JP2013084797A - Led点灯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】視認性を損なうことなく消費電流の低減が可能なLED点灯装置を提供する。
【解決手段】電源に対して並列に接続したLED1,2のいずれか一方を点灯する場合(図2(a)のIまたはII)、人間が視覚的に残像として認識できる50Hz〜10kHzで間欠点灯して、見かけ上連続点灯させる。LED1,2を同時に点灯する場合(図2(a)のIII)、間欠点灯のタイミングをずらし、一方を点灯させる間は他方を消灯させる。
【選択図】図2

Description

この発明は、並列接続された複数のLED(発光ダイオード)をそれぞれ間欠点灯させるLED点灯装置に関するものである。
光電スイッチにおいては、出力状態を表示する出力表示灯として橙のLED、設定時および動作時に安定した入光状態であることを示す安定入光表示灯として緑のLEDが使用されている。橙のLEDと緑のLEDは発光効率が異なるので、それぞれに適した電流を通電するために、従来はLEDを電源に対して並列に接続していた。
図6は、従来のLED点灯装置を光電スイッチに適用した場合の構成例を示す。このLED点灯装置を光電スイッチの出力表示灯および安定入光表示灯の点灯制御に適用した場合に、直流電源VccおよびNPN型のトランジスタQ1からなる駆動回路で橙のLED1を点灯し、直流電源VccおよびNPN型のトランジスタQ2からなる駆動回路で緑のLED2を点灯する構成である。制御回路10は、発振および分周等の機能を有する論理回路またはマイクロコンピュータからなり、入力端子11,12からトランジスタQ1,Q2のベースへ制御信号A”,B”を与え、コレクタ−エミッタ間の導通を制御する。
図2(c)は、従来のLED点灯装置による点灯動作を示すタイミングチャートであり、矩形波のハイレベルが点灯、ロウレベルが消灯を示す。また、図2(d)に制御信号A”,B”を示す。橙のLED1のみ点灯する場合(図2(c),(d)のI)、制御信号A”がハイレベルの間、入力端子11からトランジスタQ1へベース電流が流れてオン状態となり、直流電源VccからLED1に電流が流れて点灯する。一方、制御信号B”はロウレベルであり、トランジスタQ2はオフ状態なのでLED2は消灯したままである。
緑のLED2のみ点灯する場合(図2(c),(d)のII)、制御信号B”がハイレベルの間、入力端子12からトランジスタQ2へベース電流が流れてオン状態となり、直流電源VccからLED2に電流が流れて点灯する。
この構成の他、並列接続の従来例としては例えば特許文献1がある。
光電スイッチにおいては、出力状態であっても、検出物体の位置によっては安定入光状態でない場合もあれば、安定入光状態である場合もある。出力状態かつ安定入光状態の場合に、橙のLED1と緑のLED2を共に点灯するためには(図2(c),(d)のIII)、トランジスタQ1,Q2をオン状態にして直流電源VccからLED1,2にそれぞれ電流を流すことになるので、同時点灯に耐え得る回路設計および消費電力が必要であった。特に光電スイッチは小型筐体であることが重要であり、内部発熱による動作不良および許容損失設計に悩まされていた。
これらの問題を解決するためには、光電スイッチ本体の消費電力を下げることが必要である。
そこで、消費電力を下げるために、LEDを電源に対して並列に接続するのではなく、直列に接続して、橙LEDと緑LEDを同時点灯する際に橙LEDの通電電流をそのまま緑LEDに流す構成にした光電スイッチがある。この構成において、橙LEDを点灯し緑LEDを消灯するときは、橙LEDの通電電流が緑LEDに流れないように迂回経路に切り換える。
特開2006−147184号公報
従来の光電スイッチは以上のように構成されているので、橙LEDと緑LEDを並列に接続すると、消費電力が増大し、電源の大型化を招くという課題があった。
一方、橙LEDと緑LEDを直列に接続すると、橙LEDと緑LEDの発光効率が異なるために、発光効率の悪いLED色(この場合、緑)に電流値を合わせる必要があった。そのため、橙LEDには必要以上の電流が流れることになり、最適化ができなかった。即ち、緑LEDに合わせて、消費電流を過剰に設計する必要があるという課題があった。一方、橙LEDに合わせた電流を流すと、緑LEDは十分な光量が得られない。
特に光電スイッチの場合、利用状況からして、出力表示灯(橙LED)の点灯回数は安定入光表示灯(緑LED)よりも多いため、点灯頻度が低く、かつ、発光効率の悪い緑LEDに合わせた電流を流す必要があった。そのため、低消費電力への最適化の観点では、さらに問題が大きくなっていた。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、視認性を損なうことなく消費電流の低減が可能なLED点灯装置を提供することを目的とする。
この発明の請求項1に係るLED点灯装置は、電源に対して並列に接続された複数のLEDと、LED毎に設けられ、電源からLEDへの電流の供給と停止を切り換える駆動回路と、駆動回路を独立に制御して、LED毎に点灯と消灯を行う制御回路とを備え、制御回路は、LEDを点灯する場合、人間が視覚的に残像として認識できる程度の速度で点灯と消灯を繰り返して間欠点灯させるようにしたものである。
この発明の請求項2に係るLED点灯装置は、制御回路が、複数のLEDをそれぞれ間欠点灯する場合、任意のLEDが点灯している間はその他のLEDが消灯するように間欠点灯のタイミングをずらすようにしたものである。
この発明の請求項3に係るLED点灯装置は、間欠点灯の速度を、50Hzから10kHzの範囲内にしたものである。
この発明の請求項4に係るLED点灯装置は、複数のLEDが互いに発光効率が異なる特性を有し、駆動回路は、電源から出力される電流を、LEDの特性に合わせた所定の電流値に調整する電流調整回路を有するものである。
この発明の請求項1によれば、LEDを点灯する場合に、人間が視覚的に残像として認識できる程度の速度で間欠点灯させるようにしたので、視認性を損なうことなく、従来の連続点灯よりも消費電流を低減することができる。
この発明の請求項2によれば、複数のLEDを同時に点灯する場合に、間欠点灯のタイミングをずらすようにしたので、それぞれのLEDの視認性を損なうことなく、従来の連続点灯よりも全体の消費電流を低減することができる。
この発明の請求項3によれば、LEDを間欠点灯しても、見かけ上は人間が視覚的に残像として認識できるので、光源としての品質を損なうことがない。
この発明の請求項4によれば、発光効率の異なるLED毎に電流調整回路を設けたので、従来のように発光効率の悪いLEDに通電電流を合わせることなく余分な電流を抑えることができ、かつ、各LEDを最適な通電電流で点灯することができる。
この発明の実施の形態1に係るLED点灯装置の駆動回路を示す回路図である。 実施の形態1に係るLED点灯装置の点灯動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態1による駆動回路の変形例を示す回路図である。 実施の形態1による駆動回路の変形例を示す回路図である。 実施の形態1に係るLED点灯装置の点灯動作を示すタイミングチャートであり、3つのLEDを並列接続した場合の例である。 従来のLED点灯装置を光電スイッチに適用した場合の構成例である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るLED点灯装置の駆動回路を示す回路図である。なお、図1において、先立って説明した従来例の図6と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
本実施の形態1に係るLED点灯装置は、2つのLED1,2を点灯制御するものであり、LED1を点灯する駆動回路101と、LED2を点灯する駆動回路102と、図6に示したような制御回路10とを備える。駆動回路101と駆動回路102は、直流電源Vccに対して並列に接続されている。
なお、図示例では、LED1として1個のLEDを用いているが、これに限定されるものではなく、LEDを複数個直列に接続したLEDアレイをLED1として用いてもよい。同様に、LED2をLEDアレイにしてもよい。
図2(a)は、本実施の形態1に係るLED点灯装置の点灯動作を示すタイミングチャートであり、ハイレベル時が点灯、ロウレベル時が消灯を示す。従来は図2(c)に示すように、点灯期間中はLEDを連続して点灯させたが、本実施の形態1では図2(a)に示すようにLEDを間欠点灯させる。
人間の目の時間分解能は、50ms(20Hz)から100ms(10Hz)程度といわれている。例えば白色電球は50Hzの商用周波数の交流信号で点灯するため、1秒間に100回点滅しているが、人間は点滅の知覚ができず残像として認識している。
そこで、LED1,2を、残像として認識できる程度に、最低でも50Hzで間欠点灯させ、これを点灯状態とする。なお、LED1,2を光電スイッチの表示灯に用いる場合は光電スイッチそのものの動作速度とLED素子の応答速度などから10kHz程度で間欠点灯させることが、より好ましい。
さらに、LED1とLED2とを同時に点灯する場合(III)には、一方が点灯している間は他方が消灯するように、間欠点灯のタイミングをずらす。
以下、具体的な構成例を説明する。
図1において、LED1を間欠点灯するための駆動回路101は、カレントミラー回路を構成するNPN型のトランジスタQ1,Q3と、スイッチSW1とから構成されている。トランジスタQ1,Q3のベースは共通接続され、エミッタは接地電位側に接続されている。また、入力電流I1側のトランジスタQ1のベース−コレクタ間は短絡されており、トランジスタQ3のコレクタ電圧が、出力電流を生じさせる側のトランジスタQ1のべースに印加される。出力電流を生じさせる側のトランジスタQ1と直流電源Vccの間にはLED1が接続されている。
スイッチSW1はトランジスタQ1,Q3のベースに接続され、入力端子11からの制御信号Aに従ってこれらベースの接続状態を切り換える。このスイッチSW1としては、バイポーラトランジスタおよび電界効果トランジスタなどのスイッチング素子を用いればよい。
駆動回路102も、駆動回路101と同様の構成であるため説明を省略する。なお、駆動回路102のスイッチSW2は、入力端子12からの制御信号Bに従ってトランジスタQ2,Q4のベースの接続状態を切り換える。
図2(b)は、制御回路10の入力端子11,12からスイッチSW1,SW2へ供給される制御信号A,Bを示すグラフである。
(I)は、LED1のみを点灯する期間の例である。この(I)において、周波数50Hz〜10kHz程度の制御信号AがロウレベルになるとスイッチSW1がオフ(開放)し、入力電流I1がトランジスタQ1,Q3のベースへ流れ、トランジスタQ3に流れる入力電流I1とトランジスタQ1に流れる電流が等しくなり、LED1が点灯する。制御信号AがハイレベルになるとスイッチSW1がオン(短絡)し、入力電流I1が接地電位側へ流れるので、LED1が消灯する。このように、スイッチSW1がオフするとLED1が点灯し、オンすると消灯して間欠点灯するので、連続点灯する場合に比べて消費電流を低減することができる。また、残像として処理される程度の周波数での間欠点灯のため、見かけ上は連続して点灯している状態になり、視認性を損なうことがない。
(II)は、LED2のみを点灯する期間の例である。駆動回路101の場合と同様に、この(II)でも周波数50Hz〜10kHz程度の制御信号Bに従って駆動回路102のスイッチSW2がオフするとLED2が点灯し、オンすると消灯して間欠点灯する。よって、消費電流を低減することができ、また、視認性を損なうこともない。
(III)は、LED1,2を同時点灯する期間の例である。この(III)において制御回路10は、ハイレベル期間とロウレベル期間が互い違いになるタイミングで制御信号A,Bを出力する。そして、駆動回路101,102は制御信号A,Bに従ってLED1,2をずれたタイミングで間欠点灯する。これにより、一方のLEDが点灯している間は他方のLEDが消灯することになるが、人間にはLED1,2とも残像と認識されて見かけ上はLED1,2が同時に連続点灯しているように視認されることになる。また、従来のようにLED1,2に同時に連続して電流が流れる方式(図2(c),(d))よりも、本実施の形態1の方式(図2(a),(b))の方が全体の消費電流を下げることができる。
さらに、(III)において、LED1,2の間欠点灯の点灯タイミングをずらすだけでなく、Duty(繰返しの周期に占めるハイレベル期間の割合)を50%以下にし、LED1,2が共に消灯する期間TOFFを設けるようにして、点灯期間が確実に重ならないようにしてもよい。これにより、LED1,2に同時に電流が流れず、電流リップルを低減することができる。
このような構成のLED点灯装置を、LED表示灯を有する電子機器に適用することにより、間欠点灯の残像によって視認性を損なうことなく、電子機器全体の消費電流を下げることができる。なお、上記例において、発光効率が同じLED1,2を点灯する場合、トランジスタサイズの同じトランジスタQ1〜Q4を用いて、LED1,2とも同じ通電電流を流せばよい。
ここで、LED点灯装置を適用する電子機器の一例として、光電スイッチを説明する。光電スイッチは、先立って説明したように、橙のLED1を出力表示灯、緑のLED2を安定入光表示灯として用いる。そして、制御回路10は、光電スイッチ側から入力される出力表示灯の点灯指示信号および安定入光表示灯の点灯指示信号に従って、入力端子11,12から制御信号A,Bを出力することになる。
橙LED1と緑LED2は発光効率が異なるので、緑LED2より橙LED1の通電電流を大きくする必要がある。その場合、橙LED1を点灯する駆動回路101において、トランジスタQ1とトランジスタQ3のトランジスタサイズを1対1ではなく、N対1にすることで、電流I1のN倍の電流を橙LED1に流すことができる。駆動回路102においても、同様にトランジスタQ2とトランジスタQ4のトランジスタサイズをM対1にすることで電流I2のM倍の電流を緑LED2に流すことができる。即ち、カレントミラー回路を電流調整回路として用いる構成である。
このようにして、駆動回路101,102それぞれの電流増幅率を調整することにより、発光効率の異なる橙LED1と緑LED2をそれぞれ適切な通電電流で点灯することができる。
さらに、トランジスタサイズ比以上に電流増幅率を高める場合は、カレントミラー回路にエミッタ抵抗を追加する。
図3は、本実施の形態1に係るLED点灯装置の駆動回路の変形例である。この駆動回路101において、トランジスタQ1,Q3のエミッタに抵抗R1,R3がそれぞれ追加された構成である。この抵抗R1,R3の各一端はトランジスタQ1,Q3のエミッタに接続され、各他端は接地電位側に接続されている。このように抵抗R1,R3を追加し、その比率も変更することで、電流I1の数倍〜数百倍の電流をLED1に流すことができる。
駆動回路102も同様に、トランジスタQ2,Q4のエミッタに抵抗R2,R4を追加して、電流I2を増幅した電流をLED2に流すことができる。
また、図3のように電流増幅率を高めることでLED1,2に大電流を流す場合には、トランジスタQ1,Q3には大きいベース電流が必要となる。その場合には、カレントミラー回路をベース電流補償型にする。
図4は、本実施の形態1に係るLED点灯装置の駆動回路の変形例である。この駆動回路101において、トランジスタQ1,Q3へベース電流を供給するためのNPN型のトランジスタQ5が追加された構成である。このトランジスタQ5のベースは電流入力側のトランジスタQ3のコレクタに接続され、トランジスタQ5のコレクタは直流電源Vccに接続され、トランジスタQ5のエミッタはトランジスタQ1,Q3の各ベースに接続され、トランジスタQ5で増幅したエミッタ電流をトランジスタQ1,Q3のベースへ出力する。
さらに、このトランジスタQ5のオンオフを切り換えるため、トランジスタQ5のベースと直流電源VccのラインにはスイッチSW3が介設され、ベースと接地電位側のラインにはスイッチSW5が介設されている。スイッチSW3は、図6に示したような制御回路10の入力端子11’からの制御信号A’に従ってオンオフ動作する。この制御信号A’は、図2(b)に示す制御信号Aの逆位相であり、例えば入力端子11,11’間にインバータ素子を介設して位相を反転する。一方のスイッチSW5は、制御回路10の入力端子11からの制御信号Aに従ってオンオフ動作する。
スイッチSW3がオン、かつ、スイッチSW5がオフすると、電流I1がトランジスタQ5のベースに流れてコレクタ−エミッタ間が導通する。そして、トランジスタQ5で増幅した電流がトランジスタQ1,Q3のベースに流れて、トランジスタQ1,Q3の各コレクタ−エミッタ間が導通してLED1が点灯する。一方、スイッチSW3がオフ、かつ、スイッチSW5がオンすると、トランジスタQ5のコレクタ−エミッタ間が遮断され、トランジスタQ1,Q3にベース電流が供給されないのでLED1が消灯する。
駆動回路102も同様に、トランジスタQ6、スイッチSW4,SW6を追加して、ベース電流補償型のカレントミラー回路を構成すればよい。
以上より、実施の形態1によれば、LED点灯装置は、直流電源Vccに対して並列に接続されたLED1,2と、LED1,2毎に設けられて直流電源VccからLED1,2への電流の供給と停止を切り換える駆動回路101,102と、駆動回路101,102を独立に制御してLED1,2毎に点灯と消灯を行う制御回路10とを備え、制御回路10は、LED1またはLED2を点灯する場合(IまたはII)、人間が視覚的に残像として認識できる程度の速度で点灯と消灯を繰り返して間欠点灯させるように構成した。このため、視認性を損なうことなく、従来の連続点灯よりも消費電流を低減することができる。
また、実施の形態1によれば、制御回路10は、LED1,2をそれぞれ間欠点灯する場合(III)、一方のLEDが点灯している間は他方のLEDが消灯するように間欠点灯のタイミングを互いにずらすように構成した。このため、視認性を損なうことなく、従来の連続点灯よりも全体の消費電流を低減することができる。また、消費電流を抑えることで、光電スイッチの自己発熱を抑えることが可能となる。さらに、LED点灯用の電流を抑えることで、全体の消費電流を保ったまま、つまり電力消費量を増やすことなく、光電スイッチの他の回路ブロックでの機能向上および性能改善を図ることができる。
また、実施の形態1によれば、間欠点灯の速度を50Hzから10kHzの範囲内とするように構成したので、見かけ上は人間が視覚的に残像として認識でき光源としての品質を損なうことがなく、かつ、光電スイッチの動作速度およびLED素子の応答速度に最適な間欠点灯を行うことができる。
また、実施の形態1によれば、LED1,2は互いに発光効率が異なる特性を有し、駆動回路101,102は直流電源Vccから出力される電流I1,I2を、LED1,2の特性に合わせた所定の電流値にそれぞれ調整する電流調整回路(カレントミラー回路)を有するように構成した。このため、従来のように発光効率の悪い緑のLED2に合わせて通電電流を設定する必要がないので余分な電流を抑えることができると共に、橙と緑の各LED1,2を最適な通電電流で点灯することができる。
なお、本発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は、上述した実施の形態の構成に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更などがあっても本発明に含まれることは言うまでもない。
例えば、図示例では2つのLED1,2を点灯するために2つの駆動回路101,102を設けたが、3つ以上のLEDを点灯するためにLED毎にそれぞれ駆動回路を設けて、間欠点灯時の点灯タイミングをずらすよう構成すればよい。
例えば3つのLED1〜3を並列に接続して、それぞれに駆動回路を設けた場合の具体例を説明する。図5はLED1〜3を同時点灯する場合の点灯動作のタイミングチャートであり、ハイレベルが点灯、ロウレベルが消灯を示す。例えば、図5(a)に示すようにLED1〜3をそれぞれ間欠点灯する場合に、点灯タイミングが互いに重ならないように制御すれば、消費電流を効果的に低減することができる。
または、図5(b)に示すように、消費電流の最も大きいLED1が点灯する期間は、消費電流の比較的小さいLED2,3を消灯し、反対にLED2,3が点灯する期間はLED1を点灯するように、間欠点灯の点灯タイミングをずらしてもよい。この場合にも、LED1〜3を同時に連続点灯する場合に比べて、消費電流を低減することができる。
また例えば、図示例ではカレントミラー回路を構成するトランジスタとしてNPN型のバイポーラトランジスタを用いたが、PNP型のバイポーラトランジスタ、電界効果トランジスタ等を用いてもよい。
また例えば、このLED点灯装置を適用する電子機器の一例として光電スイッチを説明したが、これに限定されるものではなく、近接スイッチ等に適用してもよい。
1,2 LED
10 制御回路
11 入力端子
12 入力端子
101,102 駆動回路
Q1〜Q6 トランジスタ
R1〜R4 抵抗
SW1〜SW6 スイッチ

Claims (4)

  1. 電源に対して並列に接続された複数のLEDと、
    前記LED毎に設けられ、前記電源から前記LEDへの電流の供給と停止を切り換える駆動回路と、
    前記駆動回路を独立に制御して、前記LED毎に点灯と消灯を行う制御回路とを備え、
    前記制御回路は、前記LEDを点灯する場合、人間が視覚的に残像として認識できる程度の速度で点灯と消灯を繰り返して間欠点灯させることを特徴とするLED点灯装置。
  2. 制御回路は、複数のLEDをそれぞれ間欠点灯する場合、任意のLEDが点灯している間はその他のLEDが消灯するように間欠点灯のタイミングをずらすことを特徴とする請求項1記載のLED点灯装置。
  3. 間欠点灯の速度は、50Hzから10kHzの範囲内とすることを特徴とする請求項1または請求項2記載のLED点灯装置。
  4. 複数のLEDは、互いに発光効率が異なる特性を有し、
    駆動回路は、電源から出力される電流を、前記LEDの特性に合わせた所定の電流値に調整する電流調整回路を有することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のLED点灯装置。
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