JP4986420B2 - トランジスタ - Google Patents

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Description

この発明は半導体装置、特に、パワーデバイスに適用するトレンチMOSゲートを形成する技術に関するものである。
図41〜図48は、トレンチMOSゲートを形成する従来のプロセスを工程順に示す断面図である。まず図41に示される構造を準備する。図41において下から順に、不純物濃度の高いP型半導体層103、不純物濃度の高いN型半導体層102、不純物濃度の低いN型半導体層101、P型ベース層104が積層された構造に対し、溝200がP型ベース層104の上面からN型半導体層101の途中まで形成されている。但し、P型ベース層104の上面において溝200の周囲に不純物濃度の高いN型半導体層105が選択的に形成されている。
次に溝200の内壁を含み、図41に示された構造で上側に露出する面の全体にわたってゲート酸化膜111を形成する(図42)。更にゲート酸化膜111の上にポリシリコン等のゲート電極材料112を設け、溝200を充填する(図43)。そして溝200に充填されたゲート電極材料112のみをゲート電極113として残し、それ以外のゲート電極材料112をエッチングによって除去する(図44)。
その後、ゲート電極113の表面を酸化させて酸化膜115を形成する(図45)。隣接するN型半導体層105の間で露出するP型ベース層104において、酸化膜111を介したイオン注入等により不純物濃度が高いP型半導体層118を形成し、更に例えばCVD法によって形成される酸化膜を用いて層間絶縁膜116,117をこの順に堆積させる(図46)。層間絶縁膜116,117は選択的にエッチングされて図47に示されるようにゲート電極113の上方のみに残置する。
更にスパッタ法やランプアニール等を用いてシリサイド層119をN型半導体層105、P型半導体層118及びゲート電極113の上面に形成し、全面にバリアメタル120、アルミ配線層121を堆積させる(図48)。図49は図48におけるQQ方向から見た断面図を示し、溝200の両側には分離酸化膜122、P型半導体層123が設けられている。溝200の端部において、シリサイド層119及びバリアメタル120を介してアルミ配線層121とゲート電極113とが接続されている。
特開平7−130679号公報 特開平7−263692号公報 特開平8−23092号公報 特開平7−249769号公報
従来のトレンチMOSゲートは上述のように形成され、図48、図49に示される構造を有していたため、溝200の開口部C、底部Dにおいてゲート酸化膜111が局所的に薄くなっていた。特に開口部Cではゲート電極113との界面でゲート酸化膜111に凸状部分が現れる。しかも開口部Cにおいては、図43から図44へと移る工程において、ゲート電極材料112をエッチングすることによるダメージがゲート酸化膜111に与えられ、ゲート酸化膜111の特性が一層悪化しているという第1の問題点があった。
また、アルミ配線層121の平坦性が悪いと、トレンチMOSゲートを採用するトランジスタのアセンブリ工程においてアルミ配線層121に直径50〜400μmのアルミ細線をボンディングさせる際(即ちセル上ボンディングの際)、ボンディングの衝撃でトレンチMOSゲートが破壊され易くなる。しかもアルミ配線層121とアルミ細線との接触面積が小さくなる傾向となり、当該接触部分での抵抗の上昇を招いてしまう場合がある。これではトレンチMOSゲートを採用するトランジスタがONしている際の抵抗が見かけ上増大してしまうという第2の問題点もあった。
そして第2の問題点を解決すべく、アルミ配線層121を厚く成膜しようとすると、トレンチMOSゲートが形成されるウエハが大きく反えり、露光工程が困難であるという第3の問題点を招くことになる。
本発明は上記の第2及び第3の問題点を解決するためになされたもので、ONしている際の抵抗が見かけ上増大してしまうことを回避する半導体装置や、半導体基板の反りが抑制される半導体装置の製造方法を提供することを目的としている。
この発明にかかるトランジスタは、 ベース層と、ゲート電極と、バリアメタルと、第1の導電層と、第2の導電層とを備える。前記ゲート電極はMOS構造を呈する。前記バリアメタルは前記ゲート電極の上方に設けられる。前記第1の導電層は前記ゲート電極の上方に設けられ、前記ベース層の上面に設けられたエミッタ層に前記バリアメタルを介して接続される。前記第2の導電層は、前記第1の導電層よりも衝撃について強度が高く、少なくとも前記ゲート電極の直上において前記バリアメタルと前記第1の導電層との間に介在して前記第1の導電層の平坦性を改善する。
この発明にかかるトランジスタによれば、第2の導電層は、第1の導電層に対してボンディングを施す際に、ゲート電極に対する緩衝材として機能する。また第2の導電層が介在することにより、第1の導電層の平坦性は改善される。よって、ボンディングの衝撃でMOS構造を呈するゲート電極が破壊されることや、これを採用するトランジスタがONしている際の抵抗が見かけ上増大してしまうことが回避される。
実施の形態1.
図1及び図2並びに図4乃至図15は本発明の実施の形態1にかかるIGBTを製造する方法を工程順に示す断面図であり、また図3は上面図である。先ず、図1に示すように、下から順に、不純物濃度の高いP+ 型半導体層3、N型半導体層2、不純物濃度の低いN- 型半導体層1が積層された構造を得る。例えば半導体の材料としてシリコンを用いる事ができる。N- 型半導体層1はその不純物濃度が1×1012〜1×1014cm-3であり、厚さは40〜600μmである。またN型半導体層2はその不純物濃度のピークが1×1018cm-3以下であり、拡散深さはP+ 型半導体層3の拡散深さ以上であって400μm以下である。またP+ 型半導体層3はその表面における不純物濃度のピークが2×1018cm-3以上であって、拡散深さはN型半導体層2の拡散深さ以下である。かかる構造は、N- 型半導体層1の裏面(図1において下方に存在する面)に対してイオンを注入し拡散することにより、順次N型半導体層2、P+ 型半導体層3を形成して得ることができる。勿論、エピタキシャル成長を用いて形成してもよい。
次にN- 型半導体層1の表面(図1において上方に存在する面)に対してP型ベース層4を形成する。P型ベース層4は例えば不純物濃度のピークが1×1015〜1×1018cm-3であり、拡散深さは1〜4μmである。更にP型ベース層4の上面において、格子状に選択的にN+ 型拡散層5を形成する(図3)。N+ 型拡散層5はその表面における不純物濃度が1×1018〜1×1020cm-3であって、拡散深さは0.3〜2μmである。図4、図5はそれぞれ図3に示した位置IV-IV、V-Vの断面を示す。以降ではまず位置IV-IVにおける構造について説明する。
次に隣接するN+ 型拡散層5の端部及び、これらに挟まれたP型ベース層4を覆い、N+ 型拡散層5の中央部を露出させる酸化膜6を、例えばCVD法による成膜及びパターニングを用いて形成する(図6)。
酸化膜6をマスクとしてエッチングを行い、N- 型半導体層1、N+ 型拡散層5を貫通し、P型ベース層4に底部を有するトレンチ302を形成する。トレンチ302の開口部の周囲にはN+ 型拡散層5がN+ 型エミッタ拡散層51として残置する(図7)。
その後、酸化膜の等方性エッチングを行って酸化膜6の端部を、トレンチ302の開口部から横方向(N- 型半導体層1の厚さ方向と直交する方向)へ距離xだけ後退させる(図8)。次いで半導体の等方性エッチングを行うことにより、トレンチ302の開口部のN+ 型エミッタ拡散層51及びトレンチ302の底部のP型ベース層4の角が丸められ、トレンチ301が形成される(図9)。
その後熱酸化を施すことにより、トレンチ301の内壁に犠牲酸化膜10を一旦形成する(図10)。この際、酸化膜6も増厚して酸化膜61となる。その後にエッチングを行って犠牲酸化膜10及び酸化膜61を除去する。かかる犠牲酸化膜の形成及び除去により、トレンチ301の開口部及び底部は一層丸められ、側壁はより平滑化し、トレンチ300が形成される(図11)。
図7乃至図11に示すようにトレンチを302,301,300の手順で形成してその側壁を平滑化し、その角を丸める技術は、例えば特許文献2に記載されている。例えば犠牲酸化膜10は、950℃乃至1100℃で酸素雰囲気において100〜300nm程度形成される。その後、例えば950℃以上の水蒸気もしくは酸素雰囲気で熱酸化し、図11に示す構造で露出している表面(トレンチ300の内壁を含む)にゲート酸化膜11を形成する。
あるいはゲート酸化膜11の形成に先立ち、図11に示す構造に対し、犠牲酸化膜10の形成・除去に引き続いて、更に新たな犠牲酸化膜の形成、除去を行っても良い。新たな犠牲酸化膜の形成は、例えば水蒸気雰囲気において犠牲酸化膜10を形成する際よりも低い温度で行う。この場合には、ゲート酸化膜11の形成は、水蒸気雰囲気において、例えば1000℃以下の熱酸化で行う方が、トレンチの底部を丸める効果が高くなる。
ゲート酸化膜11を覆い、トレンチ300を充填するゲート電極用多結晶シリコン膜12を形成する(図12)。ゲート電極用多結晶シリコン膜としては、例えば燐を高い濃度で含んだもの、あるいはドープしないものに燐がイオン注入したものを用いればよい。
ゲート電極用多結晶シリコン膜12をパターニングすることにより、トレンチ300を充填するとともにトレンチ300の開口部及びその近傍を覆うゲート電極13を得る。ここで寸法WGはゲート電極13のうちP型ベース層4やN+ 型エミッタ拡散層51よりも上方にある頭部の径(断面の幅)であり、寸法WTはトレンチ300が直線状に伸びる部分の内壁の径(断面の幅)であり、寸法WCはトレンチ300の断面におけるゲート酸化膜11とP型ベース層4との境界(即ちトレンチ300の内壁)からトレンチ300よりも上方におけるゲート電極13の端面に至る距離である(図13)。
但し、上記寸法の間には、WG≧1.3・WT及びWC≧0.2μmの少なくともいずれか一方の関係がある。即ち、トレンチ300の内壁よりも開口部から0.2μm以上遠く離れた、P型ベース層4N+ 型エミッタ拡散層51の上方におけるゲート電極用多結晶シリコン膜12を選択的に除去する。あるいは径がトレンチ300の内壁の径の1.3倍以上である頭部を形成するのである。
その後、隣接するN+ 型エミッタ拡散層51の間に露出するP型ベース層4の上面から、イオン注入等により不純物濃度が高いP型半導体層18を形成する(図14)。更に例えばCVD法によって層間絶縁膜16,17をこの順に堆積させる(図15)。層間絶縁膜16,17を選択的にエッチングして図16に示すとおりゲート電極13の上方のみに残置する。更にスパッタ法やランプアニール等を用いてN型半導体層51、P型半導体層18及びゲート電極113の上面にシリサイド層19を形成し、全面にバリアメタル20、アルミ配線層21を堆積させる(図17)。アルミ配線層21の材料としては、例えばAlSi,AlSiCu,AlCuなどを用いる。
このように、ゲート電極13のうち、トレンチ300の上方に突出した部分が、トレンチ300の幅よりも大きな構成は、例えば特許文献3に開示されている。しかし、本願発明では特にWG≧1.3・WT、或いはWC≧0.2μmの少なくともいずれか一方の関係を保つことにより、ゲート酸化膜の特性が良好になるという利点を有する。
なお、図17における断面では、寸法WCが大きければバリアメタル20は必ずしもN+ 型エミッタ拡散層51に接触しない。しかし、アルミ配線層21とN+ 型エミッタ拡散層51と別の箇所で接続できる。図18は、図17に示す断面に対して平行な別の位置における断面を示す。図19は図17、図18で示した構造において、N+ 型エミッタ拡散層51の存在する位置で基板深さ方向と直交する平面での断面図である。N+ 型エミッタ拡散層51が存在する位置よりも上方の構成を無視すれば、図19に示した位置XVII−XVII,XVIII−XVIIIの断面が、それぞれ図17、図18に相当する。位置XVII-XVII,XVIII-XVIIIはそれぞれ図3に示した位置IV-IV,V-Vに相当する。
図18に示した断面では、図5に示すようにN+ 型拡散層5をP型ベース層4の上面の全体を覆うように形成する。よってこの断面では、P型半導体層18が形成されておらず、隣接するトレンチ300の間でN+ 型エミッタ拡散層51が連続しており、アルミ配線層21はシリサイド19及びバリアメタル20を介してN+ 型エミッタ拡散層51と接続している。
図20及び図21は、それぞれ寸法WG,WCがトレンチMOSゲートの歩留まりに与える影響を示すグラフである。歩留まりは、例えばある基準電圧以下の電圧が印加されて絶縁破壊が生じるトレンチMOSゲートを不良として判断し、あるいはある基準電流以上のリーク電流が流れるトレンチMOSゲートを不良として判断する。図20からはWG=1.3・WTを境界にして、また図21からはWC=0.2μmを境界として、それぞれ歩留まりが飛躍的に向上することがわかる。
このように歩留まりが向上する理由の詳細は不詳であるが、第1の原因としては、トレンチを302,301,300の手順で形成し、トレンチ開口部および底部の角を丸めたことが挙げられる。このため、ゲート電極13とP型ベース層4との間にかかる電界の分布が局所的に高くなることが回避でき、しかもゲート酸化膜11はトレンチ300の内壁からP型ベース層4の上面にかけてほぼ均一に成膜できるので、ゲート酸化膜11の形状によって絶縁破壊やリークが生じ難くなるものと推定できる。
そして第2の原因として、上述したようにトレンチMOSゲート構造では、トレンチ開口部がゲート酸化膜特性に関しWeak Spotであるため、WC,WGを大きくすることにより、ゲート電極用多結晶シリコン膜12をエッチングしてゲート電極13を形成する際、ゲート酸化膜11のうちトレンチ300の開口部近傍の部分がエッチングに曝されなくなり、プラズマダメージによるゲート酸化膜特性の劣化が防がれていることが挙げられる。つまりゲート酸化膜11がエッチングされないため、絶縁破壊やリーク及び信頼性等のゲート酸化膜特性の劣化が生じ難くなるものと推定できる。
以上のように、本実施の形態によればトレンチMOSゲートのゲート酸化膜を形状と膜質の双方について改善できるので、その特性を向上させ、トレンチMOSゲートの歩留まりを向上させたものと考えることができる。
なお、ゲート抵抗を低くする目的で、ゲート電極13の表面に、例えばTiSi,CoSi等のシリサイド層を形成しても良い。またゲート電極13の表面を、図44から図45へと移る工程のように、酸化してもよい。但し、この場合には、ゲート電極13に含まれる不純物(例えば燐)が酸化してゲート酸化膜11とゲート電極13との界面への偏析が生じたり、ゲート電極13の粒界が酸化されることに伴って不純物の酸化物が形成されたりして、ゲート酸化膜特性を悪化させ易くなる可能性がある。
実施の形態2.
図22及び図23は、本発明の実施の形態2にかかるIGBTを製造する方法を工程順に示す断面図である。まず実施の形態1において示された工程を用いて図4に示す構造を得る。その後P型ベース層4及びN+ 型拡散層5の上方からシリコンイオン91の注入を行う(図22)。そして図6乃至図12で示す工程を施すことにより、図23に示す構造を得る。
ここでゲート酸化膜11の厚さが図12に示す構造と異なっている。トレンチ300の開口部周辺でN+ 型エミッタ拡散層51を形成した位置(P型ベース層4の上面からの深さ)において、P型ベース層4の厚さ方向と直交する横方向に沿ってのゲート酸化膜11の厚さW1と、トレンチ300の内壁部、例えばP型ベース層4に隣接する位置において、上記横方向に沿ってのゲート酸化膜11の厚さW2とは、W1≧1.3・W2の関係を有している。
従って、N+ 型エミッタ拡散層51とN- 型半導体層1とに挟まれたトレンチ300近傍のP型ベース層4(ここにチャネルが形成される)に対峙するゲート酸化膜11を薄くしつつも、強電界が生じるトレンチ300の開口部に位置するゲート酸化膜11を厚くすることができるので、チャネルを形成する特性を損なわずにゲート酸化膜の絶縁破壊を抑制することができる。
なお特許文献4では、トレンチの開口部近傍であって、エミッタ拡散層が形成されない箇所において、エミッタ拡散層と同時に形成される不純物拡散層を酸化させて、開口部のゲート酸化膜の厚さを増す技術が開示されている。しかし本発明ではN+ 型エミッタ拡散層51がトレンチ300の開口部に設けられているので、当該部分での特許文献4に開示された効果に加え、ゲート酸化膜11の厚さを増加させることができる。
本発明ではシリコンイオン91の注入により、N+ 型エミッタ拡散層51はアモルファス化する。そしてこのアモルファス化したN+ 型エミッタ拡散層51を酸化して得られるゲート酸化膜11の厚さを、トレンチ300の内壁に露出するN- 型半導体層1及びP型ベース層4を酸化して得られるゲート酸化膜11の厚さよりも増大させることになる。よって単に特許文献4に開示された技術を用いてトレンチ開口部近傍のゲート酸化膜を厚くした場合と比較すると、本発明では更にトレンチMOSゲートの歩留まりを高めることができる。
しかも、シリコンイオン91を注入することにより、その飛程付近には転位ループ等の二次欠陥が形成される。この二次欠陥は、P型ベース層4にトレンチ300を形成する際に生じる微小欠陥に対し、ゲッタリングサイトとして機能する。この微小欠陥は、N- 型半導体層1及びP型ベース層4において形成された接合において、逆バイアスされる際に流れるリーク電流を増大させる機能がある。よって本実施の形態によればかかる場合に流れるリーク電流を抑制することができる。
図24は本実施の形態の変形を示す断面図である。図22に示されたようにP型ベース層4及びN+ 型拡散層5の両方にシリコンイオン91を注入しなくても、N+ 型拡散層5にのみ注入すれば足りる。トレンチ300の開口部近傍のN+ 型エミッタ拡散層51のみがアモルファス化すれば上記効果は得られるためである。したがって、N+ 型拡散層5を露出し、P型ベース層4を覆うマスク22を介してシリコンイオン91を注入してもよい。
実施の形態3.
図25及び図26は、本発明の実施の形態3にかかるIGBTを製造する方法を工程順に示す断面図である。まず実施の形態1において示す工程を用いて図8に示す構造を得る。この構造の上方に露出する領域(トレンチ302の内壁を含む)に、ノンドープのアモルファスシリコン層23を堆積させる(図25)。
アモルファスシリコン層23は、トレンチ302を形成することによりその周囲のN- 型半導体層1及びP型ベース層4に生じた微小欠陥24に対し、ゲッタリング材として機能する。よって更にシリコンの等方性エッチングを行い、アモルファスシリコン層23を除去して微小欠陥24を減少させることができる。この際、トレンチ302の開口部のN+ 型エミッタ拡散層51及びトレンチ302の底部のP型ベース層4の角が丸められ、トレンチ303が形成される(図26)。
この後、図10以降に示す実施の形態1の工程に基づいてトレンチMOSゲートを形成すれば、ゲート酸化膜11の形成において微小欠陥24が悪影響を及ぼすことを抑制できる。よって、トレンチMOSゲートを用いたトランジスタのチャネル領域での移動度の向上、主接合でのリーク特性を改善できる。
なお、アモルファスシリコン層23の替わりにノンドープの多結晶シリコン層を堆積させても同様の効果を得ることができる。
また、特にアモルファスシリコン層23を堆積させなくても、実施の形態1における図8に示す工程の直後にアニール工程を行っても同様の効果を得ることができる。トレンチ302を形成する際にN- 型半導体層1及びP型ベース層4に与えられたダメージを、アニールによってトレンチ302の内壁近傍へと凝集させることができ、更に実施の形態1において図10及び図11を用いて示す犠牲酸化膜10の形成及び除去を行うことで上記ダメージが除去されるからである。
実施の形態4.
図27及び図28は、本発明の実施の形態4にかかるIGBTを製造する方法を工程順に示す断面図である。まず実施の形態1において示した工程を用いて図9に示す構造を得る。この構造の上方に露出する領域(トレンチ301の内壁を含む)に、ノンドープのアモルファスシリコン層25を堆積する(図27)。
アモルファスシリコン層25は、実施の形態3で示したアモルファスシリコン層23と同様に、N- 型半導体層1及びP型ベース層4に生じた微小欠陥に対するゲッタリング材として機能する。よって、その後にアモルファスシリコン層25を除去すれば微小欠陥24が減少する。
そしてアモルファスシリコン層25を酸化させて犠牲酸化膜26を形成する(図28)。この後、図11以降に示した実施の形態1の工程に基づいて犠牲酸化膜26を除去し、トレンチMOSゲートを形成すれば、ゲート酸化膜11の形成において微小欠陥24が悪影響を及ぼすことが抑制できるので、MOSトランジスタの移動度の向上、主接合でのリーク特性の改善を実現できる。
なお、実施の形態3と同様にしてアモルファスシリコン層25の替わりにノンドープの多結晶シリコン層を堆積させても同様の効果を得ることができる。また、特にアモルファスシリコン層25を堆積させなくても、実施の形態1における図9に示した工程の直後にアニール工程を行っても同様の効果を得ることができる。実施の形態3の場合と同様に、犠牲酸化膜の形成、除去に先だって行われるアニールは、N- 型半導体層1及びP型ベース層4に与えられたダメージを、アニールによってトレンチ302の内壁近傍へと凝集させることができるからである。
実施の形態5.
図29は、本発明の実施の形態5にかかるIGBTを製造する方法を示す断面図である。まず実施の形態1において示された工程及び実施の形態3において示した工程を用いて図27に示す構造を得る。その後、少なくともトレンチ301の内壁に堆積したノンドープのアモルファスシリコン層25に対して窒素イオン92を注入する(図29)。そしてアニールを施すことにより、アモルファスシリコン層25に注入した窒素イオン92はトレンチ301の周囲のN- 型半導体層1及びP型ベース層4へと拡散する。
その後、アモルファスシリコン層25を酸化して、図28に示すような酸化膜26を形成し、更に酸化膜26,6を除去し、実施の形態1の図11で示した構造を得る。トレンチ300の周囲のN- 型半導体層1及びP型ベース層4には窒素が存在するので、実施の形態1の図12で示したように酸化を行ってゲート酸化膜11を形成し、ゲート電極用多結晶シリコン膜12を堆積すると、形成されたゲート酸化膜11とN- 型半導体層1及びP型ベース層4との界面からゲート酸化膜11とゲート電極用多結晶シリコン膜12との界面にかけて窒素が存在することになる。
この窒素は、ゲート酸化膜11とN- 型半導体層1及びP型ベース層4との間のダングリングボンドと結合したり、結晶欠陥の位置を占めるので、界面準位の発生を抑制する。更に、例えばN- 型半導体層1及びP型ベース層4がシリコンを主体としているとすれば、ゲート酸化膜11中の電子トラップとして機能するSi−H結合や、Si−PH結合の替わりにSi−N結合が生成される。よってゲート酸化膜11中の電子トラップを低減することもできる。
更にまた、N- 型半導体層1及びP型ベース層4、もしくはゲート電極用多結晶シリコン膜12から不純物がゲート酸化膜11へ拡散することも抑制される。
このようにしてゲート酸化膜11の信頼性が向上し、またトレンチMOSゲートを用いるトランジスタのホットキャリア耐性及びチャネル領域の移動度が向上する。
なお、窒素イオン92の注入は、実施の形態1の図10に示した構造に対して行っても良い。つまり犠牲酸化膜10が形成された後に窒素イオン92を注入し、犠牲酸化膜10を介してトレンチ301の周囲のN- 型半導体層1及びP型ベース層4へ窒素を導入することができる(図30)。
窒素イオン92の注入は、図29、図30に示したいずれの構造に対しても上方から全面に行うことができる。後に形成されるP型半導体層18(実施の形態1の図14参照)を形成する領域は、トレンチを形成する際のマスクとなる為に厚く設定された酸化膜6,61によって覆われており、これが窒素イオン92の注入を阻むことができるからである。
また、アモルファスシリコン層25の替わりにノンドープの多結晶シリコン層を堆積させても同様の効果を得ることができることは実施の形態3,4と同様である。
なお、特許文献1に開示されるような、窒素をイオン注入した酸化膜をそのままゲート酸化膜とする技術や、窒素イオン92の注入をN- 型半導体層1、P型ベース層4に対して直接に行う技術よりも、本実施の形態のように、後に除去されるアモルファスシリコン層25や犠牲酸化膜10、あるいは多結晶シリコン層を介して行う方が、トレンチMOSゲートを含むトランジスタの特性や接合リークを悪化させないという点で望ましい。
実施の形態6.
図31は、本発明の実施の形態6にかかるIGBTを製造する方法を示す断面図である。まず実施の形態1において示された工程を用いて図16に示した構造を得る。その後バリアメタル20を堆積するが、アルミ配線層21の堆積に先だってアルミよりも強度の高い、例えばタングステンやモリブデン等を材料として、緩衝材27をバリアメタル20上に堆積する。例えば緩衝材27の膜厚は、アルミ配線層21の膜厚の40%以下に設定される。
このように緩衝材27を、少なくともトレンチMOSゲートの直上においてバリアメタル20とアルミ配線層21との間に介在することにより、アルミ配線層21の平坦性を改善する。よって、セル上ボンディングの際、ボンディングの衝撃でトレンチMOSゲートが破壊されることや、トレンチMOSゲートを採用するトランジスタがONしている際の抵抗が見かけ上増大してしまうことが回避される。
実施の形態7.
図32は、本発明の実施の形態7にかかるIGBTの構造を概念的に示す平面図である。アルミあるいはアルミ合金からなるエミッタパッド31及びゲートパッド28とがチップ周辺ガードリング領域30によって囲まれている。
図33及び図34はそれぞれ図32における矢視方向AA,BBにおける断面図である。エミッタパッド31はN+ 型エミッタ拡散層51と導通し、ゲートパッド28はゲート電極13と導通する。図33に示される断面において、アルミ配線層21はエミッタパッド31に覆われており、トレンチMOSゲートの直上における金属層の厚さDG(図33に即して言えばアルミ配線層21の厚さとエミッタパッド31の厚さとの合計)が増加する。よって実施の形態6と同様に、セル上ボンディングの際の衝撃によるトレンチMOSゲートの破壊を回避する事ができる。
図35は厚さDGと、アセンブリ工程後のトレンチMOSゲートの歩留まりとの関係を示すグラフである。トレンチMOSゲートの直上における金属層を厚くするほど歩留まりが向上することがわかる。なお、DG=5μmの場合は、図31に示す場合に相当する。
但し、トレンチMOSゲートの直上におけるアルミ配線層21をエミッタパッド31と一体に連続して作成するのは望ましくない。図36は厚さDGとトレンチMOSゲートを形成するウエハの反り量との関係を示すグラフであり、曲線L1,L2は、1回の成膜工程によって、及び2回の成膜工程によってアルミ配線層21及びエミッタパッド31を形成して、それぞれ厚さDGの金属層を得た場合を示している。ウエハの反り量が80μmを越えると露光機での処理が困難となるため、1回の成膜工程によって厚さDGを増加させることに比較して、2回の成膜工程によって厚さDGを増加させることが有利である。
このように、アルミ配線層21及びエミッタパッド31をそれぞれ形成することによって厚さDGが大きくてもウエハの反り量を抑制できるのは、エミッタパッド31を形成する前にアルミ配線層21をパターニングすることによって、ウエハ上でアルミ配線層21が占める面積を低減させるからである。
例えば図34においてエミッタパッド31はアルミ配線層21を覆っており、図34において現れるアルミ配線層21はN+ 型エミッタ拡散層51に接続されている。しかし、図49に示すアルミ配線層121と同様にして、アルミ配線層21は他の箇所においてN+ 型エミッタ拡散層51の代わりにゲート電極13に接続されている。つまりアルミ配線層21は、上述のパターニングにより、ゲート電極13に接続される第1部分と、N+ 型エミッタ拡散層51に接続される第2部分との2種類に区分される。
アルミ配線層21のうち、図34において現れない断面でゲート電極13に接続される第1部分の上には、エミッタパッド31と接触しないようにして短絡を回避するため、層間絶縁膜32が設けられる。図34においてもこの層間絶縁膜32が現れている。
なお、チップ周辺ガードリング領域30においては、層間絶縁膜16,17の下方にはトレンチ300が設けられる代わりに、分離酸化膜34が形成されている。またチップ周辺ガードリング領域30とトレンチMOSゲートとの境界近傍には深いP型の拡散層35が形成されている。
変形例:
本発明は上記実施例に示されたIGBTの構成に限定されない。図37は本発明を適用可能な他の素子の構造を示す断面図である。トレンチ300a,300bのいずれもトレンチ300と同様にして形成される。トレンチ300aはゲート電極13と同様にして形成される多結晶シリコン膜13aと、ゲート酸化膜11とを内包している。また、トレンチ300bはゲート電極13b及びゲート酸化膜11を内包している。但し、トレンチ300bがP型ベース層4、N+ 型エミッタ拡散層51に隣接している一方、トレンチ300aはこれらの不純物拡散層には隣接していない。多結晶シリコン膜13a及びゲート電極13bのいずれの表面にも酸化膜15が形成されているものの、多結晶シリコン膜13aは、酸化膜15の一部が開口されることによって、バリアメタル20及びシリサイド19を介してアルミ配線層21と接続されている。
従って、多結晶シリコン膜13aはエミッタと等電位となって、ゲート電極13bとは電気的に分離されている。
図38は他のIGBTの構造を示す断面図である。図17に示した構造と比較して、ゲート電極13の表面にも酸化膜15が形成され、P+ 型半導体層3の代わりにP- 型半導体層33が形成されている点で異なる。更に、P- 型半導体層33からN型半導体層2に架けて選択的に形成されたP+ 型半導体層41と、P+ 型半導体層41及びP- 型半導体層33の両方に接触するコレクタ電極40が追加されている点でも異なっている。コレクタ構造がP+/P-構造となっているのは、デバイス動作時のコレクタ側からのホールの注入を抑えるためである。
また、図39は更に他の他のIGBTの構造を示す断面図である。図17に示した構造と比較して、ゲート電極13の表面にも酸化膜15が形成されている点と、P+ 型半導体層3において選択的に形成されたN+ 半導体層42が追加されている点と、P+ 型半導体層3及びN+ 半導体層42の両方に接触するコレクタ電極40が追加されている点でも異なっている。コレクタ構造がP+/N+ショート構造となっているのは、デバイス動作時のコレクタ側からのホールの注入を抑えるためである。
図40はトレンチMOSFETトランジスタの構造を示す断面図であり、図17に示したIGBTと比較して、ゲート電極13の表面にも酸化膜15が形成されている点と、P+ 型半導体層3の代わりにN+ 半導体層43を設けた点で異なっている。この構造においては、N+ 型エミッタ拡散層51は実質的にはソースとして、またN+ 半導体層43はドレインとして機能する。
図38乃至図40に示したいずれの構造に対しても、本発明によるトレンチMOSゲートの改善を適用できる。
本発明の実施の形態1を工程順に示す断面図である。 本発明の実施の形態1を工程順に示す断面図である。 本発明の実施の形態1を示す上面図である。 本発明の実施の形態1を工程順に示す断面図である。 本発明の実施の形態1を工程順に示す断面図である。 本発明の実施の形態1を工程順に示す断面図である。 本発明の実施の形態1を工程順に示す断面図である。 本発明の実施の形態1を工程順に示す断面図である。 本発明の実施の形態1を工程順に示す断面図である。 本発明の実施の形態1を工程順に示す断面図である。 本発明の実施の形態1を工程順に示す断面図である。 本発明の実施の形態1を工程順に示す断面図である。 本発明の実施の形態1を工程順に示す断面図である。 本発明の実施の形態1を工程順に示す断面図である。 本発明の実施の形態1を工程順に示す断面図である。 本発明の実施の形態1を工程順に示す断面図である。 本発明の実施の形態1を工程順に示す断面図である。 図17に示された断面に平行な断面を示す断面図である。 所定の平面で切断した場合の構造を示す上面図である。 寸法WGがトレンチMOSゲートの歩留まりに与える影響を示すグラフである。 寸法WCがトレンチMOSゲートの歩留まりに与える影響を示すグラフである。 本発明の実施の形態2を工程順に示す断面図である。 本発明の実施の形態2を工程順に示す断面図である。 実施の形態2の変形を示す断面図である。 本発明の実施の形態3を工程順に示す断面図である。 本発明の実施の形態3を工程順に示す断面図である。 本発明の実施の形態4を工程順に示す断面図である。 本発明の実施の形態4を工程順に示す断面図である。 本発明の実施の形態5を示す断面図である。 本発明の実施の形態5の変形を示す断面図である。 本発明の実施の形態6を示す断面図である。 本発明の実施の形態7を概念的に示す平面図である。 図32における矢視方向AAにおける断面図である。 図32における矢視方向BBにおける断面図である。 厚さDGとトレンチMOSゲートの歩留まりとの関係を示すグラフである。 厚さDGとトレンチMOSゲートが形成されるウエハの反り量との関係を示すグラフである。 本発明の適用可能な素子の構造を示す断面図である。 本発明の適用可能な素子の構造を示す断面図である。 本発明の適用可能な素子の構造を示す断面図である。 本発明の適用可能な素子の構造を示す断面図である。 従来のプロセスを工程順に示す断面図である。 従来のプロセスを工程順に示す断面図である。 従来のプロセスを工程順に示す断面図である。 従来のプロセスを工程順に示す断面図である。 従来のプロセスを工程順に示す断面図である。 従来のプロセスを工程順に示す断面図である。 従来のプロセスを工程順に示す断面図である。 従来のプロセスを工程順に示す断面図である。 図48におけるQQ方向から見た断面図である。
符号の説明
1 N- 型半導体層、2 N型半導体層、3 P+ 型半導体層、4 P型ベース層、5 N+ 型拡散層、51 N+ 型エミッタ拡散層、10,26 犠牲酸化膜、11 ゲート酸化膜、12 ゲート電極用多結晶シリコン膜、13 ゲート電極、21 アルミ配線層、22 マスク、23,25 アモルファスシリコン層、27 緩衝材、31 エミッタパッド、91 シリコンイオン、92 窒素イオン、300〜303 トレンチ、WT,WG,WC 寸法、W1,W2 厚さ。

Claims (1)

  1. ベース層と、
    MOS構造を呈するゲート電極と、
    前記ゲート電極の上方に設けられたバリアメタルと、
    前記ゲート電極の上方に設けられ、前記ベース層の上面に設けられたエミッタ層に前記バリアメタルを介して接続された第1の導電層と、
    記第1の導電層よりも衝撃について強度が高く、少なくとも前記ゲート電極の直上において前記バリアメタルと前記第1の導電層との間に介在して前記第1の導電層の平坦性を改善する第2の導電層と
    を備えるトランジスタ
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