JP2002351405A - 発光素子駆動制御装置及び発光素子駆動制御方法 - Google Patents
発光素子駆動制御装置及び発光素子駆動制御方法Info
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Abstract
電圧も低くなるように制御し、電池電圧が低下したとき
でも負荷の増大を回避可能な発光素子駆動手法を提供す
る。 【解決手段】 発光素子駆動制御装置は、それぞれ異な
る発光色の複数の発光素子を点灯駆動する発光素子駆動
制御装置であって、電池電源の供給電圧の変動に応じて
昇圧能力を変え、前記複数の発光素子を点灯駆動するた
めの出力電圧を一定に保つ第1の昇圧機能部と、前記電
池電源の供給電圧が予め定められた第1の基準電圧に比
較して低いとき、前記第1の基準電圧に代替する第2の
基準電圧を設定し、この第2の基準電圧に基づき前記出
力電圧を低下させる第2の昇圧機能部とを備える。
Description
置及び発光素子駆動制御方法に関し、特に低電圧小型電
池を電源として有する腕時計などの携帯機器における発
光素子駆動制御装置及び発光素子駆動制御方法に関す
る。
いては、着信時の色識別表示のために、発光素子として
赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の3色LED
(発光ダイオード)を使用している。携帯電話端末は、
通常、3色LEDのいずれのLEDも点灯駆動可能な電
池電源を有している。
動するためのドライバICの一例として、ローム社製の
「BU8770FV」がある。このドライバICは、C
PUからLED駆動制御部に3色LEDのそれぞれのオ
ン(ON)及びオフ(OFF)のタイミングを設定さ
せ、LED駆動電源部としてのDC/DCコンバータで
昇圧した電圧をそのタイミングで各3色LEDに印加す
る構成である。
いて、バックライトなどの所望の色表示のために3色L
EDを使用する場合、青色LEDの動作電圧が約3.5
Vと高く、通常使われる公称電圧3Vのコイン型Li
(リチューム)電池では、この青色LEDを駆動するこ
とができない。
る必要がある。昇圧のためには、汎用DC/DCコンバ
ータを使用するのが一般的であるが、DC/DCコンバ
ータは電源電圧に応じて昇圧能力を変え、出力電圧を一
定に保つように制御する。
圧が一定に保たれることは好ましいが、ウォッチ用の小
型電池では内部抵抗が大きく、LEDを点灯させるよう
な電流(5〜10mA)を流すと、かなりの電圧低下が
起きる。
下すると、昇圧能力がアップし、電池負荷が大きくな
る。すると、さらに電圧低下が起きる。これにより、一
層昇圧能力を高める制御が働き、電池負荷が大きくな
る。
ータの動作電圧下限まで電池電圧が低下し続け、発振器
の発振停止またはLED駆動制御部や同じ電池で動作し
ているマイコンの誤動作を引き起こすことを免れない。
下する条件、つまり電池の放電深度が深く、低温下の条
件で、動作維持できる電流まで絞る必要がある。一般の
DC/DCコンバータでは、出力電圧が一定のため、こ
の条件で決めた電流が放電初期の常温でも流れることに
なり、かなり暗い輝度しか発揮できない。
電源電圧の変動に応じて昇圧能力を変え、出力電圧を一
定に保つように動作するが、この昇圧機能がウォッチ用
小型電池ではかえって問題になる。
きな電流を流せないので、3色LEDで3原色を混ぜて
使う場合、3色LEDの同時点灯を避け、早い周期で3
色LEDを別々に点灯させることが必要不可欠になる。
は、各色LEDのON,OFFタイミングを独立で設定
できるため、同時点灯を避けながら、各色LEDをデュ
ーティ駆動可能である。
る場合は、3色LEDのON,OFFのタイミングをそ
れぞれ設定する制御ではなく、3色LEDのON時間の
設定のみで良いため、上記3色LEDドライバICで
は、送信データが長くなるという欠点がある。
電源の供給電圧が低くなると、昇圧出力電圧も低くなる
ように制御し、電池電圧が低下したときでも負荷の増大
を回避可能な発光素子駆動手法を提供することである。
本発明の他の課題は、3色LEDなどの複数の発光素子
の同時点灯禁止モードでは、発光素子駆動制御のための
送信データを各発光素子の点灯時間に関係するデータの
みとし、制御データ量を減少することが可能な発光素子
駆動手法を提供することである。
めに、請求項1記載の発明の発光素子駆動制御装置は、
それぞれ異なる発光色の複数の発光素子を点灯駆動する
発光素子駆動制御装置であって、電池電源の供給電圧の
変動に応じて昇圧能力を変え、前記複数の発光素子を点
灯駆動するための出力電圧を一定に保つ第1の昇圧機能
部と、前記電池電源の供給電圧が予め定められた第1の
基準電圧に比較して低いとき、前記第1の基準電圧に代
替する第2の基準電圧を設定し、この第2の基準電圧に
基づき前記出力電圧を低下させる第2の昇圧機能部と、
を備える。
ば、請求項2記載の発明のように、赤色、緑色、または
青色をそれぞれ発光する複数の発光ダイオードであって
もよい。
源の供給電圧が第1の基準電圧より低くなると、第1の
昇圧機能部により保たれる出力電圧を、より低くなるよ
うに第2の昇圧機能部が代替制御する。このため、電池
電圧が低下したときでも負荷の増大を回避することが可
能であるので、電池電圧の低下を気にして最初から電流
を絞った設定にする必要はなく、青色を含む3原色のL
EDなどの発光素子も充分な輝度を確保して点灯させる
ことができる。
項1記載の発光素子駆動制御装置は、前記複数の発光素
子のそれぞれを点灯駆動するためのオンタイミング及び
消灯駆動するためのオフタイミングに関係するデータを
保持する手段と、前記オンタイミングのとき、対応する
前記発光素子に前記第1の昇圧機能部及び前記第2の昇
圧機能部のいずれかからの前記出力電圧を印加させる手
段と、前記オフタイミングのとき、前記発光素子に印加
されている前記出力電圧を遮断させる手段とを有する第
1の駆動制御部を更に備えるよう構成してもよい。
項1または3記載の発光素子駆動制御装置は、前記複数
の発光素子のそれぞれの点灯時間に関係するデータを保
持する手段と、前記複数の発光素子に前記第1の昇圧機
能部及び前記第2の昇圧機能部のいずれかからの前記出
力電圧を前記点灯時間分だけ順次印加させる手段とを有
する第2の駆動制御部を更に備えるよう構成してもよ
い。
ば、第1の駆動制御部および第2の駆動制御部により複
数の発光素子の点灯・消灯が制御される。その制御とし
て、第1の駆動制御部により、オンタイミング及びオフ
タイミングに基づく各発光素子の制御が実現され、第2
の駆動制御部により、点灯時間に基づく各発光素子の順
次点灯の制御が実現される。このため、例えば、3色L
EDなどの複数の発光素子の同時点灯禁止モードでは、
発光素子駆動制御のためのデータを各発光素子の点灯時
間に関係するデータのみとし、制御データ量を大幅に減
少させる、といったことが可能である。
て図面を参照して説明する。図1は、本発明を適用した
実施の形態における発光素子駆動制御装置の構成を示す
図である。同図において、この駆動制御装置は発光部
1、LED駆動電源部2、及びLED駆動制御部3から
構成されている。この発光素子駆動制御装置は、低電圧
小型電池を電源として有する腕時計(ウォッチ)などの
携帯機器におけるバックライトなどの所望の色表示のた
めに、発光素子としての赤色(R)、緑色(G)及び青
色(B)の3色発光ダイオード(LED)の点灯駆動を
制御する。
LED−Rと、緑色発光ダイオードLED−Gと、青色
発光ダイオードLED−Bとを有する。これら3色発光
ダイオードLED−R,LED−G,LED−Bは、電
流制限用抵抗器R5,R6,R7及び駆動制御用トラン
ジスタTr4,Tr5,Tr6にそれぞれ直列接続され
ている。
LED−Bは、並列接続状態でLED駆動電源部2から
の出力電圧VOUTを印加され、LED駆動制御部3か
らの駆動タイミングに応じて点灯し、所望の色表示を行
う。トランジスタTr4,Tr5,Tr6は、電界効果
トランジスタ(MOS型FET)である。
路としてのLED駆動電源部2において、抵抗器R1,
R2、コンパレータCOM、インバータINV、アナロ
グスイッチ(トランジスタ)AS1,AS2、及び電界
効果トランジスタTr3を除き、第1の基準電圧Vre
f1を差動増幅器Amp1の反転入力端子(−)に入力
すると、一般的なDC/DCコンバータ構成になる。
じて出力電圧を安定化するDC/DCコンバータとして
機能するときは、昇圧出力(出力電圧)VOUTを抵抗
器R3,R4で分圧した電圧と、基準電圧Vref1と
の差、つまり差動増幅器Amp1の出力に応じて動作す
るパルス幅変調制御回路(PWM Control)2
1がバッファ(Buffer)22を通して、主スイッ
チングトランジスタとしての電界効果トランジスタTr
1のオンデューティ(ON Duty)を変化させる。
圧出力VOUT側が低ければ、トランジスタTr1のO
N Dutyを大きくし、コイル(チョークコイル)L
に電流を充分流した後、トランジスタTr1をオフ(O
FF)する。これによって昇圧能力が増し、昇圧出力V
OUTを上昇させる。一方、基準電圧Vref1に比較
して昇圧出力VOUT側が高ければ、トランジスタTr
1のON Dutyを小さくし、コイルLに流す電流を
少なくして昇圧能力を低下させる。
Tは一定電圧となり、出力電圧はVOUT=Vref1
×(R3+R4)/R4になる。この場合、電池電圧V
BATが小さくなると、コイルLに流れる電流が小さく
なるので、昇圧出力VOUTも低下してくる。すると、
差動増幅器Amp1及びパルス幅変調制御回路21の制
御により、トランジスタTr1のON Dutyが大き
くなり、コイルLに流れる電流を増やして昇圧能力を上
げる。つまり、電池負荷が増加することになる。
DCコンバータとして機能するときのように基準電圧V
ref1を差動増幅器Amp1に直接に入力するのでは
なく、第2の基準電圧Vref2を設定し、VOUT=
Vref2×(R3+R4)/R4なる電圧を出力する
昇圧機能を併せ有している。
VBATを抵抗器R1,R2で分圧した電圧と、第1の
基準電圧Vref1とをコンパレータCOMで比較し、
電池電圧VBAT側が高い場合は、アナログスイッチA
S1がON(アナログスイッチAS2はOFF)し、第
1の基準電圧Vref1が差動増幅器Amp1に直接入
力される。この場合は、LED駆動電源部2は通常のD
C/DCコンバータと同じ動作をする。
て電池電圧VBAT側が低いときは、アナログスイッチ
AS2がON(アナログスイッチAS1はOFF)する
ため、差動増幅器Amp1には電池電圧VBATを抵抗
器R1,R2で分圧した電圧が第2の基準電圧Vref
2として入力される。この場合は、LED駆動電源部2
は第2の基準電圧Vref2に基づく昇圧動作を行う。
圧VOUTは、VOUT=VBAT×R2/(R1+R
2)×(R3+R4)/R4となり、出力電圧VOUT
と電池電圧VBATとは比例関係となる。つまり、電池
電圧VBATが低下すると、それに比例して昇圧出力V
OUTも低下し、電池負荷としては一定となる。
わる条件、つまりコンパレータCOMの出力(論理ハイ
レベル"H"または論理ロウレベル"L")が反転する条件
は、Vref1=VBAT×R2/(R1+R2)のと
きである。
ンバータとして動作しているときは、上述したとおりV
OUT=Vref1×(R3+R4)/R4であり、こ
のときの昇圧出力VOUTを昇圧設定電圧VOUTse
tとすると、VBAT=VOUTset×R4/(R3
+R4)×(R1+R2)/R2が反転条件となる。
より大きいときは、アナログスイッチAS1がONにな
り、電池電圧VBATがこの反転条件式の右辺より小さ
いときは、アナログスイッチAS2がONとなる。
イオードLED−Bの動作電圧からVOUTset=
4.5Vとし、かつウォッチ用のLiコイン電池の性能
からコンパレータCOMの反転条件をVBAT=2.5
Vとしたいため、R4/(R3+R4)×(R1+R
2)/R2=2.5/4.5=0.556になる抵抗値
R1〜R4を決めればよい。
路で設定するため自由に選べないだけでなく、バラツキ
も大きい。したがって、VOUTset=Vref1×
(R3+R4)/R4を満たす抵抗値の抵抗器R3,R
4を設定するか、トリミング(例えば、レーザ光による
抵抗トリミング)を施した後、上式より更に抵抗器R
1,R2の抵抗値を選定する。
出力端子に接続されているコンデンサC及びダイオード
D1はリップル吸収用の平滑回路を構成する。また、ト
ランジスタTr2,Tr3はそれぞれ電界効果トランジ
スタである。トランジスタTr2,Tr3、コンパレー
タCOM、第1の基準電圧Vref1の発生源、差動増
幅器Amp1、及び発振器OSCのそれぞれに、後に詳
述するLED駆動制御部3の制御レジスタ(Contr
ol REG.)からの起動信号が入力されたとき、L
ED駆動電源部2は動作可能状態になる。
電池電圧が2.5V以下になると昇圧出力電圧が低くな
るので、従来のLED駆動電源部のように電池電圧が低
下すると電池負荷が増大することはない。したがって、
ウォッチ用の小型電池でも青色発光ダイオードのように
動作電圧の高いLEDを充分な電流で駆動することがで
きる。この結果、青色を含む3原色のLEDも充分な輝
度を確保して点灯することができる。
圧が2.5V以上では、通常のDC/DCコンバータと
同一であり、安定した出力電圧を発光部1に印加でき
る。そのため、大きな電流を流せる筒型電池や、電圧の
高いリチウムイオン電池を有する携帯機器においては、
通常のDC/DCコンバータと変わらない使用が可能で
あり、汎用性がある。
を併せ参照して、発光部1及びLED駆動電源部2と共
に発光素子駆動制御装置を構成するLED駆動制御部3
について説明する。このLED駆動制御部3はCPUイ
ンターフェイス部4及びパルス幅変調制御部(PWM制
御部)5から構成されている。
CPUからシリアル送信データSDA、クロック信号C
LK、及びイネーブル(Enable)信号EBLを受
信し、発光部1に対するPWM制御部5にPWM設定値
を設定すると共に、LED駆動電源部2を起動する。
制御論理回路(Serial Control LOG
IC)41、受信バッファ(Receive BUF)
42、アドレスデコーダ(ADDR DEC)43、制
御レジスタ(ControlREG)44、及びRGB
レジスタ(R−REG,G−REG,B−REG)4
5,46,47から構成されている。
ベル"H"のイネーブル信号EBLが入力されていると
き、クロック信号CLKに同期してシリアル送信データ
SDAを抽出し、受信バッファ42に一時的に蓄積させ
る。
中のアドレスに相当する部分よりアドレスをデコードす
る。また、アドレスデコーダ43は有効なアドレスに一
致した場合、受信バッファ42中のデータ部分をRGB
データとして、RGBレジスタ45,46,47に転送
する。
の入力期間、アドレスデコーダ43からのアドレス指定
を受けてLED駆動電源部2を起動すると共に、PWM
制御部5の出力制御を行う。
ッファ42からのRGBデータ(PWM設定値)を保持
する。厳密には、RGBレジスタ45,46,47はそ
れぞれ対応する色の発光ダイオードを点灯制御するため
のPWM設定値を保持する。
M制御部5は、CPUインターフェイス部4のRGBレ
ジスタ45,46,47から設定されたRGB設定値に
基づいてカウント値(出力をハイレベル"H"にする期
間)を求め、発光部1の3色発光ダイオードLED−
R,LED−G,LED−Bに対しPWM制御を行う。
ルス幅変調制御回路(PWM−R,PWM−G,PWM
−B)52,53,54、及び駆動回路(Driver
−R,Driver−G,Driver−B)55,5
6,57から構成されている。
それぞれは、RGBレジスタ45,46,47からのP
WM設定値と、カウンタ51の値とに基づいてPWM制
御を行う。
パルス幅変調制御回路52,53,54から出力される
PWM制御されたデータに対応して、発光部1の対応す
る3色発光ダイオードLED−R,LED−G,LED
−BのトランジスタTr4,Tr5,Tr6を駆動す
る。
成を採るLED駆動制御部3の制御により、発光部1の
赤色発光ダイオードLED−R、緑色発光ダイオードL
ED−G、及び青色発光ダイオードLED−Bから成る
3色発光ダイオードをノーマル・モードで点灯させると
きの一例を示している。
ット(TS)に分割されており、各LEDがONする位
置とOFFする位置とのデータを各色設定する方法であ
る。これをノーマル・モードとし、3色発光ダイオード
LED−R,LED−G,LED−Bのそれぞれについ
て、TS0/32からTS31/32までの32通りの
ON Dutyが設定可能である。ON Dutyの長
さに比例して輝度が高くなるため、各色を32階調の輝
度で3原色を混ぜることができる。
はTS0でONしてTS12でOFFする。緑色発光ダ
イオードLED−GはTS8でONしてTS16でOF
Fする。また、青色発光ダイオードLED−BはTS8
でONしてTS26でOFFする。TS26の後、TS
32(次フレームのTS0)までは、すべての発光ダイ
オードがOFFである。これを一フレームとし、利用者
の目には判別できない程度の周波数(50Hz以上)で
繰り返して点灯制御する。
3色発光ダイオードLED−R,LED−G,LED−
Bの点灯制御を実現するために、LED駆動制御部3が
図示省略のCPUから受信するシリアル送信データSD
Aの一例を示している。
イオードLED−R,LED−G,LED−Bの点灯制
御について説明する。CPUはLED駆動制御部3のシ
リアル制御論理回路41にシリアル送信データSDAを
送信する前に、論理ハイレベル"H"のイネーブル信号E
BLを送信する。これにより、LED駆動制御部3と共
に、LED駆動電源部2が動作可能状態になる。
7)で構成され、上位3bit(D5〜D7)が制御コ
ードで、下位5bit(D0〜D4)がデータを示す。
シリアル制御論理回路41は、最初にCPUから送信デ
ータSDAとして、モード設定データ「制御コード00
0+データ0****」を受信する。この例では、LS
Bから4bit目(D4)が「0」の場合はノーマル・
モードであり、後に示すように「1」の場合は同時点灯
禁止モードとなる。
ーマル・モード設定データ「0000****」を受信
した後、3色発光ダイオードLED−R,LED−G,
LED−BのそれぞれのON位置及びOFF位置の設定
データを受信する。
点灯駆動するためのON位置及びOFF位置設定データ
に着目すると、ビットD4〜D0がそれぞれ「0000
0」(=0)及び「01100」(=12)である。O
N位置設定データの示す値「0」及びOFF位置設定デ
ータの示す値「12」は、図2に示す赤色発光ダイオー
ドLED−Rのタイムスロット位置に一致していること
が理解できる。
ータは、シリアル制御論理回路41から受信バッファ4
2を通して対応する各レジスタ45,46,47に格納
される。また、これら設定データに関係する制御コード
は、制御レジスタ44に格納される。各レジスタ44,
45,46,47に保持された制御コードとPWM設定
値としてのON位置及びOFF位置の設定データとは、
PWM制御部5のパルス幅変調制御回路52,53,5
4に入力される。
ON位置及びOFF位置設定データに続いて、制御コー
ド「001」の点灯スタートまたは点灯ストップの命令
を送信データSDAとして受信する。この送信データS
DAのLSBから4bit目(D4)が「0」の時は点
灯スタートであり、同4bit目が「1」の時は点灯を
ストップする制御が行われる。点灯スタート及び点灯ス
トップの命令に関する送信データSDAは、シリアル制
御論理回路41及び受信バッファ42を通して制御レジ
スタ44に保持された後、PWM制御部5に入力され
る。
電圧小型電池を有する携帯機器においては、3色発光ダ
イオードLED−R,LED−G,LED−Bの同時点
灯は、電池にとって負荷が重過ぎるため、同時点灯しな
いように設定する必要がある。
御部3の制御により、発光部1の赤色発光ダイオードL
ED−R、緑色発光ダイオードLED−G、及び青色発
光ダイオードLED−Bから成る3色発光ダイオードを
同時点灯禁止モードで点灯させるときの一例を示してい
る。
ット(TS)に分割されており、各LEDがOFFする
位置のみのデータを各色設定する方法である。ここで
は、赤色発光ダイオードLED−RはTS0でONして
いてTS12でOFFする。赤色発光ダイオードLED
−RのOFFするTS12で緑色発光ダイオードLED
−GはONしてTS16でOFFする。
FFするTS16で青色発光ダイオードLED−BはO
NしてTS26でOFFする。TS26の後、TS32
(次フレームのTS0)までは、すべての発光ダイオー
ドがOFFである。これを一フレームとし、利用者の目
には判別できない程度の周波数(50Hz以上)で繰り
返して点灯制御する。
の3色発光ダイオードLED−R,LED−G,LED
−Bの点灯制御を実現するために、LED駆動制御部3
が図示省略のCPUから受信するシリアル送信データS
DAの一例を示している。
ダイオードLED−R,LED−G,LED−Bの点灯
制御について説明する。CPUはLED駆動制御部3の
シリアル制御論理回路41にシリアル送信データSDA
を送信する前に、論理ハイレベル"H"のイネーブル信号
EBLを送信する。これにより、LED駆動制御部3と
共に、LED駆動電源部2が動作可能状態になる。
7)で構成され、上位3bit(D5〜D7)が制御コ
ードで、下位5bit(D0〜D4)がデータを示す。
シリアル制御論理回路41は、最初にCPUから送信デ
ータSDAとして、同時点灯禁止モードを示すモード設
定データ「制御コード000+データ1****」を受
信する。
時点灯禁止モード設定データ「0001****」を受
信した後、3色発光ダイオードLED−R,LED−
G,LED−BのそれぞれのOFF位置設定データのみ
を受信する。これらのOFF位置設定データは対応する
各レジスタ45,46,47に格納される。
発光ダイオードがOFFするタイミングで次の発光ダイ
オードが点灯開始するように制御されるため、シリアル
制御論理回路41はCPUからOFF位置設定データだ
けを受信すればよく、転送データ量を大幅に減少するこ
とができる。
OFF位置設定データに続いて、制御コード「001」
の点灯スタートまたは点灯ストップの命令を送信データ
SDAとして受信する。この送信データSDAのLSB
から4bit目(D4)が「0」の時は点灯スタートで
あり、同4bit目が「1」の時は点灯をストップする
制御が行われる。なお、この同時点灯禁止モードにおい
て説明を省略した事項は上述したノーマル・モードと基
本的には同一である。
いずれの動作モードでも電源が切れない限りデータを保
持するように設計しておくことで、点灯スタート及び点
灯ストップ命令の送信データSDAのみで点灯制御でき
るだけでなく、発光色を変える場合もモード設定の命令
をその都度送らなくてもよい。
は、同時点灯禁止モードを設け、送信データSDAをO
FFタイミングのみとしたため、送信データ量が減り、
ソフトウェア設計が簡略化できる。
CPUを利用した場合でも、すばやく3色発光ダイオー
ドによる発光色に変化を与えるように制御することが可
能になる。
電池電源の供給電圧が低くなると、昇圧出力電圧も低く
なるように代替制御し、電池電圧が低下したときでも負
荷の増大を回避することが可能であるので、青色を含む
3原色のLEDなどの発光素子も充分な輝度を確保して
点灯することができる。
複数の発光素子の同時点灯禁止モードでは、発光素子駆
動制御のための送信データを各発光素子の点灯時間に関
係するデータのみとし、制御データ量を大幅に減少する
ことができる。
図。
の点灯例を説明するための図。
示す図。
ドの点灯例を説明するための図。
を示す図。
Claims (7)
- 【請求項1】それぞれ異なる発光色の複数の発光素子を
点灯駆動する発光素子駆動制御装置であって、 電池電源の供給電圧の変動に応じて昇圧能力を変え、前
記複数の発光素子を点灯駆動するための出力電圧を一定
に保つ第1の昇圧機能部と、 前記電池電源の供給電圧が予め定められた第1の基準電
圧に比較して低いとき、前記第1の基準電圧に代替する
第2の基準電圧を設定し、この第2の基準電圧に基づき
前記出力電圧を低下させる第2の昇圧機能部と、を備え
る発光素子駆動制御装置。 - 【請求項2】前記複数の発光素子は、赤色、緑色、また
は青色をそれぞれ発光する複数の発光ダイオードである
請求項1記載の発光素子駆動制御装置。 - 【請求項3】前記複数の発光素子のそれぞれを点灯駆動
するためのオンタイミング及び消灯駆動するためのオフ
タイミングに関係するデータを保持する手段と、前記オ
ンタイミングのとき、対応する前記発光素子に前記第1
の昇圧機能部及び前記第2の昇圧機能部のいずれかから
の前記出力電圧を印加させる手段と、前記オフタイミン
グのとき、前記発光素子に印加されている前記出力電圧
を遮断させる手段とを有する第1の駆動制御部、を更に
備える請求項1記載の発光素子駆動制御装置。 - 【請求項4】前記複数の発光素子のそれぞれの点灯時間
に関係するデータを保持する手段と、前記複数の発光素
子に前記第1の昇圧機能部及び前記第2の昇圧機能部の
いずれかからの前記出力電圧を前記点灯時間分だけ順次
印加させる手段とを有する第2の駆動制御部、を更に備
える請求項1または3記載の発光素子駆動制御装置。 - 【請求項5】それぞれ異なる発光色の複数の発光素子を
点灯駆動する発光素子駆動制御方法であって、 電池電源の供給電圧の変動に応じて昇圧能力を変え、前
記複数の発光素子を点灯駆動するための出力電圧を一定
に保つステップと、 前記電池電源の供給電圧が予め定められた第1の基準電
圧に比較して低いとき、前記第1の基準電圧に代替する
第2の基準電圧を設定し、この第2の基準電圧に基づき
前記出力電圧を低下させるステップと、 を有する発光素子駆動制御方法。 - 【請求項6】前記複数の発光素子のそれぞれを点灯駆動
するためのオンタイミング及び消灯駆動するためのオフ
タイミングに関係するデータを保持するステップと、 前記オンタイミングのとき、対応する前記発光素子に前
記出力電圧のいずれかを印加させるステップと、 前記オフタイミングのとき、前記発光素子に印加されて
いる前記出力電圧を遮断させるステップと、 を更に有する請求項5記載の発光素子駆動制御方法。 - 【請求項7】前記複数の発光素子のそれぞれの点灯時間
に関係するデータを保持するステップと、 前記複数の発光素子に前記出力電圧のいずれかを前記点
灯時間分だけ順次印加させるステップと、 を更に有する請求項5または6記載の発光素子駆動制御
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001162961A JP2002351405A (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 発光素子駆動制御装置及び発光素子駆動制御方法 |
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- 2001-05-30 JP JP2001162961A patent/JP2002351405A/ja active Pending
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