWM開始信号Spを出力する。
カウンタ回路22は、PLL回路15からクロック信号CLK、及び、カウンタ制御部21からカウンタリセット信号Srcが入力される。カウンタ回路22は、入力されたクロック信号CLKのHレベルへの立ち上がりを検出するごとに、カウント値Dcをカウントアップしていく。カウンタ回路22は、カウント値Dcをパルス発生部19及びカウンタ制御部21に出力する。
また、カウンタ回路22は、カウンタ制御部21からのカウンタリセット信号Srcに応じて、カウント値Dcを「0」にリセットする。
本実施形態では、カウンタ回路22は、PLL回路15からの10MHzのクロック信号CLKが入力され、第1発光ダイオード11aのPWM制御を1KHzで行うため、PWM制御の1周期において、カウント値Dcを「0(10進数)」から「9999(10進数)」までカウントアップする。
これは、第1〜第4発光ダイオード11a〜11dをPWM制御する際、デューティ比100%は、カウント値Dcが「9999(10進数)」であることを意味する。従って、デューティ比の最小単位である1%は、カウント値Dcで「99(10進数)」となる。そして、本実施形態では、デューティ比100%に対応する「9999(10進数)」のカウント値Dcを、PWM周期値としている。
つまり、カウンタ制御部21は、カウンタ回路22のカウント値DcがPWM周期値「9999」になり、そして、カウンタ回路22が次のクロック信号CLKをカウントすると、カウンタ回路22に対して、カウンタリセット信号Srcを出力する。従って、カウンタ回路22は、補正PWM制御スタート値をカウントした後は、PWM周期値「9999」をカウントし、PWM周期値「9999」になる毎にリセットされ、再びPWM周期値のカウント動作を続けるようになっている。
これによって、第1駆動制御装置12aに設けられたカウンタ回路22は、補正PWM制御スタート値「0」をカウントした後は、PWM周期値「9999」になる毎にリセットされ、再びPWM周期値のカウント動作を続けるようになっている。
因みに、第2駆動制御装置12bのカウンタ回路22は、補正PWM制御スタート値「2525」をカウントした後は、PWM周期値「9999」になる毎にリセットされ、再びPWM周期値のカウント動作を続ける。また、第3駆動制御装置12cのカウンタ回路22は、補正PWM制御スタート値「5050」をカウントした後は、PWM周期値「9999」になる毎にリセットされ、再びPWM周期値のカウント動作を続ける。さらに、第4駆動制御装置12dのカウンタ回路22は、補正PWM制御スタート値「7575」をカウントした後は、PWM周期値「9999」になる毎にリセットされ、再びPWM周期値のカウント動作を続ける。
パルス発生部19は、通信制御部17からの調光設定データDL、カウンタ部18からのカウント値Dc及びPWM開始信号Spが入力される。
パルス発生部19は、通信制御部17からの調光設定データDLの7ビットの第8〜第2ビットデータb7〜b1からデューティ比を割り出し、割り出したデューティ比から駆動終了値を求めるようになっている。この場合、第1駆動制御装置12aの場合にはデューティ比が50%であってデューティ比100%に対応するカウント値Dcが「9999(10進数)」であることから、パルス発生部19は、駆動終了値を「5000(10進数)」とする。
因みに、デューティ比が25%の第2駆動制御装置12bの場合には、駆動終了値は「2500」となる。また、デューティ比が50%の第3駆動制御装置12cの場合には、駆動終了値は「5000」となる。さらに、デューティ比が75%の第4駆動制御装置12dの場合には、駆動終了値は「7500」となる。
そして、パルス発生部19は、HレベルのPWM開始信号Spを入力すると、カウンタ回路22のカウント値Dcと調光設定データDLから求めた駆動終了値を比較し、カウント値Dcが駆動終了値以上になるまでHレベルの駆動信号Sd1を第1発光ダイオード11aに出力する。つまり、カウンタ回路22のカウント値Dcが「0」から「4999」までHレベルの駆動信号Sd1を出力し、カウンタ回路のカウント値Dcが「5000」から「9999」にリセットされるまでLレベルの駆動信号Sd1を出力することになる。
これにより、パルス発生部19は、パルス幅のデューティ比が50%の駆動信号Sd1を第1発光ダイオード11aに出力する。すなわち、パルス発生部19は、カウンタ回路22のカウント値Dcが「0」から「4999」まで第1発光ダイオード11aを発光させる。反対に、パルス発生部19は、カウンタ回路22のカウント値Dcが「5000」から「9999」まで第1発光ダイオード11aを消灯させる。従って、第1発光ダイオード11aは、デューティ比50%で点灯制御される。
因みに、第2駆動制御装置12bでは、カウンタ回路22のカウント値Dcが「0」から「2499」までHレベルの駆動信号Sd2を出力し、カウンタ回路22のカウント値Dcが「2500」から「9999」にリセットされるまでLレベルの駆動信号Sd2を出力することになる。これにより、第2発光ダイオード11bは、デューティ比25%で点灯制御される。
また、第3駆動制御装置12cでは、カウンタ回路22のカウント値Dcが「0」から「4999」になるまでHレベルの駆動信号Sd3を出力し、カウンタ回路22のカウント値Dcが「5000」から「9999」にリセットされるまでLレベルの駆動信号Sd3を出力することになる。これにより、第3発光ダイオード11cは、デューティ比50%で点灯制御される。
さらに、第4駆動制御装置12dでは、カウンタ回路22のカウント値Dcが「0」から「7499」なるまでHレベルの駆動信号Sd4を出力し、カウンタ回路22のカウント値Dcが「7500」から「9999」にリセットされるまでLレベルの駆動信号Sd4を出力することになる。これにより、第4発光ダイオード11dは、デューティ比75%で点灯制御される。
次に、上記のように構成した調光システム10の作用を、各駆動制御装置12a〜12dの動作を示す図4のフローチャートに従って説明する。
まず、各駆動制御装置12a〜12dに電源電圧VDDが供給されると(ステップS1)、各駆動制御装置12a〜12dは、カウンタ制御部21が設定アドレスデータDeに基づいた補正PWMスタート値、及び、パルス発生部19が初期値としての駆動終了値をセットする。
因みに、第1駆動制御装置12aは、パルス発生部19にデューティ比50%に基づく駆動終了値「5000」がセットされ、カウンタ制御部21に補正PWM制御スタート値「0」がセットされている。また、第2駆動制御装置12bは、パルス発生部19にデューティ比25%に基づく駆動終了値「2500」がセットされ、カウンタ制御部21に補正PWM制御スタート値「2525」がセットされている。さらに、第3駆動制御装置12cは、パルス発生部19にデューティ比50%に基づく駆動終了値「5000」がセットされ、カウンタ制御部21に補正PWM制御スタート値「5050」がセットされている。さらにまた、第4駆動制御装置12dは、パルス発生部19にデューティ比75%に基づく駆動終了値「7500」がセットされ、カウンタ制御部21に補正PWM制御スタート値「7575」がセットされている。
そして、各駆動制御装置12a〜12dは、メイン制御装置13からリセット信号(第11ビットデータb10が「1」の調光設定データDL)が入力されるまで待つ(ステップS2)。
詳述すると、各駆動制御装置12a〜12dは、メイン制御装置13からリセット信号(第11ビットデータb10が「1」の調光設定データDL)が入力されるまで(ステップS2でNO)、カウンタ回路22がクロック信号CLKをカウントしてカウント値Dcを「1」カウントアップし(ステップS8)、カウンタ回路22のカウント値Dcが駆動終了値以上になるまで(ステップS9でNO)、ステップS2→ステップS8→ステップS9の順番で処理を繰り返していく。
そして、各駆動制御装置12a〜12dは、カウンタ回路22のカウント値Dcが駆動終了値以上になってもリセット信号(第11ビットデータb10が「1」の調光設定データDL)が入力されないと(ステップS9でYES)、ステップS10のLレベルの駆動信号Sd1〜Sd4を第1〜第4発光ダイオード11a〜11dに出力する処理と、ステップS11のカウンタ回路22のカウント値DcがPWM周期値と等しいかを判定する処理とを行う。
なお、ステップS10では、各駆動制御装置12a〜12dは、Lレベルの駆動信号Sd1〜Sd4を出力するため、上記のリセット信号(第11ビットデータb10が「1」の調光設定データDL)の待機状態と同様、第1〜第4発光ダイオード11a〜11dを発光させていない。
ステップS11では、カウンタ回路22のカウント値DcがPWM周期値と等しくなるまで(ステップS11でNO)、各駆動制御装置12a〜12dは、ステップS2に移行する。また、ステップS11では、リセット信号(第11ビットデータb10が「1」の調光設定データDL)を一回もメイン制御装置13から入力していない場合、各駆動制御装置12a〜12dは、カウンタ回路22のカウント値DcがPWM周期値と等しくなってもステップS2に移行するようになっている。
従って、メイン制御装置13からリセット信号(第11ビットデータb10が「1」の調光設定データDL)が入力されるまで(ステップS2でNO)、各駆動制御装置12a〜12dは同期していない、また、第1〜第4発光ダイオード11a〜11dを発光させていないで待機している。
そして、メイン制御装置13からリセット信号(第11ビットデータb10が「1」の調光設定データDL)が各駆動制御装置12a〜12dに入力されると(ステップS2でYES)、各駆動制御装置12a〜12d(カウンタ制御部21)は、カウンタ回路22のカウント値Dcを「0」にリセットする(ステップS3)。すなわち、各駆動制御装置12a〜12dのカウンタ回路22のカウント値Dcを同時に「0」にリセットし、各駆動制御装置12a〜12dのカウンタ回路22を同期させている。
次に、各駆動制御装置12a〜12dは、自身のアドレス番号が「1」以外かどうか判定する(ステップS4)。
そして、第1駆動制御装置12aの場合はアドレス番号が「1」なので(ステップS4でNO)、第1駆動制御装置12a(カウンタ制御部21)は、カウンタ回路22にカウンタリセット信号Srcを出力してカウンタ回路22をリセットさせるとともに、HレベルのPWM開始信号Spをパルス発生部19に出力する(ステップS7)。
一方、第2〜第4駆動制御装置12b〜12dの場合はアドレス番号が「1」ではないので(ステップS4でYES)、第2〜第4駆動制御装置12b〜12d(カウンタ制御部21)は、カウンタ回路22がクロック信号CLKをカウントし、カウント値Dcを「1」カウントアップする(ステップS5)。
第2〜第4駆動制御装置12b〜12d(カウンタ制御部21)は、カウンタ回路22のその時のカウント値Dcがカウンタ制御部21で設定した補正PWM制御スタート値と一致しているかを判定する(ステップS6)。
そして、カウンタ回路22のカウント値Dcが補正PWM制御スタート値と一致していない時(ステップS6でNO)、各駆動制御装置12b〜12dは、ステップS5に戻り、カウンタ回路22がPLL回路15からのクロック信号CLKをカウントする。つまり、各駆動制御装置12b〜12dは、カウント値Dcが補正PWM制御スタート値と一致しない度に、ステップS5に戻り、カウント値Dcが補正PWM制御スタート値と一致するまでこの動作を繰り返す。
そして、カウント値Dcが補正PWM制御スタート値と一致すると、各駆動制御装置12b〜12dのカウンタ制御部21は、カウンタ回路22にカウンタリセット信号Srcを出力してカウンタ回路22のカウント値Dcを「0」にリセットさせるとともに、HレベルのPWM開始信号Spをパルス発生部19に出力する(ステップS7)。これによって、第2〜第4発光ダイオード11b〜11dは点灯する。
一方、第1駆動制御装置12aの補正PWM制御スタート値は「0」であるため、メイン制御装置13からリセット信号(第11ビットデータb10が「1」の調光設定データDL)が出力されると、前記したようにステップS7において、第1駆動制御装置12aのパルス発生部19は、HレベルのPWM開始信号Spに応答してHレベルの駆動信号Sd1を出力する。これによって、第1発光ダイオード11aは点灯する。
そして、カウンタ回路22がクロック信号CLKをカウントし、カウント値Dcを「1」カウントアップする(ステップS8)。そして、カウンタ回路22のカウント値Dcがパルス発生部19に設定した駆動終了値「5000」以上かどうか判定する(ステップS9)。
この時点では、リセットされた直後のため、第1駆動制御装置12aのカウンタ回路22のカウント値Dcは、パルス発生部19に設定した駆動終了値「5000」未満であるため、ステップS2に戻り、新たにリセット信号(第11ビットデータb10が「1」の調光設定データDL)が入力されたかどうか判断する。この時、まだ新たにリセット信号(第11ビットデータb10が「1」の調光設定データDL)が入力されていないので(ステップS2でNO)、再度、第1駆動制御装置12aは、ステップS8に戻り、カウンタ回路22がクロック信号CLKをカウントし、カウント値Dcを「1」カウントアップする。すなわち、カウンタ回路22がクロック信号CLKをカウントする毎に、ステップS9に戻り、カウント値Dcが駆動終了値「5000」と一致するまでこの動作を繰り返す。
従って、第1駆動制御装置12a(パルス発生部19)は、カウンタ回路22のカウント値Dcが駆動終了値「5000」になるまで、上記動作を繰り返し、Hレベルの駆動信号Sd1を出力し続け、第1発光ダイオード11aは点灯し続ける。
やがて、カウント値Dcが駆動終了値「5000」になると(ステップS9でYES)、第1駆動制御装置12aのパルス発生部19は、Lレベルの駆動信号Sd1を出力し(ステップS10)、ステップS11に移行する。これによって、第1発光ダイオード11aは消灯する。そして、カウンタ回路22がリセットされてカウント値Dcが「0」になるまで、Lレベルの駆動信号Sd1を出力し続け、第1発光ダイオード11aは消灯し続ける。
やがて、カウント値DcがPWM周期値「9999」に達すると(ステップS11でYES)、ステップS7に戻り、以後リセット信号Srが入力されるまで同様な動作を繰り返す。従って、第1発光ダイオード11aはデューティ比50%で点灯制御される。
因みに、第2駆動制御装置12bは、カウンタ回路22のカウント値Dcが「0」から「2499」の間はHレベルの駆動信号Sd2が、カウント値Dcが「2500」から「9999」の間はLレベルの駆動信号Sd2が第2発光ダイオード11bに出力される。従って、第2発光ダイオード11bはデューティ比25%で点灯制御される。
また、第3駆動制御装置12cは、カウンタ回路22のカウント値Dcが「0」から「4999」の間はHレベルの駆動信号Sd3が、カウント値Dcが「5000」から「9999」の間はLレベルの駆動信号Sd3が第3発光ダイオード11cに出力される。従って、第3発光ダイオード11cはデューティ比50%で点灯制御される。
さらに、第4駆動制御装置12dは、カウンタ回路22のカウント値Dcが「0」から「7499」の間はHレベルの駆動信号Sd4が、カウント値Dcが「7500」から「9999」の間はLレベルの駆動信号Sd4が第4発光ダイオード11dに出力される。従って、第4発光ダイオード11dはデューティ比75%で点灯制御される。
しかも、各駆動制御装置12a〜12dは、それぞれ異なる補正PWM制御スタート値を有している。各駆動制御装置12a〜12dは、各駆動制御装置12a〜12dのカウンタ回路22のカウント値Dcが対応する補正PWM制御スタート値と一致すると、HレベルのPWM開始信号Sp及びカウンタリセット信号Srcをそれぞれ出力する。このため、各駆動制御装置12a〜12dのカウンタ回路22が異なるタイミングでカウント値Dcが「0」となり、同じ時刻ではカウント値Dcは異なっている。
その結果、図5に示すように、各駆動信号Sd1〜Sd4の立ち上がりと立ち下がりを異なるタイミングで行わせることができる。具体的には、第1駆動制御装置12aのカウント値Dcを基準とした場合、第1駆動制御装置12aのカウント値Dcが「2525」のとき、第2駆動制御装置12bのカウント値Dcが「0」になる。また、第1駆動制御装置12aのカウント値Dcが「5050」のとき、第3駆動制御装置12cのカウント値Dcが「0」になる。さらに、第1駆動制御装置12aのカウント値Dcが「7575」のとき、第4駆動制御装置12dのカウント値Dcが「0」になる。
以上記述したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)各駆動制御装置12a〜12dのカウンタ制御部21は、異なるPWM制御スタート値が排他的に割り当てられたので、対応するパルス発生部19からの駆動信号Sd1〜Sd4が同時にHレベルに立ち上がらない。従って、各発光ダイオード11a〜11dは異なるタイミングで発光する。しかも、各駆動制御装置12a〜12dのカウンタ制御部21は、異なるオフセット値が排他的に割り当てられて、補正PWM制御スタート値を生成したので、対応するパルス発生部19からの駆動信号Sd1〜Sd4が同時にLレベルに立ち下がらない。従って、各発光ダイオード11a〜11dは異なるタイミングで消灯する。この結果、第1〜第4駆動制御装置12a〜12dは、対応する第1〜第4発光ダイオード11a〜11dを異なるタイミングで発光・消灯することができ、電源変動を低減することができる。
(2)各駆動制御装置12a〜12dのカウンタ制御部21は、補正PWM制御スタート値にて、各発光ダイオード11a〜11dを発光するタイミングを大きくずらした。従って、各発光ダイオード11a〜11dが近い時間でオンすることがなく電源変動を低減することができる。
(3)各駆動制御装置12a〜12dのカウンタ制御部21は、対応するパルス発生部19が第1〜第4発光ダイオード11a〜11dを、PWM制御する1周期をカウント値「2500」で均等に分割したPWM制御スタート値、及び、PWM制御する最小単位のカウント値Dcをカウント値「25」で均等に分割したオフセット値を割り当てた。従って、第1〜第4駆動制御装置12a〜12dは、対応する第1〜第4発光ダイオード11a〜11dをPWM制御する1周期において最も離れたタイミングで発光することができ、また、対応する第1〜第4発光ダイオード11a〜11dをPWM制御することができる最小単位のカウント値Dcにおいて最も離れたタイミングで消灯することができるため、電源変動を効率的に低減することができる。
尚、上記実施の形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記実施形態において、カウンタ制御部21は、補正PWM制御スタート値として、PWM制御スタート値及びオフセット値を足し合わせていた。これに限らず、カウンタ制御部21は、オフセット値のみを補正PWM制御スタート値としてもよい。
・上記実施形態において、カウンタ制御部21は、PWM制御スタート値及びオフセット値を各駆動制御装置12a〜12dの数で均等に分割していた。これに限らす、カウンタ制御部21は、PWM制御スタート値及びオフセット値は重ならなければ特に制限されない。
・上記実施形態では、調光システム10に具体化したが、他のPWM制御するものに具体化してもよい。
・上記実施形態において、第1〜第4発光ダイオード11a〜11dをPWM制御の制御対象としていたが、これに限らず、PWM制御される制御対象の数は特に制限されない。
・上記実施形態において、図4のステップS11→ステップS7→ステップS8の区間において、リセット信号(第11ビットデータb10が「1」の調光設定データDL)を検知しない区間(1カウント)があり、1カウント分リセットがずれてしまう場合がある。このリセット信号(第11ビットデータb10が「1」の調光設定データDL)を検知しないループによるずれを、スイッチングタイミングを決める場合に考慮することにより、よりオンオフ制御の精度を向上することができる。
10 タイミング制御システム(調光システム)
11a〜11d 被制御部(第1〜第4発光ダイオード)
12a〜12d タイミング制御装置(第1〜第4駆動制御装置)
19 制御部(パルス発生部)
22 設定部(カウンタ制御部)
De 自識別番号(設定アドレスデータ)

Claims (10)

  1. 複数の被制御部の動作のタイミングを指令する制御部と、
    前記動作のタイミングを制御することができる最小時間を複数に分割した時間に基づくオフセット期間を付加することによって、前記複数の被制御部の動作のタイミングをずらしてそれぞれが異なるように前記制御部を設定する設定部と
    を有することを特徴とするタイミング制御装置。
  2. 前記設定部は、前記オフセット期間が前記被制御部の動作がオンからオフに切り換わるタイミングに付加されるよう前記制御部を設定することを特徴とする請求項1に記載のタイミング制御装置。
  3. 前記設定部は、
    前記制御部が前記動作のタイミングを指令する1周期を分割した時間に、前記オフセット期間を付加するように前記制御部を設定することを特徴とする請求項1又は2に記載のタイミング制御装置。
  4. 制御部が複数の被制御部の動作のタイミングを指令する工程と、
    前記動作のタイミングを制御することができる最小時間を複数に分割した時間に基づくオフセット期間を付加することによって、前記複数の被制御部の動作のタイミングをずらしてそれぞれが異なるように前記制御部を設定する工程と
    を有することを特徴とするタイミング制御方法。
  5. 前記オフセット期間は、前記被制御部の動作がオンからオフに切り換わるタイミングに付加されることを特徴とする請求項4に記載のタイミング制御方法。
  6. 前記オフセット期間は、前記制御部が前記動作のタイミングを指令する1周期を分割した時間に付加されることを特徴とする請求項4又は5に記載のタイミング制御方法。
  7. 被制御部と、前記被制御部に対応する請求項1〜3のいずれか1つに記載のタイミング制御装置とを複数有し、
    複数の前記タイミング制御装置の設定部は、
    異なるオフセット期間を前記被制御部の動作のタイミングに付加されるように前記制御部を設定することを特徴とするタイミング制御システム。
  8. 前記設定部は、前記オフセット期間が前記被制御部の動作がオンからオフに切り替わるタイミングに付加されるよう前記制御部を設定することを特徴とする請求項7に記載のタイミング制御システム。
  9. 前記設定部は、
    前記制御部が前記動作のタイミングを指令する1周期を分割した時間に、前記オフセット期間を付加するように前記制御部を設定することを特徴とする請求項7又は8に記載のタイミング制御システム。
  10. 前記動作のタイミングの設定単位を複数に分割したタイミングは、
    前記動作のタイミングの設定単位を前記タイミング制御装置の数で均等に分割したタイミングであることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1つに記載のタイミング制御システム。
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